JP2006319393A - 通信用半導体集積回路および無線通信装置 - Google Patents

通信用半導体集積回路および無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 送信信号の変調および受信信号の復調やアップコンバート、ダウンコンバートの機能を有する通信用半導体集積回路(高周波IC)およびベースバンド回路を備えた無線通信装置におけるトータルの消費電力を低減する。
【解決手段】 送信信号の変調送信信号の変調および受信信号の復調および受信信号の復調処理に用いられる基準クロック信号を生成するクロック生成回路(260)を内蔵した通信用半導体集積回路(高周波IC)において、前記クロック生成回路には、振動子が接続されることにより該振動子の固有振動数と印加される制御電圧とに応じた周波数で発振する電圧制御型発振回路(VCXO262)を設け、該電圧制御型発振回路は、ベースバンドICから供給されるディジタル周波数制御情報を内部のDA変換回路(270)で変換した結果を前記制御電圧としてその電圧に応じた周波数で発振するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電圧制御型発振回路、特に水晶振動子を用いた発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路およびこれを用いた無線通信装置に適用して有効な技術に関し、例えば受信信号および送信信号の処理に用いられる基準クロック信号を生成する発振回路を内蔵した高周波用半導体集積回路においてベースバンド回路からディジタル信号で発振周波数情報が与えられる場合に利用して有効な技術に関するものである。
電圧制御型発振回路(VCO)を内蔵した半導体集積回路にDA変換器を設けて、発振周波数制御をディジタル信号で行なえるようにした発明としては、特許文献1〜4に記載のものがある。
このうち、特許文献1に記載の発明は、電圧制御型発振回路(VCO)の発振信号をカウントする第1カウンタと、基準周波数の信号をカウントする第2カウンタと、2つのカウンタの出力の論理積をとる論理積回路と、該論理積回路の出力をカウントする第3カウンタと、該第3カウンタの出力を保持するレジスタと、該レジスタの値をDA変換するDA変換回路とを備え、該DA変換回路の出力でVCOの発振周波数を制御することで、中心周波数を自動的に調整できるようにしたものである。
また、特許文献2に記載の発明は、高周波RF回路へのノイズの影響を低減できるマルチモジュラス方式のプリスケーラを使用したPLL周波数シンセサイザに関するものである。
特許文献3に記載の発明は、ROMから得られる温度センサの出力に応じた最新のディジタル温度補償データとその直前のディジタル温度補償データとの差からの1ビットD/A変換器の駆動回数を計算するパルス演算回路と、その出力に基づいて制御される1ビットD/A変換器と、その出力をそれ自身の現在の出力に対して順次積算して新しい出力とするアナログ積算器とを備え、温度変化に伴うディジタル温度補償発振器(VCXO)の発振周波数の急峻な変化を防止し、それを用いた通信装置の位相変調誤差の発生を低減することができるようにしたものである。
特許文献4に記載の発明は、スペクトラム拡散技術を用いた周波数ポッピング方式の無線通信装置において、パッケージの一方端の中央部にアンテナ端子を設置し、パッケージの他方端の両端部に送信データ入力端子と受信データ出力端子をそれぞれ設置し、パッケージのほぼ中央にPLL周波数シンセサイザ回路を配置し、送信回路と受信回路とをPLL周波数シンセサイザ回路を挟んでパッケージの両側方に分離配設することにより、信号の相互干渉によるデータの欠落や誤り率の劣化を防止するようにしたものである。
特開平8−307252号公報 特開2003−124808号公報 特開2003−152449号公報 特開2001−186048号公報
携帯電話器のような無線通信装置は、一般に、送受信信号の変復調やアップコンバート、ダウンコンバートの機能を有する高周波用ICと、送信データを基本波に対し同相成分のI信号および直交成分のQ信号に変換したり受信信号から復調されたI,Q信号を処理してデータを復元したりするベースバンドIC、送信信号を電力増幅してアンテナより出力させるパワーアンプを含むパワーモジュールなどにより構成されている。従来、上記高周波用ICとベースバンドICとの間で伝達されるI,Q信号はアナログ信号であることが多かった。
一方、ベースバンドICは、内部処理のほとんどがディジタル処理で行なわれるため、ベースバンドIC側に、入力された受信アナログI,Q信号をディジタル信号に変換するAD変換回路や送信ディジタルI,Q信号をアナログ信号に変換するDA変換回路が設けられていた。この場合、ベースバンドICは、大部分がディジタル回路であるにもかかわらずアナログ回路であるAD変換回路やDA変換回路を内蔵するため、ICの製造プロセスにアナログ回路を構成する素子を形成するための工程を含むことになり、それによりチップコストが高くなるという不具合がある。
そこで、高周波用IC側にAD変換回路とDA変換回路を設けて、高周波用ICとベースバンドICとの間で、I,Q信号をディジタル信号で伝達する技術が提案されている。高周波用IC側にAD変換回路とDA変換回路を設けることにより、ベースバンドIC側にはAD変換回路やDA変換回路が不要になり、プロセスにアナログ回路を構成する素子を形成するための工程が不要になって、チップコストを低減することができる。これとともに、ベースバンドICがディジタル回路のみであれば、1.8Vのような低電源電圧で動作する回路として設計することで、低消費電力化も達成することができる。また、I,Q信号をディジタル化することにより、SN比(Signal to Noise Ratio)を向上させることができる。
ところで、携帯電話機における通信方式の一つであるGSM(Global System for Mobile Communication)においては、基地局の基準クロック信号と高周波用IC内で生成される基準クロック信号の周波数を合致させるため、ベースバンドICから高周波用ICへ発振回路の周波数制御信号が供給される。しかも、GSMの規格では、この周波数の誤差が0.1ppm以下であることが規定されている。
GSM方式の携帯電話機では、基準クロック信号の周波数を合わせるための周波数制御信号も一般にアナログ信号であった。したがって、ベースバンドICの完全ディジタル化を達成するには、この周波数制御信号もディジタル信号にする必要がある。従来、電圧制御型発振回路(VCO)を内蔵した半導体集積回路にAD変換器を設けて、発振周波数制御をディジタル信号で行なえるようにした発明として、前述した特許文献1〜4に記載のものがある。
特許文献1に記載の発明は、DA変換器の出力でVCOの発振周波数を制御しているが、DA変換器の入力は内部で発生するようになっており、本願発明のように外部から発振周波数情報が与えられるようにはなっていない。また、特許文献1に記載のVCOは、VHS方式のVTR装置における音声信号の記録、再生のためのキャリア信号を生成するものであり、送受信信号の変復調処理に用いられる基準クロック信号を生成する本願発明の発振回路とは用途が異なっている。
また、特許文献2に記載の発明は、高周波RF回路へのノイズの影響を低減できるマルチモジュラス方式のPLL周波数シンセサイザに関するものであり、VCOを備えるが発振周波数情報をDA変換するDA変換器を有していない。
特許文献3に記載の発明は、DA変換器を有するが、温度センサの出力に応じたディジタル温度補償データによって、温度変化に伴う発振器(VCXO)の周波数の急峻な変化を防止するものであり、ベースバンド回路から与えられる発振周波数情報をDA変換器で変換して発振器(VCXO)の周波数を制御する本願発明とは目的が異なっている。
特許文献4に記載の発明は、DA変換器とこのDA変換器によって変換されたアナログ信号によりVCOの周波数を制御する構成を有するが、このDA変換器は送信データをアナログ信号に変換するものである。特許文献4には、VCOの発振周波数情報をDA変換することは記載されていない。
本発明の目的は、送信信号の変調および受信信号の復調やアップコンバート、ダウンコンバートの機能を有する通信用半導体集積回路(高周波IC)およびベースバンド回路を備えた無線通信装置におけるトータルの消費電力を低減することにある。
本発明の他の目的は、送信信号の変調処理および受信信号の復調処理に用いられる基準クロック信号を生成する発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路(高周波IC)において、ベースバンド回路からディジタル信号で発振周波数情報が与えられるように構成した場合にも、回路の占有面積の増加を回避しつつ所望の周波数精度を得ることができるようにすることにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、送信信号の変調処理および受信信号の復調処理に用いられる基準クロック信号を生成するクロック生成回路を内蔵した通信用半導体集積回路(高周波IC)において、前記クロック生成回路には、振動子が接続されることにより該振動子の固有振動数と印加される制御電圧とに応じた周波数で発振する電圧制御型発振回路を設け、該電圧制御型発振回路は、ベースバンド回路から供給されるディジタル周波数制御情報を内部のDA変換回路で変換した結果を前記制御電圧としてその電圧に応じた周波数で発振するように構成したものである。
上記した手段によれば、ベースバンド回路側にはAD変換回路やDA変換回路が不要になり、プロセスにアナログ回路を構成する素子を形成するための工程が不要になって、チップコストを低減することができる。また、ベースバンド回路をディジタル回路のみで構成できるため、1.8Vのような低電源電圧で動作する回路として設計することで低消費電力化を達成することができ、これにより高周波ICとベースバンド回路とを備えた無線通信装置におけるトータルの消費電力を低減することができる。
また、望ましくは、前記ディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換するDA変換回路は、入力ディジタル信号のうち上位数ビットに応じた多段階の電圧を生成する第1変換部と、前記上位数ビットを除くビットに応じた多段階の電圧を生成する第2変換部とを備えるようにする。さらに、前記第1変換部および前記第2変換部は、それぞれラダー抵抗と該ラダー抵抗のいずれかのノードの電位を選択するセレクタ回路からなり、前記第1変換部のセレクタ回路は、当該変換部のラダー抵抗の奇数番目のノードの電位を選択する際にはその選択ノードの電位を前記第2変換部のラダー抵抗の第1のタップに供給し、当該変換部のラダー抵抗の偶数番目のノードの電位を選択する際にはその選択ノードの電位を前記第2変換部のラダー抵抗の第2のタップに供給するように構成する。これにより、変換精度が高くかつ比較的占有面積も少なくて済むAD変換回路を実現することができる。
本発明によれば、送受信信号の変復調やアップコンバート、ダウンコンバートの機能を有する通信用半導体集積回路(高周波IC)およびベースバンド回路を備えた無線通信装置におけるトータルの消費電力を低減することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明をGSM(GMSK変調を行なう狭義のGSMと、8−PSK変調を行なうEDGEモードを含む広義のGSMとを含む)方式の無線通信に用いられる高周波ICおよび無線通信装置の全体の構成例が示されている。
図1に示されているように、無線通信装置は、送受信用アンテナ100、送受信切り替え用のスイッチ110、受信信号から不要波を除去するバンドパスフィルタ120、送信信号を増幅する高周波電力増幅回路(パワーアンプ)130、高周波IC200、ベースバンドIC300などから構成されている。
高周波IC200は、受信信号を復調およびダウンコンバートしたり送信信号を変調およびアップコンバートしたりする機能を有する。ベースバンドIC300は、送信データを符号化して送信用I,Q信号を生成したり受信されたI,Q信号を復号したりするなどのベースバンド処理を行なう。特に制限されるものでないが、高周波IC200およびベースバンドIC300は、公知の半導体集積回路製造技術により、それぞれ別個の単結晶シリコンチップ上に半導体集積回路として形成されている。
高周波IC200は、アンテナ100により受信された信号を音声周波数帯の信号にダウンコンバートしたりI,Q信号に復調したりする受信系アナログ回路210や送信用I,Q信号により搬送波を変調したり送信信号を数GHzの信号にアップコンバートしたりする機能を有する送信系アナログ回路220を備える。また、高周波IC200は、受信系アナログ回路210で復調されたアナログI,Q信号をディジタル信号に変換するAD変換回路230と、ベースバンドIC300より供給される送信用ディジタルI,Q信号をアナログ信号に変換するDA変換回路240とを備える。
さらに、高周波IC200は、高周波IC200とベースバンドIC300との間でディジタル信号によりデータの受け渡しを行なうディジタルインタフェース250を備える。また、高周波IC200は、受信系アナログ回路210や送信系アナログ回路220、AD変換回路230、DA変換回路240における信号処理に使用される所定の周波数のクロック信号を生成するクロック生成回路260を備える。さらに、高周波IC200は、上記クロック生成回路260のディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換するDA変換回路270を備える。上記ディジタル周波数制御情報は、ベースバンドIC300より与えられ、ディジタルインタフェース250を介してクロック生成回路260へ供給される。
クロック生成回路260は、外付けの水晶振動子261を発振子とし該振動子の固有振動数と印加される制御電圧とに応じた周波数で発振する周波数可変な電圧制御型発振回路(VCXO)262、該VCXO262により生成された発振信号φrefを基準クロック信号としてφrefよりもさらに周波数の高い局部発振信号(高周波信号)φRFを生成するRFVCOと周波数シンセサイザ263とからなるPLL回路、VCXO262により生成された発振信号φrefを分周したり位相シフトしたりして内部回路の動作タイミングを与える動作クロック信号φcを生成するタイミング発生回路(TG)264などを備える。なお、VCXOは外付けの水晶振動子のばらつきによる発振周波数を、外部からの制御信号により内部の負荷の大きさを切り替えることで調整できる発振器を意味する。発振周波数を外部からのディジタル制御信号により調整できる発振器はDCXOと呼ばれることがある。その意味では、本実施例の電圧制御型発振回路262はDCXOであり、VCXOはDCXOを含む上位概念である。
VCXO262の発振信号φrefの周波数としては、26MHz(あるいは13MHz)のような周波数が選択される。かかる周波数の水晶振動子は、汎用部品であり容易に手に入れることができるためである。PLL回路263で生成される局部発信信号φRFは、受信系アナログ回路210における受信信号の復調、ダウンコンバートや送信系アナログ回路220における送信信号の変調、アップコンバートに使用される。受信系アナログ回路210や送信系アナログ回路220における周波数変換にはミキサが用いられる。
なお、図1には示されていないが、高周波IC200には、当該IC内部を制御するロジック回路からなる制御回路が設けられる。そして、この制御回路以外のアナログ回路が2.8Vのような電源電圧で動作される場合においても、制御回路を含むロジック回路は1.8Vのような低い電源電圧で動作できるように設計される。これにより、高周波IC200そのものの消費電力は、すべての回路を2.8Vの電源電圧で動作するように設計する場合よりも少なくなる。
図2は、ディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換する上記DA変換回路270の具体的な回路構成例を示す。特に制限されるものでないが、この実施例のDA変換回路270は入力のビット数が13ビットとされ、この13ビットの入力を上位4ビットと下位9ビットの2段階に分けて変換を行なうように構成されている。DA変換回路270の変換ビット数を13ビットとしたのは、GSMの規格では、基準クロックの周波数の可変範囲として±20ppm、周波数精度として0.1ppm以下が要求されているためである。DA変換回路270の入力のビット数を13ビットとすることで、40ppm÷213≒0.005ppmより、1LSB(least significant bit)当たり0.01ppm以下の精度で周波数を調整でき、GSMの規格を充分に満たせることが分かる。
図2に示されているように、DA変換回路270は、バンドギャップリファランス回路BGRおよびバッファアンプBFFからなり電源電圧依存性および温度依存性のない定電圧VRを発生する基準電圧回路271と、該基準電圧回路271により生成された定電圧VRを所定の抵抗比で分割して多段階の電位を生成するラダー抵抗からなる抵抗分圧回路272とを備える。
また、DA変換回路270は、抵抗分圧回路272で分圧された電位の中から任意の1組の電位を選択するセレクタ273、該セレクタ273により選択された電圧Vr1,Vr2をインピーダンス変換して出力するバッファアンプAMP1,AMP2からなるボルテージフォロワ274を備える。抵抗分圧回路272とセレクタ273とによって、多段階の電圧を生成する第1変換部が構成される。
さらに、DA変換回路270は、変換された2つの電圧Vr1,Vr2を所定の抵抗比で分割して多段階の電位を生成するラダー抵抗からなる第2の抵抗分圧回路275と、該抵抗分圧回路275で分圧された電位の中から任意の1つの電位を選択するセレクタ276とを備える。抵抗分圧回路275とセレクタ276とによって、多段階の電圧を生成する第2変換部が構成される。
また、DA変換回路270は、セレクタ273,276を制御するデコーダDEC1,DEC2、セレクタ276により選択された電圧をインピーダンス変換して出力するボルテージフォロワ277、該ボルテージフォロワ277の出力を安定化させるロウパスフィルタ278を備える。そして、このロウパスフィルタ278で平滑された電圧が電圧制御型発振回路(VCXO)262を構成するバラクタダイオードVDに印加されて、選択された電圧に応じてVCXOの発振周波数が制御されるように構成されている。
デコーダDEC1,DEC2は、ベースバンドIC300より供給される周波数制御情報D12〜D0をデコードして上記セレクタ273,276の選択制御信号を生成する。この実施例では、抵抗分圧回路272は16段階の電位を生成するようにラダー抵抗が構成され、これに応じて第1のデコーダDEC1は13ビットの周波数制御情報の上位4ビットD12〜D9をデコードして16個の制御信号SCH00;SCL00〜SCH15;SCL15を生成する。そして、セレクタ273は16組のスイッチSWH00;SWL00〜SWH15;SWL15により構成されている。
一方、抵抗分圧回路275は512段階の電位を生成するラダー抵抗からなり、セレクタ276は512個のスイッチSW000〜SW511により構成されている。そして、これに応じて第2のデコーダDEC2は、13ビットの周波数制御情報の下位9ビットD8〜D0をデコードして、512個の制御信号SC000〜SC511を生成する。さらに、この実施例では、デコーダDEC1は、制御信号ACSによって、同一の入力コードに対して出力SCH00;SCL00〜SCH15;SCL15が逆の関係になるように構成されている。具体的には、ACSが"1"のときにSCH00がハイレベルでSCL00がロウレベルであれば、ACSが"0"のときにSCH00がロウレベルでSCL00がハイレベルとなるように、デコーダDEC1が構成されている。
DA変換回路全体の構成素子数すなわち面積を考慮すると、デコーダDEC1とDEC2の変換ビット数が同じになるように、抵抗分圧回路272と275およびセレクタ273と276それぞれほぼ同一の分圧数と切替え数に構成するのが良い。これに対し、本実施例のDA変換回路270において、前段の抵抗分圧回路272の分圧数よりも後段の抵抗分圧回路275の分圧数の方を多くしているのは、変換精度を高めるためである。より具体的には、ボルテージフォロワ274を構成するアンプAMP1,AMP2のオフセットのばらつきを考慮したためである。以下、本実施例の回路の方が、変換精度が高い理由を説明する。
図3は、DA変換回路270へ周波数制御情報D12〜D0として"1111000000000"が供給された場合におけるセレクタ273と276の状態を示す。この場合、スイッチSWH15とSWL14がオンされて、ラダー抵抗272のノードN15の電位がボルテージフォロワ274のアンプAMP2に、またノードN14の電位がボルテージフォロワ274のアンプAMP1に入力される。また、スイッチSWL000がオンされてラダー抵抗275のノードN000の電位がボルテージフォロワ277に入力される。
この状態から、周波数制御情報D12〜D0が1LSB下の"1110111111111"に切り替わったとする。すると、図4のように、スイッチSWL14とSWH13がオンされて、ラダー抵抗272のノードN14の電位がボルテージフォロワ274のアンプAMP1に、またノードN13の電位がボルテージフォロワ274のアンプAMP2に入力される。つまり、アンプAMP1とアンプAMP2に入力される電位の関係が逆転している。そして、スイッチSW000がオンされて、ラダー抵抗275のノードN000の電位がボルテージフォロワ277に入力される。
ここで、ボルテージフォロワ274を構成するアンプAMP1の出力電圧をVr1、AMP1のオフセット電圧をVoff1、またアンプAMP2の出力電圧をVr2、AMP2のオフセット電圧をVoff2、ノードN15の電位をVn15、ノードN14の電位をVn14とおくと、図3における出力電圧Vr2,Vr1は次式で表わされる。
Vr2=Vn15+Voff2
Vr1=Vn14+Voff1
今、ラダー抵抗275の抵抗比ばらつきを無視すると、1LSBに相当する電位差VLSBは、
VLSB=(Vr2−Vr1)/29
=(Vn15−Vr14+Voff2−Voff1)/29
となる。また、ラダー抵抗272の電源電圧をVRとすると、
Vn15−Vn14=VR/24
である。これより、
VLSB={1+(Voff2−Voff1)×24/VR}VR/213 ……(1)
となる。同様にして、図4の場合には、1LSBに相当する電位差VLSB’は、
VLSB’={1−(Voff2−Voff1)×24/VR}VR/213 ……(2)
が得られる。式(1)と式(2)より、アンプAMP1のオフセット電圧をVoff1とアンプAMP2のオフセット電圧Voff2が同じ極性で大きさが同じであれば、(Voff2−Voff1)=0より、VLSB=VLSB’となり、ラダー抵抗272の電位の切替えで誤差が生じないことが分かる。
一方、アンプAMP1のオフセット電圧をVoff1とアンプAMP2のオフセット電圧Voff2が逆極性で大きさが同じ、つまりVoff2=Voff,Voff1=−Voffであれば、式(1)と式(2)より、
VLSB={1+2Voff×24/VR}VR/213 ……(3)
VLSB’={1−2Voff×24/VR}VR/213 ……(4)
が得られる。式(3)と式(4)から、アンプAMP1とAMP2のオフセット電圧が逆極性で大きさが同じ場合、ラダー抵抗272の電位の切替えで、2Voff×24/VRの誤差δが生じることが分かる。ここで、Voff=5mV,VR=2.5Vと仮定すると、誤差δは0.064(=6.4%)となる。これが、DA変換回路270を上位4ビットと下位9ビットに分けた場合の1LSBの誤差である。
本発明者らは、同様のやり方で、DA変換回路270を上位5ビットと下位8ビットに分けた場合と、DA変換回路270を上位6ビットと下位7ビットに分けた場合の1LSBの誤差δを求めて見た。その結果、上位5ビットと下位8ビットに分けた場合の上位ビットの切替えによる1LSBの誤差δは12.8%、上位6ビットと下位7ビットに分けた場合の同誤差δは25.6%となることを見出した。これより、上記実施例のDA変換回路270は、面積の点では、上位5ビットと下位8ビットに分けたものや上位6ビットと下位7ビットに分けたものよりも劣るが、精度の点でははるかに優れていることが分かる。
ところで、セレクタ273と276の選択の仕方として、図5のように、スイッチSWH14とSWL13をオンさせて、ラダー抵抗272のノードN14の電位をアンプAMP2に、またノードN13の電位をアンプAMP1に入力させる。そして、スイッチSW511をオンさせてラダー抵抗275のノードN511の電位をボルテージフォロワ277に入力させるやり方もある。この場合、常にアンプAMP2に高い方の電位が印加され、アンプAMP1に低い方の電位が印加されることとなる。
図6(B)には、アンプAMP1とAMP2のオフセット電圧が逆極性で同じ大きさの場合に、図5のようなやり方でセレクタを切り替えたときのラダー抵抗275の両端(タップT2,T1)に印加される電圧が示されている。上位ビットの切替え前にはラダー抵抗275のタップT2−T1間に(Vn15+Voff)〜(Vn14−Voff)が印加されるのに対し、上位ビットの切替え後(一点鎖線)にはラダー抵抗275のタップT2−T1間に(Vn14+Voff)〜(Vn13−Voff)が印加される。このときラダー抵抗275のタップT2,T1に印加される電圧に着目すると、切替え後のタップT2には切替え前のタップT1と同じ、ラダー抵抗272のノードN14の電位Vn14が印加されるべきであるのに、切替え前後で+Voffと−Voffの差が生じてしまうことが分かる。このことが、変換結果に誤差を与える。
図6(A)には、アンプAMP1とAMP2のオフセット電圧が逆極性で同じ大きさの場合に、図4のようなやり方でセレクタを切り替えたときのラダー抵抗275のタップT2,T1に印加される電圧が示されている。上位ビットの切替え前にはラダー抵抗275のタップT2−T1間に(Vn15+Voff)〜(Vn14−Voff)が印加されるのに対し、上位ビットの切替え後にはラダー抵抗275が反転しタップT1−T2間に(Vn14−Voff)〜(Vn13+Voff)が印加される。このときラダー抵抗272のノードN14の電位が印加されるべきタップT1の電圧に着目すると、切替え前と後とで同一の電圧になっていることが分かる。これが、本実施例のDA変換回路の方が、変換結果の誤差が小さくなる理由である。
ところで、図3と図4を参照すると、ラダー抵抗272の奇数番目のノードの電位(Vn15,Vn13等)が入力されるのはアンプAMP2、またラダー抵抗272の偶数番目のノードの電位(Vn14,Vn12等)が入力されるのはアンプAMP1であり、アンプの入力が一義的に決まっていることが分かる。このことから、図2の実施例においては、スイッチSWL15,SWH14,SWL13,……SWH00を省略することができ、それによってセレクタ273のスイッチの数を半分に減らせる可能性がある。しかし、アンプAMP1とAMP2のオフセット電圧のばらつきの仕方や抵抗の比精度の誤差の生じ方等によっては、ラダー抵抗272の奇数番目のノードの電位はアンプAMP1に供給し、ラダー抵抗272の偶数番目のノードの電位はアンプAMP2に供給するようにした方が、変換精度が高くなる場合がある。
そこで、図2の実施例では、制御信号ACSによって、同一の入力コードに対して出力SCH00;SCL00〜SCH15;SCL15が逆の関係になるようにデコーダDEC1が構成されている。これによって、DA変換回路270のキャリブレーションの結果に応じて、アンプAMP1とアンプAMP2に供給するラダー抵抗272のノードの電位を切り替えて、精度の高い変換を行なえるように回路を設定することが可能になる。
以上の実施例によれば、送受信信号の変復調やアップコンバート、ダウンコンバートの機能を有する通信用半導体集積回路(高周波IC)およびベースバンド回路を備えた無線通信装置におけるトータルの消費電力を低減することができる。そして、携帯電話機に適用した場合には最大連続通話時間や最大連続待受け時間を長くすることができる。
また、以上の実施例によれば、受信信号および送信信号の処理に用いられる基準クロック信号を生成する発振回路を内蔵した高周波用半導体集積回路において、回路の占有面積の増加を回避しつつ所望の周波数精度を得ることができるという効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、セレクタ273の上半分と下半分が対称的に選択されるように、つまり上半分は奇数番目のノードの電位がアンプAMP1に供給され、下半分は偶数番目のノードの電位がアンプAMP1に供給されるようにデコーダDEC1を構成し、制御信号ACSによってそれが逆の対称関係つまり上半分は偶数番目のノードの電位がアンプAMP1に供給され、下半分は奇数番目のノードの電位がアンプAMP1に供給されるようにデコーダDEC1を構成することも可能である。さらに、制御信号ACSを2ビットにし、デコーダDEC1の論理を4種類の中から選択して設定できるように構成しても良い。
また、前記実施例においては、13ビットの変換精度を有し上位4ビットと下位9ビットの2段階に分けて変換を行なうように構成されているDA変換回路について説明したが、12ビット以下あるいは14ビット以上の変換精度を有するものや、13ビットの場合に上位5ビットと下位8ビットの2段階に分けてデコードを行なうように構成されているDA変換回路に対しても適用することが可能である。
さらに、前記実施例においては、ベースバンド回路から供給される送信ディジタルI,Q信号を受けてアナログI,Q信号に変換するDA変換回路240とは別個に、ディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換するDA変換回路270が設けられているが、1つのDA変換回路を時分割で共通に使用するように構成することも可能である。これにより、DA変換回路を別々に設ける場合に比べて占有面積を減らすことができる。
また、前記実施例においては、電圧制御型発振回路(VCXO)262の発振周波数を調整する素子としてバラクタダイオードを使用するものを示したが、バラクタダイオード以外の可変容量素子や可変抵抗素子を使用するもの、要するに制御電圧で発振周波数を調整できるものであればどのようなものであってもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるGSM方式の携帯電話機に用いられる高周波ICに適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものでなく、GSM方式の通信とWCDMA(Wide-band Code Division Multiple Access)方式の通信の2つの通信が可能なデュアルバンド方式の携帯電話機に用いられる高周波用半導体集積回路に対しても適用することができる。
図1は、本発明をGSM方式の携帯電話機に用いられる高周波ICに適用した場合の高周波ICおよび無線通信装置の全体の実施例を示すブロック図である。 図2は、周波数制御情報をアナログ信号に変換するDA変換回路の具体的な回路構成例を示す回路構成図である。 図3は、図2のDA変換回路におけるセレクタの状態を示す動作説明図である。 図4は図2のDA変換回路におけるセレクタの状態を示す動作説明図である。 図5は図4のDA変換回路におけるセレクタの他の選択の仕方を示す動作説明図である。 図6(A)は図4におけるセレクタの仕方に対応して選択される電圧の関係を示す説明図、また図6(B)は図5におけるセレクタの仕方に対応して選択される電圧の関係を示す説明図である。
符号の説明
100 送受信用アンテナ
110 送受信切替えスイッチ
120 バンドパスフィルタ
130 パワーアンプ
200 高周波IC
210 受信系アナログ回路
220 送信系アナログ回路
230 AD変換回路
240 DA変換回路
250 ディジタルインタフェース
260 クロック生成回路
261 水晶振動子
262 電圧制御型発振回路(VCXO)
263 PLL回路
264 タイミング発生回路(TG)
270 周波数制御情報変換用のDA変換回路
300 ベースバンドIC

Claims (20)

  1. ベースバンド回路から供給される送信ディジタルI,Q信号を受けて送信アナログI,Q信号に変換するDA変換回路と、変換されたI,Q信号によって搬送波を変調して送信する送信回路と、受信した信号を復調して受信アナログI,Q信号を生成する受信回路と、生成された受信アナログI,Q信号を受信ディジタルI,Q信号に変換するAD変換回路と、前記送信回路における変調処理と前記受信回路における復調処理に使用される高周波信号の生成に必要な基準クロック信号を生成するクロック生成回路とを内蔵した通信用半導体集積回路であって、
    前記クロック生成回路は、振動子が接続されることにより該振動子の固有振動数と印加される制御電圧とに応じた周波数で発振する電圧制御型発振回路を備え、
    前記電圧制御型発振回路は、前記ベースバンド回路から供給されるディジタル周波数制御情報を内部のDA変換回路で変換した結果が前記制御電圧として印加され、その制御電圧に応じた周波数で発振するように構成されていることを特徴とする通信用半導体集積回路。
  2. 前記DA変換回路とは別に、前記ディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換する第2のDA変換回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信用半導体集積回路。
  3. 前記第2のDA変換回路は、入力ディジタル信号のうち上位数ビットに応じた多段階の電圧を生成する第1変換部と、当該第1変換部で生成された電圧を受けて前記上位数ビットを除くビットに応じた多段階の電圧を生成する第2変換部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の通信用半導体集積回路。
  4. 前記ディジタル周波数制御情報は13ビットのコードからなり、前記第1変換部は前記13ビットのコードのうち上位4ビットを変換し、前記第2変換部は前記13ビットのコードのうち下位9ビットを変換するものであることを特徴とする請求項3に記載の通信用半導体集積回路。
  5. 前記第1変換部および前記第2変換部は、それぞれラダー抵抗と該ラダー抵抗のいずれかのノードの電位を選択するセレクタ回路を備え、
    前記第1変換部のセレクタ回路は、
    当該第1変換部のラダー抵抗の奇数番目のノードの電位を選択する際にはその選択ノードの電位を前記第2変換部のラダー抵抗の第1のタップに供給し、
    当該第1変換部のラダー抵抗の偶数番目のノードの電位を選択する際にはその選択ノードの電位を前記第2変換部のラダー抵抗の第2のタップに供給することを特徴とする請求項3または4に記載の通信用半導体集積回路。
  6. 前記第1変換部のセレクタ回路は、当該第1変換部のラダー抵抗の奇数番目のノードの電位または偶数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第1のタップに、また当該第1変換部のラダー抵抗の偶数番目のノードの電位または奇数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第2のタップに供給可能に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の通信用半導体集積回路。
  7. 前記入力ディジタル信号のうち上位数ビットをデコードして前記第1変換部のセレクタ回路を制御する信号を生成する第1デコード回路と、
    前記入力ディジタル信号のうち前記上位数ビットを除くビットをデコードして前記第2変換部のセレクタ回路を制御する信号を生成する第2デコード回路と、を備えることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の通信用半導体集積回路。
  8. ベースバンド回路から供給される送信ディジタルI,Q信号を受けて送信アナログI,Q信号に変換するDA変換回路と、
    変換されたI,Q信号によって搬送波を変調して送信する送信回路と、
    受信した信号を復調して受信アナログI,Q信号を生成する受信回路と、
    生成された受信アナログI,Q信号を受信ディジタルI,Q信号に変換するAD変換回路と、
    外付けの振動子が接続されることにより該振動子の固有振動数と印加される制御電圧とに応じた周波数で発振する電圧制御型発振回路を有し、前記送信回路における変調処理と前記受信回路における復調処理に使用される高周波信号の生成に必要な基準クロック信号を生成するクロック生成回路と、
    前記ベースバンド回路から供給されるディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換して前記電圧制御型発振回路の発振周波数を制御する電圧を生成する第2のDA変換回路と、を備えてなることを特徴とする通信用半導体集積回路。
  9. 前記ベースバンド回路との間で、前記送信ディジタルI,Q信号と受信ディジタルI,Q信号の受け渡しおよび前記ディジタル周波数制御情報の受け取りを行なうディジタルインタフェースを備えることを特徴とする請求項8に記載の通信用半導体集積回路。
  10. 前記クロック生成回路は、前記電圧制御型発振回路により生成された発振信号に基づいて前記送信回路における変調処理と前記受信回路における復調処理に使用される高周波信号を生成する高周波信号生成回路を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信用半導体集積回路。
  11. 前記クロック生成回路は、前記電圧制御型発振回路により生成された発振信号に基づいて前記DA変換回路と前記AD変換回路を動作させる動作クロック信号を生成するタイミング発生回路を備えることを特徴とする請求項10に記載の通信用半導体集積回路。
  12. 前記第2のDA変換回路は、入力ディジタル信号のうち上位数ビットに応じた多段階の電圧を生成する第1変換部と、当該第1変換部で生成された電圧を受けて前記上位数ビットを除くビットに応じた多段階の電圧を生成する第2変換部と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信用半導体集積回路。
  13. 前記第1変換部および前記第2変換部は、それぞれラダー抵抗と該ラダー抵抗のいずれかのノードの電位を選択するセレクタ回路を備え、
    前記第1変換部のセレクタ回路は、
    当該第1変換部のラダー抵抗の奇数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第1のタップに供給し、
    当該第1変換部のラダー抵抗の偶数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第2のタップに供給することを特徴とする請求項12に記載の通信用半導体集積回路。
  14. 前記第1変換部のセレクタ回路は、当該第1変換部のラダー抵抗の奇数番目のノードの電位または偶数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第1のタップに、また当該第1変換部のラダー抵抗の偶数番目のノードの電位または奇数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第2のタップに供給可能に構成されていることを特徴とする請求項13に記載の通信用半導体集積回路。
  15. 前記第2のDA変換回路は、
    前記入力ディジタル信号のうち上位数ビットをデコードして前記第1変換部のセレクタ回路を制御する信号を生成する第1デコード回路と、
    前記入力ディジタル信号のうち前記上位数ビットを除くビットをデコードして前記第2変換部のセレクタ回路を制御する信号を生成する第2デコード回路と、を備えることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の通信用半導体集積回路。
  16. 送信ディジタルI,Q信号を生成するとともに受信ディジタルI,Q信号を復号処理するベースバンド回路と、
    前記ベースバンド回路から供給される送信ディジタルI,Q信号を受けて送信アナログI,Q信号に変換するDA変換回路と、変換されたI,Q信号によって搬送波を変調して送信する送信回路と、受信した信号を復調して受信アナログI,Q信号を生成する受信回路と、生成された受信アナログI,Q信号を受信ディジタルI,Q信号に変換するAD変換回路とを有する通信用半導体集積回路と、
    前記通信用半導体集積回路より出力された送信信号を増幅する電力増幅回路と、
    を具備してなる無線通信装置であって、
    前記通信用半導体集積回路は、
    外付けの振動子が接続されることにより該振動子の固有振動数と印加される制御電圧とに応じた周波数で発振する電圧制御型発振回路を有し、前記送信回路における変調処理と前記受信回路における復調処理に使用される高周波信号の生成に必要な基準クロック信号を生成するクロック生成回路と、
    前記ベースバンド回路から供給されるディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換して前記電圧制御型発振回路の発振周波数を制御する電圧を生成する第2のDA変換回路と、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  17. 前記無線通信装置はGSM方式の通信を行なうものであり、前記ディジタル周波数制御情報は13ビットのコードからなることを特徴とする請求項16に記載の無線通信装置。
  18. 前記ディジタル周波数制御情報をアナログ信号に変換する前記第2のDA変換回路は、前記ディジタル周波数制御情報の13ビットのコードのうち上位4ビットに応じた多段階の電圧を生成する第1変換部と、当該第1変換部で生成された電圧を受けて前記13ビットのコードのうち下位9ビットに応じた多段階の電圧を生成する第2変換部とを備え、2段階で変換を行なうように構成されていることを特徴とする請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 前記第1変換部および前記第2変換部は、それぞれラダー抵抗と該ラダー抵抗のいずれかのノードの電位を選択するセレクタ回路を備え、
    前記第1変換部のセレクタ回路は、
    当該第1変換部のラダー抵抗の奇数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第1のタップに供給し、
    当該第1変換部のラダー抵抗の偶数番目のノードの電位のいずれかを前記第2変換部のラダー抵抗の第2のタップに供給することを特徴とする請求項18に記載の無線通信装置。
  20. 前記入力ディジタル信号のうち上位4ビットをデコードして前記第1変換部のセレクタ回路を制御する信号を生成する第1デコード回路と、
    前記入力ディジタル信号のうち下位9ビットをデコードして前記第2変換部のセレクタ回路を制御する信号を生成する第2デコード回路と、を備えることを特徴とする請求項18または19に記載の無線通信装置。
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