JPH05316383A - フエーズロツクドループ回路 - Google Patents

フエーズロツクドループ回路

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JPH05316383A
JPH05316383A JP4144756A JP14475692A JPH05316383A JP H05316383 A JPH05316383 A JP H05316383A JP 4144756 A JP4144756 A JP 4144756A JP 14475692 A JP14475692 A JP 14475692A JP H05316383 A JPH05316383 A JP H05316383A
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JP
Japan
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frequency
signal
circuit
outputs
pulse
Prior art date
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Application number
JP4144756A
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English (en)
Inventor
Hiroiku Murakami
宏郁 村上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えばビデオ信号をデイジタル信号
に変換して記録再生するビデオテープレコーダ等のフエ
ーズロツクドループ回路に関し、僅かに周波数が異なる
場合でも、両周波数に共用することができるデイジタル
回路構成のフエーズロツクドループ回路を提案する。 【構成】本発明は、分周比の近接したカウンタ回路の動
作を切り換えて基準信号を分周して出力する際に、入力
信号との間の位相比較結果に基づいて切り換えのタイミ
ングを切り換えて分周比を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図3) 作用(図1〜図3) 実施例 (1)全体構成(図1及び図2) (2)可変分周回路及びLTC発生器(図3) (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はフエーズロツクドループ
回路に関し、例えばビデオ信号をデイジタル信号に変換
して記録再生するビデオテープレコーダに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、業務用ビデオテープレコーダにお
いては、ビデオ信号を記録再生する際に、フエーズロツ
クドループ回路を用いてタイムコード信号生成用の基準
信号(以下LTC信号と呼ぶ)を生成するようになされ
ている。
【0004】すなわちこの種のビデオテープレコーダに
おいては、垂直同期信号に同期したフレームパルスを生
成し、このフレームパルスをフエーズロツクドループ回
路の位相比較回路に与える。
【0005】フエーズロツクドループ回路においては、
電圧制御型発振回路の出力信号を 320分周して分周フレ
ームパルスを生成し、この分周フレームパルスとフレー
ムパルスとの位相比較結果に基づいて電圧制御型発振回
路を制御する。これによりこの種のビデオテープレコー
ダにおいては、分周フレームパルスがフレームパルスに
同期するように電圧制御型発振回路を制御し、この電圧
制御型発振回路の出力信号を使用してタイムコード信号
を生成するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の業務
用ビデオテープレコーダにおいては、ビデオ信号をデイ
ジタル信号(以下デイジタルビデオ信号と呼ぶ)に変換
して記録再生するようになされたものがある。
【0007】すなわちデイジタルビデオ信号において
は、信号処理を繰り返しても画質が劣化しないことによ
り、誤り訂正処理等を組み合わせて使用して、何度ダビ
ングを繰り返しても再生画像の画質劣化を有効に回避す
ることができる。このようなビデオテープレコーダにお
いて、タイムコード信号生成用のフエーズロツクドルー
プ回路をデイジタル回路で形成することができれば、ビ
デオテープレコーダ全体をデイジタル化し得、その分全
体構成を簡略化し得ると考えられる。
【0008】ところがこの種のビデオテープレコーダで
記録再生するビデオ信号においては、フレーム周波数が
30〔Hz〕のものと、 29.97〔Hz〕のものとがあり、フエ
ーズロツクドループ回路をアナログ回路で形成した場
合、両周波数で共用し得るのに対し、フエーズロツクド
ループ回路をデイジタル回路で形成した場合、両周波数
で共用することが困難な問題があつた。
【0009】すなわちアナログ回路でフエーズロツクド
ループ回路を形成した場合、両周波数差が極めて微小で
なることにより、各周波数にロツクした分周フレームパ
ルスを生成し得、これにより両周波数でフエーズロツク
ドループ回路を共用することができる。これに対してデ
イジタル回路でフエーズロツクドループ回路を形成した
場合、この僅かな周波数差も累積されて出力されること
により、両周波数でフエーズロツクドループ回路を共用
することが困難になる。
【0010】このためこの種のビデオテープレコーダで
フエーズロツクドループ回路をデイジタル回路化する場
合、結局2系統のフエーズロツクドループ回路が必要に
なり、その分全体構成が煩雑になる問題があつた。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、僅かに周波数が異なる場合でも、両周波数に共用す
ることができるデイジタル回路構成のフエーズロツクド
ループ回路を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、入力信号FPと分周信号BF
Pの位相比較結果に基づいて、位相進みパルスISP又
は位相遅れパルスIOPを出力する位相比較回路2と、
位相進みパルスISP及び位相遅れパルスIOPに基づ
いて、パルス制御信号を出力するパルス制御信号出力回
路4と、所定の基準信号Sを分周して分周基準信号S1
を出力し、パルス制御信号に基づいて、分周基準信号S
1にパルスを介挿して出力し、又は分周基準信号S1の
パルスを所定のタイミングで抑圧して出力するクロツク
増減回路6と、位相進みパルスISP及び位相遅れパル
スIOPを積分して、積分結果Nを出力する分周比可変
回路10と、積分結果Nに基づいて分周比を切り換え、
分周比で分周基準信号S1を分周して分周信号BFPを
出力する可変分周回路12、14とを備え、積分結果N
に基づいて可変分周回路12、14の分周比を切り換え
ることにより、入力信号FPに同期し、かつ入力信号F
Pの周波数の切り換わりに追従して周波数が切り換わる
分周信号BFPを出力する。
【0013】さらに第2の発明において、可変分周回路
12、14は、第1及び第2の分周比を所定のタイミン
グで切り換えて、分周比で分周基準信号S1を分周し、
第1及び第2の分周比を切り換えるタイミングを切り換
えて、入力信号FPの周波数の切り換わりに追従して周
波数が切り換わる分周信号BFPを出力する。
【0014】さらに第3の発明において、可変分周回路
12、14は、分周基準信号S1をカウントして第1の
分周比で分周した第1の分周信号S2を出力する第1の
カウンタ20と、分周基準信号S1をカウントして第2
の分周比で分周した第2の分周信号S3を出力する第2
のカウンタ20と、切り換え信号SELに応動して第1
及び第2の分周信号S2及びS3の選択信号を出力し、
選択信号で第1及び第2のカウンタ20をリセツトする
選択回路22、24と、所定値の範囲で、選択信号のカ
ウントを繰り返す第3のカウンタ26と、第3のカウン
タ26のカウント結果と、積分結果Nとの比較結果に基
づいて、切り換え信号SELを出力する比較回路28、
30と、選択出力を分周して分周信号BFPを出力する
分周回路30とを有し、分周信号BFPを出力すると共
に、選択出力を所定の分周比で分周した第3の分周信号
LTCを出力する。
【0015】
【作用】位相進みパルスISP及び位相遅れパルスIO
Pの積分結果Nに基づいて分周比を切り換え、この分周
比で分周基準信号S1を分周して分周信号BFPを出力
すれば、入力信号FPに同期し、かつ入力信号FPの周
波数の切り換わりに追従して周波数が切り換わる分周信
号BFPを出力することができる。
【0016】このとき第1及び第2の分周比を所定のタ
イミングで切り換えて、この切り換えのタイミングを切
り換えれば、簡易に入力信号FPの周波数の切り換わり
に追従して周波数が切り換わる分周信号BFPを出力す
ることができる。
【0017】分周基準信号S1を第1の分周比で分周し
た第1の分周信号S2と、分周基準信号S1を第2の分
周比で分周した第2の分周信号S3とを選択出力し、こ
の選択信号で第1及び第2のカウンタ20をリセツト
し、カウント結果と積分結果Nとの比較結果に基づい
て、この選択出力を切り換えることにより、簡易に入力
信号FPの周波数の切り換わりに追従して周波数が切り
換わる分周信号BFPを出力することができる。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】(1)全体構成 図1において、1は全体としてフエーズロツクドループ
回路を示し、垂直同期信号に同期したフレームパルスF
Pを位相比較器2に入力する。
【0020】位相比較器2は、ゲート回路で形成され、
このフレームパルスFPの立ち上がりで信号レベルが立
ち上がつた後、分周フレームパルスBFPの立ち上がり
で信号レベルが立ち下がるゲート信号を生成する。さら
に位相比較器2は、このフレームパルスFP及び分周フ
レームパルスBFPの立ち上がり位相を比較することに
より、フレームパルスFPに対して分周フレームパルス
BFPが進み位相のとき、生成したゲート信号を位相進
みパルスISPとして出力するのに対し、フレームパル
スFPに対して分周フレームパルスBFPが遅れ位相の
とき、生成したゲート信号を位相遅れパルスIOPとし
て出力する。
【0021】係数回路4は、この位相進みパルスISP
及び位相遅れパルスIOPをそれぞえカウントする2系
統のカウンタで形成され、各カウント結果のキヤリーを
クロツク増減回路6に出力する。
【0022】クロツク増減回路6は、水晶発振回路8か
ら出力される周波数13.5〔MHz〕の基準信号Sを受け、
この基準信号Sを1/2分周して出力することにより、
デユーテイー比25〔%〕の分周基準信号S1を出力す
る。このときクロツク信号増減回路6は、係数回路4か
ら出力されるカウント結果に基づいて、フレームパルス
FPに対して分周フレームパルスBFPが進み位相のと
き、分周基準信号S1のパルスを所定のタイミングで抑
圧して出力するのに対し、フレームパルスFPに対して
分周フレームパルスBFPが遅れ位相のとき、分周基準
信号S1にパルスを介挿して出力する。
【0023】これによりクロツク信号増減回路6は、位
相比較器2で検出された位相比較結果に基づいて分周基
準信号S1のクロツク数を増減するようになされてい
る。
【0024】分周比可変回路10は、値0から値319 ま
でカウントするカウンタで、位相遅れパルスIOPをア
ツプカウントすると共に、位相進みパルスISPをダウ
ンカウントする。これにより分周比可変回路10は、位
相遅れパルスIOP及び位相進みパルスISPを積分
し、積分結果でなるカウント値Nを可変分周回路12に
出力する。
【0025】可変分周回路12は、分周基準信号S1を
分周し、これによりフレームパルスの4×320 倍の周波
数でなる分周信号4LTCを出力する。
【0026】LTC発生器14は、分周信号4LTCを
分周してタイムコード信号の生成に必要なLTC信号L
TCを出力すると共に、このLTC信号LTCをさらに
320分周してなる分周フレームパルスBFPを生成す
る。このとき可変分周回路12は、分周基準信号S1を
351 分周する第1のカウンタと、分周基準信号S1を35
2 分周回路する第2のカウンタとを所定のタイミングで
切り換えて動作させることにより、カウント結果Nに基
づいて分周比を切り換えて分周基準信号S1を分周し、
これによりフレームパルスFPに対して分周フレームパ
ルスBFPの位相を一致させる。
【0027】すなわち図2に示すように、可変分周回路
12は、始めに351 分周及び352 分周のカウンタを交互
に切り換え、これにより基準分周信号S1を703 分周
し、続いて352 分周のカウンタを使用して分周基準信号
S1を704 分周する。このとき可変分周回路12は、こ
の分周動作をカウンタでカウントし、始めの703 分周の
分周動作をカウント値Nと等しい回数だけ繰り返した
後、続いて704分周の分周動作を繰り返し、これにより
全体として320 回の分周動作を繰り返す。
【0028】これにより可変分周回路12及びLTC発
生器14は、カウント値Nに応じて全体の分周比を2249
60〜225280の範囲で切り換え、フレームパルスFPの周
波数が29.97 〔Hz〕のとき、分周基準信号S1を225225
分周して分周フレームパルスBFPの周波数をフレーム
パルスFPの周波数と一致させ、フレームパルスFPの
周波数が30〔Hz〕のとき、分周基準信号S1を225000分
周して分周フレームパルスBFPの周波数をフレームパ
ルスFPの周波数と一致させるようになされている。こ
れによりフエーズロツクドループ回路1においては、位
相比較結果に基づいて可変分周回路12の分周比を切り
換えることにより、フレームパルスFPの周波数が僅か
に異なる場合でも、各周波数のフレームパルスFPに位
相同期した分周フレームパルスBFPを生成することが
できる。
【0029】(2)可変分周回路及びLTC発生器 図3に示すように、可変分周回路12及びLTC発生器
14は、カウンタ20の動作を切り換えて分周比を切り
換える。
【0030】すなわちカウンタ20においては、分周基
準信号S1を352 カウントする第1のカウンタと、分周
基準信号S1を351 カウントする第2のカウンタで形成
され、各カウンタの出力信号S2及びS3を選択回路2
2に与える。ここで選択回路22は、切り換え信号SE
Lの信号レベルに応じて接点を切り換え、選択出力をオ
ア回路24を介してカウンタ20に帰還する。
【0031】このときオア回路24においては、選択回
路22の選択出力に加えて、出力信号S2を入力するよ
うになされ、カウンタ20は、オア回路24の出力信号
をリセツト端子に入力するようになされている。これに
対して選択回路22は、始めにカウント値351 の出力信
号S2を選択出力し、これによりカウンタ20において
は、分周基準信号S1が351 パルス連続すると、第1及
び第2のカウンタをリセツトするようになされている。
【0032】続いて選択回路22は、カウント値352 の
出力信号S3を選択出力し、これにりカウンタ20は、
続いて分周基準信号S1が352 パルス連続すると、第1
及び第2のカウンタをリセツトするようになされてい
る。この繰り返し動作を切り換え信号SELで決まる回
数だけ繰り返すと、選択回路22は続いてカウント値35
2 の出力信号S3を連続的に選択出力し、これによりカ
ウンタ20は分周基準信号S1を352 分周して出力す
る。
【0033】これにより選択回路22は、この接点の切
り換え動作を繰り返し、図2について上述した分周比の
切り換え動作を実行する。
【0034】すなわちカウンタ26は、カウンタ20の
出力信号S2を受け、この出力信号S2をカウントする
ことにより、703 分周及び704 分周の分周動作をカウン
トする。このときカウンタ26は、分周基準信号S1を
クロツク信号として入力し、これによりカウンタ20と
同期して動作する。
【0035】さらにカウンタ26は、0から319 カウン
トの範囲でカウント動作を繰り返し、そのカウント結果
DATAを比較回路(COM)28に出力する。これに
より可変分周回路12は、比較回路28において、積分
結果Nと一致するか否か判断し、ここで一致結果が得ら
れると、フリツプフロツプ回路(FF)30をセツトす
る。
【0036】これにより可変分周回路12は、フリツプ
フロツプ回路30の出力信号を切り換え信号SELとし
て選択回路22に出力し、回数Nだけ703 分周の分周動
作を繰り返す。さらにカウンタ26は、カウント値が値
319 から値0に切り換わると、フリツプフロツプ回路3
0をリセツトし、これにより703 分周の分周動作と、70
4 分周の分周動作を320 回繰り返す。
【0037】これにより可変分周回路12においては、
703 分周の分周動作と、704 分周の分周動作とを切り換
え、この切り換えのタイミングをカウント値Nに応じて
可変することにより、フレームパルスFPの周波数が僅
かに変化した場合でも、分周フレームパルスBFPの周
波数をフレームパルスFPの周波数に追従させて変化さ
せるようになされている。
【0038】すなわち可変分周回路12においては、選
択回路22の出力信号をフリツプフロツプ回路32のセ
ツト端子に入力すると共に、出力信号S3をフリツプフ
ロツプ回路32のリセツト端子に入力し、これによりフ
リツプフロツプ回路32から分周信号4LTCを出力す
ると共に、フリツプフロツプ回路30の出力信号を分周
フレームパルスBFPとして出力する。かくして351 分
周の第1のカウンタと、352 分周の第2のカウンタとの
動作を切り換え、この切り換えのタイミングを切り換え
ることにより、簡易な構成でフレームパルスFPの周波
数が僅かに異なる場合でも、フレームパルスFPの周波
数に同期した分周フレームパルスBFPを生成し得、こ
れによりフエーズロツクドループ回路を共用することが
できる。
【0039】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、分周比の近接した第1及び第2の
カウンタの動作を所定のタイミングで切り換えて分周フ
レームパルスを生成し、この切り換えのタイミングを位
相比較結果に基づいて切り換えることにより、簡易な構
成でフレームパルスの周波数が僅かに異なる場合でもフ
レームパルスに同期した分周フレームパルスを出力する
ことができ、これにより僅かに周波数の異なるフレーム
パルスに対してフエーズロツクドループ回路を共用する
ことができる。
【0040】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、デイジタルビデオ信号を
記録するビデオテープレコーダに適用して垂直同期信号
に同期した分周フレームパルスを生成する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、アナログ信号の形式
でビデオ信号を記録再生するビデオテープレコーダ、さ
らにはビデオテープレコーダに限らず種々の映像機器に
広く適用することができる。
【0041】さらに上述の実施例においては、垂直同期
信号に同期した分周フレームパルスを生成する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、周波数の近接し
た第1又は第2の入力信号に同期した分周信号を出力す
る場合に広く適用することができる。
【0042】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、分周比の
近接したカウンタの動作を切り換えて基準信号を分周し
て出力する際に、入力信号との間の位相比較結果に基づ
いて切り換えのタイミングを切り換えて分周比を切り換
えることにより、周波数の近接した第1又は第2の入力
信号に同期した分周信号を出力することができるフエー
ズロツクドループ回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフエーズロツクドルー
プ回路を示すブロツク図である。
【図2】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図3】可変分周回路及びLTC発生器を示すブロツク
図である。
【符号の説明】
1……フエーズロツクドループ回路、2……位相比較
器、4……係数回路、6……クロツク増減回路、10…
…分周比可変回路、12……可変分周回路、20、36
……カウンタ、22……選択回路、24……オア回路、
30、32……フリツプフロツプ回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号と分周信号の位相比較結果に基づ
    いて、位相進みパルス又は位相遅れパルスを出力する位
    相比較回路と、 上記位相進みパルス及び上記位相遅れパルスに基づい
    て、パルス制御信号を出力するパルス制御信号出力回路
    と、 所定の基準信号を分周して分周基準信号を出力し、上記
    パルス制御信号に基づいて、上記分周基準信号にパルス
    を介挿して出力し、又は上記分周基準信号のパルスを所
    定のタイミングで抑圧して出力するクロツク増減回路
    と、 上記位相進みパルス及び上記位相遅れパルスを積分し
    て、積分結果を出力する分周比可変回路と、 上記積分結果に基づいて分周比を切り換え、上記分周比
    で上記分周基準信号を分周して上記分周信号を出力する
    可変分周回路とを具え、 上記積分結果に基づいて上記可変分周回路の分周比を切
    り換えることにより、上記入力信号に同期し、かつ上記
    入力信号の周波数の切り換わりに追従して周波数が切り
    換わる上記分周信号を出力することを特徴とするフエー
    ズロツクドループ回路。
  2. 【請求項2】上記可変分周回路は、 第1及び第2の分周比を所定のタイミングで切り換え
    て、上記分周比で上記分周基準信号を分周し、上記第1
    及び第2の分周比を切り換えるタイミングを切り換え
    て、上記入力信号の周波数の切り換わりに追従して周波
    数が切り換わる上記分周信号を出力することを特徴とす
    る請求項1に記載のフエーズロツクドループ回路。
  3. 【請求項3】上記可変分周回路は、 上記分周基準信号をカウントして第1の分周比で分周し
    た第1の分周信号を出力する第1のカウンタと、 上記分周基準信号をカウントして第2の分周比で分周し
    た第2の分周信号を出力する第2のカウンタと、 切り換え信号に応動して上記第1及び第2の分周信号の
    選択信号を出力し、上記選択信号で上記第1及び第2の
    カウンタをリセツトする選択回路と、 所定値の範囲で、上記選択信号のカウントを繰り返す第
    3のカウンタと、 上記第3のカウンタのカウント結果と、上記積分結果と
    の比較結果に基づいて、上記切り換え信号を出力する比
    較回路と、 上記選択出力を分周して上記分周信号を出力する分周回
    路とを有し、 上記分周信号を出力すると共に、上記選択出力を所定の
    分周比で分周した第3の分周信号を出力することを特徴
    とする請求項1に記載のフエーズロツクドループ回路。
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