JP3281621B2 - 高精度da変換回路 - Google Patents

高精度da変換回路

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    • H03M1/785Simultaneous conversion using ladder network using resistors, i.e. R-2R ladders

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
形成されるデジタル・アナログ(DA)変換回路に関
し、特に抵抗ストリング型のDA変換回路部とR−2R
ラダー抵抗型のDA変換回路部とを備えた複合型のDA
変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル入力コードをアナログ
量に変換するためにDA変換回路が使用される。集積化
されるDA変換回路には、主に、抵抗ストリング型と、
R−2Rラダー抵抗型とがある。抵抗ストリング型のD
A変換回路は、単調性の点で優れているが、デジタル入
力コードのビット数nが多い場合にはパターン面積及び
変換精度の観点から使用することが困難である。一方、
R−2Rラダー抵抗型のDA変換回路は、デジタル入力
コードのビット数nが多い場合には単調性とパターン面
積の観点から使用することが困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば他の半導体デバ
イスを検査するためのテスターへの応用に際してDA変
換回路に要求されるのは、高い変換精度は言うまでもな
く、複数個のDA変換回路の内蔵化にともない1個のD
A変換回路に必要なパターン面積の最小化、更に最近は
変換ビット数が多い多ビット構成のDA変換に対する要
求が強い。変換ビット数が少ないDA変換回路として
は、どの方式も有効であるが、変換ビット数が多いDA
変換回路を構成する場合には、高精度な変換の実現困難
性とパターン面積の増大が問題になる。
【0004】上記したように従来の抵抗ストリング型又
はR−2Rラダー抵抗型のDA変換回路は、変換ビット
数が多い場合には使用することが困難であるという課題
があった。
【0005】本発明の目的は、変換ビット数が多い場合
でも所望のアナログ電圧をデバイス精度を要求すること
なく高精度で出力でき、しかも小さなパターン面積で集
積化が可能なDA変換回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のDA変換回路は、nビットのデジタル入力
コードのうち、上位の一部のi(i<n)ビット信号が
入力し、これをDA変換した第1の電圧を第1のバッフ
ァーを介して第1の出力ノードに出力し、同時にDA変
換した第2の電圧を第2のバッファーを介して第2の出
力ノードに出力するための上位DA変換回路部と、この
上位DA変換回路部の第1の出力ノード電圧及び第2の
出力ノード電圧をR−2Rラダー型回路の基準電圧とす
るとともに前記nビットのデジタル入力コードのうちの
残りの下位j(j<n,j=n−i)ビットをDA変換
し第3の出力ノードに出力するための下位DA変換回路
部と、前記nビットのデジタル入力コードのDA変換出
力である第3の出力ノードの電圧を当該デジタル入力コ
ードの値により選択的にサンプルホールドするためのサ
ンプルホールド部と、サンプルホールドされたDA変換
出力電圧を、任意の電圧を中心にゲイン倍するための出
力部とを備えた構成を採用したものである。しかも、上
位DA変換回路部は、各々印加される第1の基準電圧と
第2の基準電圧との間にそれぞれの抵抗値が等しい2 i
個の抵抗素子が直列に接続された抵抗ストリング部と、
各抵抗素子間接続ノードの隣接する電圧を同時にかつ選
択的に取り出すための選択回路部と、抵抗ストリング部
の接続ノードのうち隣接しない複数のノードが同時に選
択されることを回避するための手段とを備えることとし
た。なお、本発明のDA変換回路のその他の特徴は、以
下の詳細な説明から明らかとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明の実施の形態に係る複合型
DA変換回路の基本構成を示すブロック図である。図1
に示すDA変換回路は、nビット(本例ではn=13)
のデジタル入力コードをDA変換して出力電圧VOUT
を生成するものであり上位DA変換回路部100と、下
位DA変換回路部200と、サンプルホールド部250
と、出力部300とを備えている。
【0009】上位DA変換回路部100は、デジタル入
力コードのうち上位i(1≦i<n、本例ではi=5)
ビットが入力し、これをDA変換し、第1のDA変換電
圧を第1の出力ノード11に出力し、同時に第2のDA
変換電圧を第2の出力ノード12に出力する。この上位
DA変換回路部100は、各々印加される第1の基準電
圧VRTと第2の基準電圧VRBとの間にそれぞれの抵
抗値が等しい2i本の抵抗素子R0〜R31が直列に接
続され、各抵抗素子により第1の基準電圧VRTと第2
の基準電圧VRBとの電圧差が等分割される抵抗ストリ
ング部101と、この抵抗ストリング部101の接続ノ
ードのうち隣接する接続ノードの電圧を各々選択するた
めの(2i+1)個のMOSスイッチSW0〜SW32
を有する選択回路部102と、この選択回路部102が
選択した接続ノード電圧Va,Vbを各々入力とし各々
第1及び第2の出力ノード11,12へ出力するための
2個のバッファー10a,10bを有するバッファー部
103とから構成される。したがって、第1及び第2の
出力ノード11,12に出力される電圧は抵抗ストリン
グ部101を構成する任意のストリング抵抗の両端電圧
となり、最小分割の電圧差(図1では(VRT−VR
B)/25)が得られる。
【0010】下位DA変換回路部200は、上位DA変
換回路部100から第1の出力ノード11と第2の出力
ノード12に出力される電圧を基準(以下、下位基準電
圧とする)として、デジタル入力コードnビットのうち
残りのj(j=n−i、本例ではj=8)ビットに対し
てDA変換を行うものであり、R−2Rラダー抵抗部2
01と、下位jビット入力のデジタル値に応じてR−2
Rラダー抵抗部201へ下位基準電圧を送出するための
MOSスイッチ部202と、下位基準電圧のうち一方を
低電位側基準電圧とし、他方を高電位側基準電圧とする
下位基準電圧切り替え部203とから構成される。この
ように構成された下位DA変換回路200の出力端子1
3には、下位基準電圧に対して下位jビットのDA変換
出力電圧が得られ、この出力電圧値は、上位DA変換回
路部100に印加される第1の基準電圧VRTと第2の
基準電圧VRBとの電圧差を基準にn(本例ではn=1
3)ビットのデジタル入力コードのDA変換された値で
ある。
【0011】下位DA変換回路部200の出力端子13
に出力されたDA変換出力電圧は、所定のデジタル入力
コードで選択的に動作するサンプルホールド部250を
介して、出力部300を構成する演算増幅器15の入力
端子14に接続される。出力部300からの出力電圧V
OUTは、nビットDA変換出力端子16に出力され
る。R1c及びR2cは帰還抵抗であり、Vcは任意の
中心電圧である。
【0012】図2は、上位DA変換回路部100の選択
回路部102において、nビットのデジタル入力コード
のうち上位iビットを2i通りにデコードして選択回路
部102を構成するMOSスイッチ(SW0〜SW3
2)をオンオフさせるデコード信号を作成するためのデ
コード部401と、デコード部401でデコードされた
結果によりMOSスイッチ(SW0〜SW32)のうち
隣接するMOSスイッチ2個をオンさせるスイッチ制御
(S0〜S32)信号を出力するためのスイッチ制御信
号出力部402と、抵抗ストリング部101で分割され
る電圧区間が奇数番目か偶数番目かを上位iビットのデ
ジタル入力コードによって検出するための奇数偶数検出
部403と、この奇数偶数検出部403で得られた奇数
偶数検出(OECHA)信号により、デジタル入力コー
ドの下位jビットに対し、反転処理をして下位DA変換
回路部200へ送出するための下位入力ビット反転処理
部404とから構成される制御部の回路構成図である。
【0013】スイッチ制御信号出力部402と奇数偶数
検出部403との出力は、デコード部401の出力から
容易に得られ、デコード部401の出力はデジタル入力
コードの上位iビットのバイナリ値を32個の5入力N
ANDゲートに入力してその出力から得ることができ
る。また、下位入力ビット反転処理部404でデジタル
入力コードの下位jビットに反転処理を行う理由は、第
1及び第2の出力ノード11,12に出力される電圧は
その高低が、抵抗ストリング部101で分割される電圧
区間の奇数番目か偶数番目かで入れ替わるからである。
抵抗ストリング部101で分割される電圧区間の低電位
側(第1又は第2の基準電圧)から奇数番目が、隣接す
るMOSスイッチ2個により選択されている場合は第1
の出力ノード11に出力される電圧値が第2の出力ノー
ド12に出力される電圧値に対して高電位となり、逆に
偶数番目であれば低電位となり、下位DA変換回路部2
00の基準電圧の高電位側と低電位側がデジタル入力コ
ードにより入れ替わるためである。
【0014】図2の制御部の主要部動作波形を図3に示
す。nビット(本例ではn=13)のデジタル入力コー
ドのうちの上位iビット(本例ではi=5)が10進数
表記で0から31(=25−1)まで変化したときの各
部のタイミング図が、図3である。上位iビットの変化
に従い、スイッチ制御信号出力部402の各出力(S0
〜S32)は、図3に示すように各々半周期ずつ重なり
ながら出現し、奇数偶数検出(OECHA)信号は上位
iビットがインクリメントされる毎にその出力レベル
(Hi/Lo)を切り替えて出力される。また、下位j
ビット(本例ではj=8)の例えばD7(下位MSB)
は、図3に示すように奇数偶数検出(OECHA)信号
の“Lo”期間(回路によっては“Hi”期間)には反
転されて下位DA変換出力部200へ送出される。図3
中の信号CHAVBはD12(MSB)をインバータ2
個介しただけの出力信号である。
【0015】図4は、スイッチ制御信号出力部402か
らMOSスイッチ(SW0〜SW32)へ送出する出力
信号がMOSスイッチ(SW0〜SW32)の隣接しな
い複数個のMOSスイッチを同時にオンさせることを回
避するための手段である同時オン防止回路405の構成
図である。同時オン防止回路405は、スイッチ制御信
号出力部402からの出力信号例えばS0が直接入力さ
れるpチャネルMOSトランジスタ413と、インバー
タ411,412を介して入力されそのドレインがpチ
ャネルMOSトランジスタ413のドレインに接続され
るnチャネルMOSトランジスタ414とを備える遅延
部410から構成される。このように構成された同時オ
ン防止回路405はその入力信号(S0〜S32)に対
してpチャネルMOSトランジスタ413がオンに移行
する方がnチャネルMOSトランジスタ414のオン移
行より早いので、その出力信号(NS0〜NS32)と
して一旦全て“Hi”となり、その後隣接選択された出
力信号のみアクティブ“Lo”に遷移する。したがって
隣接しない複数個のMOSスイッチを同時にオンさせる
ことを回避することができる。
【0016】図5は、上位DA変換回路部100におけ
る選択回路部102を構成するMOSスイッチ(SW0
〜SW32)を具体的に描いた回路構成図である。図5
において、抵抗ストリング部101のVRB端付近のス
トリング抵抗接続ノードに接続されるMOSスイッチS
W0,SW1,SW2は各々nチャネルMOSトランジ
スタのみで、抵抗ストリング部101のVRT端付近の
ストリング抵抗接続ノードに接続されるMOSスイッチ
SW30,SW31,SW32は各々pチャネルMOS
トランジスタのみでそれぞれ構成し、その他のMOSス
イッチSW3〜SW29はCMOS構成としている。つ
まり、抵抗ストリング部101の両端付近のストリング
抵抗接続ノードに接続されるMOSスイッチは各々nチ
ャネル、pチャネルMOSトランジスタのみで構成して
いるが、他の接続ノードと同様のCMOSスイッチを使
用してもよい。ただし、MOSスイッチ(SW0〜SW
32)のnチャネルMOSトランジスタ、pチャネルM
OSトランジスタは均一サイズとする。また、図5のよ
うに構成された上位DA変換回路部100のバッファー
部103は同一特性を持つ2個のバッファー10a,1
0bを備え、その出力端子が第1の出力ノード11に接
続される第1のバッファー10aと、その出力端子が第
2の出力ノード12に接続される第2のバッファー10
bとの各々の入力端子がMOSスイッチ(SW0〜SW
32)を介して抵抗ストリング部101の各接続ノード
に接続される。その接続のされ方は、第1のバッファー
10a、第2のバッファー10bで各々抵抗ストリング
部101の各接続ノードが固定されるので、MOSスイ
ッチ(SW0〜SW32)の隣接する2個のMOSスイ
ッチがSW0からSW32まで順番に選択されると、第
1、第2のバッファー出力端子である第1の出力ノード
11、第2の出力ノード12には抵抗ストリング部10
1の各最小分割電圧のHi側電圧とLo側電圧とが交互
に入れ替わりながら出力され、下位DA変換回路部20
0の基準電圧として送出される。
【0017】図6は、上位DA変換回路部100におけ
る選択回路部102を構成するMOSスイッチ(SW0
〜SW32)であるnチャネルMOSトランジスタ、p
チャネルMOSトランジスタの基板電圧制御部104の
回路構成図である。同一サイズ、同一特性のMOSスイ
ッチ111,112,113,114と、インバータ1
15,116とで構成される基板電圧制御部104にお
いて、第1の基準電圧VRTと第2の基準電圧VRBと
が入力されるMOSスイッチ111,113と、第1、
第2の基準電圧差の中央値電圧(以後VRMと略す)す
なわち抵抗ストリング部101の分割中央値電圧(R1
5とR16との接続点の電圧)が入力されるMOSスイ
ッチ112,114とは、13ビットのデジタル入力コ
ードのうちのMSBに相当する信号(CHAVB)でそ
のオンオフが切り替えられる。各MOSスイッチ11
1,112,113,114はそれぞれMOSスイッチ
111,112の出力端子どうしが接続されてMOSス
イッチ(SW0〜SW32)のSW0からSW16まで
のpチャネルMOSトランジスタの基板に接続(VP
B)され、MOSスイッチ113,114の出力端子ど
うしが接続されてMOSスイッチ(SW0〜SW32)
のSW17からSW32までのnチャネルMOSトラン
ジスタの基板に接続(VNB)される。また、MOSス
イッチ(SW0〜SW32)のSW0からSW16まで
のnチャネルMOSトランジスタ基板はVRBに、MO
Sスイッチ(SW0〜SW32)のSW17からSW3
2までのpチャネルMOSトランジスタ基板はVRTに
接続されている。すなわち、MOSスイッチ(SW0〜
SW32)のSW0からSW16までのnチャネルMO
Sトランジスタ基板電圧はVRB固定、pチャネルMO
Sトランジスタ基板電圧はCHAVB信号によりVRM
とVRTの切り替えになり、SW17からSW32まで
のpチャネルMOSトランジスタ基板電圧はVRT固
定、nチャネルMOSトランジスタ基板電圧はCHAV
B信号によりVRBとVRMの切り替えになる。このよ
うにすることによりMOSスイッチ(SW0〜SW3
2)の各nチャネルMOSトランジスタ、pチャネルM
OSトランジスタの基板−ソース間電圧を最小(最大で
VRT−VRM、又はVRM−VRB)にすることがで
きる。つまり、MOSトランジスタのサイズ(ゲート幅
W)を大きくしなくてもオン抵抗値を小さくでき、下位
基準電圧のセトリング時間を短縮可能にしている。また
接続されるストリング抵抗の接続ノード電圧によって変
動する各nチャネルMOSトランジスタ、pチャネルM
OSトランジスタの基板−ソース間電圧の変動幅は半分
になるのでオン抵抗値の変動幅も狭くすることができ
る。したがって、基板電圧がこのように制御されるMO
Sスイッチ(SW0〜SW32)を上位DA変換回路部
100の選択回路部102に用いることにより、第1、
第2の出力ノード11,12に抵抗ストリングの接続ノ
ードのうち隣接する接続ノードの電圧を高い精度で高速
に出力することが可能となる。ここでは、基板電圧制御
部104の入力として、VRT、VRM、VRBとした
が、これらをバッファーしたものでもよい。
【0018】図1中の上位DA変換回路部100の主要
部動作波形を図7に示す。nビット(本例ではn=1
3)のデジタル入力コードのうちの上位iビット(本例
ではi=5)が10進数表記で0から31(=25
1)まで変化したときの第1、第2の出力ノード11,
12の各々の電圧Va,Vbの変化を示したのが、図7
である。上位iビットの変化(インクリメント)に従
い、VaとVbは交互に高電位側と低電位側とを切り替
えながらスイッチ制御信号出力部402の出力信号(S
0〜S32)によりVRBからVRTまでを各々出力ノ
ード11,12に出力される。
【0019】図8は、下位DA変換回路部200の回路
構成図である。R−2Rラダー抵抗部201と、デジタ
ル入力コードの下位jビットの値に応じてラダー抵抗部
201への入力を、第1の出力ノード11に出力される
電圧(LRHI)か、第2の出力ノード12に出力され
る電圧(LRLO)かに切り替えるMOSスイッチ部2
02と、奇数偶数検出(OECHA)信号により下位基
準電圧のうち一方を低電位側基準電圧とし、他方を高電
位側基準電圧とする下位基準電圧切り替え部203とを
備える下位DA変換回路部200のDA変換出力LDO
UTは出力端子13に出力される。
【0020】このように構成された下位DA変換回路部
200において、R−2Rラダー抵抗部201のR側に
は、MOSスイッチ部202を構成する同一サイズ、同
一特性のMOSスイッチ211,212と同じMOSス
イッチ213,214;217,218をオン状態で2
個並列にして挿入されている。こうすることにより、R
−2Rの抵抗合成の過程でMOSスイッチ部202の各
MOSスイッチ211,212のオン抵抗値が上記挿入
されたMOSスイッチのオン抵抗により相殺されるの
で、第3の出力ノード13に出力されるDA変換出力L
DOUTの精度を高めることができる。図中の215,
216は、下位基準電圧切り替え部203を構成する2
個のMOSスイッチである。この下位基準電圧切り替え
部203は、下位基準電圧の高電位側と低電位側が入れ
替わるのに応じて、下位jビットのLSBの値で入力電
圧が切り替えられるR−2Rラダー抵抗部201の2R
と合成される2Rの他方の端に下位基準電圧を奇数偶数
検出(OECHA)信号により切り替えて入力すること
を行っている。また、MOSスイッチ部202へ入力さ
れる下位jビットは下位入力ビット反転処理部404で
反転処理されており、下位基準電圧の高電位側と低電位
側が、抵抗ストリング部101で分割される電圧区間の
奇数番目か偶数番目かで入れ替わることに対応してい
る。こうすることにより、デジタル入力コードによって
下位基準電圧の高電位側と低電位側が入れ替わっても、
下位DA変換回路部200の基準電圧として用いること
ができる。また、R−2Rラダー抵抗部201の抵抗2
RはR部と同一の抵抗素子を2本直列接続して構成し、
抵抗比の精度を向上させている。
【0021】図9は、下位DA変換回路部200を構成
するR−2Rラダー抵抗部201の各MOSスイッチ2
13,214;217,218と、ラダー抵抗部201
への送出電圧を下位jビットの値によりLRHIかLR
LOかに切り替えるMOSスイッチ部202の各MOS
スイッチ211,212と、下位基準電圧切り替え部2
03のMOSスイッチ215,216とのそれぞれnチ
ャネルMOSトランジスタ、pチャネルMOSトランジ
スタに与える基板電圧を制御するための基板電圧制御部
204の回路構成図である。同一サイズ、同一特性のM
OSスイッチ221,222,223,224と、イン
バータ225,226とで構成される基板電圧制御部2
04中の下位基準電圧の一方(図9ではLRLO)が入
力されるMOSスイッチ221,223と、他方(図9
ではLRHI)が入力されるMOSスイッチ222,2
24とは、奇数偶数検出(OECHA)信号でオンオフ
の切り替えがなされる。各MOSスイッチ221,22
2,223,224はそれぞれMOSスイッチ221,
222の出力端子どうしが接続(VBP)され、MOS
スイッチ223,224の出力端子どうしが接続(VB
N)され、R−2Rラダー抵抗部201の抵抗Rに直列
挿入されるMOSスイッチ213,214;217,2
18と、MOSスイッチ部202のMOSスイッチ21
1,212と、下位基準電圧切り替え部203のMOS
スイッチ215,216とのそれぞれpチャネルMOS
トランジスタ、nチャネルMOSトランジスタの基板に
接続されている。このように構成された基板電圧制御部
204は、pチャネルMOSトランジスタの基板に下位
基準電圧の高電位側電圧を与え、nチャネルMOSトラ
ンジスタの基板に下位基準電圧の低電位側電圧を与える
ので、R−2Rラダー抵抗部201、MOSスイッチ部
202、下位基準電圧切り替え部203の各々のMOS
スイッチ211〜218を構成する各nチャネルMOS
トランジスタ、pチャネルMOSトランジスタの基板−
ソース間電圧を最小(最大で(VRT−VRB)/
i)にすることができる。つまり、MOSトランジス
タのサイズ(ゲート幅W)を大きくしなくてもオン抵抗
値を小さくでき、しかもオン抵抗値のばらつき変動幅も
狭くなるので、第3の出力ノード13に出力される下位
DA変換回路部200のDA変換出力精度を高めること
ができる。
【0022】図1中の下位DA変換回路部200の主要
部動作波形を図10に示す。nビット(本例ではn=1
3)のデジタル入力コードのうちの下位jビット(本例
ではj=8)が10進数表記で0から255(=28
1)まで2回変化したときの各部のタイミング図が、図
10である。下位jビットの変化に従い、第3の出力ノ
ード電圧(LDOUT)の変化を示している。図10で
は、10進数表記の0から255(=28−1)までの
1回目(前半)の下位基準電圧は高電位側がVbであ
り、低電位側がVaであるが、2回目(後半)の下位基
準電圧は高電位側がVa’となり、低電位側が1回目の
高電位側電圧Vbとなる。これらの電圧関係は、Va’
−Vb=Vb−Va=(VRT−VRB)/25と表記
できる。図10での下位jビットが10進数表記で0か
ら255(=28−1)までの変化で2回目(後半)は
奇数偶数検出(OECHA)信号が“Lo”となるの
で、デジタル入力コードの下位jビットは全ビット反転
してから下位DA変換回路部200に入力される。した
がって、下位基準電圧が奇数偶数検出(OECHA)信
号の変化に対応してその高電位側と低電位側が入れ替わ
っても、第3のノード13に出力される下位DA変換出
力は、図10のように連続して出力される。また、下位
jビット入力の例えばD7(下位MSB)は奇数偶数検
出(OECHA)信号の“Lo”期間(回路によっては
“Hi”期間)により反転するので図10中のDL7で
示すような出力波形となる。
【0023】図11は、下位DA変換回路部200のD
A変換出力である第3の出力ノード13の電圧LDOU
Tをデジタル入力コードの値により選択的にサンプルホ
ールドするためのサンプルホールド部250の回路構成
図である。ホールド容量Csと、第3の出力ノード13
の電圧が入力されるMOSスイッチ251と、このMO
Sスイッチ251の出力が入力されその出力端子がホー
ルド容量Csの接地端でない他端に接続されるフィード
スルー用MOSスイッチ(配線で入出力ショート)25
2と、インバータ253とで構成されるサンプルホール
ド部250は、サンプルホールド(SHON)信号が
“Hi”レベル時にホールド容量Csの電圧は保持され
てサンプルホールド部250の出力端子(図11ではD
ACOUT)14に出力される。一方、サンプルホール
ド(SHON)信号が“Lo”レベル時には、サンプル
ホールド部250の出力端子14には、下位DA変換部
200のDA変換出力(nビットのデジタル入力コード
のDA変換出力)である第3の出力ノード13の電圧が
出力される。このように構成されたサンプルホールド部
250に入力されるサンプルホールド(SHON)信号
は、後述のように、入力されるデジタルコードの値に応
じた奇数偶数検出(OECHA)信号の立ち上りと立ち
下がりの両方のタイミングで作成されるので、下位基準
電圧の高電位側と低電位側が入れ替わるようなデジタル
入力コードの遷移時には1つ前のデジタル入力コードの
DA変換出力すなわち第3の出力ノード13の出力電圧
を必ず所定の時間ホールドして、下位基準電圧の高電位
側と低電位側の入れ替わりと、奇数偶数検出部403で
の検出と、下位入力ビット反転処理部404での反転処
理との結果が十分セトリングしてから次のデジタル入力
コードのDA変換出力をサンプルホールド部250の出
力端子14に出力することができる。このようにするこ
とにより、上記のようなデジタル入力コードの遷移時に
発生し易いグリッチを回避している。
【0024】図12は、サンプルホールド部250に入
力されるサンプルホールド(SHON)信号を作成する
ためのサンプルホールド信号作成部600の回路構成図
である。サンプルホールド信号作成部600は、奇数偶
数検出(OECHA)信号が入力されその両エッジを検
出して微分パルスDIFPを作成するための微分パルス
作成部601と、微分パルスDIFPをトリガーとして
サンプルホールドパルスのパルス幅を生成するためのC
R充放電部602と、奇数偶数検出(OECHA)信号
の両エッジ検出パルスとCR充放電部602の出力パル
スとをそれぞれ入力としてその出力端子がサンプルホー
ルド信号作成部600の出力端子に接続される論理ゲー
ト(図12ではNANDゲートによる負論理の論理和)
603と、クリア(CLR)信号入力を反転して論理ゲ
ート603の入力端子に入力するためのインバータ60
4とで構成される。
【0025】微分パルス作成部601は、奇数偶数検出
(OECHA)信号がクロック入力端子に入力され、D
入力端子が電源端子VDDに接続されている第1のDフ
リップフロップ21と、奇数偶数検出(OECHA)信
号がインバータ23を介してクロック入力端子に入力さ
れ、D入力端子が電源端子VDDに接続されている第2
のDフリップフロップ22と、第1及び第2のDフリッ
プフロップ21,22の各々の反転出力(又は非反転出
力)が入力される論理ゲート(図12ではNAND)2
4と、この論理ゲート24の出力を遅延させてから第1
及び第2のDフリップフロップ21,22の各々のリセ
ット入力端子に入力するための遅延部25とを備える。
このように構成された微分パルス作成部601の両Dフ
リップフロップ21,22は、奇数偶数検出(OECH
A)信号の立ち上りエッジで第1のDフリップフロップ
21の反転出力端子が一旦“Hi”から“Lo”へ移行
し、立ち下がりエッジで第2のDフリップフロップ22
の反転出力端子が一旦“Hi”から“Lo”へ移行する
が、各々が論理ゲート24(図12では負論理の論理
和)と遅延部25とを介してリセット入力端子に入力さ
れるので、両Dフリップフロップ21,22の各々の非
反転出力は、遅延部25の遅延時間後“Hi”に復帰さ
せられる。このように動作する微分パルス作成部601
の論理ゲート24の出力が微分パルス出力DIFPとな
り、そのパルス幅は遅延部25での遅延時間となる。
【0026】CR充放電部602は、一方が電源端子V
DDに接続されもう一方がpチャネルMOSトランジス
タ31に接続される抵抗素子Rwと、一方が接地端子V
SSに接続されもう一方がpチャネルMOSトランジス
タ31のドレイン端子とこれと共通ゲート入力を有する
nチャネルMOSトランジスタ32のドレイン端子とに
接続される容量素子Cwと、pチャネルMOSトランジ
スタ31とnチャネルMOSトランジスタ32との共通
ドレインが入力端子に接続されるインバータ33と、こ
のインバータ33の出力が入力端子に接続されるインバ
ータ34とで構成される。このように構成されたCR充
放電部602は微分パルス作成部601の微分パルス出
力DIFPがpチャネルMOSトランジスタ31とnチ
ャネルMOSトランジスタ32とのゲート入力端子に
(図12では“Hi”レベルで)入力されると、nチャ
ネルMOSトランジスタ32は容量素子Cwの電荷を接
地端子VSSに放電するが、pチャネルMOSトランジ
スタ31はオフしているため急速に放電が可能である。
また、微分パルスが消滅すると容量素子Cwには抵抗素
子RwとpチャネルMOSトランジスタ31とを通じて
電源端子VDDから充電されるが、nチャネルMOSト
ランジスタ32はオフしているためほぼCw・Rwの時
定数で充電される。このように充放電される容量素子C
wの端子電圧をインバータ33,34を介して出力する
ことによりCR充放電パルスを得ている。このCR充放
電部602は、上記したように微分パルス入力DIFP
が到来すると急速放電が開始されるのでCR充放電パル
スの開始もほぼ微分パルスと同タイミングにすることが
でき、パルス幅は容量素子Cwの充電時間で決まる。
【0027】次に、微分パルス作成部601の両エッジ
検出パルス出力と、CR充放電部602のCR充放電パ
ルス出力とを各々論理ゲート603(図12では負論理
の論理和)を介してサンプルホールド信号作成部600
の出力端子にサンプルホールド(SHON)信号として
出力する。図12では論理ゲート603にはインバータ
604を介してクリア(CLR)信号が入力されてい
る。以上のような動作をするサンプルホールド信号作成
部600は、奇数偶数検出(OECHA)信号の両エッ
ジでサンプルホールド(SHON)信号を出力すること
ができる。なお、サンプルホールドのホールド時間は容
量素子Cwの充電時間で設定される。
【0028】図12のサンプルホールド信号作成部60
0の主要動作波形図が図13である。入力信号である奇
数偶数検出(OECHA)信号の立ち上り及び立ち下が
りの両エッジにおいて、上述したように微分パルス作成
部601で図13に示すような微分パルスDIFPが作
成される。この微分パルス出力を放電開始パルスとし、
CR充電期間がそのパルス幅となるCR充放電部602
からの出力パルスと、微分パルスDIFPとの論理和出
力がサンプルホールド(SHON)信号である。
【0029】図14は、出力部300の回路構成図であ
る。出力部300は、演算増幅器15と、第1及び第2
の帰還抵抗R1c,R2cと、入力スイッチ部301と
で構成され、入力スイッチ部301は、第1及び第2の
帰還抵抗R1c,R2cと各々抵抗値が等しい抵抗素子
311,312と、クリア(CLR)信号でそれぞれオ
ンするMOSスイッチ313,314と、インバータ3
15とを備えている。出力部300の演算増幅器15の
非反転入力端子は、nビットDA変換出力を出力してい
るサンプルホールド部250の出力端子(DACOU
T)14が接続されるとともに、入力スイッチ部301
のMOSスイッチ313の出力端子が接続され、反転入
力端子には第1及び第2の帰還抵抗R1c,R2cの接
続ノードが接続され、第2の帰還抵抗R2cの他方端は
入力スイッチ部301のMOSスイッチ314の入力端
子に接続されるともに任意の中心電圧Vcが印加されて
いる。入力スイッチ部301は、入力端子に任意の中心
電圧Vcが入力されているMOSスイッチ314の出力
端子が第2の帰還抵抗R2cと同じ抵抗値を有する抵抗
素子312の一方に接続され、この抵抗素子312の他
端は第1の帰還抵抗R1cと同じ抵抗値を有し一方が接
地端子(GND)に接続される抵抗素子311の他端に
接続されるとともに、MOSスイッチ313の入力端子
に接続されている。このように構成された出力部300
は、クリア(CLR)信号が入力されない場合にはnビ
ットDA変換出力である第3の出力ノード電圧(DAC
OUT)を、任意の電圧Vcを中心に帰還抵抗R1c,
R2cで設定されるゲイン倍して出力端子16にVOU
Tとして出力する。また、クリア(CLR=“Hi”)
信号が入力されるとサンプルホールド(SHON)信号
が“Hi”レベルとなるのでサンプルホールド部250
の出力端子はホールド容量Cs(図11)の電圧が一旦
出力されるが、入力スイッチ部301のMOSスイッチ
313,314がそれぞれオンするので演算増幅器15
の入力端子には電圧Vcを抵抗素子311,312で分
割した電圧が印加されることになり、かつ反転入力側の
帰還抵抗R1c,R2cは抵抗素子311,312とそ
の抵抗値が等しいので、演算増幅器15の出力端子16
には接地電位が得られることになる。すなわち、出力部
300は、クリア(CLR)信号の入力時にはnビット
のデジタル入力コードとは関係無く接地電位を出力部3
00の出力端子(VOUT)16に出力できるという機
能を有している。
【0030】図14の出力部300の主要動作波形が図
15である。図15では帰還抵抗R1c,R2cを等し
く(R1c=R2c)している。したがって、出力部3
00中の演算増幅器15のゲインは2倍となる。また、
印加される任意の中心電圧Vcを{VRB+(VRT−
VRB)/2}として抵抗ストリング部101の中央値
電圧(VRM)に一致させている。このような条件で、
13ビットのデジタル入力コードが与えられ、10進数
表記で0から8191(=213−1)まで変化(インク
リメント)したときのDACOUT及びVOUTの様子
を図15に示している。例えば、VRT=5.0V、V
RB=0V、Vc=VRM=2.5Vに選んだ場合、1
3ビットのデジタル入力コードの10進数表記で0から
8191までの変化に対し、トータルDA変換出力端子
VOUTには−2.5Vから+7.5Vまでの電圧が1
0.0V/213の分解能で出力される。
【0031】図16は、出力部300にクリア(CL
R)信号が任意のタイミングで入力された場合のVOU
Tの出力波形を示している。クリア(CLR)信号が入
力されると、上述したように出力部300中の入力スイ
ッチ部301のMOSスイッチ313,314がオンす
ることにより図16のようにVOUTは0Vを出力する
が、CLRが解除されるとVOUTは再びデジタル入力
コードのDA変換電圧値を出力する。
【0032】図17(a)及び(b)は、上位DA変換
回路部100の抵抗ストリング部101のレイアウトを
説明するための図である。抵抗ストリング部101の各
ストリング抵抗R0〜R31はそれぞれ抵抗値の等しい
2本の抵抗R0A,R0BからR31A,R31Bまで
で構成され、レイアウト上はVRT入力端子に接続され
るR31A,R31Bを中心にVRB入力端子が接続さ
れるR0A,R0Bまでそれぞれ1本ずつ各抵抗の外側
へ順次配置していく。このようにレイアウトされた抵抗
ストリング部101は、図17(b)に示したようなY
方向への抵抗ばらつきに対して各並列化された抵抗値が
補正され各接続ノードの分割電圧値の変動を回避するこ
とができる。したがって、下位DA変換回路部200の
基準電圧(下位基準電圧)となる各抵抗分割電圧の電圧
精度を高めることができ、高精度なDA変換出力を得る
のに寄与している。なお、上記ストリング抵抗の配置を
VRT側とVRB側とを反対にしても同等な効果が得ら
れる。
【0033】図18は、抵抗ストリング部101におい
て、第1及び第2の基準電圧(VRT,VRB)印加端
子から数えてそれぞれ1番目の選択回路部102のMO
Sスイッチに接続点電圧が送出される抵抗ストリング部
101を構成する両端抵抗と第1及び第2の基準電圧
(VRT,VRB)印加端子との間に、それぞれダミー
抵抗RD1,RD2を各々RD1AとRD1B、RD2
AとRD2Bの並列で挿入したことを表した図である。
このように、RD1,RD2を追加することにより、図
18での抵抗分割点電圧(VR0〜VR32)は追加前
の値からシフトするが、出力部300中の帰還抵抗R1
c,R2cの抵抗値設定で最終DA変換出力(VOU
T)として追加前の値と容易に同一化可能である。例え
ば、本例のように25=32の分割に対し、両端挿入さ
れるダミー抵抗により2分割増して34分割となるが、
上述したように出力部300の演算増幅器10のゲイン
を(34/32)倍すればよい。ダミー抵抗RD1,R
D2を追加することにより、第1、第2の基準電圧であ
る各々VRT,VRBからダミー抵抗RD2,RD1ま
での間に配線抵抗が存在しても、各抵抗分割点電圧の差
が均一化されるので、下位基準電圧もVRT,VRBを
含む1分割も他の分割電圧差と同一になり、結果として
VOUTには精度の高いDA変換出力を得ることができ
る。
【0034】図19は、R−2Rラダー抵抗部201の
レイアウトを表した図である。R−2Rラダー抵抗部2
01を構成する各ラダー抵抗は、2R部をRの2本直列
接続とし、2R部の各抵抗をR部の抵抗の両側に配置す
る。このようにレイアウトされた各ラダー抵抗は、Y方
向への抵抗バラツキに対して2R部を構成する各直列化
された抵抗値が補正され、各入力ビット段においてR部
と2R部の抵抗値比の1:2からの変動を抑制すること
ができる。したがって、下位DA変換出力(LDOU
T)の変換精度を向上させることができ、高精度なDA
変換出力を得るのに寄与している。
【0035】図20は、以上説明した本発明の複合型D
A変換回路1000を複数個(本例では8個)備えたD
A変換装置の基本構成ブロック図である。図20に示し
たDA変換装置は、複合型DA変換回路1000の他に
第1のラッチである複数個の入力ラッチ700と、第2
のラッチである複数個の出力ラッチ800と、各複合型
DA変換回路1000を8個中1個だけ選択するための
アドレスデコーダ900と、電源投入時に所定の動作を
する初期設定部1100とを備えている。アドレスデコ
ーダ900のデコード出力が、ラッチ信号(WRに基づ
くWRT)とともにそれぞれ複数個の入力ラッチ700
へ供給され、13ビットのデジタル入力コード(D12
〜D0)は、アドレスビット入力A0〜A2の値により
選択された入力ラッチ700にラッチされる。
【0036】選択された入力ラッチ700の出力が入力
される出力ラッチ800は、選択された入力ラッチ70
0へ13ビットのデジタル入力コードがラッチされた後
に入力されて、出力ラッチ800の全複数個ラッチに供
給され複数個の出力ラッチ800を共通に同時ラッチす
るラッチ(LD)信号により、13ビットのデジタル入
力コードと同じコードがラッチされる。複合型DA変換
回路1000は、出力ラッチ800の出力(本例では1
3ビットのデジタルコード)に従ってそのDA変換出力
をDA変換装置の1つの出力端子に出力する。このよう
な動作を行うDA変換装置において、初期設定部110
0は、複数個の初期リセット解除信号作成部1101
と、1個のパワーオン検出部1102とを備え、複数個
の入力ラッチ700の各ラッチ(WRT)信号と、出力
ラッチ800の共通ラッチ(LD)信号とを入力とし、
複数個の複合型DA変換回路1000の各サンプルホー
ルド信号作成部600へパワーオン(NPON)信号
と、リセット解除(RSTOFF)信号とを出力してい
る。複数個の複合型DA変換回路1000はシステムに
電源が投入されると全出力端子(VOUTA〜VOUT
H)には同時に“0V”が出力されるが、任意の13ビ
ットのデジタル入力コードが順次入力ラッチ700にラ
ッチされ、続いて出力ラッチ800にラッチされるに従
い、各々出力端子(VOUTA〜VOUTH)にはデジ
タル入力コードに対応した(DA変換された)アナログ
電圧が順次出力されていく。
【0037】図21は、初期設定部1100と、前記各
サンプルホールド信号作成部600(図12)に遅延部
605、論理ゲート606及びインバータ607を追加
した回路構成図である。初期設定部1100中、初期リ
セット解除信号作成部1101は、入力ラッチ700の
ラッチ(WRT)信号がそのクロック入力端子に入力さ
れる第1のDフリップフロップ1と、出力ラッチ800
のラッチ(LD)信号がそのクロック入力端子に入力さ
れる第2のDフリップフロップ2と、パワーオン検出部
1102からの出力(NPON)信号がそのクロック入
力端子に入力される第3のDフリップフロップ3とを備
え、第1及び第3のDフリップフロップ1,3の各々の
入力端子が電源端子VDDに接続され、第1及び第2の
Dフリップフロップ1,2の各々のリセット入力端子に
はパワーオン検出部1102からの出力(NPON)信
号が遅延されて(POND)から入力され、第2のDフ
リップフロップ2のD入力端子に第1のDフリップフロ
ップ1のQ出力端子が接続される。パワーオン検出部1
102は、検出対象の電源VDDから接地端子VSSに
向かってパワーオン検出用抵抗素子Rpと容量Cpとを
直列に接続して挿入され、パワーオン検出用抵抗素子R
pと容量Cpとの接続点の電圧(VDth)を、それぞれ
pチャネルMOSトランジスタ4とnチャネルMOSト
ランジスタ5のチャネル幅Wの設定によりそのスレッシ
ュ電圧を調整されたCMOSゲートと、インバータ6と
を介してパワーオン検出出力である負極性のパワーオン
検出(NPON)信号を出力している。
【0038】図22は、図14の出力部300と同一回
路図であるが、クリア(CLR)入力がリセット(RS
T)入力に変更されている。図20中の複合型DA変換
回路1000の各々は、図22の出力部300を備えて
いる。
【0039】上記のように構成された初期リセット解除
信号作成部1101と、パワーオン検出部1102とか
らなる初期設定部1100の動作を、その主要動作波形
図である図23を用いて説明する。時刻t0でシステム
に電源が投入されるとパワーオン検出部1102中の抵
抗Rpと容量Cpとの接続点電圧VDthは電源電圧VD
Dへ向かって充電が開始され、次段CMOSゲート(p
チャネルMOSトランジスタ4とnチャネルMOSトラ
ンジスタ5からなるインバータ)のスレッシュ電圧を超
える時刻t1でCMOSゲート(インバータ)の出力は
“Hi”レベルから“Lo”レベルへ移行する。CMO
Sゲートの出力はインバータ6を介してパワーオン検出
部1102の出力端子に出力信号NPONとして時刻t
0〜t1の期間“Lo”レベルを出力する。次にパワー
オン検出(NPON)信号は、サンプルホールド信号作
成部600中の遅延部605とインバータ607とを介
して初期リセット解除信号作成部1101中の第1及び
第2のDフリップフロップ1,2の各々のリセット入力
端子に入力(POND)されているので第2のDフリッ
プフロップ2のQ出力(Q2)はNPON信号の“L
o”期間にわたって“Lo”を出力し続け、NPON信
号をクロック入力とする第3のDフリップフロップ3を
リセットすることはない。したがって、第3のDフリッ
プフロップ3の反転Q出力(NQ3)はNPON信号の
立ち上りエッジで“Lo”を出力(RSTOFF)し、
サンプルホールド信号作成部600に追加された論理ゲ
ート606を介してリセット(RST)信号としてサン
プルホールド信号作成部600から出力される。このと
き、信号(RSTOFF)によりサンプルホールド(S
HON)信号もリセット(RST)信号とともに“H
i”レベルになる。リセット(RST)信号が“Hi”
レベルであれば、出力部300のDA変換電圧出力端子
(VOUT)には0Vが出力され、また、リセット(R
ST)信号が“Lo”レベルに移行させられる(初期リ
セット解除)までその0V出力が継続される。
【0040】次に、時刻t2において、出力ラッチ80
0のラッチ(LD)信号が到来し第2のDフリップフロ
ップ2のクロック入力となるが、第1のDフリップフロ
ップ1のクロック入力端子に入力ラッチ700のラッチ
(WRT)信号が未だ到来していないので第2のDフリ
ップフロップ2のQ出力(Q2)は“Lo”を出力し続
ける。したがって、時刻t2では第3のDフリップフロ
ップ3の反転Q出力(RSTOFF)も“Lo”を出力
し続け、サンプルホールド(SHON)信号とリセット
(RST)信号が“Hi”を出力し続けるのでDA変換
出力端子VOUTも0Vを出力し続けることになる。
【0041】次に、時刻t3において、入力ラッチ70
0のラッチ(WRT)信号が到来すると、第1のDフリ
ップフロップ1のクロック入力端子に入力され、第1の
Dフリップフロップ1のQ出力(Q1)は“Lo”から
“Hi”へ移行させられる。しかし、時刻t3ではこれ
以上の変化は生じない。
【0042】次に、時刻4で出力ラッチ800のラッチ
(LD)信号が再度到来し、第2のDフリップフロップ
2は、時刻t3で“Hi”に移行させられている第1の
Dフリップフロップ1のQ出力(Q1)のレベル(“H
i”)を取り込み第2のDフリップフロップ2のQ出力
端子に出力するので第3のDフリップフロップ3はリセ
ットされ、第3のDフリップフロップ3の反転Q出力で
ある初期リセット解除(RSTOFF)信号は“Lo”
レベルから“Hi”レベルへ移行され、初期リセット状
態が解除される。つまり、時刻t0での電源投入後時刻
t4まで“Hi”レベルを継続していたサンプルホール
ド(SHON)信号と、リセット(RST)信号は時刻
t4で初めて“Lo”レベルに移行し、DA変換出力端
子(VOUT)には入力ラッチ700がラッチした13
ビットのデジタル入力コードのDA変換されたアナログ
電圧が出力されることになる。すなわち、入力ラッチ7
00のラッチ(WRT)信号が到来した後に出力ラッチ
800のラッチ(LD)信号が到来すると複合型DA変
換回路1000は初期設定出力0Vから切り替わって、
DA変換出力をVOUTに出力するが、入力ラッチ70
0のラッチ(WRT)信号が到来せずに出力ラッチ80
0のラッチ(LD)信号が到来しても、複合型DA変換
回路1000は初期設定出力0Vを継続して出力する。
このことは、DA変換装置の複数個の複合型DA変換回
路1000は、電源投入後、他の複合型DA変換回路に
相当する入力ラッチ700に13ビットのデジタル入力
コードがラッチされて、その後出力ラッチ800に転送
ラッチされても初期設定された0V出力を継続し、自身
に相当する入力ラッチ700に13ビットのデジタル入
力コードがラッチされてから後に出力ラッチ800に転
送ラッチされて初めて自身に相当する入力ラッチ700
にラッチされた13ビットのデジタル入力コードのDA
変換出力に切り替わることを意味している。
【0043】次に、時刻t5において、クリア(CL
R)入力が入力されると、サンプルホールド(SHO
N)信号と、リセット(RST)信号がともに“Hi”
レベルとなり複合型DA変換回路1000は0Vを出力
するが、クリア(CLR)信号の消滅と同時にクリア
(CLR)信号到来直前に出力していたDA変換電圧を
再び出力する。
【0044】以上に説明したように、本発明のDA変換
装置は、多ビット入力(本例では13ビット)・多チャ
ネル(複数個内蔵ということ)の高精度なDA変換装置
を提供するものである。
【0045】
【発明の効果】上述したように、本発明の高精度DA変
換回路によれば、変換ビット数が多い場合でも、使用さ
れる抵抗素子の相対精度やMOSスイッチのオン抵抗値
などのデバイス精度を要求することなく、また配線数、
MOSスイッチ数、MOSスイッチサイズなどの増大を
招くことなく、所望のアナログ電圧を高精度で得ること
が実現でき、かつ複数個のDA変換回路を同時に集積化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複合型DA変換回路
の基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1のDA変換回路の制御部の回路構成図であ
る。
【図3】図2の制御部の主要部動作波形を示した図であ
る。
【図4】図1中の上位DA変換回路部において隣接しな
い複数個のMOSスイッチを同時にオンさせることを回
避するための同時オン防止回路の構成図である。
【図5】図1中の上位DA変換回路部を具体的に描いた
回路構成図である。
【図6】図1中の上位DA変換回路部における各MOS
スイッチの基板電圧を制御するための回路の構成図であ
る。
【図7】図1中の上位DA変換回路部の主要部動作波形
を示した図である。
【図8】図1中の下位DA変換回路部の回路構成図であ
る。
【図9】図1中の下位DA変換回路部における各MOS
スイッチの基板電圧を制御するための回路の構成図であ
る。
【図10】図1中の下位DA変換回路部の主要部動作波
形を示した図である。
【図11】図1中のサンプルホールド部の回路構成図で
ある。
【図12】サンプルホールド信号作成部の回路構成図で
ある。
【図13】図12のサンプルホールド信号作成部の主要
部動作波形を示した図である。
【図14】図1中の出力部の回路構成図である。
【図15】図14の出力部の主要部動作波形を示した図
である。
【図16】図14の出力部にクリア信号が入力された場
合の出力波形を示した図である。
【図17】(a)及び(b)は図1中の上位DA変換回
路部におけるストリング抵抗のレイアウトを説明するた
めの図である。
【図18】図1中のストリング抵抗の両端をダミー抵抗
とした抵抗ストリング部の回路構成図である。
【図19】図1中の下位DA変換回路部におけるR−2
Rラダー抵抗部のレイアウトを表した図である。
【図20】図1の複合型DA変換回路を複数個備えたD
A変換装置の基本構成を示したブロック図である。
【図21】図20中の初期設定部の回路構成図である。
【図22】図20中の複合型DA変換回路の出力部の回
路構成図である。
【図23】図20〜図22中の主要部動作波形を示した
図である。
【符号の説明】
100 上位DA変換回路部 101 抵抗ストリング部 102 選択回路部 103 バッファー部 104 基板電圧制御部 200 下位DA変換回路部 201 R−2Rラダー抵抗部 202 MOSスイッチ部 203 下位基準電圧切り替え部 204 基板電圧制御部 250 サンプルホールド部 300 出力部 301 入力スイッチ部 401 デコード部 402 スイッチ制御信号出力部 403 奇数偶数検出部 404 下位入力ビット反転処理部 405 同時オン防止回路 600 サンプルホールド信号作成部 601 微分パルス作成部 602 CR充放電部 700 入力ラッチ 800 出力ラッチ 900 アドレスデコーダ 1000 複合型DA変換回路 1100 初期設定部 1101 初期リセット解除信号作成部 1102 パワーオン検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−15325(JP,A) 特開 平5−347652(JP,A) 特開 平4−138725(JP,A) 特開 昭61−26330(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビットのデジタル入力コードのうち、
    上位の一部のi(i<n)ビット信号が入力し、これを
    DA変換した第1の電圧を第1のバッファーを介して第
    1の出力ノードに出力し、同時にDA変換した第2の電
    圧を第2のバッファーを介して第2の出力ノードに出力
    するための上位DA変換回路部と、 前記上位DA変換回路部の第1の出力ノード電圧及び第
    2の出力ノード電圧をR−2Rラダー型回路の基準電圧
    とするとともに前記nビットのデジタル入力コードのう
    ちの残りの下位j(j<n,j=n−i)ビットをDA
    変換し第3の出力ノードに出力するための下位DA変換
    回路部と、 前記nビットのデジタル入力コードのDA変換出力であ
    る前記第3の出力ノードの電圧を前記nビットのデジタ
    ル入力コードの値に応じて選択的にサンプルホールドす
    るためのサンプルホールド部と、 前記サンプルホールドされたDA変換出力電圧を、任意
    の電圧を中心にゲイン倍するための出力部とを備えたデ
    ジタル・アナログ変換回路であって、 前記上位DA変換回路部は、 各々印加される第1の基準電圧と第2の基準電圧との間
    にそれぞれの抵抗値が等しい2i個の抵抗素子が直列に
    接続された抵抗ストリング部と、 前記各抵抗素子間接続ノードの隣接する電圧を同時にか
    つ選択的に取り出すための選択回路部と、 前記抵抗ストリング部の接続ノードのうち隣接しない複
    数のノードが同時に選択されることを回避するための手
    段とを備えたことを特徴とするデジタル・アナログ変換
    回路。
  2. 【請求項2】 nビットのデジタル入力コードのうち、
    上位の一部のi(i<n)ビット信号が入力し、これを
    DA変換した第1の電圧を第1のバッファーを介して第
    1の出力ノードに出力し、同時にDA変換した第2の電
    圧を第2のバッファーを介して第2の出力ノードに出力
    するための上位DA変換回路部と、 前記上位DA変換回路部の第1の出力ノード電圧及び第
    2の出力ノード電圧をR−2Rラダー型回路の基準電圧
    とするとともに前記nビットのデジタル入力コードのう
    ちの残りの下位j(j<n,j=n−i)ビットをDA
    変換し第3の出力ノードに出力するための下位DA変換
    回路部と、 前記nビットのデジタル入力コードのDA変換出力であ
    る前記第3の出力ノードの電圧を前記nビットのデジタ
    ル入力コードの値に応じて選択的にサンプルホールドす
    るためのサンプルホールド部と、 前記サンプルホールドされたDA変換出力電圧を、任意
    の電圧を中心にゲイン倍するための出力部とを備えたデ
    ジタル・アナログ変換回路であって、 前記上位DA変換回路部は、 各々印加される第1の基準電圧と第2の基準電圧との間
    にそれぞれの抵抗値が等しい2i個の抵抗素子が直列に
    接続された抵抗ストリング部と、 前記各抵抗素子間接続ノードの隣接する電圧を同時にか
    つ選択的に取り出すための選択回路部と、 前記選択回路部を構成するMOSスイッチの各々nチャ
    ネルMOSトランジスタ及びpチャネルMOSトランジ
    スタの基板電圧を、前記nビットのデジタル入力コード
    のMSB符号に従って切り替えるための手段とを備えた
    ことを特徴とするデジタル・アナログ変換回路。
  3. 【請求項3】 nビットのデジタル入力コードのうち、
    上位の一部のi(i<n)ビット信号が入力し、これを
    DA変換した第1の電圧を第1のバッファーを介して第
    1の出力ノードに出力し、同時にDA変換した第2の電
    圧を第2のバッファーを介して第2の出力ノードに出力
    するための上位DA変換回路部と、 前記上位DA変換回路部の第1の出力ノード電圧及び第
    2の出力ノード電圧をR−2Rラダー型回路の基準電圧
    とするとともに前記nビットのデジタル入力コードのう
    ちの残りの下位j(j<n,j=n−i)ビットをDA
    変換し第3の出力ノードに出力するための下位DA変換
    回路部と、 前記nビットのデジタル入力コードのDA変換出力であ
    る前記第3の出力ノードの電圧を前記nビットのデジタ
    ル入力コードの値に応じて選択的にサンプルホールドす
    るためのサンプルホールド部と、 前記サンプルホールドされたDA変換出力電圧を、任意
    の電圧を中心にゲイン倍するための出力部とを備えたデ
    ジタル・アナログ変換回路であって、 前記上位DA変換回路部は、 各々印加される第1の基準電圧と第2の基準電圧との間
    にそれぞれの抵抗値が等しい2i個の抵抗素子が直列に
    接続された抵抗ストリング部と、 前記各抵抗素子間接続ノードの隣接する電圧を同時にか
    つ選択的に取り出すための選択回路部と、 前記第1の基準電圧又は第2の基準電圧から前記抵抗ス
    トリング部によって分割される電圧区間が奇数番目か偶
    数番目かを表す奇数偶数検出信号を前記nビットのデジ
    タル入力コードのうちの上位iビットから生成するため
    の手段とを備え、 前記下位DA変換回路部は、 前記第1及び第2のバッファーから出力される2つの基
    準電圧に対しR−2Rを構成する各2RのR側でない各
    端子を、前記nビットのデジタル入力コードのうちの下
    位jビットの値に応じて前記2つの基準電圧に短絡する
    ための同一構成である第1のMOSスイッチ手段と、 前記奇数偶数検出信号に従って前記2つの基準電圧のう
    ち一方を低電位側基準電圧とし他方を高電位側基準電圧
    とするための同一構成である第2のMOSスイッチ手段
    とを備え、 前記第1及び第2のスイッチ手段と構成を一にするMO
    Sスイッチを2個並列でオン状態にてMOS抵抗として
    R−2RのR側へ直列に挿入し、 前記第1及び第2のスイッチ手段並びに前記MOS抵抗
    を構成するnチャネルMOSトランジスタ及びpチャネ
    ルMOSトランジスタへ供給される基板電圧を、前記奇
    数偶数検出信号に従って各々前記2つの基準電圧に切り
    替えるための手段を更に備えたことを特徴とするデジタ
    ル・アナログ変換回路。
  4. 【請求項4】 nビットのデジタル入力コードのうち、
    上位の一部のi(i<n)ビット信号が入力し、これを
    DA変換した第1の電圧を第1のバッファーを介して第
    1の出力ノードに出力し、同時にDA変換した第2の電
    圧を第2のバッファーを介して第2の出力ノードに出力
    するための上位DA変換回路部と、 前記上位DA変換回路部の第1の出力ノード電圧及び第
    2の出力ノード電圧をR−2Rラダー型回路の基準電圧
    とするとともに前記nビットのデジタル入力コードのう
    ちの残りの下位j(j<n,j=n−i)ビットをDA
    変換し第3の出力ノードに出力するための下位DA変換
    回路部と、 前記nビットのデジタル入力コードのDA変換出力であ
    る前記第3の出力ノードの電圧を前記nビットのデジタ
    ル入力コードの値に応じて選択的にサンプルホールドす
    るためのサンプルホールド部と、 前記サンプルホールドされたDA変換出力電圧を、任意
    の電圧を中心にゲイン倍するための出力部とを備えたデ
    ジタル・アナログ変換回路であって、 前記上位DA変換回路部は、 各々印加される第1の基準電圧と第2の基準電圧との間
    にそれぞれの抵抗値が等しい2i個の抵抗素子が直列に
    接続された抵抗ストリング部と、 前記各抵抗素子間接続ノードの隣接する電圧を同時にか
    つ選択的に取り出すための選択回路部と、 前記第1の基準電圧又は第2の基準電圧から前記抵抗ス
    トリング部によって分割される電圧区間が奇数番目か偶
    数番目かを表す奇数偶数検出信号を前記nビットのデジ
    タル入力コードのうちの上位iビットから生成するため
    の手段とを備え、 前記デジタル・アナログ変換回路は、前記奇数偶数検出
    信号の両エッジで、所定の幅を有するパルスを作成し
    て、前記サンプルホールド部へ供給するためのサンプル
    ホールド信号作成部を更に備えたことを特徴とするデジ
    タル・アナログ変換回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデジタル・アナログ変換
    回路において、 前記サンプルホールド信号作成部は、 前記奇数偶数検出信号の両エッジを検出して両エッジで
    の微分パルスを作成するための微分パルス作成部と、 前記両微分パルスがそのゲート入力に印加されるnチャ
    ネルMOSトランジスタを介して電荷を放電するための
    容量と、 前記両微分パルスがそのゲート入力に印加されるpチャ
    ネルMOSトランジスタを介して前記微分パルスが消滅
    した後に前記容量に充電する径路に挿入される抵抗とを
    備え、 前記両微分パルスと前記容量及び抵抗による充放電パル
    スとの論理和出力をサンプルホールド信号とすることを
    特徴とするデジタル・アナログ変換回路。
  6. 【請求項6】 nビットのデジタル入力コードのうち、
    上位の一部のi(i<n)ビット信号が入力し、これを
    DA変換した第1の電圧を第1のバッファーを介して第
    1の出力ノードに出力し、同時にDA変換した第2の電
    圧を第2のバッファーを介して第2の出力ノードに出力
    するための上位DA変換回路部と、 前記上位DA変換回路部の第1の出力ノード電圧及び第
    2の出力ノード電圧をR−2Rラダー型回路の基準電圧
    とするとともに前記nビットのデジタル入力コードのう
    ちの残りの下位j(j<n,j=n−i)ビットをDA
    変換し第3の出力ノードに出力するための下位DA変換
    回路部と、 前記nビットのデジタル入力コードのDA変換出力であ
    る前記第3の出力ノードの電圧を前記nビットのデジタ
    ル入力コードの値に応じて選択的にサンプルホールドす
    るためのサンプルホールド部と、 前記サンプルホールドされたDA変換出力電圧を、任意
    の電圧を中心にゲイン倍するための出力部とを備えたデ
    ジタル・アナログ変換回路であって、 前記出力部は、制御入力としてクリア信号の印加時、前
    記サンプルホールド部が前記第3のノードの電圧をホー
    ルドする際、任意の電圧を中心にゲイン倍される演算増
    幅器の帰還入力端子に印加される電圧と、前記印加され
    る中心電圧から接地電位に対し同じ電位差の電圧を前記
    演算増幅器の入力端子に入力するためのスイッチ手段を
    備えたことを特徴とするデジタル・アナログ変換回路。
  7. 【請求項7】 nビットのデジタル入力コードのうち、
    上位の一部のi(i<n)ビット信号が入力し、これを
    DA変換した第1の電圧を第1のバッファーを介して第
    1の出力ノードに出力し、同時にDA変換した第2の電
    圧を第2のバッファーを介して第2の出力ノードに出力
    するための上位DA変換回路部と、 前記上位DA変換回路部の第1の出力ノード電圧及び第
    2の出力ノード電圧をR−2Rラダー型回路の基準電圧
    とするとともに前記nビットのデジタル入力コードのう
    ちの残りの下位j(j<n,j=n−i)ビットをDA
    変換し第3の出力ノードに出力するための下位DA変換
    回路部と、 前記nビットのデジタル入力コードのDA変換出力であ
    る前記第3の出力ノードの電圧を前記nビットのデジタ
    ル入力コードの値に応じて選択的にサンプルホールドす
    るためのサンプルホールド部と、 前記サンプルホールドされたDA変換出力電圧を、任意
    の電圧を中心にゲイン倍するための出力部とを備えたデ
    ジタル・アナログ変換回路であって、 前記上位DA変換回路部は、 各々印加される第1の基準電圧と第2の基準電圧との間
    にそれぞれの抵抗値が等しい2i個の抵抗素子が直列に
    接続された抵抗ストリング部と、 前記各抵抗素子間接続ノードの隣接する電圧を同時にか
    つ選択的に取り出すための選択回路部とを備え、 前記第1及び第2の基準電圧印加端子から数えてそれぞ
    れ1番目の前記選択回路部中のMOSスイッチへその接
    続点電圧が送出される前記抵抗ストリング部を構成する
    両端抵抗と前記第1及び第2の基準電圧印加端子との間
    に、それぞれダミー抵抗を挿入したことを特徴とするデ
    ジタル・アナログ変換回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜のいずれか1項に記載のデ
    ジタル・アナログ変換回路を複数個備えた多チャネルの
    デジタル・アナログ変換装置であって、 同じ複数個の第1のラッチと、 同じ複数個の第2のラッチと、 アドレスデコーダと、 パワーオン検出部と初期リセット解除信号作成部とを有
    する初期設定部とを備え、 前記初期リセット解除信号作成部は、 前記第1のラッチをラッチする信号がそのクロック入力
    端子に入力される第1のDフリップフロップと、 前記第2のラッチをラッチする信号がそのクロック入力
    端子に入力される第2のDフリップフロップと、 前記パワーオン検出部からの出力がそのクロック入力端
    子に入力される第3のDフリップフロップとを備え、 前記第1、第3のDフリップフロップの入力端子が電源
    端子に接続され、前記第1、第2のDフリップフロップ
    のリセット入力端子には前記パワーオン検出部からの出
    力が遅延されてから入力され、前記第2のDフリップフ
    ロップのD入力端子に前記第1のDフリップフロップの
    Q出力端子が接続され、前記第3のDフリップフロップ
    のリセット入力端子に前記第2のDフリップフロップの
    Q出力端子が接続されていることを特徴とするデジタル
    ・アナログ変換装置。
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