JP3246541B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3246541B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体により電気回路
を構成する半導体装置に関し、ポリシリコン抵抗や拡散
抵抗などの半導体抵抗の抵抗値変化による誤差を抑える
半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体により構成される半導体抵
抗であるポリシリコン抵抗は、抵抗値が電界依存性など
が存在せず、高精度の電子回路に適していると言われて
いた。しかし、赤沢,岩田,「高性能A−D,D−A変
換LSIの現状と将来動向」,NTT R&D,Vo
l.39,No.1,1990,P.55〜64に記載
されているように、電極間電圧により抵抗値が変化する
ことが分かってきた。これは、抵抗の単位長あたりの電
圧を低減することにより影響を小さくでき、また、アッ
テネータなどの抵抗比で特性が決まる回路では影響がな
いため、大きな問題とならなかった。しかし、実測した
結果では、半導体基板からの電位差によっても抵抗値が
変化することが分かり、高精度の電気回路を実現する上
で障害となってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、半導
体抵抗の抵抗値の変化分を打ち消すことにより、高精度
の半導体装置を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体により
電気回路を構成する半導体装置において、半導体基板と
の電位差により抵抗値の変化分が決まる少なくとも1つ
の第1の半導体抵抗と、この第1の半導体抵抗と共に抵
抗比を構成し、所望の電位上に形成され、この電位によ
り抵抗値の変化分が決まり、第1の半導体抵抗の抵抗値
の変化分をキャンセルする少なくとも1つの第2の半導
体抵抗と、を有することを特徴とするものである。
【0005】また、半導体により電気回路を構成する半
導体装置において、半導体基板上に絶縁膜を介して形成
する半導体抵抗と、この半導体抵抗を絶縁膜を介して覆
い、前記半導体基板と半導体抵抗との電位差による半導
体抵抗の抵抗値の変化分をキャンセルする電位差を半導
体抵抗に与える電位層と、を有することを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】このような本発明では、第1の半導体抵抗の抵
抗値の変化分を第2の半導体抵抗の抵抗値の変化分によ
りキャンセルする。また、半導体基板と半導体抵抗との
電位差による半導体抵抗の抵抗値の変化分を、半導体抵
抗と電位層との電位差による半導体抵抗の抵抗値の変化
分によりキャンセルする。
【0007】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。まず、
半導体装置が電流−電圧変換器として構成された例を説
明する。図1は本発明を電流−電圧変換器に用いた第1
の実施例を示した構成図である。図において、R1は第
1の半導体抵抗であるポリシリコン抵抗で、一端が接地
され、半導体基板との電位差により抵抗値の変化分が決
まる。R2は第2の半導体抵抗であるポリシリコン抵抗
で、一端がポリシリコン抵抗R1の他端に接続され、ポ
リシリコン抵抗R1と共に抵抗比を構成し、所望の電位
上に形成され、この電位により抵抗値の変化分が決ま
り、ポリシリコン抵抗R1の抵抗値の変化分をキャンセ
ルする。そして、ポリシリコン抵抗R2の他端は変換器
の出力端となる。ここで、ポリシリコン抵抗R1,R2
の抵抗値は同一である。Iは電流源で、一端が接地さ
れ、他端がポリシリコン抵抗R2の他端に接続する。1
はバッファで、ポリシリコン抵抗R2の他端、つまり、
出力端から入力した電圧を所望の電位としてポリシリコ
ン抵抗R2の下に絶縁膜を介して形成される分離層に与
える電圧を出力する。
【0008】次に、図1の装置のポリシリコン抵抗R
1,R2の具体的構成を図2を用いて説明する。図にお
いて、10は半導体基板、11は分離層で、半導体基板
10の一部に形成する。12は絶縁膜で、半導体基板1
0と分離層11とを覆うように形成する。そして、ポリ
シリコン抵抗R1は絶縁膜12を介して半導体基板10
上に、ポリシリコン抵抗R2は絶縁膜12を介して分離
層11上に形成する。13は絶縁膜で、絶縁膜12とポ
リシリコン抵抗R1,R2とを覆うように形成する。1
4〜17はアルミなどにより作られる配線で、絶縁膜1
3上に形成する。配線14はポリシリコン抵抗R1を接
地する。配線15は、ポリシリコン抵抗R1とポリシリ
コン抵抗R2とを接続する。配線16は、ポリシリコン
抵抗R2と図1の電流源Iとを接続すると共に変換器の
出力端となる。配線17は、ポリシリコン抵抗R2と図
1のバッファ1とを接続する。
【0009】このような装置の動作を以下で説明する。
まず、2つのポリシリコン抵抗R1,R2が共に半導体
基板10上に設けられている場合、つまり、分離層11
が形成されていない場合について説明する。それぞれポ
リシリコン抵抗R1,R2の半導体基板10からの電位
は、平均で1/4・VO−VSUB,3/4・VO−VSUBである。
抵抗値は半導体基板10からの電位差に比例して変化
し、その比例係数をαとすると、ポリシリコン抵抗R
1,R2の合計の抵抗値は下記ようになる。ここで、V
Oは電流−電圧変換器が出力する出力電圧、VSUBは半導
体基板10の電圧、Rはポリシリコン抵抗R1,R2の
抵抗値である。 R{1+α(1/4・VO−VSUB)}+R{1+α(3/4・VO−
VSUB)} =R{2+α(VO−2VSUB)} 上記のように、出力電圧VOによって、抵抗値が変化
し、抵抗の精度が悪化する。
【0010】次に、本発明の実施例の場合、つまり、ポ
リシリコン抵抗R2を分離層11上の抵抗として形成し
た場合を説明する。上記と相違する点は、ポリシリコン
抵抗R2の抵抗値が半導体基板10の電圧VSUBにより
決まるか、分離層11の電圧VEPIにより決まるかであ
る。そして、分離層11の電圧VEPIはバッファ1より
供給される電圧により決まるので、出力電圧VOとな
り、合計の抵抗値は下記のように求まる。 R{1+α(1/4・VO−VSUB)}+R{1+α(3/4・VO−
VEPI)} =R{1+α(1/4・VO−VSUB)}+R{1+α(3/4・VO
−VO)} =R{1+α(−VSUB)} 上記の結果より、ポリシリコン抵抗R1,R2の合計の
抵抗値は、半導体基板10の電位により決まり、出力電
圧VOの影響を受けないので、抵抗値が変化することが
ない。つまり、高精度な電流−電圧変換器が実現でき
る。
【0011】次に、半導体装置が反転アンプとして構成
された例を説明する。図3は本発明を反転アンプに用い
た第2の実施例を示した構成図である。図において、R
3は第1の半導体抵抗であるポリシリコン抵抗で、一端
に入力電圧VIが入力され、半導体基板との電位差によ
り抵抗値の変化分が決まる。R4は第2の半導体抵抗で
あるポリシリコン抵抗で、一端がポリシリコン抵抗R3
の他端に接続され、ポリシリコン抵抗R3と共に抵抗比
を構成し、所望の電位上に形成され、この電位により抵
抗値の変化分が決まり、ポリシリコン抵抗R3の抵抗値
の変化分をキャンセルする。ここで、ポリシリコン抵抗
R3,R4の抵抗値は同一である。2はオペアンプで、
正の端子が接地され、負の端子がポリシリコン抵抗R3
の他端が接続され、出力端子がポリシリコン抵抗R4の
他端に接続される。そして、出力電圧VOを所望の電位
としてポリシリコン抵抗R4の下に絶縁膜を介して形成
される分離層に与える。
【0012】上記のポリシリコン抵抗R3,R4の具体
的構成は、ポリシリコン抵抗R1,R2と同様の構成で
ある。つまり、図2において、ポリシリコン抵抗R1,
R2の代わりにポリシリコン抵抗R3,R4とし、配線
14は接地の代わりに入力電圧VOを入力し、配線15
はオペアンプ2の負の端子にも接続され、配線16,1
7はオペアンプ2の出力端子に接続される。
【0013】このような装置の動作を以下で説明する。
まず、ポリシリコン抵抗R4も半導体基板10上に設け
られている場合、つまり、ポリシリコン抵抗R4が分離
層11上に形成されていない場合について説明する。そ
れぞれポリシリコン抵抗R3,R4の半導体基板10か
らの電位差は、平均で1/2・VI−VSUB,1/2・VO−VS
UBである。ポリシリコン抵抗R3,R4の抵抗値は同じ
であるので、VO≒−VI、αは十分小さい値なので、1
+αVI/(1/2・VI−VSUB)≒1とすると、出力
電圧VOは下記のようになる。 VO≒−VI・R{1+α(−1/2・VI−VSUB)}/R{1+
α(1/2・VI−VSUB)} ≒−VI(1−αVI) 上記のように、抵抗比を利用した回路であるにもかかわ
らず、入力電圧VIにより抵抗比が変化して、反転アンプ
の精度が悪化する。
【0014】次に、本発明の実施例の場合を説明する。
上記と相違する点は、図1と同様に、ポリシリコン抵抗
R4の抵抗値が半導体基板10の電圧VSUBにより決ま
るか、分離層11の電圧VEPIにより決まるかである。
VEPI=VO≒−VIより、上記と同様に近似を行って、
出力電圧VOは下記のようになる。 VO≒−VI・R{1+α(−1/2・VI+VI)}/R{1+α
(1/2・VI−VSUB)} ≒−VI(1+αVSUB) 上記のように、抵抗比は半導体基板10の電圧VSUBに
より決まるので、入力電圧VIの影響を受けずに、高精
度の反転アンプを実現することができる。また、ゲイン
が−1以外のときも、オペアンプ2の出力電圧VOを分
圧した電圧を分離層11に与えるか、または、帰還抵抗
を同じ抵抗値で複数個に分割あるいは抵抗値の割合で分
割し、半導体基板上に形成される第1の半導体抵抗であ
るポリシリコン抵抗と分離層上に形成される第2の半導
体抵抗であるポリシリコン抵抗とにより構成することに
より実現できる。例えば、ゲインが−2N−1(N:自
然数)のとき、分離層11に与える電圧は、VO・(N+
1)/(2N+1)にする。または、帰還抵抗を同じ抵抗
値のポリシリコン抵抗を2N+1個分設け、N+1個は
分離層上に構成し、分離層に出力電圧VOを与え、その
他のポリシリコン抵抗は、半導体基板上に構成する。
【0015】そして、半導体装置がアッテネータとして
構成された例を説明する。図4は本発明をアッテネータ
に用いた第3の実施例を示した構成図である。図におい
て、R5はN+1個の第1の半導体抵抗であるポリシリ
コン抵抗で、半導体基板との電位差により抵抗値の変化
分が決まる。そして、ポリシリコン抵抗R5の1つの一
端が接地され、他端を出力電圧Voとすると共に、その
他の抵抗が直列に接続する。R6はN個の第2の半導体
抵抗であるポリシリコン抵抗で、ポリシリコン抵抗R5
と共に抵抗比を構成し、入力電位Viの電位上に形成さ
れ、この電位により抵抗値の変化分が決まり、ポリシリ
コン抵抗R5の変化分をキャンセルする。そして、ポリ
シリコン抵抗R6の1つの一端に入力電圧Viが入力さ
れ、他端にその他が直列に接続する。直列に接続された
ポリシリコン抵抗R5の終端が、直列に接続されたポリ
シリコン抵抗R5の終端に接続する。ここで、ポリシリ
コン抵抗R5,R6の抵抗値は同一である。このように
構成することにより、ポリシリコン抵抗の抵抗値の変化
分をキャンセルして、高精度のアッテネータを得ること
ができる。
【0016】さらに、第1の半導体抵抗と第2の半導体
抵抗とが直列に接続されない実施例を以下に示す。図5
は本発明を電流−電圧変換器に用いた第4の実施例を示
した構成図である。図において、R7は第2の半導体抵
抗であるポリシリコン抵抗で、一端が電圧Vに接続さ
れ、他端がダイオードDと電流源I0とを介して接地さ
れ、所望の電位上に形成され、この電位により、抵抗値
の変化分が決まる。Tはトランジスタで、ベースにダイ
オードDのカソードが接続され、エミッタにポリシリコ
ン抵抗R8を介して電圧Vが接続される。R9は第1の
半導体抵抗であるポリシリコン抵抗で、一端がトランジ
スタTのコレクタに接続され、他端が接地され、ポリシ
リコン抵抗R7と共に抵抗比を構成し、半導体基板との
電位差により抵抗値の変化分が決まり、ポリシリコン抵
抗R7の抵抗値の変化分によりキャンセルされる。そし
て、ポリシリコン抵抗R9の一端を出力電圧Voとす
る。3はバッファで、出力電圧Voを入力し、所望の電
位としてポリシリコン抵抗R7の下に絶縁膜を介して形
成される分離層に与える電位を出力する。このように、
トランジスタTを介して、ポリシリコン抵抗R7とポリ
シリコン抵抗R9とを接続する構成にしても、ポリシリ
コン抵抗R7とポリシリコン抵抗R9は抵抗比を構成し
ているので、ポリシリコン抵抗R9の抵抗値の変化分を
ポリシリコン抵抗R7がキャンセルする。
【0017】以上のように、第1の半導体抵抗の抵抗値
の変化分を第2の半導体抵抗に電位を与えて第2の半導
体抵抗の抵抗値の変化分によりキャンセルするするよう
に構成したので、高精度の抵抗を得ることができる。ま
た、第1の半導体抵抗と第2の半導体抵抗とが同一の絶
縁膜上に形成されるため、抵抗値の変化分の比例係数が
同一になるので、第2の半導体抵抗に与える電位を容易
に求めることができる。さらに、薄膜抵抗を用いなくと
も、半導体抵抗により高精度の抵抗を得ることができる
ので、半導体プロセスが安価に構成できる。
【0018】また、以上のように、第1の半導体抵抗の
抵抗値の変化分を第2の半導体抵抗の抵抗値の変化分に
よりキャンセルする構成ではなく、以下の構成でもよ
い。図6は本発明の第5の実施例を示した構成図であ
る。図において、20は半導体基板、21は絶縁膜で、
半導体基板20を覆うように形成する。Rは半導体抵抗
であるポリシリコン抵抗で、半導体基板20上に絶縁膜
21を介して形成する。22は絶縁膜で、ポリシリコン
抵抗Rと絶縁膜21とを覆うように形成する。23はア
ルミなどにより作られる配線で、絶縁膜22上に形成さ
れ、ポリシリコン抵抗Rと他の電気部品(図示せず)と
を接続する。24は絶縁膜で、絶縁膜22と配線23と
を覆うように形成する。25は電位層で、ポリシリコン
抵抗Rを絶縁膜24を介して覆い、ポリシリコン抵抗R
の抵抗値の変化分をキャンセルする電位差をポリシリコ
ン抵抗Rに与える。
【0019】このような装置の動作を以下で説明する。
前述と同様に、電気部品とポリシリコン抵抗Rとの関係
により、ポリシリコン抵抗Rと半導体基板20との電位
差により、ポリシリコン抵抗Rの抵抗値が変化する。そ
の抵抗値の変化分をキャンセルする電位を電位層25に
与える。そして、ポリシリコン抵抗Rと電位層25との
電位差によるポリシリコン抵抗Rの抵抗値の変化分によ
り、ポリシリコン抵抗Rと半導体基板20との電位差に
よるポリシリコン抵抗Rの抵抗値の変化分をキャンセル
する。
【0020】このように、電位層25の電位によりポリ
シリコン抵抗Rと半導体基板20との電位差により抵抗
値の変化分をキャンセルするので、高精度の抵抗を得る
ことができる。また、前述と同様に、薄膜抵抗を用いな
くとも、半導体抵抗により高精度の抵抗を得ることがで
きるので、半導体プロセスを安価に構成することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。請求項1によれば、第1の半導体抵抗の抵抗値の変
化分を第2の半導体抵抗に電位を与えて第2の半導体抵
抗の抵抗値の変化分によりキャンセルするするように構
成したので、高精度の抵抗を得ることができる。請求項
2によれば、電位層の電位によりポリシリコン抵抗と半
導体基板との電位差により抵抗値の変化分をキャンセル
するので、高精度の抵抗を得ることができる。また、請
求項1,2によれば、薄膜抵抗を用いなくとも、半導体
抵抗により高精度の抵抗を得ることができるので、半導
体プロセスを安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電流−電圧変換器に用いた第1の実施
例を示した構成図である。
【図2】図1の装置の抵抗の具体的構成を示した図であ
る。
【図3】本発明を反転アンプに用いた第2の実施例を示
した構成図である。
【図4】本発明をアッテネータに用いた第3の実施例を
示した構成図である。
【図5】本発明を電流−電圧変換器に用いた第4の実施
例を示した構成図である。
【図6】本発明を用いた第5の実施例を示した構成図で
ある。
【符号の説明】
R,R1〜R9 ポリシリコン抵抗 1,3 バッファ 2 オペアンプ 10,20 半導体基板 21,24 絶縁膜 25 電位層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/822

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体により電気回路を構成する半導体
    装置において、 半導体基板との電位差により抵抗値の変化分が決まる少
    なくとも1つの第1の半導体抵抗と、 この第1の半導体抵抗と共に抵抗比を構成し、所望の電
    位上に形成され、この電位により抵抗値の変化分が決ま
    り、第1の半導体抵抗の抵抗値の変化分をキャンセルす
    る少なくとも1つの第2の半導体抵抗と、を有すること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体により電気回路を構成する半導体
    装置において、 半導体基板上に絶縁膜を介して形成する半導体抵抗と、 この半導体抵抗を絶縁膜を介して覆い、前記半導体基板
    と半導体抵抗との電位差による半導体抵抗の抵抗値の変
    化分をキャンセルする電位差を半導体抵抗に与える電位
    層と、 を有することを特徴とする半導体装置。
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