JP3280883B2 - 現像処理方法及び現像処理装置 - Google Patents

現像処理方法及び現像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハの表
面に現像液を供給してレジスト膜を現像処理する現像処
理方法及び現像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体デバイスの製造において
は、被処理体としての半導体ウエハにフォトレジストを
塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて回路パターン
をフォトレジストに転写し、これを現像処理することに
より回路が形成される。
【0003】例えば、現像処理においては、現像液を現
像液供給ノズルから被処理体としての半導体ウエハ上に
供給し、現像液をその表面張力によって液盛りして所定
時間保持することにより、回路パターンの現像を行う方
式が一般的に採用されている。
【0004】近時、現像液を均一に供給する観点から、
このような方式として、例えば、多数のノズル孔を直線
上に配列した現像液供給ノズルを用い、このノズルから
現像液を滲み出させつつ半導体ウエハを低速回転させて
現像液を半導体ウエハ全体に押し広げるパドル型が採用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の現像処理方法に
おいては、半導体ウエハ表面上に形成されたレジスト膜
に現像液である現像液を供給する際、現像液がレジスト
膜に最初に接触するときの影響(ファーストインパク
ト)により現像欠陥を引き起こすことがある。近時、回
路パターンの線幅の微細化に伴いレジストがさらに高解
像度化されたことから、従来では問題とされていなかっ
た現像液のファーストインパクトによって現像不良を生
じるおそれが出てきている。すなわち、現像液を供給す
る際に弁を開けると、圧力が一時的に大きくなり、その
ために現像液のファーストインパクトを受ける部位のレ
ジスト膜のほうが他の部位よりも現像が進んでしまい
(過剰現像)、現像の不均一を生じるおそれがあるとい
うことが分かった。しかしながら、このようなファース
トインパクトの影響を考慮して現像欠陥を少なくすると
いう効果的な技術は未だ存在していない。本発明の目的
は、現像不良をできる限り抑制することができる現像処
理方法及び現像処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、基板
に現像液を供給して現像処理を行う現像処理方法であっ
て、基板表面近傍に現像液および純水を供給するノズル
を位置する工程と、前記ノズルから前記基板表面上に純
水を供給して前記基板表面と前記ノズルとの間を繋ぐ純
水のカーテンを形成する工程と、前記純水のカーテンが
形成された後に前記ノズルから前記現像液を供給する工
程と、を具備することを特徴とする現像処理方法を提供
する。
【0007】本発明は、第2に、基板に現像液および純
水を供給するノズルと、出発地点としての第1の位置お
よび前記基板に前記現像液および前記純水を供給するた
めの第2の位置の間で前記ノズルを移動するノズル移動
手段と、前記ノズルに前記現像液を供給するための現像
液供給手段と、前記ノズルに前記純水を供給するための
純水供給手段と、前記ノズル移動手段、前記現像液供給
手段および前記純水供給手段の動作を制御する制御手段
とを具備する現像処理装置を使用し、前記基板に前記現
像液を供給して現像処理を行う現像処理方法であって、
前記制御手段が、待機モードで前記ノズル移動手段に前
記ノズルを第1の位置から第2の位置まで移動させる工
程と、前記制御手段が前記ノズルの制御モードを待機モ
ードから非待機モードに変更する工程と、前記制御手段
が、前記純水供給手段に前記ノズルへ前記純水を供給さ
せ、前記ノズルから前記基板表面上に前記純水を供給し
て前記基板表面と前記ノズルとの間を繋ぐ純水のカーテ
ンを形成する工程と、前記制御手段が、前記現像液供給
手段に前記ノズルへ前記現像液を供給させ、前記ノズル
から前記現像液を供給する工程とを具備することを特徴
とする現像処理方法を提供する。
【0008】本発明は、第3に、基板に現像液を供給し
て現像処理を行う現像処理装置であって、基板を回転可
能に保持するチャックと、前記チャックに保持される基
板の径に相当する長さをもち、前記チャック上の基板に
向けて純水と現像液とを供給するノズルと、このノズル
の長手方向に配列され、前記ノズルから純水を吐出させ
るために前記ノズルの下部にて実質的に等ピッチ間隔に
開口する複数の第1の吐出孔と、これらの第1の吐出孔
と対をなすように前記ノズルの長手方向に配列され、前
記ノズルから現像液を吐出させるために前記ノズルの下
部にて実質的に等ピッチ間隔に開口する複数の第2の吐
出孔と、前記第1の吐出孔と純水供給源との間の純水供
給路に設けられた第1のバルブと、前記第2の吐出孔と
現像液供給源との間の現像液供給路に設けられた第2の
バルブと、前記第1及び第2のバルブの開閉をそれぞれ
制御する制御部と、を具備することを特徴とする現像処
理装置を提供する。
【0009】本発明は、第4に、基板に現像液を供給し
て現像処理を行う現像処理装置であって、基板を回転可
能に保持するチャックと、前記チャックに保持された基
板の表面に向けて純水と現像液とを供給する複数の吐出
孔を有するノズルと、このノズルの長手方向に延び出
し、前記複数の吐出孔に連通し、純水、現像液、又は純
水と現像液との混合液を一時溜めた後に前記吐出孔に向
けて流下させる溝部と、前記ノズルと現像液供給源とに
連通する現像液供給路が前記ノズルと純水供給源とに連
通する純水供給路に出会う合流点に設けられ、前記ノズ
ルに連通する供給路を前記現像液供給路および前記純水
供給路のいずれか一方に切り替える切り替え弁と、この
切り替え弁の開閉を制御する制御部と、を具備すること
を特徴とする現像処理装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の現像処理方法は、被処理
体表面上に純水を供給して被処理体表面上に純水の液膜
を形成し、純水の液膜が形成された被処理体表面上に処
理液を供給することを特徴としている。このように現像
液を吐出する前に純水の液膜を形成することにより、現
像液を吐出させることによるレジスト膜への影響、すな
わちファーストインパクトを緩和することができ、ファ
ーストインパクトに起因する現像欠陥を抑制することが
できる。
【0011】ファーストインパクトについて具体例を挙
げてより詳細に説明する。例えば、いわゆるパドル型の
現像液供給装置において、現像液が収容されたタンク内
にN2 ガス等の圧送ガスを吹き込むことにより、現像液
が加圧される。この加圧により現像液は現像液供給ノズ
ルへ圧送され、この現像液供給ノズルに形成されたノズ
ル孔から吐出される。ノズル孔から突出された現像液
は、ノズル孔直下のレジスト膜表面の局所領域にのみに
衝突する。この結果、この局所領域においてのみ過度に
現像が進行し、現像後のレジスト膜に現像ムラを不都合
を生じる。
【0012】また、現像液は、大気圧から一定の高圧
力、好ましくは0.5〜7kg/cm2 の範囲内、例え
ば3kg/cm2 で例えばN2 のような不活性ガスによ
り加圧され、この後ノズル孔から吐出され、レジスト膜
に衝突する。レジスト膜に衝突した現像液は、衝突の衝
撃および高圧力の解放により泡を生じる。この泡によ
り、解像不良が起こる。
【0013】このようなファーストインパクトに起因す
る欠陥は、上述のパドル型の現像液供給装置だけでな
く、いわゆるストリームノズルやいわゆるマルチノズル
タイプにおいても同様に発生する。
【0014】ファーストインパクトは、被処理体例えば
レジスト膜とノズルとの間隔が大きいほど大きくなるの
で、このことを考慮して、純水の液膜を形成する場合、
被処理体表面近傍(直上)に処理液および純水を供給す
るノズルを位置し、ノズルから被処理体表面上に純水を
供給して被処理体表面とノズルとの間を繋ぐことが好ま
しい。
【0015】なお、処理液に界面活性剤を加えることが
レジスト膜に対して処理液のぬれ(親和性)の点で好ま
しい。本発明の現像処理方法では、被処理体表面上に純
水の液膜を形成した後は、純水の供給を停止し、その後
に処理液を供給しても良く、純水の供給をしながら処理
液を供給し、処理液の供給中に純水の供給を停止しても
良い。また、処理液による処理後には、リンス等の洗浄
工程が行われる。この場合においても、処理液の供給を
停止した後に、リンス液を供給しても良く、処理液を供
給しながらリンス液を供給し、リンス液の供給中に処理
液の供給を停止しても良い。
【0016】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て具体的に説明する。図1は、本発明の現像処理方法の
第1実施形態に使用される基板の塗布・現像処理装置を
示す概略図である。この塗布・現像処理装置は、主にロ
ード・アンロード部94、第1処理部95、第2処理部
96、および露光装置93から構成されている。図1中
71はロード・アンロード部94のキャリアステージを
示す。このキャリアステージ71には、処理前の被処理
体である基板を複数枚収納するキャリアC1および処理
後の基板を収納するキャリアC2が載置されている。ま
た、ロード・アンロード部94には、キャリアC1およ
びC2の開口部から基板の搬入・搬出を行うピンセット
72が載置されている。第1および第2処理部の中央部
には、基板搬送用のメインアーム73,74がそれぞれ
配置されている。また、第1処理部95と第2処理部9
6との間には、受け渡し台75が載置されている。
【0017】メインアーム73の搬送路の両側には、ブ
ラシ洗浄装置81、ジェット水洗部82、塗布装置8
3、アドヒージョン処理部84、および冷却処理部85
が配置されており、メインアーム74の搬送路の両側に
は、加熱処理部86および現像処理部87が配置されて
いる。また、第2処理部96と露光装置93との間に
は、ピンセット91および受け渡し台92が配置されて
いる。
【0018】上記構成を有する塗布・現像処理装置にお
いて、カセットC1内に収容された未処理の基板は、ピ
ンセット72によって取り出された後、メインアーム7
3に受け渡され、ブラシ洗浄部81内に搬送される。こ
のブラシ洗浄部81内においてブラシ洗浄された基板
は、必要に応じて引き続いてジェット水洗浄部82内に
おいて高圧ジェット水により洗浄される。その後、基板
は、アドヒージョン処理部84において疎水化処理が施
され、冷却処理部85において冷却された後、塗布装置
85においてフォトレジスト膜、すなわち感光膜が塗布
形成される。その後、露光装置93において露光処理が
施されてフォトレジスト膜に所定のパターンが転写され
る。そして、露光後の基板は現像処理部87内へ搬送さ
れ、処理液脱気機構により脱気された現像液により現像
された後、リンス液により現像液が洗い流され、これに
より現像処理が終了する。
【0019】図2は本発明の現像処理装置の一実施例を
示す模式図である。図2中1はタンクを示す。タンク1
には現像液2が貯留されており、また、タンク1には、
例えば窒素ガス等の圧送ガスを貯蔵したガスボンベ3が
配管4を介して接続されている。また、タンク1内の現
像液2には、配管5の端部が浸漬されおり、配管5の途
中には、中間タンク6および処理液脱気機構7が順次設
けられている。そして、タンク1内の現像液2は、ガス
ボンベ3内の圧送ガス、例えば窒素ガスが配管4を介し
てタンク1に供給されることにより、配管5を通ってノ
ズル12に向けて圧送される。
【0020】処理液脱気機構7の下流側で配管5は配管
5aと配管5bとに分かれ、各配管には、ノズル12に
至るまでに、それぞれフローメーター8a,8b、フィ
ルター9a,9b、ウォータージャケット10a,10
b、エアオペレションバルブ11a,11bが順に設け
られており、ノズル12には、これら2つの配管を介し
て2カ所から現像液が導入される。
【0021】一方、現像部13は、基板、例えば半導体
ウエハWを吸着保持するチャック14と、チャック14
を回転させるモータ15と、チャック14に保持された
半導体ウエハWを囲繞するカップ16とを備えている。
【0022】上記中間タンク6の外側には、例えば静電
容量センサからなるリミットセンサ6aおよびエンプテ
ィセンサ6bが設けられており、これらからの信号が図
示しないコントローラに出力され、現像液の液面の位置
が制御される。そして、配管5a,5bを通流する現像
液2は、フローメーター8a,8bにより流量が制御さ
れ、さらにフィルター9a,9bにより不純物等が除去
される。また、ウォータージャケット10a,10bに
は温度調節された水が循環され、これにより配管5a,
5bを通流する現像液2の温度が制御される。
【0023】また、カップ16の外側には、リンスノズ
ル17が移動自在に設けられている。さらに、カップ1
6内には、ウエハWの裏面に向かってリンス液を噴霧す
るバックリンス散布手段18が設けられている。
【0024】このようにして処理された現像液2はノズ
ル12に送られ、ノズル12からチャック14上の半導
体ウエハW上に供給されて現像処理が行われる。次に、
ノズル12について説明する。このノズル12は、図3
およびそのIV−IV線に沿う断面図である図4に示すよう
に、側壁21および底壁22によって規定される現像液
収容室23を有している。収容室23の上部開口は、蓋
部材24により閉塞されており、蓋部材24と側壁21
との間はパッキン25でシールされている。蓋部材24
には、2カ所に現像液供給管27が設けられており、配
管5aおよび5bを通って送られてきた現像液2が2つ
の供給管27を介して現像液収容室23内に供給され、
その中に収容される。底壁22には、その長手方向に沿
って複数の液吐出孔28が形成されており、この液吐出
孔28から現像液2が半導体ウエハW上に供給される。
そして、このノズル12の水平方向の長さは、半導体ウ
エハWの直径とほぼ一致している。
【0025】上述のような構成からなる現像処理装置に
おいて、例えば、図6に示すフローに従って、次のよう
にレジスト膜の現像処理が行われる。 (1)主面にレジスト膜が形成された半導体ウエハW
を、現像部13内にロードする(図6中S1)。この
際、半導体ウエハWは、図1に示すウエハ搬送用のメイ
ンアーム73に支持され、現像部13内に搬入され、図
2に示すチャック14の上に載置される。次いで、チャ
ック14が動作して半導体ウエハWを吸着保持する。
【0026】(2)ノズル12を、ホーム位置で上昇さ
せる。次に、ノズル12を、ホーム位置からウエハ中心
位置まで移動させる(図6中S2)。次いで、ノズル1
2を降下させる。具体的には、図4に示すように、ノズ
ル12をウエハWの中央上方例えば1.0〜1.2mm
の高さに位置させる(図6中S3)。
【0027】(3)ノズル12停止させた後、ノズル
12が静止した状態でノズル12の液吐出孔28からウ
エハW上に純水を0.3〜0.5秒吐出させる(中S
4)。これにより、に示すように、ウエハW表面に形成
されたレジスト膜31とノズル12との間をノズル12
の長手方向に沿って連続的に純水30がつながり、これ
により純水30のカーテンが形成される。
【0028】(4)この後、モータ15によりウエハW
を例えば矢印A方向に1/2回転させつつ、ノズル12
の液吐出孔28からウエハW上に現像液2を0.3〜
0.5秒吐出させる。これにより、ウエハW上に形成さ
れたレジスト膜31表面に現像液2が液盛される(図6
中S5)。このときのウエハWの回転は、低速、例えば
約30rpm で行う。
【0029】(5)液盛終了後、ウエハWの回転を停止
する。これと同時に、ウエハ中心位置でノズル12を上
昇させ(図6中S6)、次いでホーム位置まで戻す(図
6中S7)。
【0030】(6)リンスノズル17を上昇させ、その
ホーム位置からウエハW上の所定位置まで移動し、リン
スノズル17の先端部をウエハW上に位置させる(図6
中S8)。次いでリンスノズル17を降下させる。
【0031】(7)現像液の突出から所定の現像処理時
間が経過した後、ウエハWを回転させて現像液2のふり
切りを行う(図6中S9)。次いで、リンスノズル17
からリンス液をウエハW表面に滴下し、同時にバックリ
ンス散布手段18からウエハWの裏面に向かってリンス
液を散布し、これによりウエハWの表面および裏面のリ
ンス洗浄を行う(図6中S10)。ウエハWが回転して
いる最中にリンスノズル17およびバックリンス散布手
段18によるリンス液の供給を停止する。
【0032】(8)リンス洗浄終了後、リンスノズル1
7を上昇させ、次いでホーム位置まで戻す。この際ウエ
ハWまだ回転し続けている。これにより、ウエハWの乾
燥が行われる(図6中S11)。
【0033】(9)所定の乾燥処理時間経過後、ウエハ
Wを停止させてウエハWの乾燥を停止する。 (10)メインアーム73が、ウエハWをチャック14
から受け取り、ウエハWを現像部13から搬出させる
(中S12)。以上説明したレジスト現像処理方法で
は、工程(4)で純水30のカーテンがノズル12およ
びレジスト膜31の間に形成されている。このため、工
程(5)の現像液2の液盛において、この純水30がウ
エハWの回転により押し広げられることにより、ウエハ
Wの表面に形成されたレジスト膜31の表面上に純水3
0の液膜が形成される。次いで、現像液2をノズル12
の液吐出孔28から吐出させることにより、現像液2
は、この純水30の液膜中に均一に拡散混合していき、
レジスト膜31の上に均一に現像液2が行きわたる。す
なわち、純水30の液膜がレジスト膜31の上に存在す
ることにより、現像液2が初めてウエハW上のレジスト
に接するときのファーストインパクトが緩和される。
また、現像液2のみの液膜形成の際の現像時間超過によ
る過現像や泡の巻き込みを防止することができる。した
がって、液吐出孔28直下に対応する位置のファースト
インパクトに起因する過度の現像、現像時間超過による
過現像、および現像液の泡の巻き込みを阻止することが
でき、現像液をレジスト膜に均一に供給することがで
き、これにより現像欠陥の発生を防止することができ
る。
【0034】また、工程(5)の現像液2の液盛(図6
中S5)において、ウエハWを回転させることなく現像
液2の供給を行い、現像液2のカーテンをノズル12お
よびレジスト膜31の間に形成した後に、現像液2をノ
ズル12から供給しつつウエハWを回転させることも可
能である。この場合、図7に示すように、工程(4)で
純水30のカーテンがノズル12およびレジスト膜31
の間に形成されている。この純水30のカーテンの存在
により、現像液2が初めてレジスト膜31に接するとき
のファーストインパクトが緩和される。また、現像液2
のみの液膜形成の際の現像時間超過による過現像や泡の
巻き込みを防止することができる。したがって、液吐出
孔28直下に対応する位置のファーストインパクトに起
因する過度の現像、現像時間超過による過現像、および
現像液の泡の巻き込みを阻止することができ、現像液を
レジスト膜に均一に供給することができ、これにより現
像欠陥の発生を防止することができる。
【0035】このように、本発明の現像処理方法によれ
ば、処理液供給によるファーストインパクトに起因する
半導体ウエハWの欠陥を、処理液、例えば現像液が、被
処理体、例えばレジスト膜に初めて接するときに両者の
間に純水を介在させることで防止または抑制することが
できる。
【0036】上記レジスト現像処理方法では、工程
(4)でに示すようにノズル12およびレジスト膜31
の間に純水30のカーテンを形成した後は、ノズル12
からの純水30の供給を行っていない。しかし、工程
(5)の現像液2の液盛において、レジスト膜31の表
面上に純水30をさらに供給しながら純水30の液膜を
形成しながら現像液2を供給し、現像液2の供給中に純
水2の供給を停止しても良い。前記のように純水30と
現像液2の切り替えは、に示すような現像液用配管27
aと純水用配管27bとを設けたノズル12’を用い
て、現像液用配管27aに関する弁と純水用配管27b
に関する弁の開閉を制御することにより行う。このノズ
ル12’では、に示すように、ノズル12’の長手方向
に沿って一対の溝部41、42が互いにほぼ平行に形成
されている。これらのうち一方の溝部41は現像液用配
管27aに連通している。また、他方の溝部42は現像
液用配管27bに連通している。ノズル12’には、複
数の対の液吐出孔28a、28bが、長手方向に沿って
実質的に等ピッチ間隔で配列されている。各対において
一方の液吐出孔28aは、前記一方の溝部41に連通し
ている。他方の液吐出孔28bは、前記他方の溝部42
に連通している。従って、現像液2は、現像液用配管2
7a、前記一方の溝部41および液突出孔28aを通し
て吐出される。同様に、純水30は、純水用配管27
b、前記他方の溝部42および液突出孔28bを通して
吐出される。
【0037】また、に示すノズル12’において、に示
すように、ノズル12’の先端部に凹部43を設け、こ
の凹部43内に液吐出孔28a,28bの吐出側端部を
設けることが好ましい。凹所43において現像液が純水
のカーテンにつながり易くなるからである。
【0038】およびに示すような現像液供給管27に切
り替え弁27cを介して現像液用配管27aおよび純水
用配管27bを連結したノズル12''を用いて、切り替
え弁27cの開閉を制御することにより行うことも可能
である。このノズル12''では、に示すように、ノズル
12''の長手方向に沿って一つの溝部44が互いにほぼ
平行に形成されている。この溝部44はメイン配管27
に連通している。ノズル12''には、複数の液吐出孔2
8が、長手方向に沿って実質的に等ピッチ間隔で配列さ
れている。液吐出孔28は溝部44に連通している。従
って、現像液2は、現像液用配管27a、メイン配管2
7、溝部44および液吐出孔28を通して吐出される。
同様に、純水30は、純水用配管27b、メイン配管2
7、溝部44および液吐出孔28を通して吐出される。
このような溝部44を有するノズルにおいては、先ず配
管27bをメイン配管27に連通させて純水をノズルに
供給すると、純水は溝部44に一時溜められた後に吐出
孔28に向けて流下する。次いで、切り替え弁27cを
切り替えて配管27aをメイン配管27に連通させる
と、純水の供給が停止するとともに現像液がノズルに向
けて供給され、溝部44において現像液が純水と混じり
合い、現像液が純水で希釈された混合液となって液吐出
孔28を流下し、基板上に吐出されるので、現像液によ
るファーストインパクトが緩和され、現像不良の発生が
防止される。
【0039】なお、弁27cの開閉の制御は、図示しな
い制御装置によりノズル12’、12''の移動・昇降動
作や、ウエハWの回転動作と連関して行う。実際に、本
発明の現像処理方法と、従来の現像処理方法とを用い
て、高解像度レジストを塗布した8インチウエハに現像
処理を施し、現像欠陥を観察した結果、本発明の現像処
理方法においては、従来の方法における場合の9割以上
の改善がなされていた。このことから本発明の効果が確
認された。
【0040】また、ノズルも上記構造のものに限らず、
図12に示すようなストリームノズル51であってもよ
いし、図13に示すようにノズル本体52に複数のノズ
ル53が設けられたマルチノズルタイプであってもよ
い。これらはいずれも被処理体としての半導体ウエハW
を回転させつつ、ノズルを直線的に(水平方向に)移動
させる。
【0041】上記第1実施形態では、現像液の供給前に
純水を供給して液膜および/またはカーテンを形成して
いる。しかしながら、処理液の媒体として許容可能な溶
媒、例えばポリビニルアルコール(PVA)等を純水に
代えて使用可能である。
【0042】次に、本発明のレジスト現像処理方法の第
2実施形態について説明する。図14は、この第2実施
形態にかかるレジスト現像処理方法に用いられる現像部
100を示す。なお、図14中で、上記第1実施形態と
同様の構成については同一の番号を付し、説明を省略す
る。
【0043】図14に示す現像部100は、純水および
現像液の2つの供給系を備えたノズル12と、このノズ
ル12をホーム位置およびウエハ中心位置の間で移動さ
せるための搬送ベルト101と、この搬送ベルト101
を駆動させるモータ102とを具備する。このモータ1
02は、制御部103に接続され、制御部103からの
制御信号に従って作動および停止される。
【0044】また、ウエハ中心位置には、ノズル12が
ウエハ中心位置に到達したことを検出するセンサ104
が設けられている。センサ104は、制御部103に電
気的に接続され、センサ104による検出信号が制御部
に伝達される。
【0045】一方、現像部100は、ウエハWの表面を
リンスするためのリンスノズル17を具備し、このリン
スノズル17の回転軸17aには、モータ105が接続
されている。このモータ105も制御部103に電気的
に接続され、制御部103からの制御信号に従って作動
および停止される。
【0046】また、図15に示すように、チャック14
を回転させるモータ15は、制御部103に電気的に接
続され、制御部103からの制御信号に従って、動作お
よび停止されると共に、回転数および加速度が制御され
るようになっている。
【0047】さらに、図15に示すように、ウエハWを
保持するチャック14を取り囲むカップ16の底部に
は、複数の排気パイプ110が接続され、排気ポンプ1
11によりカップ16からの排気がなされるようになっ
ている。言い換えれば、ウエハWの周囲のガスが排気パ
イプ110を介して吸引除去される。排気パイプ110
には、オートダンパー112が介設されている。
【0048】このオートダンパー112は、制御部10
3に電気的に接続され、制御部103からの制御信号に
従って開閉される。ノズル12には、に示すように、ノ
ズル12へ純水および現像液をそれぞれ供給する供給パ
イプ113および114には、第1及び第2のエアバル
ブ115,116が介設されている。これらの第1及び
第2のエアバルブ115および116は、制御部103
に電気的に接続され、制御部103からの制御信号に従
って開閉される。
【0049】上述のような現像部100におけるレジス
ト現像処理工程の制御シーケンスについて説明する。下
記表1は、レジスト処理工程の制御シーケンスの一例で
ある。
【0050】
【表1】
【0051】上記シーケンスにおいて、ステップ1で
は、制御部103がモータ102を1.0秒間駆動さ
せ、ノズル12をホーム位置からウエハ中心位置へ移動
させる。なお、この際、ウエハWの回転加速度は、初期
値として10000rpm/secに設定されている。
また、リンスノズル17はホーム位置にある。
【0052】このステップ1では、ノズル12の制御モ
ードは待機(WAIT)モードである。ここで、待機モード
とは、他の動作、例えばウエハWの搬入動作完了等をノ
ズル12が待機している状態をいう。従って、待機モー
ドでのノズル12の動作は位置優先で制御される。
【0053】なお、制御部103は、初期設定として、
排気ポンプ111を駆動させ、排気パイプ110を介し
てカップ16内の排気を行わせ、カップ16内で発生し
たミストを除去している。
【0054】次にステップ2では、ノズル12のモード
が、待機から非待機(NON-WAIT)に変更される。非待機
モードとは、他の動作を待機することなくノズル12が
経過時間に従って動作する状態をいう。従って、ノズル
12は時間優先で制御されるようになる。
【0055】このモードの切り替えは、例えば、ノズル
12がウエハ中心位置に到達すると、センサ104がを
これを検出し、制御部103に信号を伝達する。制御部
103はこの信号に基づいて、ノズル12の動作モード
を待機から非待機に変更する。
【0056】ステップ2では、ウエハWの回転数0、す
なわちウエハWを停止させた状態でエアバルブ116を
開き、ノズル12から純水を0.3秒間供給させ、これ
により、第1実施形態と同様に、ノズル12およびウエ
ハWの表面の間に純水のカーテンを形成する。
【0057】ステップ3では、ウエハWを回転数30r
pm、加速度10000rpm/secで1秒間回転さ
せながら、エアバルブ115を開き、ノズル12より現
像液を吐出させる。これにより、ウエハWの表面に現像
液が液盛される。
【0058】ステップ4では、予め定められた時間xだ
け、ウエハWの回転が停止され、現像処理が進行する。
この間、制御部103は、オートダンパー112を閉
じ、カップ16からの排気を停止させる。制御部103
は、このようにカップ16からの排気を停止し、時間x
が経過した後、再びオートダンパー112を開き、排気
が開始させる。
【0059】ステップ5では、制御部103は、モータ
105を駆動させ、これにより、リンスノズル17をホ
ーム位置より、ウエハWの上に所定位置に移動させる。
ステップ6では、制御部103は、モータ15を駆動さ
せ、これにより、ウエハWを、回転数2000rpm、
加速度5000rpm/secで5秒間回転させる。こ
れと同時に、リンスノズル17よりリンス液をウエハW
の表面に滴下すると共に、バックリンス散布手段18よ
りリンス液をウエハWの裏面に向かって散布する。
【0060】ステップ7では、制御部103は、モータ
15により、ウエハWを、回転数500rpm、加速度
10000rpm/secで5秒間回転させる。これと
同時に、リンスノズル17よりリンス液をウエハWの表
面に滴下すると共に、バックリンス散布手段18よりリ
ンス液をウエハWの裏面に向かって散布する。
【0061】ステップ8では、制御部103は、モータ
15により、ウエハWを、回転数500rpm、加速度
10000rpm/secで回転させる。これと同時に
リンスノズル17がウエハW上から待避し、ホーム位置
に戻される。
【0062】ステップ9では、ステップ8では、制御部
103は、モータ15により、ウエハWを、回転数40
00rpm、加速度10000rpm/secで10秒
間回転させる。ステップ8および9のウエハWの回転に
より、ウエハWのふり切り乾燥が行われる。
【0063】ステップ10では、制御部はモータ102
を駆動させ、これにより、ノズル12をウエハ中心位置
からホーム位置に移動される。上述のような制御シーケ
ンスに従って行われるレジスト現像処理方法では、ステ
ップ1とステップ2以降とで、ノズル12のモードが待
機から非待機に変更される。このノズル12のモードの
変更は、次の利点がある。すなわち、ステップ1以前で
は、ノズル12は、他の動作、例えばウエハWのチャッ
ク14への装着の完了等を待機することが空動作防止等
の点で好ましい。
【0064】しかし、ステップ2以降では、現像液の液
盛、リンスの開始等の現像処理時間を決定する工程が含
まれている。従って、ノズル12の動作は、他の動作を
待機することなく、経過時間に従って制御することによ
り、所期の現像処理時間でレジスト現像を正確に行うこ
とが可能になる。この結果、レジスト現像処理の正確性
やウエハW間での均一性を高めることが可能である。
【0065】また、上述のレジスト現像処理方法では、
ステップ4において、カップ16からの排気を停止させ
ている。カップ16からの排気は、カップ16内に図1
5中矢印で示すような気流を発生させる。この気流によ
り、ウエハWの外周縁部と、ウエハWの中心部とで温度
差が生じる。このようにウエハWの面内で温度差が生じ
ると、レジスト現像処理にムラが発生する。そこで、排
気を停止することにより、当該温度差の発生を防止し、
レジスト処理の面内均一性を向上できる。
【0066】さらに、上述の第2実施形態にかかるレジ
スト現像処理方法では、ステップ6でのウエハWの回転
加速度を、ステップ8および9の場合に比べて小さくし
ている。ステップ6では、ウエハWを回転させて、ウエ
ハW表面上の現像液をふり切って除去すると共に、リン
スノズル17からウエハWの表面にリンス液を供給し、
ウエハWの表面をリンスしている。しかし、ウエハWが
回転し、リンスノズル17からのリンス液の滴下を開始
した直後は、現像液はまだ高濃度である。このような高
濃度な現像液がミストとなって飛散すると、リンス後の
ウエハWの表面にミストが付着し、現像ムラの発生要因
となりやすい。
【0067】一方、ステップ8および9では、ウエハW
のふり切り乾燥が行われる。このときには、ステップ6
および7でのリンスにより、ほとんどの現像液がリンス
液で置換させれているので、現像液の飛散のおそれがほ
とんどない。
【0068】そこで、ステップ6の現像液除去工程で
は、ウエハWの加速度をステップ8および9のふり切り
乾燥のときに比べて小さくすることにより、現像液の飛
散を防止できる。
【0069】なお、上記第1および第2実施形態では被
処理体として半導体ウエハを用いた例を示したが、これ
に限らず、被処理体として例えば液晶表示基板を用いて
も良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形することが可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像処理
方法は、基板表面近傍に現像液および純水を供給するノ
ズルを位置する工程と、前記ノズルから前記基板表面上
に純水を供給して前記基板表面と前記ノズルとの間を繋
ぐ純水のカーテンを形成する工程と、前記純水のカーテ
ンが形成された後に前記ノズルから前記現像液を供給す
る工程とを具備するので、ファーストインパクトに起因
する現像不良をできる限り抑制して現状処理を行うこと
ができる。また、本発明の現像処理装置は、基板を回転
可能に保持するチャックと、前記チャックに保持される
基板の径に相当する長さをもち、前記チャック上の基板
に向けて純水と現像液とを供給するノズルと、このノズ
ルの長手方向に配列され、前記ノズルから純水を吐出さ
せるために前記ノズルの下部にて実質的に等ピッチ間隔
に開口する複数の第1の吐出孔と、これらの第1の吐出
孔と対をなすように前記ノズルの長手方向に配列され、
前記ノズルから現像液を吐出させるために前記ノズルの
下部にて実質的に等ピッチ間隔に開口する複数の第2の
吐出孔と、前記第1の吐出孔と純水供給源との間の純水
供給路に設けられた第1のバルブと、前記第2の吐出孔
と現像液供給源との間の現像液供給路に設けられた第2
のバルブと、前記第1及び第2のバルブの開閉をそれぞ
れ制御する制御部と、を具備するので、ファーストイン
パクトに起因する現像不良をできる限り抑制して現状処
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像処理方法に使用される塗布・現像
処理装置を示す概略図。
【図2】本発明の現像処理方法における現像処理を説明
するための模式図。
【図3】本発明の現像処理装置におけるノズルの構造を
示す断面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図3に示すノズルの現像処理液供給動作を説明
するための図で。
【図6】本発明の現像処理方法の第1実施形態を示す工
程図。
【図7】図3に示すノズルから純水をウエハW表面に吐
出させた状態を示す概略図。
【図8】図3に示すノズルにおける純水と現像液の供給
系を説明するための一部破断斜視図。
【図9】図8に示すノズルの変形例の要部を示す断面
図。
【図10】図3に示すノズルにおける純水と現像液の供
給系を説明するための概略図。
【図11】図10に示すノズルを示す一部破断斜視図。
【図12】本発明の現像処理方法に用いられるノズルの
他の例を示す図。
【図13】本発明の現像処理方法に用いられるノズルの
他の例を示す図。
【図14】本発明の現像処理方法の第2実施形態に用い
られる現像部を示す平面図。
【図15】図14に示す現像部の要部を示す概略縦断面
図。
【図16】図14に示す現像部の要部を示す概略縦断面
図。
【符号の説明】
1…タンク、2…現像液、3…ガスボンベ、4,5,5
a,5b…配管、6…中間タンク、7…処理液脱気機
構、8a,8b…フローメーター、9a,9b…フィル
ター、10a,10b…ウォータージャケット、11
a,11b…エアオペレションバルブ、12…ノズル、
13…現像部、14…チャック、15…モータ、16…
カップ、21…側壁、22…底壁、23…現像液収容
室、24…蓋部材、25…パッキン、27…現像液供給
管、27a…現像液用配管、27b…純水用配管、27
c…切り替え弁、28…液吐出孔。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に現像液を供給して現像処理を行う
    現像処理方法であって、 基板表面近傍に現像液および純水を供給するノズルを位
    置する工程と、 前記ノズルから前記基板表面上に純水を供給して前記基
    板表面と前記ノズルとの間を繋ぐ純水のカーテンを形成
    する工程と、 前記純水のカーテンが形成された後に前記ノズルから前
    記現像液を供給する工程と、 を具備することを特徴とする現像処理方法。
  2. 【請求項2】 その表面上に純水のカーテンが形成され
    た基板を回転させる工程をさらに具備する請求項1記載
    の現像処理方法。
  3. 【請求項3】 現像液は界面活性剤を含有する請求項1
    記載の現像処理方法。
  4. 【請求項4】 ノズルが、純水および/または現像液が
    吐出される複数の吐出孔を有し、該複数の吐出孔が直線
    上に配列している請求項1記載の現像処理方法。
  5. 【請求項5】 基板に現像液および純水を供給するノズ
    ルと、出発地点としての第1の位置および前記基板に前
    記現像液および前記純水を供給するための第2の位置の
    間で前記ノズルを移動するノズル移動手段と、前記ノズ
    ルに前記現像液を供給するための現像液供給手段と、前
    記ノズルに前記純水を供給するための純水供給手段と、
    前記ノズル移動手段、前記現像液供給手段および前記純
    水供給手段の動作を制御する制御手段とを具備する現像
    処理装置を使用し、前記基板に前記現像液を供給して現
    像処理を行う現像処理方法であって、 前記制御手段が、待機モードで前記ノズル移動手段に前
    記ノズルを第1の位置から第2の位置まで移動させる工
    程と、 前記制御手段が前記ノズルの制御モードを待機モードか
    ら非待機モードに変更する工程と、 前記制御手段が、前記純水供給手段に前記ノズルへ前記
    純水を供給させ、前記ノズルから前記基板表面上に前記
    純水を供給して前記基板表面と前記ノズルとの間を繋ぐ
    純水のカーテンを形成する工程と、 前記制御手段が、前記現像液供給手段に前記ノズルへ前
    記現像液を供給させ、前記ノズルから前記現像液を供給
    する工程とを具備することを特徴とする現像処理方法。
  6. 【請求項6】 現像処理装置が基板を回転させる回転手
    段をさらに具備し、制御手段が、前記回転手段に前記純
    水のカーテンを形成した前記基板を回転させる工程を具
    備する請求項5記載の現像処理方法。
  7. 【請求項7】 現像処理装置が、基板を回転させる回転
    手段と、前記基板表面上にリンス液を供給するリンス液
    供給手段とをさらに具備し、制御手段が、前記リンス液
    供給手段に現像液が供給された前記基板に前記リンス液
    を供給しつつ、前記回転手段に前記基板を回転させるこ
    とにより前記現像液をふり切り、次いでリンス液を供給
    せずに前記回転手段に前記基板を回転させることにより
    前記基板を乾燥させる工程を具備する請求項5記載の現
    像処理方法。
  8. 【請求項8】 現像液のふり切りの際の基板の加速度が
    前記基板を乾燥させる際の基板の加速度よりも小さい請
    求項7記載の現像処理方法。
  9. 【請求項9】 さらにガス吸引手段を具備し、前記ガス
    吸引手段に基板の周囲ガスを吸引除去をされる現像処理
    装置において、制御手段が、現像液が供給された前記基
    板を所定時間放置して前記現像液を前記基板に作用させ
    る間は、前記ガス吸引手段による吸引を停止させる請求
    項5記載の現像処理方法。
  10. 【請求項10】 現像液は界面活性剤を含有する請求項
    5記載の現像処理方法。
  11. 【請求項11】 ノズルが、純水および/または現像液
    が吐出される複数の吐出孔を有し、該複数の吐出孔が直
    線上に配列している請求項5記載の現像処理方法。
  12. 【請求項12】 基板に現像液を供給して現像処理を行
    う現像処理装置であって、 基板を回転可能に保持するチャックと、 前記チャックに保持される基板の径に相当する長さをも
    ち、前記チャック上の基板に向けて純水と現像液とを供
    給するノズルと、 このノズルの長手方向に配列され、前記ノズルから純水
    を吐出させるために前記ノズルの下部にて実質的に等ピ
    ッチ間隔に開口する複数の第1の吐出孔と、 これらの第1の吐出孔と対をなすように前記ノズルの長
    手方向に配列され、前記ノズルから現像液を吐出させる
    ために前記ノズルの下部にて実質的に等ピッチ間隔に開
    口する複数の第2の吐出孔と、 前記第1の吐出孔と純水供給源との間の純水供給路に設
    けられた第1のバルブと、 前記第2の吐出孔と現像液供給源との間の現像液供給路
    に設けられた第2のバルブと、 前記第1及び第2のバルブの開閉をそれぞれ制御する制
    御部と、 を具備することを特徴とする現像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、前記第1のバルブを開
    けて前記第1の吐出孔から純水を基板に向けて吐出さ
    せ、前記ノズルと基板との間に純水のカーテンが形成さ
    れた後に、前記第2のバルブを開けて前記第2の吐出孔
    から現像液を基板に向けて吐出させ、前記純水のカーテ
    ンに現像液を混入させることを特徴とする請求項12記
    載の現像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記ノズルの長手方向に延び出し、前
    記第1の吐出孔に連通し、純水を一時溜めた後に前記第
    1の吐出孔に向けて流下させる第1の溝部と、 前記ノズルの長手方向に延び出し、前記第2の吐出孔に
    連通し、現像液を一時溜めた後に前記第2の吐出孔に向
    けて流下させる第2の溝部と、 をさらに具備することを特徴とする請求項12又は13
    のいずれか一方に記載の現像処理装置。
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