JP2005151310A - 投射型画像表示装置の設置調整システム - Google Patents

投射型画像表示装置の設置調整システム Download PDF

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Abstract

【課題】数メートル先に設置されたスクリーンに対向して可搬型のプロジェクタを設置する投射型画像表示装置の設置調整システムにおいて、スクリーンに正対してプロジェクタを設置することが困難であった従来の課題を解決し、プロジェクタの設置位置調整者に対し、どのようにプロジェクタを移動させれば最適な位置にプロジェクタを設置可能か支援することにより、迅速にプロジェクタの設置位置調整が行えることを目的とする。
【解決手段】スクリーン2上の投射画像を撮像する撮像手段14と、その撮像画像よりプロジェクタ1が設置されている位置を検出する検出手段15と、前記検出結果に従いどのようにプロジェクタ1を移動させれば最適な位置に設置可能かを示す画像を発生する設置位置調整支援画像発生手段17とからなる構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶プロジェクタやDLPプロジェクタに代表される投射型画像表示装置をスクリーンに対向して設置する際、前記投射型画像表示装置を最適な位置に設置するための調整を支援する投射型画像表示装置の設置調整システムに関するものである。
近年、プレゼンテーションツールの進化と共にプロジェクタの小型・軽量化が行われたことにより、様々な会場にプロジェクタを持ち運びプレゼンテーションを行うシーンが増えている。
以下に従来の投射型画像表示装置の設置調整システムについて説明する。
従来、投射型画像表示装置の設置調整システムは、特許文献1に記載されたものが知られている。その投射型画像表示装置の設置調整システムを図21に示す。図21は、従来の投射型画像表示装置の設置調整システムの構成図を示すものである。図21において、100は投射型画像表示装置(以下、プロジェクタと称する)、200はプロジェクタ100から投射される画像を投影するスクリーンである。また、101はプロジェクタ100の設置調整を行うためのテストパターンを発生するテストパターン発生手段、102は前記テストパターンを液晶パネルに代表される表示素子に表示可能とする表示駆動手段、103は表示駆動手段102により表示された画像を拡大投射する投射レンズ、104はスクリーン200に投射された画像を撮像する撮像手段、105は撮像手段104により撮像された画像を基にプロジェクタ100が現在設置されている位置を把握する検出手段、106は検出手段105により検出された結果を基にテストパターン発生手段101及び表示駆動手段102を制御する制御手段である。
以上のように構成された従来の投射型画像表示装置の設置調整システムについて、以下その動作について説明する。
まず、プロジェクタ100をスクリーン200に対向し適当な位置に設置する。次に、プロジェクタ100内の各構成要素を初期化し、テストパターン発生手段101から発生した所定のテストパターンを投射レンズ103からスクリーン200に対して投射し、前記スクリーン200に投射された画像を撮像手段104により撮像する。このようにして撮像された投射画像を検出手段105で解析し、スクリーン200に投射された画像の歪みを投射レンズ103の位置調整或いは電気的にデータを補間することにより前記投射画像の歪みを自動的に補正する。
特開2000−241874号公報(段落番号「0017」−「0031」)
しかしながら上記従来の構成では、プロジェクタをスクリーンに対向して適当に設置した後にプロジェクタの各種調整を行うため、プロジェクタの設置位置が最適でないことにより生じる投射画像の歪みをプロジェクタに内蔵された歪み補正機能により補正する構成となる。歪み補正機能において、プロジェクタに搭載された投射レンズの位置調整には限界があり、また、電気的に投射画像データを補間して投射画像の歪みを補正する場合は投射画像の画素数を縮小するため画質が劣化するという問題点を有していた。更に、プロジェクタの設置位置がスクリーン位置に対し正対していないため、プロジェクタからスクリーンまでの距離が投射画像の左右或いは上下で異なることになり、投射画像の焦点がスクリーン上で均一にならないという問題点を有していた。
ここで、電気的に投射画像の歪みを補間することにより生じる投射画像の画質劣化について図22を用いて説明を行う。図22(a)のように斜め方向に拡大投射を行った場合、投射距離に応じて画素は拡大されるため、左右の画素数が同一でも投射距離が長い方(右辺)は投射距離が短い方(左辺)に比べスクリーン上で長さが異なり、プロジェクタからの投射画像は図22(a)のような台形となる。このような台形の投射画像を矩形にするには、長辺側(右辺)の画素数を減少させて、短辺側(左辺)に合わせる必要がある。例えば、図22(b)のように台形を矩形にするには、右辺側の画素数を10画素から6画素にするために、プロジェクタ内部で電気的に10画素の情報を6画素に圧縮し画質の劣化が生じる。
一方、スクリーンにプロジェクタを正対させて設置することが容易に可能であれば、スクリーンに投射された画像の歪みは発生せず前述のような課題は生じない。しかしながら、通常、スクリーンはプロジェクタの設置位置から数メートル先に設置されているため、プロジェクタの設置位置調整者は、遠方にあるスクリーンに正対して設置することが困難なため、手元にあるプロジェクタの設置台に対し平行にプロジェクタを設置する。この場合、図23(a)のようにプロジェクタの設置台300がスクリーンと正対していない時、スクリーンに投射した画像が歪むという問題が生じる。図23(a)の場合は図23(b)に示すようにプロジェクタの設置台300の設置方向を無視して数メートル先に設置されたスクリーンに正対してプロジェクタを設置すればよいが、目標対象が遠距離であり且つ人間の目の錯覚によりこのような位置にプロジェクタを設置することは実際には困難である。可搬型の小型・軽量プロジェクタは、通常、使用者がプロジェクタを持参して会議テーブルなどの上に設置するため、図23のようなケースが多くスクリーンに正対してプロジェクタを設置することが困難或いは設置位置調整に時間がかかるという問題が生じていた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、スクリーンに対向して設置するプロジェクタの設置位置調整を支援する投射型画像表示装置の設置調整システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、任意の画像を拡大投射する投射型画像表示装置と前記投射型画像表示装置から投射される画像を投影するスクリーンからなる前記投射型画像表示装置の設置調整システムにおいて、前記投射型画像表示装置は、前記投射型画像表示装置を前記スクリーンに対向して設置するために使用する設置位置調整用テストパターンを発生するテストパターン発生手段と、前記テストパターン発生手段から出力された前記設置位置調整用テストパターンを前記スクリーンに対して拡大投射する投射駆動手段と、前記投射駆動手段から前記スクリーンに拡大投射された画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段から撮像された画像をもとに現在前記投射型画像表示装置と前記スクリーンとの設置位置関係を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記投射型画像表示装置の設置位置情報を入力とし前記投射型画像表示装置をどの方向に移動させれば前記スクリーンに対して最適な位置に設置可能かを設置位置調整支援画像発生手段に対し制御すると共に前記テストパターン発生手段及び前記投射駆動手段を制御する制御手段と、前記制御手段により制御される情報に基づき前記投射型画像表示装置をどの方向に移動させれば前記スクリーンに対して最適な位置に前記投射型画像表示装置を設置可能か具体的に支援する画像を発生すると共にその支援画像を前記テストパターン発生手段から発生するテストパターン上に重畳する設置位置調整支援画像発生手段を備えたものであり、迅速に前記投射型画像表示装置を前記スクリーンに対して最適な位置に設置が行えるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された発明において、前記撮像手段により撮像された画像がその直前に撮像された画像と一致した場合のみ前記検出手段において現在前記投射型画像表示装置と前記スクリーンとの設置位置関係を検出し、一致していない場合は再度前記撮像手段により前記スクリーン上に投射された画像を撮像する手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置を調整するために前記投射型画像表示装置を移動させている状態では前記設置位置調整支援画像を更新しないことにより確実に且つ迅速に前記投射型画像表示装置を前記スクリーンに対して最適な位置に設置が行えるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2記載の発明において、前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていると検出された場合、前記投射型画像表示装置から前記スクリーンに対し設置位置が最適である旨のメッセージ画像を投射する手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置調整を行っている設置位置調整者に対し、設置位置調整が終了したか否かを容易に把握可能とさせるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項2記載の発明において、前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていると検出された場合、前記投射型画像表示装置から前記スクリーンに対し設置位置が最適である旨のメッセージ画像を投射するが、前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置から外れた場合に前記投射型画像表示装置から前記スクリーンに対し設置位置が最適でない旨のメッセージ画像を投射する手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置調整を行っている設置位置調整者は、前記投射型画像表示装置の設置位置を大きく変化させながら設置位置調整が行えるため、より迅速に前記投射型画像表示装置の設置位置調整が行えるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4記載の発明において、前記メッセージ画像は、前記スクリーンに対する前記投射画像表示装置の設置位置が最適位置にあるか否かのみならず、最適位置にどの程度近づいているかを表示する手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置をどの程度変化させれば最適な設置位置になるかを容易に判断可能となるため、より迅速に前記投射型画像表示装置の設置位置調整が行えるという作用を有する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5記載の発明において、前記テストパターン発生手段において、前記投射型画像表示装置を前記スクリーンに対向して設置するために使用する前記設置位置調整用テストパターン上に前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を行うためのテストパターンを重畳する手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置調整を行う前に前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を容易に実行可能とすることにより、前記投射型画像表示装置の設置位置調整がより精度良く行えるという作用を有する。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記投射型画像表示装置の設置位置調整を支援する前に、前記投射型画像表示装置から前記スクリーン上に投射された前記テストパターンを前記撮像手段により撮像し、その撮像された画像をもとに前記検出手段により前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を自動的に行う手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置調整を行う前に前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を自動的に実行可能とすることにより、前記投射型画像表示装置の設置位置調整がより精度良く行えるという作用を有する。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7記載の発明において、前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていると検出された場合、前記テストパターン発生手段から前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を行うためのテストパターンを発生し、そのテストパターンを前記投射駆動手段により前記スクリーンに投射し、その投射されたテストパターンを前記撮像手段により撮像し、その撮像された画像をもとに前記検出手段において前記投射型画像表示装置から投射される画像の最適な焦点位置を検出し、その検出結果に基づき焦点調整を行う手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置調整が終了した位置での焦点調整を自動的に行えるという作用を有する。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8記載の発明において、前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていないと検出された場合、前記検出手段は前記投射型画像表示装置が設置されている現在位置で投射画像の歪みが補正可能か否かを検出し、補正可能な場合は設置位置調整を終了し、補正不可能な場合は前記設置位置調整支援画像を前記投射型画像表示装置から投射する手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の設置位置調整を極限まで行う必要はなく略正対で十分な用途において、より迅速に前記投射型画像表示装置の設置位置調整が行えるという作用を有する。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記投射型画像表示装置の設置位置調整を行う際に、前記投射画像の歪み補正機能を使用するか否かを選択可能とする手段を備えたものであり、前記投射型画像表示装置の使用用途に応じて設置位置調整精度を変化させることにより、より最適な前記投射型画像表示装置の設置位置調整が行えるという作用を有する。
以上のように本発明は、スクリーンに対向して設置するプロジェクタの設置位置調整をプロジェクタからスクリーン上に投射した画像により支援する手段を備えたことにより、迅速にプロジェクタの設置位置調整が行え、且つ、プロジェクタの設置位置が最適でないために生じる投射画像の歪みを無くすという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図20を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムの構成図である。
図1において、1は液晶プロジェクタやDLPプロジェクタに代表される投射型画像表示装置、2は前記投射型画像表示装置(以下、プロジェクタと称する)1から投射された画像を投影するスクリーン、3は前記プロジェクタ1に対し使用者が種々の操作を行うための入力手段で、好ましくはリモコンやボタンスイッチにより構成される。また、11はプロジェクタ1の設置位置調整を行う時にプロジェクタ1から投射するテストパターンを発生するテストパターン発生手段、18は前記テストパターンをスクリーン2に拡大投射する投射駆動手段であり、液晶パネルやDLPパネルに代表される表示素子やランプに代表される光源を駆動する表示駆動手段12及び投射レンズ13から構成される。14はスクリーン2上に投射された画像を撮像する撮像手段で好ましくはCMOSカメラセンサ或いはCCDカメラレンズを含むカメラモジュールにより構成される。15は撮像手段14により撮像された画像を解析しスクリーン2に対しプロジェクタ1が現在どの位置に設置されているかを検出する検出手段、16は検出手段15で検出された結果を元にプロジェクタ1の設置位置調整者に対しどの方向にプロジェクタを移動すればスクリーン2に正対して設置可能かを制御する制御手段、17は制御手段16から制御された情報を基にどの方向にプロジェクタを移動するかを示した設置位置調整支援画像を出力する設置位置調整支援画像発生手段であり、前記設置位置調整支援画像はテストパターン発生手段11へ出力され制御手段16により制御され前記テストパターン上に重畳される。
以上のように構成された投射型画像表示装置の設置調整システムについて、図2の動作フローチャートを用いてその動作を説明する。
まず、プロジェクタ1の設置位置調整者がスクリーン2に対し適切な位置にプロジェクタ1を設置した後に、入力手段3により設置位置調整命令をプロジェクタ1に送信する。設置位置調整命令を受信した制御手段16はまず、プロジェクタ1内の電源回路やランプ駆動回路などの各回路ブロックに対し初期化を行う(ステップS1)。次に、テストパターン発生手段11からプロジェクタ設置位置調整用テストパターンを発生し、投射駆動手段18からスクリーン2に対し前記テストパターンを拡大投射する(ステップS2)。前記テストパターンとしては、投射画像領域を全て同一色で光らせる全白パターンが好ましいが、投射画像領域を全て光らせるものであれば、全白パターンではなく通常のPC画面上の画像でもビデオなどの動画像でも同様な効果を得る。これはプロジェクタ1の設置位置情報をスクリーン2上に投射されたプロジェクタ1の投射画像領域の形状から得ているため、投射画像領域の形状が判断できれば、その画像自体には何の意味も持たないためである。ここで、プロジェクタ1とスクリーン2との位置関係によりスクリーン上に投射されたテストパターン画像の形状が異なる例を図3に示す。図3(a)はスクリーン2に対しプロジェクタ1が正対して設置された状態を示す。この場合、スクリーン2上に投射されたテストパターン画像は矩形となる。図3(b)はスクリーン2に対しプロジェクタ1が水平方向に斜めからテストパターン画像を投射した例を示し、スクリーン2に投影されたテストパターン画像は左右の対辺の長さが異なる台形となる。図3(b)において、プロジェクタ1はスクリーン2に対して左側から斜め投射を行っているため、スクリーン2上の投射画像は投射距離が長くなる右辺が長い台形となるが、プロジェクタ1がスクリーン2に対して右側から斜め投射を行った場合は逆に左辺が長い台形となる。更に、スクリーン2に対しプロジェクタ1の設置位置が正対方向から外れるほど対辺の長さの差は大きくなる。また、図3(c)はスクリーン2に対しプロジェクタ1が垂直方向に斜めからテストパターン画像を投射した例を示し、スクリーン2に投影されたテストパターン画像は上下の対辺の長さが異なる台形となる。このようなスクリーン2上に投射されたテストパターンを撮像手段14にて撮像する(ステップS3)。撮像手段14にて撮像された投射画像は検出手段15で解析され現在のプロジェクタ1の設置位置がスクリーン2に対してどの位置にあるかを検出し(ステップS4)、その検出結果よりスクリーン2に対するプロジェクタ1の設置位置が最適な位置にあるか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、検出手段15におけるプロジェクタ1の設置位置検出は、前述図3に示したようにスクリーン2の位置とプロジェクタ1との位置関係によりスクリーン2上には固有の形をした投射画像が得られることより、その投射画像を撮像して各対辺の長さを比較することで容易に行うことが可能となる。
ステップS5において、スクリーン2に対するプロジェクタ1の設置位置が最適な位置にある(ステップS3で撮像された画像が矩形)と判定された場合、スクリーン2に対しプロジェクタ1が正対して設置されているため、プロジェクタ1の設置位置調整を終了する。一方、スクリーン2に対するプロジェクタ1の設置位置が最適な位置にない(ステップS3で撮像された画像が台形)と判定された場合、検出手段15の検出結果に従い、制御手段16は設置位置調整支援画像発生手段17に対し所望の設置位置調整支援画像を出力するように制御し、前記設置位置調整支援画像はテストパターン発生手段11から出力されるテストパターンに重畳され、投射駆動手段18からスクリーン2に対し投射され(ステップS6)、再度ステップS3に戻る。
ここで、図4から図8にプロジェクタ1から投射される前記設置位置調整支援画像が重畳された画像の一例を示し説明を行う。
図4にスクリーン2に対しプロジェクタ1が左側に設置され斜め投射を行っている例を示す。スクリーン2上の投射画像より、ステップS4において検出手段15はプロジェクタ1がスクリーン2に対し左側に設置され斜め投射を行っていることがわかる。ステップ6において、制御手段16は、プロジェクタ1をスクリーン2に対し正対させるために、設置位置調整支援画像発生手段17に対し図4に示すようなプロジェクタ1を現在の設置状態から反時計方向にプロジェクタ1を回転させると直感的にプロジェクタ1の設置位置調整者に認識させる設置位置調整支援画像を出力するように制御し、投射駆動手段18を経由して前記設置位置調整支援画像をスクリーン2上に投射する。このような設置位置調整支援画像を見たプロジェクタ1の設置位置調整者は、現在の設置位置に対してどの方向にプロジェクタ1を動かせばスクリーン2に正対して設置できるかを容易に把握可能となる。この時、前記設置位置調整支援画像は前記テストパターン画像の外形にかからないように図4に示すように内側に表示させることが望ましい。これは、前述したようにステップS4において、プロジェクタ1の設置位置を検出する際に、スクリーン2上に投射されたテストパターンの外形情報を基にプロジェクタ1の設置位置検出を行うためである。
図5はスクリーン2に対しプロジェクタ1が上方向から斜め投射を行っている例である。スクリーン2上の投射画像より、ステップS4において検出手段15はプロジェクタ1がスクリーン2に対し上側に設置され斜め投射を行っていることがわかるため、ステップS6において、プロジェクタ1の前面を上方向に持ち上げる或いはプロジェクタ1の後面を下方向に下げるような設置位置調整支援画像をプロジェクタ1からスクリーン2に対し投射することで、その投射画像を見た調整者は、どのようにプロジェクタ1を動かせばスクリーン2に正対してプロジェクタ1を設置できるのかを容易に把握可能となる。
また、プロジェクタ1の設置位置状態により、スクリーン2に対し水平及び垂直の両方向から同時に斜め投射が行われる場合もある。このような場合、ステップS4において、左右方向及び上下方向の対辺の長さの差をそれぞれ求め、その差が大きい方から先に設置位置調整支援画像をプロジェクタ1から投射し順に設置位置調整を行う方法がある。これは、設置位置がより外れている方向からプロジェクタ1の設置位置を調整することにより、素早く設置位置調整が行えるためである。また、図6に示すように、両方向の設置位置調整支援画像をスクリーン2上に同時に表示させることでも同様な効果を得る。
更に、本実施の形態の構成により、スクリーン2として広大な壁面ではなく壁掛けスクリーンや自立型スクリーンのようにスクリーン枠21が存在する場合、スクリーン枠21内にプロジェクタ1からの投射画像を投影するようにプロジェクタ1の設置位置調整を支援することが可能となる。図7はスクリーン2にプロジェクタ1が左方向に正対して投射を行っており、プロジェクタ1から投射された画像の左側がスクリーン枠21より外れている例である。ステップS4において、検出手段15はプロジェクタ1からの投射画像がスクリーン枠21の左辺より外れて投射されており、且つ各対辺の長さが同一であることより、現在プロジェクタ1がスクリーン2に対して左方向に正対して設置されていることを検出する。スクリーン枠21の左辺から投射画像が外れている事は、ステップS3で撮像された画像においてスクリーン枠21内外でのテストパターン画像の明るさ(輝度)が明確に異なることより容易に検出可能である。このようにプロジェクタ1がスクリーン2に対して左側に正対して外れて設置していることを検出したプロジェクタ1は図7に示すような設置位置調整支援画像を投射することにより、プロジェクタ1の設置位置調整者に対しどのようにプロジェクタを移動させればよいかを明確に示すことが可能となる。ここで、プロジェクタ1からの投射画像がスクリーン枠21から外れているが、矩形ではなく、図4或いは図5のような歪みを持つ場合は、まず、歪みを無くすような設置位置調整支援画像を投射することが望ましい。これは、斜め投射をすることが原因でスクリーン枠21から投射画像が外れている場合が多いためである。
また、前述のようにスクリーン枠21が存在する場合、スクリーン枠21に対してプロジェクタ1が正対しているが傾いて設置されている場合においても、正常な設置位置をプロジェクタ1から設置位置調整支援画像により調整可能となる。図8のように、スクリーン2上に投射された画像の対辺の長さが同一にもかかわらず、スクリーン枠21に対し平行に投射されていない場合、ステップS4にてプロジェクタ1がスクリーン2に正対しているが傾いて設置されていることが検出され、更に、スクリーン枠21に対する投射画像の傾き方により、プロジェクタ1がどの方向に傾いて設置されているかを検出可能となる。これより、ステップS6において、図8中に示すような設置位置調整支援画像をプロジェクタ1から投射することにより、その投射画像を見た設置位置調整者はどの方向にプロジェクタ1を移動させればよいかを容易に把握できる。このプロジェクタ1の傾き調整も、図4或いは図5に示した投射画像の歪みを無くした後に行うことが望ましい。これは、投射画像の歪みがある状態ではスクリーン枠21に対し、いずれかの辺が平行に投影されていないためである。
ステップS5において、スクリーン2上に投射された画像の対辺の長さが一致した状態でプロジェクタ1の設置位置調整を終了するとしたが、もちろん、対辺の差が任意の設定値(例えば、対辺の全長に対して2パーセント以内)に収まった時点でプロジェクタ1の設置位置調整を終了しても良い。
また、プロジェクタ1の設置位置調整を開始して、ある一定時間経っても適切な設置位置にならない(ステップS5において“NO”と判断)場合、強制的に設置位置調整を終了し、強制終了したメッセージをプロジェクタ1から投射することにより、無限ルーチンに陥ることを回避することが可能となる。また、プロジェクタ1の設置位置調整中に入力手段3から調整終了命令が入力された場合、強制的に設置位置調整を終了する或いは調整終了を行っても良いか否かの確認メッセージをプロジェクタ1から投射して設置位置調整者に選択させる機能を備えることにより、操作性がより向上した設置調整システムが構成される。
以上のように本実施の形態によれば、スクリーン上の投射画像を基にプロジェクタとスクリーンとの設置位置関係を検出し、プロジェクタをどの方向に移動すればスクリーンに正対して設置できるかをプロジェクタの設置位置調整者に知らしめる設置位置調整支援画像を前記スクリーン上に投射する手段を備えることにより、プロジェクタの設置位置調整者は、前記投射された設置位置調整支援画像を見るだけで容易にプロジェクタを最適な位置に設置可能となる。これより、プロジェクタの設置位置が原因で生じるスクリーン上での投射画像の歪みが無くなり、画質劣化が生じる電気的な歪み補正を用いなくとも矩形の投射画像を得ることができる。
(実施の形態2)
図9は本発明における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
実施の形態1において、ステップS5でプロジェクタ1の設置位置が最適でないと判断された場合、ステップS6にて設置位置調整支援画像をスクリーン2上に投射し、プロジェクタ1の設置位置調整者はその投射画像を見てプロジェクタ1の設置位置を移動する。通常、プロジェクタ1を設置位置調整者が直接手で動かすため、手ぶれなどによりその移動中にプロジェクタ1から投射される画像は一定とはならず、且つ、スクリーン2上で様々な歪み成分を含む投射画像となる。ステップS3からステップS6までに要する時間が長い場合、このようなプロジェクタ1の移動中に投射される画像を基にステップS4でプロジェクタ1の設置位置を検出すると、実際にプロジェクタ1を設置している状態に対して現在プロジェクタ1から投射されている設置位置調整支援画像が合っていないという問題が生じる。
そこで、本発明においては、ステップS3で撮像された画像が直前にステップS3で撮像された画像と一致しているか否かを判別する手段(ステップS7)を備えることにより上記問題点を解決する。ステップS3で撮像された画像が直前に撮像された画像と異なる場合、ステップS7はプロジェクタ1が移動中であると判断し再度ステップS3に戻る。そして、直前に撮像された画像と一致した場合、プロジェクタ1が静止中であると判断しステップS4に進む。ここで、ステップS7における判断は、スクリーン2上に投射された画像のみに着目し、それ以外に撮像された画像は判断の対象外とすることにより、プロジェクタ1が静止状態にあるにも関わらず、スクリーン2の後方にある背景が動く事により生じる誤判別を防ぐことが可能となる。また、ステップS7で判断する画像の一致回数は、前述のように1回ではなく複数回連続で一致することでステップS4に進むことにすれば、より安定した設置位置調整が可能となる。
以上のように本実施の形態によれば、撮像手段により撮像された画像が直前に撮像された画像と一致しているか否かを判断する手段を備えたことにより、プロジェクタの移動中にスクリーンに投射された不安定な画像を基にプロジェクタの設置位置を検出することにより生じる誤判別が無くなり、プロジェクタの設置位置調整者に対し、安定したプロジェクタの設置位置調整の支援が可能となる。
(実施の形態3)
図10は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムにおける動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
ステップS5においてスクリーン2上の投射画像が矩形である場合、プロジェクタ1は、スクリーン2に対して最適な位置に設置されていることを判断する。そこで、設置位置調整支援画像発生手段17から設置位置調整が終了した旨のメッセージ画像を、投射駆動手段18を経由してスクリーン2上に投射する(ステップS8)。この設置位置調整の終了メッセージを設置位置調整者が見ることにより、プロジェクタ1の設置位置調整が終了したことが認識可能となる。このような設置位置調整の終了メッセージの一例を図11に示す。図11において、設置位置調整が終了したことをプロジェクタ1の設置位置調整者に確認させるメッセージ“ENTER”が表示されている。設置位置調整者は入力手段3により、“ENTER”を実行することにより設置位置調整が完全に終了する。もちろん、前記“ENTER”の確認メッセージは無くとも良い。
また、図11において、設置位置調整終了メッセージとして文字を一例として挙げたが、設置位置調整中は光らず設置位置調整が終了したときのみ光る画像をプロジェクタ1から投射する方法や設置位置調整が終了したときにプロジェクタ1に内蔵されたスピーカより任意の音を鳴らす方法でも同様な効果を得る。
以上のように本実施の形態によれば、プロジェクタの設置位置がスクリーンに対し最適な位置に設置された時、スクリーン上に設置位置調整の終了メッセージを投射する手段を備えたことにより、プロジェクタの設置位置調整者は、設置位置調整が終了した時点を容易に把握することが可能となる。
(実施の形態4)
図12は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムにおける動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
ステップS8においてプロジェクタ1からスクリーン2上に設置位置調整終了メッセージを投射した後に、再度撮像手段14からスクリーン2上の投射画像を撮像する(ステップS9)。ステップS9で撮像された画像が直前にステップS3で撮像された画像と一致しているか否かを判断する(ステップS10)。ステップS9で撮像された画像とステップS3で撮像された画像が一致した場合、プロジェクタ1の設置位置は最適であると判断され設置位置調整は終了する。一方、ステップS10において、ステップS9で撮像された画像とステップS3で撮像された画像が一致しない場合、ステップS5で判断されたプロジェクタ1の設置位置が移動していると判断され、ステップS8により表示された設置位置調整終了メッセージを消去(ステップS11)し、再度ステップS4に戻る。
本実施の形態における設置調整終了メッセージ画像の一例を図13に示す。図13において、4はプロジェクタ1の設置位置が適切な位置にある場合に点灯し、設置位置が適切な位置にない場合は消灯するプロジェクタ1からスクリーン2に対して投射される設置位置調整メッセージ画像である。ステップS6においてプロジェクタ1から投射された設置位置調整支援画像を見ることにより、どの方向にプロジェクタ1を移動させればスクリーン2に対して最適な位置にプロジェクタ1を設置できるか設置位置調整者は判断可能であり、設置位置調整メッセージ4が点灯するまで前記方向に大きくプロジェクタ1を移動させ、その後、設置位置調整メッセージ4が安定して点灯する位置にプロジェクタ1を設置すればよいため、迅速にプロジェクタ1の設置位置が調整可能となる。
ここで、設置位置調整終了メッセージの一例として図13に示す画像を挙げたが、もちろん、図11のようなメッセージ文字画像でも同様な効果を得る。また、図13に示したような設置位置調整メッセージ4を、図6に示すような設置位置調整支援画像の水平方向及び垂直方向に各々表示することにより、一つの設置位置調整支援画面で迅速にプロジェクタ1の設置位置が調整可能となる。
以上のように本実施の形態によれば、プロジェクタがスクリーンに対して最適な位置に設置された後に再びプロジェクタの設置位置が外れたことを検出する手段を備えたことにより、プロジェクタの設置位置調整者は、プロジェクタの最適な設置位置を挟んで大きくプロジェクタを移動させながら設置位置調整が行えるため、迅速に設置位置調整を行うことが可能となる。
(実施の形態5)
図14は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムにおける動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
ステップS4により検出されたプロジェクタ1の設置位置情報に従い、プロジェクタ1からスクリーン2に対し図15に示すような設置位置調整メッセージ5を投射する(ステップS12)。図15において、5は設置位置調整メッセージ画像の一例であり、中央に配置された大きな円とその左右に各3個配置された小さな円から構成され、プロジェクタ1の設置位置に応じていずれかの円が点灯するものである。ここで、中央の円はプロジェクタ1の設置位置が最適なときに点灯し、プロジェクタ1の設置位置が最適な状態から外れるほど、中央の円から遠い円が点灯する。ここで、プロジェクタ1の設置位置が最適に設置された時の位置に比べどの程度ずれているかを検出するには、まず、ステップS3により撮像された画像の対辺の長さを各々算出し、次に、
(左辺の長さ−右辺の長さ)/短辺の長さ
或いは、
(左辺の長さ−右辺の長さ)/長辺の長さ
を行うことにより可能となる。上式は、絶対値が大きいほどプロジェクタ1の設置位置が最適な位置より外れていることを示すと共にプラスかマイナスかによりプロジェクタ1がどの方向から斜め投射されているかを示す。ここで、上下の対辺についても同様な式でプロジェクタ1の設置位置が把握可能となる。上記検出式が一辺の長さに対する対辺の長さの差として表されているのは、プロジェクタ1から投射される画像はプロジェクタ1とスクリーン2との距離に比例して大きくなるためである。このような設置位置調整メッセージ5により、設置位置調整者はどの程度プロジェクタ1を移動させれば最適な位置に設置可能か直感的に判断でき、より迅速にプロジェクタ1の設置位置調整が可能となる。
本実施の形態において、設置位置調整メッセージの一例として図15内に示したものを挙げたが、パーセンテージや棒グラフでの表示或いは設置位置の状態に応じて色が変化する画像といったプロジェクタ1の設置位置がどの程度最適な状態から外れているかを定性的に表示可能な手段であれば同様な効果を得る。
以上のように本実施の形態によれば、プロジェクタがスクリーンに対して最適な位置に設置された場合に対し、現在どの程度外れた位置に設置されているかを検出する手段を備えたことにより、プロジェクタの設置位置調整者は迅速に設置位置調整を行うことが可能となる。
(実施の形態6)
図16は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムにおける動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
ステップS1の初期化後に、プロジェクタ1から投射される画像の焦点を調整するための焦点調整用テストパターンをテストパターン発生手段11から発生される設置位置調整用テストパターン上に重畳し、投射駆動手段18からスクリーン2上に投射する(ステップS13)。上記テストパターンの一例を図17に示す。図17において、中央にある縦線が焦点調整用テストパターンであり、背景は実施の形態1でも示した設置位置調整用テストパターンである。もちろん、焦点調整用テストパターンは縦線のみならず斜め線や横線が含まれていても同様な効果を得る。前述したように、プロジェクタ1の設置位置調整は前記設置位置調整用テストパターンの外形を使用して設置位置の検出を行うため、前記焦点調整用テストパターンは、その内側に入っていればプロジェクタ1の設置位置調整の支障にはならない。プロジェクタ1の設置位置調整者は、図17に表示されたようなテストパターンを見ることにより、プロジェクタ1の焦点調整が容易に行える(ステップS14)。具体的には調整者が投射レンズ13のフォーカスリングを回すことにより、プロジェクタ1の焦点調整は行える。ここで、スクリーン2上に投射された画面上に、設置位置調整者に対しプロジェクタ1の焦点調整を促すメッセージを表示しても良い。このようにしてプロジェクタ1の焦点調整が終了した時点で、調整者は入力手段3によりプロジェクタ1に対し焦点調整が終了した旨を通知する(ステップS15)。ステップS13からステップS15により、スクリーン2上に投射された画像は焦点の合ったものとなるため、ステップS3で撮像される投射画像は鮮鋭度の高いものとなる。このような鮮鋭度の高い画像を基にステップS4で設置位置の検出を行うため、必然的にステップS4での検出精度が上がるという効果を得る。また、ステップS13によりスクリーン2上に投射されたテストパターンは、設置位置調整用テストパターンを兼ねているため、ステップS15でプロジェクタ1の焦点調整が終了し、ステップS3に移行する際に前記テストパターンを切り替える必要はない。
以上のように本実施の形態によれば、プロジェクタの設置位置調整用テストパターン上にプロジェクタの焦点調整用テストパターンを重畳する手段を備えることにより、プロジェクタの設置位置調整を行う前に他のテストパターンをわざわざ表示させること無く焦点調整が行え、プロジェクタの設置位置検出をより高精度に行うことが可能となる。
(実施の形態7)
図18は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムにおける動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
ステップS13において、図17に示すようなプロジェクタ1の焦点調整用テストパターンを含む画像をスクリーン2上に投射した後、撮像手段14により前記画像を撮像する(ステップS16)。この場合、撮像する画像領域はプロジェクタ1から投射される全画像領域でもよいが、焦点調整用テストパターンが表示されている領域のみでもよい。このようにして撮像された画像を基に検出手段15はプロジェクタ1において最適な焦点位置を検出する(ステップS17)。ステップS17の検出例を以下に示す。投射駆動手段18にあるフォーカスリングを制御手段16により制御(回転)し、撮像手段14により撮像された画像における輝度データの最大値(白色表示)と輝度データの最小値(黒色表示)の差が最も大きくなるフォーカスリングの位置を求める。ステップS17で検出された最適な焦点位置にプロジェクタ1の焦点を合わせる(ステップS18)ことにより、自動的にプロジェクタ1から投射される画像の焦点がスクリーン2上で合い、ステップS3で撮像される投射画像は鮮鋭度の高いものとなる。このような鮮鋭度の高い画像を基にステップS4で設置位置の検出を行うため、必然的にステップS4での検出精度が上がるという効果を得る。
ステップS13からステップS18の過程において、プロジェクタ1から投射される画像上に“焦点調整中”の旨のメッセージを表示して、プロジェクタ1の設置位置調整者に対し通知する手段を備えることにより、プロジェクタ1の自動焦点調整中はプロジェクタ1を移動させないようにすることが可能となる。
尚、本実施の形態において、自動的に焦点調整を行う手段としてステップS14において投射画像を撮像する手段を例として挙げたが、超音波によりプロジェクタ1とスクリーン2間の距離を測定し、プロジェクタ1内に格納された距離とフォーカスリング位置との相関データを参照し、前記測定された距離に相当するフォーカスリングの位置を最適な焦点位置とする手段でも同様な効果を得る。
以上のように本実施の形態によれば、自動的にプロジェクタの設置位置調整の前に焦点調整を行う手段を備えたことにより、プロジェクタの設置位置調整者が、焦点調整を自ら行わなくとも、高精度にプロジェクタの設置位置調整を行うことが可能となる。
(実施の形態8)
図19は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムにおける動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
ステップS5において、プロジェクタ1の設置位置がスクリーン2に対し最適な位置にあると判断された場合、プロジェクタ1は図17に示したような焦点調整用テストパターンを投射する(ステップS19)。ステップS19により投射された画像は撮像手段14により撮像され(ステップS20)、その撮像された画像を基に検出手段15においてプロジェクタ1の最適な焦点位置を検出し(ステップS21)、検出された最適な焦点位置になるように焦点調整を行う(ステップS22)。ここで、ステップS21における最適な焦点位置の検出は、実施の形態7で示したステップS17と同様な方法で行える。
このようにステップS5でプロジェクタ1を最適な位置に設置した後に、プロジェクタ1の焦点調整を自動的に行うことで、プロジェクタ1の設置位置調整者は設置位置調整支援画像によりプロジェクタ1を最適な位置に設置するだけで、焦点調整も行えるというメリットがある。尚、本実施の形態において、プロジェクタ1の設置位置調整終了後にプロジェクタ1の焦点調整を行う例を示したが、スクリーン2内にいっぱいにプロジェクタ1から投射される画像を表示させるズーミング調整やスクリーン2の色に合わせてプロジェクタ1から投射される画像の色補正を行っても良い。
以上のように本実施の形態によれば、プロジェクタの設置位置調整終了後に自動的にプロジェクタの焦点調整を行う手段を備えたことにより、プロジェクタの設置位置調整者は設置位置調整支援画像を見ながら設置位置調整のみ行うことで、プロジェクタのその他の調整を一切行う必要がないという効果がある。
(実施の形態9)
図20は本発明の投射型画像表示装置の設置調整システムにおける動作説明図である。尚、前述した実施の形態と同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
ステップS5においてプロジェクタ1の設置位置がスクリーン2に対し適切な位置に設置されていないと判断した場合、検出手段15は現在スクリーン2上に投射された画像の歪みがプロジェクタ1に内蔵された歪み補正機能により補正可能か否かを判断する(ステップS23)。ここで、プロジェクタ1に内蔵された歪み補正機能としては、投射レンズ13の位置調整機能或いは図22を用いて説明を行った電気的にデータを補間する機能がある。これらの歪み補正機能により可能な歪み補正量をフラッシュメモリに代表される不揮発性メモリに格納しておき、前記不揮発性メモリの内容を検出手段15が読み込むことで、現在スクリーン2上に投射された画像の歪みが前記歪み補正機能により補正可能か否かを容易に判断できる。ステップS23において、スクリーン2上に投射された画像の歪みが前記歪み補正機能による補正範囲量を超えている場合ステップS6に移り、設置位置調整者に対しプロジェクタ1の設置位置調整を支援する。一方、ステップS23において前記歪み補正機能によりスクリーン2上に投射された画像の歪みが補正可能な場合は設置位置調整を終了する。このようにステップS23を経由して設置位置調整を終了する場合は、スクリーン2に投射された画像の歪みをプロジェクタ1内にある前記歪み補正機能を使用することで歪み補正が可能となる。
また、ステップS23において、プロジェクタ1内にある前記歪み補正機能を使用すればスクリーン2上に投射されている画像の歪みが補正可能な場合に設置位置調整を終了するか否かを設置位置調整者に選択させる機能を備えることにより、プロジェクタ1の使用シーンに応じた設置位置調整が可能となる。これは、プロジェクタ1内にある前記歪み補正機能を使用した場合、設置位置調整をより迅速に行える利点があるが図22を用いて説明を行ったように投射画像の画質が劣化するという欠点があるためである。
以上のように本実施の形態によれば、プロジェクタに内蔵された歪み補正機能による補正範囲量と現在スクリーン上に投射されている画像の歪み量とを比較する手段を備えたことにより、より迅速にプロジェクタの設置位置調整が可能となる。
本発明にかかる投射型画像表示装置の設置調整システムは、スクリーンに対向して設置するプロジェクタの設置位置調整をプロジェクタからスクリーン上に投射された画像を使用して支援する手段を備えたことにより、迅速にプロジェクタの設置位置調整が行え、且つ、プロジェクタの設置位置が最適でないために生じる投射画像の歪みを無くすという優れた効果を有し、可搬式の液晶プロジェクタやDLPプロジェクタに代表される投射型画像表示装置の設置位置調整を支援する投射型画像表示装置の設置調整システムとして有用である。
本発明の実施の形態1における投射型画像表示装置の設置調整システムの構成図 同実施の形態1における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 スクリーン上に投射される画像とプロジェクタの設置位置との相関を説明する説明図 同実施の形態1における設置位置調整支援画像の一例図 同実施の形態1における設置位置調整支援画像の一例図 同実施の形態1における設置位置調整支援画像の一例図 同実施の形態1における設置位置調整支援画像の一例図 同実施の形態1における設置位置調整支援画像の一例図 本発明の実施の形態2における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 本発明の実施の形態3における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 同実施の形態3における設置位置調整終了メッセージの一例図 本発明の実施の形態4における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 同実施の形態4におけるプロジェクタ1から投射される設置位置調整画像の一例図 本発明の実施の形態5における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 同実施の形態5におけるプロジェクタ1から投射される設置位置調整画像の一例図 本発明の実施の形態6における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 同実施の形態6におけるプロジェクタ1から投射されるテストパターン画像の一例図 本発明の実施の形態7における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 本発明の実施の形態8における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 本発明の実施の形態9における投射型画像表示装置の設置調整システムの動作説明図 従来における投射型画像表示装置の設置調整システムの構成図 従来における投射型画像表示装置の設置調整システムの投射画像の歪み補正動作説明図 従来における投射型画像表示装置の設置調整システムのプロジェクタの設置動作説明図
符号の説明
1,100 投射型画像表示装置
2,200 スクリーン
3 入力手段
4,5 設置位置調整メッセージ
11,101 テストパターン発生手段
12,102 表示駆動手段
13,103 投射レンズ
14,104 撮像手段
15,105 検出手段
16,106 制御手段
17 設置位置調整支援画像発生手段
18 投射駆動手段
21 スクリーン枠
300 プロジェクタ用設置台

Claims (10)

  1. 任意の画像を拡大投射する投射型画像表示装置と前記投射型画像表示装置から投射される画像を投影するスクリーンからなる前記投射型画像表示装置の設置調整システムにおいて、
    前記投射型画像表示装置は、
    前記投射型画像表示装置を前記スクリーンに対向して設置するために使用する設置位置調整用テストパターンを発生するテストパターン発生手段と、
    前記テストパターン発生手段から出力された前記設置位置調整用テストパターンを前記スクリーンに対して拡大投射する投射駆動手段と、
    前記投射駆動手段から前記スクリーンに拡大投射された画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段から撮像された画像をもとに現在前記投射型画像表示装置と前記スクリーンとの設置位置関係を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記投射型画像表示装置の設置位置情報を入力とし前記投射型画像表示装置をどの方向に移動させれば前記スクリーンに対して最適な位置に設置可能かを設置位置調整支援画像発生手段に対し制御すると共に前記テストパターン発生手段及び前記投射駆動手段を制御する制御手段と、
    前記制御手段により制御される情報に基づき前記投射型画像表示装置をどの方向に移動させれば前記スクリーンに対して最適な位置に前記投射型画像表示装置を設置可能か具体的に支援する画像を発生すると共にその支援画像を前記テストパターン発生手段から発生するテストパターン上に重畳する設置位置調整支援画像発生手段を備えたことを特徴とする投射型画像表示装置の設置調整システム。
  2. 前記撮像手段により撮像された画像がその直前に撮像された画像と一致した場合のみ前記検出手段において現在前記投射型画像表示装置と前記スクリーンとの設置位置関係を検出し、一致していない場合は再度前記撮像手段により前記スクリーン上に投射された画像を撮像する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  3. 前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていると検出された場合、前記投射型画像表示装置から前記スクリーンに対し設置位置が最適である旨のメッセージ画像を投射する手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項2記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  4. 前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていると検出された場合、前記投射型画像表示装置から前記スクリーンに対し設置位置が最適である旨のメッセージ画像を投射するが、前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置から外れた場合に前記投射型画像表示装置から前記スクリーンに対し設置位置が最適でない旨のメッセージ画像を投射する手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項2記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  5. 前記メッセージ画像は、前記スクリーンに対する前記投射画像表示装置の設置位置が最適位置にあるか否かのみならず、最適位置にどの程度近づいているかを表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  6. 前記テストパターン発生手段において、前記投射型画像表示装置を前記スクリーンに対向して設置するために使用する前記設置位置調整用テストパターン上に前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を行うためのテストパターンを重畳する手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  7. 前記投射型画像表示装置の設置位置調整を支援する前に、前記投射型画像表示装置から前記スクリーン上に投射された前記テストパターンを前記撮像手段により撮像し、その撮像された画像をもとに前記検出手段により前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を自動的に行う手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  8. 前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていると検出された場合、前記テストパターン発生手段から前記投射型画像表示装置から投射される画像の焦点調整を行うためのテストパターンを発生し、そのテストパターンを前記投射駆動手段により前記スクリーンに投射し、その投射されたテストパターンを前記撮像手段により撮像し、その撮像された画像をもとに前記検出手段において前記投射型画像表示装置から投射される画像の最適な焦点位置を検出し、その検出結果に基づき焦点調整を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  9. 前記検出手段において前記投射型画像表示装置が前記スクリーンに対し最適な位置に設置されていないと検出された場合、前記検出手段は前記投射型画像表示装置が設置されている現在位置で投射画像の歪みが補正可能か否かを検出し、補正可能な場合は設置位置調整を終了し、補正不可能な場合は前記設置位置調整支援画像を前記投射型画像表示装置から投射する手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
  10. 前記投射型画像表示装置の設置位置調整を行う際に、前記投射画像の歪み補正機能を使用するか否かを選択可能とする手段を備えたことを特徴とする請求項9記載の投射型画像表示装置の設置調整システム。
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