JPH0459059A - 粉体の粉砕装置 - Google Patents

粉体の粉砕装置

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JPH0459059A
JPH0459059A JP16206790A JP16206790A JPH0459059A JP H0459059 A JPH0459059 A JP H0459059A JP 16206790 A JP16206790 A JP 16206790A JP 16206790 A JP16206790 A JP 16206790A JP H0459059 A JPH0459059 A JP H0459059A
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JP
Japan
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powder
chamber
balls
container
successively
Prior art date
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Pending
Application number
JP16206790A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Watabe
満 渡部
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内部に粉体(例えばセラミック粉体)と複数
のボールを入れた容器を回転および/または振動させる
ことによって複数のボールで粉体を粉砕するようしこし
た粉砕装置の改良に関するものである。
「従来の技術」 従来、この種の粉砕装置は第2図および第3図に示すよ
うに構成されていた。すなわち、粉砕したいセラミック
粉体を水や有機溶剤と混合してなるスラリー10と、複
数のボール12.12.12、・・とを密閉容器14内
に入れ、この密閉容器j4に固着された水平回転軸16
をモータ(図示省略)で回転し、ボール12.12.1
2、・・・の衝撃、摩擦、圧縮などによってスラリー1
0中のセラミック粉体を粉砕するようにしていた。スラ
リー10中のセラミック粉体の粒径が大きいときはボー
ル12.12.12、・・の球径の大きい粉砕装置を用
い、スラリー10中のセラミック粉体の粒径が小さいと
きはボール12.12、]2、・・・の球径の小さい粉
砕装置を用いて、粒径がザブミクロンのセラミック粉体
を得ていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の粉体の粉砕装置は、密閉容器14
内の1つの部屋の中にスラリー10と複数のボール12
.12.12、・・・とを入れて粉砕していたので、粒
径の大きなセラミック粉体を粒径の小さな(例えばサブ
ミクロンの)セラミック粉体に粉砕する場合、まずボー
ル12の球径の大きな粉砕装置で粉砕し、順次ボール1
2の球径を小さくした粉砕装置で粉砕するバッチ処理と
なり、粉砕の効率が悪くなるという問題点があった。す
なわち、ボール12の球径の大きな粉砕装置だけで粉砕
するときは、粉砕の効率は良くなるが粒径の小さな(例
えばサブミクロンの)セラミック粉体のみを得ることが
できずに粗粒が混入し、ボール12の球径の/I)さな
粉砕装置だけで粉砕するときは、粒径の小さな(例えば
サブミクロン)セラミック粉体を得ることはできるが、
粉砕に要する時間が長くなり粉砕の効率が悪くなるから
である。
本発明は、」二連の問題点に鑑みてなされたもので、粉
砕の効率が良く、かつ粗粒の混入を防止することのでき
る粉体の粉砕装置を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するだめの手段] 本発明は、内部に粉体と複数のボールを入れた容器を回
転および/または振動させることによって前記複数のボ
ールで前記粉体を粉砕するようにした粉砕装置において
、前記容器内を粉体投入口から粉体排出口に向かって少
なくとも第1番目から第m番目(mは2以上の整数)ま
での順次連通ずる部屋に分割し、前記第1一番目から第
m番目までの部屋のそれぞれに、順次球径を小さくした
複数のボールを入れ、前記第1番目から第m番目までの
隣接する部屋の仕切部のそれぞれに、通過可能な粉体の
粒径が順次ノ」1さくなるフィルタを設けてなることを
特徴とするものである。
そして、連続した粉砕を効率良くするために、容器は水
平回転軸に固定して回転可能に形成され、粉体は液体と
混合したスラリーとして前記容器内に入れられ、第1番
目から第m番目までの部屋は前記水平回転軸に沿って内
容積を順次小さく形成する。
[作用] 粉体投入口から容器内に投入された粉砕すべき粉体は、
第1番目の部屋から第m番目の部屋まで順次移動し、か
つ各部屋で対応する複数のボールによって順次粉砕され
、粉体排出口から連続して排出される。このとき、第1
番目の部屋で対応する複数のボールによって粉砕された
粉体のうち、その粒径が所定値以下になった粉体の一部
は、第2番目の部屋との仕切部に設けられた第1番目の
フィルタを通過して第2番目の部屋に入る。そして第2
番1」の部屋で対応する複数のボールによって粉砕され
た粉体のうち、その粒径が所定値以下になった粉体の一
部は、第3番目の部屋との仕切部に設けられた第2番目
のフィルタを通過して第3番目の部屋に入る。以下同様
にして、第m番目の部屋で対応する複数のボールによっ
て粉砕された粉体のうち、その粒径が所定値以下になっ
た粉体の一部は、第m番目のフィルタを通過し粉体排出
口から排出される。
そして、容器を水平回転軸に固定して回転可能に形成し
、粉体を液体と混合したスラリーとして容器内に入れ、
第1番目から第m番目までの部屋は水平回転軸に沿って
内容積を順次小さく形成するようにした場合には、特定
の部屋だけに粉体が停滞するのを避けて各部屋間の粉体
の移動を円滑にすることが容易になり、連続した粉砕を
効率良く行なうことができる。
[実施例コ 第1図は本発明の一実施例を示すもので、この図におい
て、20は、はぼ円錐状筒体の先端部を切断し両端部を
閉塞してなる密閉容器である。前記密閉容器20は、そ
の中心軸が水平となるように配置され、その両端部には
軸受(図示省略)に支持された水平回転軸22.22が
固着され、この水平回転軸22.22をモータ(図示省
略)で矢印方向に回転することによって、前記密閉容器
20が中心軸の回りに回転するように構成されている。
前記密閉容器20内には、前記水平回転軸22.22の
軸方向に沿った長径側か1ら短径側に向かって、順次連
通ずる第1番目から第5番目までの部屋31.32.3
3.34.35が形成され、その仕切部には通過可能な
粉体の粒径が順次小さくなる第千〜第4フィルタ4]、
42.43.44が設けられている。前記第1番目の部
屋31には粉体投入[]151が形成され、この粉体投
入口51には開閉蓋53が設けられている。前記第5番
1]の部屋35には粉体排出口55が形成され、この粉
体排出口55には開閉蓋57が設けられている。前記第
1番目から第4番目までの部屋31.32.33.34
の中には、部屋毎に順次球径を小さくした複数のポル6
1〜61.62〜62.6:3〜63.64〜64が収
容されている。
つぎに前記実施例の作用について説明する。
(イ)粉砕すべき粉体(例えばセラミック粉体)を水や
有機溶剤と混合してなるスラリー70の所定量を、粉体
投入口5]から密閉容器2o内の第1番目の部屋31に
投入する。
(ロ)ついて、水平回転軸22.22を矢印方向に回転
することによって密閉容器20を回転し、第1番目の部
屋31内のボール61〜6]の衝撃、摩擦、圧縮などに
よってスラリー70中の粉体が粉砕される。
(ハ)前記(ロ)における粉砕が進行して、スラリ70
中の粉体の粒径が所定値以下になった一部のスラリー7
0は、順次第1フイルタ41を介して第2番目の部屋3
2に移動し、この部屋32内のボール62〜62の衝撃
、摩擦、圧縮などによって含有する粉体が粉砕される。
(ニ)第2番目の部屋32でボール62〜62によって
所定の粒径に粉砕されたスラリー70は第2フイルタ4
2を介して第3番目の部屋33に移動する。以下巨様に
進行して、粉体の粒径が目的とする小さな値(例えばサ
ブミクロン)となったスラリー70は、第4フイルタ4
4を通過し、第5の部屋35に移動する。
(ホ)第5の部屋35に所定量のスラリー70が溜った
ら、密閉容器20の回転を止め、開閉蓋57を開けて粉
体排出口55から外部へ取り出す。このとき、新たな粉
砕すべき粉体を含むスラリー70の所定量を粉体投入口
51から第1番目の部屋31に投入するが、または、第
1番目の部屋31内の粉砕中のスラリー70の量が所定
値以下になったときに、密閉容器2゜の回転を止めて粉
体投入口51から新たなスラリ=70を投入することに
よって、従来のバッチ処理方式とは違う連続処理方式に
よる粉砕が行なわれる。
前記実施例では、容器は、円錐状筒体の先端部を切断し
両端部を閉塞した密閉形状に形成したが、本発明はこれ
に限るものでなく、例えば、容器は円筒体の両端部を閉
塞した密閉形状若しくはこの密閉容器の一部を開口した
形状に形成してもよい。
また、容器を第1番目から第5番目までの5つの部屋に
分割するようにしたが、本発明はこれに限るものでなく
、容器内を粉体投入口から粉体排出口に向かって少なく
とも第1番目がら第m番目(mは2以上の整数)までの
順次連通ずる複数の部屋に分割するものであればよい。
前記実施例では、特定の部屋だけに粉体を含むスラリー
が停滞するのを避は各部屋間のスラリの移動をより円滑
にして連続した粉砕を効率良く行なうことができるよう
にするために、容器は水平回転軸に固定して回転可能に
形成し、粉体は液体と混合したスラリーとして容器内に
入れ、第1番目から第m番目までの部屋は水平回転軸に
沿って内容積を順次小さく形成したが、本発明はこれに
限るものでなく、容器は回転および/または振動するよ
うに構成したものであればよく(例えば、容器は、その
中心軸が垂直となるように配置し、垂直回転軸の回りに
回転および/または振動するように構成してもよく)、
スラリーとせずに粉体だけで容器に入れてもよく、第1
一番目から第m番目までの部屋の内容積を任意(例えば
同一)にしてもよい。
[発明の効果] 本発明による粉体の粉砕装置は、上記のように、粉体投
入口から容器内に投入された粉砕すべき粉体は、第1番
目の部屋から第m番目の部屋まで対応するフィルタを介
して順次移動するにつれて、各部屋で対応する複数のボ
ールによって順次粒径の小さな粉体に粉砕され粉体排出
口から連続して排出されるように構成したので、粒径の
大きな粉体を粒径の小さな(例えばサブミクロンの)粉
体に効率良く粉砕することができるとともに、粗粒の混
入を防止することができる。
そして、容器を水平回転軸に固定して回転可能に構成し
、粉体は液体と混合したスラリーとして容器内に入れ、
第1番目から第m番目までの部屋は水平回転軸に沿って
内容積を順次小さく形成するようにした場合には、特定
の部屋だけに粉体が停滞するのを避けて各部屋間の粉体
の移動を円滑にすることが容易になり、連続した粉砕を
効率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による粉体の粉砕装置の一実施例を示す
一部を断面で表わした説明図、第2図および第3図は従
来例を示すもので、第2図は一部を断面で表わした説明
図、第3図は第2図のA−A線断面を示す説明図である
。 10.70・・・スラリー(粉体を含む)、12.61
.62.63.64・・・ボール、14.20・・・容
器、16.22・・水平回転軸、31.32.33.3
4.35・・・部屋、41.42.43.44・・・フ
ィルタ、51・・・粉体投入口、55・・・粉体排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に粉体と複数のボールを入れた容器を回転お
    よび/または振動させることによって前記複数のボール
    で前記粉体を粉砕するようにした粉砕装置において、前
    記容器内を粉体投入口から粉体排出口に向かって少なく
    とも第1番目から第m番目(mは2以上の整数)までの
    順次連通する複数の部屋に分割し、前記第1番目から第
    m番目までの部屋のそれぞれに、順次球径を小さくした
    複数のボールを入れ、前記第1番目から第m番目までの
    隣接する部屋の仕切部のそれぞれに、通過可能な粉体の
    粒径が順次小さくなるフィルタを設けてなることを特徴
    とする粉体の粉砕装置。
  2. (2)容器は水平回転軸に固定して回転可能に形成され
    、粉体は液体と混合したスラリーとして前記容器内に入
    れられ、第1番目から第m番目までの部屋は前記水平回
    転軸に沿って内容積を順次小さく形成してなる請求項(
    1)記載の粉体の粉砕装置。
JP16206790A 1990-06-20 1990-06-20 粉体の粉砕装置 Pending JPH0459059A (ja)

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JP16206790A JPH0459059A (ja) 1990-06-20 1990-06-20 粉体の粉砕装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470317B1 (ko) * 2001-07-06 2005-03-07 시게오 야나세 분쇄기
JP2009266575A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Idemitsu Kosan Co Ltd 硫化物系電解質の製造方法及びボールミル
CN106179634A (zh) * 2016-08-31 2016-12-07 陈江 一种格子型球磨机及球磨机用格子板
CN106391221A (zh) * 2016-11-18 2017-02-15 福州恒裕陶瓷有限公司 一种用于陶瓷釉料研磨的球磨机

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