JP3364358B2 - 発振器の自動調整回路 - Google Patents

発振器の自動調整回路

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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発振器の中心周波数を自
動的に調整する自動調整回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電圧制御発振器(以下「VC
O」という)は種々の電子機器に用いられているが、回
路素子のバラツキ等によって、その中心周波数が正規の
値からシフトした状態で形成されることが多い。このよ
うな場合、コンデンサの値やコイルの値を変えたり半固
定ボリウムを可変したりして調整していた。
【0003】しかし、これでは手動調整の域を脱するこ
とができず、製造効率が悪い。しかも、発振器をIC化
して、できるだけ外付け部品を削減する場合には、コイ
ル等は用いられないので、コイルの値を調整して発振周
波数を調整するという手法はとれない。
【0004】一方において、発振器の中心周波数を精密
に調整しなければならない機器が存在する。このような
機器として、例えば、ハイファイ(HiFi)型VHS
方式のVTR(ビデオテープレコーダ)が挙げられる。
このVTRの音声信号の記録、再生のキャリアはNTS
Cで1.3MHzと1.7MHz、PALで1.4MHz
と1.8MHzという如く各システムで2つのキャリア
が必要である。これらの2つのキャリアが音声信号でF
M変調を受けると、最大±150KHzの広がりをもつ
ことになる。そのため、2つのFM信号のマージンとし
ては100KHzしかない。しかも、音声信号帯域の上
下の周波数帯域には輝度信号と色信号がそれぞれ存在す
るため、音声信号のキャリアのバラツキ許容範囲として
は10KHzぐらいしかない。このような場合に、VC
Oの制御入力電圧を半固定ボリウムにて製造工程で作業
者の調整で実現するのは無理が多い。
【0005】従来、発振器の調整を自動的に行うものと
して図9に示す様なものが提案されている。この従来例
は、例えば8mmVTRのHiFi音声回路で実施され
ている。この回路はPLL回路として構成されており、
電流コントロール型発振器(CCO)90の出力を分周
期91で分周して位相比較器94へ与え、ここで別途端
子92を通して入力され分周器93で分周された基準周
波数と位相比較する。そして、その比較出力をローパス
フィルタ95で平滑化し、電圧/電流変換器96で電流
に変換した後、電流増幅器97で増幅してCCO90へ
制御信号として供給する。foはCCOの発振信号を示
す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この回
路は基準周波数fSCを常に入力させておく必要があり、
且つノイズが入力されると、そのノイズに同期してしま
うのでノイズ防止対策が必要となる。しかも、常にPL
L動作させておく必要があり、消費電力の面でも問題が
あった。また、アナログ回路であるため回路規模が大き
くなっていた。しかも、1つのPLL回路で1つの発振
器しか制御できないので、発振器が複数存在する場合は
発振器ごとにPLL回路を設けなければならなかった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、回路規模が小さく、低消費電力の発振周波数
自動調整回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の様態で
は、レジスタと;前記レジスタの出力をアナログ信号に
変換するD/A変換器と;前記D/A変換器の出力によ
って発振周波数が制御される発振器と;前記発振器の発
振信号をカウントし、そのカウントが所定値に至ると自
己リセットがかかるとともにパルスを発生する第1カウ
ンタと;前記発振器の発振周波数よりも高い周波数の基
準周波数パルスをカウントするとともに、プリセット値
が与えられていて、そのプリセット値分をカウントし終
わると出力レベルを変え、前記第1カウンタが自己リセ
ットするとき該第1カウンタによりプリセットされる第
2カウンタと;前記第1、第2カウンタの出力の論理積
をとる論理積回路と;前記論理積回路の出力をカウント
するとともに、そのカウント出力をレジスタに与える第
3カウンタとを備えている。
【0009】本発明の第2の様態では、前記レジスタ、
D/A変換器、発振器より成る組が複数組存在し、更に
これらの複数組の発振信号を択一的に前記第1カウンタ
に与える第1切換え手段と、前記第3カウンタの出力を
前記第1切換え手段により選択されている組のレジスタ
に与える第2切換え手段とを備え、前記第2カウンタに
は各組に応じたプリセット値の切換えが成されるように
なっている。
【0010】本発明の第3の様態では、前記レジスタ、
D/A変換器、発振器は1つのICチップに形成され、
該ICチップは更に前記レジスタの値を電源消勢後も保
持できるメモリを内蔵している。
【0011】本発明の第4の様態では、前記第1、第2
カウンタの出力によって駆動され自動調整が終了したこ
とを表示する表示手段が設けられている。
【0012】
【作用】上記第1の態様によると、発振器が当初、低い
周波数で発振する。そのため第1カウンタの所定値に至
る時間が長くかかる。一方、基準周波数パルスをカウン
トする第2カウンタはプリセット値の分をカウントし終
わる時間が短い。そのため第2カウンタの出力レベルの
変遷が早く、その後に第1カウンタからパルスが発生す
る。従って、論理積回路からはパルスが発生する。この
パルスによって第3カウンタの出力は大きくなる。その
ためレジスタからD/A変換器を通して発振器に与えら
れる制御電圧も高くなり、発振周波数を上昇させる。
【0013】このように発振周波数が高くなると、第1
カウンタが所定値に至る時間が短くなり、その分、第1
カウンタの出力パルスの発生が第2カウンタのレベル変
遷点に近くなっていく。順次、このような動作を繰り返
して発振回路が所定値(プリセット値に対応した周波
数)に至ると、第1カウンタの出力パルスの発生が第2
カウンタのレベル変遷点よりも早くなり、論理積出力は
発生しなくなる。このため第3カウンタのカウントアッ
プが停止し、発振器の周波数も固定される。この固定さ
れた周波数が所望の発振周波数である。
【0014】第2の態様によると、複数の発振回路の周
波数調整が切り換え手段を切り換えて動作させることに
より順次行なわれる。
【0015】第3の態様によると、メモリ、レジスタ、
D/A変換器を発振器とともに、その発振器が使用され
る装置に搭載することにより、その装置の実使用時にメ
モリからのデータによって発振器を常に所望の値にセッ
トできる。
【0016】第4の態様によると、自動調整が終了した
ことが報知される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1にお
いて、1は電圧制御発振器であり、2はその電圧制御発
振器1の出力をカウントし、そのカウント値が所定値に
至ると、自己リセットがかかるとともにパルスを発生す
る第1カウンタである。3は3.58MHzのパルスを
発生する基準周波数発振器であり、4はその基準周波数
を分周する第2カウンタである。この第2カウンタ4に
は端子4aを介してプリセット値が入力される。また、
第2カウンタ4は第1カウンタ2が自己リセットする
と、この第1カウンタ2から与えられるプリセット信号
によってプリセットされる。
【0018】5は前記第1、第2カウンタ2、4の出力
を位相比較するための位相比較器を構成するAND回路
である。6はAND回路5から出力されるパルスをカウ
ントする第3カウンタである。7は第3カウンタ6の出
力を一次的に記憶するレジスタであり、8はレジスタの
内容を記憶したり、レジスタ7に記憶したデータを与え
たりするメモリである。9はレジスタ7の出力をアナロ
グ信号に変換して電圧制御発振器1へ制御信号として与
えるD/A変換器である。
【0019】次に、この図1に示す発振器の自動調整回
路の動作を説明する。電圧制御発振器1は図2に示すよ
うに所望の中心周波数foに対し引っ込み範囲Wをもっ
ている。初期値として第3カウンタの出力は0であり、
従ってレジスタ7からD/A変換器9を通して電圧制御
発振器へ与えられるデータは0〜256階調の0であ
り、この0は引っ込み範囲W内の最小周波数fminに対
応するものとする。
【0020】従って、電圧制御発振器1は当初、周波数
fminで発振する。この発振周波数は第1カウンタ2で
カウントされる。一方、第2カウンタ4でも3.58M
Hzの基準周波数をカウントする動作が開始される。
尚、発振器1の中心周波数foに対応するプリセット値
Aが第2カウンタ4に端子4aを介して設定されている
ものとする。
【0021】第2カウンタ4のカウント動作を概念的に
示すと、図3(イ)のようになる。即ち、プリセット値
Aから基準周波数(3.58MHz)をカウントダウン
していく。そして、カウントが0になると、図3(ロ)
に示すように出力をローレベルからハイレベルへ変遷す
る。
【0022】一方、第1カウンタ2は電圧制御発振器1
の発振周波数をリセット値Bからカウントダウンしてい
く。電圧制御発振器の発振周波数(例えば1.3MH
z)は基準発振周波数(3.58MHz)より低いの
で、第1カウンタ2が0に至る時間は第2カウンタ4が
0に至る時間よりも長い。この第1カウンタ2のカウン
ト動作を概念的に示すと、図3(ハ)のようになる。こ
の第1カウンタ2はカウント値が0になると、図3
(ニ)に示すようにパルスP1を発生するとともに、自
己リセットし、自動的にリセット値Bに戻る。
【0023】前記パルスP1は第2カウンタ4に印加さ
れ、第2カウンタ4をプリセットする。これによって第
2カウンタ4もプリセット値Aに戻る。このプリセット
により第2カウンタ4の出力はローレベルに変遷する。
【0024】図3(ニ)に示す第1カウンタの出力パル
スP1と図3(ロ)に示す第2カウンタ4の出力パルス
Qの論理積がAND回路5でとられ、AND回路5から
は図3(ホ)の如きパルスPが生じる。第3カウンタ6
はこのパルスPによって、その出力を1だけインクリメ
ントする。第3カウンタ6の出力は、特にこれに限る必
要はないが、8ビットで出力される。この出力は、いっ
たんレジスタ7に取り込まれ、D/A変換器9でD/A
変換された後、電圧制御発振器1へ印加され、この発振
器1の発振周波数をワンステップ上昇させる。
【0025】その結果、第1カウンタ2は当初より高い
周波数をカウントすることになるので、図3(ハ)の点
線で示す如くカウント値が0に至る時間が早くなる。こ
のときの第1カウンタ2の出力パルスP1’はP1よりも
左側へシフトした位置で発生する。これに伴い、AND
回路5の出力パルスP’もPより左側へシフトする。第
3カウンタ6はP’によって、その出力を更に1だけイ
ンクリメントするので、発振器1は更にワンステップ
分、周波数が上昇する。
【0026】順次、このようにしていくと、第1カウン
タ2から発生するパルスが左側へシフトし、図3(ロ)
に示す第2カウンタ4の出力パルスQの立ち上がり部分
Mよりも左へずれてしまう。こうなると、もはやAND
回路5からは出力パルスが発生しないので、第3カウン
タ6によるカウント動作は停止状態となり、レジスタ7
の出力も固定となる。
【0027】そのため発振器1は周波数が動かなくな
る。このときの発振器1の周波数は所望のfoである。
それは前記周波数が動かなくなった状態で第1、第2カ
ウンタ2、4とも周波数foに対応するMの点でリセッ
トがかかるからである。尚、上記パルスP1’が左へ移
動するのに伴い、図3(ロ)に示す第2カウンタ4の出
力パルスQの立ち下がりも左へ寄っていき、出力パルス
Qの幅は次第に狭くなり、最終的になくなる。
【0028】図4は発振器1の周波数が目標値foより
も低い場合の動作をタイムチャートで示しており、また
図5は発振器1の周波数が目標値foよりも高い場合の
動作をタイムチャートで示している。これらの図4、図
5において、(A)は第2カウンタ4の出力、(B)は
第1カウンタ2の出力、(C)は第3カウンタ6の入
力、そして(D)は第3カウンタの出力を示す。
【0029】尚、foに成す調整が終了したことを何ら
かの形で表示するのが望ましいが、11はその表示信号
を出力するためのDフリップフロップであり、第1カウ
ンタ2の出力がクロック端子cへ入力され、第2カウン
タ4の出力がD端子に入力され、−Qから出力が取り出
される。−Q出力は発振周波数がfoに至るまでローレ
ベルで、foに至ると、ハイレベルになる。従って、こ
の−Q出力を表示素子(図示せず)へ印加することによ
り調整完了信号を表示することができる。
【0030】発振器1を有する装置に前記発振器1、レ
ジスタ7、メモリ8、D/A変換器9より成る部分10
を搭載し、それ以外の部分は自動調整装置に設ける。こ
のとき、メモリ8としてEEPROM等のような不揮発
性メモリを用いると、調整したデータがバックアップ電
源なしに保持されるので、発振回路1を動作させる(実
使用する)ときは、いつもメモリ8からのデータで所望
の中心周波数にセットでき、好都合である。尚、発振器
1を有する装置に前記部分10以外の部分も搭載するよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
【0031】次に、図6の実施例は2つの電圧制御発振
器1a、1bの自動調整を行なうようにしたものであ
り、部分10の入力側と出力側に、それぞれ切り換えス
イッチ12、13が設けられている。また、部分10内
にもレジスタ7a、7b、D/A変換器9a、9bが個
別に設けられている。メモリ8は両レジスタ7a、7b
に対し兼用される。
【0032】スイッチ12、13は発振器1aの調整の
時には、接点a側に切り換えられ、発振器1bの調整の
際には接点b側に切り換えられる。また、スイッチ1
2、13がa側のとき、第2カウンタ4は1.3MHz
にプリセットされ、b側のとき1.7MHzにプリセッ
トされる。発振器1a、1bは例えば前述したVTRの
HiFi−VHS用の発振器であり、発振器1aの中心
周波数は1.3MHz、発振器1bの中心周波数は1.7
MHzである。また、発振器1a、1bは8mmVTR
のHiFi用発振器であってもよい。図7はVHS式V
TRのHiFi記録信号スペクトラムを示している。ま
た、図8は8mmVTRのHiFiに記録信号スペクト
ラムをそれぞれ示している。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、自動的に調整されるの
で、製造ラインでのコストを下げることができる。ま
た、第2カウンタのプリセット値を変更するだけで異な
る周波数の発振器を調整できる。更に、調整回路の殆ど
の部分がディジタル回路であるので、IC化する場合、
CMOS・ICで形成でき、調整回路の小規模化とコス
ト低減を図ることができる。
【0034】また、請求項2、3、5によれば、調整値
をレジスタに記憶することにより調整回路を停止できる
ので、ディジタルノイズの発生等を抑えることができ、
且つ消費電力も低減できる。更に、請求項4によれば、
調整完了を視認することができる。また、請求項6によ
れば、3つのカウンタ及び論理積回路は製品側には内蔵
させないため製品のローコスト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した発振器の自動調整回路のブロ
ック図。
【図2】その調整しようとする発振器の周波数引っ込み
範囲を示す図。
【図3】図1の動作説明図。
【図4】図1の動作説明図。
【図5】図1の動作説明図。
【図6】本発明の第2実施例のブロック図。
【図7】本発明の自動調整装置で調整する発振器の例を
説明するHiFi型VHS・VTRの記録信号スペクト
ラムを示す図。
【図8】本発明の自動調整装置で調整する発振器の例を
説明するHiFi型8mmVTRの記録信号スペクトラ
ムを示す図。
【図9】従来の発振器の自動調整回路のブロック図。
【符号の説明】
1、1a、1b 発振器 2 第1カウンタ 3 基準周波数発振器 4 第2カウンタ 5 位相比較用のAND回路 6 第3カウンタ 7、7a、7b レジスタ 8 メモリ 9、9a、9b D/A変換器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジスタと、 前記レジスタの出力をアナログ信号に変換するD/A変
    換器と、 前記D/A変換器の出力によって発振周波数が制御され
    る発振器と、 前記発振器の発振信号をカウントし、そのカウントが所
    定値に至ると自己リセットがかかるとともにパルスを発
    生する第1カウンタと、 前記発振器の発振周波数よりも高い周波数の基準周波数
    パルスをカウントするとともに、プリセット値が与えら
    れていて、そのプリセット値分をカウントし終わると出
    力レベルを変え、前記第1カウンタが自己リセットする
    とき該第1カウンタによりプリセットされる第2カウン
    タと、 前記第1、第2カウンタの出力の論理積をとる論理積回
    路と、 前記論理積回路の出力をカウントするとともに、そのカ
    ウント出力をレジスタに与える第3カウンタと、 から成る発振器の自動調整回路。
  2. 【請求項2】 前記レジスタ、D/A変換器、発振器よ
    り成る組が複数組存在し、更にこれらの複数組の発振信
    号を択一的に前記第1カウンタに与える第1切換え手段
    と、前記第3カウンタの出力を前記第1切換え手段によ
    り選択されている組のレジスタに与える第2切換え手段
    とを備え、前記第2カウンタには各組に応じたプリセッ
    ト値の切換えが成されるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の発振器の自動調整回路。
  3. 【請求項3】 前記レジスタ、D/A変換器、発振器は
    1つのICチップに形成され、該ICチップは更に前記
    レジスタの値を電源消勢後も保持できるメモリを内蔵し
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    発振器の自動調整回路。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2カウンタの出力によって
    駆動され自動調整が終了したことを表示する表示手段が
    設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載の発振器の自動調整回路。
  5. 【請求項5】 前記レジスタ、D/A変換器、発振器、
    第1カウンタ、第2、カウンタ、第3カウンタは1つの
    ICチップに形成され、電源投入時その他必要に応じて
    再調整されることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の発振器の自動調整回路。
  6. 【請求項6】 前記レジスタ、D/A変換器、発振器は
    製品内に内蔵し、第1カウンタ、第2カウンタ、第3カ
    ウンタ及び論理積回路は製品の製造装置側に設けること
    によって実現される請求項1又は請求項2に記載の発振
    器の自動調整回路。
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