JP3261125B1 - 摩砕機 - Google Patents
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- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
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- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
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- B02C17/04—Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls with unperforated container
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Abstract
向の運動に加えて回転軸軸長方向への往復運動を確実に
行わせ、短時間のうちに大量の被摩砕物を摩砕すること
ができる摩砕機の提供。 【解決手段】 一端部に被摩砕物を取り入れる導入口が
設けられ他端部に摩砕後の被摩砕物を排出する排出口が
設けられたドラム体と、このドラム体内を該ドラム体の
軸長方向に貫く回転軸と、この回転軸に該回転軸に対し
傾斜した角度で取り付けられ前記ドラム体内を区画して
該ドラム体内に相互に連通する複数の摩砕室を形成する
仕切部材と、前記摩砕室内に装填された所要数の摩砕用
装填材とから構成され、前記摩砕用装填材は、前記仕切
部材が回転することによって上昇落下を繰り返し且つ回
転軸の軸長方向に往復運動することを特徴とする。
Description
材であるボールに、上下方向の運動に加えて回転軸軸長
方向への往復運動を確実に行わせ、短時間のうちに大量
の被摩砕物を摩砕することができる摩砕機に関する。
が付着した使用済骨材からコンクリートを剥離して再生
骨材を得たり、或いは、骨材の粒径を小さくするための
装置として、種々のボールミル型摩砕機が提案されてい
る。その内、被摩砕物の滞留時間を長くとれるものとし
て、ドラム体内を複数枚の仕切板によって区画したもの
がある。この仕切板は、ドラム体内をその軸長方向に貫
く回転軸に取り付けられたものであり、仕切板の周縁部
とドラム体内壁の間には、被摩砕物が通過可能な空隙が
設けられている。これにより、被破砕物はドラム体内を
その一端側から他端側へ移動しながら、ボールによって
摩砕される。
し直角に取り付けられている。従って、仕切板はボール
を積極的にドラム体の軸長方向に移動させることは無
く、ボールの移動方向はドラム体の径方向及び周方向が
殆どであった。このため、ボールはドラム内で十分な反
復運動をせず、ボールと被摩砕物が等速度で回るいわゆ
る共回り現象がドラム内の各箇所で頻繁に生じることと
なり、短時間のうちに大量の被摩砕物を摩砕することは
できなかった。
実情に鑑みてなされたもので、被摩砕室内の装填材であ
るボールに、上下方向の運動に加えて回転軸軸長方向へ
の往復運動を確実に行わせ、短時間のうちに大量の被摩
砕物を摩砕することができる摩砕機の提供を目的とす
る。
一端部に被摩砕物を取り入れる導入口が設けられ他端部
に摩砕後の被摩砕物を排出する排出口が設けられたドラ
ム体と、このドラム体内を該ドラム体の軸長方向に貫く
回転軸と、この回転軸に該回転軸に対し傾斜した角度で
取り付けられ前記ドラム体内を区画して該ドラム体内に
相互に連通する複数の摩砕室を形成する仕切部材と、前
記摩砕室内に装填された所要数の摩砕用装填材とから構
成され、前記摩砕用装填材は、前記仕切部材が回転する
ことによって上昇落下を繰り返し且つ回転軸の軸長方向
に往復運動することを特徴とする摩砕機である。
前記回転軸の軸長方向に相互に所定間隔をあけて複数枚
設けられており、これら仕切部材同士の間にそれぞれ前
記摩砕室が形成されていることを特徴とする請求項1に
記載の摩砕機である。
被摩砕物を通す導通孔を有しており、この導通孔の径
は、所定寸法未満になるまで摩砕された被摩砕物のみを
通す大きさとされていることを特徴とする請求項1に記
載の摩砕機である。
被摩砕物を通す導通孔を有しており、この導通孔の径
は、所定寸法未満になるまで摩砕された被摩砕物のみを
通す大きさとされ、その所定寸法が、ドラム体上流側の
仕切部材から下流側の仕切部材にかけて次第に小さくな
っていることを特徴とする請求項2に記載の摩砕機であ
る。
の筒状軸とされ、この回転軸の周壁部に、前記摩砕室内
で開口する開口部が形成され、前記回転軸の端部から供
給される攪拌用流体を前記開口部から噴出させることを
特徴とする請求項1に記載の摩砕機である。
記回転軸は、互いに逆向きに回転駆動されることを特徴
とする請求項1に記載の摩砕機である。
郭が楕円状に形成されており、その周縁部全体が前記ド
ラム体の内周面に近接していることを特徴とする請求項
1に記載の摩砕機である。
各々が前記回転軸に対して傾斜し且つ放射状に並ぶ複数
の扇形状部からなり全体として船のスクリュー状の形を
なすスクリュー状部と、隣り合う扇形状部同士の段差間
を結ぶ連結部とからなり、この連結部は、前記摩砕用装
填材の通過を阻止するとともに摩砕用装填材を跳ね上げ
ることを特徴とする請求項1に記載の摩砕機である。
形状部はそれぞれ板状部とされ、これらが一体的に形成
されていることを特徴とする請求項8に記載の摩砕機で
ある。
材の大きさは、上流側の摩砕室内に設けられるものか
ら、下流側の摩砕室内に設けられるものにかけて次第に
小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の摩
砕機である。これらの発明を提供することにより上記課
題を悉く解決する。
を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る摩砕機の
一例を示す縦断面図である。図2は、本発明における仕
切部材の左右方向(回転軸の軸長方向)の動きを示す図
である。
(2)と、回転軸(3)と、仕切部材(4)と、摩砕用
装填材(5)とから構成されている。本発明は、仕切部
材(4)が回転することによって摩砕用装填材(5)が
上昇落下運動を繰り返し且つドラム体(2)及び回転軸
(3)の軸長方向に往復運動する点に最大の特徴があ
る。
示せず)を取り入れる導入口(7)が設けられ、ドラム
体(2)の他端部には摩砕後の被摩砕物を排出する排出
口(8)が設けられている。導入口(7)には、被摩砕
物の投入用ホッパ(9)が接続されている。ドラム体
(2)は、回転しないように固定されていてもよいし、
或いは、ドラム駆動用モータ(図示せず)によって、ド
ラムの周方向に回転駆動されてもよい。排出口(8)
は、ドラム体(2)の周壁部の前記他端部に複数個形成
されている。
にそれぞれ回転しない端面板(18)が設けられ、ドラ
ム体(2)は、この端面板(18)の周面に設けたベア
リング(19)を介して回転するようになっている。導
入口(7)は、一方の端面板(18)に形成されてい
る。
端面板(18)がドラム体(2)の両端にそれぞれ一体
的に設けられていてもよい。この場合も、ドラム体
(2)は、回転しないように固定されていてもよいし、
或いは、ドラム駆動用モータ(図示せず)によって、ド
ラムの周方向に回転駆動されてもよい。ドラム体(2)
が回転しないように固定されている場合、ドラム体
(2)の周壁部の一端部上側に導入口(7)が設けら
れ、この導入口(7)に投入用ホッパ(9)が接続され
る。
ラム(2)の軸長方向に貫くように設けられている。こ
の回転軸(3)は中実であってよいし、中空であっても
よい。この回転軸(3)は、駆動用モータ(10)によ
って回転駆動される。回転軸(3)が回転する向きと、
ドラム体(2)が回転する向きは、相互に逆向きとされ
る。
軸(3)に対し傾斜した角度で取り付けられている。こ
の仕切部材(4)は、ドラム体(2)内を区画し、該ド
ラム(2)内に相互に連通する複数の摩砕室(11)を
形成する。摩砕室(11)同士は連通しているが、この
連通部分は、摩砕用装填材(5)が通過しない大きさと
されている。
は、被摩砕物を通す導通孔(12)を有している。この
導通孔(12)が摩砕室(11)同士の前記連通部分に
相当する。導通孔(12)の大きさは、所定寸法未満に
なるまで摩砕された被摩砕物のみを通す大きさとされて
いる。仕切部材(4)は図3及び図4に例示するような
板状体であってもよいし、或いはメッシュ状体であって
もよい。尚、本発明において、摩砕室(11)同士を連
通させる手段は、導通孔(12)に限定されない。導通
孔(12)を設けない場合でも、仕切部材(4)の周縁
部とドラム体(2)の内周面の間のクリアランスを、所
定寸法未満になるまで摩砕された被摩砕物のみを通す大
きさとすればよい。
枚であってもよいし、或いは複数枚であってもよい。仕
切部材(4)を1枚とした場合は、仕切部材(4)を挟
む両側にそれぞれ摩砕室(11)が形成される。図1、
2に例示する如く仕切部材(4)を回転軸(3)の軸長
方向に相互に間隔をあけて複数枚設けた場合は、仕切部
材(4)同士の間にそれぞれ摩砕室(11)が形成され
る。
に相互に間隔をあけて複数枚設ける場合、仕切部材
(4)に形成される導通孔(12)の大きさは、前記し
た如く所定寸法未満になるまで摩砕された被摩砕物のみ
を通す大きさとされ、その所定寸法は、ドラム体(2)
上流側(一端側)の仕切部材(4)から下流側(他端
側)の仕切部材(4)にかけて次第に小さくなっている
ことが好ましい。
のではないが、例えば、図3に示す如く仕切部材(4)
の輪郭を楕円状に形成し、その周縁部全体がドラム体
(2)の内周面に近接するように構成することができ
る。尚、仕切部材(4)の輪郭を図4に示す如く円形に
することも可能である。
く、各々が回転軸(3)に対して傾斜し且つ放射状に並
ぶ複数の扇形状部(13)からなり全体として船のスク
リュー状の形をなすスクリュー状部(14)と、隣り合
う扇形状部(13)同士の段差間を結ぶ連結部(15)
とから構成することができる。連結部材(15)は摩砕
用装填材(5)の通過を阻止するとともに摩砕用装填材
(5)を確実に跳ね上げるためのものである。
如く1又は複数の線材或いは帯状部材から構成すること
ができる。或いは、図6に示す如く連結部(15)と扇
形状部(13)をそれぞれ板状部とし、これらを一体的
に形成することも可能である。
内に複数個装填される。摩砕用装填材(5)は、通常、
金属製のボールである。傾斜状態で配設された仕切部材
(4)が回転することにより、摩砕用装填材(5)(以
下、装填材(5)と称する)は摩砕室(11)内で跳躍
し、被摩砕物と衝突する。このとき、被摩砕物の摩砕が
行なわれる。
きに特徴がある。つまり、仕切部材(4)が回転軸
(3)に対し傾斜した角度で設けられているので、仕切
部材(4)は、ドラム体(2)の側方から見て(図2参
照)、ある瞬間では右下がりの状態となり(実線部参
照)、次の瞬間には左下がりの状態となり(二点鎖線部
参照)、傾く方向が回転軸(3)の軸長方向に常時変化
する。これに伴い、回転軸(3)を中心として摩砕室
(11)は非常に速いスピードで回転軸(3)の軸長方
向に揺動することになる。
(5)は、仕切部材(4)によって強く跳ね上げられ、
その後落下する。また、摩砕室(11)が回転軸(3)
の軸長方向に素早く揺動するので、装填材(5)は回転
軸(3)の軸長方向に素早く往復運動する。これによ
り、装填材(5)及び被摩砕物はそれぞれ運動の向きが
複雑となって、これらは共回りしなくなり、装填材
(5)と被摩砕物の衝突回数が非常に多くなる。従っ
て、被摩砕物の摩砕効率が大幅に向上し、短時間のうち
に大量の被摩砕物を所望の大きさまで摩砕処理すること
ができる。
ついて説明する。まず、投入用ホッパ(9)から被摩砕
物を投入する。すると、被摩砕物は上流側から数えて1
つ目の摩砕室(11)内に入る(図1、2参照)。仕切
部材(4)が回転軸(3)に対して傾斜しているので、
仕切部材(4)は、前傾の状態と後傾の状態を回転軸
(3)の軸長方向に素早く繰り返す。これにより、被摩
砕物は上下方向に強く跳ね上げられた後落下し、その上
昇落下が繰り返されるとともに、回転軸(3)の軸長方
向に素早く往復運動する。これにより、被摩砕物は一つ
目の摩砕室(11)内で摩砕処理される。
処理されると、被摩砕物は上流側から数えて1枚目の仕
切部材(4)に設けた導通孔(12)を通過可能な大き
さとなる。そのような大きさとなった被摩砕物は導通孔
(12)を通過し、二つ目の摩砕室(11)内に入る。
二つ目の摩砕室(11)内には複数の装填材(5)が入
っており、これら装填材(5)は、傾斜した2枚の仕切
部材(4)に衝突することよって強く跳ね上げられた後
落下し、その上昇落下が繰り返されるとともに、回転軸
(3)の軸長方向に素早く往復運動する。これにより、
被摩砕物と装填材(5)の衝突が満遍なく且つ激しく行
なわれ、二つ目の摩砕室(11)内では効率よく摩砕処
理が行なわれ、被摩砕物の粒径は更に小さくなる。
処理されると、被摩砕物は上流側から数えて2枚目の仕
切部材(4)に設けた導通孔(12)を通過可能な大き
さとなる。そのような大きさとなった被摩砕物は導通孔
(12)を通過し、三つ目の摩砕室(11)内に入る。
二つ目の摩砕室(11)内と同様の処理が三つ目、四つ
目、・・・の摩砕室(11)内でも行なわれ、所望の大
きさになるまで被摩砕物は摩砕処理される。所望の粒径
となった被摩砕物は、ドラム体(2)の排出口(8)か
ら排出される。以上により、摩砕処理が完了する。
く、回転軸(3)が中空の筒状軸とされ、この回転軸
(3)の周壁部に、摩砕室(11)内で開口する開口部
(17)が形成され、回転軸(3)の端部から供給され
る攪拌用流体(図示せず)を開口部(17)から噴出さ
せるようになっていることが好ましい。攪拌用流体とし
ては、例えば、水蒸気、空気、水、等を挙げることがで
きる。攪拌用流体を開口部(17)から噴出させること
により、被摩砕物と装填材(5)の衝突がより激しく且
つ満遍なく行なわれることになり、被摩砕物の摩砕効率
をより一層向上させることができる。
大きさは全て同じであってもよいが、できれば、図1に
例示する如く、上流側の摩砕室(11)内に設けられる
ものから、下流側の摩砕室(11)内に設けられるもの
にかけて次第に小さくなっていることが好ましい。これ
は、小さい被摩砕物を摩砕するには小さい装填材(5)
の方が好ましいからである。
(4)に放射状に伸びる段差部を形成することにより、
この段差部で被摩砕物が確実に跳ね上げられる。この場
合、平板状の仕切板(4)を用いた場合よりも摩砕効率
が向上する。
とにより、本発明の効果を明確にする。但し、本発明は
以下の実施例に何ら限定されない。 <実施例による摩砕処理試験>1.本発明に係る摩砕機の構成 ドラム体・・・内径φ150(mm)、長さL500
(mm)の回転ドラム 回転軸に備え付ける仕切部材・・・外径φ140(m
m)の傾斜円板 尚、摩砕用装填材として外径φ30mmの鉄球を使用
し、この鉄球をドラム体内に装填したときのドラム体内
空隙率を40%とした。
得られた粒径0〜40mmの骨材を振動篩にかけて0〜
10mmの成分を取り出し、被摩砕物とした。
を33rpm、回転軸を150rpmで互いに逆向きに
回転させる湿式処理を行った。その結果を表1に示す。
機による摩砕処理では、処理後の被摩砕物の絶乾密度
(g/cm3)、吸水率(%)、単位容積質量(kg/
L)、実績率(%)、洗い試験(%)、骨材に含まれる
粘土塊量(%)、安定性試験(%)のいずれもが、品質
基準に照らしてかなり良好な値となった。本発明に係る
摩砕機は、再生コンクリート骨材に被膜しているモルタ
ルやセメントを剥離除去することを主な目的とするもの
であるが、この摩砕機によれば、モルタルやセメントを
短時間のうちに確実に剥離除去することができた。これ
により、天然骨材と同レベルの良好な品質の再生骨材の
みを得ることができた。また、この摩砕機は、内部に取
り入れられた被摩砕物をスムースに摩砕処理しながら、
摩砕を完了した被摩砕物を排出口からスムースに排出す
ることができた。このため、常時一定の処理スピードを
保つことができ、常時一定の投入量を確保することがで
きた。しかも、その処理スピードはかなり速く、短時間
のうちに処理を終えることができた。
を回転軸に対し傾斜させているので、、仕切部材は、傾
く方向が回転軸の軸長方向に常時変化する。これに伴
い、回転軸を中心として摩砕室は非常に速いスピードで
回転軸の軸長方向に揺動することになる。これにより、
被摩砕物及び摩砕用装填材を強く跳ね上げ、これらを素
早く上昇落下させることができるとともに、被摩砕物及
び摩砕用装填材を回転軸の軸長方向に素早く往復運動さ
せることができる。この場合、摩砕用装填材及び被摩砕
物の運動の向きがそれぞれ複雑になるので、これらが共
回りするのを防止することができ、被摩砕物の摩砕効率
を大幅に向上させることができる。
きを示す図である。
る。
る。
る。
る。
る。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 一端部に被摩砕物を取り入れる導入口が
設けられ他端部に摩砕後の被摩砕物を排出する排出口が
設けられたドラム体と、このドラム体内を該ドラム体の
軸長方向に貫く回転軸と、この回転軸に該回転軸に対し
傾斜した角度で取り付けられ前記ドラム体内を区画して
該ドラム体内に相互に連通する複数の摩砕室を形成する
仕切部材と、前記摩砕室内に装填された所要数の摩砕用
装填材とから構成され、前記摩砕用装填材は、前記仕切
部材が回転することによって上昇落下を繰り返し且つ回
転軸の軸長方向に往復運動することを特徴とする摩砕
機。 - 【請求項2】 前記仕切部材は、前記回転軸の軸長方向
に相互に所定間隔をあけて複数枚設けられており、これ
ら仕切部材同士の間にそれぞれ前記摩砕室が形成されて
いることを特徴とする請求項1に記載の摩砕機。 - 【請求項3】 前記仕切部材は、被摩砕物を通す導通孔
を有しており、この導通孔の径は、所定寸法未満になる
まで摩砕された被摩砕物のみを通す大きさとされている
ことを特徴とする請求項1に記載の摩砕機。 - 【請求項4】 前記仕切部材は、被摩砕物を通す導通孔
を有しており、この導通孔の径は、所定寸法未満になる
まで摩砕された被摩砕物のみを通す大きさとされ、その
所定寸法が、ドラム体上流側の仕切部材から下流側の仕
切部材にかけて次第に小さくなっていることを特徴とす
る請求項2に記載の摩砕機。 - 【請求項5】 前記回転軸は中空の筒状軸とされ、この
回転軸の周壁部に、前記摩砕室内で開口する開口部が形
成され、前記回転軸の端部から供給される攪拌用流体を
前記開口部から噴出させることを特徴とする請求項1に
記載の摩砕機。 - 【請求項6】 前記ドラム体と前記回転軸は、互いに逆
向きに回転駆動されることを特徴とする請求項1に記載
の摩砕機。 - 【請求項7】 前記仕切部材の輪郭が楕円状に形成され
ており、その周縁部全体が前記ドラム体の内周面に近接
していることを特徴とする請求項1に記載の摩砕機。 - 【請求項8】 前記仕切部材は、各々が前記回転軸に対
して傾斜し且つ放射状に並ぶ複数の扇形状部からなり全
体として船のスクリュー状の形をなすスクリュー状部
と、隣り合う扇形状部同士の段差間を結ぶ連結部とから
なり、この連結部は、前記摩砕用装填材の通過を阻止す
るとともに摩砕用装填材を跳ね上げることを特徴とする
請求項1に記載の摩砕機。 - 【請求項9】 前記連結部及び扇形状部はそれぞれ板状
部とされ、これらが一体的に形成されていることを特徴
とする請求項8に記載の摩砕機。 - 【請求項10】 前記摩砕用装填材の大きさは、上流側
の摩砕室内に設けられるものから、下流側の摩砕室内に
設けられるものにかけて次第に小さくなっていることを
特徴とする請求項1に記載の摩砕機。
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