JPH0747324A - 塗布方法及びその装置 - Google Patents

塗布方法及びその装置

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JPH0747324A
JPH0747324A JP11809294A JP11809294A JPH0747324A JP H0747324 A JPH0747324 A JP H0747324A JP 11809294 A JP11809294 A JP 11809294A JP 11809294 A JP11809294 A JP 11809294A JP H0747324 A JPH0747324 A JP H0747324A
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賢治 関口
Yasushi Ito
康司 伊藤
Takahiko Moriya
孝彦 守屋
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/08Spreading liquid or other fluent material by manipulating the work, e.g. tilting

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転遠心力を利用せずにレジスト液を半導体
ウエハW表面に塗布できて、表面に段差が付いているウ
エハであっても、レジスト膜厚さの均一性の向上が図れ
る塗布装置を提供することにある。 【構成】 半導体ウエハWを支持する載置台37と、こ
のウエハW表面にレジスト液Pを供給する滴下ノズル4
1及びこの移動機構43と、ウエハW表面に対し小間隙
を存し移動してレジスト液PをウエハW表面に薄く押し
拡げるように塗布するスキャナープレート45と、この
スキャナープレートの直ぐ後に追従する状態に移動しな
がらエア圧により塗膜をウエハW表面に均等に押圧する
スリット状ノズル46とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体やLCD
基板などの製造工程において、ウエハやガラス板にレジ
スト膜などの薄膜を塗布形成するのに利用される塗布方
法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般に、半導体デバイスやLC
D基板などの製造工程では、半導体ウエハやガラス板に
レジスト液を塗布し、この塗膜にフォトリソグラフィー
技術を用いて所定の回路パターンを転写し、現像処理す
ることなどが行われている。その半導体ウエハ等にレジ
スト膜等の薄膜を塗布形成するレジスト塗布手段として
は、スピンコート方式がある。
【0003】このスピンコート方式では、図10に示す
如き回転塗布装置(スピンナー)が用いられる。この構
成は、例えば、装置箱1内に塗布ケース(カップ)2が
設けられ、この塗布ケース2内に被塗布物としての半導
体ウエハ(以下単にウエハと称する)Wを真空チャック
して水平状態に支持するスピンヘッド3が回転軸4とモ
ータ5により回転駆動可能に設けられている。
【0004】また、塗布液であるレジスト液の供給手段
として、ノズル待機部6に複数種の塗布液供給ホース7
付き滴下ノズル8が備えられ、これらの滴下ノズル8を
選択的に把持して前記スピンヘッド3上のウエハW中央
に移動せしめるノズルスキャンアーム9が設けられてい
る。
【0005】この滴下ノズル8によりウエハW上面の中
心に真上からレジスト液を滴下すると共に、スピンヘッ
ド3をウエハと一緒に回転させ、この回転遠心力により
レジスト液をウエハW上面全域に略均一に拡散塗布して
レジスト膜を形成するようになっている。
【0006】なお、そのスピンコーティング時に、ウエ
ハW上面の余剰のレジスト液が該ウエハの回転により周
囲に飛散する。この飛散液は周囲を取り囲む塗布ケース
2内に捕集して底部の廃液管10から外部に排出処理す
る。
【0007】さらに、その飛散したレジスト液の一部は
塗布ケース2内面に衝突して微細な飛沫となり、またレ
ジスト液の一部はウエハW上面から微細な飛沫となって
飛び散り、これら飛沫がウエハの回転に伴う気流により
霧状に舞え上がり、再びウエハ上面に落下付着すると、
以後のウエハ処理の支障となり、半導体デバイスの製造
不良等を生じ歩留まり低下の原因となる。
【0008】従って、その防止対策として、通常では、
塗布ケース2内の底部に排気ダクト11を接続してお
き、この排気ダクト11から塗布ケース2内の霧状の飛
沫液を強制的に外部へ吸引排気するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した構
成の従来の回転塗布装置を用いたスピンコート方式で
は、レジスト液を回転遠心力でウエハWの表面全域に拡
散塗布してレジスト膜を形成した場合、そのウエハWの
表面が平坦であれば均一な厚さのレジスト膜が得られる
が、そのウエハWの表面に段差(凹凸)が付いている状
態、つまり既に幾層かの回路パターンを盛り重ねて形成
したチップC(図3参照)が縦横に多数整列配置して存
在する状態では、スピンコーティングによるレジスト膜
の膜厚の均一性が悪い。
【0010】この要因としては、スピンコーティング
時、ウエハW表面に拡散塗布されたレジスト液が、段差
付きの各チップC上にて回転遠心力によりウエハ回転中
心から外方向並びに反回転方向に押し寄せられながら、
凹凸の流れ易い所に流れる。このために、レジスト膜T
は図5(b)に示す如く、ウエハW表面の各チップCの
凸部頂面では遠心力により飛ばされ易く膜厚Aが非常に
薄い、凹部内では逆にレジスト液が流れ込んで溜まり易
く膜厚Bが非常に厚い。また、その凹部内での膜厚Bも
遠心力方向が厚くなる一種のストレスを持つ状態とな
る。
【0011】しかも、各チップC内での膜厚は、ウエハ
Wの反回転方向に位置する例えば右側(R側)が厚く、
その反対の左側(L側)が薄いと言った如く膜厚に差が
生じる。その膜厚差の発生は回転周速の関係から、ウエ
ハの回転中心寄り(中央側)のチップよりも外周寄りの
チップの方が顕著となる。更にウエハが例えば6インチ
から8インチへと大口径化する程その膜厚の差が大きく
不均一となる。
【0012】特に、図3に二点鎖線で囲った如くウエハ
W表面の半径方向に対し直角とならずに傾いた状態に配
列するチップ群C′においては、回転遠心力でウエハW
の中心方から外方にレジスト液が均等に流れ難いので、
こうした箇所のチップC内の膜厚の差が大きい。
【0013】また、ウエハWの回転による通風作用によ
り、外側の方が内側よりもレジスト液が早く流動性を失
う程度に乾燥し、この上に内側方の未乾燥のレジスト液
が流れて来て乗っかると言った現象が起きて膜厚に差が
発生する。
【0014】こうしたことから、回転遠心力により段差
付きのウエハW表面に拡散塗布されたレジスト膜は、ウ
エハW面内及び各チップC内での塗膜厚の均一性が悪い
問題があった。
【0015】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、表面に段差が付いている被塗布物であ
っても、塗膜厚さの均一性の向上が図れる塗布方法及び
その装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の塗布方法は、前
記目的を達成するために、被塗布物表面の塗布液を載
せ、この塗布液を被塗布物表面に対しスキャナープレー
トで薄く押し拡げるようにして塗布すると共に、この塗
膜を該スキャナープレートの直ぐ後に追従するスリット
状ノズルから吹き出すエア圧で塗布物表面に均等に押圧
することを特徴とする。
【0017】本発明の塗布装置は、前記目的を達成する
ために、被塗布物を支持する支持手段と、この被塗布物
表面に塗布液を供給する塗布液供給手段と、被塗布物表
面に対し小間隙を存し移動して前記塗布液を被塗布物表
面に薄く押し拡げるように塗布するスキャナープレート
と、このスキャナープレートの直ぐ後に追従する状態に
移動しながらエア圧により塗膜を被塗布物表面に均等に
押圧するスリット状ノズルとを備えてなる。
【0018】
【作用】前記構成の塗布方法及びその装置によれば、従
来のスピンコート方式の如く回転遠心力のような偏った
力が塗布液に作用せず、被塗布物表面に供給された塗布
液がスキャナープレートで該被塗布物表面に薄く押し拡
げられて塗布されると共に、この塗膜が該スキャナープ
レートの直ぐ後に追従するスリット状ノズルから吹き出
すエア圧で塗布物表面に均等に押圧されるので、表面に
段差が付いている被塗布物であっても、塗膜厚さの均一
性の向上が図れるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の塗布方法並びにその装置の実
施例を添付図1乃至図6に基づいて詳述する。なお、図
1は本発明の塗布装置の一実施例を示す断面図、図2は
同装置の要部の斜視図、図3は同要部の水平断面図、図
4は同要部の縦断面図、図5は本発明により段差付き被
塗布物表面に塗布した塗膜状況を従来のスピンコート方
式のものと比較して示す拡大断面図、図6は本発明の塗
布装置を装備した処理システムの概略構成を示す斜視図
である。
【0020】本実施例では塗布装置として、例えば被塗
布物としての半導体ウエハにレジスト膜を形成するレジ
スト塗布装置21を例示する。なおまず、このレジスト
塗布装置21を装備した半導体処理システム20を図6
により説明する。
【0021】この半導体処理システム20は、一端側に
多数枚の半導体ウエハWを収容したキャリア(カセッ
ト)を搬入するキャリアステーション(ローダ部)22
が設けられていると共に、ここからウエハWを一枚ずつ
取り出して搬送する2基の移載アーム23がそれぞれ中
央部長手方向に亘る移送路24に沿って移動可能に設け
られている。
【0022】この移送路24の両側に各種の処理装置が
配設されている。即ち、移送路24の一側には、一端側
から順に、ウエハを洗浄するブラシ洗浄装置26と、高
圧ジェット洗浄装置27と、ウエハ表面を疎水化処理す
るアドヒージョン装置28並びにクーリング装置29が
設置され、更にホットプレートオーブンのような加熱装
置30が複数配設されている。
【0023】また、それらと対向する他側には、一端側
から順に本発明に係わるレジスト塗布装置21と、ウエ
ハ周辺(エッジ部)のレジスト除去装置32と、2台の
現像装置33が列設されている。この現像装置33の更
に他端方に図示しないがレジスト膜に所定の微細回路パ
ターンを露光するステッパ等の露光装置が設置されてい
る。
【0024】こうのような半導体処理システム20に組
み込まれた前記レジスト塗布装置12の構成を図1によ
り述べる。なお、図中矢印Xが前方を、矢印Yが後方を
示している。このレジスト塗布装置21は筐体状の外囲
フレーム35を備え、この内部に一般にカップと称され
る塗布ケース36が設けられ、その内部にウエハWを支
持する支持手段として載置台37が設置されている。
【0025】前記塗布ケース36は、載置台37外周を
覆う大径なカップ形状で、底壁36aが前下がりに傾斜
し、この斜降側部(前端側部)に余剰レジスト液を排出
する廃液管28が接続されている。
【0026】前記載置台37は、ウエハWより少し小径
な円盤状をなし、脚37aにより固定支持されている。
この載置台37上面に外囲フレーム35の例えば背面側
から前記図5に示した移載アーム23により搬入されて
来るウエハWを真空チャックして水平状態に位置決め保
持する。なお、ウエハWは載置台37上に前記移載アー
ム23によりオリフラ合わせして常に一定向きで同心位
置に移載される。つまり、例えば図3に示す如くウエハ
Wのオリフラ部Fと直交する中心線OがX,Yで示す前
後方向と平行となる向きで載置台37と同心位置に載置
される。
【0027】前記外囲フレーム35内の前面側には、塗
布液供給手段として、塗布液であるレジスト液を溶解す
る溶媒を収容したソルベントバスを有するノズル待機部
40が設けられ、このノズル待機部40に複数種の滴下
ノズル41がそれぞれ脱着可能に差し込んだ状態に載置
されている。
【0028】これら各滴下ノズル41には塗布液供給ホ
ース42がそれぞれ接続され、このホース42を介し図
示しない塗布液貯溜源より必要に応じてレジスト液を供
給できるようになっている。また、その滴下ノズル41
を移動せしめる移動機構43が設けられている。
【0029】この移動機構43はアーム先端にノズル把
持部を有すると共に、図示しない駆動モータを介しガイ
ドレールに沿って前後方向に往復移動する構成で、前記
ノズル待機部40上の複数種の塗布液滴下ノズル41を
選択的に一個ずつ把持して前記ウエハW上に移動させた
り、元のノズル待機部40上に戻したりする。
【0030】なお、この移動機構43にはウエハWの存
否並びにオリフラ部F位置を検出する光センサー等の検
知器44が設けられ、この検知信号を制御器で受けて該
移動機構43を制御し、滴下ノズル41を載置台37上
のウエハWのオリフラ部F(後端)近傍位置上方に移動
してレジスト液を図1及び図3に符号Pで示す如く液盛
り状態に所要量滴下させるようになている。
【0031】一方、前記塗布ケース36の上側にはウエ
ハW表面に対し小間隙を存し移動して前記レジスト液P
を該ウエハW表面に薄く押し拡げるように塗布するスキ
ャナープレート45と、このスキャナープレート45の
直ぐ後に追従する状態に移動しながらエア圧により塗膜
(レジスト膜)TをウエハW表面に均等に押圧するスリ
ット状ノズル46とが備えてられている。
【0032】つまり、図2乃至図4に示す如く、スキャ
ナープレート45は一枚の真っ直ぐな横長薄板状のもの
で、スリット状ノズル46は横長なエア供給ヘッダーブ
ロック46aと、このヘッダーブロック46a下部に連
設された互いに微細隙間を存する前後一対の横長板状ブ
ロック46b,46cとよりなる。そのヘッダーブロッ
ク46aにコンプレッサ等からの圧搾エアを供給するエ
ア供給ホース47が複数本適当間隔を存して接続され、
そのエアがヘッダーブロック46a内で長手方向に亘り
均等圧に分散して、前後の横長板状ブロック46b,4
6c間の微細隙間即ち、横長で真っ直ぐなスリット状吹
出口46dより下側に吹出す構成である。
【0033】前記スリット状ノズル46の上縁部とスキ
ャナープレート45の上縁部との間には両者の長手方向
に沿って間隙部gが形成されており、この間隙部gに沿
って細長い角筒状の吸込みヘッダー45aが設けられて
いる。この吸込みヘッダー45aの長手方向の一端部に
はエア配管45bを介して吸込みポンプ等のエア吸引源
(図示しない)に連通している。また、吸込みヘッダー
45aの底面には長手方向に亘ってスリット状のエア吸
込み孔45cが形成されており、前記スリット状吹き出
し口46dから吹き出されたエアの一部を吸引し、スリ
ット状ノズル46とスキャナープレート45との間の間
隙部gにエアが滞留するのを防止でき、レジスト膜に影
響を与える事なく、より一層均一なレジスト膜の塗布処
理ができる。なお、エア吸込み孔45cはスリット状に
限らず、吸込みヘッダー45aの底面には長手方向に亘
って多数の透孔を設けたものでもよい。
【0034】また、前記スキャナープレート45とスリ
ット状ノズル46とは、結合部材48により互いに前後
に隣接する状態に結合して一体化され、この状態で移動
手段としてのスキャン機構50の支持アーム51下端に
取付け支持されている。このスキャン機構50は、上方
高い位置に横設したガイド52に支持アーム51を支持
して図示しない駆動モータにより前後方向に往復移動す
る構成である。この支持アーム51の移動でスキャナー
プレート45とスリット状ノズル46とが載置台37上
のウエハW上側をこの中心線O上に沿ってX方向に前進
並びにY方向に後退(復帰)移動するようになってい
る。
【0035】これらスキャナープレート45とスリット
状ノズル46とは、ウエハW表面全域にレジスト膜Tを
均一に塗布するのに最適な設定されている。つまり、ま
ず、これらスキャナープレート45とスリット状ノズル
46とは、ウエハW表面全域をスキャンできるように、
該ウエハWの最大直径より十分長い寸法を持ち、それぞ
れの両端側が図3に示すようにウエハWより食み出す。
【0036】また、スリット状ノズル46はウエハWの
表面に真上から直角にエアを吹き付けるべく垂直に保持
されている。その前側のスキャナープレート45は少し
前傾した傾斜状態に保持されている。
【0037】しかも、図4に示す如く、スキャナープレ
ート45の下端エッジとウエハW表面との間隔Gは0.
2〜1mm程度、このスキャナープレート45の下端エッ
ジとスリット状ノズル46の下端スリット状吹出口46
dと距離Hは0〜5mm程度、そのスリット状ノズル46
の下端スリット状吹出口46dとウエハW表面との間隔
Kは0.2〜2mm程度、そのスリット状吹出口46dの
幅Lは0.2mm程度で、こうした各数値の範囲内でレジ
スト液の粘度や形成膜厚に応じて適当に設定されてい
る。
【0038】こうした構成のレジスト塗布装置(回転塗
布装置)21を用いた半導体処理システム20において
は、まず、図6に示した如くキャリアステーション22
に搬送されたキャリア内のウエハWを移載アーム23で
取り出してブラシ洗浄装置26と高圧ジェット洗浄装置
27に順次搬入する。そこでウエハWをブラッシング洗
浄並びに高圧ジェット洗浄し、それを例えばスピン乾燥
した後、アドヒージョン装置28に搬入してウエハW表
面を疎水化処理する。次にそのウエハWをクーリング装
置29にて冷却した後、本発明のレジスト塗布装置21
搬入し、ここでウエハW上面にレジスト液を塗布してフ
ォトレジスト膜を形成する。
【0039】そして、そのウエハWは加熱装置30に搬
入してプレベークして、図示しない露光装置にて所定の
微細回路パターンをフォトレジスト膜に露光する。こう
した後にウエハWは現像装置33に搬入して現像液によ
り現像し、且つリンス液により現像液を洗い流す。こう
して現像処理を完了したウエハWはキャリアステーショ
ン22のキャリア内に戻して次の処理工程に搬送する。
なお、上記ウエハWの各種処理装置への搬入手順は単な
る一例に過ぎない。
【0040】ここで、前記レジスト塗布装置21におけ
るレジスト膜の塗布作用・方法について説明する。まず
図1に示す移動機構43が前方(X方向)に退避すると
共に、スキャナープレート45とスリット状ノズル46
とがスキャン機構50により後方(Y方向)後退した状
態で、載置台37上面に前記移載アーム23によりウエ
ハWがオリフラ合わせ並びに中心合わせして移載され
て、真空チャックにより位置決め保持される。
【0041】この状態で、移動機構43がノズル待機部
40上の所定の滴下ノズル41を把持し、そのまま該滴
下ノズル41を載置台37上のウエハWのオリフラ部F
(後端)近傍位置上方に移動させ、そこで滴下ノズル4
1によりウエハw上面後端より部にレジスト液Pを図1
乃至図4に示す如く液盛り状態に所要量滴下する。
【0042】そして、その滴下ノズル41は移動機構4
3と共に素早く退避すべう前方(X方向)に移動すると
同時に、後方(Y方向)から互いに一体化されたスキャ
ナープレート45とスリット状ノズル46とがスキャン
機構50により所定の速度でX方向に前進移動すると共
に、そのスリット状ノズル46からエアを連続して吹き
出す。
【0043】これにて、前記ウエハW上面の液盛り状態
のレジスト液Pが、図4に示す如く、スキャナープレー
ト45の下端エッジ部により該ウエハW表面に薄く押し
拡げられて塗布されて行くと共に、この塗膜(レジスト
膜)Tが該スキャナープレート45の直ぐ後に追従する
スリット状ノズル46のスリット状吹出口46dから真
下に吹き出すエア圧でウエハW表面に均等に押圧されて
更に押し伸ばされながら乾燥されて行く。これで、レジ
スト膜TはウエハW表面に多数整列するチップCなどの
如く段差が付いている場合でも、図5(a)に示す如く
全面に亘り略均一な膜厚となり、図5(b)に示す従来
の回転遠心力でレジスト液を拡散塗布する方式による塗
膜Tと比べ、膜厚の均一性の大幅な向上が図れるように
なる。
【0044】この際、スリット状ノズル46のスリット
状吹出口46dから吹き出すエア流量(圧力)は30〜
300リットル/min 程度、スキャンスピードは1〜3
0mm/sec 程度が最適である。そのエア吹出し流量が少
ない(30リットル/min 以下)と、押し拡げられたレ
ジスト液Pが表面張力により逆流する如く戻ってしま
い。逆にエア吹出し流量が多い(300リットル/min
以上)と、エアがウエハW表面とスキャナープレート4
5との間から前方に抜けてレジスト液P溜まりを先に乾
燥してしまい。また、スキャンスピードが早すぎるとレ
ジスト膜Tに縦縞模様の凹凸が発生し、遅すぎるとレジ
スト膜Tに横縞模様の凹凸が発生するなど、膜厚の均一
性を確保することが難しい。
【0045】また、ウエハW周囲に押し出された余剰レ
ジスト液は塗布ケース36内底部の廃液管38より図示
しないミストトラップを介して外部に排出処理する。次
に、本発明の他の実施例を図7乃至図9により説明す
る。まず、図7及び図8は、前記図6の半導体処理シス
テム20に代えて、主にLCD基板にレジスト膜を形成
するレジスト塗布処理システム60を示すもので、一端
側に多数枚のLCD基板を収容したキャリア(カセッ
ト)を搬入するキャリアステーション(ローダ部)61
が設けられていると共に、ここからLCD基板を一枚ず
つ取り出して搬送する移載アーム62が中央部長手方向
に亘る移送路63に沿って移動可能に設けられている。
【0046】この移送路63の両側に各種の処理装置が
配設されている。即ち、移送路63の一側には、LCD
基板表面を疎水化処理するアドヒージョン装置64が設
置され、他側には、クーリング装置65と、本発明のレ
ジスト塗布装置66と、ホットプレートオーブンのよう
な加熱装置67が順番に列設して配設されている。その
クーリング装置65から加熱装置67に亘ってLCD基
板Wを順次移動する移動機構68が設けられている。
【0047】この移送機構68は、LCD基板Wを搭載
する左右一対の支持アーム69と、これらを移動させる
ボールスクリュ70xとで構成されいる。なお、そのボ
ールスクリュ70xは図示しない駆動モータにより正逆
回転駆動される。また、左右の支持アーム69は図示し
ない上下機構により所定ストローク上下動可能な構成で
あうる。
【0048】即ち、レジスト塗布処理システム60は、
移載アーム62によってLCD基板Wがクーリング装置
65に移載されて、そこでクリーニング処理されると、
このLCD基板Wを移送機構68の左右の支持アーム6
9で支持して、そのままのレジスト塗布装置66の下側
に移送する。その支持アーム69でLCD基板Wを支持
した状態のまま、この上側のレジスト塗布装置66でレ
ジスト液の塗布を行い、この後に、再度移送機構68に
より加熱装置67に移送させ、そこで加熱処理する。こ
のベーキング終了後に、前記移載アーム62がLCD基
板Wを受け取って搬出するようになる構成である。
【0049】このようにクーリング装置65とレジスト
塗布装置66と加熱装置67を順番に直列的に列設した
システム構成であれば、LCD基板Wの移送方式が単純
化できて、レジスト塗布処理の効率アップとシステム全
体の小スペース化が図れるようになる。
【0050】こうのようなレジスト処理システム60の
移送機構68の支持アーム69上に支持されたLCD基
板W表面にレジスト液Pを塗布するレジスト塗布装置6
6の構成を図9により述べる。なお、ここで図示してい
ない構成部分は前記図1で述べたと略同様であるので説
明を省略する。
【0051】まず、このレジスト塗布装置66は、スキ
ャナープレート70と、スリット状ノズル71とを備え
ている。ここで、前記スリット状ノズル71は前記実施
例のものと同様であるが、スキャナープレート70は、
図示の如く、該スリット状ノズル71を包み込むよう
に、その前後両側に対称的に設けられている。
【0052】この前後のスキャナープレート70は、互
いに逆ハの字形となるようにそれぞれ下部が斜めに屈曲
されて、互いの下端(先端)がスリット状ノズル71の
スリット状吹出口71dの真下近傍にスリット状開口7
2を形成する構成とされている。このスリット状開口7
2は1〜5mm幅で、LCD基板W表面からの距離が0.
2〜1mm程度に接近する状態とされている。なお、スリ
ット状ノズル71のスリット状吹出口71dのLCD基
板W表面からの距離は0.2〜8mm程度である。
【0053】また、その前後のスキャナープレート70
の屈曲下部の少し上側部位には横方向に長く亘って2〜
10mm幅のスリット状のエア逃げ穴73がそれぞれ形成
されている。更に、そのエア逃げ穴73の外側には、該
エア逃げ穴73から吹き出したエアがLCD基板W表面
のレジスト塗膜に影響を与えないように、ガードボード
74が前後対称的に互いに逆ハの字形に斜めに拡開した
状態で設けられている。その拡開角度は15〜60度程
度の範囲内に設定されている。
【0054】さらに、前記スリット状ノズル71の左右
両側縁部とスキャナープレート70の上縁部との間には
両者の長手方向に沿って間隙部gが形成されており、こ
の間隙部gに沿って細長い角筒状の吸込みヘッダー70
aが設けられている。これに一対の吸込みヘッダー70
aの長手方向の一端部にはエア配管70bを介して吸込
みポンプ等のエア吸引源(図示しない)に連通してい
る。また、吸込みヘッダー70aの底面には長手方向に
亘ってスリット状のエア吸込み孔70cが形成されてお
り、前記スリット状吹出し口71dから吹き出されたエ
アの一部を吸引し、スリット状ノズル71とスキャナー
プレート70との間の間隙部gにエアが滞留するのを防
止している。なお、エア吸込み孔70cはスリット状に
限らず、吸込みヘッダー70aの底面には長手方向に亘
って多数の透孔を設けたものでもよい。
【0055】このような構成のレジスト塗布装置66で
あれば、スリット状ノズル71から吹き出したエアの一
部は、エア吸込み孔70cから吸い込まれるとともに、
エア逃げ穴73から逃げるので、レジスト膜に影響を与
える事なく、より一層均一なレジスト膜の塗布処理が行
い得るようになる。
【0056】なお、本発明の塗布装置は、前述の半導体
ウエハへのレジスト塗布装置21のみに限定されること
なく、例えば半導体ウエハやLCD基板等の被塗布物の
表面に絶縁用シリコン酸化膜を塗布手段により形成する
装置など、各種の被塗布物への薄膜形成用の塗布装置に
適用しても可である。特に、角形のLCD基板に対する
レジスト塗布や、ウエハWへの露光時の乱反射防止用の
ARC(アンチリフレクディブコート)のような極薄膜
を塗布するにも有効である。その他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲であれば種々変更しても良い。
【0057】
【発明の効果】本発明の塗布方法及びその装置は前述の
如く構成したので、従来のスピンコート方式の如く回転
遠心力のような偏った力が塗布液に作用せず、被塗布物
表面に供給された塗布液をスキャナープレートで該被塗
布物表面に薄く押し拡げて塗布できると共に、この塗膜
を該スキャナープレートの直ぐ後に追従するスリット状
ノズルから吹き出すエア圧で塗布物表面に均等に押圧で
きて、表面に段差が付いている被塗布物であっても、塗
膜厚さの均一性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布装置の一実施例を示す一部省略し
た断面図。
【図2】同上装置の要部の斜視図。
【図3】同上要部の水平断面図。
【図4】同上要部の縦断面図、
【図5】本発明に塗布方法で段差付き被塗布物表面に塗
布した塗膜状況を従来のスピンコート方式のものと比較
して示す拡大断面図。
【図6】本発明の塗布装置を装備した処理システムの概
略構成を示す斜視図。
【図7】本発明の塗布装置を装備した処理システムの他
の実施例を示す斜視図。
【図8】同上システムの要部構成図。
【図9】同上他の実施例における本発明の塗布装置を示
すもので、(a)は要部の斜視図、(b)は断面図。
【図10】従来のスピンコート方式の回転塗布装置を示
す概略構成図。
【符号の説明】
W…被塗布物(半導体ウエハ、LCD基板)、P…塗布
液(レジスト液)、T…塗膜、21,66…塗布装置、
37…支持手段(載置台)、41,43…と塗布液供給
手段(41…滴下ノズル、43…移動機構)、45,7
0…スキャナープレート、46,71…スリット状ノズ
ル、50…スキャン機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 3/00 F 8720−4D G03F 7/16 501

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗布物表面の塗布液を載せ、この塗布
    液を被塗布物表面に対しスキャナープレートで薄く押し
    拡げるようにして塗布すると共に、この塗膜を該スキャ
    ナープレートの直ぐ後に追従するスリット状ノズルから
    吹き出すエア圧で塗布物表面に均等に押圧することを特
    徴とする塗布方法。
  2. 【請求項2】 被塗布物を支持する支持手段と、この被
    塗布物表面に塗布液を供給する塗布液供給手段と、被塗
    布物表面に対し小間隙を存し移動して前記塗布液を被塗
    布物表面に薄く押し拡げるように塗布するスキャナープ
    レートと、このスキャナープレートの直ぐ後に追従する
    状態に移動しながらエア圧により塗膜を被塗布物表面に
    均等に押圧するスリット状ノズルとを備えてなる塗布装
    置。
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