JP3267449B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP3267449B2
JP3267449B2 JP14106594A JP14106594A JP3267449B2 JP 3267449 B2 JP3267449 B2 JP 3267449B2 JP 14106594 A JP14106594 A JP 14106594A JP 14106594 A JP14106594 A JP 14106594A JP 3267449 B2 JP3267449 B2 JP 3267449B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17543Cartridge presence detection or type identification
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    • B41J2/17503Ink cartridges
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録用紙の幅方向に移
動するキャリッジに複数のインクジェット式記録ヘッド
とこれらにインクを供給するインクカートリッジを搭載
し、印刷デ−タに一致して複数色のインクを記録用紙に
噴射して画像や文字を印刷するインクジェット式プリン
タ、より詳細にはインクカートリッジの管理技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録ヘッドを搭載した記
録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さな
ドットを高い密度で形成できるため、カラー印刷を含め
た多くの印刷に使用され、特に記録密度の一層の向上
や、またカラー印刷を可能にするため、キャリッジに複
数の記録ヘッドを搭載したものが実用化されている。こ
のような記録装置は、装置全体の小型化とインク補給の
簡素化を図るために、各記録ヘッドにインクを供給する
それぞれ独立のインクカートリッジをキャリッジに搭載
するように構成されている。
【0003】そして、通常、インクカートリッジ交換後
には、インクカートリッジと記録ヘッドとの接続部から
記録ヘッドの流路内に気泡が取り込まれるため、インク
カートリッジが交換された記録ヘッドを外部スイッチに
より指示して、この記録ヘッドに負圧を作用させてイン
クを強制的に充填する必要がある。このため、誤った指
示を行った場合には、インクの充填が行われず印刷が不
可能であるばかりでなく、不必要なインクの消費を招く
という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みてなされたものであって、その目的とすると
ころは、複数のインクカートリッジを搭載する記録装置
のインクカートリッジの交換に伴う操作を簡素化するこ
とができる新規なインクジェット式記録装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、キャリッジの移動方向に一
定の距離をおいて配設された複数のインクジェット式記
録ヘッドと、前記各インクジェット式記録ヘッドにイン
クを供給する前記インクカートリッジを収容するカート
リッジ収容室を備えたカートリッジ装着機構と、印刷領
域外に配置されて各インクジェット式記録ヘッドを封止
するキャップ部材と、前記キャップ内に負圧を作用させ
るポンプ手段とを備えたインクジェット式記録装置に
おいて、前記インクカートリッジの交換の履歴を判定す
るインクカートリッジ交換履歴判定手段を備え、前記イ
ンクカートリッジの交換可能位置までキャリッジが移動
する際、前記キャップ部材が、前記記録ヘッドに対向し
て追従移動し、前記インクカートリッジ交換履歴判定手
段のデータに基づいて前記インクカートリッジが交換さ
れた記録ヘッドのキャッピング手段に前記ポンプの負圧
を供給するようにした。
【0006】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明のインクジェット
式記録装置の印刷機構周辺の概要を示すものであって、
図中符号1はキャリッジで、ガイド部材2に支持され、
タイミングベルト3を介してパルスモータ23に接続さ
れていて、プラテン5に平行に往復動可能に構成されて
いる。
【0007】キャリッジ1にはインクを吐出するノズル
開口列を備えた記録ヘッド、この実施例では黒色インク
を吐出する第1インクジェット式記録ヘッド7と、カラ
ーインクを吐出する第2インクジェット式記録ヘッド8
(図4)とが、キャリッジ1の移動方向に一定の間隔で
設けられ、これら各記録ヘッド7、8の上部には黒色イ
ンクカートリッジ9と、カラーインクカートリッジ10
を着脱自在に搭載できる後述のインクカートリッジ装着
機構14が設けられている。また、印刷領域外には各記
録ヘッド7、8を封止するキャッピング装置12が設け
られている。
【0008】このような構成によりフレキシブルケーブ
ル11を介して図示しないヘッド駆動回路からの駆動信
号を受けると、インクカートリッジ9、10からインク
の供給を受けながら記録ヘッド7、8が記録用紙6に黒
色、及び有色のドットを形成する。
【0009】図2は、前述のキャッピング装置近傍の上
面を示す図であって、図中符号20は、紙送りローラ
で、回転軸21の一端に固定された歯車22を介して紙
送りとポンプ駆動を兼ねたパルスモータ24に接続され
ていて、記録用紙6を印刷工程に合わせて搬送するよう
に構成されている。
【0010】図中符号12は、前述のキャッピング装置
で、キャリッジ1の移動に連動して2つの記録ヘッド
7、8のノズル開口面を覆うキャッピング位置と、ノズ
ル開口面から離れる非キャッピング位置との2位置を占
めるスライダ30に、弾性材料からなる第1キャップ部
材31、第2キャップ部材32が設けられている。これ
らキャップ部材31、32は、それぞれ対応する第1記
録ヘッド7と第2記録ヘッド8を密封可能で、しかも離
間した状態で各記録ヘッド7、8から吐出されるインク
滴を確実に受け止めることができる開口面積を備えてい
る。
【0011】第1、第2キャップ部材31、32は、そ
の吸引口31a、32a(図3)をそれぞれ第1チュー
ブポンプ37と第2チューブポンプ38の一部を構成す
るチューブ33、34の一端に接続されていて、各ポン
プの吸引力を受けるようになっている。
【0012】第1、第2チューブポンプ37、38は、
輪列40を介してパルスモータ24に選択的に接続され
て、モータ24の逆転時には第1チューブポンプ37だ
けが吸引動作を、また正転時には第2チューブポンプ3
8だけが吸引動作を行うようになっている。
【0013】図3、及び図4は、それぞれ上述したキャ
ッピング装置12の一実施例を示すものであって、図中
符号30はスライダで、キャリッジ1に搭載された2つ
の記録ヘッド7、8の間隔に一致させて第1、第2のキ
ャップ部材31、32が、軸31c、32cにより揺動
可能に設けられている。
【0014】図中符号41、42は、第1、第2ガイド
片で、キャリッジ1の第1、第2記録ヘッド7、8の幅
に合わせて両側に配置され、またキャリッジ1が所定位
置にセットされた時、各記録ヘッド7、8に対向できる
間隔を離して設けられている。またスライダ30の先
端、図中では右端には、キャリッジ1が第1、第2キャ
ップ部材31、32と第1、第2の記録ヘッド7、8と
が対向する位置に移動したとき、キャリッジ1の下端の
突起44に当接するフラッグ片45が形成されている。
フラッグ片45よりもさらに先端には係合片46が設け
られていて、基台53に取り付けられたガイド部材47
に当接、離間するようになっている。
【0015】ガイド部材47には、スライダ30の抜け
を防止する凸部47aと、スライダ30を記録ヘッド
7、8の下端に対して空吐出に適した一定の間隔を確保
するための平面47bと、キャップ部材31、32を記
録ヘッド7、8に弾接する位置を確保する平面47c
と、これら平面を結ぶ斜面47dとが形成されている。
【0016】一方、スライダ30は、その下部の中央に
キャリッジ1の移動方向に直交する軸50が設けられて
いて、この軸50の両側を、下端が長溝52aを介して
基台53の軸54に揺動可能に取り付けられたレバー5
2に遊嵌され、さらにその下端が基台53に固定されて
印刷領域側に傾斜して非印刷領域側に座屈ぎみにセット
されたコイルバネ56の上端に取り付けられている。
【0017】これにより非キャッピング時には、スライ
ダ30は、一端をガイド部材47の斜面47bの最下端
に、また中央部をレバー52に規制されながらコイルバ
ネ56により印字領域側に付勢されて、各キャップ部材
31、32を記録ヘッド7、8に接しさせることなく、
空吐出に適した間隔gを形成できる位置を確保すること
になる。
【0018】また、スライダ30は、そのケース61側
に各キャップ部材31、32に設けられている大気開放
口31b、32bと接続するバルブユニット60が設け
られていて、バルブユニット60からは作動杆62が突
出している。これによりスライダ30をキャッピング位
置まで移動させることにより、作動杆62をケース61
に弾接させて、常時開放状態にあるバルブユニット60
を閉弁させて大気開放口31b、32bを閉塞できる。
【0019】図5、6、7は、前述のポンプユニット1
3の一実施例を示すものであって、一方のポンプ37の
駆動輪72が輪列70を介してパルスモータ24に接続
しており、各キャップ部材31、32と図示しない廃イ
ンクタンクとを接続している。ポンプチュ−ブ33、3
4は、その外側をほぼ円形状となるようにカバーケ−ス
73、74により覆われ、内側をロ−ラ85、85、8
6、86により弾圧されるようになっている。2つのロ
−ラ85、85、86、86は、それぞれ接続部材76
を介して連結されている回転軸77、78の両端に固定
された駆動輪列72、81、82、83の後述する長溝
に移動自在に遊嵌されている。
【0020】図8(イ)、(ロ)は、それぞれこれらロ
−ラ85、85、86、86を支持している駆動輪に形
成された前述の案内溝90、90の一実施例を示すもの
で、この中心からの距離が徐々に変化する長溝として形
成されており、紙送り兼ポンプモータ24が逆転(符号
A)したときにはローラ85の軸85aが長溝90、9
0に沿って外周側に移動する。
【0021】第1チューブポンプ37は、これによりロ
−ラ85、85がチュ−ブ33を圧接しながら回動して
吸引力を発生することになり、またモータ24が正転
(符号B)したときには軸85aが中心方向に移動して
ローラ85、85がチューブ33から離れてポンプ作用
を失うことになる。
【0022】第2チューブポンプ38は、第1チューブ
ポンプ37とは逆に動作するように構成されている。す
なわちモータ24が逆転したときにはローラ86が中心
方向に移動してポンプ作用を失い、またモータ24が正
転するとローラ86、86が外周側に移動してチューブ
34を弾圧しながら回動して吸引力を発生するようにな
っている。
【0023】これによりモータ24の回転方向を切換え
るだけで、吸引力を発生させるポンプを選択することが
できる。なお図中符号92は、ゴム等の弾性部材で構成
されたローラ押圧片で、駆動輪72が回転した場合に、
ローラ85に弾圧して、ローラ85を長溝90に沿っ
て、モータの回転方向に対応する位置に強制的に移動さ
せるためのものである。
【0024】図9は、前述のキャリッジ1に設けられて
いるインクカートリッジ装着機構14の一実施例を示す
ものであって、黒インクのカートリッジ9、および色イ
ンクのカートリッジ10の収容が可能な収容室107、
108が形成されており、その底部には記録ヘッド7、
8を固定する基板114、115が取り付けられ、また
その裏面には先端を上に向けたインク供給針100、1
01、102、103が設けられている。また基板11
4、115にはインクカートリッジが装着されたときに
信号を出力するインクカートリッジ検出器124、12
5が設けられている。
【0025】105、106は、前述のレバーで、イン
クカートリッジ収容室107、108の上端にヒンジ1
09、110により回動可能に設けられ、中央部にイン
クカートリッジ9、10を押圧する突起111、112
を設けて構成されている。
【0026】図中符号120は、図示しない筐体に一体
的に取り付けられたレバー規制部材で、キャリッジがホ
ームポジション(HP)に位置している状態では、各レ
バー105、106に接触して、レバー105の回動を
不可能とする高さに設定されており、またキャリッジ1
が所定位置、この実施例では前述の空吐出位置を兼ねる
カートリッジ交換位置に移動した状態では、一方のレバ
ー105が対向する位置にレバー105が突出できるサ
イズの窓121が形成され、またその端部120aの位
置が他方のレバー106に接触しない位置となるように
なっている。
【0027】すなわち、図10(イ)に示したようにL
3>L1>L2となるように窓121の端部や規制部材の
端部と、各レバー105、106の側端部とのサイズが
選択されている。
【0028】このような構造を採ることにより、図10
(イ)に示したようにキャリッジ1をホームポジション
から印刷領域側に距離L1だけ移動させて同図(ロ)に
示すカートリッジ交換位置にセットすると、レバー10
5が窓121に対向し、またレバー106がレバー規制
部材120の端部120aよりも外側に位置するから、
各レバー105、106がヒンジ109、110を中心
に回動可能となる。
【0029】各レバー105、106を引き上げると、
突起111、112による押圧が解除されるから、収容
室107、108からインクを消費してしまったインク
カートリッジ9、10の取出しが可能となる。インクカ
ートリッジ収容室107、108からインクカートリッ
ジ9、10を取り出すと、インクカートリッジ検出器1
24、125から出力されていたインクカートリッジ有
りの信号が断たれる。これによりインクカートリッジ
9、10が外されたことが検知できる。
【0030】ついで新しいインクカートリッジ9、10
を各収容室107、108に落し込んでレバー105、
106を押し下げることにより、レバー105、106
の突起111、112によりインクカートリッジ7、8
が押し下げられて、インク供給針100、101、10
2、103がインクカートリッジ7、8の図示しないイ
ンク供給穴に挿入される。同時に各インク収容室10
7、108の底部に設けられているカートリッジ検出手
段124、125からカートリッジ有りの信号が出力す
る。
【0031】図11は、制御装置の一実施例を示すもの
であって、図中符号130は、、カートリッジ交換履歴
判定手段で、検出スイッチ124、125からの信号の
信号を一定周期で検知し、この信号に基づいて各インク
収容室107、108にインクカートリッジが正確に装
着されているか否かを判定し、各インクカートリッジ
9、10の交換履歴を記憶手段131に記憶させるもの
である。
【0032】132は、キャリッジ制御手段で、プリン
タ本体の筐体に設けられているインクカートリッジ交換
司令スイッチ133からの信号によりキャリッジ1をイ
ンクカートリッジ交換位置(図10(ロ)に位置)に移
動させや、またインクカートリッジ交換履歴判定手段1
30からの信号によりキャリッジ1をホームポジション
に復帰させるようにキャリッジ駆動モータ23を制御す
るものである。
【0033】134はタイマーで、インクカートリッジ
交換履歴判定手段130からの信号によりインクカート
リッジが正確に装着された時点、つまりインクカートリ
ッジ無しからインクカートリッジ有りに切り替わった時
点で計時動作を開始し、所定時間が経過した時点で吸引
制御手段135や、キャリッジ制御手段132に信号を
出力するものである。
【0034】135は、前述の吸引制御手段で、インク
カートリッジの初期装填時や、及びインクカートリッジ
を交換した場合における記録ヘッドへのインクの充填動
作を制御するもので、記憶手段131の変数Yの値とタ
イマー134から信号に基づいて必要なポンプ37、3
8を制御するように構成されている。
【0035】136は強制印字手段で、強制印字司令ス
イッチ137が押圧された場合に、記憶手段131に格
納されている変数Yの値に基づいてインクカートリッジ
が装着されている記録ヘッド7、8を検出し、両方に装
着されている場合には2つの記録ヘッド7、8に印刷デ
ータを出力し、また一方の記録ヘッドにだけしかインク
カートリッジが装着されていない場合には、インクカー
トリッジが装着されている方の記録ヘッドにだけ印字デ
ータを出力し、インクカートリッジが装着されていない
記録ヘッドへの印字データを出力を阻止するものであ
る。
【0036】次にこのように構成した装置の動作を図1
2、13、14、15に示したフローチャートに基づい
て説明する。工場から出荷された状態ではインクカート
リッジが装着されていないので、使用に先立ってインク
カートリッジを装着する必要がある。
【0037】プリンタ本体の電源が投入されて、インク
カートリッジ交換司令スイッチ133が押圧されると、
このスイッチ133の押圧回数を示す変数Eに値「1」
がセットされる(図12 ステップ イ)。なお、引き
続いてインクカートリッジ交換司令スイッチ133が押
圧された場合は、変数Eには値「0」がセットされた
後、インクカートリッジ交換モードを脱出する。
【0038】ついで、記憶手段131のインクカートリ
ッジの交換履歴を示す変数Yを値「0」にセットして、
この変数Yを初期化する(図12 ステップ ロ)。
【0039】タイマ134は、計数内容をクリアして
(図12 ステップ ハ)計時動作を開始する(図12
ステップ ニ)。タイマ134の起動に連動してキャ
リッジ制御手段132は、モータ23を作動させてキャ
リッジ1をホームポジションから距離L1だけ印刷領域
側にキャリッジ1を移動させ、キャリッジ1をインクカ
ートリッジ交換位置にセットする(図12 ステップ
ホ)。
【0040】インクカートリッジ交換履歴判定手段13
0は、インクカートリッジ検出器124からの信号に基
づいて記録ヘッド7にインクカートリッジ9が装着され
ているか、否かを判定する(図12 ステップ ヘ)。
今の場合はインクカートリッジ9が装着されていないの
で、このカートリッジ9の有無を示す変数Sに値「0」
を割り当てる(図12 ステップ ト)。
【0041】また同様にインクカートリッジ検出器12
5からの信号に基づいて記録ヘッド8にインクカートリ
ッジ10が装着されているか、否かを判定する(図12
ステップ チ)。今の場合はインクカートリッジ10
が装着されていないので、このカートリッジ10の有無
を示す変数Tに値「0」をセットする(図12 ステッ
プ リ)。
【0042】キャリッジ1がインクカートリッジ交換位
置にセットされている状態では、前述したように図10
(ロ)に示すごとく、インクカートリッジの挿脱が可能
であるため、それぞれの収容室107、108に対応す
るインクカートリッジ9、10を挿入し、図10(イ)
に示す位置にレバー105、106をセットする。
【0043】このようにして記録ヘッド7、8にインク
カートリッジ9、10の装着が終了すると、各インクカ
ートリッジ検出器124、125からインクカートリッ
ジ有りの信号が出力し、インクカートリッジ交換履歴判
定手段130は記憶手段131に変数S、Tにそれぞれ
値「1」をセットする(図12 ステップ レ、ソ)。
これにより、インクカートリッジ交換履歴判定手段13
0は、交換履歴を示す変数Yに値「1」をセットし(図
12 ステップ タ)、再びステップ(ヘ)に移る。
【0044】ところで、このカートリッジ装着の過程に
おいてはキャップ部材31、32は、記録ヘッド7、8
のノズル面に対して一定の間隙gをもって対向している
ため(図10(ロ))、インクカートリッジ9、10の
装着時に記録ヘッドから漏れ出したインクや液はキャッ
プ31、32に収容されて記録装置の筐体内を汚染する
ことはない。
【0045】なお、タイマ134が起動してから時間t
1が経過しても(図12 ステップル)、インクカート
リッジが装着されることなく、両変数S、Tがともに値
「1」にならない場合には、キャリッジ制御手段132
は、キャリッジ1をホームポジションに移動させて(図
12 ステップ マ)、記録ヘッドの無用な乾燥を防止
する。
【0046】インクカートリッジ9、10の装着が終了
した段階で速やかにスイッチ133を押圧すると、変数
Eの値が「1」から「0」に切り替わり、インクカート
リッジ装着終了の司令を受けたことが記憶手段131に
格納される。
【0047】インクカートリッジ交換履歴判定手段13
0は、時間t2、通常60秒の経過を待つことなく(図
12 ステップ ネ)再び変数Yの値、つまりインクカ
ートリッジの装着状況を調査する。
【0048】この場合には2つとも交換、つまり新しい
ものに交換、装着されたから、交換履歴を表す変数Yの
値が「1」となっている(図12 ステップ ラ)。し
たがって、処理1に進む(図12 ステップ ム)。
【0049】ところで、インクカートリッジの装着が終
了した状態で、ユーザがスイッチ133の押圧を忘却し
ていた場合には変数Eが値「0」に切り替わる以前に時
間t2を計時することになる(図12 ステップ
ネ)。この場合にはインクカートリッジ交換司令スイッ
チ133の再度の押圧を待つことなく、つまり変数Eの
値が「0」に切り替わるのを待つことなく、変数Yの値
の判定工程(図12 ステップ ナ、ラ、ノ)に移行す
る。これにより、インクカートリッジを装着できる程度
の不慣れなユザーでも、後述する充填工程に自動的に移
行することが可能となる。
【0050】キャリッジ制御手段132は、キャリッジ
1をホームポジッションに移動させる(図13 ステッ
プ イ)。これにより、各記録ヘッド7、8はキャップ
部材31、32により押圧されることになる。
【0051】すなわち、 図16に示したようにキャリ
ッジ1がインクカートリッジ交換位置に存在する状態か
ら、キャリッジ1が外側(図中、右側)に移動すると、
スライダ30は、これのフラッグ片45がキャリッジ1
の突起44を介してキャリッジ1からの力を受け、また
上部がキャリッジ1の移動方向に座屈ぎみのコイルバネ
56の付勢力を受けているレバー52の抵抗力を受ける
ため、図17に示したように前のめりとなり図中矢印D
の方向にスライダ30の後端を上部に持ち上げようとす
る力が作用する。
【0052】この結果、スライダ30は、軸50を回動
支点として後部が持ち上がり、軸50より後部(印刷領
域側)に位置する第2キャップ部材32が第2記録ヘッ
ド8に最初に当接する。このとき、キャップ部材32が
スライダ30に対してある程度揺動可能に取り付けられ
ており、またスライダ30もレバー52を介して基台5
3に揺動可能であるため、図18に示したように第2記
録ヘッド8にガイドされながら上昇して第2記録ヘッド
8を封止できる位置でこれに当接する。
【0053】さらにキャリッジ1がケース61側に移動
すると、コイルバネ56はキャリッジ1からの力に抗し
切れなくなって座屈し始め、スライダ30を上部に持ち
上げることになる。これにより図19に示したようにス
ライダ30は、そのケース側を第2キャップ部材32を
第2記録ヘッド8に嵌装した状態でそのまま持ち上げら
れ、第1キャップ部材31を第1記録ヘッド7に嵌装す
ることになる。
【0054】いうまでもなく、スライダ30が基台53
に対して揺動するとともに、第1、及び第2のキャップ
部材31、32は、スライダ30に対してある程度揺動
でき、しかも自身が弾性部材で構成されているため、各
記録ヘッド7、8の縁に案内されるようにして記録ヘッ
ド7、8に填まり込む。
【0055】このようにしてさらにキャリッジ1が移動
すると、スライダ30は、その上面を記録ヘッド7、8
に規制されながら水平にケース61に移動する。そして
スライダ30の先端から突出している作動杆62がケー
ス61に当接して押し込まれると、弁が閉弁して各キャ
ップ部材31、32の大気開放口31b、32bを遮断
する。
【0056】ついで、吸引制御手段135は、変数Yの
値が「1」であるから、まずモータ24を正転させ(図
13 ステップ ロ)て第1チューブポンプ37を作動
させて記録ヘッド7に負圧を作用させ(図13 ステッ
プ ハ)、記録ヘッド7にインクの充填を行う。
【0057】設定されている吸引時間が経過した段階
で、吸引制御手段135は、モータ24を停止させ(図
13 ステップ ニ)、ついでモータ24を逆転させ
(図13ステップ ホ)て第2チューブポンプ38を作
動させて記録ヘッド8に負圧を作用させ(図13 ステ
ップ ヘ)、インクカートリッジ10から記録ヘッド8
にインクを充填する。
【0058】設定されている吸引時間が経過した段階で
吸引制御手段135は、モータ24を停止させ(図13
ステップ ト)、表示器138に印刷が可能である旨
の表示をさせる(図13 ステップ チ)。
【0059】一方、長期間の使用によりインクカートリ
ッジのインクが消費されてしまった場合には、インクカ
ートリッジ交換司令スイッチ133を押圧する。これに
より、インク交換司令スイッチの押圧回数を示す変数E
に値「1」がセットされる(図12 ステップ イ)。
【0060】ついで、記憶手段131のインクカートリ
ッジの着脱状態を示す変数Yに値「0」をセットして、
この変数Yを初期化する(図12 ステップ ロ)。
【0061】タイマ134は、その内容をクリアして
(図12 ステップ ハ)計時動作を開始する(図12
ステップ ニ)。タイマ134の起動に連動してキャ
リッジ制御手段132は、モータ23を作動させてキャ
リッジ1をインクカートリッジ交換位置にセットする
(図12 ステップ ホ)。
【0062】この状態で交換したいインクカートリッ
ジ、この場合にはインクカートリッジ9を抜く。
【0063】これにより、インクカートリッジ交換履歴
判定手段130は、インクカートリッジ検出器124か
らの信号に基づいて引き抜かれたインクカートリッジ、
この場合にはインクカートリッジ9が装着されていない
ので(図12 ステップ ヘ)。このカートリッジ9の
有無を示す変数Sに値「0」を割り当てる(図12ステ
ップ ト)。
【0064】また同様にインクカートリッジ検出器12
5からの信号に基づいて記録ヘッド8のインクカートリ
ッジ10について判定する(図12 ステップ チ)。
この記録ヘッド8にはインクカートリッジ10が装着さ
れたままであるから、このカートリッジ10の有無を示
す変数Tに値「1」をセットする(図12 ステップ
ソ)。
【0065】インクカートリッジ交換履歴判定手段13
0は、各変数の値を調査して変数S=0、変数T=1で
あるから(図12 ステップ オ)、交換履歴変数Yに
値「2」をセットする(図12 ステップ ワ)。
【0066】ついで、今抜いたカートリッジに代えて新
しいものを装着すると、インクカートリッジ検出器12
4からインクカートリッジ有りの信号が出力する。これ
により、インクカートリッジ交換履歴判定手段130は
記憶手段131に変数Sの値を「0」から「1」に変更
し(図12 ステップ レ)、また変数Tを値「1」に
維持する(図12 ステップ ソ)。
【0067】このようにして、2つのインクカートリッ
ジ9、10が装着されて変数S、Tがともに値「1」に
なると(図12 ステップ ヌ)、インクカートリッジ
交換司令スイッチ133の再度の押圧を待ち、変数Eの
値が「1」から「0」に切り替わった段階で(図12
ステップ ツ)。インクカートリッジ交換履歴判定手段
130は、時間t2の計時を待つことなく(図12 ス
テップ ネ)再び変数Yの値、つまりインクカートリッ
ジの装着状況を調査する。
【0068】この場合にはインクカートリッジ9だけの
交換であるから、装着状況を表す変数Yの値が「2」と
なっている(図12 ステップ ノ)。したがって、処
理2に進む(図12 ステップ ク)。
【0069】キャリッジ制御手段132は、キャリッジ
1をホームポジッションに移動させ(図14 ステップ
イ)、ついで吸引制御手段は、変数Yの値が「2」で
あるから、モータ24を正転させ(図14 ステップ
ロ)て第1チューブポンプ37を作動させ(図14 ス
テップ ハ)、記録ヘッド7にインクの充填を行う。
【0070】所定時間が経過した段階で、吸引制御手段
135は、モータ24を停止さ(図14 ステップ
ニ)、表示器138に印刷が可能である旨の表示をさせ
る(図14 ステップ チ)。
【0071】また他方のインクカートリッジ10を交換
する場合にも同様の動作が実行される。すなわち、イン
クカートリッジ交換位置において、インクカートリッジ
10を抜くと、変数Sの値は「1」を維持するものの
(図12 ステップ レ)、変数Tの値が「0」に変化
するから(図12 ステップ リ)、インクカートリッ
ジの交換履歴を表す変数Yとして値「3」がセットされ
る。
【0072】新しいインクカートリッジ10の装着によ
り次の履歴判定段階で変数S、Tがともに値「1」とな
っているから(図12 ステップ ヌ)、再度、インク
カートリッジ交換司令スイッチ133が押圧されたり
(図12 ステップ ツ)、また時間t2が経過した段
階で(図12 ステップ ネ)、変数Yの値「3」に対
応する図15に示す処理2が実行される(図12 ステ
ップ ノ、ヤ)。すなわち、キャリッジ制御手段132
は、キャリッジ1をホームポジッションに移動させ(図
15 ステップ イ)、ついで吸引制御手段は、変数Y
の値が「3」であるから、モータ24を逆転させて(図
15 ステップ ロ)第2チューブポンプ38を作動さ
せ(図14 ステップ ハ)、記録ヘッド8にインクの
充填を行う。
【0073】所定時間が経過した段階で、吸引制御手段
135は、モータ24を停止さ(図15 ステップ
ニ)、表示器138に印刷が可能である旨の表示をさせ
る(図15 ステップ チ)。
【0074】希なことではあるが、2つのインクカート
リッジ9、10が同時に交換された場合には、初期装着
時と同様に変数Yの値が「3」にセットされるから(図
12ステップ ヨ)、図13に示す工程により2つの記
録ヘッド7、8に順番にインクの充填が実行される。
【0075】なお、交換司令スイッチ133が押圧され
たものの、インクカートリッジの引き抜きが行なわれ
ず、変数Yが当初設定された値「0」をそのまま維持し
ている場合には(図12 ステップ ナ)、キャリッジ
制御手段132は、キャリッジ1をホームポジションに
移動させ(図12 ステップ マ)。記録ヘッド7、8
にキャップ部材31、32を圧接して記録ヘッド内のイ
ンクの無用な増粘を防止する。
【0076】この状態で吸引制御手段135は、モータ
24を正転させて第1チューブポンプ37により吸引動
作を行わせる(図13 ステップ ハ)。第1チューブ
ポンプ37の吸引動作が終了した段階で、吸引制御手段
135は、モータ24を逆転させて第2チューブポンプ
38を作動させ(図13 ステップ ヘ)、インクカー
トリッジ10のインクを記録ヘッド8に充填させ、イン
クの充填が終了した段階で表示器138に印刷が可能で
ある旨の表示を行う(図13 ステップ チ)。
【0077】なお、一方のインクカートリッジにインク
が消費されて、交換すべくインクカートリッジを引き抜
いた状態で、予備が無い場合にはインクカートリッジの
装着が不可能となるから、印刷動作が禁止される。イン
クカートリッジにインクが消費されて、交換すべくイン
クカートリッジを引き抜いた状態で、予備が無い場合に
はインクカートリッジの装着が不可能となるから、印刷
動作が禁止される。
【0078】しかしながらこの状態で強制印刷司令スイ
ッチ137を押圧すると、強制印刷制御手段136は、
記憶手段131に格納されている変数Yの値に基づいて
インクカートリッジが装着されている側の記録ヘッド
7、8に印刷データを出力して印刷を可能ならしめる。
これにより、少なくとも1つのインクカートリッジが装
着されていれさえすれば、臨時的な印刷を行うことがで
きる。
【0079】さらに上述の実施例においては、各記録ヘ
ッドにそれぞれ独立したキャップ部材を割り当てている
が、2つ記録ヘッドを封止できるサイズの単一のキャッ
プ部材を用いても同様の作用を奏することは明らかであ
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明よれば、イン
クカートリッジが交換された記録ヘッドにのみ、ポンプ
手段の負圧を作用させてインクを充填することができ、
無駄なインクの消費を防止しつつ、確実に気泡を排除す
ることができ、またカートリッジの交換によりインクが
記録ヘッドから漏れてもキャップ部材に収容することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録装置の印刷機構
周辺の構造を示す斜視図である。
【図2】キャッピング装置を中心にして示す上面図であ
る。
【図3】キャッピング装置の一実施例を示す上面図であ
る。
【図4】キャッピング装置の一実施例を記録ヘッドに当
接した状態で示す正面図である。
【図5】紙送り兼ポンプモータがチューブポンプに接続
された状態を示す図である。構造を示す図である。
【図6】チューブポンプの縦断面の構造を示す図であ
る。
【図7】チューブポンプの横断面の構造を示す図であ
る。
【図8】図(イ)、(ロ)は、それぞれチューブポンプ
を構成している駆動輪に形成された長溝の形状を第1の
チューブポンプでもって示す図である。
【図9】図(イ)、(ロ)は、それぞれインクカートリ
ッジ装着機構の一実施例を、インクカートリッジ非交換
位置に移動した状態で示す断面図である。
【図10】図(イ)、(ロ)は、それぞれインクカート
リッジ非交換位置と交換位置におけるレバーの状態を示
す図である。
【図11】インクカートリッジ交換制御装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図12】同上装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】2つのインクカートリッジを交換した場合の
吸引動作を示すフローチャートである。
【図14】第1インクカートリッジだけが交換された場
合に吸引動作を示すフローチャートである。
【図15】第2インクカートリッジだけが交換された場
合の吸引動作を示すフローチャートである。
【図16】インクカートリッジ交換位置におけるキャッ
ピング装置と記録ヘッドとの関係を示す図である。
【図17】インクカートリッジ交換位置からキャリッジ
が若干、非印刷側に移動したときのキャッピング装置と
記録ヘッドとの関係を示す図である。
【図18】キャッピング装置が記録ヘッドを封止した状
態を示す図である。
【図19】キャピング装置が大気との連通を断たれた状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 7、8 インクジェット式記録ヘッド 9、10 インクカートリッジ 12 キャッピング装置 14 インクカートリッジ装着機構 23 キャリッジ駆動用モータ 24 紙送り兼ポンプ駆動用モータ 30 スライダ 31、32 キャップ部材 37、38 チューブポンプ 100〜103 インク供給針 105、106 レバー 107、108 カートリッジ収容室 120 レバー規制部材 124 カートリッジ検出手段 133 インクカートリッジ交換司令スイッチ 137 強制印刷司令スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−169675(JP,A) 特開 平6−115064(JP,A) 特開 平5−31909(JP,A) 特開 平6−15832(JP,A) 特開 平3−2040(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/165 B41J 2/175

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジの移動方向に一定の距離をお
    いて配設された複数のインクジェット式記録ヘッドと、 前記各インクジェット式記録ヘッドにインクを供給する
    前記インクカートリッジを収容するカートリッジ収容室
    を備えたカートリッジ装着機構と、 印刷領域外に配置されて各インクジェット式記録ヘッド
    を封止するキャップ部材と、 前記キャップ内に負圧を作用させるポンプ手段と、 を備えたインクジェット式記録装置において、 前記インクカートリッジの交換の履歴を判定するインク
    カートリッジ交換履歴判定手段を備え、 前記インクカートリッジの交換可能位置までキャリッジ
    が移動する際、前記キャップ部材が、前記記録ヘッドに
    対向して追従移動し、前記インクカートリッジ交換履歴
    判定手段のデータに基づいて前記インクカートリッジが
    交換された記録ヘッドのキャッピング手段に前記ポンプ
    の負圧を供給するインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジがインクカートリッジ交
    換位置にセットされたときに前記レバーの操作を可能に
    するレバー規制部材を備えてなる請求項1に記載のイン
    クジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクカートリッジが前記記録ヘッ
    ドにインクを供給するインク供給針に装着されているか
    否かを検出するカートリッジ検出手段と、前記インクカ
    ートリッジ検出手段からの信号によりインクカートリッ
    ジの交換を検出するインクカートリッジ交換履歴判定手
    段と、前記インクカートリッジ交換履歴判定手段により
    インクカートリッジが交換されたことが検知された場合
    に、インクカートリッジが交換された前記記録ヘッドの
    前記キャップ部材に所定時間負圧を供給するように前記
    ポンプ手段を制御する吸引制御手段とを備えた請求項1
    に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インクカートリッジ交換履歴判定手
    段の判定結果を記憶する記憶手段が設けられている請求
    項3に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 インクカートリッジの交換可能位置に前
    記キャリッジを移動させるためのインクカートリッジ交
    換司令スイッチと、前記スイッチからの信号により前記
    キャリッジをインクカートリッジ交換可能位置に移動さ
    せ、またインクカートリッジの交換が終了して前記スイ
    ッチから再度信号が出力した場合に前記キャリッジをホ
    ームポジションに移動させるキャリッジ制御手段と、イ
    ンクカートリッジが交換された記録ヘッドにインクを充
    填する吸引制御手段とを備えた請求項1に記載のインク
    ジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間の期間にインクカートリッ
    ジのすべてが装着されない場合には、前記キャリッジ制
    御手段が、前記キャリッジをホームポジションに移動さ
    せる請求項5に記載のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記キャリッジ制御手段が、インクカー
    トリッジの交換が終了してから一定時間、前記インクカ
    ートリッジ交換司令スイッチが再度押圧されない場合に
    前記キャリッジをホームポジションに移動させ、また吸
    引制御手段が吸引動作を行わせる請求項5のインクジェ
    ット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジ検出手段により全ての
    インクカートリッジが装着されている場合にのみ印刷を
    可能ならしめ、また外部からの信号により作動してイン
    クカートリッジが装着されている記録ヘッドにのみ印刷
    データを出力する強制印刷手段を備えた請求項3に記載
    のインクジェット式記録装置。
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