JP2005292563A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型でユーザの手によって把持された状態でも投影画像が手ブレによって不明確になることなく、良好な画像を投影可能なプロジェクタを提供することである。
【解決手段】このプロジェクタ10では、LED13a〜13cからプリズム14、集光レンズ15、DMD17及び投影レンズ18を介して投影された画像が、スクリーン30上に投影される。このスクリーン上に設けられた基準マーク32は、受光レンズ20を介してイメージセンサ21で受像され、画像処理回路22及びCPU11にて、イメージセンサ21上の基準マーク位置として検出される。CPU11では、この基準マークの位置変化に従って、投影される画像の位置を切り替える。
【選択図】 図1
【解決手段】このプロジェクタ10では、LED13a〜13cからプリズム14、集光レンズ15、DMD17及び投影レンズ18を介して投影された画像が、スクリーン30上に投影される。このスクリーン上に設けられた基準マーク32は、受光レンズ20を介してイメージセンサ21で受像され、画像処理回路22及びCPU11にて、イメージセンサ21上の基準マーク位置として検出される。CPU11では、この基準マークの位置変化に従って、投影される画像の位置を切り替える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、プレゼンテーションや映像観察用に画像を拡大して鑑賞するための投影型モニタの改良に関するものである。
従来より、CRTディスプレイやフラットパネルディスプレイ等が、画像モニタ用機器として知られていた。そして、近年、携帯可能な小型モバイル機器でありながら、大画面再生が可能なプロジェクタが次世代の表示手段として期待されている。
しかし、携帯性が高まると共に、手に把持して利用するシーンが増加するこのようなプロジェクタの場合、見ている人には、画面の揺れによる不快感を与えることがある。
こうした手ブレを防止する技術は、カメラの分野では広く知られており、手ブレ検出結果によって、撮影用のセンサ出力を補正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、従来、据え置きが前提として用いられてきたプロジェクタの分野に於いては、映画フィルム投影時のフィルムブレの防止技術等しか知られていなかった(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−75912号公報
特開2001−194584号公報
ところで、机や専用台の上に置いて使うことを前提としていたプロジェクタが、技術革新によって小型化された際には、ユーザが手で把持して画像が投影されることになる。このように、プロジェクタが小型化されて手によって把持されると、カメラと同様に手ブレの問題が生じる。
すなわち、ユーザが把持している手によって手ブレが生じるため、投影される画像が不明確になり、鑑賞者に不快感を与える虞れがある。
この発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、小型でユーザの手によって把持された状態でも投影画像が手ブレによって不明確になることなく、良好な画像を投影可能なプロジェクタを提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、スクリーン上に投影する画像を形成するための光源及び投影レンズとを備えた画像形成部と、上記スクリーン上の基準点を検出するイメージセンサと、上記イメージセンサ上の上記基準点位置の変化に従って上記画像形成部に形成する画像位置を切り替える切り替え手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記スクリーン上の基準点を照明する照明手段を更に具備し、上記照明手段は、上記画像形成部の光源と同一光源であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記基準点を検出するイメージセンサは、受光レンズを介して上記スクリーンをモニタし、上記受光レンズが上記投影レンズを兼用していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、投影レンズを介して選択された画像をスクリーン上に向けて投影するプロジェクタに於いて、上記スクリーン上に設けられた基準点を検出する画像検出手段と、上記画像検出手段で検出された上記基準点の変化に基づいて上記スクリーン上に投影される選択画像を切り替える切り替え手段と、を具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明に於いて、上記スクリーン上に設けられた基準点を照明する照明手段を更に具備することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明に於いて、上記画像検出手段は受光レンズを介して上記スクリーンをモニタし、上記受光レンズは上記投影レンズと兼用していることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、画像を形成する画像形成手段と、光源を有して、上記画像形成手段で形成された画像を投影レンズを介して投影する投影手段と、上記投影手段によって投影された画像を表示するもので、基準点が設けられたスクリーンと、上記スクリーンに設けられた上記基準点を検出する画像検出手段と、上記画像検出手段で検出された上記基準点位置の変化に従って上記画像形成手段で形成される画像の位置を切り替える切り替え手段と、を具備することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、上記光源は、上記スクリーン上の基準点を照明することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、画像を形成する画像形成手段と、光源を有して、上記画像形成手段で形成された画像を投影レンズを介して投影する投影手段と、上記投影手段によって投影された画像を表示するもので、基準点が設けられたスクリーンと、上記スクリーンに設けられた上記基準点を上記投影レンズを介して検出する画像検出手段と、上記画像検出手段で検出された上記基準点位置の変化に従って上記画像形成手段で形成される画像の位置を切り替える切り替え手段と、を具備することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明に於いて、上記投影手段は、上記画像の投影時には上記画像形成手段で形成された画像を投影する光を投影レンズ側に切り替え、上記基準点を検出する時には上記投影レンズを介して入射された光を上記画像検出手段側へ切り替える光路切り替え手段を有することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが手で把持してのプレゼンテーションが可能な小型のプロジェクタを提供することができる。
また、ユーザの手によって手ブレが生じても、その手ブレを補正して投影するので、鑑賞者に不快感を与えず、正確な画像把握をすることがが可能となる。
近年、特に発光ダイオード(LED)技術の発達により、従来発色が困難であった色が発光可能となったり、輝度の向上が年々図られる状況にある。
こうして、従来はランプ等でしか得られなかった明るさがLEDによって再現でき、その長寿命や小型化の可能性、色の純度、点灯、消灯時間の短かさ等の特徴によって、様々な分野に於ける技術の置き換えが始まっている。家庭用の照明や信号灯等に加えて、近年、画像投影用のプロジェクタランプにも、その置き換えの流れが波及している。
こうしたLEDを利用したプロジェクタでは、冷却システムやAC電源の束縛からの解放や、光学系の単純化によって、従来為し得なかった小型化が達成可能となる。
このような流れの中で、携帯性が推し進められると、従来、スクリーンと所定の距離をおいて設定される必要のあった専用台や机を必要とせず、ユーザがプロジェクタを手で把持して、鑑賞者の前で必要な時のみ投影を行い、プレゼンテーションを行うような形態での使用シーンが増加すると考えられる。この発明は、こうしたLEDを使用したプロジェクタを提供するものである。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。
図1は、この発明の第1の実施形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。
図1に於いて、マイクロコントローラ等で構成される制御部(CPU)11は、このプロジェクタ10内の各部を制御する他、後述するように、投影するべく画像を形成する画像形成手段、該画像を投影するための投影手段、投影する画像の位置を切り替える切り替え手段としての機能を有している。
また、このCPU11には、プロジェクタ10の種々の操作を行うためのスイッチ11aが設けられている。このスイッチ11aは、例えば、点灯、消灯を操作制御するのみならず、次の画像の選択や、画像反転や、画像の色制御等を行うことができるようにすれば良い。
そして、上記CPU11には、投影手段としての光源であるR、G、B3色のLED13a、13b、13cを点灯するためのLEDドライバ12が接続されている。上記LED13a、13b、13cから発光された光は、プリズム14によって混色され、集光レンズ15で画像形成手段を構成するデジタルミラーデバイス(DMD)17に対して照射される。
DMD17は、微小な画素を形成するミラー素子を敷き詰めたデバイスであり、CPU11及びDMDドライバ16の制御に従って、各画素を構成するミラーが傾きを切り替えることができる構成となっている。投影手段である投影レンズ18の方にLED光を導ける画素は明るいポイントを、該投影レンズ18の方とは異なる方向にLED光を導く画素は暗いポイントを形成することができ、これによってスクリーン30上に明暗を形成することができる。
上記CPU11では、LEDドライバ12を介してR、G、Bの各色のLED13a、13b、13cの発光が順次行われる。それに同期して、DMDドライバ16を介して、DMD17の各画素が制御されて、各色の明暗が、各画素ミラーが制御される。これにより、メモリ23に記録されているカラー画像が、スクリーン30上に再生される。
このスクリーン30には、予め指標として基準マーク32が設けられている。このスクリーン30上の基準マーク32は、受光レンズ20を介してイメージセンサ21によって受像される。このイメージセンサ21で受像された基準マーク32の位置が検出されることにより、画像検出手段である画像処理回路22及びCPU11にて、プロジェクタ10の向きが変化したか否かが判定されるようになっている。
このように、LEDで光源を構成することにより、従来のランプ型プロジェクタとは異なり大がかりな冷却回路や、バラスト回路、点灯回路が不要となるため、省エネルギー設計が可能となる。したがって、電源24によってシステム全体に対して電流供給することが可能となる。
また、従来は、パーソナルコンピュータ等からRGB信号が入力されて再生画像が選択され、DMDが制御されていたが、本実施形態のように、メモリ23内に圧縮されたデータを有しておき、ここに記録されているデータが伸張されて展開される機能をマイクロコンピュータ(CPU)11が有することによって、ワイヤレス化が可能となる。もちろん、メモリ23が無線信号を受信する機能を有しているものであっても良い。
このような構成のプロジェクタ10は、プレゼンテータ35が、図2に示されるように手に把持して扱うことができる。そして、上述したように、スイッチ11aを切り替え操作することによって、点灯、消灯や、次の画像の選択、画像反転、画像の色制御等を行うことができるようにすれば、鑑賞者36は種々のシーンに対応した画像の拡大再生を楽しむことができる。
上述したように、スクリーン30上には基準マーク32が設けられており、プロジェクタ10では受信されたこの基準マーク32の位置が変化しているか否かが判定される。この判定に従って、表示画像の投影位置を切り替えれば、手ブレが発生してもそれを補正した画像投影が可能となる。
図3は基準マークについて説明するもので、(a)は受光レンズ20を介してイメージセンサ21が基準マーク32を受像した状態の様子を示した図、(b)及び(c)は基準マーク32の位置がシフトした状態の例を示した図、(d)はプロジェクタの角度変化とイメージセンサ21上の像のシフトについて示した図である。
手ブレによってx方向、y方向にプロジェクタ10が揺れると、基準マーク32の受像位置は、図3(a)に示される状態から図3(b)、(c)に示されるように、基準マーク32aのようにシフトする。イメージセンサ21の出力より、画像処理回路22を介してCPU11にてこの変位Δx、Δyが判定されれば、プロジェクタ10の振れ方向を判定することができる。
図4(a)は本実施形態に於けるプロジェクタ10がDMD17で画像を形成し、投影レンズ18を介して、スクリーン30上に画像を投影する様子を示した図であり、(b)は受光レンズ20を中心にして手ブレが生じた場合のスクリーン上の画像とDMD上の画像との関係を示した図である。
いま、図4(a)に示されるように、DMD17の中心に画像が形成された場合は、全画像表示可能範囲31に対して、中央部の位置に投影画像31cが投影される。手ブレが発生して投影位置をシフトさせる場合には、CPU11が、例えばDMD17の17a、17bとして示される部分に画像再生位置をシフトさせることによって、スクリーン上の投影位置31aまたは31bに画像方向を切り替え投影することができる。
また、スクリーン上の基準マーク32は、受光レンズ20を介してイメージセンサ21によって受像される。手ブレによって、図4(b)に示される矢印A3 のように、プロジェクタ10が下方向を向いた場合は、図3(d)に示されるように、基準マーク32からの像信号は前方から来るのに対し、プロジェクタ10の角度が図示矢印A1 方向に変化するので、イメージセンサ21上の受光部の下方部分に像がシフトする。
CPU11では、これが判定されてDMD17の画像再生位置を図4(b)に示される矢印A2 のようにΔPだけシフトさせる。すると、投影画像31dが、図示矢印A4 方向にシフトされることによって、図4(a)に示される投影画像31cと基準マーク32との位置関係のように、投影画像31dと基準マーク32との位置関係を等しくすることができる。
このプロジェクタの手ブレによる角度変化をθとして表すと、イメージセンサ21に入射する基準マーク32の(イメージセンサ21上の)位置変化をΔpとすると、下記(1)式のような関係が成立する。
θ=arctan(Δp/fJ ) …(1)
ここで、fJ は受光レンズ20の焦点距離である。
θ=arctan(Δp/fJ ) …(1)
ここで、fJ は受光レンズ20の焦点距離である。
また、DMD17上の補正画像位置のシフト量ΔPは、下記(2)式で表すことができる。
ΔP=fT tanθ …(2)
ここで、fT は投影レンズ18の焦点距離である。
ΔP=fT tanθ …(2)
ここで、fT は投影レンズ18の焦点距離である。
このように、基準マーク32の位置変化を常時検出しておき、変化に従って投影位置を制御すれば、図2に示されるような使い方をしても、手ブレの影響なく、画像を基準位置である基準マーク32に対して等しい位置で投影することができ、鑑賞者36が手ブレを気にしないで画像を見ることができる。
次に、図5のフローチャートを参照して、このように構成された手ブレ防止機能付きのプロジェクタの撮影動作について説明する。尚、この撮影動作は、CPU11が実行することによって、特徴である手ブレ防止効果を発揮する。
先ず、ステップS1にて、画像投影時に基準マーク32の位置が検出される。これは、イメージセンサ21と画像処理回路22によって行われる。次いで、ステップS2に於いて、検出結果が判定される。
ここで、基準マーク32が検出されない場合には、ステップS3へ移行して警告が行われる。この警告をプレゼンテータが見て、適切な方向にプロジェクタを向けるようにする。そして、ステップS4にて投影が開始される。この場合、何処にプロジェクタを向けて良いかわからないユーザのために、プロジェクタ10側から基準光を投影するが、この基準光はなくとも良い。また、基準光のためには、投影レンズ18を介して、光源であるLED13a〜13cの光をプロジェクタ前面に投影することがきるように、DMD17が制御されれば良い。このようにして投影かが開始されると、上記ステップS1へ移行する。
一方、上記ステップS2にて基準マーク32が検出された場合は、ステップS5に移行して画像が投影される。次いで、ステップS6では、上記基準マーク32の変化が検出される。そして、ステップS7にて、上記ステップS6で検出された変化に従って、上記(1)式及び(2)式による投影位置のシフト量が算出される。
更に、ステップS8にて、そのDMD17上のシフト位置にて画像が形成されて画像投影が行われれば、常に基準マーク32と投影画像の位置とが等しくされるようになる。そして、ステップS9に於いて、ユーザが画像投影を終了するか否かが判定されて、終了するまで上述したステップS5〜S9の動作が繰り返されて、常時、投影位置を微調整することができる。
図6及び図7は、プロジェクタが傾いた場合に、その傾きによって生じる投影画像の上側と下側の投影距離の差による画像の歪みについて説明する図である。
例えば、図6(a)及び(b)に示されるように、投影レンズ18から距離Lの位置に長方形状の投影画像31cが投影されていたとする。そして、図7(a)に示されるように、プロジェクタがθだけ傾いた場合、その傾きによって投影画像の上側と下側で、投影距離に差が生じるため、画像が歪んでしまう。
つまり、本来の投影位置よりも下側に傾いた場合、投影レンズ18から投影画像の上側までの距離はL1 であるのに対し、画像の下側までの距離はL2 になり、L2 >L1 の関係となる。距離Lに従って投影画像の大きさは変化するので、このような状況では、図7(b)に示されるように、投影画像31dは台形状になってしまう。この台形状の投影画像31dを、図6(b)に示されるような長方形状の投影画像31cのように、歪みを補正するようにする。すなわち、投影画像形成部(DMD)17の画像17dを、図7(c)に湿される台形状の画像17eのように変形させれば、図7(d)に示されるような、歪みのない長方形状の投影画像31eが投影可能となる。
このような歪み補正は、上述した図5のフローチャートに於けるステップS8にて、合わせて行うようにしている。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、スクリーン上の基準光を確認して投影画像を補正していたが、暗い場所ではスクリーン上の基準マークが暗くてローコントラストとなり、正しく検出判定できない場合がある。この第2の実施形態では、こうした暗い場所の場合にプロジェクタの投影機能を利用した例について説明する。
上述した第1の実施形態では、スクリーン上の基準光を確認して投影画像を補正していたが、暗い場所ではスクリーン上の基準マークが暗くてローコントラストとなり、正しく検出判定できない場合がある。この第2の実施形態では、こうした暗い場所の場合にプロジェクタの投影機能を利用した例について説明する。
尚、この第2の実施形態に於けるプロジェクタの構成は、基本的に図1に示されたものと同様であるので、同一の部分には同一の参照番号を付してその図示及び説明は省略し、異なる動作についてのみ説明する。
この第2の実施形態は、基準パターン検出に先立って、補助光モードで基準マーク32を投影するようにして、ローコントラストになることを防止して暗い場所にも対応させるようにしている。
以下、図8のフローチャートを参照して、第2の実施形態による撮影動作について説明する。
先ず、ステップS11にて、ローコントラストになることを防止するべく、補助光モードにて、照明手段たる発光ダイオード13a〜13cにより基準マーク32が投影される。これにより、暗い場所にも対応が可能となる。次いで、ステップS12にて、基準マーク32の位置が検出された後、ステップS13に於いて、検出結果が判定される。
ここで、基準マーク32が検出されない場合には、ステップS14へ移行して警告が行われる。この警告をプレゼンテータが見て、適切な方向にプロジェクタを向け直す。その後、投影が開始されて上記ステップS11へ移行する。尚、ここでは、基準光の投影については省略しているが、上述した第1の実施形態と同様に行っても良い。
上記ステップS13にて基準マーク32が検出された場合は、ステップS15に移行して画像が投影される。そして、続くステップS16に於いて、所定時間が経過したか否かが判定される。その結果、所定時間に達しない場合は上記ステップS15へ移行して、所定時間に達したならばステップS17へ移行する。
ステップS17では、再び補助光モードで基準マーク32が投影される。そして、ステップS、ステップS18にて上記基準マーク32の変化が検出される。更に、ステップS19にて、上記ステップS18で検出された変化に従って、上記(1)式及び(2)式による投影位置のシフト量が算出される。
更に、ステップS20にて、そのDMD17上のシフト位置にて画像が形成されて画像投影が行われれば、常に基準マーク32と投影画像の位置とが等しくされるようになる。そして、ステップS21に於いて、ユーザが画像投影を終了するか否かが判定される。終了しない場合は上記ステップS15へ移行し、終了であれば本ルーチンが終了する。
このように、第2の実施形態では、基準マーク32の検出(ステップS12、S18)に先立って、補助光モードで基準マーク32を投影するようにして、ローコントラストになることを防止して、暗い場所にも対応が可能となっている。これは、図9(a)に示されるような投影範囲33でLEDの光が投影されて基準マーク32が照射され、そのコントラストが明確になるようにしたものである。
これは、余計なコントラストを発生させないように、図10(a)に示されるように、DMD17の各画素のミラーが等しく同じ方向(投影レンズ18に光源13の光が導かれる方向)に向けて制御されるものである(投影光は図示B1 方向)。図10(b)に示されるように(図示矢印B2 方向)、DMD17の各画素ミラーが像信号に合わせて制御されて、図9(b)に示されるように、図8のフローチャートに於けるステップS15にて、投影画像31cのような再生画像投影が行われるのとは異なる態様で、光を投影するものである。このとき、投影範囲33も投影画像31cの範囲より拡大して投影される。
これによって、暗い場合にも正しく基準マークの位置を判定することができ、手ブレが生じても、その基準マークとの関係を保って手ブレ補正が行われた画像投影を行うことができる。また、この補助光照射はイメージセンサがパターン検出可能な一瞬の間のみで行われるので、鑑賞者には僅かなちらつきしか感じられないので、不快感を与えることはない。
(第3の実施形態)
次に、この発明の第3の実施形態について説明する。
次に、この発明の第3の実施形態について説明する。
図11は、この発明の第3の実施形態に於けるプロジェクタの概略構成を示した図である。
この第3の実施形態は、上述した第1の実施形態に於いて、図1のような構成では投影レンズ18と受光レンズ20との間に誤差が生じることを対策したものである。つまり、投影レンズ18を介して画像の投影だけでなく画像検出を可能としたものである。光路の切り替えは、光路切り替え手段であるDMD17により行われる。
図11(a)は、投影時の光路を示している。投影部である光源13より投射された光は、集光レンズ15を介して、図示矢印C1 方向に回転されたDMD17で反射され、投影レンズ18を介して図示されないスクリーン等に投影される。このようにして、画像再生が行われる。
図11(b)は、基準マークモニタ等の像検出時の光路を示している。DMD17は、図示矢印C2 方向に回転されて、図11(a)とは別の角度に制御される。そして、投影レンズ18から入射された像は、DMD17で反射されて受光光学系20aを介してイメージセンサ21に入射され、更に画像処理回路22で像位置検出が可能となる。このとき、光源13からの発光は、光のノイズとなるので行われないようにする。
このように、第3の実施形態では、受光レンズと投影レンズを兼用したので、パララックス(誤差)のない基準マーク検出が可能となる。したがって、図2に示されるような、プレゼンテータ35がスクリーン30に向けてプロジェクタ10を投影させると、基準マーク32を必ず検出することができるので、手ブレ補正時の失敗の確率を減少させることができる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であるのは勿論である。
10…プロジェクタ、11…マイクロコンピュータ(CPU)、11a…スイッチ、12…発光ダイオード(LED)ドライバ、13a、13b、13c…発光ダイオード(LED)、14…プリズム、15…集光レンズ、16…デジタルミラーデバイス(DMD)ドライバ、17…デジタルミラーデバイス(DMD)18…投影レンズ、20…受光レンズ、21…イメージセンサ、22画像処理回路、23…メモリ、24…電池、30…スクリーン、31…投影画像、32…基準マーク。
Claims (10)
- スクリーン上に投影する画像を形成するための光源及び投影レンズとを備えた画像形成部と、
上記スクリーン上の基準点を検出するイメージセンサと、
上記イメージセンサ上の上記基準点位置の変化に従って上記画像形成部に形成する画像位置を切り替える切り替え手段と、
を具備することを特徴とするプロジェクタ。 - 上記スクリーン上の基準点を照明する照明手段を更に具備し、
上記照明手段は、上記画像形成部の光源と同一光源であることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 上記基準点を検出するイメージセンサは、受光レンズを介して上記スクリーンをモニタし、上記受光レンズが上記投影レンズを兼用していることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
- 投影レンズを介して選択された画像をスクリーン上に向けて投影するプロジェクタに於いて、
上記スクリーン上に設けられた基準点を検出する画像検出手段と、
上記画像検出手段で検出された上記基準点の変化に基づいて上記スクリーン上に投影される選択画像を切り替える切り替え手段と、
を具備することを特徴とするプロジェクタ。 - 上記スクリーン上に設けられた基準点を照明する照明手段を更に具備することを特徴とする請求項4に記載のプロジェクタ。
- 上記画像検出手段は受光レンズを介して上記スクリーンをモニタし、上記受光レンズは上記投影レンズと兼用していることを特徴とする請求項4に記載のプロジェクタ。
- 画像を形成する画像形成手段と、
光源を有して、上記画像形成手段で形成された画像を投影レンズを介して投影する投影手段と、
上記投影手段によって投影された画像を表示するもので、基準点が設けられたスクリーンと、
上記スクリーンに設けられた上記基準点を検出する画像検出手段と、
上記画像検出手段で検出された上記基準点位置の変化に従って上記画像形成手段で形成される画像の位置を切り替える切り替え手段と、
を具備することを特徴とするプロジェクタ。 - 上記光源は、上記スクリーン上の基準点を照明することを特徴とする請求項7に記載のプロジェクタ。
- 画像を形成する画像形成手段と、
光源を有して、上記画像形成手段で形成された画像を投影レンズを介して投影する投影手段と、
上記投影手段によって投影された画像を表示するもので、基準点が設けられたスクリーンと、
上記スクリーンに設けられた上記基準点を上記投影レンズを介して検出する画像検出手段と、
上記画像検出手段で検出された上記基準点位置の変化に従って上記画像形成手段で形成される画像の位置を切り替える切り替え手段と、
を具備することを特徴とするプロジェクタ。 - 上記投影手段は、上記画像の投影時には上記画像形成手段で形成された画像を投影する光を投影レンズ側に切り替え、上記基準点を検出する時には上記投影レンズを介して入射された光を上記画像検出手段側へ切り替える光路切り替え手段を有することを特徴とする請求項9に記載のプロジェクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004109054A JP2005292563A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004109054A JP2005292563A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | プロジェクタ |
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|---|---|
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ID=35325533
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|---|---|---|---|
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006197443A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Seiko Epson Corp | 画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 |
| JP2007121600A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Yokogawa Electric Corp | 画像情報表示装置 |
| JP2009081616A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Funai Electric Co Ltd | 投射型映像表示装置及び携帯電子機器 |
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| JPWO2016129489A1 (ja) * | 2015-02-10 | 2018-01-18 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラム、記録媒体 |
| CN107861313A (zh) * | 2017-12-10 | 2018-03-30 | 罗世兰 | 用于调整投影仪投影位置的装置 |
| CN109145663A (zh) * | 2018-07-24 | 2019-01-04 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种读取装置 |
| US11647170B2 (en) | 2019-10-23 | 2023-05-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image projection device |
-
2004
- 2004-04-01 JP JP2004109054A patent/JP2005292563A/ja not_active Withdrawn
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