JP3284727B2 - ダイキャスト鋳型のガス抜き用バルブ装置 - Google Patents

ダイキャスト鋳型のガス抜き用バルブ装置

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JP3284727B2
JP3284727B2 JP01099894A JP1099894A JP3284727B2 JP 3284727 B2 JP3284727 B2 JP 3284727B2 JP 01099894 A JP01099894 A JP 01099894A JP 1099894 A JP1099894 A JP 1099894A JP 3284727 B2 JP3284727 B2 JP 3284727B2
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ウェイゼル ヨハン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
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  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダイキャスト鋳型の
ガス抜き用バルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、このバルブ装置は、ガス抜き溝
と、該ガス抜き溝と連通し軸方向に変位可能なバルブ閉
鎖手段を有するガス抜きバルブと、該ガス抜きバルブ手
段を開位置から閉位置に作動させる作動手段とを有して
いる。
【0003】この作動手段は、鋳造中に前記ダイキャス
ト鋳型に設けられた鋳造室(キャビティ)から前記ガス
抜き溝を通って漏れ出る液体鋳物材料にさらされ、かつ
この液体鋳物材料がぶつかると該液体鋳物材料から伝達
された運動エネルギによって軸方向に変位可能な力ピッ
クアップ手段を有している。この力ピックアップ手段
は、軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段に機械的に連結さ
れ、かつ軸方向変位可能なプッシュ部材を有している。
【0004】この種のバルブ装置は、通常、ダイキャス
ト鋳型の2つの部材に取り付けられ、この2つの部材
は、鋳型が鋳造中に初期位置に用意されると、相互に分
離面に沿って接触している。通常、その構成は、鋳型部
材の一方が端部近傍に凹部を有し、この凹部内にバルブ
装置の前面が前記分離面に当たるように設けられ、2つ
の鋳型部材が合体する時、つまり、ダイキャスト鋳型が
閉鎖される時、バルブ装置の前面は他の鋳型部材の前面
にシール性を持って接触する。バルブ装置のガス抜き溝
は、ダイキャスト鋳型の前面が開放されると同様に、前
記前面の方に開放されて、連続的に形成されている。
【0005】バルブ装置のガス抜き溝の終端部は、大気
と連通するように開放されるか、真空ポンプに連結され
る。この真空ポンプ手段は、液体鋳物材料が高圧高速で
鋳型に満たされる時、鋳型のキャビティ内の含まれてい
る空気を抜くように作用する。
【0006】ガス抜き工程が終りになるや否やガス抜き
用バルブ装置が閉鎖されるのは、鋳型から液体鋳物材料
が流出するのを避けるためであり、またガス抜き溝に真
空ポンプを連結するためである。このバルブ装置の閉鎖
は、バルブ装置のガス抜き溝に液体鋳物材料が流れると
開始される。従来技術では、ガス抜き用バルブが閉じた
状態で使用され、鋳型に流れ込む液体鋳物材料によりバ
ルブ装置の内部に動的圧力あるいは衝撃が生じる。液体
鋳物材料が非常に高圧で鋳型に流れ込むことや、鋳型内
のキャビティに満たされた後にガス抜き用バルブに向か
ってバルブ装置のガス抜き溝に同じ高圧高速が流れ込む
点を考慮すると、ガス抜き用バルブの作用は、液体鋳物
材料がガス抜き用バルブに到達する前にバルブの閉鎖作
用が終るように、極めて短時間の遅れをもって開始され
なければならない。液体鋳物材料がガス抜き用バルブの
内部に入り込むことを阻止すること、つまり,ガス抜き
用バルブがブロックすることは、極めて重要である。
【0007】極めて短時間のタイムラグ(例えば、1ミ
リ秒以下)でガス抜き用バルブが作動するように、前記
動圧あるいは衝撃をガス抜き用バルブの作動力に伝える
手段が設計されるならば、バルブ装置における経験から
ガス抜き用バルブの確かな作用が確立され、実現される
ことは明らかである。
【0008】スイス特許Nr.633,208には、上
記記載されたような、高圧ダイキャスト作用に関して使
用され、概して好ましく作用するガス抜き用バルブ装置
が開示されている。このバルブ装置は、中心軸がバルブ
装置の前面に対し垂直なプランジャバルブ部材を有し、
バルブシリンダがガス抜き溝とバルブピストンとを連通
し、このバルブピストンは、バルブシリンダ内で変位可
能とされている。バルブピストンには、ピストンヘッド
が設けられ、このピストンヘッドは、バルブ装置が開放
されるときバルブ装置の前面でガス抜き溝に突出し、バ
ルブ装置が閉鎖されるときバルブシリンダの内部に変位
される。
【0009】さらに、ピストンーシリンダ装置形式の力
ピックアップ手段を備えた作動手段が設けられている。
このピストンーシリンダ装置は、ガス抜き溝の部分と連
通された作動シリンダを有し、このガス抜き溝は液体鋳
物材料の流れ方向から明らかなようにバルブシリンダの
前に存在する。作動シリンダは、ガス抜き溝に流れ込む
液体鋳物材料に晒される1つのピストン部材を有してい
る。作動手段の作動シリンダとプランジャバルブ部材の
バルブシリンダとは、軸平行関係に配置され、また、作
動手段のピストン部材は、バルブピストンに連結され、
液体鋳物材料に晒され、後方移動が加速されるとき、ガ
ス抜きバルブを閉鎖するという意味で、バルブピストン
の変位を起こすようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記記載されたスイス
特許Nr.633,208による構成では、作動手段の
ピストン部材は、バルブピストンに直接かあるいは駆動
部材を介して連結され、この駆動部材が、バルブピスト
ンの動作経路と平行な走行経路に沿って変位される。こ
の構成の変形によれば、作動手段のピストン部材が、非
確定的に駆動部材に連結されるように設けられている。
しかし、どの様な場合でも、作動手段のピストン部材が
変位する経路は、バルブピストンの経路と同様で、実際
には、この経路は5〜10mmである。このような状況
は、複数の不利益な点があることが証明されている。
【0011】液体鋳物材料が作動手段のピストン部材に
ぶつかることによる衝撃あるいはショックにより、動作
経路に置かれる質量(つまり、作動手段、駆動部材及び
バルブピストンのピストン部材)は、動作経路の端部で
も相当高い運動エネルギの量を有するが、この動作は、
移動される質量を減速することにより動作経路の端部に
おいて、吸収されなければならない。剛性のあるストッ
プ部材の使用は、バルブ装置全体の悪化を招来すること
になるであろう。この場合、適当な衝撃吸収手段を設け
たり、特に、質量の減速に要する経路や時間が相対的に
短いと、コストの高いものを設ける必要が生じるであろ
う。この点に関して、ガス抜きバルブのプランジャ位置
は、予め定められた閉位置となるまで、好ましい所定の
経路を走ることは注目に値する。減速中にこの経路の変
位が増大するならば、大変短い期間でも液体鋳物材料が
バルブシリンダに入り込むと、その結果としてガス抜き
バルブの作動は、激しく混乱したりあるいは作動不能と
なる。
【0012】一方、作動手段のバルブピストン部材が作
動中に、作動シリンダのシリンダ作動壁の部分は、液体
鋳物材料に晒されることになる。自由に晒されるシリン
ダ壁も、ピストン部材の作動ストロークと同じ長さを有
している。このため、作動シリンダに入り込む液体鋳物
材料が、固化すると、作動シリンダ内に閉じ込められ栓
が形成される。その長さによっては、シリンダボアから
の取出しは困難で、また大きな力が必要となる。この結
果、2つの鋳型部分は、簡単に開くことができず、作動
手段のシリンダ表面はダメージを受ける。いずれにして
も、シリンダボアの表面は、素早く摩耗するはずであ
り、仮に、液体鋳物材料が摩耗に対し活性であればなお
のことである。
【0013】
【発明の概要】本発明の目的は、上記のような不利益の
ないダイキャスト鋳型のガス抜き用バルブ装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】特に、本発明の目的は、運動エネルギが力
ピックアップ部材により吸収され、その量が減少され、
ガス抜きバルブの閉鎖作用を初期化するのに十分なダイ
キャスト鋳型のガス抜き用バルブ装置を提供することに
ある。
【0015】これらあるいは他の目的を達成するため
に、本発明は、ガス抜き溝と、該ガス抜き溝手段と連絡
し軸方向に変位可能なバルブ閉鎖手段を有するガス抜き
バルブとを有している。
【0016】前記ガス抜きバルブ手段を開位置から閉位
置まで動作させる作動手段を設けており、この作動手段
は、鋳造中に前記ダイキャスト鋳型に設けられた鋳造室
から前記ガス抜き溝を通って漏れ出る液体鋳物材料に晒
される力ピックアップ手段を有している。この力ピック
アップ手段は、液体鋳物材料がぶつかると該液体鋳物材
料からこの力ピックアップ手段に伝達された運動エネル
ギによって軸方向に変位される。
【0017】この力ピックアップ手段は、前記軸方向変
位可能なバルブ閉鎖手段に機械的に連結され、動作スト
ロークの長さが前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段を
開位置から閉位置に駆動したときのストロークの長さの
わずか数分の1に制限されている軸方向に変位可能なプ
ッシュ部材を有している。
【0018】前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段は、
前記力ピックアップ手段の前記動作ストロークに加えて
経路に沿って自由に移動することができる。
【0019】最後に、前記作動手段は、液体鋳物材料に
よって力ピックアップ手段に加えられた衝撃力をガス抜
きバルブの軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段に伝達する
力伝達手段を有している。
【0020】このように構成すれば、前記力ピックアッ
プ部材の運動エネルギは、短い作動ストロークにより、
許容できる範囲内で保たれ、剛体のストップ部材によっ
てさえ危険なく吸収され、高価なショック吸収測定装置
を設ける必要もない。力ピックアップ部材に作用する衝
撃あるいはショックにより動作するガス抜きバルブの閉
鎖部材は、閉位置に到達位置するまで自由に変位され
る。この自由な動作により、つまり力ピックアップ部材
と閉鎖部材との間の非確定的な連結が、液体鋳物材料が
力ピックアップ部材の自由な前面にぶつかることにより
開放されるという動作によって、この力ピックアップ部
材が通る通路の主な部分は、運動エネルギを吸収し、そ
れを減少するように使用される。したがって、このよう
な減少手段は、従来技術による完全なショック吸収手段
がバルブ閉鎖部材の作動ストロークの終りで減少され得
るようにしたものよりも一層単純になる。ガス抜きバル
ブの閉鎖のために要求される時間は、1m秒の範囲内で
あり、増加することもない。この場合、好ましい実施例
を提供している。力ピックアップ部材は、浮動ピストン
の形式であり、このピストンはバルブ装置のガス抜き溝
と連通されたシリンダの中で変位可能である。このシリ
ンダ壁の部分は、液体鋳物材料によって晒されるシリン
ダ壁の部分は、浮動ピストンの短い作動ストロークによ
り大変短い。したがって浮動ピストン前面で固化した結
果生じた栓は大変短かく、2つの型が開いた時に簡単に
取り出すことができる。力ピックアップ部材が大変短い
作動ストロークとなるという事実により力ピックアップ
部材としてダイアフラム部材を使用することができる。
より好ましくは、ダイアフラム部材は、バルブ装置のガ
ス抜き溝の開口を覆うようにする。これにより液体鋳物
材料に晒されるピストン部材に関連するあらゆる欠点は
避けられる。
【0021】既に記載されたように、作用的理由により
作動手段の力ピックアップ部材を位置させる必要性や、
バルブ装置のガス抜き溝の範囲内の異なる位置にガス抜
きバルブや作動手段の力ピックアップ部材を位置させる
必要性がある。この場合、力ピックアップ部材とガス抜
きバルブの可動部分との直接的な力伝達は、通常現実的
でない。この事実により好ましい実施例としては、バル
ブ装置は軸方向に可動で、力ピックアップ部材に関連し
て同軸的に設けられた駆動プレート部材を有している。
この駆動プレート部材の周面外周端部分は、ガス抜きバ
ルブのプランジャ部材に確定的に係合し、そして力ピッ
クアップ部材と当接する駆動プレート部材は、力ピック
アップ部材に対して当接する駆動プレート部材は、バル
ブ装置がその当接位置にあるとき、駆動部材はばね手段
により力ピックアップ部材に対して当接している。
【0022】さらに、前記した作動手段は、ガス抜きバ
ルブの軸方向に変位可能なバルブ閉鎖部材に連結され、
該バルブ閉鎖部材を液体鋳物材料により力ピックアップ
手段に加えられた衝撃力の伝達によって到達した閉位置
に保持するために、作用的に連結された作動部材を有し
ている。
【0023】ガス抜きバルブの作用中に生じる2つの部
分の機械的磨耗を減少させるために、力伝達部材は、軸
方向に変位可能なプッシュ部材に非確定的に連結され、
そしてガス抜きバルブの軸方向に変位可能なバルブ閉鎖
部材に確定的にと連結されている。
【0024】このガス抜きバルブは、プランジャ部材を
有するピストンバルブ部材を備え、力ピックアップ部材
はプランジャ部材と軸平行関係で設けられている。
【0025】力伝達部材の現実的な具現化のために異な
る解決手段がある。これは、軸方向に可動でかつ力ピッ
クアップ部材に対して同軸的に設けられた駆動プレート
部材を有していることである。この駆動プレート部材の
外周端部分は、ガス抜きバルブのプランジャ部材の周面
に係合し、また駆動プレート部材は力ピックアップ部材
に対しバルブ手段が休止位置にあるとき、ばね部材によ
って力伝達部材と当接する。他の可能性としては力伝達
部材が、確定的にガス抜きバルブのプランジャ部材に係
合している揺動レバー部材を有していることである。こ
の揺動レバー部材は、バルブ装置との当接位置にあると
きばね部材により力ピックアップ部材に対して当接す
る。
【0026】好ましい実施例によれば、作動部材は空気
圧あるいは流体圧により作動される作動ピストンを備え
た作動シリンダを有している。この作動ピストンは、剛
体のある相互連結部材によりガス抜きバルブの軸方向変
位し得る閉鎖部材と確定的に連結されている。
【0027】前記作動部材の作動シリンダは、入口ノズ
ル部材が設けられ、入口ノズル部材はノズル孔を有しか
つ作動シリンダの内部に前面方向に突出している。これ
によりノズル孔は、作動部材の作動ピストンの前面に対
抗するようにシールされ、またばね部材がノズル孔に対
して作動ピストンを押圧するように作動シリンダの内部
に設けられている。
【0028】作動装置の開放作動を確立し、ガス抜きバ
ルブの閉鎖を維持するために、作動部材を作動する空気
圧あるいは流体圧の圧力、ノズル孔の断面積とノズル孔
をシールする作動シリンダの前面の断面積との比、ノズ
ル孔に対し作動ピストンを付勢するばね部材の仕様が、
制御バルブ部材が閉位置にあるときは、入口ノズル部材
に存在し作動ピストンの前面の一部に作用する液圧また
は空気圧媒体の圧力が、前記制御バルブを開けるのに十
分でなく、他方、制御バルブ部材が機械的に開いている
ときは、作動ピストンの前面の全体に作用する液圧また
は空気圧媒体の圧力が、作動ピストンによってガス抜き
バルブ手段を閉鎖しかつこの閉位置に保持しうるのに十
分となるように選ばれている。
【0029】プッシュ部材の作動ストロークは、軸方向
変位可能なバルブ閉鎖部材が開位置から閉位置まで駆動
されたときの、この閉鎖部材により形成されるストロー
クの長さのほぼ10分の1であり、好ましくは、1mm以
下であり、より好ましくは、0.1mmであることが証明
された利点である。
【0030】
【実施例】以下、本発明に係るダイキャスト鋳型のガス
抜き用バルブ装置のいくつかの実施例を参考図に基づい
て説明する。
【0031】図1から6に示されているバルブ装置1
は、長方形の、平行六面体状をした2部分からなるハウ
ジングブロック内に設けられ、このハウジングブロック
は、後部ハウジングブロック部2と、平坦な前面5を有
する前部ハウジングブロック部3からなる。換言すれ
ば、バルブ装置1のハウジングブロックは、前記2つの
部分2と3により分割面4に沿って分割されている。ハ
ウジングブロック部2,3は、2つの鋳型部材6と7か
らなる2パート鋳型の内の鋳型部材6に設けられた凹部
に収納されている。バルブ装置1の位置としては、鋳型
部材6の接触面8の外方境界線側となる。鋳型部材6と
7は、図面では一部が示されているのみである。ハウジ
ングブロック部2,3の前面5は、鋳型部材6の接触面
8と同一平面にあり、鋳型部材6と7が閉鎖すると、鋳
型部材7の接触面9に接触面8と同様の前面5が気密に
係合するようになっている。
【0032】ハウジングブロック部2,3は、図示しな
いねじ手段によって鋳型部材6に固定される。同様に、
ハウジングブロック部2,3は、図示しないねじ手段に
よって相互に固定されている。
【0033】ハウジングブロック部3は、符号10で示
すガス抜き溝を有し、このガス抜き溝10は、ハウジン
グブロック部3の前面5に向かって開放されている。下
記の図4に関連して詳細に述べるが、バルブ装置1のガ
ス抜き溝10は、鋳型のキャビティに連通され、ガス抜
き溝11に連続するように構成され、このガス抜き溝1
1は、鋳型部材6に設けられかつ接触面8に向かって開
放されている。
【0034】バルブ装置1のガス抜きバルブ12は、例
えば、スイス特許明細書Nr.633,208に記載さ
れているプランジャバルブのように構成されている。こ
の長手軸は、ハウジングブロック部2,3の前面5に垂
直である。ガス抜きバルブ12は、ガス抜き溝10と連
通されているバルブシリンダ13と、このバルブシリン
ダ13内を長手方向に可動に設けられたバルブピストン
14とからなっている。バルブピストン14は、ピスト
ンヘッド15を有し、このピストンヘッド15は、ガス
抜きバルブ12が開く時(図1と5参照)には、バルブ
装置1の前方側でガス抜き溝10を貫通し、ガス抜きバ
ルブ12を閉鎖する時(図6参照)には、ピストンヘッ
ド15は、バルブシリンダ13内で軸方向に変位する。
ハウジングブロック部3の頂部には、ガス抜きバルブ1
2のための出口溝16が設けられている。この出口溝1
6は、真空ポンプ(図示せず)の吸引パイプと連通され
ている。バルブピストン14の後部円筒状伸延部17の
後方に位置しているチャンバ18は、溝19を介してハ
ウジングブロック部2内と連通され、この溝19は大気
と連通されている。この溝19には、バルブ装置1の正
常な作動をモニターするために、例えば感知手段を連結
することができる。
【0035】ガス抜きバルブ12を閉鎖するために、複
数個の異なるエレメントからなる作動手段が設けられて
いる。この作動手段の主たる部分は、交換可能な力ピッ
クアップ手段である。この力ピックアップ手段は、鋳型
内のキャビティからガス抜き溝11を介してガス抜き溝
10に流れる鋳造材料に晒される。前記力ピックアップ
手段は、ガス抜きバルブ12のバルブピストン14に機
械的に連結されている。本発明によれば、この力ピック
アップ手段は、短いストロークに沿って交換可能に設け
られたプッシュ部材の形態であり、本例では、ガス抜き
溝10と連通する作動シリンダ21内に移動可能に設け
られた浮動ピストン20である。作動シリンダ21の長
手軸は、ガス抜きバルブ12の長手軸と平行に走ってい
る。浮動ピストン20は、後部円筒状伸延部22を有
し、この後部円筒状伸延部22は、ハウジングブロック
部2の後壁23近傍まで伸延されている。液体鋳造材料
がガス抜き溝11を通って浮動ピストン20を加圧する
とき、浮動ピストン20は後部円筒状伸延部22が後壁
23に近接するまで変位される。このとき、浮動ピスト
ン20のストロークは、バルブピストン14の閉鎖スト
ロークの何分の1、例えば1/10というある量に限定
されている。
【0036】浮動ピストン20からガス抜きバルブ12
のバルブピストン14に衝撃を伝達するために、駆動プ
レート24の形式の力伝達手段が設けられている。駆動
プレート24は、浮動ピストン20と同軸的に設けら
れ、ハブ部材25により前記伸延部22上で摺動し得る
ようになっている。駆動プレート24の軸方向ストロー
クは、一方で前記分割面4におけるハウジングブロック
部3で規制され、他方でハウジングブロック部2内のシ
リンダ凹部(図2参照)の肩部26で規制されている。
浮動ピストン20には、カラー28が設けられ、このカ
ラー28は、駆動プレート24の中心部分にあり、浮動
ピストン20のストローク作動中は、駆動プレート24
との関係は確定的ではないにしても係合はする。駆動プ
レート24は、外周端部の位置29でバルブピストン1
4の後部円筒状伸延部17の溝に係合し、バルブピスト
ン14とは確定的に連結されている。
【0037】バルブ装置1を図1に示すような、例え
ば、鋳造作用が終了した後等の初期位置にリセットする
ために、複数の皿ばねからなるばね群31が内装された
ばね手段30が設けられている。ばね群31は、ハウジ
ングブロック部2のボア34内の、静止押圧プレート3
2と可動押圧プレート33との間に設けられている。可
動押圧プレート33には、スリーブ状の伸延部35が設
けられ、この伸延部35は、駆動プレート24のハブ部
材25の周囲に緩やかに遊嵌され、かつ内部に前記ばね
群31のばねを支持している。ばね群31を加圧するた
めに、2つのプッシュロッド36と37が設けられてい
る。これらプッシュロッド36と37は、ばね手段30
の可動押圧プレート33に当接している。プッシュロッ
ド36と37は、ハウジングブロック部3の前面5から
突出され、2つの鋳型6,7を一緒に押し、閉じるとき
の接触面9によってバルブ装置1の内部に押され、これ
によりばね手段30は付勢される(図5参照)。
【0038】図1,5に示されている2つのプッシュロ
ッド36と37は、同一垂直面上にあるが、これは理解
を容易にするためであり、実際は、ガス抜き溝10の形
態あるいは構造設計を容易にするため、図4に示すよう
に、同一水平面上に設けられている。
【0039】上述の作動手段は、さらに、作動部材38
を有している。この作動部材38は、浮動ピストン20
によって伝達された衝撃の影響によりバルブピストン1
4が閉位置に移動した時、バルブピストン14の閉位置
を保つために、ガス抜きバルブ12のバルブピストン1
4と連結されている。前述したように、作動部材38
は、このバルブ装置1の実施においては絶対的に要求さ
れるものではないが、作動部材38の存在は、本発明に
よるバルブ装置の複数の応用に役立つ。
【0040】本例では、作動部材38は、ガス抜きバル
ブ12と軸平行に設けられ、空気圧あるいは液体圧によ
り作動する作動ピストン40を有する作動シリンダ39
を具備している。作動ピストン40は、バルブピストン
14と同様の手段、つまり位置41で駆動プレート24
の外周端で係合するように、位置29の反対側で、作動
ピストン40が有する溝に連結されている。ここでは、
作動部材38の作動ピストン40とガス抜きバルブ12
のバルブピストン14は、剛体として相互連結するリン
クである駆動プレート24により確定的に連結されてい
る。
【0041】作動部材38の作動ピストン40は、ばね
手段30が付勢状態にあるときは、ばね部材42によ
り、駆動プレート24を浮動ピストン20のカラー28
に対して加圧するとともにガス抜きバルブ12のバルブ
ピストン14を開位置に保つ。作動ピストン40に作用
する空気圧あるいは液体圧は、概してガス抜きバルブ1
2のバルブピストン14により作動される制御バルブ部
材として機能する。作動部材38の作動ピストン40と
ガス抜きバルブ12のバルブピストン14との間を剛体
として相互連結することは、前記した制御バルブ部材と
して機能するポペットバルブを提供するという利点があ
ることは明らかで、これにより作動部材38の作動ピス
トン40がバルブヘッドとして機能する。このような意
味で、作動部材38の作動シリンダ39には、シリンダ
室の前面に突出した入口ノズル43が設けられ、これに
より作動ピストン40がばね部材42の影響下でノズル
開口44をシールする。空気圧あるいは液体圧手段は、
図1,2,3において、入口開口45(図2,3)、ハ
ウジングブロック部2の内部の溝46,47,48、及
びハウジングブロック部3の内部の溝49,50,51
を介して入口ノズル43に供給される。
【0042】作動部材38を動作させる液圧または空気
圧媒体の圧力、入口ノズル43の断面積と作動シリンダ
39の断面積との関係、作動ピストン40に作用するば
ね部材42の仕様は、制御バルブ40,43が閉位置に
あるときは、入口ノズル43に存在し前記作動ピストン
の前記前面の一部に作用する液圧または空気圧媒体の圧
力が、制御バルブ40,43を開けるのに十分でなく、
他方、制御バルブが機械的に開いているときは、作動ピ
ストン40の前面の全体に作用する液圧または空気圧媒
体の圧力が、作動ピストン40によってガス抜きバルブ
12を閉鎖しかつこの閉位置に保持しうるのに十分とな
るように選ばれている。
【0043】バルブ装置1のガス抜き溝10は、複数の
枝溝52〜59や室60〜62を有している。この溝や
室は、本質的に周知の作動をし、液体鋳物材料の圧縮流
れを導いて集め、浮動ピストン20に作用する衝撃圧を
増加し、ガス抜きバルブ12に液体鋳物材料の流れを遅
らす。ガス抜き溝10の入口に位置している集合室60
は、2つの枝溝52,53、その領域に位置する拡大部
63を経て、加圧部材の作動シリンダ21の前面と連通
している。そしてこの拡大部63は、次の2つの枝溝5
4,55、遅延室61,62と連通している。ここと、
他の枝溝56,58,57,59、その領域に位置する
他の拡大部64、ガス抜きバルブ12の前面と連通して
いる。
【0044】図5は、初期位置のバルブ装置1を示す。
ダイキャスト鋳型は、閉鎖されており、すなわち鋳型部
材7は、接触面9、鋳型部材6の接触面8、バルブ装置
1の前面5とそれぞれシール性を持って接触している。
ダイキャスト鋳型の閉鎖のために、ばね手段30はプッ
シュロッド36,37の影響により付勢される。ガス抜
きバルブ12は、作動部材38のばね部材42により、
まだ開位置にあり、その結果、鋳型のキャビティから移
動される空気が、鋳型のガス抜き溝11、出口溝16を
通り、開位置のガス抜きバルブ12を介して、矢印6
5,66のように逃がされる。作動部材38の制御バル
ブ40,43は、まだ閉鎖されている。
【0045】鋳込み作業の終りに、液体鋳物材料は、ダ
イキャスト鋳型のキャビティから、バルブ装置1のガス
抜き溝11と連通する鋳型のガス抜き溝10を介して逃
がされ、そして、作動手段の浮動ピストン20のために
枝溝52,53(図4参照)を通って流れる。浮動ピス
トン20の前面にぶつかる液体鋳物材料の重い衝撃によ
り、浮動ピストン20は、ハウジングブロック部2の後
壁23において伸延部材22が停止する方向に突然変位
される。浮動ピストン20に設けられたカラー28は、
浮動ピストン20により遅らされた動的エネルギの影響
により駆動プレート24に衝撃を伝達し、浮動ピストン
20が最終位置に到達するや否や、浮動ピストン20の
カラー28から離れる。それから、駆動プレート24
は、ガス抜きバルブ12のバルブピストン14と作動部
材38の作動ピストン40とともに作動部材38のばね
部材42の力に対抗して作動する。これによりガス抜き
バルブ12は、閉位置に運ばれるが、これは、バルブピ
ストン14がバルブシリンダ13の内方に変位するから
である。ガス抜きバルブ12の閉鎖動作は、作動部材3
8の作動ピストン40により支持されるが、これは、浮
動ピストン20が衝撃により変位したときに、作動ピス
トン40の前面が、ノズル43を介してシリンダ室39
にはいる圧力媒体の影響を受けるからである。これによ
り閉鎖方向(図1では左方向)に向かう力は、ガス抜き
バルブのバルブピストン14に駆動プレート24により
伝達される。
【0046】図6は、ガス抜き溝10を介して鋳型のキ
ャビティに至るバルブ装置1の液体鋳物材料67が、浮
動ピストンの領域内の拡大部63に到達し、その後短時
間のうちに(例えば1ミリ秒より少ない)ガス抜きバル
ブ12のバルブピストン14の領域内の拡大部64にも
到達した状態を示す。この短時間の間、つまり、液体鋳
物材料がバルブピストン14の領域内の拡大部64に到
達する以前に、ガス抜きバルブ12は既に閉鎖し、これ
によりバルブピストン14は、上述した手段により最終
閉位置に到達する。このようにして、溝56〜59を通
って拡大部64に流れる液体鋳物材料が、ガス抜きバル
ブ12内部や出口溝16に存在することは有り得ない。
【0047】駆動プレート24が付勢されたばね手段3
0の可動押圧プレート33にぶつかるや否や、作動手段
の変位経路は終りとなる。まだ圧力下にある作動部材3
8の作動ピストン40により、ガス抜きバルブ12のバ
ルブピストン14は駆動プレート24の助けで閉位置に
保持される。図6に見ることができるように、液体鋳物
材料67は、浮動ピストン20のシリンダ21、そして
前記した短時間の後に、非常に限定された量のみがガス
抜きバルブ12のシリンダ13を通ることができ、この
ため、硬化した鋳物材料のガス抜き溝10からの取出し
が困難なとなることはない。
【0048】ダイキャスト鋳型の開放により、すなわち
2つの鋳型部材6,7の相互分離により、ばね手段は開
放されるが、これは2つのプッシュロッド36,37が
もはや鋳型部材7の接触面9により当初の位置に固定さ
れないためである。このように、付勢されたばね群31
の影響により、ばね手段30は、駆動プレート24を押
し、これによりガス抜きバルブ12のバルブピストン1
4や作動部材38の作動ピストン40、最終的には浮動
ピストン20も、図1に示す、最初の位置に戻る。同時
に、バルブピストン14のベッド15や浮動ピストン2
0の前面は、拡大部63,64から硬化した鋳物材料の
部分を押し、この結果、ガス抜き溝10内の鋳物材料の
硬化した部分は、そこから外される。さらに、作動部材
38の作用により制御バルブ40,43も再び閉鎖され
る。
【0049】図7,8には、本発明に係るバルブ装置の
他の例を僅かに小さな尺度で示している。図7,8によ
るバルブ装置71は、先のものと同様な長方形の、平行
六面体状のハウジングブロック72,73を有してい
る。このハウジングブロックは、分割面74に沿って、
後部ハウジングブロック部72と、平坦な前面75を有
する前部ハウジングブロック部73に再分割されてい
る。図1〜6の実施例に関する説明と同様に、バルブ装
置71は、複数パートのダイキャスト鋳型の鋳型部材に
固定される。
【0050】ガス抜きバルブ72としての本実施例は、
ピストンバルブという同様の手段を有し、このピストン
バルブは出口溝79と連通されたバルブシリンダ78を
備え、かつガス抜き溝77と軸方向に変位するプランジ
ャヘッド81を有するプランジャ80とが連結されてい
る。プッシュ部材としては、前面が液体鋳物材料に晒さ
れる浮動ピストン82が設けられている。この浮動ピス
トン82は、作動シリンダ83内で軸方向に変位し、か
つそのストロークは、作動シリンダ83内に設けられた
肩部84により限定されている。浮動ピストン82の後
端には、プッシュロッドヘッド86と合体されるプッシ
ュロッド伸延部85が設けられ、プッシュロッドヘッド
86は、後部ハウジングブロック部72の凹部内に位置
され、非作動位置では前部ハウジングブロック部73の
分割面74に当接している。作動部材88は、図1に関
して説明された作動部材38と同様に構成され、かつば
ね部材90により付勢された作動ピストン91と作動シ
リンダ89とを有している。休止位置においては、ばね
部材90は、図7に示すように、最右端位置に作動ピス
トン91を押圧する。作動ピストン91は、空気圧ある
いは液体圧手段に晒されるが、この空気圧あるいは液体
圧手段は、入口ノズル93を介して溝92により作動シ
リンダ89を押圧する。作動ピストン91の前方側伸延
部94は、この装置が休止位置にあれば、入口ノズル9
3の開口を閉鎖し、前記したノズル93とともに作動ピ
ストン91を空気圧あるいは液体圧作動するための制御
バルブを形成している。
【0051】図1〜6に示され、また説明されたものと
は逆に、本実施例では、ガス抜きバルブ76のバルブピ
ストン80や作動部材88の作動ピストン82に浮動ピ
ストン82に作用する衝撃力の伝達は、直線的に変位す
る力伝達部材(駆動プレート24)により作られるので
はなく、揺動レバー95により行なわれる。この揺動レ
バー95は、後部ハウジングブロック部72の凹部87
内に位置し、かつ有節ヘッド部材96により揺動軸97
に回動可能に連結されている。この揺動レバー95は、
ガス抜きバルブ76のバルブピストン80の後部伸延部
材98に連結され、かつ作動部材88の作動ピストン9
1に連結されている。この目的のために、揺動レバー9
5は、一端部にフォーク状部分を有し、その自由端(図
8参照)の2つのアーム99が、作動ピストン91や前
記伸延部98にそれぞれ設けられた外周溝100,10
1に横方向から係合している。この係合は、揺動レバー
95の揺動運動を考慮して、両アーム99と溝100,
101相互間に要求されるクリアランスを有していると
理解されるべきである。
【0052】概して述べれば、図7,8のバルブ装置の
作用モードは、図1〜6に示すものと同様である。浮動
ピストン82がガス抜き溝77を通って到達した液体鋳
物材料に晒されると、非常に限定されたストロークしか
作動しない浮動ピストン82は、揺動レバー95が離れ
るように作動し、その結果ガス抜きバルブ77が閉鎖さ
れかつ作動部材88により閉位置が保持される。
【0053】図9には、図7,8における種々の実施例
が示されている。図8の浮動ピストン82の代わりに、
プッシュ部材として作用するダイアフラム部材102が
設けられており、このダイアフラム部材102は、バル
ブ装置71の前面でガス抜き溝の口103を覆い、かつ
環状ナット104によりハウジングブロック部に連結さ
れている。揺動レバー95と協動するプッシュロッドヘ
ッド86に設けられたプッシュロッド部材85は、本例
では、ダイアフラム部材102まで伸延されている。ハ
ウジングブロック部73では、ダイアフラム部材102
の後方中間に、僅かに円錐状の停止面105がダイアフ
ラム部材102のストロークを限定するように設けられ
ている。この量は、バルブピストン80(図7)が通過
するストロークの数分の1である。
【0054】ダイアフラム部材として前述した構成は、
図1〜6の実施例の浮動ピストン20の代わりに使用さ
れ得ると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開位置で示されている2部分の鋳型の一方の
鋳型に設けられたバルブ装置の第1実施例の長手方向断
面図である。
【図2】 図1のバルブ装置のハウジングブロックの第
1部分の正面図である。
【図3】 図1のバルブ装置のハウジングブロックの第
1部分の平面図である。
【図4】 図1のバルブ装置の前面部を構成するハウジ
ングブロックの第2部分の正面図である。
【図5】 鋳型が閉位置で、バルブ装置が開位置の図1
のバルブ装置の長手方向断面図である。
【図6】 バルブ装置が閉鎖されている図5に示すもの
と同様の図である。
【図7】 本発明に係るバルブ装置の第2実施例の長手
方向断面図である。
【図8】 図7に示す実施例の詳細を示す図である。
【図9】 本発明に係るバルブ装置の第3実施例を応用
した図7に示す実施例の詳細を示す図である。
【符号の説明】
6,7…ダイキャスト鋳型、 10…ガス抜
き溝、12…ガス抜きバルブ、 14…
ピストンバルブ部材、20…浮動ピストン部材、
21…作動シリンダ、24…駆動プレート、
31,42,90…ばね部材、36,
37…プッシュロッド、 38…作動部材、3
9…作動シリンダ、 40…作動ピス
トン、43…入口ノズル部材、 44…
ノズル孔、67…液体鋳物材料、 9
5…揺動レバー部材、102…ダイアフラム部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 17/22

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス抜き溝手段と、該ガス抜き溝手段と
    連絡し軸方向に変位可能なバルブ閉鎖手段を有するガス
    抜きバルブ手段と、該ガス抜きバルブ手段を開位置から
    閉位置まで作動する作動手段とを備え、前記作動手段
    は、鋳造中に前記ダイキャスト鋳型に設けられた鋳造室
    から前記ガス抜き溝手段を通って漏れ出る液体鋳物材料
    に晒される位置に設けられ、この液体鋳物材料がぶつか
    ると該液体鋳物材料から伝達された運動エネルギによっ
    て軸方向に変位可能な力ピックアップ手段を有し、この
    力ピックアップ手段は、前記軸方向変位可能なバルブ閉
    鎖手段に機械的に連結されているダイキャスト鋳型のガ
    ス抜き用バルブ装置において、 前記力ピックアップ手段は、前記軸方向変位可能なバル
    ブ閉鎖手段を開位置から閉位置までの駆動ストロークの
    長さに対しわずか数分の1に制限されている作動ストロ
    ークの長さを有する軸方向に変位可能なプッシュ部材を
    有し、 前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段は、前記力ピック
    アップ手段の前記動作ストロークに加えて経路に沿って
    自由に移動可能に設けられ、 前記作動手段は、前記液体鋳物材料によって前記力ピッ
    クアップ手段に加えられた衝撃力を前記ガス抜きバルブ
    手段の前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段に伝達する
    力伝達手段を有することを特徴とするダイキャスト鋳型
    のガス抜き用バルブ装置。
  2. 【請求項2】 前記作動手段は、前記ガス抜きバルブ手
    段の前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段に連結され、
    該バルブ閉鎖手段を前記液体鋳物材料により前記力ピッ
    クアップ手段に加えられた衝撃力の伝達によって到達し
    た閉位置に保持する作動部材を有することを特徴とする
    請求項1記載のバルブ装置。
  3. 【請求項3】 前記力ピックアップ手段は、前記ガス抜
    き溝手段と連通する作動シリンダ内を軸方向に変位可能
    な浮動ピストン部材を有することを特徴とする請求項1
    記載のバルブ装置。
  4. 【請求項4】 前記力ピックアップ手段は、前記ガス抜
    き溝手段の口をおおうダイアフラム部材を有することを
    特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  5. 【請求項5】 前記力伝達手段は、前記軸方向変位可能
    なプッシュ部材に非確定的に連結され、また前記ガス抜
    きバルブ手段の前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段に
    確定的に連結されていることを特徴とする請求項1記載
    のバルブ装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス抜きバルブ手段は、プランジャ
    部材を有するピストンバルブ部材を有し、前記力ピック
    アップ手段は、前記プランジャ部材と軸平行関係に配置
    されていることを特徴とする請求項1記載のバルブ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記力伝達手段は、軸方向に移動可能で
    前記力ピックアップ手段に関して同軸的に配置された駆
    動プレート部材を有し、該駆動プレート部材の外周縁部
    は、前記ガス抜きバルブ手段の前記プランジャ部材と確
    定的に係合され、また前記駆動プレート部材は、前記バ
    ルブが停止位置にあるとき、ばね手段によって前記力ピ
    ックアップ手段に支持されていることを特徴とする請求
    項5および6記載のバルブ装置。
  8. 【請求項8】 前記力伝達手段は、前記ガス抜きバルブ
    手段の前記プランジャ部材に確定的に係合された揺動レ
    バー部材を有し、該揺動レバー部材は、前記バルブが停
    止位置にあるとき、ばね手段によって前記力ピックアッ
    プ手段に支持されていることを特徴とする請求項5およ
    び6記載のバルブ装置。
  9. 【請求項9】 前記作動部材は、空気圧または液圧駆動
    の作動ピストンを備えた作動シリンダを有し、前記作動
    ピストンは、剛性のある相互連結部材によって前記ガス
    抜きバルブ手段の前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段
    に確定的に連結されていることを特徴とする請求項2記
    載のバルブ装置。
  10. 【請求項10】 前記作動部材の前記作動シリンダは、
    前記力ピックアップ手段と軸平行関係に配置され、ま
    た、前記力伝達手段は、前記ガス抜きバルブ手段の前記
    軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段と前記作動部材の前記
    作動ピストンとに確定的に連結されていることを特徴と
    する請求項7または請求項8記載のバルブ装置。
  11. 【請求項11】 前記ガス抜きバルブ手段の前記軸方向
    変位可能なバルブ閉鎖手段および前記作動部材の前記作
    動ピストンは、それぞれ前記駆動プレート部材のまった
    く反対側に連結されていることを特徴とする請求項10
    記載のバルブ装置。
  12. 【請求項12】 前記作動部材の前記作動ピストンは、
    前記ガス抜きバルブ手段の前記軸方向変位可能なバルブ
    閉鎖手段によって作動する制御バルブ部材によって空気
    圧または液圧が加えられることを特徴とする請求項9記
    載のバルブ装置。
  13. 【請求項13】 前記制御バルブ部材は、ポペットバル
    ブであり、前記作動部材の前記作動ピストンは前記ポペ
    ットバルブのバルブヘッドとして機能することを特徴と
    する請求項12記載のバルブ装置。
  14. 【請求項14】 前記作動部材の前記作動シリンダは、
    ノズル孔をもち前記作動シリンダの内部に正面に向かっ
    て突出した入口ノズル部材を備え、また、前記ノズル孔
    は、前記作動部材の前記作動ピストンの対向前面によっ
    てシールされ、前記作動ピストンを前記ノズル孔に押圧
    するために、ばね部材が前記作動シリンダの内部に設け
    られていることを特徴とする請求項12記載のバルブ装
    置。
  15. 【請求項15】 前記作動部材を動作させる液圧または
    空気圧媒体の圧力、前記ノズル孔の断面積と前記ノズル
    孔をシールする前記作動シリンダの前記前面の断面積と
    の比、および前記作動ピストンを前記ノズル孔に押し付
    ける前記ばね部材の仕様は、前記制御バルブ部材が閉位
    置にあるときは、前記入口ノズル部材に存在し前記作動
    ピストンの前記前面の一部に作用する前記液圧または空
    気圧媒体の圧力が、前記制御バルブを開けるのに十分で
    なく、他方、前記制御バルブ部材が機械的に開いている
    ときは、前記作動ピストンの前記前面の全体に作用する
    前記液圧または空気圧媒体の圧力が、前記作動ピストン
    によって前記ガス抜きバルブ手段を閉鎖しかつこの閉位
    置に保持しうるのに十分となるように選ばれていること
    を特徴とする請求項14に記載のバルブ装置。
  16. 【請求項16】 前記プッシュ部材の作動ストローク
    は、前記軸方向変位可能なバルブ閉鎖手段を開位置から
    閉位置に駆動したときのストロークの長さのほぼ10分
    の1であることを特徴とする請求項1記載のバルブ装
    置。
  17. 【請求項17】 前記プッシュ部材の前記作動ストロー
    クは、1mmよりも小さいことを特徴とする請求項16記
    載のバルブ装置。
  18. 【請求項18】 前記プッシュ部材の前記動作ストロー
    クは、約0.1mmであることを特徴とする請求項17記
    載のバルブ装置。
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