JP2846440B2 - チューブ包装を製造する方法及び装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、好ましくはしかし必らずしも必須ではない
が、平方六面体形状又はこれに類似する形状のチューブ
包装体を製造する方法に関する。特に、本発明はチュー
ブ状外側包装又はいわゆるソフトパックの透明チューブ
包装を製造するための、紙巻煙草包装機械に有利に用い
られる方法に関するものである。

〔従来の技術〕

公知の包装機械において、上記の型のチューブ包装体
は通常、包装ホイールの周りに形成されかつそれぞれが
包装ホイール上の各半径方向の座部に対する出入口を区
画形成する、各周辺開口の上に包装材料のシートを連続
して供給することにより、製造される。このホイールは
その軸線周りに少しずつ進められ前記座部を詰め込み部
署に連続して供給するようにし、この詰め込み部署で各
座部が包装するため製品を受け取るのに十分な長い間と
どめられる。この座部内部への製品の挿入は通常、開口
部の上に包装材料のシートを同時に挿入することを伴な
い、このシートが座部に入るにつれて製品の周りにＵ字
形に次第に折られる。包装材料のシートは通常、製品が
座部の内部に十分に挿入された時シートの向き合う端部
分が座部の外側に突出するような長さを有している。

詰め込み部署は通常第１の折り込み装置を有し、この
折り込み装置は製品の挿入の後でしかも包装ホイールが
回転する前に作動され、通常は座部の進行方向に対し上
流側に位置する前記２つの端部分の第１の端部分を製品
上に折り重ねるようにする。このホイールはついで前方
に１段階進められ次の座部を詰め込み部署に移動させ前
の座部を前記端部分のうちの第２の端部分に係合するよ
うになっている固定された外側プレートの下側に送り、
この第２の端部分を製品の上に折り返しこの端部分が第
１の端部分に少なくとも折り重なるようにする。包装ホ
イールの１つ又は複数の連続した段階のため、製品は上
記のように折られたシートの両端部分と共に、固定され
た外側プレートの下側を摺動し、この外側プレートは折
られた端部分を一方が他方の上になるように折り重ねる
ことができる。

上記の状態は製品が包装ホイールによって接合部署に
とどめられるまで続き、この接合部署で固定されたプレ
ートが終っておりまた製品はこのプレートの端部から一
部が突出するような位置にとどめられるが、依然として
このプレートと係合する十分な部分を有しシートの端部
分を一方が他方の上に折り重ねられるように保持する。
この地点で、外側接合装置、例えばこの部署の接着又は
溶着装置が固定プレートから突出する２つの端部分の一
部に作用し、それによりこれら端部分を相互に接合しチ
ューブ包装を形成する。

上記公知の方法はしたがって、揺動供給装置、この場
合は少しずつ動かす型の包装ホイールを用い、少なくと
もこの接合装置を作動できるようにする必要がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、少しずつ動かす型の製品供給装置を
なくすことができ、またそれに伴い速度制限とこの装置
に典型的に関連する比較的高い騒音レベルとをなくすこ
とができる、チューブ包装を製造する方法を提供するこ
とである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的のため、本発明によれば、好ましくは平方六
面体形又は同様な形状の製品のためのチューブ状包装を
製造する方法が提供されるが、この方法は、包装ホイー
ルに形成されかつ前記ホイールに形成された各座部に接
近できる、各周辺開口部の上に包装材料のシートを連続
して供給すること、前記製品を、連続して実質的に半径
方向に、前記各開口部を通して前記各座部の中に供給
し、前記各製品の挿入に前記各シートの同時挿入が伴
い、各シートが前記座部の内部の前記製品の周りにＵ字
形に折られ前記開口部の外側に突出する２つの向き合う
部分を有するようにすること、前記２つの部分を前記製
品の周りに連続して折り込み、前記部分の第２の部分が
少なくともその一部が前記部分の第１の部分に折り重な
るようにすること、及び前記２つの折り重ね部分を接合
手段を介してしっかりと連結すること、からなる方法に
おいて、前記ホイールがその軸線の周りに実質的に一定
速度で回転され、前記各座部が、前記ホイールに移動自
在に取付けられかつ前記座部が前記ホイールの実質的に
半径方向外側に面する第１の位置と前記座部が前記ホイ
ール上に支持された前記各接合手段と整列する第２の位
置との間を前記ホイールに対して動かされる、座部ホル
ダー上に形成され、前記第２の部分が、前記各座部ホル
ダー要素を前記第２の位置に、前記ホイール上の固定位
置に支持された折り込み手段を介して動かすことによっ
て、折られることを特徴とするものである。

本発明によればさらに、好ましくは平方六面体形又は
その類似形状の製品のチューブ包装を製造する装置が提
供されるが、前記装置は、回転包装ホイールを具備し、
この包装ホイールは多数の周辺座部と多数の周辺開口と
を有し、これら開口はそれぞれ前記各座部に接近でき、
前記各座部は、前記製品の周りにＵ字形に折られ前記開
口を通って前記座部の外側に突出する２つの対向する部
分を有している包装材料の各シートと共に前記各製品を
受け入れるようになっており、前記装置はまた前記製品
の周りの前記２つの部分を連続して折り重ねる折り込み
手段を有し、それにより前記部分の第２の部分が少なく
ともその一部が前記部分の第１の部分に重なり合うよう
にし、前記装置はさらに前記２つの重なり合った部分を
しっかりと連結する接合手段を具備するチューブ包装を
製造する装置において、前記各座部のために、前記装置
が、前記ホイール上に支持された接合手段と、前記接合
手段に付与されかつ前記ホイール上に移動可能に取付け
られた座部ホルダー要素と、前記各座部ホルダー要素を
前記ホイールに対し、前記座部が前記ホイールの実質的
に半径方向外側に対面する第１の位置と前記座部が前記
各接合手段と整列する第２の位置との間で動かす第１の
作動手段、とを具備し、前記ホイールがその軸線の周り
に実質的に一定の速度で回転し、前記折り込み手段が、
前記各座部ホルダー要素のために、前記各座部ホルダー
要素が前記第２の位置に動かされるに従って前記第２の
部分の経路を妨げるような位置に前記ホイール上に支持
された固定折り込み手段を具備していることを特徴とす
るチューブ包装製造装置である。

〔実施例〕

第１図と第２図において番号１は、包装機械、特に、
矩形平方六面体の形状に形成されかつ図示の例では紙巻
煙草の小包装からなる製品２（その１つだけが第１図に
示されている）のためのセロファンで包む機械の包装ホ
イールを示している。

ホイール１は第２図に示すようにディスク３の後方に
延在する中心水平シャフト４上に取付けられている。シ
ャフト４は包装機械の固定された壁Ａ上に支持され、駆
動装置６によりシャフト４に連結されたモータ５によっ
て、実質的に一定速度で（そして第１図で反時計方向
に）その軸線周りに回転される。ディスク３の平らな円
形前面７の外縁から、この円形前面７の縁の周りに等間
隔で配された多数の実質的に矩形の溝又は開口10によっ
て多数のセグメント（区分）９に分割された実質的に円
筒状の壁又は殻体８が、軸方向に延設されている。第２
図にさらに明瞭に示されるように、ディスク３には、シ
ャフト４と同軸の円の周りに等間隔で配されかつ開口10
と同じ数の多数の管状シャフト11が貫通して設けられ
る。各シャフト11はその軸線がシャフト４の軸線と各開
口10の中心線とを通る１つの平面上に位置するように配
設され、また表面７の前方に突出しかつ殻体８と実質的
に同じ高さの部分12とディスク３の後方に突出する部分
13とを具備している。各シャフト11はもう１つのシャフ
ト14を回転自在に収容し、このシャフト14はシャフト11
の前方部分12の前端と後方部分13の後端とからそれぞれ
突出する前方部分15と後方部分16とを具備している。

各シャフト11の前方部分12にはポケット要素17が設け
られており、このポケット要素17は以後“座部ホルダー
要素”と称され、シャフト11上に取付けられたハブ18
と、ハブ18の実質的に半径方向外側に延在しかつハブ18
と共に、軸方向両端及びハブ18と反対側において開放さ
れ製品２を十分に収容するようになっている座部20を区
画形成する、２つの平行アーム19とを具備している。特
に、各座部20の前記側部開口は、実質的に開口10と同じ
形状と大きさを有している。殻体８のセグメント（区分
された部分）９は以後、第１図と第２図を参照して各セ
グメント９に対して用いられる“前方”及び“後方”な
る用語はホイール１の回転方向（第１図では反時計方
向）について述べることを念頭において、記載される。

各セグメント９は、シャフト４と同軸でセグメント９
の前縁22と後縁23との間に延在するわん曲円筒状表面21
によって、外側が区画形成されている。シャフト４に対
面する側で、各セグメント９は、前縁22から後方に延在
する第１のわん曲円筒状表面24と、後縁23から前方に延
在しシャフト４に対し実質的に半径方向の表面26により
わん曲表面24の後端に接合された第２のわん曲表面25と
によって、区画形成される。特に、表面25はシャフト４
と実質的に同軸であり、これに対し表面24は前縁22の前
方の開口10に対面するシャフト11及び14と同軸である。

第２図に示されるように、各シャフト11の後方部分13
から外側に向ってアーム27が突出し、このアームの自由
端に回転自在にタペットローラ28が連結され、このロー
ラ28は、壁Ａと一体でシャフト４と同軸にディスク２の
方に延出する貫通カップリングＢ上に中心が支持されか
つ固定された位置にある、固定カム29と接触して動くよ
うになっている。さらに詳細に後述されるように、固定
カム29は、ホイール１のその軸線周りの各完全回転に対
し、各座部ホルダー要素17がシャフト11の軸線の周りに
揺動し、それにより座部20の側部開口がセグメント９の
表面24に実質的に接触しながら、セグメント９の前縁22
によって後方が区画形成された各開口10と整列する第１
の位置と表面24の後端から後方に部分的に突出する第２
の位置との間を動くようにする。

第２図に示すように、アーム30が各シャフト14の前方
部分15から半径方向に突出し、アーム30の一端が部分15
上に取付けられまた他端には可動折り込み器31が取付け
られ、折り込み器31は、ディスク３に対し軸方向にかつ
アーム30に直角に延在し殻体８の内側を座部20の側部開
口を通って動くようになっている平坦プレートからなっ
ている。各シャフト14の後方部分16からアーム32が外側
に向って突出し、このアームの自由端は、カップリング
Ｂ上に中心が支持された固定カム34と接触して動くよう
になっているタペットローラ33に回転自在に連結されて
いる。さらに詳細に後述されるように、固定カム34はホ
イール１の軸線周りの各完全回転に対し、各ホルダー31
はシャフト14の軸線周りに揺動し、それによりセグメン
ト９の表面25に実質的に接触しながら、ホルダー31の後
縁がセグメント９の後縁23と整列する第１の遊び位置と
ホルダー31がセグメント９の後縁23により前方が区画形
成された開口10を実質的に閉じる第２の作動位置との間
を動くようにする。

可動折り込み器31、座部ホルダー要素17及びシャフト
11,14に対面する開口10のすぐ後側セグメント９と共
に、同軸シャフト11と14の各対は、35でその全体が示さ
れる“包装具形成”ユニットを区画形成し、このユニッ
トはまた、シャフト11と14に平行でディスク３を通って
回転自在に取付けられたもう１つのシャフト37を備え、
セグメント９の表面25に対面する、接合装置36を具備し
ている。

シャフト37（第１図）は、シャフト４と同軸でシャフ
ト11が間隔をおいて配されている円周よりもわずかに大
きな直径の円の周りに、等間隔で配されている。各シャ
フト37（第２図）は、ディスク３の前方に突出しかつシ
ャフト11の前方部分12と実質的に同じ長さを有する前方
部分38と、ディスク３の後方に突出する後方部分39とを
具備している。各部分38の自由端には実質的に半径方向
のアーム40の一端が取付けられ、アーム40の自由端は、
ディスク３に向ってこれに対し軸方向に延出し図示の実
施態様では溶接器41からなる、接合要素に連結されてい
る。

シャフト37（第２図）の部分39からアーム42が外側に
向って延在し、このアーム42の自由端にタペットローラ
43が回転自在に連結され、このローラ43はカップリング
Ｂ上に中心が支持された固定カム44と接触して動くよう
になっている。さらに詳細に後述されるように、固定カ
ム44は、ホイール１の軸線周りの各完全回転に対し、各
溶接器41がシャフト37の軸線周りに揺動し、ユニット35
上のセグメント９の表面25の後方で、前記第２の位置に
おける座部ホルダー要素17の側部開口の中心線に接する
作動位置へと動きまたこの作動位置から離れるようにな
っている。

ホイール１の作動、特に各ユニット35の作動は第３図
から第８図を参照して以下に記載される。第３図に示す
ように、これらユニットがホイール１によって詰め込み
部署45に向って回転されるにつれて、ユニット35は公知
の供給装置（図示しない）によって包装材料の各シート
46が連続して供給され、各シート46は開口10を横切って
置かれ、２つの隣接セグメント９にその各側において接
触する。特に、各シート46の対向端部はセグメント９を
通して形成された吸い込み孔（図示しない）により公知
の方法で殻体８に接触した状態が保持される。詰め込み
部署45に接近して、各ユニット35が、開口10に対面する
座部20の側部開口と、開口10を通して座部20に接近でき
る遊び位置の可動折り込み器31と、この遊び位置で後退
された溶接器41とを有するように配設される。

第４図に示すように、ユニット35が部署45に入ると、
公知の供給器（図示しない）が製品２を開口10を通って
座部20の中に挿入する。製品２が座部20を通って挿入さ
れるに従って、製品２は徐々にシート46をＵ字形に折り
込み、それにより製品２が十分に挿入された時シート46
は製品２の周りにＵ字形に折られ、２つの対向する側方
端部分47と48が座部20と開口10の外側に突出する。

ユニット35が詰め込み部署45を離れるに従って、カム
34がシャフト14を回転させ（第５図で時計方向に）折り
込み器31をセグメント９の前縁22に接触する作動位置に
動かす。折り込み器31が動くにつれて、これがシート46
の前方部分47と係合し、シートの前方部分47が次第に製
品２の側面上に折り重ねられる。部分47が折られてしま
うと、カム34は折り込み器31を実質的にその作動位置に
保持し、一方、カム39は、シャフト11とこれに伴い各座
部ホルダー要素17とを回転させ、ホルダー要素17は折り
込み器31と表面24に接触して摺動しつつ殻体８の内側の
前記第２の位置へと動き、そのため部分48がセグメント
９の前縁22によって部分47の上に次第に折り重ねられる
ようになり、セグメントの前縁22はシート46に対する第
２の折り込み器として作用する。

第７図に示すように、シャフト11と座部ホルダー要素
17の回転（第６図で時計方向）は、座部20の側部開口の
半分以上が表面24の後縁を越えて突出した時止められ、
前記側部開口の十分な部分が表面24によって覆われたま
まであり、それにより部分48の端部と係合しまたこの部
分と製品２に重なって下側に位置する部分47とを保持す
るようにしている。

この地点（第７図）で、カム44は接合装置36を作動さ
せ、溶接器41は部分48と接触するようにされ、そして両
部分47と48がしっかりと接合され製品２の周りにチュー
ブ包装を生じるようにする（第８図）。

ホイール１の回転に続き、カム29,34及び44が、座部
ホルダー要素17と溶接器41とを、チューブ包装49が完成
された製品２が座部20から引き抜かれ（図示しない公知
の方法で）必要に応じさらに他の処理を行う前に、その
前の位置に戻す。

第８図のチューブ包装49は製品２の軸方向端部を越え
て軸方向に突出する端部分50を有している。ある場合に
は省略することもできるこの部分50は続いて製品２の対
応端部上に公知の方法で折られる。

前記の記載から、その軸線の周りのホイール１の連続
回転が、ホイール１に対して動きかつ各接合装置36を有
する各ユニット35と、公知の包装ホイール上でこのホイ
ールを止めることにより行われる部分47と48の接合のよ
うな作用がホイール１に対し各ユニット35を止めること
によってホイール１上で行われるという事実とによっ
て、可能となるということが理解される。

図示しない変更例により、包装49は、閉じられた外側
包装を製造するため製品２の各端部上に折り重ねられる
２つの対向部分50を有している。しかしこのような包装
を製造するためには第２図に示すように、ディスク３に
実質的に接触する代わりに、各ユニット35は、ディスク
３から与えられた距離をもってホイール１上に取付けら
れ、ディスク３とユニット35との間に前記２つの端部分
50の一方が座部20から突出できる空間を形成するように
しなければならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の好適な実施態様の概略前面図、 第２図は簡単のため一部を除いた第１図の拡大斜面図、 第３図から第７図は第１図の細部の連続作動位置を示す
図、 第８図は包装された製品の斜面図である。 １……包装ホイール、２……製品、 ８……殻体、９……セグメント、 10……開口、11……管状シャフト、 17……座部ホルダー要素、20……座部、 21……円筒状表面、31……可動折り込み器、 36……接合装置、37……シャフト、 44……固定カム、46……シート、 47……シート前方部分、48……シート後方部分、 49……チューブ包装。

Claims (10)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】好ましくは平方六面体の形状又はその類似
   形状の製品（２）のためのチューブ包装（49）を製造す
   る方法であって、包装材料のシート（46）を、包装ホイ
   ール（１）上に形成されかつ前記ホイール（１）上に形
   成された各座部（20）に接近できるようになっている各
   周辺開口（10）の上に、連続して供給する段階と、前記
   製品（２）を連続して実質的に半径方向に前記各開口
   （10）を通して前記各座部（20）の中に供給し、前記各
   製品（２）の挿入が前記各シート（46）の同時の供給を
   伴ない、前記シート（46）が前記座部（20）の内部で前
   記製品（２）の周りにＵ字形に折られて２つの対向する
   部分（47,48）が前記開口（10）の外側に突出するよう
   にする段階と、前記２つの部分（47,48）を前記製品
   （２）の周りに連続して折り重ね、前記部分の第２の部
   分（48）が少なくとも部分的に前記部分の第１の部分
   （47）に重なるようにする段階と、前記２つの重なる部
   分（47,48）を接合手段（36）を介して強固に連結する
   段階とからなる方法において、前記ホイール（１）がそ
   の軸線周りに実質的に一定速度で回転され、前記各座部
   （20）が、前記ホイール（１）上に動くように取付けら
   れた座部ホルダー要素（17）上に形成され、座部ホルダ
   ー要素（17）は前記ホイール（１）に対し、前記座部
   （20）が前記ホイール（１）の実質的に半径方向外側に
   面する第１の位置と前記座部（20）が前記ホイール
   （１）上に支持された前記各接合手段（36）と整列する
   第２の位置との間で動かされ、前記第２の部分（48）
   が、前記各座部ホルダー要素（17）を前記第２の位置へ
   と前記ホイール（１）上の固定位置で支持された折り込
   み手段（９）の干渉を介して動かすことにより、折られ
   るようにすることを特徴とするチューブ包装の製造方
   法。
2. 【請求項２】各座部ホルダー要素（17）には、前記座部
   （20）に対し横断方向にまた座部（20）に対し前記開口
   （10）の前方に動くようになっている可動折り込み手段
   （31）が当てがわれ、前記可動折り込み手段（31）が前
   記第１の部分（47）を前記座部（20）に対し前記半径方
   向の位置で折るよう作動されることを特徴とする請求項
   １に記載の方法。
3. 【請求項３】前記ホイール（１）に対し前記第１の位置
   と第２の位置との間で動かすため、各座部ホルダー要素
   （17）が前記ホイール（１）の回転軸線に平行な軸線の
   周りに揺動することを特徴とする請求項１又は２に記載
   の方法。
4. 【請求項４】前記各座部ホルダー要素（17）に設けられ
   た接合手段（36）が前記ホイール（１）に対して動くよ
   うになっており、また前記座部ホルダー要素（17）が前
   記第２の位置にある時、前記第２の部分（48）に接触す
   る作動位置に動かされまたこの位置から離れるよう動か
   されることを特徴とする前記各請求項中の１項に記載の
   方法。
5. 【請求項５】好ましくは平方六面体形状又はその類似形
   状の製品（２）のためのチューブ包装（49）を製造する
   装置であって、前記装置は、多数の周辺座部（20）と多
   数の周辺開口（10）とを有する回転包装ホイール（１）
   を具備し、前記各開口（10）が、前記各座部（20）に接
   近することができ、前記座部（20）が前記各製品（２）
   を、前記開口（10）を通って前記座部（20）の外側に突
   出する２つの対向する部分（47,48）を有して前記製品
   （２）の周りにＵ字形に折られた包装材料の各シート
   （46）と共に、受け入れるようになっており、前記装置
   はまた、前記製品（２）の周りに前記２つの部分（47,4
   8）を連続して折り重ね前記部分の第２の部分（48）が
   少なくとも部分的に前記部分の第１の部分（47）に重な
   るようにする折り込み手段（31,9）と、前記２つの重な
   る部分（47,48）を強固に連結する接合手段（36）、と
   を具備する装置において、前記各座部（20）のため、前
   記装置が、前記ホイール（１）上に支持された接合手段
   （36）と、前記接合手段（36）が当てがわれかつ前記ホ
   イール（１）上に動くように取付けられた座部ホルダー
   要素（17）と、前記ホイール（１）に対し、前記各座部
   ホルダー要素（17）を、前記座部（20）が前記ホイール
   （１）の実質的に半径方向外側に面する第１の位置と前
   記座部（20）が前記各接合手段（36）と整列する第２の
   位置との間で動かす第１の作動手段（29,11）、とを具
   備し、前記ホイール（１）がその軸線周りに実質的に一
   定の速度で回転し、前記折り込み手段（31,9）が、前記
   各座部ホルダー要素（17）のため、前記各座部ホルダー
   要素（17）が前記第２の位置に動かされるに従って前記
   第２の部分（48）の経路を妨げるような位置に前記ホイ
   ール（１）上に支持された固定折り込み手段（９）を具
   備していることを特徴とするチューブ包装製造装置。
6. 【請求項６】可動折り込み手段（31）が、前記ホイール
   （１）上に取付けられかつ前記第１の部分（47）を折る
   よう前記各座部ホルダー要素（17）に当てがわれ、第２
   の作動手段（34,14）が、前記各可動折り込み手段（3
   1）を、前記第１の位置において前記座部（20）に対し
   横断方向にまた前記座部（20）に対し前記開口（10）の
   前方に、動かすように設けられていることを特徴とする
   請求項５に記載の装置。
7. 【請求項７】前記各座部ホルダー要素（17）が、前記ホ
   イール（１）の回転軸線に平行な軸線の周りに前記第１
   の位置と第２の位置との間で揺動するよう前記ホイール
   （１）上に取付けられていることを特徴とする請求項５
   又は６に記載の装置。
8. 【請求項８】前記各接合手段（36）が、前記ホイール
   （１）の回転軸線に平行な各軸線の周りに回転するよう
   前記ホイール（１）上に取付けられ、第３の作動手段
   （44,37）が、前記各接合手段（36）を、前記各座部ホ
   ルダー要素（17）が前記第２の位置にある時前記第２の
   部分（48）に接触する作動位置に揺動させまたこの作動
   位置から離れるよう揺動させるように、設けられている
   ことを特徴とする前記請求項５から７のうちの１項に記
   載の装置。
9. 【請求項９】前記ホイール（１）が、前記ホイール
   （１）の回転軸線と同軸の円筒状表面（21）によって外
   側が区画形成された固定周辺殻体（８）を有し、前記開
   口（10）が、前記殻体（８）を貫通して形成されかつ殻
   体（８）を前記各座部ホルダー要素（17）にそれぞれ当
   てがわれる多数のセグメントに分割していることを特徴
   とする前記請求項５から８のうちの１項に記載の装置。
10. 【請求項１０】前記殻体（８）の前記各セグメント
    （９）が、前記各座部ホルダー要素（17）の回転軸線と
    同軸のわん曲円筒状表面（24）によって内側が部分的に
    区画形成され、前記座部ホルダー要素（17）が前記第１
    の位置と第２の位置との間で揺動するとき前記わん曲内
    側表面（24）と実質的に接触して摺動し、前記わん曲表
    面（24）の一端が、前記座部ホルダー要素（17）が前記
    第２の位置にある時前記座部（20）への出入口を部分的
    に閉鎖することを特徴とする請求項９に記載の装置。