JPS6218410B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紙巻きたばこ（シガレツト、以下単に
「たばこ」と称する）をソフトタイプまたはアメ
リカンタイプの箱詰め体の形に包装するたばこ包
装機械の内包装用装置に関し、特に内包装紙片
（または内包装箔片）の長端をたばこの束体（以
下、「たばこ束体」と称する）の２つの広い表面
のうちの一方の表面上に位置させ得るような内包
装用装置に関する。

周知のようにソフトタイプまたはアメリカンタ
イプの箱詰めたばこを形成する包装材料は、内包
装紙と、外包装紙あるいはラベル紙または厚紙
（カードボード）と、認証シールまたはシール紙
とである。内包装紙は矩形の箔片から作られてお
り、まずそれの長端がたばこの向きと平行に重な
り合う状態でたばこ束体の４つの表面に筒状に巻
き付けられる。次にこれらの表面から飛び出して
いる内包装紙片の側部をたばこ束体の両端部にて
折りたたんでこれら両端部を包み込む。これはい
わゆる「ソープタイプ」の包装である。

そして外包装紙はほぼ同様の方法によりたばこ
束体の頂端部を残して内包装紙の外側に包装され
る。

次に認証シールを外包装紙で包装してない頂端
部に十文字状に貼付して頂端部をシールする。

喫煙者がかかるソフトタイプまたはアメリカン
タイプの箱詰めたばこの箱を開ける場合には、外
包装紙で包装されていない箱の頂端部の認証シー
ルの両側に露出している２個所の内包装紙部分の
一方を破いて開けるのが普通である。添付図面の
第１図および第２図にはかかるソフトタイプの箱
詰めたばこの頂端部における認証シールの左右の
２つの内包装紙部分の一方または他方を破いて箱
を開ける場合を示してある。これらの図では外包
装紙の一部を破断して特にわかりやすいようにし
てある。第１図の例では内包装紙片の長端が箱の
２つの広い表面のうちの一方の表面上に位置し、
第２図の例では内包装紙片の長端が箱の２つの狭
い方の表面または側面のうちの一方の表面上に位
置している。

ソフトタイプの箱詰めたばこを作る場合、内包
装紙は第１図または第２図に示すように包装され
る。第１図のような内包装の仕方は特に毎分当り
120〜140箱の生産速度を有する普通の包装機械に
おいて採用されている。

第２図のような内包装の仕方は本出願人すなわ
ちジー．デーソチエタ ペル アツイオーニの
“Ｘ１”なる呼称の高速たばこ包装機械において
採用されている。この包装機械は既に日本国特許
第747087号（特公昭49−7240号）、特願昭48−
141943号（特開昭50−7690号）、及び特願昭49−
84697号（特開昭50−42099号、特公昭60−10925
号）に開示されている。

これらの開示ならびに上記第１図および第２図
から、認証シールの両側に露出している内包装紙
部分に関する限り、内包装紙の重合領域は第１図
の場合には内包装紙の後端が認証シールに近接し
た位置にて頂端部を横断する状態となり、また第
２図の場合には内包装用紙後端が頂端部の長手方
向に沿つた状態となる。

この点に関し、（現在最も一般的であると考え
られる場合を考慮し）内包装紙の重合領域の端部
を破いて箱を開けるには、第１図に示すタイプの
箱では内包装紙端部を矢印ｆ１で示す線に沿つて
引き裂くことによつて非常に簡単に行なえる。し
かし第２図に示すタイプの箱ではこの部分が２つ
の部分に分かれているので、これを破くためには
各部分についてまず一方を矢印ｆ２の方向へ引き
裂き、次に他方を矢印ｆ３の方向に引き裂くとい
うように二度手間となる。

従つて本発明はかかる点に鑑み、第１図に示す
ような内包装の仕方の開けやすい箱詰めたばこを
得るために内包装紙片の長端の重合部がたばこ束
体の２つの広い表面のうちの一方の表面上にくる
ような内包装を可能とする非常に高速のたばこの
ソフトタイプ箱詰め包装機械の内包装用装置を提
供することにある。

例えば前述した特許に開示の“Ｘ１”型高速包
装機械の重要な特徴によれば、内包装は、たばこ
の保護および内包装紙の良好な折りたたみを確実
にするためという２つの目的から、折りたたみ要
素とたばこ束体との間に固定または可動の剛性部
材を連続的に介在させることによつて行なわれ
る。

従つて本発明のもう１つの目的は、上記のよう
な特徴を備えた内包装用装置を提供することにあ
る。

本発明の更にもう１つの目的は、上記のような
タイプの特に構造が簡単で安価な内包装用装置を
提供することにある。

上記の目的は本発明の内包装用装置においては
全て充足される。

本発明による内包装用装置は、高速ソフトタイ
プ箱詰めたばこ包装機械において横断面が長方形
の平行六面体状のたばこ束体を内包装紙片で該内
包装紙片の長端の重合部がたばこ束体の２つの広
い表面のうち一方の表面上にくるように包装する
内包装用装置であつて、 (a) 間欠的に回転するヘツドを具備し、該ヘツド
の外周には複数の仕切室がヘツドの回転につれ
て各仕切室が複数の定位置に順次停止するよう
に等角度間隔で放射状に形成され、各々の仕切
室は前記たばこ束体および内包装紙片をたばこ
束体の狭い長側面の一方がヘツド回転中心線を
向いた状態で収容可能であり、また各々の仕切
室にはヘツド回転方向において後行側に薄い壁
板が設けられており、 (b) また、ヘツドの停止動作ごとに内包装紙片を
第一定位置に供給し、且つ内包装紙片をこれの
中間区画がヘツドの仕切室と対面した状態で静
止保持する手段を具備し、 (c) さらに、ヘツドの停止動作ごとにたばこ束体
を第一定位置に供給し、且つたばこ束体をこれ
の長手方向軸線がヘツドの回転軸線と平行で、
しかもたばこ束体の狭い長側面の一方が内包装
紙片の中間区画と対面した状態で静止保持する
手段を具備し、 (d) また、第一定位置においてヘツドに対し半径
方向へ往復移動可能に設けられていて、第一定
位置に停止している仕切室にたばこ束体および
内包装紙片を挿入して内包装紙片の前端区画が
前記壁板の内表面によつてたばこ束体の前記一
方の広い表面上に折りたたまれ、且つ内包装紙
片の中間区画がそれぞれたばこ束体のヘツド回
転中心線を向いた狭い長側面および他方の広い
表面上に折りたたまれた状態となす押し部材お
よび対向部材を具備し、 (e) さらに、第一定位置と第五定位置との間でヘ
ツド外周に沿つて固設されていて、仕切室の第
一定位置から第三定位置への回転時に内包装紙
片の中間区画をたばこ束体のヘツド回転中心線
に関し外側の長側面上に折りたたむ固定ガイド
を具備し、該固定ガイドは第四定位置において
一部欠如しており、 (f) そして、第四定位置においてヘツドに対し半
径方向へ往復移動可能に配設されており、また
ヘツド外周面に対し接線方向の向きの板および
該板に直角に設けられていて第四定位置に停止
している仕切室の壁板に対しそれと平行で且つ
それのヘツド回転方向において後行側に位置す
る薄板を有していて、停止状態のヘツドに向つ
て移動する時に薄板によつて対応仕切室の内包
装紙片の後端区面を当該仕切室の壁板の外表面
上に折りたたむ可動折りたたみ部材を具備す
る、 ことを特徴とするものである。

以下、本発明につき添付図面を参照し、実施例
にもとづいて詳細に説明する。

第３図を参照するに、符号１は円筒状の回転ヘ
ツド全体を示す。回転ヘツドは前述した特願昭48
−141943号および特願昭49−84697号に開示した
型のたばこ包装機械において、たばこ束体を内包
装紙で内包装するための内包装ステーシヨンをな
すものである。回転ヘツド１は基本的には２枚の
デイスク４および５からなる。これらのデイスク
はたばこの長さと等しい間隔をあけて同軸的に配
置され、平行なバー６によつて一体化され、水平
の回転軸２に取り付けられ、45゜の角度ずつ時計
方向へ間欠回転する。回転ヘツド１の周囲には８
つの半径方向の仕切室３が45゜の等角度間隔で放
射状に形成され、ヘツド１の回転につれて各仕切
室３が複数の定位置〜に順次停止するように
なつている。

仕切室３は回転ヘツド１の本体（デイスク）に
切込みを入れて形成してあり、ヘツド円周面上に
供給口を有し、また両端が開放していて、一定寸
法の平行多面体の形状のたばこ束体をそれの長側
面が回転軸２の方を向いた状態で収容保持できる
ようにしてある。更に各々の仕切室３には、ヘツ
ド１の回転方向に関し後行側に相当する位置に後
述するような特定の機能をなす矩形の壁板７を設
けてある。

第３図に示す如く、矩形の内包装紙片８は回転
ヘツド１の右側の鉛直面に沿つて通常の方法で供
給される。以下の説明を簡単にするため、内包装
紙片８を所定の折り目を示す点線でいくつかの区
画に区分してある。これらの区画のうち内包装紙
の長い表面をなす区画には上側から下側へ順に符
号９，１０，１１，１２，１３を付してあり、ま
た内包装紙両端の折りたたみ部をなす両翼区部に
は同じ符号の肩に点を添えた符号を付して示して
ある。

内包装紙片８は、ヘツド１の停止動作ごとに側
方案内手段によつて定位置に送られ、そして定
位置に配置された停止手段により内包装紙片８
の中間区画１０がヘツドの仕切室３と対面するよ
うな位置に静止保持される。

一方、たばこ束体は、ヘツドの停止動作ごとに
たばこ束体形成ラインから定位置に供給され、
そして支持部材によりたばこ束体の長手方向軸線
がヘツドの回転軸線と平行でかつたばこ束体の狭
い長側面の一方が内包装紙片８の区画１０と対面
した状態で静止保持される。

なお、上記の内包装紙片の案内および停止手段
ならびにたばこ束体の供給および支持手段は周知
なので図示および詳細な説明は省略する。

定位置には、ヘツド１に対して半径方向へ往
復運動可能な水平軸に取り付けられた押し部材１
４および対向部材１５が配置されており、押し部
材１４がヘツド１に向つて前進して定位置にあ
る仕切室３にたばこ束体および内包装紙片８を挿
入する。対向部材１５はこれが前進するとき（第
３図）に定位置の紙片８に当接して区画１０を
たばこ束体の内側面に押し付ける。なお、周知の
ように、たばこ束体はこの移動中、押し部材１４
および対向部材１５の移動に邪魔にならないよう
に押し部材１４の下側に間隔をおいて配置された
薄板からなるバーまたは類似の部材によつて支え
られている。

たばこ束体および内包装紙片８が仕切室３内に
収容されるとき内包装紙片８の区画９，１１がそ
れぞれたばこ束体の上側および下側の広い表面上
に折り曲げられる。

この作業が終了すると対向部材１５は区画１０
からわずかに離れ、押し部材１４も戻りはじめ
る。

この時点においてはたばこ束体は２つの矩形の
小さな保持板１６および１７によつて仕切室内に
確実に保持される。これらの保持板は両方同時に
移動し、たばこ束体の両端部に接触する。

保持板１６および１７はそれぞれアーム１８お
よび１９の端部に結合されており、これらのアー
ムはデイスク４および５に結合し支点周りに同一
平面内を揺動運動可能である。これらのアームは
各仕切室毎に設けられ、回転ヘツド１に関して対
称的な装置を構成している。アーム１８および１
９にはそれらの支点の近傍にてアイドラ２０を取
り付けてあり、これにカム（図示せず。前述の２
つの特許出願に開示してある）を作用させること
によりアームを揺動させて仕切室３に接近させた
り遠ざけたりすることができる。

保持板１６および１７を作用させた後、仕切室
３がまだ位置に保持されている状態において前
述した特許出願に開示の公知の装置によつて折り
たたみ作業を行ない、紙片の両翼区画１０′をた
ばこ束体の両端部に折り込む。

この時点で回転ヘツド１は時計方向への回転を
開始し、仕切室３は供給位置に対して45゜だけず
れた次の位置へ移動する。

この移動中に、仕切室３の移動方向前側の表面
から飛び出している紙片の区画１２および１３か
らなる部分に折りたたみが行なわれる。

この折りたたみは、回転ヘツド１と同心状に設
けられ且つ回転ヘツドの外周面にこの位置からた
ばこ束体放出位置まで接触しているガイドまた
はガード２１によつて行なわれ、これにより区画
１２がたばこ束体の外側面に巻き付けられる。

この場合に２枚の保持板１６および１７は、周
知の如く、固定ガイド２１の作用に対抗してたば
この損傷を防止し且つ区画１１および１２の間の
折り目を完全にするための受け部材の役目をな
す。

仕切室３が位置から供給位置に対して90゜
ずれた位置へ移動する間に上述したカム機構に
よつてアーム１８および１９が開放し、保持板１
６および１７が区画１２から離れる。

内包装紙片８で部分的に包装されたたばこ束体
の仕切室３に対する変位は固定ガイド２１によつ
て防止される。

次に仕切室３は固定ガイド２１が一部欠如され
ている位置へ移動する。

第４図および第５図に示すように、この位置
ではまず区画１３をたばこ束体の既に区画９によ
つて部分的に包装されている面に折り重ねること
によつて内包装紙片をたばこ束体の周りに完全に
筒状に巻き付ける。

この折りたたみは相互に直角をなす板２３およ
び２４を有する折りたたみ部材２２によつて行な
われる。板２３，２４は回転ヘツド１に対して矢
印ｆ４で示す方向へ往復運動する軸２５に取り付
けられている。

この折りたたみ部材２２が前進する際に区画１
３が板２４によつて板７の仕切室３に関して外側
の表面上へ折りたたまれる。

当該内包装用装置の主な特徴の１つは、この板
２４による区画１３の折りたたみに際して、仕切
室３の板７が剛性の大きな受け部材の役目をな
し、たばこの保護ならびに区画１３の完全な折り
たたみが可能なことである。

折りたたみ部材２２の前進行程終点では板２３
が区画１２に当接し、位置での最終折りたたみ
作業が完了するたばこ束体を保持している。この
最終折りたたみ作業は前述した２つの特許出願に
開示されており、ここでは簡単に説明する。

まず、両翼区画１２′は往復運動する折りたた
み具２６によつてたばこ束体の両端側へ折りたた
まれる。なお、折りたたみ具２６は第５図には１
つしか示していない。

折りたたみ器２６が離れると、次に相互に部分
的に重なつた両翼区画９′および１３′が折りたた
まれ、最後に両翼区画１１′が折りたたまれる。
これらの折りたたみはいずれも往復運動する折り
たたみ具（図示せず）によつて行なわれる。

この時点では折りたたみ部材２２は２つの対照
的な折りたたみを保持する機能をなし、回転ヘツ
ド１が供給位置に対し直径方向反対側の送出位
置へ回転する間に区画１２および１３から離れ
て戻り始める。内包装紙で完全に内包装されたた
ばこ束体は、位置への移動中は前述した固定ガ
イド２１と、回転ヘツドの両面に近接させて配置
した円形の側面ガイド２７とによつて仕切室３内
に正しく保持されている。この内包装たばこは位
置において回転ヘツド１の半径方向へ往復運動
する押し具２８によつて押し出される。この押し
具は内包装たばこにその内側面にて当接してそれ
を板７から押し放し、前述した特許出願に開示し
たような外包装紙またはラベル紙包装用の第二の
回転ヘツドへ供給するのである。

以上の如く、本発明による内包装用装置は、高
速ソフトタイプ箱詰めたばこ包装機械における内
包装紙片の長端の重合部がたばこ束体の２つの広
い表面のうちの一方の表面上にくるような内包装
を可能とし、しかもたばこ束体に対する内包装紙
片折りたたみ要素の機械的作用からたばこを保護
すると共に内包装紙片の完全なる折りたたみを実
現でき、更には構造も簡単安価である、という多
くの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は内包装紙の長端が２つの広い表面のう
ちの一方の表面上に位置するソフトタイプまたは
アメリカンタイプの箱詰めたばこの部分斜視図、
第２図は内包装紙の長端が２つの狭い表面または
側面の一方の表面上に位置する箱詰めたばこの部
分斜視図、第３図はたばこのソフトタイプ箱詰め
包装機械に組み込まれる本発明による内包装用装
置の主要部を示す斜視図、第４図および第５図は
それぞれ本発明による装置の主要部を２つの異な
る作用位置にて拡大して詳細に示す斜視図であ
る。 図において、１……回転ヘツド；２……回転
軸；３……仕切室；４，５……デイスク；７……
仕切室の壁板；８……内包装紙片；９，１０，１
１，１２，１３……内包装紙片の区画；９′，１
０′，１１′，１２′，１３′……内包装紙片の両翼
区画；１４……押し部材；１６，１７……保持
板；１８，１９……アーム；２０……アイドラ；
２１……固定ガイド；２２……折りたたみ部材；
２３，２４……板；２５……軸；２６……折りた
たみ具；２７……側面ガイド；２８……押し具；
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 高速ソフトタイプ箱詰めたばこ包装機械にお
   いて横断面が長方形の平行六面体状のたばこ束体
   を内包装紙片で該内包装紙片の長端の重合部がた
   ばこ束体の２つの広い表面のうちの一方の表面上
   にくるように包装する内包装用装置であつて、 (a) 間欠的に回転するヘツド１を具備し、該ヘツ
   ドの外周には複数の仕切室３がヘツドの回転に
   つれて各仕切室が複数の定位置〜に順次停
   止するように等角度間隔で放射状に形成され、
   各々の仕切室は前記たばこ束体および内包装紙
   片８をたばこ束体の狭い長側面の一方がヘツド
   回転中心線を向いた状態で収容可能であり、ま
   た各々の仕切室にはヘツド回転方向において後
   行側に薄い壁板７が設けられており、 (b) また、ヘツド１の停止動作ごとに内包装紙片
   ８を第一定位置に供給し、且つ内包装紙片を
   これの中間区画１０がヘツドの仕切室と対面し
   た状態で静止保持する手段を具備し、 (c) さらに、ヘツド１の停止動作ごとにたばこ束
   体を第一定位置に供給し、且つたばこ束体を
   これの長手方向軸線がヘツド１の回転軸線と平
   行で、しかもたばこ束体の狭い長側面の一方が
   内包装紙片８の中間区画１０と対面した状態で
   静止保持する手段を具備し、 (d) また、第一定位置においてヘツドに対し半
   径方向へ往復移動可能に設けられていて、第一
   定位置に停止している仕切室にたばこ束体およ
   び内包装紙片を挿入して内包装紙片の前端区画
   ９が前記壁板７の内表面によつてたばこ束体の
   前記一方の広い表面上に折りたたまれ、且つ内
   包装紙片の中間区画１０，１１がそれぞれたば
   こ束体のヘツド回転中心線を向いた狭い長側面
   および他方の広い表面上に折りたたまれた状態
   となす押し部材１４および対向部材１５を具備
   し、 (e) さらに、第一定位置と第五定位置との間
   でヘツド外周に沿つて固設されていて、仕切室
   の第一定位置から第三定位置への回転時に
   内包装紙片の中間区画１２をたばこ束体のヘツ
   ド回転中心線に関し外側の長側面上に折りたた
   む固定ガイド２１を具備し、該固定ガイドは第
   四定位置において一部欠如しており、 (f) そして、第四定位置においてヘツドに対し
   半径方向へ往復移動可能に配設されており、ま
   たヘツド外周面に対し接線方向の向きの板２３
   および該板に直角に設けられていて第四定位置
   に停止している仕切室の壁板７に対しそれと
   平行で且つそれのヘツド回転方向において後行
   側に位置する薄板２４を有していて、停止状態
   のヘツドに向つて移動する時に薄板２４によつ
   て対応仕切室の内包装紙片の後端区画１３を当
   該仕切室の壁板７の外表面上に折りたたむ可動
   折りたたみ部材２２を具備する、 ことを特徴とするたばこ包装機械の内包装用装
   置。