JP3225250B2 - 電子ボリューム装置 - Google Patents

電子ボリューム装置

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JP3225250B2
JP3225250B2 JP51722691A JP51722691A JP3225250B2 JP 3225250 B2 JP3225250 B2 JP 3225250B2 JP 51722691 A JP51722691 A JP 51722691A JP 51722691 A JP51722691 A JP 51722691A JP 3225250 B2 JP3225250 B2 JP 3225250B2
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幸広 中嶋
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シントム株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/001Digital control of analog signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0088Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal using discontinuously variable devices, e.g. switch-operated

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、例えばオーディオ装置の音量調整等に使用
される、電子ボリューム装置に関する。
[背景技術] 従来、オーディオ装置の音量調整を行なう機構として
は、アナログボリューム装置を用いるものと、電子ボリ
ューム装置を用いるものとが知られている。
アナログボリューム装置は、音量を調整する信号の信
号レベルを可変抵抗を用いて変化させることにより、ボ
リュームレベル(ここでは音量)の調整を行なう。通
常、この可変抵抗の変更操作は、ツマミを回転させるこ
とによって行なうので、このツマミの回転角に応じて音
量を増減させることができる。
一方、電子ボリューム装置では、音量の設定値をデジ
タル信号化してメモリに記憶させておき、この記憶値に
所定のデジタル値を加算或いは減算することにより、音
量調整を行なう。
この種の電子ボリュームは、実開昭57−88316,実開昭
59−140520,実開昭61−158723,特開昭61−242407,特開
昭62−21315,特開昭64−10713,特開昭64−36111,特開昭
64−81512,実開平1−72718,特開平1−143511,特開平
1−143512号公報等に開示され公知である。
このような電子ボリューム装置は、通常、音量を増加
させるための操作釦(以下、「アップ・キー」と称す)
と音量を減少させるための操作釦(以下、「ダウン・キ
ー」と称す)とを有している。このアップ・キー(或い
はダウン・キー)をオンした後に直ちにオフする操作を
一度行なうと(以下、この操作を「単一操作」と称す
る)、メモリに記憶された音量の設定値に所定値が一度
加算(或いは減算)される。そして、音量は予め定めら
れたレベル変化量だけ増加(或いは減少)する。以下、
このボリューム調整モードを「単一操作モード」と称
す。
また、この種の装置としては、アップ・キー或いはダ
ウン・キーを所定時間以上オンした状態で維持させると
(以下、この操作を「連続操作」と称する)、このキー
をオフさせるまで、メモリに記憶された音量の設定値に
所定値を単位時間ごとに加算(或いは減算)し、音量を
単位時間ごとにレベル変化量づつ増加(或いは減少)さ
せる機能を有するものが多い。以下、このボリューム調
整モードを「連続操作モード」と称す。
このような従来の電子ボリューム装置には、アナログ
ボリューム装置と比較して操作性が悪いという課題があ
った。
アナログボリューム装置を用いる場合、上述のよう
に、1個のツマミを左右に回転させることによって音量
の調整を行なうので、所望の音量を得るための操作は非
常に簡単である。すなわち、操作者は、まず、所望の音
量が得られる位置付近までツマミを一気に回転させ、そ
の後、ツマミを左右に少しづつ回転させて微調整を行な
うことにより、操作者の望む音量と正確に一致した音量
を得ることができる。
これに対して、電子ボリューム装置を用いる場合、操
作者が所望の音量付近まで一気に音量を上げたい(また
は下げたい)ときには連続操作モードを用いる。所望の
音量近傍になるとアップ・キーとダウン・キーとを用い
て単一操作モードで微調整を行なうが、アナログボリュ
ーム装置の場合と違って指の感覚に頼って音量を調整す
るわけではないので、各モードにおけるキー操作と音量
変化との関係が感覚的につかみにくいこと等の理由によ
り、操作者に煩わしさを与えてしまう。
一方、電子ボリュームを用いながらも、ボリューム操
作を回転ノブとし、ボリュームレベルの調整を容易に行
おうとするものがある。しかし、回転ノブは操作パネル
より突出するので、回転ノブを採用出来ない場合が多
く、アップ・キー又はダウン・キーにより人間の感覚に
あったボリューム調整を行うものが切望されていた。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みて試され
たものであり、操作性を改善した電子ボリューム装置を
提供することを目的とする。
[発明の開示] 本発明に係る電子ボリューム装置は、ボリュームレベ
ルを正方向に変化させるための第1の操作釦と、 前記ボリュームレベルを負方向に変化させるための第
2の操作釦と、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦の操作に基づ
いて、所定のボリューム変化量だけボリュームレベルを
増加又は減少させる制御手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記ボリューム変化量よりも小さい
ボリューム変化量にてボリュームレベルを増加又は減少
させる微調整モードが設定可能であり、前記第1の操作
釦又は前記第2の操作釦のいずれか一方のオフ操作か
ら、その後の前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦の
いずれか一方のオン操作までの操作間隔が、設定時間内
である場合に前記微調整モードに設定することを特徴と
する。
前記制御手段は、オフ操作された前記操作釦と、その
後オン操作された前記操作釦とが異なる場合に限り、前
記微調整モードに設定することが好ましい。これは特に
前回及び今回の操作が共に単一操作の場合に適用され
る。
このような場合の制御手段でのボリュームレベル調整
モードは、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が単一操作さ
れるごとに前記ボリュームレベルを第1のレベル変化量
ずつ変化させる単一操作モードと、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦がオフ操作さ
れてから、前回とは逆方向にボリュウームレベルを変化
させる前記操作釦がオン操作される間での操作間隔が、
第1の設定時間内である場合には、前記操作釦が単一操
作される毎に前記第1のレベル変化量よりも小さい第2
のレベル変化量だけ変化させる単一操作微調整モード
と、 を含む。
ここで、制御手段は、前記単一操作微調整モード設定
後に単一操作が繰り返される同一操作釦の操作間隔が第
2の設定時間内である限り、前記単一操作微調整モード
を継続し、前記操作間隔が前記第2の設定時間を越えた
場合に前記単一操作微調整モードを解除することが好ま
しい。さらに、第2の設定時間を第1の設定時間と同一
とすれば、操作間隔が第1,第2の設定時間内であるか否
かを計時する計時手段例えばカウンタなどを共用でき
る。
制御手段でのボリュームレベル調整モードとしては、
前記単一操作モードに加えて、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が第3の設定
時間以上オンされている連続操作中は単位時間毎に前記
ボリュームレベルを第3のレベル変化量ずつ変化させる
連続操作モードと、 単一操作された前記第1の操作釦或又は前記第2の操
作釦がオフ操作されてから、前回とは逆方向にボリュー
ムレベルを変化させる前記操作釦が連続操作でオン操作
されるまでの操作間隔が、第1の設定時間内の場合に
は、単位時間毎に前記ボリュームレベルを前記第3のレ
ベル変化量よりも変化量が小さい第4のレベル変化量ず
つ変化させる連続操作微調整モードと、 を含むこともできる。さらに、この連続操作微調整モー
ドは、前回の単一操作された操作釦と、今回連続操作さ
れる操作釦とが同一の場合にも適用することができる。
制御手段でのボリュームレベル調整モードとしては、
前記単一操作モード及び連続操作モードに加えて、 連続操作された前記第1の操作釦又は前記第2の操作
釦がオフ操作されてから、前回とは逆方向にボリューム
レベルを変化させる前記操作釦が単一操作でオン操作さ
れるまでの操作間隔が、第1の設定時間内の場合には、
前記第1のレベル変化量よりも変化量が小さい第6のレ
ベル変化量ずつ変化させる単一操作微調整モードを含む
ことができる。さらに、この単一操作微調整モードは、
前回の連続操作された操作釦と、今回単一操作される操
作釦とが同一の場合にも適用することができる。また、
この場合の単一操作微調整モードの解除についても、上
述した解除方式を適用できる。
制御手段でのボリュームレベル調整モードとしては、
前記連続操作モードに加えて、 連続操作された前記第1の操作釦又は前記第2の操作
釦がオフ操作されてから、前回とは逆方向にボリューム
レベルを変化させる前記操作釦が連続操作でオン操作さ
れるまでの操作間隔が、前記第1の設定時間内である場
合には、単位時間ごとに前記ボリュームレベルを第3の
レベル変化量より小さい第8のレベル変化量ずつ変化さ
せる連続操作微調整モードを含むことができる。さら
に、この連続操作微調整モードは、前回の連続操作され
た操作釦と、今回連続操作される操作釦とが同一の場合
にも適用することができる。
このように本発明では、操作釦が操作されたときに、
この操作を操作者が前回の操作と関連させて行なったか
或いは独立させて行なったかの判断や、所望の音量付近
まで音量を一気に近付けた後の微調整を行ないたいのか
の判断等を、前回操作から今回操作までの経過時間によ
って判断し、あるいはこれに加えて前回と今回とが異な
る操作釦であったか、さらには前回又は今回が連続操作
であったか否かによって判断し、この判断結果に応じて
微調整モードに設定し、変化量が少ないレベル変化量で
のボリュームレベルの微調整を可能とする。
[図面の簡単な説明] 第1図は本発明の第1の実施例に係わる電子ボリュー
ム装置の構成を説明するためのブロック図、 第2図は第1図に示した電子ボリューム装置における
ボリュームレベルの変化量を決定する方法を説明するた
めのタイミングチャート、 第3図は、連続操作後の単一操作を、微調整操作モー
ドとした本発明の第2の実施例のタイミングチャート、 第4図は、本発明の第3の実施例に係わる電子ボリュ
ーム装置におけるボリュームレベルの変化量を決定する
方法を説明するためのタイミングチャートである。
第5図〜第7図は、本発明の第4実施例を説明するた
めのフローチャート、 第8図は、本発明の第4実施例に係る電子ボリューム
装置の構成を説明するためのブロック図である。
[発明を実施するための最良の形態] 以下、本発明の一実施例として、本発明の電子ボリュ
ーム装置をオーディオ装置の音量調整手段に適用した場
合について説明する。
(実施例1) 第1図は、本実施例に係わる電子ボリューム装置を説
明するためのブロック図である。図において、アップ・
キー1或いはダウン・キー2が操作されると、制御回路
3内の演算回路7は、タイマ9から入力した値に基づい
て、ボリューム信号の加算値或いは減算値を決定する。
タイマ9は、キー1又は2のキーオフから、次にキー1
または2がキーオンされるまでの操作間隔を計時して出
力する。また、タイマ9はキー操作が単一操作であるか
連続操作であるかを区別するための計時をも行う。演算
回路7は、メモリ8より、現在のボリュームレベルと、
今回選択されたモードと対応するレベル変化量とを読み
出して、ボリュームレベルを演算する。さらに演算回路
7は、演算後のボリュームレベルを再度メモリ8に読み
込ませると共に、この値を電子ボリュームIC4に対して
出力する。電子ボリュームIC4は、入力したボリューム
レベルの値から、スピーカ6に出力させる音量を判断
し、この音量に応じて入力オーディオ信号を変換する。
なお、本実施例では、ボリューム信号にレベル変化量を
「1」だけ増減させると、音量を1ステップ(例えば2d
B)増減させることとする。電子ボリュームIC4で変換さ
れた入力オーディオ信号は、電力増幅器5で増幅された
後スピーカ6に送られ、このスピーカ6で音声に変換さ
れる。
次に、アップ・キー1およびダウン・キー2の操作
と、音量との関係について説明する。
本実施例では、アップ・キー1或いはダウン・キー2
の操作によって制御回路3が加算或いは減算する値は、
下記の通りであるものとする。
単一操作モードの場合 …4ステップ/1操作 単一操作微調整モードの場合 …1ステップ/1操作 連続操作モードの場合 …2ステップ/200msec ここで、「単一操作モード」は、操作キー(アップ・
キー1或いはダウン・キー2)をオンした後に、第3の
設定時間(例えば200msec)内にオフする単一操作を一
度行なったときであって、かつ、「単一操作微調整モー
ド」でない場合に選択される。
また、「連続操作モード」は、操作キーをオンした状
態で第3の設定時間以上維持させるときに選択されせ
る。
「単一操作微調整モード」とは、前回のキーオフ操作
から今回のキーオン操作までの経過時間(操作間隔)t
が第1の設定時間Δt(本実施例では2秒とする)未満
であり、今回単一操作が選択され、且つ、前回操作した
操作キーと今回操作した操作キーとが異なる場合に、自
動的に選択される。前回操作は単一操作であると連続操
作であるとを問わない。この単一操作微調整モードは、
繰り返し単一操作される同一キーの操作間隔が、第2の
設定時間(本実施例では2秒とする)以内である場合に
継続し、操作間隔が第2の設定時間を越えると解除され
る。
第2図は、これらの各モードにしたがってボリューム
を調整する際の一具体例を示すタイミングチャートであ
る。
(a)電子ボリューム装置を動作状態にした後の最初の
キー操作として単一操作でアップ・キー1が操作された
場合を示している。この場合は、単一操作モードが選択
され、4ステップ/1操作で音量が増大する。
(b)ダウン・キー2が、上記(a)のキーオフ操作か
ら操作間隔2秒未満に、単一操作でオン操作された場合
である。この場合は、単一操作微調整モードが選択され
るので、音量は1ステップ/1操作で減少する。
(c)アップ・キー2が、上記(b)のキーオフ操作か
ら操作間隔2秒未満に、単一操作で操作された場合であ
る。この場合は、単一操作微調整モードが選択されるの
で、音量は1ステップ/1操作で増加する。
状態(b)および状態(c)に示したように、前回の
キーオフ操作から2秒間経過する前に、前回操作した操
作キーと異なる操作キーを、単一操作で操作したとき
は、単一操作微調整モードが選択される。
(d)ダウン・キー2が、上記(c)のキーオフ操作か
ら2秒経過後に、単一操作で操作された場合である。こ
の場合は、前回のキーオフ操作から2秒経過しているの
で、単一操作モードが選択され、音量は4ステップ/1操
作で減少する。
(e)ダウン・キー2が、連続操作で操作された場合で
ある。
ここで、ダウン・キー2がオン操作された瞬間は、本
実施例の制御回路3は、キー操作が単一操作で操作され
たのか或いは連続操作で操作されたのかを判断すること
ができない。本実施例では、このような場合には、最初
の1回の音量の変更は、今回と前回のキーが同じである
から単一操作モードに従い、キー操作から第3の設定時
間(本実施例では200msecとする)経過後に操作キーが
オンされたままであれば連続操作モードに移行すること
とする。したがって、状態(e)では、音量は、最初は
4ステップ減少し、その後は2ステップ/200msecで減少
する。また、この場合は前回と今回が同一キーであるか
ら、操作間隔が2秒以内であるか否かを問わずに上記の
モードでボリューム調整を行う。
(f)ダウン・キー2が、単一操作で操作された場合で
ある。ここで、状態(f)では、上記(e)のキーオフ
操作からの経過時間が2秒未満であるか否かに拘らず、
前回の操作キーと今回の操作キーとが同一であることに
より、単一操作モードが選択され、音量は4ステップ/1
操作で減少する。
(g)アップ・キー1が、連続操作で操作された場合で
ある。上述の状態(e)の場合と同じ理由により、音量
は、最初は4ステップ増加し、その後は2ステップ/200
msecで増加する。
(h)上述の(g)のキーオフ操作から2秒経過後に、
ダウン・キー2が、単一操作で操作された場合である。
この場合は単一操作モードが選択され、音量は4ステッ
プ/1操作で減少する。
(i)アップ・キー1が、2秒以内に連続操作で操作さ
れた場合である。状態(e)の場合と同じ理由により、
音量は、最初は1ステップ増加し(前回と今回のキーが
異なるから、微調整モードに従う)、その後は2ステッ
プ/200msecで増加する。
(j)ダウン・キー2が単一操作で操作され、上記
(i)のキーオフ操作からの経過時間は2秒未満であ
り、且つ、前回の操作キーと今回の操作キーとが異なる
ので、微調整モードが選択され、音量は1ステップ/1操
作で減少する。
(k)アップ・キー1が、連続操作モードで操作された
場合である。前回の操作キーと今回の操作キーとが同一
であることにより、音量は最初は4ステップ増加し、そ
の後は2ステップ/200msecで増加する。
(l)ダウン・キー2が、連続操作で操作された場合で
ある。状態(e)の場合と同じ理由により、音量は、最
初は1ステップ減少し(微調整モードに従う)、その後
は2ステップ/200msecで減少する。
(m)アップ・キー1が、連続操作で操作された場合で
ある。状態(e)の場合と同じ理由により、音量は、最
初は4ステップ増加し、その後は2ステップ/200msecで
増加する。
上記以外の場合も、上述の〜のボリュームレベル
調整モードにしたがってボリュームレベルの調整を行な
う。
このように、本実施例では、単一操作モードが選択さ
れたときの音量の変化量を、前回のキーオフ操作から今
回のキーオン操作までの経過時間、および前回の操作キ
ーと今回の操作キーとが同一であるか否かによって決定
することとした。これにより、音量の微調整を容易にす
ることができ、したがって、操作者が所望の音量を得る
ことを容易にすることができ。
なお、本実施例では、電子ボリューム装置がボリュー
ム調整モードとして単一操作モードと連続操作モードと
を有する場合を例に採って説明したが、単一操作モード
のみを有する電子ボリューム装置の場合であっても、単
一操作微調整モードを同様に適用できる。
(実施例2) 次に、本発明の電子ボリューム装置の第2の実施例に
ついて説明する。
本実施例は、前回のキーオフ操作から今回のキーオン
操作までの経過時間tが第1の設定時間Δt(2秒とす
る)未満であり、且つ、前回が連続操作モードであって
今回は単一操作で操作された場合には、前回操作した操
作キーと今回操作した操作キーとが同一であっても自動
的に微調整モードが選択される。この点で、上述の実施
例1の電子ボリューム装置と異なっている。
第3図(A)は、第2図の状態(f)と対応する動作
に関する変形例である。状態(e)において連続操作さ
れたダウン・キー2のキーオフ操作後2秒未満に、同一
のキーであるダウン・キー2が単一操作で操作される
と、制御回路3は、微調整モードを選択し、音量は1ス
テップ/1操作で減少する。
このようにして、状態(e)で連続操作モードで2ス
テップずつ連続的に音量を減少させた後、さらに微調整
モードにより音量を減少させることができる。
第3図(B)は、第3図(A)とは逆に、連続操作モ
ードで音量を増加させた後、さらに微調整モードにより
音量を増加させる動作を示している。この場合も、同様
に、アップ・キー1のキーオフ操作後2秒未満に、同一
のキーであるアップ・キー1が単一操作で操作される
と、制御回路3は、微調整モードを選択し、音量は1ス
テップ/1操作で増加する。
このようにして、前回が連続操作モードの場合に限っ
て、前回操作した操作キーと今回操作した操作キーとが
同一であっても、その操作間隔が2秒以内である場合に
は微調整モードが選択されるので、音量の微調整をさら
に容易にすることができる。
また、本実施例では、前回と逆の操作キーが操作され
て微調整モードを選択したときと、同じ操作キーが操作
されて微調整モードを選択したときとで、音量の変化量
が同じ値をとることとしたが、異なる値をとることとし
てもよい。
(実施例3) 次に、本発明の電子ボリューム装置の第3の実施例に
ついて説明する。
本実施例では、前回のキーオフ操作から今回のキーオ
ン操作までの経過時間tが所定時間Δt(2秒とする)
未満である場合には、連続操作が選択された場合であっ
ても微調整モードが選択されることとする。
また、前回操作した操作キーと今回操作した操作キー
とが同一であるか否かを考慮しないものとする。
ここで、本実施例では、連続操作が選択されたときに
制御回路3が加算或いは減算する値は、下記の通りであ
るものとする。
連続操作モードの場合 …4ステップ/200msec 連続操作微調整モードの場合 …2ステップ/200msec なお、単一操作モードが選択されたときに制御回路3
が加算或いは減算する値は、上記実施例1の場合と同じ
とする。
第4図(A)は、第2図の状態(e)と対応する動作
に関する変形例である。アップ・キー1またははダウン
・キー2のいずれかを操作した後、2秒未満に、再びア
ップ・キー1またはダウン・キー2がオンされて連続操
作モードが選択されると、制御回路3は微調整モードを
選択し、音量は4ステップ/200msecでなく、2ステップ
/200msecで変化する。
一方、アップ・キー1またはダウン・キー2のいずれ
かをキーオフ操作した後、2秒以上経過した後に、再び
アップ・キー1またはダウン・キー2がオンされ連続操
作モードが選択されると、第4図(B)に示すように、
制御回路3は音量を4ステップ/200msecで変化させる。
このように、連続操作で加算或いは減算される値を、
前回の操作からの経過時間によって異なることとすれ
ば、操作者が所望の音量を得ることをいっそう容易にす
ることができる。
なお、本実施例では、前回操作した操作キーと今回操
作した操作キーとが同一であるか否かを考慮しないもの
としたが、逆の操作キーが操作されたときにのみ微調整
モードがを選択することとしてもよい。
また、逆の操作キーが操作されて微調整モードを選択
したときと、同じ操作キーが操作されて微調整モードを
選択したときとで、音量の変化量が異なる値をとること
としてもよい。
(実施例4) 本実施例の電子ボリューム装置の構成を第8図に示
す。同図において、第1図に示す装置の構成に加えて、
演算回路7には、アップ・キー用カウンタ10およびダウ
ン・キー用カウンタ11が接続されている。さらに、メモ
リ8には、ファーストフラグ用メモリエリア8aおよび微
調整モードフラグ用メモリエリア8bが設けられている。
本実施例では、アップ・キー1あるいはダウン・キー
2の操作によって制御回路3が加算あるいは減算する値
が、下記の通りであるものとする。
単一操作モード…4ステップ/1操作 単一操作微調整モード…1ステップ/1操作 連続操作モード…4ステップ/200msec 連続操作微調整モード…2ステップ/200msec ここで、単一操作微調整モードは、前回の操作が単一
操作であった場合には、前回とは逆方向にボリュームレ
ベルを変更する単一操作でのキーオンが、操作間隔が第
1の設定時間(本実施例では2秒である)内にあった場
合に選択される。さらに、この単一操作微調整モード
は、前回が連続操作モードであった場合には、ボリュー
ムレーベルを変更する方向が前回と同一であるか逆であ
るかを問わず、単一操作でのキーオンが、操作間隔2秒
以内にあった場合に選択される。この単一操作微調整モ
ードに設定後は、繰り返しオン,オフされる同一キーの
操作間隔が第2の設定時間(本実施例では第1の設定時
間と同じ2秒である)内である限り継続する。
連続操作微調整モードは、前回が単一操作モードであ
るか連続操作モードであるかは問わず、ボリュームレベ
ルを変更する方向も前回と同一であるか逆であるかを問
わず、連続操作でのキーオンが操作間隔2秒以内にあっ
た場合に選択される。
第1,第2の設定時間である2秒間の計時は、アップ・
キー用カウンタ10およびダウン・キー用カウンタ11で行
われる。すなわち、カウンタ10,11の一方又は双方に
は、あるタイミングで2秒の値がセットされ、これをカ
ウントダウンし、2秒経過後はカウンタ10,11の出力が
“0"となる。カウンタ10,11の出力が“0"であれば操作
間隔が2秒以上であると判断される。
次に、この電子ボリューム装置の動作について、第5
図〜第7図に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、制御回路3はキーオンされたか否かを判断する
(ステップ100)。キーオフ状態の場合には、メモリエ
リア8a内のファーストフラグを“0"とする(ステップ10
1)。キーオン状態である場合には、次にメモリエリア8
a内のファーストフラグが“1"であるか否かを判断する
(ステップ102)。このファーストフラグは、連続操作
モードに移行した際に“1"とされ、その後連続操作モー
ドが継続される限りファーストフラグは“1"を維持す
る。そして、連続操作がキーオフされた際にファースト
フラグは“0"とされる。ファーストフラグが“1"である
場合には、その後のステップ103〜120を経由せず、ステ
ップ121に移行することになる。
ステップ102で判断がNOである場合には、次に、タイ
マ9に第3の設定時間である500msecをセットする(ス
テップ103)。次に、キーオフ前に500msecの時間をカウ
ントアップしたか否かが判断される(ステップ104)。
ステップ104での判断がNOである場合には、単一操作で
あると判別されてステップ105に移行する。ステップ104
の判断がYESである場合には、連続操作と判別されてス
テップ116に移行する。
次に、ステップ104にて単一操作と判断された後の動
作を第6図のフローチャートを参照して説明する。
まず、操作されたキーがアップ・キー1であるか否か
が判断される(ステップ105)。アップ・キー1である
場合には、ダウン・キー用カウンタ11の出力が“0"であ
るか否かが判断される(ステップ106)。ステップ106で
の判断がYESである場合とは、前回がアップ・キー1
を用いた単一操作モードであるか、前回のダウン・キ
ー2のキーオフからの操作間隔が2秒以上経過したか、
前回がアップ・キー1を用いた単一操作微調整モード
であり、そのキーオフからの操作間隔が2秒以上経過し
たことを意味する(これについては後述する)。この場
合にはステップ107にて単一操作モードでのアップ率に
設定される。一方、ステップ106での判断がNOの場合と
は、前回のダウン・キー2のキーオフから操作間隔が
2秒以内であるか、前回がアップ・キー1を用いた単
一操作微調整モードであり、そのキーオフからの操作間
隔が2秒以内の場合である。この場合には単一操作微調
整モードと判断され、ステップ108にてその微調整モー
ドでのアップ率が設定される。単一操作微調整モードの
場合には、次のステップ109にて、ダウン・キー用カウ
ンタ11に2秒の値がセットされる。さらに、単一操作モ
ードまたは単一操作微調整モードを問わず、ステップ11
0にて、アップ・キー用カウンタ10にも2秒の値がセッ
トされる。
ステップ105での判断がNOの場合、すなわちダウン・
キー2が操作された場合には、ステップ106〜ステップ1
10と同様の処理がステップ111〜ステップ115を経由して
実施される。
その後は、ステップ129に移行し、ステップ107,108,1
12または113にて設定された所定のアップ率またはダウ
ン率に従って、ボリュームレベルの変更が実施される。
この後は、ループ130を経由してスタートに戻る。ルー
プ130での処理としては、例えば単位時間ごとにアップ
・キー用カウンタ10およびダウン・キー用カウンタ11に
てカウントダウンを行なう。
前回の単一操作がアップ・キー1であり、かつ、今回
の単一操作がダウン・キー2であり、その操作間隔、す
なわちステップ110にてアップキー用カウンタ10に2秒
をセットした後のダウン・キー2のキーオンが2秒以内
であった場合には、ステップ111での判断がNOとなるの
で、ステップ113にて単一操作微調整モードが設定され
ることになる。一方、前回と今回が共にアップ・キー1
の単一操作であった場合には、前回が単一微調整モード
で無いかぎりダウンキー用カウンタ11に2秒がセットさ
れていないので、ステップ106での判断がYESとなり、単
一操作モードが継続されることになる。換言すれば、前
回の操作が単一操作であり、今回の操作が前回とは逆方
向の単一操作であって、かつ、その操作間隔が2秒以内
である場合に限り、単一操作微調整モードに移行するこ
とになる。前回の単一操作がダウン・キー2の場合も同
様である。
次に、連続操作モードおよび連続操作微調整モードに
ついて、図5および図7のフローチャートを参照して説
明する。
ステップ104での判断がYESである場合には、連続操作
と判断されて、メモリエリア8a内のファーストフラグを
“1"に設定する(ステップ116)。次にこの連続操作が
操作間隔2秒以内に操作されたか否かを、ステップ117
および118で判断している。ステップ117では、アップ・
キー用カウンタ10の出力が“0"であるか否かが判断さ
れ、ステップ118ではダウン・キー用カウンタ11の出力
が“0"であるか否かが判断される。ステップ117または1
18のいずれか一方がNOと判断された場合には、ステップ
120にて微調整モードフラグを“1"に設定する。換言す
れば、この動作により連続操作微調整モードが設定可能
となる。一方、ステップ117およびステップ118の判断が
いずれもYESである場合に限り、ステップ119にて微調整
モードフラグが“0"に設定される。すなわち、この場合
には連続操作モードが設定可能となる。
ステップ119または120にて、微調整モードフラグを
“0"または“1"に設定し、あるいはステップ102にてフ
ァーストフラグが“1"であると判断された場合には、操
作されたキーがアップ・キー1であるか否かが判断され
る(ステップ121)。アップ・キー1である場合には、
微調整モードフラグが“1"であるか否かが判断され(ス
テップ122)、連続操作微調整モードである場合にはス
テップ124にて、連続操作モードである場合にはステッ
プ123にて、各モードのアップ率がそれぞれ設定される
ことになる。操作されたキーがダウン・キー2であった
場合にも、同様の処理がステップ125〜127にて実施され
る。その後、アップ・キー用カウンタ10およびダウン・
キー用カウンタ11に共に2秒の値が設定され(ステップ
128)、その後のステップ129では、ステップ123,124,12
6または127にて設定された所定のアップ率またはダウン
率に従ってボリュームレベルが変更される。この後は、
同様にループ130を経由してスタートに戻る。
連続操作モードまたは連続操作微調整モードにてキー
オン操作が継続される限り、ステップ100,102の判断がY
ESとなり、その後ステップ121〜130を経由してステップ
100に戻るループ制御が連続して実施される。キーオフ
された場合には、ステップ100での判断がNOとなり、ス
テップ101にてファーストフラグが“0"に設定される。
次に、連続操作にて例えばアップ・キー1が操作さ
れ、これがキーオフされた後に各種キーが操作された場
合の具体的なボリューム調整モードについて説明する。
アップ・キー1の連続操作後に単一操作にてダウン・
キー2が操作間隔2秒以内に操作された場合には、ステ
ップ100〜105を経由した後、ステップ111にてNOと判断
され、ステップ113にて単一操作微調整モードに設定さ
れる。アップ・キー1の連続操作後に単一操作にてアッ
プ・キー1が操作間隔2秒以内に操作された場合には、
ステップ106での判断がNOとなるので、ステップ108にて
単一操作微調整モードに設定される。即ち、連続操作の
キーオフに引き続き、単一操作が操作間隔2秒以内で操
作された場合には、キーの種別を問わず単一操作微調整
モードに設定されることにになる。
同様に、連続操作で例えばアップ・キー1が操作さ
れ、そのキーオフ後再度連続操作が選択された場合も
は、そのキーの種別を問わず、操作間隔が2秒以内であ
る場合には連続操作微調整モードに設定される。これ
は、ステップ117またはステップ118でのいずれか一方の
判断がNOである場合に、ステップ120にて微調整モード
フラグが“1"とされ、連続操作微調整モードに設定され
るからである。
また、これら動作を確保するために、前回の連続操作
では、ステップ128にてアップ・キー用カウンタ10およ
びダウン・キー用カウンタ11に対して共に2秒の値がセ
ットされている。
さらに、この実施例では、単一操作微調整モードに設
定された後に、繰り返しオン,オフ操作される同一キー
の操作間隔が、第2の設定時間である2秒以内に操作さ
れる場合に限り、その単一操作微調整モードが継続され
る。このために、ステップ105,107,108にてアップ・キ
ー1の単一操作微調整モードに設定した後、ステップ10
9にてダウン・キー用カウンタ11に2秒の値をセット
し、次回にアップ・キー1が操作間隔2秒以内に操作さ
れた際に、再度ステップ105,107,108にて単一操作微調
整モードを継続可能としている。ステップ114の存在意
義も、ダウン・キー2での単一操作微調整モードを継続
させるためである。
そして、本実施例のように第1,第2の設定時間を共に
2秒と設定することで、この双方の計時をアップ・キー
用カウンタ10およびダウン・キー用カウンタ11にて兼用
することができ、カウンタの増設を伴なわずに2種の計
時を実施できる点で優れている。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上
述した実施例に限定されるものではないことは勿論であ
る。上記実施例を任意に組み合わせて実現するものであ
ってもよい。また、前回と今回とが共に同方向にボリュ
ームレベルを変更するキーの単一操作であった場合に
も、その操作間隔が、比較的短く設定された第1の設定
時間内であった場合には、単一操作微調整モードに設定
することも可能である。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によれば、電子ボ
リューム装置のボリュームレベルの変化量を、操作者が
所望の音量付近まで音量を近付けた後の逆方向または同
方向へのレベル合せを微調整できるので、電子ボリュー
ム装置の操作性を向上させることができる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 1/00 - 3/34

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボリュームレベルを正方向に変化させるた
    めの第1の操作釦と、 前記ボリュームレベルを負方向に変化させるための第2
    の操作釦と、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦の操作に基づい
    て、所定のボリューム変化量だけボリュームレベルを増
    加又は減少させる制御手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記ボリューム変化量よりも小さいボ
    リューム変化量にてボリュームレベルを増加又は減少さ
    せる微調整モードが設定可能であり、前記第1の操作釦
    又は前記第2の操作釦のいずれか一方のオフ操作から、
    その後の前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦のいず
    れか一方のオン操作までの操作間隔が、設定時間内であ
    る場合に前記微調整モードに設定することを特徴とする
    電子ボリューム装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 前記制御手段は、オフ操作された前記操作釦と、その後
    オン操作された前記操作釦とが異なる場合に限り、前記
    微調整モードに設定することを特徴とする電子ボリュー
    ム装置。
  3. 【請求項3】請求項(2)において、 前記制御手段でのボリュームレベル調整モードは、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が単一操作され
    るごとに前記ボリュームレベルを第1のレベル変化量ず
    つ変化させる単一操作モードと、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦がオフ操作され
    てから、前回とは逆方向にボリュウームレベルを変化さ
    せる前記操作釦がオン操作される間での操作間隔が、第
    1の設定時間内である場合には、前記操作釦が単一操作
    される毎に前記第1のレベル変化量よりも小さい第2の
    レベル変化量だけ変化させる単一操作微調整モードと、 を含むことを特徴とする電子ボリューム装置。
  4. 【請求項4】請求項(3)において、 前記制御手段は、 前記単一操作微調整モード設定後に単一操作が繰り返さ
    れる同一操作釦の操作間隔が第2の設定時間内である限
    り、前記単一操作微調整モードを継続し、前記操作間隔
    が前記第2の設定時間を越えた場合に前記単一操作微調
    整モードを解除することを特徴とする電子ボリューム装
    置。
  5. 【請求項5】請求項(4)において、 前記第2の設定時間を前記第1の設定時間と同一とした
    ことを特徴とする電子ボリューム装置。
  6. 【請求項6】請求項(1)において、 前記制御手段でのボリュームレベル調整モードは、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が単一操作され
    る毎に前記ボリュームレベルを第1のレベル変化量ずつ
    変化させる単一操作モードと、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が第3の設定時
    間以上オンされている連続操作中は単位時間毎に前記ボ
    リュームレベルを第3のレベル変化量ずつ変化させる連
    続操作モードと、 単一操作された前記第1の操作釦或又は前記第2の操作
    釦がオフ操作されてから、前回とは逆方向にボリューム
    レベルを変化させる前記操作釦が連続操作でオン操作さ
    れるまでの操作間隔が、第1の設定時間内の場合には、
    単位時間毎に前記ボリュームレベルを前記第3のレベル
    変化量よりも変化量が小さい第4のレベル変化量ずつ変
    化させる連続操作微調整モードと、 を含むことを特徴とする電子ボリューム装置。
  7. 【請求項7】請求項(6)において、 前記制御手段でのボリュームレベル調整モードとしてさ
    らに、 単一操作された前記第1の操作釦或又は前記第2の操作
    釦がオフ操作されてから、前回と同方向にボリュームレ
    ベルを変化させる前記操作釦が連続操作でオン操作され
    るまでの操作間隔が、前記第1の設定時間内である場合
    には、単位時間ごとに前記ボリュームレベルを第3のレ
    ベル変化量より小さい第5のレベル変化量ずつ変化させ
    る連続操作微調整モードを含むことを特徴とする電子ボ
    リューム装置。
  8. 【請求項8】請求項(1)において、 前記制御手段でのボリュームレベル調整モードは、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が単一操作され
    る毎に前記ボリュームレベルを第1のレベル変化量ずつ
    変化させる単一操作モードと、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が第3の設定時
    間以上オンされている連続操作中は単位時間ごとに前記
    ボリュームレベルを第3のレベル変化量ずつ変化させる
    連続操作モードと、 連続操作された前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦
    がオフ操作されてから、前回とは逆方向にボリュームレ
    ベルを変化させる前記操作釦が単一操作でオン操作され
    るまでの操作間隔が、第1の設定時間内の場合には、前
    記第1のレベル変化量よりも変化量が小さい第6のレベ
    ル変化量ずつ変化させる単一操作微調整モードと、 を含むことを特徴とする電子ボリューム装置。
  9. 【請求項9】請求項(8)において、 前記制御手段でのボリュームレベル調整モードとしてさ
    らに、 連続操作された前記第1の操作釦或又は前記第2の操作
    釦がオフ操作されてから、前回と同方向にボリュームレ
    ベルを変化させる前記操作釦が単一操作でオン操作され
    るまでの操作間隔が、前記第1の設定時間内である場合
    には、第1のレベル変化量より小さい第7のレベル変化
    量ずつ変化させる連続操作微調整モードを含むことを特
    徴とする電子ボリューム装置。
  10. 【請求項10】請求項(8)又は(9)において、 前記制御手段は、 前記単一操作微調整モードに設定後に単一操作が繰り返
    される同一操作釦の操作間隔が第2の設定時間内である
    限り、前記単一操作微調整モードを継続し、前記操作間
    隔が前記第2の設定時間を越えた場合に前記単一操作微
    調整モードを解除することを特徴とする電子ボリューム
    装置。
  11. 【請求項11】請求項(10)において、 前記第2の設定時間を前記第1の設定時間と同一とした
    ことを特徴とする電子ボリューム装置。
  12. 【請求項12】請求項(1)において、 前記制御手段でのボリュームレベル調整モードは、 前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦が第3の設定時
    間以上オンされている連続操作中は単位時間毎に前記ボ
    リュームレベルを第3のレベル変化量ずつ変化させる連
    続操作モードと、 連続操作された前記第1の操作釦或又は前記第2の操作
    釦がオフ操作されてから、前回とは逆方向にボリューム
    レベルを変化させる前記操作釦が連続操作でオン操作さ
    れるまでの操作間隔が、第1の設定時間内の場合には、
    単位時間毎に前記ボリュームレベルを前記第3のレベル
    変化量よりも変化量が小さい第8のレベル変化量ずつ変
    化させる連続操作微調整モードと、 を含むことを特徴とする電子ボリューム装置。
  13. 【請求項13】請求項(12)において、 前記制御手段でのボリュームレベル調整モードとしてさ
    らに、 連続操作された前記第1の操作釦又は前記第2の操作釦
    がオフ操作されてから、前回と同方向にボリュームレベ
    ルを変化させる前記操作釦が連続操作でオン操作される
    までの操作間隔が、前記第1の設定時間内である場合に
    は、単位時間ごとに前記ボリュームレベルを第3のレベ
    ル変化量より小さい第9のレベル変化量ずつ変化させる
    連続操作微調整モードを含むことを特徴とする電子ボリ
    ューム装置。
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