JP3272097B2 - 織機の開口形成装置の把持フレームの往復運動の制御機構 - Google Patents

織機の開口形成装置の把持フレームの往復運動の制御機構

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JP3272097B2 JP09330793A JP9330793A JP3272097B2 JP 3272097 B2 JP3272097 B2 JP 3272097B2 JP 09330793 A JP09330793 A JP 09330793A JP 9330793 A JP9330793 A JP 9330793A JP 3272097 B2 JP3272097 B2 JP 3272097B2
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ダリオ・バッシ
ダミアン・ブーシェ
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シユトイブリ・リヨン
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    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C3/00Jacquards
    • D03C3/24Features common to jacquards of different types
    • D03C3/32Jacquard driving mechanisms
    • D03C3/36Griffe operating mechanisms

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織機の開口形成装置の把
持フレームの往復運動の制御機構に関する。特にこれに
限定されるものではないが、長い縦糸を可能にする織機
構の形の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の織機構は一般に織機と同期回転
する軸から連接桿及びレバのアセンブリによって作動さ
せられる。横に、即ち織物の横糸の方向に配設されたこ
の軸は織機構のシャーシーの外方に位置する。軸には2
つの把持フレームを制御するための従来のレバに設けら
れた制御傾動体等を制御しようとするレバを作動させる
偏心体又はカムが被嵌されている。そのような構成で、
制御機構を制御する軸に設けられたレバは、その複雑性
のために経済的に製造することを困難にする大きな長さ
を有する。更にこれらのレバはそれらの慣性のためにそ
のような機構の迅速な作動の障害となる重い構造を装備
する必要が生ずる場合、作動力の伝達中曲げ等が生じな
いように剛性を大きくして設計されねばならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来技術の欠点を克服した織機の開口形成
装置の把持フレームの往復運動の制御機構を創造するこ
とであり、その制御軸はそのシャシー中央に位置し、該
制御軸によって制御される連接桿を短くかつ軽く従って
製造が経済的でかつ曲げ等の剛性が大きくなるようにす
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、織機の開口
形成装置の把持フレームの往復運動の制御機構は、2つ
の揺動アーム(21,22)を有し、該揺動アームと該
把持フレーム(2,3)の作動レバ(17,18,1
9,20)とが協働し、そして該V 形の揺動レバ(1
1)は、伸長部(11c)を有し、伸長部(11c)の
隅角部には2つの短い連接桿(15,16)の端部のた
めの2つのジョイント(13,14)が設けられてお
り、2つの短い連接桿(15,16)の伸長部(11
c)とは反対側の端部は、それぞれ2つの揺動アーム
(21,22)に対して枢支されていることを特徴とす
る前記機構によって解決される。
【0005】
【実施例】図1によれば、織機構のシャーシー1が点線
で表わされ、この機構は2つの把持フレーム2、3から
成り、把持フレーム2,3は本発明による織機の開口形
成装置の把持フレームの往復運動の制御機構を制御する
ために往復運動において垂直方向に変位する。
【0006】シャシー1は、縦糸が図示の織機構によっ
て昇降されなければならない織機(図示しない)の上方
に位置する2つのガーター4、5上に置かれる。本発明
による制御機構を制御するための制御軸6は、シャシー
1の中央に配置されておりかつ該制御軸6は織機によっ
て回転を制御されており、この際周知な駆動装置につい
ては説明を省略する。
【0007】第1軸としての制御軸6には2つのカム
7、8が被嵌され、これらのカム7,8は、第2軸12
上にキー止めされたV形揺動レバ11のV形の2つのブ
ランチ11a、11bの端部に自由に回転するように取
り付けられたローラ9、10と協働する。制御軸6の回
転によりV形揺動レバ11は揺動運動を行なう。そのよ
うな構成はフランス特許出願9015140号明細書中
に記載がある。
【0008】本発明によればV形揺動レバ11は、連接
桿15、16の一端部がそれぞれ枢支される2つのピン
13、14が取り付けられる角度内において、伸長部1
1cを有する。この技術分野で周知のように、把持フレ
ーム2、3は上方の把持フレーム2に枢支された2つの
長いレバ17、18の存在の下にかつ下方の把持フレー
ム3上に枢支された2つの短いレバ19、20によって
垂直方向の往復運動を行わされる。加えて、これらのレ
バ17、19及び18、20は軸23、24のまわりに
枢支された第1、第2揺動レバ21、22に対になって
揺動するように取り付けられている。これら2つの軸2
3、24は制御軸6の縦軸線を含むシャシー1の横断平
面に対して対称的に配置されている。
【0009】第1揺動レバ21は把持フレーム2及び3
とは反対側に平板要素21aを備え、第2揺動レバ22
は把持フレーム2、3に面した側に平板要素22aを備
える。各平板要素21a、22aは連接桿15、16の
第2端を枢支する固定ピン25、26を有する。
【0010】勿論、V形揺動レバ11が揺動する場合、
2つの第1、第2揺動レバ21、22の反対回転は2つ
の方向において同一の振幅である。本発明による構成の
ために、連接桿15及び16が比較的短く、従って連接
桿15,16は縦糸の方向におけるシャシー1の長さが
大きい場合でも、それらが慣性の観点から困難性を生じ
ないような機構の迅速な操作に対して不都合がないこと
が認識される。
【0011】勿論周知のように、第1揺動レバ21及び
第2揺動レバ22と協働するレバ17、18、19及び
20の端部は把持フレーム2及び3のストロークを調整
するために第1揺動レバ21のスロット21b、第2揺
動レバ22のスロット22c及び第1揺動レバ21のス
ロット21c,第2レバ22のスロット22bと協働す
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、従来の欠点を克服して
織機の開口形成装置の把持フレームの往復運動の制御機
構が創造され、その制御軸はそのシャシー中央に位置
し、その結果この制御軸によって制御される連接桿は短
くかつ軽く、従って製造が経済的でありかつ曲げ等の剛
性が大きくされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による織機の開口形成装置の把持フレー
ムの往復運動の制御機構の側面図である。
【符号の説明】
1 シャシー 2 把持フレーム 3 把持フレーム 4 ガーダー 5 ガーダー 6 第1軸としての制御軸 7 カム 8 カム 9 ローラ 10 ローラ 11 V形揺動レバ 11a ブランチ 11b ブランチ 12 第2軸 13 ピン 14 ピン 15 短い連接桿 16 短い連接桿 17 長いレバ 18 長いレバ 19 短いレバ 20 短いレバ 21 第1揺動レバ 21a 平板要素 21b スロット 21c スロット 22 第2揺動レバ 22a 平板要素 22b スロット 22c スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−134229(JP,A) 実開 平1−122080(JP,U) 実開 昭63−64785(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03C 5/02 - 5/04 D03C 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機の開口形成装置の把持フレーム(2,
    3)の往復運動を制御するためであって、開口形成装置
    のフレーム構造(1)の中央部分に配置された第1軸で
    ある制御軸(6)に固定されたカム(7,8)を有する
    形式の制御機構であって、該カムは第2軸(12)上に
    キー止めされた揺動レバ(11)を作動させ、該揺動レ
    バは、V形を形成しかつ該カムと協働する2つのブラン
    チ(11a、11b)を備えている前記制御機構におい
    て、 該機構は、2つの揺動アーム(21,22)を有し、該
    揺動アームと該把持フレーム(2,3)の作動レバ(1
    7,18,19,20)とが協働し、そして該V 形の揺
    動レバ(11)は、伸長部(11c)を有し、伸長部
    (11c)の隅角部には2つの短い連接桿(15,1
    6)の端部のための2つのジョイント(13,14)が
    設けられており、2つの短い連接桿(15,16)の伸
    長部(11c)とは反対側の端部は、それぞれ2つの揺
    動アーム(21,22)に対して枢支されていることを
    特徴とする前記機構。
  2. 【請求項2】第1揺動アーム(21)が、フレーム
    (2,3)とは反対方向に向けられた平板要素(21a
    )を備え、平板要素に対して短い連接桿の1つ(1
    5)がピン(25)によって枢支されており、一方短い
    連接桿の他方(16)が把持フレーム(2,3)の方向
    に延びる他の揺動アーム(22)の平板要素(22a)
    に対してピン(26)によって枢支されていることを特
    徴とする請求項1に記載の前記機構。
JP09330793A 1992-04-30 1993-04-20 織機の開口形成装置の把持フレームの往復運動の制御機構 Expired - Fee Related JP3272097B2 (ja)

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JPH0617347A JPH0617347A (ja) 1994-01-25
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EP0568473A1 (fr) 1993-11-03
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