JPH05206858A - Da変換方法 - Google Patents
Da変換方法Info
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- JPH05206858A JPH05206858A JP3732792A JP3732792A JPH05206858A JP H05206858 A JPH05206858 A JP H05206858A JP 3732792 A JP3732792 A JP 3732792A JP 3732792 A JP3732792 A JP 3732792A JP H05206858 A JPH05206858 A JP H05206858A
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- JP
- Japan
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- digital signal
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- bit
- bit group
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体チップ上の面積を少なくして、高ビッ
ト数の入力デジタル信号をDA変換する。 【構成】 入力デジタル信号の上位ビット群D4〜D7を
4ビットのデジタル信号とみなし、リファレンス電圧V
ref1とVref2に対してデジタル信号D4〜D7をDA変換
してVrefbを得、信号D4〜D7の最下位ビットD4に1
を加算したデジタル信号をDA変換してVrefaを得
る。次に、下位ビット群D0〜D3を4ビットのデジタル
信号とみなし、上位ビット群D4〜D7のDA変換で得ら
れたVrefaとVrefbをリファレンス電圧としてDA変
換を行ないVoutを得る。このVoutが8ビットのデジタ
ル信号D0〜D7のDA変換値である。
ト数の入力デジタル信号をDA変換する。 【構成】 入力デジタル信号の上位ビット群D4〜D7を
4ビットのデジタル信号とみなし、リファレンス電圧V
ref1とVref2に対してデジタル信号D4〜D7をDA変換
してVrefbを得、信号D4〜D7の最下位ビットD4に1
を加算したデジタル信号をDA変換してVrefaを得
る。次に、下位ビット群D0〜D3を4ビットのデジタル
信号とみなし、上位ビット群D4〜D7のDA変換で得ら
れたVrefaとVrefbをリファレンス電圧としてDA変
換を行ないVoutを得る。このVoutが8ビットのデジタ
ル信号D0〜D7のDA変換値である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDA(デジタル・アナロ
グ)変換方法に関し、DA変換器として電圧分割R−2
Rラダー抵抗型DA変換器などを用い、オーディオ機器
その他で利用するのに適するDA変換方法に関するもの
である。
グ)変換方法に関し、DA変換器として電圧分割R−2
Rラダー抵抗型DA変換器などを用い、オーディオ機器
その他で利用するのに適するDA変換方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】バイナリ・コードのデジタル信号をアナ
ログ信号に変換するDA変換器としてR−2Rラダー抵
抗型DA変換器がある。そのDA変換器においては、ス
イッチのオン抵抗によってDA変換精度が低下する問題
があるので、それを解決する1つの方法として、スイッ
チ素子のオン抵抗の比が上位側から下位側に向かって
1:2:4:8……となるように設定したDA変換器が
提案されている(特開昭61−263325号公報参
照)。
ログ信号に変換するDA変換器としてR−2Rラダー抵
抗型DA変換器がある。そのDA変換器においては、ス
イッチのオン抵抗によってDA変換精度が低下する問題
があるので、それを解決する1つの方法として、スイッ
チ素子のオン抵抗の比が上位側から下位側に向かって
1:2:4:8……となるように設定したDA変換器が
提案されている(特開昭61−263325号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】引用例で提案されてい
るDA変換器では、スイッチ素子のオン抵抗の比が1:
2:4:8……となるように形成されているため、入力
デジタル信号のビット数が多くなるにつれてスイッチ素
子のオン抵抗の比も大きくなる。引用例ではスイッチ素
子をMOSトランジスタで実現しているが、MOSトラ
ンジスタのオン抵抗はチャネル長さが一定であればチャ
ネル幅に反比例するので、オン抵抗が1:2:4:8…
…となるようにしようとすれば、チャネル幅を1:1/
2:1/4:1/8……となるようにしなければならな
い。そのため、入力デジタル信号のビット数の多いDA
変換器を設計しようとすれば、チャネル幅の比を大きく
しなければならない。MOSトランジスタのチャネル幅
の最小値はトランジスタ特性などによって決まるので、
入力デジタル信号のビット数の多いDA変換器ではチャ
ネル幅の非常に大きいMOSトランジスタを使用しなけ
ればならなくなり、スイッチ部の面積が非常に大きくな
り、そのDA変換器を含んだ半導体集積回路装置全体の
面積も大きくなる問題がある。そのため、実現可能な入
力デジタル信号のビット数に制約を受ける。
るDA変換器では、スイッチ素子のオン抵抗の比が1:
2:4:8……となるように形成されているため、入力
デジタル信号のビット数が多くなるにつれてスイッチ素
子のオン抵抗の比も大きくなる。引用例ではスイッチ素
子をMOSトランジスタで実現しているが、MOSトラ
ンジスタのオン抵抗はチャネル長さが一定であればチャ
ネル幅に反比例するので、オン抵抗が1:2:4:8…
…となるようにしようとすれば、チャネル幅を1:1/
2:1/4:1/8……となるようにしなければならな
い。そのため、入力デジタル信号のビット数の多いDA
変換器を設計しようとすれば、チャネル幅の比を大きく
しなければならない。MOSトランジスタのチャネル幅
の最小値はトランジスタ特性などによって決まるので、
入力デジタル信号のビット数の多いDA変換器ではチャ
ネル幅の非常に大きいMOSトランジスタを使用しなけ
ればならなくなり、スイッチ部の面積が非常に大きくな
り、そのDA変換器を含んだ半導体集積回路装置全体の
面積も大きくなる問題がある。そのため、実現可能な入
力デジタル信号のビット数に制約を受ける。
【0004】本発明は電圧分割型R−2Rラダー抵抗型
DA変換器を含む半導体集積回路装置で、半導体チップ
上の面積を少なくして高ビット数の入力デジタル信号を
扱うことのできるDA変換方法を提供することを目的と
するものである。
DA変換器を含む半導体集積回路装置で、半導体チップ
上の面積を少なくして高ビット数の入力デジタル信号を
扱うことのできるDA変換方法を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力デジタル
信号を上位ビットから数ビットずつのビット群に区切
り、与えられた高電圧側と低電圧側のリファレンス電圧
に対して最上位ビット群のデジタル信号と最上位ビット
群の最下位ビットに1を加算したデジタル信号とにより
DA変換して得られる2つのアナログ出力電圧を次の下
位のビット群のリファレンス電圧とし、そのビット群が
最下位ビット群でないときはそのビット群のデジタル信
号とその最下位ビットに1を加算したデジタル信号によ
りDA変換して得られる2つのアナログ電圧をさらに次
の下位のビット群のリファレンス電圧とする操作を繰り
返し、最下位ビット群のデジタル信号によるDA変換結
果を最終的なDA変換値とするDA変換方法である。
信号を上位ビットから数ビットずつのビット群に区切
り、与えられた高電圧側と低電圧側のリファレンス電圧
に対して最上位ビット群のデジタル信号と最上位ビット
群の最下位ビットに1を加算したデジタル信号とにより
DA変換して得られる2つのアナログ出力電圧を次の下
位のビット群のリファレンス電圧とし、そのビット群が
最下位ビット群でないときはそのビット群のデジタル信
号とその最下位ビットに1を加算したデジタル信号によ
りDA変換して得られる2つのアナログ電圧をさらに次
の下位のビット群のリファレンス電圧とする操作を繰り
返し、最下位ビット群のデジタル信号によるDA変換結
果を最終的なDA変換値とするDA変換方法である。
【0006】好ましい態様は、入力デジタル信号を上位
ビット群と下位ビット群とに区切って上記のDA変換方
法を適用することである。他の好ましい態様は、高ビッ
ト数の入力デジタル信号と複数のそれより低ビット数の
入力デジタル信号とを入力する入力部を有し、高ビット
数の入力デジタル信号に対しては上記のDA変換方法を
適用し、低ビット数の入力デジタル信号に対しては、1
回のDA変換で出力を得る方法である。
ビット群と下位ビット群とに区切って上記のDA変換方
法を適用することである。他の好ましい態様は、高ビッ
ト数の入力デジタル信号と複数のそれより低ビット数の
入力デジタル信号とを入力する入力部を有し、高ビット
数の入力デジタル信号に対しては上記のDA変換方法を
適用し、低ビット数の入力デジタル信号に対しては、1
回のDA変換で出力を得る方法である。
【0007】さらに他の好ましい態様は、高ビット数の
入力デジタル信号と複数のそれより低ビット数の入力デ
ジタル信号とを入力する入力部を有し、高ビット数の入
力デジタル信号に対しては上記のDA変換方法を適用
し、低ビット数の入力デジタル信号は2つのDA変換器
に入力させ、それらのDA変換器ではリファレンス電圧
を互いに異なったものとすることができ、それらのDA
変換器の出力電圧を切り換えて出力する方法である。で
きるDA変換方法。
入力デジタル信号と複数のそれより低ビット数の入力デ
ジタル信号とを入力する入力部を有し、高ビット数の入
力デジタル信号に対しては上記のDA変換方法を適用
し、低ビット数の入力デジタル信号は2つのDA変換器
に入力させ、それらのDA変換器ではリファレンス電圧
を互いに異なったものとすることができ、それらのDA
変換器の出力電圧を切り換えて出力する方法である。で
きるDA変換方法。
【0008】さらに他の好ましい態様は、入力デジタル
信号を上位ビット群と下位ビット群とに区切り、与えら
れたリファレンス電圧に対して上位ビット群のデジタル
信号によりDA変換したアナログ電圧値が所定の範囲外
であればそのDA変換値を出力とし、前記アナログ電圧
値が所定の範囲内にあれば、上記のDA変換方法を適用
して高精度なDA変換を行なう方法である。
信号を上位ビット群と下位ビット群とに区切り、与えら
れたリファレンス電圧に対して上位ビット群のデジタル
信号によりDA変換したアナログ電圧値が所定の範囲外
であればそのDA変換値を出力とし、前記アナログ電圧
値が所定の範囲内にあれば、上記のDA変換方法を適用
して高精度なDA変換を行なう方法である。
【0009】
【作用】入力デジタル信号をD0〜D7とし、これを上位
ビット群(D4〜D7)と下位ビット群(D0〜D3)とに
分けてDA変換を行なう請求項2に対応した態様につい
て本発明の動作を説明する。図1に示されるように、入
力デジタル信号の上位ビット群D4〜D7を4ビットのデ
ジタル信号とみなし、高電圧側リファレンス電圧Vref1
と低電圧側リファレンス電圧Vref2とをリファレンス電
圧として、4ビット信号D4〜D7の最下位ビットD4に
1を加算したデジタル信号をDA変換してVrefaを得
る。それと同時に、デジタル信号D4〜D7をVref1,V
ref2をリファレンス電圧としてDA変換してVrefbを
得る。次に、下位ビット群D0〜D3を4ビットの信号と
みなし、上位ビット群のDA変換により得られた電圧V
refaとVrefbをリファレンス電圧としてDA変換を行
ない、Voutを得る。このDA変換値Voutが8ビットの
デジタル入力信号D0〜D7のDA変換値である。
ビット群(D4〜D7)と下位ビット群(D0〜D3)とに
分けてDA変換を行なう請求項2に対応した態様につい
て本発明の動作を説明する。図1に示されるように、入
力デジタル信号の上位ビット群D4〜D7を4ビットのデ
ジタル信号とみなし、高電圧側リファレンス電圧Vref1
と低電圧側リファレンス電圧Vref2とをリファレンス電
圧として、4ビット信号D4〜D7の最下位ビットD4に
1を加算したデジタル信号をDA変換してVrefaを得
る。それと同時に、デジタル信号D4〜D7をVref1,V
ref2をリファレンス電圧としてDA変換してVrefbを
得る。次に、下位ビット群D0〜D3を4ビットの信号と
みなし、上位ビット群のDA変換により得られた電圧V
refaとVrefbをリファレンス電圧としてDA変換を行
ない、Voutを得る。このDA変換値Voutが8ビットの
デジタル入力信号D0〜D7のDA変換値である。
【0010】
【実施例】図2は請求項1に対応した実施例を表わす。
入力デジタル信号はD0〜Dnで表わされる(n+1)ビ
ットのデジタル信号である。この入力デジタル信号はス
イッチコントロール回路2によって上位ビットから数ビ
ットずつのビット群に区切られてDA変換器に送られ
る。最上位ビット群のデジタル信号Dm-1〜DnはDA変
換器8に入力されるとともに、+1加算器4を経てDA
変換器6にも入力される。+1加算器4は入力されるデ
ジタル信号の最下位ビットDm-1に1を加算するもので
ある。DA変換器6,8にはリファレンス電圧として高
電圧側電圧Vref1と低電圧側点電圧Vref2が印加されて
いる。DA変換器6,8の出力はそれぞれ出力バッファ
回路10,12を経て次の下位のビット群のデジタル信
号が入力されるDA変換器16,18のリファレンス電
圧として供給される。DA変換器16,18に入力され
るビット群のデジタル信号Dj-1〜Dm-2も同様にして、
DA変換器18に入力されるとともに、+1加算器14
を経てDA変換器16にも入力される。DA変換器1
6,18の出力電圧はそれぞれ出力バッファ回路20,
22を経て次のビット群のデジタル信号用のDA変換器
のリファレンス電圧として供給される。最下位ビット群
D0〜Diが入力されるDA変換器24には、その1つ上
位のビット群のデジタル信号のDA変換の結果得られた
2つの出力電圧がリファレンス電圧として供給される。
DA変換器24の出力が(n+1)ビットの入力デジタ
ル信号D0〜DnのDA変換出力である。
入力デジタル信号はD0〜Dnで表わされる(n+1)ビ
ットのデジタル信号である。この入力デジタル信号はス
イッチコントロール回路2によって上位ビットから数ビ
ットずつのビット群に区切られてDA変換器に送られ
る。最上位ビット群のデジタル信号Dm-1〜DnはDA変
換器8に入力されるとともに、+1加算器4を経てDA
変換器6にも入力される。+1加算器4は入力されるデ
ジタル信号の最下位ビットDm-1に1を加算するもので
ある。DA変換器6,8にはリファレンス電圧として高
電圧側電圧Vref1と低電圧側点電圧Vref2が印加されて
いる。DA変換器6,8の出力はそれぞれ出力バッファ
回路10,12を経て次の下位のビット群のデジタル信
号が入力されるDA変換器16,18のリファレンス電
圧として供給される。DA変換器16,18に入力され
るビット群のデジタル信号Dj-1〜Dm-2も同様にして、
DA変換器18に入力されるとともに、+1加算器14
を経てDA変換器16にも入力される。DA変換器1
6,18の出力電圧はそれぞれ出力バッファ回路20,
22を経て次のビット群のデジタル信号用のDA変換器
のリファレンス電圧として供給される。最下位ビット群
D0〜Diが入力されるDA変換器24には、その1つ上
位のビット群のデジタル信号のDA変換の結果得られた
2つの出力電圧がリファレンス電圧として供給される。
DA変換器24の出力が(n+1)ビットの入力デジタ
ル信号D0〜DnのDA変換出力である。
【0011】このように、入力デジタル信号のMSBか
ら数ビットずつに分けて上位側のデジタル信号から順次
DA変換し、その結果を次の下位のビット群のデジタル
信号のリファレンス電圧としていき、最後にLSBから
数ビットのデジタル信号をその1つ上位のデジタル信号
をDA変換した出力アナログ信号をリファレンス電圧と
してDA変換することによりDA変換出力Voutが求め
られる。
ら数ビットずつに分けて上位側のデジタル信号から順次
DA変換し、その結果を次の下位のビット群のデジタル
信号のリファレンス電圧としていき、最後にLSBから
数ビットのデジタル信号をその1つ上位のデジタル信号
をDA変換した出力アナログ信号をリファレンス電圧と
してDA変換することによりDA変換出力Voutが求め
られる。
【0012】入力デジタル信号を上位ビットから数ビッ
トずつのM個のビット群に区切ってDA変換をし、出力
アナログ信号を求めるとすれば、Mが大きくなるに連れ
てDA変換器の数も多くなり、回路全体の面積も大きく
なる。実際にこうした回路でDA変換装置を設計する場
合は、入力デジタル信号を上位ビット群と下位ビット群
とに分けて、すなわちM=2に分けて変換するのが実用
的である。
トずつのM個のビット群に区切ってDA変換をし、出力
アナログ信号を求めるとすれば、Mが大きくなるに連れ
てDA変換器の数も多くなり、回路全体の面積も大きく
なる。実際にこうした回路でDA変換装置を設計する場
合は、入力デジタル信号を上位ビット群と下位ビット群
とに分けて、すなわちM=2に分けて変換するのが実用
的である。
【0013】図3は8ビットの入力デジタル信号D0〜
D7を4ビットの上位ビット群と4ビットの下位ビット
群に分けた、請求項2に対応した実施例を表わしたもの
である。
D7を4ビットの上位ビット群と4ビットの下位ビット
群に分けた、請求項2に対応した実施例を表わしたもの
である。
【0014】図4は図3をトランジスタレベルで表わし
た回路図である。DA変換器6,8,24はR−2Rラ
ダー抵抗型DA変換器を用いた例であり、特にスイッチ
のオン抵抗による誤差を少なくするために、特開昭61
−263325号公報に記載されているように、各スイ
ッチをMOSFETで構成し、それらのスイッチのオン
抵抗をMSB側からLSB側に向かって2倍、4倍、8
倍、……となるように設定されたものである。E1〜E5
はスイッチのオン抵抗を表わしている。上位ビット群と
下位ビット群がそれぞれ4ビットのデジタル信号として
扱われる。DA変換器6は、入力されるデジタル信号の
最下位ビットD4に+1が加算されるので、デジタル信
号が5ビットになることもあり、そのため5ビットのD
A変換器が使用されている。DA変換器8と24は4ビ
ットのDA変換器である。
た回路図である。DA変換器6,8,24はR−2Rラ
ダー抵抗型DA変換器を用いた例であり、特にスイッチ
のオン抵抗による誤差を少なくするために、特開昭61
−263325号公報に記載されているように、各スイ
ッチをMOSFETで構成し、それらのスイッチのオン
抵抗をMSB側からLSB側に向かって2倍、4倍、8
倍、……となるように設定されたものである。E1〜E5
はスイッチのオン抵抗を表わしている。上位ビット群と
下位ビット群がそれぞれ4ビットのデジタル信号として
扱われる。DA変換器6は、入力されるデジタル信号の
最下位ビットD4に+1が加算されるので、デジタル信
号が5ビットになることもあり、そのため5ビットのD
A変換器が使用されている。DA変換器8と24は4ビ
ットのDA変換器である。
【0015】ゲートアレイでDA変換器を設計する場
合、ユーザの用途によって何ビットのDA変換器を何個
必要とするかがわからない。そのためゲートアレイでは
1個のDA変換器のみを含むマスターチップや、2個の
DA変換器を含むマスターチップ、3個のDA変換器を
含むマスターチップなどを用意している。そのためマス
ターチップの種類が多くなる。そこで、高ビットDA変
換部と数個の低ビットDA変換部を備え、入力デジタル
信号に応じて切り換えることができるようにして、マス
ターチップの種類を1種類とした請求項3に対応した実
施例を図5に示す。
合、ユーザの用途によって何ビットのDA変換器を何個
必要とするかがわからない。そのためゲートアレイでは
1個のDA変換器のみを含むマスターチップや、2個の
DA変換器を含むマスターチップ、3個のDA変換器を
含むマスターチップなどを用意している。そのためマス
ターチップの種類が多くなる。そこで、高ビットDA変
換部と数個の低ビットDA変換部を備え、入力デジタル
信号に応じて切り換えることができるようにして、マス
ターチップの種類を1種類とした請求項3に対応した実
施例を図5に示す。
【0016】図5のDA変換装置の特徴は、入力デジタ
ル信号部が複数個あり、出力アナログ信号部も複数個あ
る点にある。入力信号として高ビット数(n+1ビッ
ト)のデジタル信号S1と低ビット数(i+1ビット)
の2つのデジタル信号S2,S3が入力される。スイッチ
コントロール回路2a〜2cはそれぞれの入力信号をD
A変換器に入力するためのコントロール回路である。特
に入力デジタル信号S1についてはスイッチコントロー
ル回路2aで上位ビット群Dm-1〜Dnと下位ビット群D
0〜Dm-2とに区分される。入力デジタル信号S1につい
ては図3の実施例と同様に、上位ビット群Dm-1〜Dnの
デジタル信号がDAC−INコントロール回路32を経
てDA変換器8aに入力され、上位ビット群Dm-1〜Dn
のデジタル信号のうちの最下位ビットDm-1に加算器4
で1が加算されてDAC−INコントロール回路30を
経てDA変換器6aに入力される。DA変換器6aと8
aにはVref1とVref2がリファレンス電圧として印加さ
れる。DAC−INコントロール回路30と32は、こ
の場合DA変換器6aと8aにそれぞれ入力されるデジ
タル信号が信号S1のもの又は信号S2,S3に切り換え
るためのコントロール回路である。入力デジタル信号S
2はスイッチコントロール回路2bによってDAC−I
Nコントロール回路30を経てDA変換器6aに入力さ
れ、入力デジタル信号S3はスイッチコントロール回路
2cによってDAC−INコントロール回路32を経て
DA変換器8aに入力される。DA変換器6a,8aの
変換結果をそれぞれのバッファ10,12を経て出力V
out2,Vout3として出力するか、入力デジタル信号S1
の下位ビット群D0〜Dm-2のデジタル信号が入力される
DA変換器24のリファレンス電圧としてDA変換器2
4に供給するかを切り換えるためにDAC−OUTコン
トロール回路34,36がそれぞれ設けられている。
ル信号部が複数個あり、出力アナログ信号部も複数個あ
る点にある。入力信号として高ビット数(n+1ビッ
ト)のデジタル信号S1と低ビット数(i+1ビット)
の2つのデジタル信号S2,S3が入力される。スイッチ
コントロール回路2a〜2cはそれぞれの入力信号をD
A変換器に入力するためのコントロール回路である。特
に入力デジタル信号S1についてはスイッチコントロー
ル回路2aで上位ビット群Dm-1〜Dnと下位ビット群D
0〜Dm-2とに区分される。入力デジタル信号S1につい
ては図3の実施例と同様に、上位ビット群Dm-1〜Dnの
デジタル信号がDAC−INコントロール回路32を経
てDA変換器8aに入力され、上位ビット群Dm-1〜Dn
のデジタル信号のうちの最下位ビットDm-1に加算器4
で1が加算されてDAC−INコントロール回路30を
経てDA変換器6aに入力される。DA変換器6aと8
aにはVref1とVref2がリファレンス電圧として印加さ
れる。DAC−INコントロール回路30と32は、こ
の場合DA変換器6aと8aにそれぞれ入力されるデジ
タル信号が信号S1のもの又は信号S2,S3に切り換え
るためのコントロール回路である。入力デジタル信号S
2はスイッチコントロール回路2bによってDAC−I
Nコントロール回路30を経てDA変換器6aに入力さ
れ、入力デジタル信号S3はスイッチコントロール回路
2cによってDAC−INコントロール回路32を経て
DA変換器8aに入力される。DA変換器6a,8aの
変換結果をそれぞれのバッファ10,12を経て出力V
out2,Vout3として出力するか、入力デジタル信号S1
の下位ビット群D0〜Dm-2のデジタル信号が入力される
DA変換器24のリファレンス電圧としてDA変換器2
4に供給するかを切り換えるためにDAC−OUTコン
トロール回路34,36がそれぞれ設けられている。
【0017】DAC−INコントロール回路30,32
の一例を図6に示す。入力デジタル信号として2つの信
号α,βがそれぞれ(n+1)ビットずつのデジタル信
号として供給されるものとする。入力デジタル信号のビ
ット数の数だけのCMOSが配置されており、各CMO
SのPMOSトランジスタのソースには入力デジタル信
号αの各1ビットが入力され、NMOSトランジスタの
ドレインには入力デジタル信号βの各1ビットが入力さ
れ、各CMOSのPMOSトランジスタのドレインとN
MOSトランジスタのソースとのノードが各ビットの出
力として取り出されている。各PMOSトランジスタと
NMOSトランジスタのゲートにはDACコントロール
信号が印加される。DACコントロール信号がLの場合
に入力デジタル信号αが出力信号となり、DACコント
ロール信号がHの場合に入力デジタル信号βが出力信号
となる。
の一例を図6に示す。入力デジタル信号として2つの信
号α,βがそれぞれ(n+1)ビットずつのデジタル信
号として供給されるものとする。入力デジタル信号のビ
ット数の数だけのCMOSが配置されており、各CMO
SのPMOSトランジスタのソースには入力デジタル信
号αの各1ビットが入力され、NMOSトランジスタの
ドレインには入力デジタル信号βの各1ビットが入力さ
れ、各CMOSのPMOSトランジスタのドレインとN
MOSトランジスタのソースとのノードが各ビットの出
力として取り出されている。各PMOSトランジスタと
NMOSトランジスタのゲートにはDACコントロール
信号が印加される。DACコントロール信号がLの場合
に入力デジタル信号αが出力信号となり、DACコント
ロール信号がHの場合に入力デジタル信号βが出力信号
となる。
【0018】図7に図5におけるTAC−OUTコント
ロール回路34,36の一例を示す。バッファ回路10
又は12からのアナログ出力信号がCMOSの転送ゲー
ト42,44に印加される。転送ゲート42と44の一
方のゲート電極にはDACコントロール信号が印加さ
れ、他方のゲート電極にはDACコントロール信号がイ
ンバータを介して印加される。転送ゲート42と44は
一方がオン、他方がオフになる。図7の場合、DACコ
ントロール信号がLのときはアナログ出力信号が出力2
に出力され、DACコントロール信号がHのときはアナ
ログ出力信号が出力1に出力される。
ロール回路34,36の一例を示す。バッファ回路10
又は12からのアナログ出力信号がCMOSの転送ゲー
ト42,44に印加される。転送ゲート42と44の一
方のゲート電極にはDACコントロール信号が印加さ
れ、他方のゲート電極にはDACコントロール信号がイ
ンバータを介して印加される。転送ゲート42と44は
一方がオン、他方がオフになる。図7の場合、DACコ
ントロール信号がLのときはアナログ出力信号が出力2
に出力され、DACコントロール信号がHのときはアナ
ログ出力信号が出力1に出力される。
【0019】図5に戻ってこの実施例の動作を説明す
る。まず、DACコントロール端子から信号が送られて
いない場合は、DAC−INコントロール回路30と3
2は入力デジタル信号S1側を選択し、DAC−OUT
コントロール回路34と36はDA変換器24にリファ
レンス電圧を印加する側がオンとなる。このときは入力
デジタル信号S1の上位ビット群のデジタル信号がDA
変換器6aと8aでDA変換されてDA変換器24のリ
ファレンス電圧となり、入力デジタル信号S1の下位ビ
ット群のデジタル信号がDA変換器24に入力されて、
その新たなリファレンス電圧でDA変換されてVout1と
して出力される。このときは高ビット入力デジタル信号
による2ステップDA変換回路となる。
る。まず、DACコントロール端子から信号が送られて
いない場合は、DAC−INコントロール回路30と3
2は入力デジタル信号S1側を選択し、DAC−OUT
コントロール回路34と36はDA変換器24にリファ
レンス電圧を印加する側がオンとなる。このときは入力
デジタル信号S1の上位ビット群のデジタル信号がDA
変換器6aと8aでDA変換されてDA変換器24のリ
ファレンス電圧となり、入力デジタル信号S1の下位ビ
ット群のデジタル信号がDA変換器24に入力されて、
その新たなリファレンス電圧でDA変換されてVout1と
して出力される。このときは高ビット入力デジタル信号
による2ステップDA変換回路となる。
【0020】DACコントロール端子から信号が送られ
ているときにはDAC−INコントロール回路30と3
2が入力デジタル信号S2とS3を選択し、DA変換器6
a,8aによるそれらのデジタル信号のDA変換結果が
DAC−OUTコントロール回路34と36によってV
out2とVout3としてそれぞれ出力される。この場合は低
ビットの1ステップDA変換回路となる。
ているときにはDAC−INコントロール回路30と3
2が入力デジタル信号S2とS3を選択し、DA変換器6
a,8aによるそれらのデジタル信号のDA変換結果が
DAC−OUTコントロール回路34と36によってV
out2とVout3としてそれぞれ出力される。この場合は低
ビットの1ステップDA変換回路となる。
【0021】一般にDA変換回路では指定されたリファ
レンス電圧により入力デジタル信号がアナログ信号に変
換される。DA変換回路で入力デジタル信号に対し、リ
ファレンス電圧の異なる出力アナログ値を必要とする場
合、リファレンス電圧の異なる複数個のDA変換器を用
意するか、1つのDA変換器でリファレンス電圧を変え
ることにより、出力アナログ値を求める。そこで、本発
明の請求項4に対応した実施例としては、高ビット入力
デジタル信号による2ステップDA変換と、リファレン
ス電圧の異なる出力アナログ信号を求めることのできる
低ビットDA変換とを切り換えて実行できる例を図8に
示す。
レンス電圧により入力デジタル信号がアナログ信号に変
換される。DA変換回路で入力デジタル信号に対し、リ
ファレンス電圧の異なる出力アナログ値を必要とする場
合、リファレンス電圧の異なる複数個のDA変換器を用
意するか、1つのDA変換器でリファレンス電圧を変え
ることにより、出力アナログ値を求める。そこで、本発
明の請求項4に対応した実施例としては、高ビット入力
デジタル信号による2ステップDA変換と、リファレン
ス電圧の異なる出力アナログ信号を求めることのできる
低ビットDA変換とを切り換えて実行できる例を図8に
示す。
【0022】図8の実施例ではリファレンス電圧が2組
用意されており、高ビット入力デジタル信号S1に対し
ては一方のリファレンス電圧Vref1とVref2による2ス
テップDA変換を行ない、低ビット入力デジタル信号S
2に対しては何れかのリファレンス電圧(Vref1とVref
2)又は(Vref3とVref4)による1ステップDA変換
を行なうことができる。高ビット入力デジタル信号S1
の上位ビット群のデジタル信号がスイッチコントロール
回路2dによって、DAC−INコントロール回路32
からDA変換器8aに入力され、またその上位ビット群
のデジタル信号に加算回路4によってその最下位ビット
に1が加算されてDAC−INコントロール回路30か
らDA変換器6aに入力される。一方、低ビット入力デ
ジタル信号S2はスイッチコントロール回路2eを経て
DAC−INコントロール回路30と32からそれぞれ
DA変換器6aと8aに入力される。DA変換器6aに
は一組のリファレンス電圧Vref1とVref2が印加され、
DA変換器8aにはVREFコントロール回路46,4
8によって何れかの組のリファレンス電圧(Vref1とV
ref2)又は(Vref3とVref4)が印加される。DAC−
OUTコントロール回路34と36はDA変換器6aと
6bの出力をそれぞれ出力Vout2又はVout3として出力
するか、バッファ回路10,12を経てDA変換器24
のリファレンス電圧として印加する。
用意されており、高ビット入力デジタル信号S1に対し
ては一方のリファレンス電圧Vref1とVref2による2ス
テップDA変換を行ない、低ビット入力デジタル信号S
2に対しては何れかのリファレンス電圧(Vref1とVref
2)又は(Vref3とVref4)による1ステップDA変換
を行なうことができる。高ビット入力デジタル信号S1
の上位ビット群のデジタル信号がスイッチコントロール
回路2dによって、DAC−INコントロール回路32
からDA変換器8aに入力され、またその上位ビット群
のデジタル信号に加算回路4によってその最下位ビット
に1が加算されてDAC−INコントロール回路30か
らDA変換器6aに入力される。一方、低ビット入力デ
ジタル信号S2はスイッチコントロール回路2eを経て
DAC−INコントロール回路30と32からそれぞれ
DA変換器6aと8aに入力される。DA変換器6aに
は一組のリファレンス電圧Vref1とVref2が印加され、
DA変換器8aにはVREFコントロール回路46,4
8によって何れかの組のリファレンス電圧(Vref1とV
ref2)又は(Vref3とVref4)が印加される。DAC−
OUTコントロール回路34と36はDA変換器6aと
6bの出力をそれぞれ出力Vout2又はVout3として出力
するか、バッファ回路10,12を経てDA変換器24
のリファレンス電圧として印加する。
【0023】VREFコントロール回路46,48の一
例を図9に示す。一方の組のVrefαと他方の組のVref
βがそれぞれの転送ゲート50,52に印加され、DA
Cコントロール信号により何れかが選択されてVrefと
して出力される。この場合、DACコントロール信号が
LレベルのときはVrefαがVrefとして出力され、DA
Cコントロール信号がHレベルのときはVrefβがVref
として出力される。
例を図9に示す。一方の組のVrefαと他方の組のVref
βがそれぞれの転送ゲート50,52に印加され、DA
Cコントロール信号により何れかが選択されてVrefと
して出力される。この場合、DACコントロール信号が
LレベルのときはVrefαがVrefとして出力され、DA
Cコントロール信号がHレベルのときはVrefβがVref
として出力される。
【0024】次に、図8の実施例の動作を説明する。D
ACコントロール信号にHレベル信号が供給されると、
DAC−INコントロール回路30,32によってDA
変換器6a,8aの入力信号として入力デジタル信号S
2が選択される。同時に、VREFコントロール回路4
6,48によってDA変換器8aのリファレンス電圧と
してVref3,Vref4が選択される。これによりDA変換
器6aでは入力デジタル信号S2がリファレンス電圧Vr
ef1とVref2によってDA変換され、DAC−OUTコ
ントロール回路34を経てVout2として出力される。一
方、DA変換器8aでは同じ入力デジタル信号S2がリ
ファレンス電圧Vref3とVref4によってDA変換され、
DAC−OUTコントロール回路36を経てVout3とし
て出力される。
ACコントロール信号にHレベル信号が供給されると、
DAC−INコントロール回路30,32によってDA
変換器6a,8aの入力信号として入力デジタル信号S
2が選択される。同時に、VREFコントロール回路4
6,48によってDA変換器8aのリファレンス電圧と
してVref3,Vref4が選択される。これによりDA変換
器6aでは入力デジタル信号S2がリファレンス電圧Vr
ef1とVref2によってDA変換され、DAC−OUTコ
ントロール回路34を経てVout2として出力される。一
方、DA変換器8aでは同じ入力デジタル信号S2がリ
ファレンス電圧Vref3とVref4によってDA変換され、
DAC−OUTコントロール回路36を経てVout3とし
て出力される。
【0025】一方、DACコントロール信号がLレベル
の場合には、DAC−INコントロール回路30,32
によって入力デジタル信号S1が選択され、VREFコ
ントロール回路46,48によってDA変換器8aのリ
ファレンス電圧としてVref1とVref2が選択され、DA
C−OUTコントロール回路34と36はDA変換器6
aと8aの出力をバッファ回路10,12を経てDA変
換器24のリファレンス電圧として供給する側に選択さ
れる。このときは入力デジタル信号S1が2ステップD
A変換されてVout1として出力される。
の場合には、DAC−INコントロール回路30,32
によって入力デジタル信号S1が選択され、VREFコ
ントロール回路46,48によってDA変換器8aのリ
ファレンス電圧としてVref1とVref2が選択され、DA
C−OUTコントロール回路34と36はDA変換器6
aと8aの出力をバッファ回路10,12を経てDA変
換器24のリファレンス電圧として供給する側に選択さ
れる。このときは入力デジタル信号S1が2ステップD
A変換されてVout1として出力される。
【0026】DA変換回路では例えば8ビットのDA変
換を行なう場合は入力デジタル信号8ビットに対し出力
アナログ値を求めている。しかし、普通は入力デジタル
信号が8ビットであっても、ある範囲だけ最も精度のよ
い出力値が要求される場合、例えば10ビットの精度が
要求される場合がある。そのような場合には10ビット
のDA変換器を用い、10ビットの変換を行なってい
る。そのため、DA変換器が大型化する。そこで、8ビ
ットでよい場合は8ビットのDA変換を行ない、10ビ
ットの精度が必要である場合にだけ10ビットの変換を
行ないうるようにした請求項5に対応した実施例を図1
0に示す。
換を行なう場合は入力デジタル信号8ビットに対し出力
アナログ値を求めている。しかし、普通は入力デジタル
信号が8ビットであっても、ある範囲だけ最も精度のよ
い出力値が要求される場合、例えば10ビットの精度が
要求される場合がある。そのような場合には10ビット
のDA変換器を用い、10ビットの変換を行なってい
る。そのため、DA変換器が大型化する。そこで、8ビ
ットでよい場合は8ビットのDA変換を行ない、10ビ
ットの精度が必要である場合にだけ10ビットの変換を
行ないうるようにした請求項5に対応した実施例を図1
0に示す。
【0027】図10を図3と比較すると、制御信号とし
て入力端子に比較電圧V1とV2が印加され、DAC−O
UTコントロール回路54によって入力デジタル信号D
0〜Dnのうちの上位ビット群Dl-1〜DnのMビットの
デジタル信号によるDA変換値が比較電圧V1とV2の間
になければそのMビットのDA変換値を出力とし、比較
電圧V1とV2の間にあればD0〜Dn全ての入力デジタ
ル信号による2ステップDA変換を出力とするものであ
る点で相違している。比較電圧V1とV2の間の範囲で高
精度のDA変換が要求されるのである。
て入力端子に比較電圧V1とV2が印加され、DAC−O
UTコントロール回路54によって入力デジタル信号D
0〜Dnのうちの上位ビット群Dl-1〜DnのMビットの
デジタル信号によるDA変換値が比較電圧V1とV2の間
になければそのMビットのDA変換値を出力とし、比較
電圧V1とV2の間にあればD0〜Dn全ての入力デジタ
ル信号による2ステップDA変換を出力とするものであ
る点で相違している。比較電圧V1とV2の間の範囲で高
精度のDA変換が要求されるのである。
【0028】DAC−OUTコントロール回路54は上
位ビット群Dl-1〜DnのDA変換器8によるDA変換結
果がV1〜V2の間にあるか否かを判断する回路であり、
例えば図11に示される構成になっている。バッファ回
路12を経たDA変換器8の出力が入力信号として図1
1のコンパレータ60の反転入力端子とコンパレータ6
2の非反転入力端子に印加され、コンパレータ60の非
反転入力端子には比較電圧V1が印加され、コンパレー
タ62の反転入力端子には比較電圧V2が印加される。
ここで、V1<V2である。コンパレータ60と62の出
力はAND回路64の両入力端子に印加される。一方、
入力信号は2つの転送ゲート66,68に入力され、A
ND回路64からの出力により出力α又はβとして出力
される。AND回路64からの出力はまた、出力γとし
て出力される。
位ビット群Dl-1〜DnのDA変換器8によるDA変換結
果がV1〜V2の間にあるか否かを判断する回路であり、
例えば図11に示される構成になっている。バッファ回
路12を経たDA変換器8の出力が入力信号として図1
1のコンパレータ60の反転入力端子とコンパレータ6
2の非反転入力端子に印加され、コンパレータ60の非
反転入力端子には比較電圧V1が印加され、コンパレー
タ62の反転入力端子には比較電圧V2が印加される。
ここで、V1<V2である。コンパレータ60と62の出
力はAND回路64の両入力端子に印加される。一方、
入力信号は2つの転送ゲート66,68に入力され、A
ND回路64からの出力により出力α又はβとして出力
される。AND回路64からの出力はまた、出力γとし
て出力される。
【0029】DAC−OUTコントロール回路56には
DAC−OUTコントロール回路54から信号α,γが
入力され、DA変換器24の出力がバッファ回路58を
経て信号δとして印加される。図12は図10における
DAC−OUTコントロール回路56の一例を表わした
ものであり、信号αとδは転送ゲート70,72に入力
され、信号γによって何れかが出力Voutとして出力さ
れる。
DAC−OUTコントロール回路54から信号α,γが
入力され、DA変換器24の出力がバッファ回路58を
経て信号δとして印加される。図12は図10における
DAC−OUTコントロール回路56の一例を表わした
ものであり、信号αとδは転送ゲート70,72に入力
され、信号γによって何れかが出力Voutとして出力さ
れる。
【0030】図11では入力信号がコンパレータ60,
62によって比較電圧V1とV2の間にあるかどうかが調
べられ、あれば出力βに、なければ出力αに信号が出力
される。出力γには入力信号がV1とV2あればHレベル
信号、なければLレベル信号が出力される。図12で
は、入力信号γがLレベルの場合に入力信号αがVout
に出力され、入力信号γがHレベルの場合に入力信号δ
がVoutに出力される。
62によって比較電圧V1とV2の間にあるかどうかが調
べられ、あれば出力βに、なければ出力αに信号が出力
される。出力γには入力信号がV1とV2あればHレベル
信号、なければLレベル信号が出力される。図12で
は、入力信号γがLレベルの場合に入力信号αがVout
に出力され、入力信号γがHレベルの場合に入力信号δ
がVoutに出力される。
【0031】次に、図10の実施例の動作を説明する。
入力デジタル信号D0〜Dnのうち上位ビット群Dl-1〜
Dnのデジタル信号が+1加算器4によってその最下位
ビットに1が加算されてDA変換器6でDA変換され、
他方、DA変換器8ではその上位ビット群Dl-1〜Dnの
デジタル信号がDA変換される。DAC−OUTコント
ロール回路54ではDA変換器8でDA変換された出力
値が比較電圧V1とV2の間にあるかどうかが調べられ、
その間になければそのDA変換値が信号αとしてDAC
−OUTコントロール回路56に送られ、またV1とV2
の間にないことを示す信号(γ=L)もDAC−OUT
コントロール回路56に送られる。DAC−OUTコン
トロール回路56ではDA変換器8でDA変換した上位
ビット群Dl-1〜Dnのデジタル信号によるDA変換値を
出力としてVoutに出力する。
入力デジタル信号D0〜Dnのうち上位ビット群Dl-1〜
Dnのデジタル信号が+1加算器4によってその最下位
ビットに1が加算されてDA変換器6でDA変換され、
他方、DA変換器8ではその上位ビット群Dl-1〜Dnの
デジタル信号がDA変換される。DAC−OUTコント
ロール回路54ではDA変換器8でDA変換された出力
値が比較電圧V1とV2の間にあるかどうかが調べられ、
その間になければそのDA変換値が信号αとしてDAC
−OUTコントロール回路56に送られ、またV1とV2
の間にないことを示す信号(γ=L)もDAC−OUT
コントロール回路56に送られる。DAC−OUTコン
トロール回路56ではDA変換器8でDA変換した上位
ビット群Dl-1〜Dnのデジタル信号によるDA変換値を
出力としてVoutに出力する。
【0032】DA変換器8でのDA変換値が比較電圧V
1とV2の間にあった場合には、DAC−OUTコントロ
ール回路54はDA変換器24にDA変換器8でDA変
換した出力値を一方のリファレンス電圧として供給し
(β)、DAC−OUTコントロール回路56にDA変
換器8での変換信号が比較電圧V1とV2の間にあったこ
とを示す信号(γ=H)を送る。DA変換器24では入
力デジタル信号D0〜Dnの下位ビット群D0〜Diのデジ
タル信号をDA変換器6,8の出力信号をリファレンス
電圧としてDA変換する。その出力値をバッファ回路5
8を経てDAC−OUTコントロール回路56に送り、
DAC−OUTコントロール回路56ではDAC−OU
Tコントロール回路54から送られたγ=HによってD
A変換器24の出力をVoutとして出力する。この場合
はD0〜Dnの高ビットDA変換回路となる。
1とV2の間にあった場合には、DAC−OUTコントロ
ール回路54はDA変換器24にDA変換器8でDA変
換した出力値を一方のリファレンス電圧として供給し
(β)、DAC−OUTコントロール回路56にDA変
換器8での変換信号が比較電圧V1とV2の間にあったこ
とを示す信号(γ=H)を送る。DA変換器24では入
力デジタル信号D0〜Dnの下位ビット群D0〜Diのデジ
タル信号をDA変換器6,8の出力信号をリファレンス
電圧としてDA変換する。その出力値をバッファ回路5
8を経てDAC−OUTコントロール回路56に送り、
DAC−OUTコントロール回路56ではDAC−OU
Tコントロール回路54から送られたγ=HによってD
A変換器24の出力をVoutとして出力する。この場合
はD0〜Dnの高ビットDA変換回路となる。
【0033】実施例の図4ではDA変換器6,8,24
として引用例にあるようなスイッチ素子のオン抵抗が2
倍、4倍、8倍……と変化するように設計されたものを
用いているが、特にそのようなDA変換器に限らず、従
来から一般に用いられているものを用いてもよい。
として引用例にあるようなスイッチ素子のオン抵抗が2
倍、4倍、8倍……と変化するように設計されたものを
用いているが、特にそのようなDA変換器に限らず、従
来から一般に用いられているものを用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1のDA変換方法では、入力デジ
タル信号を複数のビット群に区切り、それぞれを順次D
A変換するようにしたので、スイッチ素子のオン抵抗を
変化させる場合でも各DA変換器のビット数が小さくな
ることにより、スイッチ素子の大きさを大きくすること
なく高ビットのDA変換を実行することができる。請求
項2では入力デジタル信号を上位と下位の2つのビット
群に区切ることにより、実用的なDA変換を行なうこと
ができる。請求項3ではゲートアレイのマスターチップ
において、ユーザが必要とする入力ビット数が異なって
いても1つのマスターチップで対応することができるよ
うになる。
タル信号を複数のビット群に区切り、それぞれを順次D
A変換するようにしたので、スイッチ素子のオン抵抗を
変化させる場合でも各DA変換器のビット数が小さくな
ることにより、スイッチ素子の大きさを大きくすること
なく高ビットのDA変換を実行することができる。請求
項2では入力デジタル信号を上位と下位の2つのビット
群に区切ることにより、実用的なDA変換を行なうこと
ができる。請求項3ではゲートアレイのマスターチップ
において、ユーザが必要とする入力ビット数が異なって
いても1つのマスターチップで対応することができるよ
うになる。
【0035】請求項4では、入力信号が同じでリファレ
ンス電圧の異なるアナログ出力信号が必要な場合、リフ
ァレンス電圧をそのたびに変える必要がなく、コントロ
ール信号のみで対応することができる。請求項5ではア
ナログ出力値に高精度が要求されない場合には入力デジ
タル信号の一部を用いて低ビットDA変換を行なって素
早く出力し、高精度が要求される場合には複数ステップ
によるDA変換により精度よく出力することができる。
これは、例えば音や画像などで人がよく聞こえるところ
やよく見えるところは高精度にDA変換し、あまり見え
たり聞こえたりしないところでは低精度でDA変換する
というように、目的に応じて変換精度を使い分けるよう
な場合に便利である。
ンス電圧の異なるアナログ出力信号が必要な場合、リフ
ァレンス電圧をそのたびに変える必要がなく、コントロ
ール信号のみで対応することができる。請求項5ではア
ナログ出力値に高精度が要求されない場合には入力デジ
タル信号の一部を用いて低ビットDA変換を行なって素
早く出力し、高精度が要求される場合には複数ステップ
によるDA変換により精度よく出力することができる。
これは、例えば音や画像などで人がよく聞こえるところ
やよく見えるところは高精度にDA変換し、あまり見え
たり聞こえたりしないところでは低精度でDA変換する
というように、目的に応じて変換精度を使い分けるよう
な場合に便利である。
【図1】本発明の動作を示す図である。
【図2】請求項1を実施するDA変換装置の例を示す回
路図である。
路図である。
【図3】請求項2を実施するDA変換装置の例を示す回
路図である。
路図である。
【図4】図3の実施例をトランジスタレベルで表現した
回路図である。
回路図である。
【図5】請求項3を実施するDA変換装置の例を示す回
路図である。
路図である。
【図6】DAC−INコントロール回路30,32の一
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図7】DAC−OUTコントロール回路34,36の
一例を示す回路図である。
一例を示す回路図である。
【図8】請求項4を実施するDA変換装置の例を示す回
路図である。
路図である。
【図9】VREFコントロール回路46,48の一例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図10】請求項5を実施するDA変換装置の例を示す
回路図である。
回路図である。
【図11】DAC−OUTコントロール回路54の一例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図12】DAC−OUTコントロール回路56の一例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
4 加算器 6,8,16,18,24 DA変換器 30,32 DAC−INコントロール回路 34,36,54,56 DAC−OUTコントロ
ール回路 46,48 VREFコントロール回路
ール回路 46,48 VREFコントロール回路
Claims (5)
- 【請求項1】 入力デジタル信号を上位ビットから数ビ
ットずつのビット群に区切り、与えられた高電圧側と低
電圧側のリファレンス電圧に対して最上位ビット群のデ
ジタル信号と最上位ビット群の最下位ビットに1を加算
したデジタル信号とによりDA変換して得られる2つの
アナログ出力電圧を次の下位のビット群のリファレンス
電圧とし、そのビット群が最下位ビット群でないときは
そのビット群のデジタル信号とその最下位ビットに1を
加算したデジタル信号によりDA変換して得られる2つ
のアナログ電圧をさらに次の下位のビット群のリファレ
ンス電圧とする操作を繰り返し、最下位ビット群のデジ
タル信号によるDA変換結果を最終的なDA変換値とす
るDA変換方法。 - 【請求項2】 入力デジタル信号を上位ビット群と下位
ビット群とに区切り、与えられたリファレンス電圧に対
して上位ビット群のデジタル信号とその最下位ビットに
1を加算したデジタル信号とによるDA変換結果の出力
電圧をリファレンス電圧として下位ビット群のデジタル
信号をDA変換する請求項1に記載のDA変換方法。 - 【請求項3】 高ビット数の入力デジタル信号と複数の
それより低ビット数の入力デジタル信号とを入力する入
力部を有し、高ビット数の入力デジタル信号に対し、入
力デジタル信号を上位ビットから数ビットずつのビット
群に区切り、与えられた高電圧側と低電圧側のリファレ
ンス電圧に対して最上位ビット群のデジタル信号と最上
位ビット群の最下位ビットに1を加算したデジタル信号
とによりDA変換して得られる2つのアナログ出力電圧
を次の下位のビット群のリファレンス電圧とし、そのビ
ット群が最下位ビット群でないときはそのビット群のデ
ジタル信号とその最下位ビットに1を加算したデジタル
信号によりDA変換して得られる2つのアナログ電圧を
さらに次の下位のビット群のリファレンス電圧とする操
作を繰り返し、最下位ビット群のデジタル信号によるD
A変換結果を最終的なDA変換値とする高ビットDA変
換部と、低ビット数の入力デジタル信号に対し、1回の
DA変換を行なって出力電圧を得る低ビットDA変換部
とを有し、両DA変換部でDA変換器を共用するととも
に、制御信号により両DA変換部を切り換えるDA変換
方法。 - 【請求項4】 高ビット数の入力デジタル信号と複数の
それより低ビット数の入力デジタル信号とを入力する入
力部を有し、高ビット数の入力デジタル信号に対し、入
力デジタル信号を上位ビットから数ビットずつのビット
群に区切り、与えられた高電圧側と低電圧側のリファレ
ンス電圧に対して最上位ビット群のデジタル信号と最上
位ビット群の最下位ビットに1を加算したデジタル信号
とによりDA変換して得られる2つのアナログ出力電圧
を次の下位のビット群のリファレンス電圧とし、そのビ
ット群が最下位ビット群でないときはそのビット群のデ
ジタル信号とその最下位ビットに1を加算したデジタル
信号によりDA変換して得られる2つのアナログ電圧を
さらに次の下位のビット群のリファレンス電圧とする操
作を繰り返し、最下位ビット群のデジタル信号によるD
A変換結果を最終的なDA変換値とする高ビットDA変
換部と、低ビット数の入力デジタル信号に対し、1回の
DA変換を行なって出力電圧を得る低ビットDA変換部
とを有し、両DA変換部でDA変換器を共用するととも
に、制御信号により両DA変換部を切り換え、さらに前
記低ビットDA変換部では入力デジタル信号を2つのD
A変換器に入力させ、それらのDA変換器ではリファレ
ンス電圧を互いに異なったものとすることができ、それ
らのDA変換器の出力電圧を切り換えて出力できるDA
変換方法。 - 【請求項5】 入力デジタル信号を上位ビット群と下位
ビット群とに区切り、与えられたリファレンス電圧に対
して上位ビット群のデジタル信号によりDA変換したア
ナログ電圧値が所定の範囲外であればそのDA変換値を
出力とし、前記アナログ電圧値が所定の範囲内にあれ
ば、前記アナログ電圧値と上位ビット群のデジタル信号
の最下位ビットに1を加算したデジタル信号による前記
リファレンス電圧でのDA変換値とをリファレンス電圧
として下位ビット群のデジタル信号をDA変換して出力
を得るDA変換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3732792A JPH05206858A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | Da変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3732792A JPH05206858A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | Da変換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05206858A true JPH05206858A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12494554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3732792A Pending JPH05206858A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | Da変換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05206858A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6469647B1 (en) | 1999-12-21 | 2002-10-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-precision D-A converter circuit |
EP1353444A1 (de) * | 2002-04-09 | 2003-10-15 | Infineon Technologies AG | Vorrichtung zur Umwandlung eines digitalen Wertes in ein analoges Signal |
JP2006319393A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Renesas Technology Corp | 通信用半導体集積回路および無線通信装置 |
JP2013501306A (ja) * | 2009-08-04 | 2013-01-10 | ダグ カーソン アンド アソシエーツ,インク. | 様々なトラックピッチメディアのためのディフレクションリファレンス調整 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP3732792A patent/JPH05206858A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6469647B1 (en) | 1999-12-21 | 2002-10-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-precision D-A converter circuit |
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