JP2017094295A - コンクリート廃材から骨材を分離するための破砕機及びプラント - Google Patents

コンクリート廃材から骨材を分離するための破砕機及びプラント Download PDF

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Abstract

【課題】低コストで生産性の良いコンクリート廃材から骨材を分離するための破砕機及びプラントを提供する。
【解決手段】円錐状回転体26と、この円錐状回転体26の円錐面28全体を覆うように配置されたスカート状のカバー30を備えた破砕装置を利用する。スカート状のカバー30と円錐状回転体26の円錐面との間に形成された隙間が、円錐面28の上端から下端に向かって、間隔を骨材の粒径付近まで減少させるように構成されている。この装置の上端側から、コンクリート廃材塊を投入し、円錐面に沿ってコンクリート廃材塊に含まれていた骨材とセメント18を落下させ、装置の下端から排出する。その後ふるい分け装置38、39でセメント18を分離し、さらに残りの骨材に機械的衝撃を与えてセメントを剥離する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンクリート廃材からセメントを除去して、再利用する骨材を分離するための、破砕機及びその破砕機を使用した骨材再生のためのプラントに関する。
ビルの建て替え時には、大量のコンクリート廃材が発生する。コンクリート廃材は産業廃棄物として処理される。このコンクリート廃材には骨材とセメントとが含まれている。コンクリートには、セメントが20重量%ほど含まれている。コンクリート廃材から骨材間を接着しているセメント分を除去すれば、骨材、即ち、砂利や砂が建築材料として再利用できる。このためにコンクリート廃材を砕いてコンクリートに含まれた骨材とセメントとを分離する装置が各種知られている(特許文献1〜4)。また、熱処理によってコンクリート廃材からセメントを分離する方法も知られている(特許文献5)。
特開2012−130877 特開2012−25631 特開2009−234891 特開2013−255875 特開2003−183063
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
上記のようにコンクリート廃材をハンマー等で砕いて粉砕する従来の装置では、粉砕処理の過程で、セメントが装置の壁や底面に付着して性能を低下させる。従って、たびたび装置の運転を止めて、装置に付着したセメントを除去する作業が必要であった。このため作業性が悪く生産性の向上の妨げになっていた。また、熱処理によりコンクリート廃材からセメントを分離する方法ではこのような問題が無いが、熱源の運転コストが高くなるという問題があった。本発明は、上記の課題を解決することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
コンクリート廃材塊を一定の粒径以下の塊まで破砕して、コンクリート廃材塊に含まれている骨材とセメントを分離する以下の構造の破砕機。
(1)底面に垂直な回転軸を備え、底面を下側にして回転する円錐状回転体を備える。
(2)この円錐状回転体の円錐面全体を覆うように配置されたスカート状のカバーを備える。
(3)上記スカート状のカバーと上記円錐状回転体の円錐面との間に形成された隙間は、円錐面の上端から下端に向かって、間隔を次第に減少させるように構成されている。
(4)上記円錐面の上端側に、コンクリート廃材塊の投入口が設けられている。
(5)上記円錐面の下端側に、コンクリート廃材塊に含まれていた骨材とセメントが落下しながら排出される排出口が設けられている。
<構成2>
コンクリート廃材塊を破砕してこれに含まれている骨材を得るプラント。
(1)構成1に記載の破砕機とふるい分け装置と剥離装置とを備える。
(2)ふるい分け装置は、破砕機から排出された骨材とセメントとが混在したものから、粉状のセメントを分離するためのメッシュを有する。
(4)剥離装置は、ふるい分け装置から送り込まれたセメントの付着した骨材に対して、機械的な衝撃を与え、骨材の外表面に付着したセメントを剥離して骨材を排出する衝撃付与部を備える。
<構成3>
底面に垂直な回転軸を備え、底面を下側にして回転する円錐状回転体と、この円錐状回転体の円錐面全体を覆うように配置されたスカート状のカバーを備え、上記スカート状のカバーと上記円錐状回転体の円錐面との間に形成された隙間は、円錐面の上端から下端に向かって、間隔を次第に減少させるように構成されている破砕装置の、
上記円錐面の上端側から、コンクリート廃材塊を投入し、
上記円錐面に沿って、コンクリート廃材塊に含まれていた骨材とセメントを落下させしながらその下端から排出して、
コンクリート廃材塊を、上記円錐面の下端の隙間で規制される粒径以下の塊まで破砕して、
コンクリート廃材塊に含まれている骨材とセメントを分離することを特徴とするコンクリート廃材塊に含まれていた骨材の生産方法。
<構成4>
構成3に記載の方法により得た骨材とセメントとが混在したものをふるい分け装置に導いて、粉状のセメントを分離し、
ふるい分け装置から送り込まれたセメントの付着した骨材に対して、機械的な衝撃を与え、骨材の外表面に付着したセメントを剥離して骨材を排出することを特徴とするコンクリート廃材塊に含まれていた骨材の生産方法。
<構成5>
上記円錐面の下端側に設けられた排出口は、上記コンクリート廃材塊に含まれていた最大粒径の骨材を通過させ、かつ、最大粒径の骨材の2倍を越える粒径の塊を通過させない隙間を有することを特徴とする破砕機。
<構成1の効果>
底面を下側にして円錐状回転体を回転させると、その円錐面を上から下に向かってコンクリート廃材塊が潰されながら転がり落ちる。円錐面にセメントが一時的に付着しても、骨材の流れに押し出されて滞留しない。セメントは自動的に下端側の排出孔から排出される。
<構成2の効果>
請求項1の破砕機から得た粒状の骨材の外表面にはセメントが付着している。これに衝撃を与えてセメントを剥離すれば、効率よく再利用可能な骨材を生産できる。
<構成5の効果>
この破砕機は、コンクリート廃材塊に含まれていた骨材をばらばらにするために使用する。最大粒径の骨材を通過させるように排出口を設定すると、骨材を破砕することがなく、破砕機を軽負荷で高速運転が可能になる。
実施例1の破砕機を示す一部分解斜視図で、右側にコンクリート塊の破砕過程を示す。 破砕機の主要部断面の拡大図である。 コンクリート廃材から骨材を生産するためのプラントの概略図である。 プラントに使用するふるい分け装置の例説明図である。 プラントに使用する攪拌装置の例説明図である。
採石場から運び込まれた不揃いな大きさの塊状の石材から、各種の工事に適する粒径の砂利等を生産するためのものとして、コーンクラッシャ(宇部興産機械株式会社製)という装置が知られている。この装置は、後で説明する図1の左側に示すような構造をしている。この装置は、大きな石材を削って一定の粒径の石材を得るためのものとして販売されている専用機である。しかし、本発明等の実験によれば、その運転条件を特別に設定すると、コンクリート廃材を粉砕して骨材とセメントを分離するのに、最適であることが判明した。
即ち、この装置は、コンクリート廃材塊を一定の粒径以下に押し潰すことができる。コンクリート廃材に含まれたセメントで相互に一体化した骨材をばらばらにするのであって、骨材は潰すことなくそのまま排出できるように設定をする。
また、塊状の石材を削るのに比べると十分に軽負荷なので、高速運転ができ、骨材から分離したセメントをふるい落とす機能があるので、装置に目詰まりが生じず、長時間連続的に運転をすることができる。
プラントの最初の工程でこの破砕機を使用して、その後ふるいにかけて大部分のセメントを除去する。その後、骨材の外表面に残留したセメントの除去には、上記の特許文献等に紹介された任意の装置を使用でき、その程度の処理ではセメントの目詰まりは生じない。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1の破砕機を示す一部分解斜視図で、右側にコンクリート塊の破砕過程を示す。図2はその主要部断面の拡大図である。
図の破砕機20は、コンクリート廃材塊12を一定の粒径以下の塊まで破砕して、コンクリート廃材塊12に含まれている骨材とセメント18を分離する装置である。この装置は、底面22に垂直な回転軸24を備え、底面22を下側にして回転する円錐状回転体26を備えている。図示しないモータ等により、この円錐状回転体26は図の矢印のように回転される。
さらに、この円錐状回転体26の円錐面28全体を覆うように配置された、スカート状のカバー30を備える。このスカート状のカバー30は、静止した状態で図示しない装置の外壁に固定されている。スカート状のカバー30の内面には、凹凸面32が設けられている。
図2に示すように、スカート状のカバー30の凹凸面32と円錐状回転体26の円錐面28との間に形成された隙間は、円錐面28の上端から下端に向かって、間隔を次第に減少させるように構成されている。
円錐面28の上端側には、図示しないホッパー等と組み合わせた、コンクリート廃材塊12の投入口34が設けられている。円錐面28の下端側には、コンクリート廃材塊に含まれていた骨材とセメント18が落下しながら排出される排出口36が設けられている。この排出口36の下方には、排出された骨材やセメントを受ける図示しないトレイ等が設けられている。
このような構成の装置で、円錐状回転体26を回転させると、その円錐面28を上から下に向かってコンクリート廃材塊12が潰されながら転がり落ちる。円錐面28にセメント18が一時的に付着しても、重力による骨材の流れに押し出されて滞留しない。セメント18は自動的に下端側の排出口36から排出される。
円錐面28の傾斜に沿って骨材が転がり落ちることで、セメント18の滞留が防止される。また、円錐面28が回転しているから、遠心力と重力とにより、セメント18を滞留させない。骨材自体を潰すような運転をしなければ、比較的負荷が軽いから、円錐状回転体26を高速で回転させることができる。これにより、装置内部にセメント18が詰まって性能を低下させるといった問題が解消される。
スカート状のカバー30と、円錐状回転体26の円錐面28との間に形成された隙間により、コンクリート廃材塊が潰されるが、この隙間をコンクリートの骨材である砂利14が通過する程度の寸法に設定しておくと、砂利14と砂16とセメント18が分離して落下しながら排出される。
投入口34からは、例えば、粒径150mm程度のコンクリート塊を投入できる。排出口36の隙間の寸法は例えば、20mmとする。これで、外形10〜20mm程度の骨材がばらばらに分離する。骨材の外表面には、まだセメント18が付着したままのものが残る。これを次の工程で除去する。最終的には5mm〜20mmの砂利14や砂16を再利用できる状態に再生できる。
円錐面28の下端側に設けられた排出口36は、コンクリート廃材塊12に含まれていた最大粒径の骨材を通過させ、かつ、最大粒径の骨材の2倍を越える粒径の塊を通過させない隙間に設定しておくことが好ましい。最大粒径の骨材とは砂利14のことであって、コンクリートに使用される主要骨材となる砂利の粒径はほぼ均一で、外径20mm程度である。従って、排出口36の部分の隙間を20mm〜25mmよりも大きく設定しておく。これにより、砂利14はこの破砕機により削られることなく排出され、再びコンクリートの骨材として再利用できる。
また、最大粒径の骨材の2倍を越える粒径の塊を通過させないように、排出口36の部分の隙間を40mm以下に設定しておく。これにより、2個以上の砂利がセメントにより一体化されているものは排出されないから、大部分の砂利14はばらばらになって排出口36から排出される。これにより、砂利14の間を満たす大部分のセメントが分離できる。また、後工程に送り込まれるセメントの量が減少し、後工程の処理の能率が上がる。
この破砕機は、コンクリート廃材塊12に含まれていた骨材をばらばらにすることを目的に使用する。従って、最大粒径の骨材をそのまま通過させるように排出口を設定して、骨材を破砕することなく、軽負荷で高速運転が可能になる。
コンクリートに含まれるセメント18の割合は約20%である。この破砕機20で15%程度のセメント18を分離することができる。しかも、セメント18の詰まりが無くて連続運転できるから、コンクリート塊の処理速度を毎分70トン程度(従来の約2倍)まで向上させることができる。
図3は、コンクリート廃材から骨材を生産するためのプラントの概略図である。図4はプラントに使用するふるい分け装置の例説明図である。図5はプラントに使用する攪拌装置の例説明図である。
このプラントは、ホッパ44からコンクート廃材塊12を供給し、破砕機20とふるい分け装置38及びふるい分け装置39と攪拌装置42とで、コンクリート廃材塊12に含まれている骨材を再利用できるように処理する。
破砕機20は、図1や図2で説明した装置である。ここで、円錐状回転体26の円錐面28の下端の隙間で規制される粒径以下の塊まで、コンクリート塊が破砕され、骨材とセメントが分離される。ふるい分け装置38、39は、破砕機20から排出された骨材とセメント18とが混在したものから、セメント18を分離する装置である。図4に示すように、ふるい分け装置38は、粒径が20mm程度の粒状の砂利14とそれ以下の粒径の砂やセメントを矢印B方向に落下させるメッシュ40を備える。
破砕機20の排出口36は、リング状のスリットだから、粒径が20mm程度の粒状の砂利14だけでなく、長円形や棒状のコンクリート塊も排出することがある。ふるい分け装置38はこれらを矢印A方向に導いて、再び破砕機20の投入口34に戻すための搬送装置を備える。
ふるい分け装置38から落下した骨材とセメント18は、ふるい分け装置39上を矢印C方向に流れる。このとき、セメント18はふるい分け装置39から下方に落下して分離される。矢印C方向には、外表面にセメントが付着した砂利や砂等の骨材が、攪拌装置42に向けて搬送される。
剥離装置42は、ふるい分け装置39から送り込まれたセメント18の付着した骨材に対して、これらを攪拌したりぶつかり合わせたりすることにより機械的な衝撃を与え、骨材の外表面に付着したセメント18を剥離する機構を備える。
図5に示すように、ふるい分け装置39からセメント18の付着した骨材が送り込まれると、これらは案内筒46を通って回転籠48中に落下する。回転籠48は常時一定の速度で回転している。回転籠48中に落下した骨材は遠心力で外側に移動し、回転籠48の柱に衝突する。さらに、その衝撃で骨材は円周方向に飛ばされて、回転籠48を取り囲む壁面50に衝突する。これにより、骨材の外表面に付着したセメント18が剥離される。
攪拌装置42はここで一例を紹介しただけであって、同様の機能を備える既知の装置に自由に置き換えることができる。攪拌装置42は骨材を破壊しないで骨材に衝撃を与えてその外表面に付着したセメントを剥離できればよい。
以上のプラントにより、従来のプラントと比較したとき、コンクリート廃材から骨材を再生するプラントの生産性を著しく向上させることができる。
12 コンクート廃材塊
14 砂利
16 砂
18 セメント
20 破砕機
22 底面
24 回転軸
26 円錐状回転体
28 円錐面
30 スカート状のカバー
32 凹凸面
34 投入口
36 排出口
38 ふるい分け装置
39 ふるい分け装置
40 メッシュ
42 攪拌装置
44 ホッパ
45 ホッパ
46 案内筒
48 回転籠
50 壁面

Claims (5)

  1. コンクリート廃材塊を一定の粒径以下の塊まで破砕して、コンクリート廃材塊に含まれている骨材とセメントを分離する以下の構造の破砕機。
    (1)底面に垂直な回転軸を備え、底面を下側にして回転する円錐状回転体を備える。
    (2)この円錐状回転体の円錐面全体を覆うように配置されたスカート状のカバーを備える。
    (3)上記スカート状のカバーと上記円錐状回転体の円錐面との間に形成された隙間は、円錐面の上端から下端に向かって、間隔を次第に減少させるように構成されている。
    (4)上記円錐面の上端側に、コンクリート廃材塊の投入口が設けられている。
    (5)上記円錐面の下端側に、コンクリート廃材塊に含まれていた骨材とセメントが落下しながら排出される排出口が設けられている。
  2. コンクリート廃材塊を破砕してこれに含まれている骨材を得るプラント。
    (1)請求項1に記載の破砕機とふるい分け装置と剥離装置とを備える。
    (2)ふるい分け装置は、破砕機から排出された骨材とセメントとが混在したものから、粉状のセメントを分離するためのメッシュを有する。
    (4)剥離装置は、ふるい分け装置から送り込まれたセメントの付着した骨材に対して、機械的な衝撃を与え、骨材の外表面に付着したセメントを剥離して骨材を排出する衝撃付与部を備える。
  3. 底面に垂直な回転軸を備え、底面を下側にして回転する円錐状回転体と、この円錐状回転体の円錐面全体を覆うように配置されたスカート状のカバーを備え、上記スカート状のカバーと上記円錐状回転体の円錐面との間に形成された隙間は、円錐面の上端から下端に向かって、間隔を次第に減少させるように構成されている破砕装置の、
    上記円錐面の上端側から、コンクリート廃材塊を投入し、
    上記円錐面に沿って、コンクリート廃材塊に含まれていた骨材とセメントを落下させしながらその下端から排出して、
    コンクリート廃材塊を、上記円錐面の下端の隙間で規制される粒径以下の塊まで破砕して、
    コンクリート廃材塊に含まれている骨材とセメントを分離することを特徴とするコンクリート廃材塊に含まれていた骨材の生産方法。
  4. 請求項3に記載の方法により得た骨材とセメントとが混在したものをふるい分け装置に導いて、粉状のセメントを分離し、
    ふるい分け装置から送り込まれたセメントの付着した骨材に対して、機械的な衝撃を与え、骨材の外表面に付着したセメントを剥離して骨材を排出することを特徴とするコンクリート廃材塊に含まれていた骨材の生産方法。
  5. 上記円錐面の下端側に設けられた排出口は、上記コンクリート廃材塊に含まれていた最大粒径の骨材を通過させ、かつ、最大粒径の骨材の2倍を越える粒径の塊を通過させない隙間を有することを特徴とする破砕機。
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