JP3238703B2 - 回転ホッパ移送機構 - Google Patents

回転ホッパ移送機構

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JP3238703B2
JP3238703B2 JP51273693A JP51273693A JP3238703B2 JP 3238703 B2 JP3238703 B2 JP 3238703B2 JP 51273693 A JP51273693 A JP 51273693A JP 51273693 A JP51273693 A JP 51273693A JP 3238703 B2 JP3238703 B2 JP 3238703B2
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    • B65H3/0808—Suction grippers
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    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に適当な保持体から部材を移送する、
ことにボール箱をこのようなボール箱用の格納部から移
送する移送機構の新規かつ有用な改良に関する。
背景技術 缶のような容器のこん包を行う際には、容器の経路に
重なる格納部内にボール箱素材を位置させ、格納部から
最下部のボール箱を取出しこれを容器に当てがう移送機
構を利用することが知られている。このようなボール箱
は容器に直接に送られるか又は特にボール箱を互いに対
向する端部から缶を入れるように形成したスリーブの形
にしてコンベヤに差向けられる。一方、ボール箱は巻き
付けタイプから成り、このボール箱を容器群の頂部に直
接当てがわれ、次いでこのボール箱を容器のまわり及び
その下側に折曲げて包装を形成する。このような場合に
容器は缶又はびんの形のものが選定されるであろう。移
送機構は種種の型式のものが提供できる。
１群の容器に協働させる位置に格納部から容器を移送
する場合の問題の１つは、ボール箱を格納部から取出す
ことである。最下部のボール箱にすぐ隣接する位置から
ボール箱に向かいピックアップ用ヘッドを動かしてボー
ル箱を係合させ次いで格納部から離すことにより、この
格納部からボール箱を取出すことが極めて望ましいこと
が分っている。
発明の開示 本発明によれば、所定の速度で回転させられる回転ホ
ッパが提供され、ボール箱は容器包装形成機に包装形成
動作中のボール箱の移動と同じ割合で送られる。特に、
移送機構即ち回転ホッパは、固定の軸線のまわりに回転
するように取付けたピックアップ用ヘッドを備えてい
る。このピックアップ用ヘッドは、これが協働する格納
部を過ぎて動くにつれてこのような格納部の最下部のボ
ール箱に向かい突き出し次いで最下部ボール箱に係合し
た後抜き出す。
特に、本発明によればピックアップ用ヘッドは、回転
するように取付けた半径方向に突出する部材に枢動自在
に支えられたリンク機構に支持されている。この場合、
半径方向に突出する部材は枢動運動をするように取付け
られ、この部材の枢動運動によりリンク機構をカムに対
して動かしてリンク機構をこの突出部材に対し枢動さ
せ、ピックアップ用ヘッドの突出及び引込みの運動を行
う。
上記及び以後明らかにされる目的とともに、本発明の
特徴が詳細な説明、添付の請求の範囲及び添付図面に示
された実施例により明らかにされるであろう。
第１図は本発明による回転ホッパ移送機構を、格納部
からボール箱にその互いに対向する端部から缶を詰める
ボール箱移送位置にスリーブ形ボール箱を移送する状態
で示す斜視図である。
第２図は本発明の回転ホッパ移送機構の詳細を示す展
開斜視図である。
発明の説明 第１図には本発明により構成された回転ホッパ移送機
構10を示してある。移送機構10は、ボール箱Ｃを格納部
Ｍから容器受入れ位置に移送する場合を示してある。図
示のボール箱Ｃは互いに対向する開端部を持つ細長いス
リーブの形を有する。
ボール箱Ｃは、これ等が格納部Ｍから引出される際に
開かれて順番に直立の押し部材14を持つ前進コンベヤ12
に乗せられる。
開いたボール箱Ｃはコンベヤ12により直線経路に沿っ
て動かされ、缶16の形の各容器をボール箱Ｃの開端部に
向かい進行的に動かし次いでボール箱Ｃ内に押込みこれ
等のボール箱を第１図の右方に示したように詰め込む。
前記したように本発明は回転ホッパ移送機構10の構造
に係わる。
第２図には移送機構10の詳細を示してある。移送機構
10は、第１図に示した位置を持つ固定軸18を備えてい
る。固定軸18には第１板20を回転するように取付けてあ
る。第１板20は円形輪状の部材の形を持つ。駆動プーリ
22は第１板20の左側面に回転するように固定してある。
駆動プーリ22は駆動ユニット（図示してない）からベル
ト24により駆動される。
移送機構10は又、固定軸18に回転自在に支えられた第
２板26を備えている。第２板26は、第１板20より小さい
直径を持ち複数のファスナ28により第１板20にこれと一
緒に回転するように固定してある。各ファスナ28は、各
板20、26を軸線方向に隔てるスリーブ30を貫いて延びて
いる。
第２板26は、第１板20に向かい突出するボス32を支持
している。リンク状部材の形の細長い部材34は、この部
材34の下部穴38を貫いて延びるピボットピン36によりボ
ス32に枢動自在に取付けてある。この部材34はボス32か
ら半径方向外法に延びる。
前記部材34の外方部は分符号40で示される支持リンク
機構を支持している。支持リンク機構40は、ピボットピ
ン44により部材34の外方部分に枢動自在に連結された第
１のリンク42を備えている。リンク42の右端部は、リン
ク機構40の一部を形成する半径方向外向きに突出する支
承部48にピボットピン46により枢動自在に連結してあ
る。
連動機構40はさらに、ピボットピン52により部材34の
半径方向内方部分に、またピボットピン54により支承部
48の半径方向内方部分にそれぞれ枢動自在に連結された
第２のリンク50を備えている。各リンク42、50は相互に
平行に配置され、すなわち本発明の好適な実施例のリン
ク機構手段40は平行リンク機構に構成されている。
支承部48の外端部には、少なくとも１個のピックアッ
プ用ヘッド56を取付けてある。図示の実施例では固定軸
18に平行に配置した横方向支持軸58の互いに対向する端
部に取付けた２個のピックアップ用ヘッド56を設けてあ
る。各ピックアップ用ヘッド56は任意所望の構造を持
ち、各ピックアップ用ヘッド56をボール箱Ｃに係合する
吸引カップ60を持つものとして例示してある。所望によ
り適当な真空管路及び圧力管路をピックアップ用ヘッド
56に連結しボール箱Ｃの係合及びその強制的放出が容易
になるようにしてある。
本発明によればリンク機構40は、先ず支承部48をピッ
クアップ用ヘッド56がボール箱に係合する位置に半径方
向外方に次いで半径方向内方に動かしこのようなボール
箱を協働する格納部Ｍから後退させることが容易になる
ようにしてある。
平行リンクは機構40を部材34に対し枢動させるため
に、第１リンク42に第２図の部材34の左方に延びる延長
部分62を設けてある。延長部分62には、第１板20にこれ
と一緒に回転するように取付けたカム68に形成したカム
軌道66内に係合するカム従節64を設けてある。カム68
は、１対のスペーサ70により第２板26に向かい第１板20
の右側面に対し間隔を隔てて取付けられている。
カム従節64及びカム68が平行リンク機構40を部材34に
対し枢動させる機能を持つために、部材34をピボットピ
ン36のまわりに円周方向に枢動させる必要がある。この
ことは偏心駆動手段72により行われる。駆動手段72は、
各板20、26の間で固定軸18に固定された固定歯車74を備
えている。駆動手段72は又、第１板20の右側面からボス
78により間隔を隔てた関係に取付けられた回転歯車76を
備えている。板20及び歯車76が固定軸18のまわりに回転
するにつれて、歯車76は固定歯車74のまわりに乗り、歯
車76が回転する。
歯車76は、この歯車の右側面から歯車76の回転軸線に
対して偏心した関係に突出する駆動ピンの形の偏心駆動
体を支持する。駆動ピン80には、部材34の下部部分に形
成した半径方向に延びるみぞ穴84に当てがった拡大頭部
を設けてある。歯車76が回転すると、駆動ピン80は部材
34をピボットピン36のまわりに揺動させる。部材34の揺
動作用によりピックアップ用ヘッド56をこのピックアッ
プ用ヘッドを半径方向に前進後退させると共に揺動させ
格納部Ｍ内の最下部のボール箱Ｃに適正に係合させこの
ボール箱を格納部から引出す。
移送機構10は、互いに等しい寸法の歯車74、76を持ち
各板20、26が固定軸18のまわりに回転するごとに歯車76
が１回転するようにして例示し又一方の取上げ装置だけ
を例示したが、板20、26には複数のピックアップ用ユニ
ットを取付けることができるのはもちろんである。
本発明移送機構の好適な実施例だけを例示し説明した
が、本移送機構は本発明の範囲を逸脱しないで種種の変
化変形を行うことができるのはもちろんである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｆ１６Ｈ 25/16 Ｆ１６Ｈ 25/16 Ｂ (56)参考文献 特開 平３−212323（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−620（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−208330（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−232130（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B31B 1/76 B65B 43/00 - 43/62 B65G 47/68,47/91 F16H 21/44,25/16

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ボール箱及び類似物を格納部から使用場所
    に移送する移送機構において、 軸と、この軸に一緒に回転するように取付けられた第１
    及び第２の板と、この第２板により回転しこの第２板に
    対し枢動運動するように第２板により支持された半径方
    向外方に突出する部材と、この部材に支持されこの部材
    に枢動自在に連結された第１及び第２のリンクを有しこ
    れ等の第１及び第２の両リンクに枢動自在に連結された
    支承部を有する平行リンク機構と、前記支承部に支持さ
    れたピックアップ用ユニットと、前記第１板及び前記軸
    に支持され、前記第１板が回転する際に前記部材を枢動
    させる協働手段とを備え、 前記第１リンクは前記第１板とともに回転するようにこ
    の第１板に固定したカムと係合するカム従節を支えかつ
    前記部材を越えて延びる延長部分を有し、前記部材、平
    行リンク機構及びカムの関係により前記部材の前記第２
    板に対する枢動に応答して前記ピックアップ用ヘッドを
    半径方向に突出後退させる手段を形成している移送機
    構。
  2. 【請求項２】前記協働手段は、前記部材に連結された偏
    心体を備えた請求の範囲第１項に記載の移送機構。
  3. 【請求項３】前記協働手段は、第１板に取付けられ前記
    部材に連結した偏心体を備えた請求の範囲第１項に記載
    の移送機構。
  4. 【請求項４】前記協働手段は、前記軸に支えた固定の駆
    動部材と、前記第１軸に取付けられ前記第１板の回転に
    応答して回転するように前記駆動部材に結合した前記第
    １輪に対して回転自在な従動部材とを備えた請求の範囲
    第１項に記載の移送機構。
  5. 【請求項５】前記協働手段は、前記部材を枢動運動させ
    るように前記従動部材と前記部材との間に連結した偏心
    体を設けた請求の範囲第１項に記載の移送機構。
  6. 【請求項６】前記偏心体は、前記従動部材から軸線方向
    に突出し前記部材の半径方向に延びるみぞ穴内にはまる
    ピンの形に形成された請求の範囲第５項に記載の移送機
    構。
  7. 【請求項７】前記駆動部材及び前記従動部材は、互いに
    かみあう歯車に形成された請求の範囲第４項に記載の移
    送機構。
  8. 【請求項８】ボール箱及び類似物を格納部から使用場所
    に移送する移送機構において、 軸と、この軸に一緒に回転するように取付けた第１及び
    第２の板と、この第２板にこの第２板と共に回転しこの
    第２板に対し枢動運動するように取付けた半径方向外方
    に突出する部材と、ピックアップ用ヘッドを支える支承
    部と、前記部材を越えて延び前記第１板に支えた協働カ
    ム手段に係合するカム手段を支える延長部分を持つリン
    クを備え前記支承部を前記部材に連結するリンク機構手
    段と、前記第１板及び前記軸に取付けられ前記第１板が
    回転する際に前記部材を枢動させる協働手段とを備え、
    前記部材、前記リンク機構及び前記２つのカム手段の関
    係により前記部材の前記第２板に対する枢動に応答して
    前記ピックアップ用ヘッドを半径方向に突出後退させる
    手段を形成している移送機構。
  9. 【請求項９】前記第１及び第２の板を相互に直接固定し
    て連結した請求の範囲第８項に記載の移送機構。
  10. 【請求項１０】前記第１及び第２の板を相互に直接固定
    して連結し、前記軸を固定した請求の範囲第８項に記載
    の移送機構。
  11. 【請求項１１】前記リンク機構手段は、前記部材と前記
    支承部との間に延びこれ等の部材及び支承部に枢動自在
    に連結された第２のリンクを備え、この第２のリンクは
    前記第１のリンクと連結して平行リンク機構を形成する
    請求の範囲第８項に記載の移送機構。
  12. 【請求項１２】前記協働手段は、前記部材に連結された
    偏心体を備えた請求の範囲第８項に記載の移送機構。
  13. 【請求項１３】前記協働手段は、前記軸に支えた固定の
    駆動部材と、前記第１輪すなわち第１板に支えられこの
    第１板の回転に応答して回転するように前記駆動部材に
    結合した前記第１輪に対して回転自在な従動部材とを備
    えた請求の範囲第８項に記載の移送機構。
  14. 【請求項１４】前記協働手段は、前記従動部材及び前記
    部材の間に連結され前記部材を枢動させる偏心体を備え
    た請求の範囲第８項に記載の移送機構。
  15. 【請求項１５】前記偏心体は、前記従動部材から軸線方
    向に突出し前記部材の半径方向に延びるみぞ穴に係合す
    るピンに形成された請求の範囲第14項に記載の移送機
    構。
  16. 【請求項１６】前記協働手段は、前記軸に支えた固定の
    駆動部材と、前記第１輪に支えられ前記第１板の回転に
    応答して回転するように前記駆動部材に結合した前記第
    １輪に対して回転自在な従動部材とを備えた請求の範囲
    第13項に記載の移送機構。
JP51273693A 1992-01-21 1993-01-19 回転ホッパ移送機構 Expired - Lifetime JP3238703B2 (ja)

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US07/822,867 US5234314A (en) 1992-01-21 1992-01-21 Rotary hopper transfer mechanism
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AU (1) AU660533B2 (ja)
BR (1) BR9303927A (ja)
CA (1) CA2106561C (ja)
DE (1) DE69313940T2 (ja)
ES (1) ES2106323T3 (ja)
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