JP2556746Y2 - 操作キー自動切換えの音響装置 - Google Patents

操作キー自動切換えの音響装置

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JP2556746Y2
JP2556746Y2 JP8815391U JP8815391U JP2556746Y2 JP 2556746 Y2 JP2556746 Y2 JP 2556746Y2 JP 8815391 U JP8815391 U JP 8815391U JP 8815391 U JP8815391 U JP 8815391U JP 2556746 Y2 JP2556746 Y2 JP 2556746Y2
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JP
Japan
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dsp
key
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cassette tape
adjustment
Prior art date
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JP8815391U
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裕明 黒本
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は音響装置に係り、特に
装置の操作キーが2つの機能の操作に兼用して使用され
るのに好適な操作キー自動切換えの音響装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の操作キーを2つの機能の操作を兼用
した音響装置としては、例えば、カセットテープレコー
ダの操作キーとDSP調整キーとが共用されるようにな
っていて、通常はカセットテープレコーダの操作キーと
して働いているがDSPの効果を変更する必要が生じた
場合には、兼用の操作キーと別に設けたDSPキーを操
作して操作キーの内容をDSP用の内容にマイクロコン
ピュータによって認識するがDSPの調整が終了した
後、操作キーの内容をDSP調整用から元のカセットテ
ープデッキ用の内容に戻すにはDSPキーの操作を必要
としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の音響装
置においては、操作キーの内容をDSP用の内容にセッ
トし、DSP調整を行った後再び元のカセットテープレ
コーダ用の内容に戻す場合、DSPキーを必ず操作しな
ければならずこの操作を忘れてしまってカセットテープ
レコーダの操作のつもりでキー操作を行うと設定したば
かりのDSPの調整が変化してしまうという使用上での
不具合を生じてしまう欠点があった。
【0004】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、DSP調整が行われた後は自動的に元のカセットテ
ープレコーダのキー操作内容に復帰するようにした操作
キー自動切換えの音響装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1はこの考案の機能ブ
ロック図であり、この考案のDSPを有し、このDSP
調整のための操作キーと例えば、カセットテープレコー
ダを操作するキーとを兼用する機能を持たせた音響装置
において、前記操作キーの操作モードがカセットテープ
レコーダの操作モードになっているのかDSP調整のた
めの操作モードになっているのかを認識するキー状態認
識手段と、キーの操作モードがDSP調整の操作モード
のとき、時間をカウントするタイマカウント手段と、こ
れらの手段を制御するマイクロコンピュータとからな
り、DSP調整操作が終了後一定時間経過すると、キー
の操作モードがカセットテープレコーダの操作モードに
自動的に切換るように構成したものである。
【0006】
【作用】この考案の作用を図1を用いて説明する。
【0007】この考案によれば、DSPを有し、このD
SP調整のための操作キーと例えば、カセットテープレ
コーダを操作するキーとを兼用する機能を持たせた音響
装置において、前記操作キーの操作モードがカセットテ
ープレコーダの操作モードになっているのかDSP調整
のための操作モードになっているのかを認識するキー状
態認識手段と、キーの操作モードがDSP調整の操作モ
ードのとき、時間をカウントするタイマカウント手段
と、これらの手段を制御するマイクロコンピュータとか
らなり、DSP調整操作が終了後一定時間経過すると、
キーの操作モードがカセットテープレコーダの操作モー
ドに自動的に切換るように構成したので、DSP調整の
ためのキー操作終了後にキーの操作モードをカセットテ
ープレコーダの操作モードに手動で切換える必要がなく
なり、キーの操作モード切換えの操作忘れによる不要な
キー操作が防止でき、一度設定したDSP調整効果を変
えてしまう不具合を避けることができるようになる。
【0008】
【実施例】この考案に係る操作キー自動切換えの音響装
置の実施例を図1乃至図3に基づき説明する。
【0009】図中、1はカセットテープレコーダの操作
及びDSP調整のための操作を行うための操作キー、2
はこの装置の制御を行うマイクロコンピュータ、3はカ
セットテープ回路部、4はDSP回路部、5は操作キー
1をDSP調整用内容に設定するDSPキーである。
【0010】また、マイクロコンピュータ2はデータの
演算処理を行う中央処理装置(CPU)と実行すべきプログ
ラムを格納するROM とデータを記憶するRAM 及び入出力
ポートから構成されていて、操作キー1と、DSPキー
5とはマイクロコンピュータ2の入力ポートに、また、
カセットテープ回路部3とDSP回路部4とはマイクロ
コンピュータ2の出力ポートに接続している。
【0011】そして、この考案の操作キー自動切換えの
音響装置は通常は操作キー1はカセットテープ回路部3
の所定の操作を行うモードになっていて、操作キー1か
らのキー信号を入力ポートを介して入力したマイクロコ
ンピュータ2はこのキー信号がカセットテープレコーダ
のためのキー操作内容であることを認識し、カセットテ
ープ回路部3へ入力されたキー信号に基づいた操作信号
を出力ポートを介して送出する。
【0012】また、DSPキー5が押されると、マイク
ロコンピュータ2はDSP調整用モードと認識し、操作
キー1のキー内容をDSP調整のための信号として入力
してキー内容に対応したDSP調整信号を出力ポートを
介してDSP回路部4へ出力する。
【0013】そして、DSPの調整が終了してもDSP
キー5が押されないとマイクロコンピュータ2はタイマ
をスタートさせて所定の時間経過後、操作キー1のキー
内容を自動的にカセットテープ操作用に切換えるように
なっている。
【0014】次に、この装置の動作を図3のフローチャ
ートに基づき説明する。
【0015】この装置が動作を開始すると通常は操作キ
ー1の操作モードはカセットテープレコーダを操作する
状態となっていて、この状態においてDSPキー5が押
されてDSP調整の操作モードに入ったかどうかをチェ
ックする(ステップS1)。
【0016】ステップS1でDSPキー5が押されていれ
ばこの操作の前の操作モードがカセットテープを操作す
るモードであったかDSP調整の操作モードであったか
をチェックする(ステップS2)。
【0017】ステップS2でDSPキー5の押される以前
の操作キー1の状態がカセットテープ操作モードであれ
ばカセットテープの操作モード時に立てられたフラグを
OFFにする(ステップS3)。
【0018】フラグがOFF になったことによってキー操
作のモードがカセットテープの操作モードよりDSP調
整の操作モードに切換わり、DSP調整の制御が操作キ
ー1によって行うことができるようになる(ステップS
4)。
【0019】次に、DSP調整の制御操作が終了すると
タイマ(例えば5秒間の)がスタートし(ステップS
5)、タイマはカウントダウン動作を行う(ステップS
6)。
【0020】タイマはカウントダウンしてその設定した
タイマ時間を終了したかどうかをチェックし(ステップ
S7)、タイマが終了していればカセットテープの操作モ
ード時に立てられるフラグを立て操作キー1の内容がカ
セットテープ操作用に切換えられ(ステップS8)、フロ
ーはスタートに戻って次のDSPキー5の操作が行われ
る迄操作キー1はカセットテープ操作用として保たれ
る。
【0021】また、ステップS1でDSPキー5が操作さ
れなければ、フローはカセットテープ操作時に立てられ
るフラグが立てられているか否かをチェックし(ステッ
プS9)、フラグが立てられていればカセットテープの操
作モード状態となり(ステップS11)、フラグが立てられ
ていなければ、DSP調整モードとなっているのでフロ
ーはステップS4に入りDSP調整の制御操作として操作
キー1は動作する。
【0022】また、ステップS2においてDSPキー5が
押されたとき操作キー1の操作モードが既にDSP調整
モードであれば、DSP調整が終了したと判断しフラグ
を立てて(ステップS10)操作キー1の操作モードをカセ
ットテープの操作モードに切換え(ステップS11)フロー
はスタートに戻る。
【0023】このようにこの考案の操作キー自動切換え
の音響装置はDSPを有し、このDSP調整のための操
作キーと例えば、カセットテープレコーダを操作するキ
ーとを兼用する機能を持たせた音響装置において、前記
操作キーの操作モードがカセットテープレコーダの操作
モードになっているのかDSP調整のための操作モード
になっているのかを認識するキー状態認識手段と、キー
の操作モードがDSP調査の操作モードのとき、時間を
カウントするタイマカウント手段と、これらの手段を制
御するマイクロコンピュータとからなり、DSP調整操
作が終了後一定時間経過すると、キーの操作モードがカ
セットテープレコーダの操作モードに自動的に切換るよ
うに構成したものである。
【0024】
【考案の効果】この考案に係る操作キー自動切換えの音
響装置によれば、上述のように構成したので、以下のよ
うな効果を奏する。
【0025】通常のカセットテープレコーダの操作を操
作キーにおいて行っていて必要に応じてDSPの調整を
行うためにDSPキーを操作してDSP調整のための操
作モードに操作キーを切換えDSP調整を行った後、D
SPキーを再び操作して元のカセットテープレコーダの
ための操作モードに操作キーを戻すのを忘れてもDSP
調整の作業が終了すると自動的に元の操作モードに戻る
ようにしたので、誤ったキー操作を防げる効果がある。
【0026】しかも、回路の変更や部品の追加もなくソ
フトウエアで対応できるので実施も容易であるなどの優
れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の機能ブロック図である。
【図2】この考案の実施例を示すハードウエアの構成ブ
ロック図である。
【図3】この考案の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 操作キー 2 マイクロコンピュータ 3 カセットテープ回路部 4 DSP回路部 5 DSPキー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DSP(digital signal processor)を有
    し、このDSP調整のための操作キーと例えば、カセッ
    トテープレコーダを操作するキーとを兼用する機能を持
    たせた音響装置において、前記操作キーの操作モードが
    カセットテープレコーダの操作モードになっているのか
    DSP調整のための操作モードになっているのかを認識
    するキー状態認識手段と、キーの操作モードがDSP調
    整の操作モードのとき、時間をカウントするタイマカウ
    ント手段と、これらの手段を制御するマイクロコンピュ
    ータとからなり、DSP調整操作が終了後一定時間経過
    すると、キーの操作モードがカセットテープレコーダの
    操作モードに自動的に切換るように構成したことを特徴
    とする操作キー自動切換の音響装置。
JP8815391U 1991-09-30 1991-09-30 操作キー自動切換えの音響装置 Expired - Lifetime JP2556746Y2 (ja)

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JPH0533325U JPH0533325U (ja) 1993-04-30
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