JP2002342022A - マウス装置 - Google Patents

マウス装置

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JP2002342022A
JP2002342022A JP2001144861A JP2001144861A JP2002342022A JP 2002342022 A JP2002342022 A JP 2002342022A JP 2001144861 A JP2001144861 A JP 2001144861A JP 2001144861 A JP2001144861 A JP 2001144861A JP 2002342022 A JP2002342022 A JP 2002342022A
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Yuji Suzuki
裕二 鈴木
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータを用いてプレゼンテーションを
行う際、コンピュータ操作とプレゼンテーション進行を
スムーズに行うことができるマウス装置を提供する。 【解決手段】 コンピュータの入力装置としてのマウス
装置において、マウス装置の操作状態を検出するマウス
操作検出手段と、前記マウス操作検出手段により検出さ
れたマウスの操作状態に基づいてコンピュータ本体に制
御信号等を送信する通信手段と、レーザ光を出力するレ
ーザ光出力手段と、前記レーザ光出力手段と前記通信手
段のいずれか一方を有効にする機能切替手段と、を少な
くとも備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの入
力装置の一つであるマウス装置に関し、特に、コンピュ
ータを用いてプレゼンテーションを行う際に利用して有
効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、会議や講演等のプレゼンテーショ
ンは、オーバーヘッドプロジェクタ(以下、OHPと称
する)やフィルム映写装置を用いて映像をスクリーン等
に大画面で映出して行われていた。このとき、OHPシ
ート等を取り替えて映像の切替操作を行うオペレータと
壇上でプレゼンテーションを行うプレゼンテータの二人
一組でプレゼンテーションを行うのが一般的であった。
そして、プレゼンテータはレーザポインタ等の指示手段
を用いて画面上の強調したい箇所を指示することにより
効果的にプレゼンテーションを行っていた。
【0003】一方近年では、マルチメディア技術の進歩
に伴い、コンピュータ上の映像データを、コンピュータ
に直接接続されたディスプレイ装置や液晶プロジェクタ
を介してスクリーンに映出したりする等、コンピュータ
を利用したプレゼンテーションが盛んに行われるように
なってきている。このコンピュータを用いたプレゼンテ
ーションにおいては、上述したレーザポインタ等の指示
手段のかわりに、画面上に表示される「カーソル」と呼
ばれる指示マークによって指示操作を行うことができ
る。 そして通常は、操作が簡便な「マウス」と呼ばれ
るポインティングデバイスによりディスプレイ画面に表
示される「カーソル」を自由に移動して、容易に所望の
箇所を指示することができる。
【0004】しかしながら、コンピュータを用いたプレ
ゼンテーションであってもコンピュータ本体の設置場所
が制限される場合、つまりプレゼンテータがいる壇上に
コンピュータ本体を設置できない場合はコンピュータを
操作するオペレータが別に必要となるので、上述したO
HP等によるプレゼンテーションと同様に二人一組でプ
レゼンテーションが行われる。
【0005】このため、プレゼンテーションを行う前に
プレゼンテータとオペレータとが段取りを充分に打ち合
わせるなど煩雑な準備が必要であった。また、オペレー
タがプレゼンテーションの内容を充分に把握していない
場合、プレゼンテーションの途中で質問を受けたりした
ときに臨機応変な画面操作や的確な画面上のカーソル指
示操作をすることが困難であった。
【0006】以上のような不都合を改善するために、プ
レゼンテータがコンピュータを遠隔操作して一人でプレ
ゼンテーションを行うことができるようにしたシステム
が提案されている。
【0007】例えば、特開平8−179880号公報や
特開平6−35602号公報では、プレゼンテータが手
元の操作手段を用いて画面上のカーソル位置情報を設定
し、これを無線送信することによりコンピュータを操作
可能にしたプレゼンテーションシステムに関する技術が
開示されている。この技術により、コンピュータ本体が
離れていてもプレゼンテータがコンピュータを遠隔操作
できるので、一人でスムーズなプレゼンテーションを行
うことが可能となり、オペレータとの事前打ち合わせ等
の煩雑な準備も必要なくなる。
【0008】ところで、コンピュータを用いたプレゼン
テーションにおいては、コンピュータで操作する画面が
そのままプレゼンテーション画面に表示される。つま
り、プレゼンテーションに関係のある画面表示だけでな
く、アプリケーションソフトを操作する際のカーソル操
作等、プレゼンテーションとは直接関係のない画面まで
表示される。例えば、一通りのプレゼンテーションが終
了したあと、質問等があり所望の映像を表示する際には
プレゼンテーションには関係のないアプリケーションソ
フトの操作が必要となる。このとき、画面上にはアプリ
ケーションソフトのメニューバーが表示され、このメニ
ューバーから所望の操作を選択する等プレゼンテーショ
ンには関係のないカーソル動作が表示されるので、視聴
者がこれらの表示に煩わしさを感じることもある。
【0009】そこで、特許第2953489号では、プ
レゼンテータ側で操作するコンピュータ画面上のカーソ
ルと視聴者側の画面に表示されるカーソルとを別個に操
作可能とした技術が開示され、プレゼンテーションを進
行するあいだは両者を同期して両方の画面に同一のカー
ソルが表示されるようにし、プレゼンテーションに関係
のないアプリケーションソフトの操作を行うあいだは視
聴者側の画面にカーソルが表示されないようにしてい
る。この技術によれば、視聴者側の画面にはプレゼンテ
ーションに関係あるカーソル動作だけが表示されるの
で、視聴者がプレゼンテーションに関係のないカーソル
動作等に煩わしさを感じるのを回避できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなコンピ
ュータを用いたプレゼンテーションは、画面上のカーソ
ルにより所望の箇所を指示したり、簡単な操作で映像を
切り替えたりできるなどスムーズにプレゼンテーション
を進行できる他、その場でコンピュータプログラムを動
作させて様々なシミュレーションを行うことができる
等、プレゼンテーションにおいて情報を正確かつ効率的
に視聴者に伝達できるという利点がある。
【0011】しかしながら、プレゼンテーション用のア
プリケーションソフトによってはプレゼンテーション画
面でカーソルが表示されなくしているものもある。つま
り、このようなアプリケーションソフトを使用する場合
は、指示手段としてカーソルを使用することを前提とし
ている前記3つの先願技術を有効に適用することができ
ない。
【0012】本発明は、コンピュータを用いてプレゼン
テーションを行う際、コンピュータ操作とプレゼンテー
ション進行をスムーズに行うことができるマウス装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、コンピュータの入力装置
としてのマウス装置であって、マウス装置の操作状態を
検出するマウス操作検出手段と、前記マウス操作検出手
段により検出されたマウスの操作状態に基づいてコンピ
ュータ本体に制御信号等を送信する通信手段と、レーザ
光を出力するレーザ光出力手段と、前記レーザ光出力手
段と前記通信手段のいずれか一方を有効にする機能切替
手段と、を少なくとも備えるようにしたものである。
【0014】このように、本発明のマウス装置はコンピ
ュータへの入力装置としての機能の他に、単なるポイン
ティング装置としてのレーザポインタの機能を有するの
で、コンピュータを用いたプレゼンテーション中にマウ
スとしてコンピュータ操作を行うことができるととも
に、画面をレーザ光で直接指示することができる。これ
により、プレゼンテーション画面でカーソルが表示され
ないアプリケーションソフトを使用する場合であって
も、プレゼンテータは別途レーザポインタや指示棒等の
指示手段を用意する必要がなくなる。
【0015】また、前記機能切替手段は、マウス装置表
面に設けられた機能切替スイッチを使用者が操作するこ
とに関連して機能を切り替えるようにするとよい。例え
ば、機能切替スイッチを別途設けるようにしてもよい
し、マウス装置の入力ボタン等に切替機能を兼用させる
ようにすることもできる。これにより、ワンタッチでマ
ウス装置の機能を切り替えることができるのでスマート
にプレゼンテーションを行うことができる。
【0016】さらに、前記機能切替手段は、マウス装置
底面が接地しているか否かを検出する接地検出手段によ
る検出結果に関連して機能を切り替えるようにしてもよ
い。これにより、プレゼンテータは画面上をレーザ光で
指示しようとマウス装置を持ち上げるだけでレーザポイ
ンタ機能が有効とされるので、手動で機能を切り替える
必要がなくよりスマートにプレゼンテーションを行うこ
とができる。
【0017】また、マウス装置の通信手段を双方向通信
可能とし、前記機能切替手段は、コンピュータ本体から
送信された制御信号に関連して機能を切り替えるように
してもよい。具体的には、所定のプレゼンテーション画
面が表示された際にレーザポインタ機能を有効にするよ
うにコンピュータ本体からマウス装置に制御信号を送信
するプログラムにより実現可能である。
【0018】また、前記通信手段は、赤外線または電波
を利用した無線通信手段であることが望ましい。すなわ
ち、レーザポインタとして使用する場合、コードレスマ
ウスの方が自由度が高いのでプレゼンテーションしやす
くなるという利点がある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0020】まず、図1に示すブロック図に基づいて本
実施形態に係るボール式ワイヤレスマウスの概略構成に
ついて説明する。なお、本実施形態のワイヤレスマウス
は、マウス機能の他にプレゼンテーションのときなどに
画面上の特定箇所を指示するレーザポインタとしての機
能を備えており、マウス機能とレーザポインタ機能を切
替可能に構成される。
【0021】図1に示すように、本実施形態のワイヤレ
スマウス100は、マウス操作に伴うボールの回動方向
や回転量等の情報を検出するマウス操作検出手段120
と、前記マウス操作検出手段120で検出した情報等を
赤外線を利用してコンピュータ本体PCと無線で送受信
可能な赤外線通信手段20bと、レーザポインタ機能が
有効なときにレーザ光を出力するレーザ出力手段20a
と、レーザポインタ機能とマウス機能とを手動で切り替
える切替スイッチ40と、マウスが接地しているか否か
を検出する接地検出手段30と、前記接地検出手段30
での検出結果または前記切替スイッチ40の切替操作に
基づいてマウス機能とレーザポインタ機能の切替等を制
御する制御装置110と、前記制御装置110等に所定
の電源電圧を供給する電源回路130等で構成される。
【0022】なお、マウス操作検出手段120は、マウ
スボールの動作を検出するマウスボール動作検出部と、
クリックボタンがクリック操作されたことを検出するク
リックボタン操作検出部と、回転ホイールが回転操作さ
れたことを検出する回転ホイール操作検出部で構成され
る。
【0023】次に、図2に示す側面図(a)および平面
図(b)に基づいて、本実施形態に係るボール式マウス
の具体的な構成およびその動作について説明する。
【0024】図2に示すように本実施形態のワイヤレス
マウス100は、合成樹脂製のケース10の中央部に形
成されたボールホルダ(図示せず)でマウスボール60
を着脱可能かつ回転自在に保持するようになっている。
さらに、上記カバー10の底面開口部から上記マウスボ
ール60の下端部が外部に露出するように構成されてい
る。
【0025】このマウスボール60の動作検出は、図1
におけるマウス操作検出手段120のボール動作検出部
で行われる。ボール動作検出部は、図示を省略するが、
マウスボール60の表面に当接された互いに直交する2
本の回転軸と、この回転軸を介して回転自在に設けられ
た光学式回転エンコーダの円盤と、前記円盤の回転量を
光電変換する光カプラで構成される。そして、前記ボー
ル動作検出部で検出されて光電変換されたマウスボール
60の回動方向および回転量に相当する操作信号が制御
装置110による制御に従ってコンピュータ本体PCに
出力される。
【0026】また、ケース10の上面にはレフトクリッ
クボタン70,ライトクリックボタン80が設けられて
おり、図1におけるマウス操作検出手段120のクリッ
クボタン操作検出部でクリックボタン70,80の操作
検出が行われる。具体的には、これらのクリックボタン
70,80の下側に設けられたマイクロスイッチ(図示
せず)によりボタンがクリックされたかを検出する。そ
して、クリックボタン70,80をクリック操作するこ
とにより前記マイクロスイッチがオン/オフされ、これ
に関連して動作モードやインプットモードの切替などを
指示する操作信号が制御装置110による制御に従って
コンピュータ本体に出力される。
【0027】さらに、クリックボタン70,80の間に
は回転ホイール50が設けられており、図1におけるマ
ウス操作検出手段120の回転ホイール操作検出部で回
転ホイール50の操作検出が行われる。そして、この回
転ホイール50を回転操作することに関連して、コンピ
ュータ画面上における表示画面のスクロールを指示する
操作信号が制御装置110による制御に従ってコンピュ
ータ本体に出力される。
【0028】ケース10の前面側には赤外線またはレー
ザ光を出力する発光窓20が設けられており、この発光
窓20の内側にはレーザ光出力手段aと赤外線通信手段
20bとが配置されている。マウス機能が有効な場合
は、赤外線送受信手段20aからマウス操作に関連する
制御信号をコンピュータ本体に送信するとともに、コン
ピュータ本体からのレーザポインタ機能への切替に関す
る制御信号を受信する。一方、レーザポインタ機能が有
効な場合は、この発光窓20を介してレーザ光が出力さ
れる。
【0029】ケース10の側面下方には、マウス機能と
レーザポインタ機能を切り替える切替スイッチ40が設
けられており、手動でマウス機能とレーザポインタ機能
を切替可能になっている。なお、本実施形態では切替ス
イッチ40を別途設けるようにしたが、回転ホイール5
0等に切替スイッチの機能を備えさせることもできる。
例えば、回転ホイールをバネスイッチのような構成にし
て、ホイールを押し操作する毎に機能が切り替わるよう
にすればよい。
【0030】ケース10の底面には、マウスが接地して
いるか否かを検出する接地検出部としての接地検出スイ
ッチ40が設けられている。例えば、マウス底面開口部
にマウス内部から外部に突出するようにバネスイッチを
設け、マウス底面が接地されることにより前記スイッチ
がマウス内部に押し込まれることに関連して、内部スイ
ッチがオン/オフされるようにしてマウス装置の接地状
態を検出されるように構成するとよい。プレゼンテータ
はマウスを持ち上げることにより手動で切り替えるより
もスマートにレーザポインタ機能を有効にすることがで
きるので、手動で切り替える煩わしさを回避することが
できる。
【0031】また、本実施形態の通信手段20bは、コ
ンピュータ本体PCと双方向通信が可能であり、コンピ
ュータから送信された制御信号によりマウス機能とレー
ザポインタ機能を切り替えるようにすることができる。
例えば、所定のプレゼンテーション画面が表示されたと
きに、レーザポインタ機能を有効にする制御信号をマウ
スに送信するプログラムを実行することにより実現でき
る。
【0032】図3,図4は本実施形態のマウス装置の機
能切替制御について示したフローチャートであり、図3
はマウス機能が有効なときの切替制御で、図4はレーザ
ポインタ機能が有効なときの切替制御である。
【0033】マウス機能が有効なときは、まず図3のス
テップS11においてコンピュータ本体から送信された
レーザポインタ機能を有効にする制御信号を受信したか
判定する。そして、当該制御信号を受信した場合はステ
ップS14に移行してレーザポインタ機能を有効にし、
当該制御信号を受信していない場合はステップS12に
移行する。
【0034】次に、ステップS12で切替スイッチ40
をプレゼンテータが操作してレーザポインタ機能が選択
されたか判定する。そして、切替スイッチ40によりレ
ーザポインタ機能が選択された場合はステップS14に
移行してレーザポインタ機能を有効にし、レーザポイン
タ機能が選択されていない場合はステップS13に移行
する。
【0035】次に、ステップS13で接地検出手段30
によりマウスの接地/非接地状態を判定する。そして、
マウスが接地状態にあると判定した場合はステップS1
1に戻って上記手順を繰り返し、マウスが非接地状態に
あると判定した場合はステップS14に移行してレーザ
ポインタ機能を有効にする。
【0036】つまり、コンピュータ本体から送信された
切替制御信号の受信、切替スイッチ40の切替操作、ま
たはマウスが非接地状態にあることのいずれかの条件が
満たされたときに、レーザポインタ機能が有効とされ
る。なお、図3のステップS14においてレーザポイン
タ機能が有効にされると、レーザ光出力部20aからレ
ーザ光が出力されるとともに、コンピュータ本体との赤
外線通信手段20bは使用不可となる。
【0037】一方、レーザポインタ機能が有効なとき
は、図4のフローチャートに従って切替制御が行われ
る。ただし、図3のステップS11において、コンピュ
ータ本体から送信された切替制御信号を受信してレーザ
ポインタ機能が有効にされた場合は、マウス装置が非接
地状態になってはじめて図4のフローチャートが開始さ
れるようにしている。つまり、コンピュータからの制御
信号によりレーザポインタ機能が有効にされた場合は、
切替スイッチもマウス機能が選択されたままで、かつ接
地状態にあるので、この状態で図4のフローチャートが
開始されるとステップS23に移行してすぐにマウス機
能が有効になるが、マウス装置が非接地状態になっては
じめて図4のフローチャートが開始されるようにするこ
とにより上記不具合を解消することができる。
【0038】まず、ステップS21において切替スイッ
チ40をプレゼンテータが操作してレーザポインタ機能
が選択されいるか判定する。そして、切替スイッチ40
によりレーザポインタ機能が選択されている場合はレー
ザポインタ機能を有効なままにして繰り返しステップS
21で判定を行う。
【0039】ステップS21において切替スイッチ40
によりマウス機能が選択された場合はステップS22に
移行し、接地検出手段30によりマウス装置の接地/非
接地状態を判定する。そして、マウス装置が非接地状態
にあると判定した場合はステップS21に戻って上記判
定を繰り返し行い、マウス装置が非接地状態にあると判
定した場合はステップS23に移行してマウス機能を有
効にする。
【0040】つまり、切替スイッチ40でマウス機能が
選択され、かつマウス装置が接地状態にあるときにマウ
ス機能が有効となる。なお、図4のステップS23にお
いてマウス機能が有効にされると、レーザ光出力部20
aからレーザ光の出力が停止されるとともに、コンピュ
ータ本体との赤外線通信手段20bが使用可能となる。
【0041】本実施形態のマウス装置によれば、コンピ
ュータを用いてプレゼンテーションを行う際に、マウス
機能を有効にしてコンピュータ操作を行うことができる
とともに、画面をレーザ光で直接指示することができる
のでスマートにプレゼンテーションを行うことができ
る。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではない。
【0043】例えば、本実施形態ではボール式でかつ無
線型のマウス装置について説明したが光学式のマウス装
置や有線型のマウス装置にも適用することができる。な
お、有線型のマウス装置の場合、レーザ光出力手段20
aおよび発光窓20はコードが導出されるマウス装置の
前面とは逆側のマウス装置の背面に設けるようにすると
よい。
【0044】また、本実施形態ではマウス機能とレーザ
ポインタ機能の切替を複数の判定手段によって行うよう
にしたが、上記実施例の判定手段のうちのいずれか一つ
で行うようにしてもよい。例えば、切替スイッチ40を
手動で切替操作することにのみ関連して機能切替を行う
ようにしてもよいし、接地検出手段の検出結果にのみ関
連して自動的に機能切替を行うようにしてもよい。
【0045】なお、コンピュータ本体PCからの切替制
御信号によりマウス機能からレーザポインタ機能に切り
替えた場合は、通信手段が使用不可となるので、接地検
出手段40により接地状態にあることを検出したときに
レーザポインタ機能からマウス機能に切り替えるように
するとよい。または、レーザポインタ機能からマウス機
能に切り替える専用の切替スイッチを設けて利用するこ
ともできる。
【0046】ただし、有線型のマウスのように、コンピ
ュータ本体PCとの通信手段を使用可能としたままで、
レーザポインタ機能を有効にできるマウスについてはこ
の限りではない。例えば、プレゼンテーション画面が切
り替わることに関連してレーザポインタ機能からマウス
機能に切り替える制御信号をコンピュータ本体からマウ
ス装置に送信するプログラムにより実現することができ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明のマウス装置によれば、マウス装
置の操作状態を検出するマウス操作検出手段と、前記マ
ウス操作検出手段により検出されたマウスの操作状態に
基づいてコンピュータ本体に制御信号等を送信する通信
手段と、レーザ光を出力するレーザ光出力手段と、前記
レーザ光出力手段と前記通信手段のいずれか一方を有効
にする機能切替手段と、を少なくとも備えるようにし、
コンピュータへの入力装置としてのマウス機能の他に、
単なるポインティング装置としてのレーザポインタ機能
を有するようにしたので、コンピュータを用いてプレゼ
ンテーションを行うに際して、マウスとしてコンピュー
タ操作を行うことができるとともに、画面をレーザ光で
直接指示することができる。これにより、プレゼンテー
ション画面でカーソルが表示されないアプリケーション
ソフトを使用する場合であっても、プレゼンテータは別
途レーザポインタや指示棒等の支持手段を用意する必要
がなくなるとともに、スマートにプレゼンテーションを
行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るボール式ワイヤレスマウスの
概略構成について示したブロック図である。
【図2】本実施形態に係るボール式マウスの具体的な構
成およびその動作について示した(a)側面図(b)お
よび平面図である。
【図3】マウス機能が有効なときの本実施形態の機能切
替制御について示したフローチャートである。
【図4】レーザポインタ機能が有効なときの本実施形態
の機能切替制御について示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 マウス筐体カバー 20 発光部 20aレーザ光出力手段 20b赤外線通信手段 30 接地検出手段 40 切替スイッチ 50 回転ホイール 60 マウスボール 70 レフトクリックボタン 80 ライトクリックボタン 100 マウス装置本体 110 制御装置 120 マウス操作検出手段 130 電源回路 PC コンピュータ本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータの入力装置としてのマウス
    装置であって、 マウス装置の操作状態を検出するマウス操作検出手段
    と、 コンピュータ本体との双方向通信が可能な赤外線または
    電波を利用した無線通信手段と、 レーザ光を出力するレーザ光出力手段と、 前記レーザ光出力手段と前記通信手段のいずれか一方を
    有効にする機能切替手段と、を少なくとも備え、 前記機能切替手段は、マウス装置表面に設けられた機能
    切替スイッチを使用者が操作することに関連して、 またはマウス装置底面が接地しているか否かを検出する
    接地検出手段による検出結果に関連して、 またはコンピュータ本体から送信された制御信号の受信
    に関連して、機能を切り替えることを特徴とするマウス
    装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータの入力装置としてのマウス
    装置であって、 マウス装置の操作状態を検出するマウス操作検出手段
    と、 前記マウス操作検出手段により検出されたマウスの操作
    状態に基づいてコンピュータ本体に制御信号等を送信す
    る通信手段と、 レーザ光を出力するレーザ光出力手段と、 前記レーザ光出力手段と前記通信手段のいずれか一方を
    有効にする機能切替手段と、を少なくとも備えることを
    特徴とするマウス装置。
  3. 【請求項3】 前記機能切替手段は、マウス装置表面に
    設けられた機能切替スイッチを使用者が操作することに
    関連して機能を切り替えることを特徴とする請求項2に
    記載のマウス装置。
  4. 【請求項4】 前記機能切替手段は、マウス装置底面が
    接地しているか否かを検出する接地検出手段による検出
    結果に関連して機能を切り替えることを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載のマウス装置。
  5. 【請求項5】 前記通信手段は、コンピュータ本体から
    送信された制御信号を受信可能であり、 前記機能切替手段は、コンピュータ本体から送信された
    制御信号の受信に関連して機能を切り替えることを特徴
    とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のマウス
    装置。
  6. 【請求項6】 前記通信手段は、赤外線または電波を利
    用した無線通信手段であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれかに記載のマウス装置。
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Cited By (5)

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JP2007257448A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Hosiden Corp マウス一体型レーザーポインター
KR200447216Y1 (ko) 2009-02-16 2010-01-06 김영권 다기능 마우스
JP2010237925A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd 端末装置、通信制御システム、通信制御方法、及び端末制御プログラム
JP2012252730A (ja) * 2012-09-28 2012-12-20 Casio Comput Co Ltd ポインティング装置及びその情報送信方法と外部情報処理装置、及びプログラム
JP2015060573A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 カシオ計算機株式会社 投影システム及びポインタ

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