JP3252820B2 - 復調及び変調回路並びに復調及び変調方法 - Google Patents

復調及び変調回路並びに復調及び変調方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は復調及び変調回路並
びに復調及び変調方法に関し、特に携帯電話端末に使用
されるディジタル伝送信号の復調及び変調回路並びに復
調及び変調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような復調回路でのA/D
(アナログ/ディジタル)変換器におけるサンプリング
は送受信間の周波数オフセットにより位相シフトを生
じ、必ずしも最適サンプリングタイミングでサンプリン
グできるとは限らなかった。
【0003】そのため、サンプリングタイミングによっ
ては受信信号のゼロクロス(符号が正から負あるいは負
から正に変わる境界点)近辺をサンプリングすることに
よる符号判定誤りを生じるため著しくその受信特性を損
なう場合があった。
【0004】下式に周波数オフセットによる復調への影
響を示す。変調波を s(t)=A(t)cos[2πfct+φ(t)] ただしA(t)は+1又は−1とし、上式変調波の搬送
波成分cos[2πfct]を基準信号:pi(t)と
して用いると直交復調器出力I成分は I(t)=s(t)×pi(t) =A(t)cos[2πfct+φ(t)]×cos[2πfct] =(A(t)/2)×[cos(4πfct+φ(t))+cosφ(t)] となる。
【0005】右辺第2項cos(4πfct+φ
(t))をLPFによりカットすれば I(t)=(A(t)/2)×cosφ(t) となり、PSK変調波のI成分位相情報を得られる。同
様に、基準信号:pq(t)として位相をπ/2進ませ
た−sin[2πfct]を用いると、PSK変調波の
Q成分位相情報を得られる。 Q(t)=A(t)cos[2πfct+φ(t)]×
(ーsin[2πfct])=(A(t)/2)×co
sφ(t) しかし、実際の回路では送受信間の周波数オフセットΔ
θ(t)が生じるため基準信号は各々 pi(t)=cos[2πfct+Δθ(t)] pq(t)=―sin[2πfct+Δθ(t)] となり、直交復調出力は上式基準信号と変調波を乗じ、
高周波成分をLPFによりカットすれば、 I(t)=A(t)cos[2πfct+φ(t)]×
cos[2πfct+Δθ(t)]=(A(t)/2)
×cos(φ(t)―Δθ(t)) Q(t)=A(t)cos[2πfct+φ(t)]×
ーsin[2πfct+Δθ(t)]=(A(t)/
2)×cos(φ(t)―Δθ(t)) となり、直交復調出力に周波数オフセットの影響が現れ
る。それによりA/D変換器入力信号の位相がシフト
し、所望のサンプリングタイミングからずれていく。
【0006】この種の従来技術の一例が(1)特開平8
−223132号公報、(2)特開平10−26065
3号公報及び(3)特許第2570126号公報(以
下、夫々先行技術1乃至3という)に記載されている。
【0007】先行技術1は送信信号にパイロット信号を
挿入し、そのパイロット信号の送信周波数kと受信周波
数k´とに基づき、周波数ずれΔkとサンプリングタイ
ミングの同期ずれδを求め、そのずれがともに0となる
ようにサンプリングタイミング周期と周波数変換器の発
信周波数とを制御する、というものである。
【0008】先行技術2はサンプリングクロックの遅延
量を制御することにより、入力映像信号S1のサンプリ
ングクロック信号の位相を入力映像信号S1に適した位
相に制御する、というものである。
【0009】先行技術3は復調ベースバンド信号からク
ロック信号成分を抽出し、そのクロック信号成分に同期
した信号を発生してサンプリングクロックとして出力す
る、というものである。
【0010】このように、先行技術1乃至3ではサンプ
リング周波数を制御することにより、A/D変換器入力
信号の位相がシフトし、所望のサンプリングタイミング
からずれていくという課題を解決していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、符号判定誤り
を減少させるためA/D変換器におけるサンプリング周
波数を高くするとその周波数に比例した消費電力増加に
繋がる。
【0012】しかし、現在の携帯電話端末のように通信
端末の小型化・長時間使用が望まれている中で消費電力
増大は問題である。
【0013】そこで本発明の目的は、消費電力の低減を
図りつつサンプリングタイミングの最適化を図ることが
可能な復調回路及び復調方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明による第1の発明は、ディジタル伝送信号を復
調する復調回路であって、前記ディジタル伝送信号には
送信時に予め既知信号が挿入されており、前記ディジタ
ル伝送信号を復調して得られるベースバンド信号をA/
D変換するA/D変換手段と、このA/D変換手段でデ
ィジタル変換後の前記既知信号と送信時の前記既知信号
とに基づき前記A/D変換手段におけるサンプリングタ
イミングを位相シフトする位相シフト手段を含んでお
り、さらに前記ディジタル伝送信号は直交変調信号であ
り、前記ディジタル伝送信号を直交復調する直交復調手
段を含み、前記A/D変換手段は前記直交復調手段で復
調された位相が相互に90度異なる2つのベースバンド
信号の各々をA/D変換する2つのA/D変換器と、こ
の2つのA/D変換器でA/D変換されたディジタル信
号の符号を判定する符号判定部とを含み、前記位相シフ
ト手段は前記符号判定部で符号判定された前記既知信号
を送信時の前記既知信号と比較する比較部と、この比較
部での比較結果に基づき前記ベースバンド信号の位相を
シフトさせる位相シフト器とを含むことを特徴とする。
【0015】
【0016】又、本発明による第2の発明は、ディジタ
ル伝送信号を復調する復調方法であって、前記ディジタ
ル伝送信号には送信時に予め既知信号が挿入されてお
り、前記ディジタル伝送信号を復調して得られるベース
バンド信号をA/D変換する第1ステップと、この第1
ステップでディジタル変換後の前記既知信号と送信時の
前記既知信号とに基づき前記第1ステップにおけるサン
プリングタイミングを位相シフトする第2ステップとを
含んでおり、さらに前記ディジタル伝送信号は直交変調
信号であり、前記ディジタル伝送信号を直交復調する第
3ステップを含み、前記第1ステップは前記第3ステッ
プで復調された位相が相互に90度異なる2つのベース
バンド信号の各々をA/D変換し、そのA/D変換され
たディジタル信号の符号を判定する第11ステップを含
み、前記第2ステップは前記符号判定された前記既知信
号を送信時の前記既知信号と比較する第21ステップ
と、この第21ステップでの比較結果に基づき前記ベー
スバンド信号の位相をシフトさせる第22ステップを含
むことを特徴とする。
【0017】
【0018】第1及び第2の発明によれば、送信側でデ
ィジタル信号に予め既知信号を挿入して送信し、受信側
でそのディジタル伝送信号を受信し、A/D変換手段に
入力されるそのディジタル伝送信号の位相を位相シフト
手段で所定量位相シフトさせることにより、送受信間の
周波数オフセットにより生じるサンプリングタイミング
のずれを減少させる。
【0019】即ち、サンプリング周波数を上げることな
くサンプリングタイミングの最適化を図ることができる
ため、消費電力の低減が可能となる。
【0020】又、サンプリングタイミングの最適化によ
り受信品質を良好に保持することも可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。本発明におけるデ
ィジタル伝送信号は直交変調された信号である。
【0022】まず、第1の実施の形態について説明す
る。図1は第1の実施の形態の構成図である。第1の実
施の形態は復調回路51に関するものである。
【0023】図1を参照して、復調回路51はアンテナ
21と、このアンテナ21からの信号を受信する高周波
受信部1と、この高周波受信部1からの信号を直交復調
する直交復調部(ODEM;Orthogonal D
EModulator)2と、この直交復調部2からの
信号を位相シフトする位相シフト器3,4と、この位相
シフト器3,4からの信号の低域を通過させるローパス
フィルタ(LPF)5,6と、このローパスフィルタ
5,6からの信号をA/D変換するA/D変換器7,8
と、このA/D変換器7,8からの信号の所定周波数域
を通過させるディジタルフィルタ9,10と、このディ
ジタルフィルタ9,10からの信号の符号判定を行う符
号判定部11と、この符号判定部11からの並列信号を
直列信号に変換するパラレル/シリアル(P/S)変換
器12と、このパラレル/シリアル(P/S)変換器1
2からの信号を受信データ処理する受信データ処理部1
3と、この受信データ処理部13からの信号を位相シフ
ト制御する位相シフト制御部14と、送信時の既知信号
が予め格納されている記憶部16と、符号判定部11か
らの並列信号から既知信号を取出し記憶部16格納され
ている送信時の既知信号と比較する比較部15とを含ん
で構成されている。
【0024】詳細については後述するが、本発明では送
信データ内に既知信号を挿入しておき、符号判定部11
による既知信号符号判定結果と送信既知信号を比較した
結果を位相シフト制御部14に入力し、比較結果に基づ
きA/D変換器7,8に入力される信号の位相をシフト
する。
【0025】図8は次に、図8を参照しつつ復調回路5
1の動作について説明する。受信波はアンテナ21及び
高周波受信部1を経由して、直交復調器2にてベースバ
ンド信号が取り出される(S1)。次に、直交復調部2
の出力であるI成分およびQ成分は各々位相シフト器3
及び4を通過し、ローパスフィルタ5及び6にて不要成
分を除去したのち、A/D変換器7及び8にてA/D変
換される。A/D変換出力は符号間干渉を防ぐためディ
ジタルフィルタ9及び10により適切な波形整形を施さ
れ、符号判定部11に入力される(S2)。符号判定出
力はP/S(パラレル/シリアル)変換器12によって
シリアルデータとなり、受信データ処理部13により所
望の復調出力信号を取り出す。
【0026】一方、比較部15は符号判定部11の出力
から既知信号を取出し、その既知信号を記憶部16に記
憶された既知信号と比較する(S3)。位相シフト制御
部14は比較部15での比較結果に基づき位相シフト器
3,4にベースバンド信号の位相をシフトさせる(S
4)。
【0027】次に、送信データ内に挿入される既知信号
の挿入方法について説明する。図3及び図4は送信デー
タ内に挿入される既知信号の挿入方法を示す模式説明図
である。送信データ内に既知信号を挿入する方法は2種
類ある。図3は第1の方法、図4は第2の方法を示して
いる。
【0028】まず、第1の既知信号挿入方法について説
明する。図3を参照して、第1の既知信号挿入方法は既
知データシンボル31と情報データシンボル32とを時
間多重するものである。この時間多重されたディジタル
伝送信号が直交復調部2に入力される。
【0029】次に、第2の既知信号挿入方法について説
明する。図4を参照して、Iチャネルに情報データシン
ボル32を割当て、Qチャネルに既知データシンボル3
1を割当てる。そしてこれらIチャネル及びQチャネル
を多重する。なお、Qチャネルに情報データシンボル3
2を割当て、Iチャネルに既知データシンボル31を割
当ててもよい。
【0030】次に、比較部15での比較方法について説
明する。図5は比較部15での比較方法を示すフローチ
ャートである。図5を参照して、まず比較部15である
比較結果が出力されると位相シフト制御部14はその比
較結果に基づく位相シフト量を位相シフト器3及び4に
出力する(S11)。位相シフト器3及び4はその位相
シフト量だけベースバンド信号の位相をシフトさせる。
その位相シフト後のベースバンド信号はローパスフィル
タ5,6を介してA/D変換器7,8に入力されA/D
変換される(S12)。
【0031】A/D変換後の信号はディジタルフィルタ
9,10を介して符号判定部11に入力され符号判定さ
れる。比較部15は符号判定部11から既知信号を取出
し、記憶部16に記憶された送信時の既知信号と比較す
る(S13)。その比較結果は位相シフト制御部14内
の不図示の格納部に格納される。
【0032】比較部15はN(Nは2以上の整数)回比
較したか否かを調べ(S14)、N回に達していない場
合はS11からS13までを繰り返す。N回に達したな
らば、次にN個の比較結果より最適位相シフト量を検出
する(S15)。この最適位相シフト量も位相シフト制
御部14内の不図示の格納部に格納される。
【0033】次に、この最適位相シフト量の検出をM
(Mは正の整数)回行ったか否かを調べ(S16)、M
回に達していない場合はS11からS15までを繰り返
す。M回に達したならば、次にM回平均最適位相シフト
量を検出する(S17)。次に、位相シフト制御部14
はそのM回平均最適位相シフト量に位相シフト器3及び
4を制御する(S18)。
【0034】次に、S15の「最適位相シフト量」とは
いかなる量であるかについて説明する。比較部15は送
信時の既知データ列と受信時の既知データ列との相関値
を求めることでこれを比較結果とする。
【0035】いま、一例として送信時の既知データ列
を”+1+1−1+1−1−1+1+1”(8ビット列
データ)とする。これを受信側で受信し、符号判定部1
1で判定した結果も同じ”+1+1−1+1−1−1+
1+1”であれば、比較部15はデータ数で正規化した
相関値として”1”を得る。
【0036】一方、符号判定部11で判定した結果が”
−1+1−1+1−1−1+1−1”(2ビットエラ
ー)であるとすると、4/8=0.5という相関値が得
られる。即ち、最新の位相シフト量に対する相関値が
0.5であるということになる。即ち、相関値が1に近
づくほどエラーが少なくなる。
【0037】次に、2ビットエラーの場合の相関値がな
ぜ0.5になるかについて説明する。送信時のデータ
が”+1”で受信時のデータも”+1”であればこれら
の積は”+1”である。同様に、送信時のデータが”−
1”で受信時のデータも”−1”であればこれらの積
も”+1”である。即ち、積が”+1”であればビット
エラーは生じていないと判定できる。
【0038】一方、送信時のデータが”+1”で受信時
のデータが”−1”であればこれらの積は”−1”であ
る。同様に、送信時のデータが”−1”で受信時のデー
タが”+1”であればこれらの積も”−1”である。即
ち、積が”−1”であればビットエラーが生じていると
判定できる。
【0039】従って、このビットエラーが2箇所あれば
積”−1”が2つ出る。正しいビットが6ビット(+
6)、エラービットが2ビット(−2)、全ビット数が
8ビットなので、6−2=4となる。この4が前述の相
関値の分子、全ビット数の8が前述の相関値の分母を示
す。同様に、ビットエラーが2以外の場合も同様に説明
できる。
【0040】位相シフト制御部14より出力される位相
量(サンプリングタイミング位相差)と相関値との関係
を図6に示す。同図は位相差θ1に対する相関値がr1
であり、…、位相差θNに対する相関値がrNであるこ
とを示している。
【0041】S15では相関値r1〜rNから最大値を
求める。そしてその最大値に対する位相差を最適位相シ
フト量とするのである。
【0042】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図2は第2の実施の形態の構成図である。第2の実
施の形態は復調回路52に関するものである。なお、第
1の実施の形態(図1)と同様の構成部分については同
一番号を付し、その説明を省略する。
【0043】図2を参照して、第2の実施の形態が第1
の実施の形態と異なる点は比較部17をP/S変換器1
2の出力側に接続した点である。
【0044】図9及び図10は第2の実施の形態の動作
を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態
のフローチャート(図8)と同様のフロー部分について
は同一番号を付し、その説明を省略する。次に、図9及
び図10を参照しつつ復調回路52の動作について説明
する。
【0045】A/D変換出力は符号判定部11に送ら
れ、ここで符号判定された後P/S変換器12に送られ
パラレルデータからシリアルデータに変換される(S
5)。次に、比較部17はシリアルデータに変換された
データから既知データを取出し記憶部16に記憶された
送信時の既知データと比較する(S3)。
【0046】又、S3と並行してシリアルデータに変換
されたデータは受信データ処理部13に送られ、ここで
既知信号が除去され(S6)、情報データのみが出力さ
れる。その他の動作は第1の実施の形態と同様である。
【0047】なお、比較部17と記憶部16とを受信デ
ータ処理部13と別個に設けたが、これらを一括して受
信データ処理部18とすることも可能である。
【0048】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図7は本発明に係る復調回路の第3の実施の形態の
構成図である。第3の実施の形態は復調回路53に関す
るものである。なお、第1及び第2の実施の形態(図1
及び図2)と同様の構成部分については同一番号を付
し、その説明を省略する。
【0049】図7を参照して、第3の実施の形態が第1
及び第2の実施の形態と異なる点は位相シフト器35を
高周波受信部1と直交復調部2間に接続した点である。
このようにすることにより位相シフト器35は1個で足
りることになる。
【0050】図11は第3の実施の形態の動作を示すフ
ローチャートである。次に、第3の実施の形態の動作に
ついて図11を参照しながら説明する。まず、第1の実
施の形態をベースにした動作から説明する。図11とと
もに図8を参照して、比較部15で既知信号同士を比較
した(S3)後、位相シフト制御部14はその比較結果
に基づく位相シフト量を位相シフト器35に出力し、位
相シフト器35に高周波受信部1の出力であるディジタ
ル伝送信号の位相をシフトさせる(S7)。
【0051】次に、第2の実施の形態をベースにした動
作について説明する。図11とともに図9を参照して、
比較部17で既知信号同士を比較した(S3)後、位相
シフト制御部14はその比較結果に基づく位相シフト量
を位相シフト器35に出力し、位相シフト器35に高周
波受信部1の出力であるディジタル伝送信号の位相をシ
フトさせる(S7)。
【0052】次に、第4の実施の形態について説明す
る。図12は第4の実施の形態の構成図である。第4の
実施の形態は変調回路61に関するものである。図12
を参照して、変調回路61は時間多重部62と、シリア
ル/パラレル(S/P)変換器63と、直交変調部64
(64a及び64b)とを含んで構成される。
【0053】図14は第4の実施の形態の動作を示すフ
ローチャートである。図14を参照しつつ変調回路61
の動作について説明する。まず、時間多重部62にて情
報データ30は複数の情報データ32に分割され、既知
データ31と時間多重される(S21)。即ち、情報デ
ータ32と既知データ31とが交互に時系列に出力され
る。次に、その時間多重データはS/P変換器63でパ
ラレルデータに変換された後、各々のデータは直交変調
部64a及び64bで直交変調される(S22)。そし
て、この直交変調されたディジタル伝送データが受信側
の復調器51乃至53で受信される。
【0054】次に、第5の実施の形態について説明す
る。図13は第5の実施の形態の構成図である。第5の
実施の形態は変調回路65に関するものである。なお、
第4の実施の形態(図12)と同様の構成部分には同一
番号を付し、その説明を省略する。
【0055】図13を参照して、変調回路65は直交変
調部64a及び64bを含んで構成される。
【0056】図15は第5の実施の形態の動作を示すフ
ローチャートである。図15を参照しつつ変調回路65
の動作について説明する。まず、Iチャネルに情報デー
タ32が、Qチャネルに既知データ31が割当てられ
(S31)、次に直交変調部64a及び64bにて情報
データ32と既知データ31とが直交変調される(S3
2)。そして、この直交変調されたディジタル伝送デー
タが受信側の復調器51乃至53で受信される。
【0057】
【発明の効果】本発明による第1の発明によれば、ディ
ジタル伝送信号を復調する復調回路であって、前記ディ
ジタル伝送信号には送信時に予め既知信号が挿入されて
おり、前記回路は前記ディジタル伝送信号を復調して得
られるベースバンド信号をA/D変換するA/D変換手
段と、このA/D変換手段でディジタル変換後の前記既
知信号と送信時の前記既知信号とに基づき前記ディジタ
ル伝送信号又はベースバンド信号の位相をシフトさせる
位相シフト手段を含むため、消費電力の低減を図りつつ
サンプリングタイミングの最適化を図ることが可能とな
る。
【0058】又、本発明による第2の発明によれば、デ
ィジタル信号を変調する変調回路であって、その回路は
前記ディジタル信号に予め既知信号を挿入する既知信号
挿入手段と、この既知信号挿入後のディジタル信号を変
調する変調手段とを含むため、第1の発明と同様の効果
を奏する。
【0059】又、本発明による第3の発明によれば、デ
ィジタル伝送信号を復調する復調方法であって、前記デ
ィジタル伝送信号には送信時に予め既知信号が挿入され
ており、前記方法は前記ディジタル伝送信号を復調して
得られるベースバンド信号をA/D変換する第1ステッ
プと、この第1ステップでディジタル変換後の前記既知
信号と送信時の前記既知信号とに基づき前記ディジタル
伝送信号又はベースバンド信号の位相をシフトさせる第
2ステップとを含むため、第1の発明と同様の効果を奏
する。
【0060】又、本発明による第4の発明によれば、デ
ィジタル信号を変調する変調方法であって、その方法は
前記ディジタル信号に予め既知信号を挿入する第5ステ
ップと、この第5ステップにて既知信号挿入後のディジ
タル信号を変調する第6ステップとを含むため、第1の
発明と同様の効果を奏する。
【0061】その理由は、A/D変換器入力信号の位相
をシフトさせることによりサンプリング周波数は低く保
ったままタイミングの最適化を行うため、周波数に比例
して増大する消費電力を低減させることができるからで
ある。
【0062】さらに、符号判定誤りを低減させ、良好な
受信特性を得ることができるという効果も奏する。その
理由は位相シフト制御部および位相シフト器によってA
/D変換器のサンプリングタイミングを最適に保つこと
ができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成図である。
【図2】第2の実施の形態の構成図である。
【図3】送信データ内に挿入される既知信号の挿入方法
を示す模式説明図である。
【図4】送信データ内に挿入される既知信号の挿入方法
を示す模式説明図である。
【図5】比較部15での比較方法を示すフローチャート
である。
【図6】位相シフト制御部14より出力される位相量と
相関値との関係を示す図である。
【図7】本発明に係る復調回路の第3の実施の形態の構
成図である。
【図8】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図9】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図10】第2の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】第3の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】第4の実施の形態の構成図である。
【図13】第5の実施の形態の構成図である。
【図14】第4の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図15】第5の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 直交復調部 3,4,35 位相シフト器 7,8 A/D変換器 11 符号判定部 12 パラレル/シリアル変換器 13,18 受信データ処理部 14 位相シフト制御部 15,17 比較部 16 記憶部 51〜53 復調回路 62 時間多重部 63 シリアル/パラレル変換器 64 直交変調部 61,65 変調回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル伝送信号を復調する復調回路
    であって、 前記ディジタル伝送信号には送信時に予め既知信号が挿
    入されており、前記ディジタル伝送信号を復調して得ら
    れるベースバンド信号をA/D変換するA/D変換手段
    と、このA/D変換手段でディジタル変換後の前記既知
    信号と送信時の前記既知信号とに基づき前記A/D変換
    手段におけるサンプリングタイミングを位相シフトする
    位相シフト手段を含んでおり、 さらに前記ディジタル伝送信号は直交変調信号であり、
    前記ディジタル伝送信号を直交復調する直交復調手段を
    含み、前記A/D変換手段は前記直交復調手段で復調さ
    れた位相が相互に90度異なる2つのベースバンド信号
    の各々をA/D変換する2つのA/D変換器と、この2
    つのA/D変換器でA/D変換されたディジタル信号の
    符号を判定する符号判定部とを含み、前記位相シフト手
    段は前記符号判定部で符号判定された前記既知信号を送
    信時の前記既知信号と比較する比較部と、この比較部で
    の比較結果に基づき前記ベースバンド信号の位相をシフ
    トさせる位相シフト器とを含むことを特徴とする復調回
    路。
  2. 【請求項2】 ディジタル伝送信号を復調する復調回路
    であって、 前記ディジタル伝送信号には送信時に予め既知信号が挿
    入されており、前記ディジタル伝送信号を復調して得ら
    れるベースバンド信号をA/D変換するA/D変換手段
    と、このA/D変換手段でディジタル変換後の前記既知
    信号と送信時の前記既知信号とに基づき前記A/D変換
    手段におけるサンプリングタイミングを位相シフトする
    位相シフト手段を含んでおり、 さらに前記ディジタル伝送信号は直交変調信号であり、
    前記ディジタル伝送信号を直交復調する直交復調手段を
    含み、前記A/D変換手段は前記直交復調手段で復調さ
    れた位相が相互に90度異なる2つのベースバンド信号
    の各々をA/D変換する2つのA/D変換器と、この2
    つのA/D変換器でA/D変換されたディジタル信号の
    符号を判定する符号判定部とを含み、前記位相シフト手
    段は前記符号判定部で符号判定されたディジタル信号を
    シリアルデータに変換するP/S変換器と、このP/S
    変換器でシリアルデータに変換された前記既知信号を送
    信時の前記既知信号と比較する比較部と、この比較部で
    の比較結果に基づき前記ベ ースバンド信号の位相をシフ
    トさせる位相シフト器とを含むことを特徴とする復調回
    路。
  3. 【請求項3】 前記P/S変換器でシリアルデータに変
    換された信号から前記既知信号を除去して情報データを
    得る受信データ処理部をさらに含むことを特徴とする請
    求項2記載の復調回路。
  4. 【請求項4】 前記位相シフト器は前記比較部での比較
    結果に基づき前記ディジタル伝送信号の位相をシフトさ
    せることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の
    復調回路。
  5. 【請求項5】 前記位相シフト手段は異なる位相シフト
    量をN(Nは2以上の整数)回出力し、各々の位相シフ
    ト量に対するN回の前記既知信号の比較結果に基づきシ
    フトすべき位相量を検出することを特徴とする請求項1
    乃至4いずれかに記載の復調回路。
  6. 【請求項6】 前記位相シフト手段は送信時の前記既知
    信号と前記A/D変換手段でディジタル変換後の前記既
    知信号との相関値が最も高くなる位相に位相シフトする
    ことを特徴とする請求項5記載の復調回路。
  7. 【請求項7】 前記位相シフト手段は前記N回の比較結
    果よりシフトすべき位相量を検出するという処理をM
    (Mは正の整数)回繰り返し、そのM回の最適位相シフ
    ト量の平均値を最終的な最適位相シフト量とすることを
    特徴とする請求項5又は6記載の復調回路。
  8. 【請求項8】 前記ディジタル伝送信号は情報データと
    前記既知信号とが時間多重された信号であることを特徴
    とする請求項1乃至7いずれかに記載の復調回路。
  9. 【請求項9】 前記ディジタル伝送信号は位相が相互に
    90度異なる2つのベースバンド信号のうちの一方に情
    報データが、他方に前記既知信号が割り当てられた信号
    であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載
    の復調回路。
  10. 【請求項10】 ディジタル伝送信号を復調する復調方
    法であって、 前記ディジタル伝送信号には送信時に予め既知信号が挿
    入されており、前記ディジタル伝送信号を復調して得ら
    れるベースバンド信号をA/D変換する第1ステップ
    と、この第1ステップでディジタル変換後の前記既知信
    号と送信時の前記既知信号とに基づき前記第1ステップ
    におけるサンプリングタイミングを位相シフトする第2
    ステップとを含んでおり、 さらに前記ディジタル伝送信号は直交変調信号であり、
    前記ディジタル伝送信号を直交復調する第3ステップを
    含み、前記第1ステップは前記第3ステップで復調され
    た位相が相互に90度異なる2つのベースバンド信号の
    各々をA/D変換し、そのA/D変換されたディジタル
    信号の符号を判定する第11ステップを含み、前記第2
    ステップは前記符号判定された前記既知信号を送信時の
    前記既知信号と比較する第21ステップと、この第21
    ステップでの比較結果に基づき前記ベースバンド信号の
    位相をシフトさせる第22ステップを含むことを特徴と
    する復調方法。
  11. 【請求項11】 ディジタル伝送信号を復調する復調方
    法であって、 前記ディジタル伝送信号には送信時に予め既知信号が挿
    入されており、前記ディジタル伝送信号を復調して得ら
    れるベースバンド信号をA/D変換する第1ステップ
    と、この第1ステップでディジタル変換後の前記既知信
    号と送信時の前記既知信号とに基づき前記第1ステップ
    におけるサンプリングタイミングを位相シフトする第2
    ステップとを含んでおり、 さらに 前記ディジタル伝送信号は直交変調信号であり、
    前記ディジタル伝送信号を直交復調する第3ステップを
    含み、前記第1ステップは前記第3ステップで復調され
    た位相が相互に90度異なる2つのベースバンド信号の
    各々をA/D変換し、そのA/D変換されたディジタル
    信号の符号を判定する第11ステップを含み、前記第2
    ステップは前記符号判定されたディジタル信号をシリア
    ルデータに変換する第23ステップと、この第23ステ
    ップにてシリアルデータに変換された前記既知信号を送
    信時の前記既知信号と比較する第24ステップと、この
    第24ステップでの比較結果に基づき前記ベースバンド
    信号の位相をシフトさせる第25ステップを含むことを
    特徴とする復調方法。
  12. 【請求項12】 前記第23ステップでシリアルデータ
    に変換された信号から前記既知信号を除去して情報デー
    タを得る第4ステップをさらに含むことを特徴とする請
    求項11記載の復調方法。
  13. 【請求項13】 前記第2ステップは前記第21及び第
    24ステップでの比較結果に基づき前記ディジタル伝送
    信号の位相をシフトさせることを特徴とする請求項10
    乃至12いずれかに記載の復調方法。
  14. 【請求項14】 前記第2ステップは異なる位相シフト
    量をN(Nは2以上の整数)回出力し、各々の位相シフ
    ト量に対するN回の前記既知信号の比較結果に基づきシ
    フトすべき位相量を検出することを特徴とする請求項1
    0乃至13いずれかに記載の復調方法。
  15. 【請求項15】 前記第2ステップは送信時の前記既知
    信号と前記第1ステップでディジタル変換後の前記既知
    信号との相関値が最も高くなる位相に位相シフトするこ
    とを特徴とする請求項14記載の復調方法。
  16. 【請求項16】 前記第2ステップは前記N回の比較結
    果よりシフトすべき位相量を検出するという処理をM
    (Mは正の整数)回繰り返し、そのM回の最適位相シフ
    ト量の平均値を最終的な最適位相シフト量とすることを
    特徴とする請求項14又は15記載の復調方法。
  17. 【請求項17】 前記ディジタル伝送信号は情報データ
    と前記既知信号とが時間多重された信号であることを特
    徴とする請求項10乃至16いずれかに記載の復調方
    法。
  18. 【請求項18】 前記ディジタル伝送信号は位相が相互
    に90度異なる2つのベースバンド信号のうちの一方に
    情報データが、他方に前記既知信号が割り当てられた信
    号であることを特徴とする請求項10乃至16いずれか
    に記載の復調方法。
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