JP2003077820A - 現像装置及び現像方法 - Google Patents

現像装置及び現像方法

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JP2003077820A JP2001269320A JP2001269320A JP2003077820A JP 2003077820 A JP2003077820 A JP 2003077820A JP 2001269320 A JP2001269320 A JP 2001269320A JP 2001269320 A JP2001269320 A JP 2001269320A JP 2003077820 A JP2003077820 A JP 2003077820A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光処理が施された基板に対して一端側から
他端側へ供給ノズルを移動させながら現像液を液盛する
手法において、現像液に対して溶解速度の速いレジスト
を用いてもパターンの線幅を均一にできること。 【解決手段】 例えば半導体ウェハの直径に相当する長
さの供給ノズルに、当該供給ノズルの移動方向に前後し
て並列に、つまり供給ノズルの長さ方向に沿って2列に
第1、第2の吐出口を形成し、これらの現像液の吐出方
向が互いに寄り合うように構成する。この場合、第1、
第2の吐出口から吐出された現像液の流れが互いに強く
干渉しあって現像液が撹拌され、レジストの溶解成分が
薄められ、不溶解部位の溶解が抑えられ、線幅が均一で
良好なレジストパターンを得ることができる。また前記
供給ノズルには、現像液の液面に気体を供給するための
気体を吐出する気体供給口を設けても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジストが塗布さ
れ、露光処理が施された基板の表面に現像液を供給して
現像処理を行う現像装置及び現像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造工程の一つであるフォ
トレジスト工程においては、半導体ウェハ(以下ウェハ
Wという)表面に形成された薄膜状にレジストを塗布
し、レジストを所定のパターンで露光し、現像してマス
クパターンを形成している。このような処理は、一般に
レジストの塗布・現像を行う塗布・現像装置に、露光装
置を接続したシステムを用いて行われる。
【0003】露光後のウェハに対して、現像処理を行う
手法の一つとして、図15に示すようにウェハWの直径
に見合う長さに亘って吐出口が形成されたノズルNを用
い、このノズルNを、例えばスピンチャックに水平に保
持されたウェハWの表面に対して、例えば1mm程度浮
かせた状態でウェハWの一端側から他端側に移動させな
がら、ノズルNの吐出口からウェハW表面に現像液を供
給し、ウェハW表面全体に現像液を液盛する方法が検討
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手法では、以下の様な課題がある。即ち、現像液に対
する溶解速度が速い種類のレジストが塗布されたウェハ
W表面に現像液を液盛する場合、ウェハW全体の液盛を
終える前に、既に液盛された部位においてレジストの溶
解成分の影響により、レジストの不溶解性部位の溶解が
進行し、先に液盛された部位においては、後に液盛され
た部位よりも本来パターンとなるべき不溶解性部位の溶
解が進んでしまうおそれがある。また複雑なマスクパタ
ーンを形成するウェハ表面においては、単位面積あたり
で見ると密なパターンを形成する部位と、疎なパターン
を形成する部位とがあるが、パターンが密な部位は溶解
成分が濃縮化し易く、またパターンが疎な部位は溶解成
分が拡散するので薄まった状態にある。このためパター
ン密度に応じてパターンとなるべき不溶解性部位の溶解
の程度に差が生じてしまうおそれがあり、このようなパ
ターン密度の差と、液盛のタイミングの差とが相俟っ
て、ウェハW表面全体におけるパターンの線幅の均一性
が低下する懸念がある。
【0005】ここで現像液中の溶解成分の濃度分布が生
じるのを抑えるための方法の一つとしては、液盛した後
にスピンチャックを瞬間的に回転して、ウェハWを周方
向に回転させることにより、回転を止めた後の現像液に
慣性力の作用で周方向に向かう流れが形成され、この流
れの撹拌作用により、現像液濃度を均一にする方法があ
るが、液盛を終える前に溶解が進行する溶解速度の速い
レジストを用いている場合は、液盛の最中に既に現像液
の濃度分布が生じてしまっているので、液盛後に行うこ
の方法では対応できない。
【0006】本発明はそのような事情に基づいてなされ
たものであり、レジストが表面に塗布され、露光処理が
施された基板に対して均一性の高い現像を行うことがで
きる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の現像装置は、基
板表面にレジストが塗布されて、露光処理がされた基板
を現像する現像装置において、前記基板を水平に保持す
る基板保持部と、基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ
以上の長さに亘って吐出口が形成された現像液の供給ノ
ズルと、この供給ノズルを前記基板の一端側から他端側
に亘って移動させる移動機構と、を備え、前記吐出口
は、供給ノズルの長さ方向に形成された第1の吐出口
と、この第1の吐出口に対してノズルの進行方向に対し
て後方側に並列に形成され、第1の吐出口の吐出方向と
その吐出方向とが前後に寄り合うように設定された第2
の吐出口と、を備えたことを特徴とする。この供給ノズ
ルは、第1の吐出口と第2の吐出口との間に現像液を撹
拌するための気体を供給する給気孔を備えた構成として
も良い。
【0008】また、基板表面にレジストが塗布されて、
露光処理がされた基板を現像する現像装置において、前
記基板を水平に保持する基板保持部と、基板の有効領域
の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘って吐出口が形成
された現像液の供給ノズルと、この供給ノズルを前記基
板の一端側から他端側に亘って移動させる移動機構と、
を備え、前記吐出口は、ノズルの長さ方向に形成された
第1の吐出口と、この第1の吐出口に対してノズルの進
行方向に対して後方側に並列に形成され、第1の吐出口
先端面の高さとその吐出口先端面の高さとが異なるよう
に設定された第2の吐出口と、を備えたことを特徴とす
る。前記吐出口先端面の高さは、例えば第1の吐出口の
先端面の高さよりも第2の吐出口の先端面の方が低く設
定しても良い。
【0009】更にまた基板表面にレジストが塗布され
て、露光処理がされた基板を現像する現像装置におい
て、前記基板を水平に保持する基板保持部と、基板の有
効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘って吐出口
が形成された現像液の供給ノズルと、この供給ノズルを
前記基板の一端側から他端側に亘って移動させる移動機
構と、を備え、前記吐出口は、ノズルの長さ方向に形成
された第1の吐出口と、この第1の吐出口に対してノズ
ルの進行方向に対して後方側に並列に形成された第2の
吐出口と、第1、第2の吐出口から吐出される現像液流
量を夫々調節する流量調節手段と、を備えたことを特徴
とする。前記流量を調節する手段は、例えば各々吐出口
に接続され、開度調節が可能なバルブを備えた構成でも
良く、あるいは口径(先端面の開口面積の異なる第1、
第2の吐出口を備えた構成でも良い。
【0010】本発明によれば、第1の吐出口及び第2の
吐出口から例えば現像液の吐出方向が互いに寄り合いな
がらノズルが移動するので、双方の吐出口から吐出され
た現像液が互いに強く干渉されて攪拌されながら液盛り
が行われる。従って現像液によりすぐに溶解されるレジ
ストを用いても、現像液中に溶けだした溶解成分が薄め
られるので、基板表面全体から見ると均一な現像がおこ
なわれ、その結果、基板全体でみて線幅精度の良いマス
クパターンが得られる。
【0011】本発明の現像方法は、基板表面にレジスト
が塗布されて、露光処理がされた基板を現像する方法に
おいて、前記基板を水平に保持するための基板保持部に
搬入する工程と、次いで基板の有効領域の幅とほぼ同じ
かそれ以上の長さに亘って吐出口が形成された現像液の
供給ノズルを前記基板の一端側から他端側に亘って移動
させる工程と、この供給ノズルに設けた第1、第2の吐
出口から互いの吐出方向が寄り合うように現像液を吐出
して基板の表面に現像液を供給する工程と、を含むこと
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る現像
装置の実施の形態を示す概略図である。この装置は、基
板であるウェハWの裏面中心部を吸引吸着し、略水平に
保持する基板保持部をなすスピンチャック2を備え、こ
のスピンチャック2は駆動部20により回転及び昇降で
きるように構成されている。
【0013】ウェハWがスピンチャック2に吸着保持さ
れた状態において、ウェハWの側方を囲むようにしてカ
ップ3が設けられており、カップ3は各々上下可能な外
カップ31と内カップ32とからなる。内カップ32は
円筒の上部側が上方内側に傾斜し、上部側開口部が下部
側開口部より狭くなるように形成されており、昇降部3
0により外カップ31が上昇すると、外カップ31の移
動範囲の一部において連動して昇降するように構成され
ている。
【0014】カップ3の下部側はスピンチャック2の周
囲を囲む円板33と、円板33の周り全周に亘って凹部
を形成し、底面に排液口34が形成されている液受け部
35とにより構成されている。この液受け部35の側面
より僅かに内側に外カップ31(及び内カップ32)が
収まっており、前記凹部とカップ3とによりウェハWの
上方レベル及び下方レベルに跨ってウェハWの側方を囲
っている。また、円板33の周縁部には上端がウェハW
の裏面に近接する断面山形のリング体36が設けられて
いる。
【0015】続いてスピンチャック2に吸着保持された
ウェハWに処理液である現像液Dを供給するための供給
ノズル4について説明する。この供給ノズル4は例えば
図3に示すように、現像液Dが供給される通流室44を
内部に設けた細長い四角形状のノズル本体41と、その
下面長手方向に、基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ
以上の長さの、例えばウェハWの直径よりも長いスリッ
ト形状に設けられた吐出口42である第1の吐出口42
aおよび第2の吐出口42bを供給ノズル4の移動方向
において前後して並列に設けている。更に図4に示すよ
うに、吐出口42aと吐出口42bは側方から見た軸線
が互いに寄り合うように、つまり互いの吐出方向が寄り
合うように供給ノズル4下面に対して各軸線が角度θ傾
斜させて設けられており、夫々の吐出口42の上部に設
けられた流路43である第1の流路43aおよび第2の
流路43bを介して通流室44に接続される。第1の吐
出口42aの先端面と第2の吐出口42bの先端面との
離間距離Lは、例えば10mm〜20mmとされ、θは
例えば10度〜30度とされる。流路43は供給ノズル
4の長さ方向に伸びるスリット形状であっても良いし、
供給ノズル4の長さ方向に間隔をおいて配列された多数
の孔でも良い。また、吐出口42a、42bの上方には
内壁と接しないように僅かな隙間をもってガイドバー4
5(45a、45b)が夫々設けられている。
【0016】このような供給ノズル4は、第1の移動機
構6によりカップ3の外側に設けられたガイドレール5
に沿って、図2に示すカップ3の外側の待機位置(ガイ
ドレール5の一端側の位置)からウエハWの上方側を通
って前記待機位置とウエハWを挟んで対向する位置まで
移動可能に設けられている。
【0017】つまりガイドレール5は、図2にも示すよ
うに例えば外カップ31の一辺と平行になるようにX方
向に延びるように設けられており、ガイドレール5の一
端側に第1の移動機構6が位置している。第1の移動機
構6はアーム部61とベース部62とにより構成されて
おり、供給ノズル4をアーム部61により吊下げ支持
し、移動部であるベース部62を介してガイドレール5
に沿って移動できるようになっている。
【0018】前記ベース部62は例えば図5に示すよう
に、例えばボールネジ機構63などにより構成される昇
降機構64を有しており、例えばモータなどの図示しな
い動力源からの駆動力によりアーム部61をZ方向へ移
動(上下)させることができる。
【0019】また図2中50はウエハWにリンス液、例
えば純水をウェハWの中心部に供給してウエハWの表面
の現像液を洗い流すための洗浄ノズルであり、この洗浄
ノズル50は例えば第2の移動機構51により、図2に
示すカップ3の外側の待機位置(ガイドレール5の他端
側の位置)からウエハWの上方側を通って前記待機位置
とウエハWを挟んで対向する位置まで水平に移動可能に
設けられている。
【0020】ここで図2において第1の移動機構6及び
第2の移動機構51が夫々示されている位置は既述の非
作業時における供給ノズル4及び洗浄ノズル50の待機
位置であって、ここには例えば上下可動の板状体により
構成された第1の移動機構6及び第2の移動機構51の
待機部52,53が設けられている。
【0021】これまで述べてきた駆動部20、昇降部3
0、第1の移動機構6及び第2の移動機構51は夫々制
御部7と接続されており、例えば駆動部20によるスピ
ンチャック2の昇降に応じて第1の移動機構6による処
理液の供給を行うように、各部を連動させたコントロー
ルを可能としている。またカップ3、第1の移動機構6
及び第2の移動機構51は箱状の筐体71により囲まれ
た一ユニットとして形成されており、図示しない搬送ア
ームによりウエハWの受け渡しがなされる。
【0022】次に上述の現像装置を用いた現像処理工程
について説明する。先ずスピンチャック2がカップ3の
上方まで上昇し、既に前工程でレジストが塗布され、露
光処理が施されたウエハWが図示しない搬送アームから
スピンチャック2に受け渡される。そしてウエハWが図
1中実線で示す所定の位置に来るようにスピンチャック
2が下降する。なおこのとき外カップ31及び内カップ
32は共に下降した状態である。
【0023】続いて第1の移動機構6がガイドレール5
に沿って外カップ31とウエハWの周縁との間に対応す
る位置まで案内され、続いてその位置からウエハWの周
縁外側の待機位置まで下降する。このとき供給ノズル4
はウエハWに対して現像液の供給を行う高さにセットさ
れる、例えば吐出口42の先端面がウエハW表面から1
mm程度高い位置である。
【0024】続いて図6(a)、(b)に示すように、
現像液Dの吐出を開始しながら供給ノズル4をウエハW
の一端側から供給ノズル4の吐出口42の中心がウエハ
Wの中心上方を通過して他端側へ、例えば約50mm/
secの速度で水平方向に移動(図6(a),(b)では左か
ら右への移動)させることにより、ウエハWの表面に例
えば1.2mmの厚さの液膜を形成する。この際吐出口
42の先端は、ウエハW表面上に供給された現像液Dと
接触する位置にあり、吐出口42の先端をウエハ上の現
像液Dと接触させた状態で供給ノズル4を水平方向に移
動させることにより、この供給ノズル4の先端部により
ウエハW上の現像液Dが押し広げられ、ウエハWの表面
全体に万遍なく現像液Dが液盛されることとなる。そし
て供給ノズル4の吐出口42aと吐出口42bから現像
液Dを向かい合う様に吐出することにより、図7に模式
的に示すように、双方の流れが互いに強く干渉し合い、
現像液Dが撹拌されながら液膜が形成されていく。
【0025】現像液Dの塗布終了後、図6(c)に示すよ
うに現像液DをウエハWの表面に液盛したままの状態に
して静止現像が行われる。そして第1の移動機構6は待
機部52へと戻り、この第1の移動機構6と入れ替わっ
て待機部53から第2の移動機構51がウエハW側へと
移動する。
【0026】続いて図6(d)に示すように、ウエハWの
中央上方に吐出部が位置するように洗浄ノズル50を移
動すると共にスピンチャック2を回転させ、洗浄ノズル
50から洗浄液R、例えば純水をウエハW中心部に供給
して、ウエハWの遠心力によりウエハWの中心部から周
縁部へ向かって純水で置換することにより現像液Dが洗
い流される。このとき現像液Dと洗浄液Rは内リング3
2を伝って下方側へと流れて液受け部35へと貯溜さ
れ、これらの液は排液口34から図示しない配管を通っ
て排出される。その後このウエハWは図6(e)に示すよ
うに、スピン乾燥などの工程を経て現像処理が終了す
る。
【0027】上述の実施の形態によれば、現像液Dに対
する溶解速度が速い種類のレジストが塗布されたウェハ
W表面に現像液Dを液盛りする場合においても線幅の均
一性の高いパターンが得られる。即ちこの種のレジスト
を用いると現像液Dとレジストが接触して直ちにレジス
トの溶解が始まるが、現像液Dが撹拌されながら液盛さ
れていくため、レジストから溶け出した溶解成分は、こ
の撹拌作用により現像液D中に拡散され、レジストに接
する現像液D中の溶解成分の濃縮化が抑えられるので溶
解成分の存在によりレジストの不溶解部位の溶解が加速
される現象が抑制される。このため先に液盛された部位
と後に液盛りされた部位との間でパターンの線幅が揃
う。そしてウェハW上でパターン密度が部位によって異
なっていても、現像液Dの撹拌により溶解成分は現像液
D中に拡散するので、局所的な濃縮化が避けられ、均一
な線幅が得られる。
【0028】また、前記の供給ノズル4において、現像
液Dが流路43から吐出口42を通過する際、ガイドバ
ー45に当たるため、圧力損失が生じる。このため流路
43であるスリットの長手方向において中央部付近と端
部付近とでの吐出量の偏りが生じ難く、流路43の全体
から均等に現像液Dが吐出されることにより、現像液を
ウェハWの表面に万遍なく供給できる。また、前記圧力
損失が生じることにより、流路43から吐出される現像
液Dの流速が遅くなる。このため、供給ノズル4から滴
下した現像液DがウェハWの表面に衝突する際の衝撃を
和らげることができる。
【0029】さらに供給ノズル4の吐出口42aと吐出
口42bの吐出方向を互いに寄り合う構成とするために
は、上述の例に限らず例えば図8に示すように例えば供
給ノズルの側面からみて外側になる壁面が下方向に、内
側になる壁面が供給ノズル4下面に対して傾斜させた構
成にしても良いし、あるいは図9に示すように例えば供
給ノズルの側面からみて内側の壁面の先端部が、外側の
壁面の先端部よりも高い位置になるようにしても良い。
更にまた図8、図9に同時に示すように吐出口42a、
吐出口42bの間に供給ノズル4の長さ方向に配列され
た多数の給気口46あるいは供給ノズル4の長さ方向に
伸びるスリット形状の給気口46を形成し、吐出口42
からウェハWの表面に液盛しながら、給気口46を介し
て気体例えば窒素ガスを、液盛した現像液Dの液表面に
吹き掛けるようにしても良い。なお給気口46はウェハ
Wの表面から例えば2mmの高さに位置しており、給気
口46から吹き出した気体は、給気口46と現像液Dと
の間の隙間を介して、供給ノズル4の両面側から外側へ
逃げることができる構成となっている。このように液盛
中に気体を現像液Dの液面に吹き付けることにより、液
面に生じる波紋の作用が加わって、より一層現像液Dが
撹拌される。
【0030】また他の実施の形態として図10に示すよ
うに、吐出口42を下方向に向かうようにし、吐出口4
2aの先端面の高さと吐出口42bの先端面の高さとを
異ならせても良く、例えば供給ノズル4の進行方向に対
して後方側の吐出口42bの先端面を低くするようにし
ても良い。このような構成によれば吐出口42aから吐
出されてウェハW表面に向かう流れと、吐出口42aよ
りも低い位置に設けられた吐出口42bから吐出され、
ウェハW表面に跳ね返って下から上に向かう流れとが干
渉し合い、現像液Dが撹拌されながら液盛することがで
きる。このため上述の場合と同様の作用効果が得られ
る。
【0031】更に供給ノズル4は第1の吐出口42aお
よび第2の吐出口42bの開口面積を異ならせるように
構成して、互いの流量を変えるようにしても良いし、第
1の吐出口42aおよび第2の吐出口42bに夫々対応
して流量調節用バルブを設け、これにより互いの流量を
変えるようにしても良い。このような構成によれば、第
1の吐出口42a、第2の吐出口42bの一方、例えば
第1の吐出口42aに対して主に現像液Dの液盛の役割
を持たせ、他方例えば第2の吐出口42bに対して主に
レジスト溶解成分が溶け出した現像液Dを撹拌させる役
割を持たせて、液盛用のノズルおよび撹拌用のノズルと
して構成し、役割を分担させることができる。この場
合、撹拌用のノズルによる撹拌作用は、当該ノズルから
吐出した現像液Dの流れの一部が液盛用のノズルから吐
出した現像液Dの流れと干渉して撹拌作用の一部が得ら
れるものであっても良い。そして第1の吐出口42a、
第2の吐出口42bの適切な開口面積あるいは流量の比
率および適切な第1の吐出口42a、第2の吐出口42
bの相互離間距離についてはレジストの種類に応じて予
め試験を行って決めることが好ましい。図11および図
12はこのような実施の形態を具体的にした例であり、
図11の例では第2の吐出口42bに連通する流路43
aよりも広くし、かつガイドバー45bをガイドバー4
5aよりも大きくしている。
【0032】また図12に示す例では、吐出口43に開
度調節可能なバルブ72を介して配管8を夫々接続する
構成としている。この場合、バルブ72の開度により、
各吐出口42から吐出する現像液D流量を調節するよう
にしている。また更に本発明においては、液吐出口42
はスリット形状に限られず、多数の液吐出口が間隔をお
いて配列されているものであっても良い。
【0033】以上において、上述の各図に記載した構成
を互いに組み合わせても良く、例えば第1の吐出口42
aの吐出方向と第2の吐出口42bの吐出方向とが寄り
合うように構成し、かつ両者の先端面の高さを変えるよ
うに、例えば第1の吐出口42aの先端面を高くするよ
うに構成しても良いし、更にはこの構成に加えて両者の
流量を変えるようにしても良い。
【0034】次に上述の現像装置を例えば現像ユニット
に組み込んだ塗布・現像装置の一例について図13及び
図14を参照しながら説明する。図13及び図14中、
91は例えば25枚のウエハWが収納されたカセットC
を搬入出するためのカセットステーションであり、この
カセットステーション91には前記カセットCを載置す
る載置部91aと、カセットCからウエハWを取り出す
ための受け渡し手段92とが設けられている。カセット
ステーション91の奥側には、例えばカセットステーシ
ョン91から奥を見て例えば右側には塗布・現像系のユ
ニットU1が、左側、手前側、奥側には加熱・冷却系の
ユニット等を多段に積み重ねた棚ユニットU2,U3,
U4が夫々配置されていると共に、塗布・現像系ユニッ
トU1と棚ユニットU2,U3,U4との間でウエハW
の受け渡しを行うための搬送アームMAが設けられてい
る。但し図13では便宜上受け渡し手段92、ユニット
U2及び搬送アームMAは描いていない。
【0035】塗布・現像系のユニットU1においては、
例えば上段には2個の上述の現像装置を備えた現像ユニ
ット93が、下段には2個の塗布装置を備えた塗布ユニ
ット94が設けられている。棚ユニットU2,U3,U4
においては、加熱ユニットや冷却ユニットのほか、ウエ
ハの受け渡しユニットや疎水化処理ユニット等が上下に
割り当てされている。
【0036】この搬送アームMAや塗布・現像系ユニッ
トU1等が設けられている部分を処理ブロックと呼ぶこ
とにすると、当該処理ブロックはインタ−フェイスユニ
ット95を介して露光ブロック96と接続されている。
インタ−フェイスユニット95はウエハWの受け渡し手
段97により前記処理ブロックと露光ブロック96との
間でウエハWの受け渡しを行うものである。
【0037】この装置のウエハの流れについて説明する
と、先ず外部からウエハWが収納されたウエハカセット
Cが載置部91aに載置され、受け渡し手段92により
カセットC内からウエハWが取り出され、既述の加熱・
冷却ユニットU3の棚の一つである受け渡し台を介して
搬送アームMAに受け渡される。次いでユニットU3の
一の棚の処理部内にて疎水化処理が行われた後、塗布ユ
ニット94にてレジスト液が塗布され、レジスト膜が形
成される。レジスト膜が塗布されたウエハWは加熱ユニ
ットで加熱された後、ユニットU4のインターフェース
ユニット95の受け渡し手段97と受渡し可能な冷却ユ
ニットに搬送され、処理後にインタ−フェイスユニット
95,受け渡し手段97を介して露光装置96に送ら
れ、ここでパタ−ンに対応するマスクを介して露光が行
われる。露光処理後のウエハを受け渡し手段97で受け
取り、ユニットU4の受け渡しユニットを介して処理ブ
ロックのウエハ搬送アームMAに渡す。
【0038】この後ウエハWは加熱ユニットで所定温度
に加熱され、しかる後冷却ユニットで所定温度に冷却さ
れ、続いて図1、図2で示した装置を備えた現像ユニッ
ト93に送られて現像処理され、レジストマスクが形成
される。しかる後ウエハWは載置部91a上のカセット
C内に戻される。また本発明は、被処理基板に半導体ウ
エハ以外の基板、例えばLCD基板、フォトマスク用レ
クチル基板の加熱処理にも適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、露光処理
が施された基板に対して、基板の一端側から他端側へ向
けて供給ノズルを移動させながら現像液の液盛を行う
際、2つの吐出口から吐出する現像液の流れが互いに干
渉することにより基板表面上の現像液が撹拌されるの
で、現像液に対して溶解速度の速いレジストを用いても
線幅の均一性が高いマスクパターンを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像液装置の実施の形態を表す断
面図である。
【図2】本発明に係る現像装置の実施の形態を表す平面
図である。
【図3】本発明に係る現像装置の現像液供給ノズルを示
す斜視図である。
【図4】本発明に係る現像装置の現像液供給ノズルを示
す斜視図である。
【図5】本発明に係る現像装置の現像液供給部を示す側
面図である。
【図6】本発明に係る現像装置の現像処理を示す工程図
である。
【図7】本発明に係る現像装置の処理液供給ノズルの作
用を示す側面図である。
【図8】本発明に係る現像装置の他の実施の形態の供給
ノズルを示す側面図である。
【図9】本発明に係る現像装置の他の実施の形態の供給
ノズルを示す側面図である。
【図10】本発明に係る現像装置の他の実施の形態の供
給ノズルを示す側面図である。
【図11】本発明に係る現像装置の他の実施の形態の供
給ノズルを示す側面図である。
【図12】本発明に係る現像装置の他の実施の形態の供
給ノズルを示す側面図である。
【図13】前記現像装置を組み込んだ塗布・現像装置の
一例を示す斜視図である。
【図14】前記現像装置を組み込んだ塗布・現像装置の
一例を示す平面図である。
【図15】従来技術に係る現像液の供給方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
W ウエハ D 現像液 2 スピンチャック 3 カップ 31 外カップ 32 内カップ 4 供給ノズル 42 吐出口 43 吐出孔 45 ガイドバー 5 ガイドレール 6 第1の移動機構 72 バルブ 8 配管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月2日(2001.11.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明に係る現像装置の実施の形態を表す断面
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹口 博史 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 (72)発明者 京田 秀治 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 (72)発明者 藤本 昭浩 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA25 GA29 GA30 GA31 4D075 AC06 AC09 AC64 AC88 AC94 CA48 DA08 DC22 EA07 EA45 4F041 AA06 AB02 BA12 BA13 BA34 BA38 BA42 4F042 AA02 AA07 BA11 CB07 CB11 CB27 DF28 DF32 5F046 LA03 LA04 LA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面にレジストが塗布されて、露光
    処理がされた基板を現像する現像装置において、 前記基板を水平に保持する基板保持部と、 基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘っ
    て吐出口が形成された現像液の供給ノズルと、 この供給ノズルを前記基板の一端側から他端側に亘って
    移動させる移動機構と、を備え、 前記吐出口は、供給ノズルの長さ方向に形成された第1
    の吐出口と、この第1の吐出口に対してノズルの進行方
    向に対して後方側に並列に形成され、第1の吐出口の吐
    出方向とその吐出方向とが前後に寄り合うように設定さ
    れた第2の吐出口と、を備えたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 基板表面にレジストが塗布されて、露光
    処理がされた基板を現像する現像装置において、 前記基板を水平に保持する基板保持部と、 基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘っ
    て吐出口が形成された現像液の供給ノズルと、 この供給ノズルを前記基板の一端側から他端側に亘って
    移動させる移動機構と、を備え、 前記吐出口は、ノズルの長さ方向に形成された第1の吐
    出口と、この第1の吐出口に対してノズルの進行方向に
    対して後方側に並列に形成され、第1の吐出口先端面の
    高さとその吐出口先端面の高さとが異なるように設定さ
    れた第2の吐出口と、を備えたことを特徴とする現像装
    置。
  3. 【請求項3】 第1の吐出口の先端面の高さよりも第2
    の吐出口の先端面の方が低く設定されたことを特徴とす
    る請求項2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 基板表面にレジストが塗布されて、露光
    処理がされた基板を現像する現像装置において、 前記基板を水平に保持する基板保持部と、 基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘っ
    て吐出口が形成された現像液の供給ノズルと、 この供給ノズルを前記基板の一端側から他端側に亘って
    移動させる移動機構と、を備え、 前記吐出口は、ノズルの長さ方向に形成された第1の吐
    出口と、この第1の吐出口に対してノズルの進行方向に
    対して後方側に並列に形成された第2の吐出口と、第
    1、第2の吐出口から吐出される現像液流量を夫々独立
    して調節する流量調節手段と、を備えたことを特徴とす
    る現像装置。
  5. 【請求項5】 基板表面にレジストが塗布されて、露光
    処理がされた基板を現像する現像装置において、 前記基板を水平に保持する基板保持部と、 基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さに亘っ
    て吐出口が形成された現像液の供給ノズルと、 この供給ノズルを前記基板の一端側から他端側に亘って
    移動させる移動機構と、を備え、 前記吐出口は、ノズルの長さ方向に形成された第1の吐
    出口と、この第1の吐出口に対してノズルの進行方向に
    対して後方側に並列に形成され、第1の吐出口の先端面
    の開口面積とその先端面の開口面積とが異なるように設
    定された第2の吐出口と、を備えたことを特徴とする現
    像装置。
  6. 【請求項6】前記供給ノズルは、第1の吐出口と第2の
    吐出口との間に現像液の液面に気体を供給するための気
    体を供給する給気孔を備えたことを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 基板表面にレジストが塗布されて、露光
    処理がされた基板を現像する方法において、 前記基板を水平に保持するための基板保持部に搬入する
    工程と、 次いで基板の有効領域の幅とほぼ同じかそれ以上の長さ
    に亘って吐出口が形成された現像液の供給ノズルを前記
    基板の一端側から他端側に亘って移動させる工程と、 この供給ノズルに設けた第1、第2の吐出口から互いの
    吐出方向が寄り合うように現像液を吐出して基板の表面
    に現像液を供給する工程と、を含むことを特徴とする現
    像方法。
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