JP6638959B2 - 粒状物質の複合生産装置及びその生産方法 - Google Patents

粒状物質の複合生産装置及びその生産方法 Download PDF

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本発明は砕石、石灰等の鉱物、又はコンクリート廃材から再生骨材等の粒状物質を生産する技術に関し、特に一連の破砕工程、磨砕工程、選別工程、及び分級工程を一台の装置で行う粒状物質の複合生産装置及びその生産方法に関するものである。
例えば、コンクリート廃材に含まれる粗骨材や細骨材を再生骨材として取り出すためには、少なくとも(1)遠心破砕機、ジョークラッシャ、ボールミル等の破砕機を使用してコンクリート廃材を破砕する破砕工程、(2)ショットブラスト式、擦りもみ式、洗浄式等の磨砕装置を用いて破砕物表面の付着物を除去する磨砕工程、(3)篩式、エア式等の選別装置を用いて種々の粒径範囲の骨材、セメント等に選別する選別工程を経る必要がある(特許文献1〜3)。
さらに分級装置により微粉を集塵して分級工程を追加する場合もある(特許文献4)。
特開2004−41859号公報(図1) 特開2009−606号公報(図1) 特開2004−238274号公報(図2) 特開2009−61357号公報(図1)
各種の粒状物質を生産する従来技術はつぎの問題点を有している。
<1>複数の処理工程に対応して独立した複数の専用装置(破砕機、磨砕装置、選別装置等)を用いることから、生産プラント全体が大型化して占有スペースが増大すると共に設備費用が非常に高くなる。
<2>設備費用が嵩むだけでなく、専用装置毎に駆動源を具備するため、電力総消費量が増大して粒状物質の生産単価が高いものとなる。
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは少なくともつぎのひとつの粒状物質の複合生産装置及びその生産方法を提供することにある。
<1>一台の装置で以て複数工程を処理できて、生産プラント全体の小型化と、低コスト化を図ること。
<2>設備費と消費電力を削減して、粒状物質の生産単価を低減すること。
本発明は、粒状物質を含む破砕原料を破砕して粒状物質を生産する粒状物質の複合生産装置であって、横向きの回転軸を中心に回転しながら破砕原料を打撃して破砕する打撃ロータと、内部に前記打撃ロータを収容し、横向きの仮想の回転軸を中心に、前記打撃ロータと逆方向に回転しながら粒状物を篩分けする筒状のスクリーンと、内部にスクリーンを収容し、横向きの仮想の回転軸を中心にスクリーンと一体に回転しながらスクリーンを透過した粒状物質を捕集する筒状のケーシングと、前記ケーシングの内空と連通し、該ケーシング内の微粉を吸引して分級する集塵機とを具備し、前記打撃ロータとスクリーンの周面間に環状の破砕室を形成し、前記スクリーンが複数の分割スクリーンからなり、破砕時に破砕原料や再生骨材が漏出するのを防止し得るように隣り合う分割スクリーンの端部近くを重ね合わせると共に、スクリーンを破砕時の逆方向に回転することで、スクリーン内に残った大径の骨材をケーシング内へ排出し得るように隣り合う分割スクリーンの重合部に隙間を形成したことを特徴とする。
本発明の他の実施形態において、前記打撃ロータが横向きの回転軸を中心に回転するロータ本体と、ロータ本体の外周面に突設した複数のハンマー体とを具備していて、前記スクリーンの回転により打撃ロータへ向けて供給される破砕原料を複数のハンマー体で打撃して破砕する。
本発明の他の実施形態において、前記スクリーン及びケーシングの共通の回転中心に対して、前記打撃ロータの回転中心を偏心させておくと、破砕室の内空を有効に活用できる。
本発明の他の実施形態において、前記ケーシングの中央部に、円周方向に沿って複数の窓穴を形成し、該複数の窓穴を通じて粒状物質の排出と給気を行える
発明の他の実施形態において、前記ケーシングの側方に供給シュートを配置し、該供給シュートを通じてスクリーン内の破砕室へ破砕原料を供給する。
さらに本発明は、破砕原料から粒状物質を生産する生産方法であって、前記した何れかの複合生産装置を使用し、打撃ロータによりスクリーン内で循環移動する破砕原料を破砕する工程と、スクリーン内で粒状物質を回転混合しながら磨砕する工程と、スクリーンの開口を通じて粒状物質を選別する工程と、集塵機によりスクリーン内の微粉を分級して回収する分級工程とを並行して行うことで粒状物質を生産することを特徴とする。
本発明の他の実施形態において、前記粒状物質は再生骨材である。

本発明は少なくともつぎのひとつの効果を奏する。
<1>従来は複数の処理工程に対応して独立した複数の専用装置(破砕機、磨砕装置、選別装置等)を使用していたが、本発明では一台の複合生産装置を用いて、再生骨材等の粒状体物質を生産できるから、設備コストを大幅に低減できるだけでなく、複合生産装置の設置スペースを格段に縮小できる。
<2>従来と比較して駆動源の数を大幅に削減できるため、粒状体物質の生産に要する消費電力を大幅に削減できて、最終的に粒状物質の生産コストを低減することができる。
<3>打撃ロータによる打撃破壊と、打撃ロータの周囲に縦方向に形成したデッドベッドへの衝突破壊を並行して行えるから、効率のよい破砕と磨砕が行える。
<4>スクリーンの回転を利用して破砕原料を混合しながら破砕できるので、均質に破砕できる。
<5>スクリーンの内周面をデッドベッドが覆うので、打撃破砕された飛翔物からスクリーンを保護できてスクリーンの摩滅や損傷を抑制できる。
<6>簡易な構造の供給シュートを通じて破砕原料を破砕室へ供給できるので、複雑な破砕原料の供給装置が不要となる。
<7>スクリーン内に残った大径の骨材等は、スクリーンを破砕時の逆方向に回転させるだけで、分割スクリーンの重合部に形成した間隙を通じて外部へ排出することができる。
本発明に係る粒状物質の複合生産装置の全体斜視図 複合生産装置の縦断面図 図2におけるIII-IIIの断面図 スクリーンの一部を省略した打撃ロータの斜視図
以下に本発明の実施形態について詳しく説明する。
本例では破砕原料が骨材を含むコンクリート廃材であり、このコンクリート廃材から再生骨材を生産する場合について説明するが、破砕原料は他に砕石、石灰等の鉱物、硬質塊状の食品、医薬品等を対象として最終製品の各種粒状物質の生産に適用可能である。
<1>複合生産装置の機能
図1に示した複合生産装置100は、破砕原料A同士の衝突作用と破砕原料Aを直接打撃する打撃作用の併用による破砕原料Aの破砕機能と、破砕原料A同士の擦りもみ作用により骨材表面の付着物を除去する磨砕機能と、篩作用により再生骨材Bを製品サイズに篩分けする選別機能と、骨材から分級した微粉(フイラー)Cを集塵する分級機能を有し、これら一連の破砕工程、磨砕工程、選別工程、及び分級工程を一台の装置で行えるようにした複合装置である。
破砕原料Aは、各種の現場で発生したコンクリート廃材やアスファルトを公知の破砕機で以って100mm以下(好ましくは40mm〜0mm)のサイズに破砕したものである。
<2>複合生産装置の構成
図2〜4を参照してその構成を詳しく説明すると、複合生産装置100は横向きの回転軸22を中心に回転する打撃ロータ20と、内部に打撃ロータ20を収容し、横向きの仮想の回転軸を中心に打撃ロータ20と逆方向に回転する筒状のスクリーン30と、内部にスクリーン30を収容し、横向きの仮想の回転軸を中心にスクリーン30と一体に回転する筒状のケーシング40と、ケーシング40内の微粉Cを吸引して分級する集塵機50とを具備する。
以降に主要な装置について詳述する。
<3>打撃ロータ
打撃ロータ20は横向きの回転軸21を中心に高速回転するロータ本体22と、ロータ本体22の外周面に突設した複数のハンマー体23とを具備する。
回転軸21の両端部はそれぞれ支持部材12に回転自在に支承されており、モータ等の駆動源Mの回転を受けて打撃ロータ20が回転する。
打撃ロータ20の回転方向はスクリーン30及びケーシング40の回転方向と逆である。
ハンマー体23は破砕原料Aを破砕可能な硬質の突起体であればよく、ハンマー体23の断面形状、突出長、設置間隔等は適宜選択する。
<4>スクリーン
スクリーン30は打撃ロータ20と協働して破砕原料Aを破砕および研磨しながら製品サイズと、製品サイズ以上のものを選別するための筒状の回転式篩である。
スクリーン30はその両端開口部をケーシング40に固定してある。
スクリーン30はケーシング40の回転を受けて一体に回転するため、スクリーン専用の駆動源は不要である。
スクリーン30内には環状の破砕室Sを形成していて、供給シュート11を通じて破砕室S内へ破砕原料Aを連続的、または間欠的に供給可能である。
破砕室S内へ供給された破砕原料Aは、スクリーン30の内周面を覆う堆積層となってデッドベッドDを形成する。
スクリーン30の回転速度は、デッドベッドDがスクリーン30の頂部位置に達する前に破砕原料A等が自重落下する速度になっている。
スクリーン30は周面に多数のスリット状の開口を有していて、粒状物を篩分けする。
スクリーン30のスリット状の開口幅は適宜選択するが、再生骨材Bを生産する場合の開口幅は5mm程度が望ましい。
図3に例示したスクリーン30は、円弧状を呈する複数の分割スクリーン30aからなる。
本例では所定間隔を隔て同一方向に並列した複数のバーで分割スクリーン30aを構成する形態について示すが、分割スクリーン30aは有孔板で構成してもよい。
隣り合う分割スクリーン30a,30aの端部近くは互いに重合していて、各分割スクリーン30aの重合部に隙間Gを形成している。
分割スクリーン30a,30aの端部を重合させたのは、破砕時に破砕原料Aや再生骨材Bが間隙Gを通じて漏出するのを防止するためである。
分割スクリーン30a,30aの重合部に隙間Gを形成したのは、スクリーン30を破砕時の逆方向に回転することで、隙間Gを通じてスクリーン30内に残った大径の骨材をケーシング40内へ排出するためである。
<5>ケーシング
ケーシング40は略算盤玉形(略提灯形)を呈し、左右両端を開放した回転筒であり、スクリーン30を透過した再生骨材B等を捕集するために機能する。
図外のモータの駆動を受けて回転するローラ41が横置きしたケーシング40の両側外周を支持していて、ケーシング40はローラ41の回転駆動を受けて横向きの仮想の回転軸を中心に一方向または正逆方向へ回転する。
ケーシング40の内径は中央部が両端部より大径に形成してあって、その内周面は再生骨材Bを自重で捕集し得るように中央部へ向けて下り勾配で傾斜したテーパ状に形成してある。
さらにケーシング40の中央部には円周方向に沿って複数の窓穴42を有する。
窓穴42は捕集した再生骨材B等の排出機能と、ケーシング40内へ空気を取り込む通気機能を併有する。
ケーシング40の図面左方の開口には供給シュート11の下端が案内され、ケーシング40の図面右方の開口にはラッパ状の捕集管43が接続されている。
<6>打撃ロータとスクリーンとケーシングの回転中心の関係
図3を参照して説明すると、スクリーン30及びケーシング40は共に回転中心Oが同一であるが、打撃ロータ20の回転中心Oは先の回転中心Oに対して斜め上方に偏心している。
打撃ロータ20の回転中心Oを偏心させたのは、スクリーン30の内空を有効活用して破砕空間Sを広く確保するためである。
尚、本例では打撃ロータ20、スクリーン30及びケーシング40の回転中心軸が共に水平である形態について図示するが、これらの回転中心軸を水平に対して多少上下方向へ向けて傾けてもよい。
<7>集塵機
図2に示すように、捕集管43には、配管51を介して集塵機50が接続していて、集塵機50の吸引により破砕室S内に舞う微粉Cを吸引回収して分級できるようになっている。
[再生骨材の生産方法]
つぎに粒状物質の一例である再生骨材の生産方法について説明する。
<1>破砕工程
図2,3において、供給シュート11を通じて、例えば40mm以下に破砕した破砕原料Aを、破砕室S内へ向けて供給を開始する。
スクリーン30の破砕室S内へ供給した破砕原料Aは以下に説明する複数の破砕作用を繰り返えすことで効率よく破砕できる。
<1.1>デッドベッドの循環
供給シュート11を通じて一方向に回転するスクリーン30内へ破砕原料Aを供給する。
破砕原料Aはスクリーン30の全長に亘って広がると共に、スクリーン30内で破砕原料Aが循環移動しながらスクリーン30の底部から頂部近くに亘って層状のデッドベッドDを形成する。
破砕原料Aの循環移動とは、スクリーン30の頂部に近付くまで移動した破砕原料Aが自重で落下する現象と、崩落した破砕原料AがデッドベッドDの下部に捕捉されて再びスクリーン30の内周面を被覆する現象の繰り返しを指す。
<1.2>ハンマー体による破砕
図3,4に矢印で示すように、スクリーン30の回転に伴い、破砕原料Aが自然落下して打撃ロータ20へ供給されると、高速で回転する複数のハンマー体23が破砕原料Aを打撃して破砕する。
複数のハンマー体23による破砕は、スクリーン30内で循環移動する破砕原料Aに対して繰り返し行われる。
<1.3>デッドベッドへの衝突破砕
複数のハンマー体23による破砕原料Aの打撃に伴い、打撃ロータ20の周囲へ向けて破砕物が飛び散る。
高速で飛び散った破砕物が側方のデッドベッドDの表面に衝突することで再び破砕原料Aの破砕が行われる。
<1.4>破砕の同時進行
破砕室S内において、デッドベッドDが循環移動を繰り返す間に、ハンマー体23による打撃破砕と、デッドベッドDへの衝突破砕が同時に進行する。
しかも、上記した破砕作用が横向きに配置した打撃ロータ20とスクリーン30との全長に亘って進行するので、大量の破砕原料Aを効率よく破砕できる。
殊に破砕原料Aの循環移動に伴ってデッドベッドDが混合されるため、デッドベッドDの表層の骨材のみが微粉化したり、奥側に大径の骨材が破砕されずに残ったりすることがなく、デッドベッドD全体を均質に破砕できる。
破砕工程において、スクリーン30の内面を層状のデッドベッドDが覆って保護するので、スクリーン30に対する飛翔物の直撃を回避できる。
<2>磨砕工程
上記した破砕室S内における破砕工程において、デッドベッドD内で原料や骨材が転動する際に相互に衝突、又は擦りもみされることに伴い、原料や骨材の磨砕が進行する。
すなわち、本発明の複合生産装置100では、破砕工程と磨砕工程が並行して進行することから、破砕と磨砕を短時間のうちに効率よく行える。
尚、破砕時間や磨砕時間は、破砕原料Aの破砕状況や磨砕状況を確認しながら、適宜選択する。
<3>選別工程
破砕原料Aを元に生産した付着物のない粗粒骨材や細粒骨材等の再生骨材Bのうち、スクリーン30の周面の開口より小さい再生骨材Bは開口を通過して落下し、ケーシング40の底部で捕集し、窓穴42を通じて回収する。
スクリーン30の開口より大きいサイズのものは、スクリーン30内に残留して前記した破砕工程と磨砕工程を継続する。
再生骨材Bの搬出手段として本例では、ケーシング40の直下に配置した搬送用コンベア60を用いる場合を示すが、コンベア以外に公知の回収手段を適用できる。
このように複合生産装置100では、破砕工程と磨砕工程だけでなく、再生骨材Bの選別工程も並行して行える。
<4>分級工程
図2において、集塵機50が捕集管43及び配管51を通じて破砕室Sを吸引することで、破砕室S内に舞う微粉Cのみを吸引して分級し、最終的にタンク52等に回収する。
ケーシング40が密封に近い構造であると、微粉Cより重たい骨材を誤って吸引するおそれがあるが、ケーシング40の一部に複数の窓穴42を開設して大気と連通させることで、軽量な微粉Cのみを吸引することができる。
本発明では、一台の複合生産装置100で以て一連の破砕工程、磨砕工程、選別工程、及び分級工程を効率よく行うことができる。
さらに工程毎に専用装置を用いていた従来の再生骨材の生産プラントと比べて、複合生産装置100ではモータ等の駆動源数を削減できることから、消費電力を大幅に削減できて再生骨材の生産単価を低減できる。
A・・・・・破砕原料
B・・・・・再生骨材(粒状物質)
C・・・・・微粉
D・・・・・デッドベッド
G・・・・・分割スクリーンの重合部の間隙
S・・・・・破砕室
100・・・複合生産装置
11・・・・ホッパ
12・・・・支持部材
20・・・・打撃ロータ
21・・・・回転軸
22・・・・ロータ本体
23・・・・ハンマー体
30・・・・スクリーン
30a・・・分割スクリーン
40・・・・ケーシング
41・・・・ローラ
42・・・・窓穴

Claims (8)

  1. 粒状物質を含む破砕原料を破砕して粒状物質を生産する粒状物質の複合生産装置であって、
    横向きの回転軸を中心に回転しながら破砕原料を打撃して破砕する打撃ロータと、
    内部に前記打撃ロータを収容し、横向きの仮想の回転軸を中心に、前記打撃ロータと逆方向に回転しながら粒状物を篩分けする筒状のスクリーンと、
    内部にスクリーンを収容し、横向きの仮想の回転軸を中心にスクリーンと一体に回転しながらスクリーンを透過した粒状物質を捕集する筒状のケーシングと、
    前記ケーシングの内空と連通し、該ケーシング内の微粉を吸引して分級する集塵機とを具備し、
    前記打撃ロータとスクリーンの周面間に環状の破砕室を形成し
    前記スクリーンが複数の分割スクリーンからなり、破砕時に破砕原料や再生骨材が漏出するのを防止し得るように隣り合う分割スクリーンの端部近くを重ね合わせると共に、スクリーンを破砕時の逆方向に回転することで、スクリーン内に残った大径の骨材をケーシング内へ排出し得るように隣り合う分割スクリーンの重合部に隙間を形成したことを特徴とする、
    複合生産装置。
  2. 前記打撃ロータが横向きの回転軸を中心に回転するロータ本体と、ロータ本体の外周面に突設した複数のハンマー体とを具備し、前記スクリーンの回転により打撃ロータへ向けて供給される破砕原料を複数のハンマー体で打撃して破砕することを特徴とする、請求項1に記載の複合生産装置。
  3. 前記スクリーン及びケーシングの共通の回転中心に対して、前記打撃ロータの回転中心を偏心させたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の複合生産装置。
  4. 前記ケーシングの中央部に、円周方向に沿って複数の窓穴を形成したことを特徴とする、請求項1乃至3の何れか一項に記載の複合生産装置。
  5. 前記ケーシングの側方に供給シュートを配置し、該供給シュートを通じてスクリーン内の破砕室へ破砕原料を供給することを特徴とする、請求項1乃至の何れか一項に記載の複合生産装置。
  6. 前記粒状物質が再生骨材であることを特徴とする、請求項1に記載の複合生産装置。
  7. 破砕原料から粒状物質を生産する生産方法であって、
    前記請求項1乃至の何れか一項に記載した複合生産装置を使用し、
    打撃ロータによりスクリーン内で循環移動する破砕原料を破砕する工程と、
    スクリーン内で粒状物質を回転混合しながら磨砕する工程と、
    スクリーンの開口を通じて粒状物質を選別する工程と、
    集塵機によりスクリーン内の微粉を分級して回収する分級工程とを並行して行うことで粒状物質を生産することを特徴とする、
    粒状物質の生産方法。
  8. 前記粒状物質が再生骨材であることを特徴とする、請求項に記載の粒状物質の生産方法。
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