JPH0644174Y2 - オーディオ回路 - Google Patents

オーディオ回路

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JPH0644174Y2
JPH0644174Y2 JP1989049623U JP4962389U JPH0644174Y2 JP H0644174 Y2 JPH0644174 Y2 JP H0644174Y2 JP 1989049623 U JP1989049623 U JP 1989049623U JP 4962389 U JP4962389 U JP 4962389U JP H0644174 Y2 JPH0644174 Y2 JP H0644174Y2
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JP
Japan
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operation sound
audio
audio signal
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JPH02141117U (ja
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智己 尾崎
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Denso Ten Ltd
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 オーディオ装置のスイッチを操作したことを示す操作音
を発生させる場合、オーディオ増幅器の入力側に設けら
れたレベル調整部により、上記オーディオ増幅器へのオ
ーディオ信号および上記操作音の各レベルを共通に調整
し、さらに、オーディオ信号のレベルに連動して操作音
のレベルを設定し、さらに操作音の設定レベルが所定の
レベル以下であると検知されたときにオーディオ信号の
ミューティングを行う機能を備えてなるオーディオ回路
であって、夜間等に小さな音量にて音楽等を聴いている
ときは、その音量に応じて操作音も自動的に小さくする
と共に、オーディオ信号の出力レベルが0になった場合
でも一定レベル以上の操作音を確保することが可能とな
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案はオーディオ装置におけるオーディオ増幅器の入
力側に設けられたオーディオ回路に関する。
上記オーディオ装置の前面部においては、最近、押ボタ
ン式スイッチの代わりに、軽いタッチで操作できるタッ
チスイッチやシートスイッチ等が多数配置されるように
なってきている。しかし、一方で、これらのタッチスイ
ッチ等では、所望のスイッチを操作したか否かを指等の
感触により確認しにくい。本考案は、上記タッチスイッ
チ等を操作したことを示すための操作音を発生する機能
を備えたオーディオ回路について言及するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来のオーディオ回路の一例を示す図である。
ここでは、オーディオ増幅器1の入力側に、オーディオ
信号のレベルを調整するためのボリューム13が接続され
ている。このボリューム13から出力されたオーディオ信
号は、オーディオ増幅器1により増幅された後にスピー
カ9より音声にして伝送される。ここで、ユーザがボリ
ューム13を操作すれば、音楽等の音声を適当なレベルに
調整することができる。一般に、ボリューム13を最小の
位置に設定しても、音声は完全に消えない。そこで、ボ
リューム13とオーディオ増幅器1との間に、保護抵抗16
とトランジスタ等のスイッチ素子26とからなるミューテ
ィング部6が設けられている。このミューティング部6
のスイッチ素子26を動作させれば、オーディオ信号のレ
ベルが完全に0になるので、ユーザは必要に応じて音声
を一時的に消すことができる(ミューティングともよば
れる)。さらに、オーディオ増幅器1の入力側に、マイ
コン等に内蔵され、かつオーディオ装置前面部のタッチ
スイッチ等を操作したことを知らせるための操作音を発
生する操作音発生部2が接続されている。上記操作音に
より、ユーザは、タッチスイッチ等を操作したことを確
認することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のとおり、従来は、オーディオ信号のレベルを調整
するためのボリューム13やミューティング部6に接続さ
れたオーディオ増幅器1に、オーディオ装置前面部のタ
ッチスイッチ等の操作音を発生する操作音発生部2も接
続していた。したがって、ユーザは、スピーカ9より音
楽等の音声を聴くと共にタッチスイッチ等の操作を確認
することができる。ただし、この場合、操作音のレベル
は音楽等の音声の音量レベルに関係なく一定になってい
る。このため、夜間等に、小さな音量にて音楽等を聴い
ているときは、この音量よりも操作音のほうが大きくな
ってしまう。このため、上記操作音により周囲に迷惑を
及ぼすおそれが生ずるという不都合が生ずる。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、音楽
等の音量が小さい場合でも、操作音により周囲に迷惑を
及ぼすことのないオーディオ回路を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理構成を示すブロック図である。た
だし、ここでは、ミューティング部6は省略する。な
お、前述した構成要素と同様のものについては、同一の
参照番号を付して表す。
本考案のオーディオ回路は、オーディオ装置のスイッチ
を操作したことを示す操作音を発生する操作音発生部2
と、オーディオ増幅器1へのオーディオ信号のレベルに
連動し、かつ、スイッチの操作に応答してこのスイッチ
の操作音の出力レベルを設定するレベル設定手段4と、
上記オーディオ信号、および、上記操作音に相当する操
作音信号が入力され、レベル設定手段4により設定され
た出力レベルに応じて、これらのオーディオ信号および
操作音信号のレベルを共通に調整するレベル調整部3
と、レベル設定手段4により設定された出力レベルが所
定のレベル以下であるか否かを検知する検知手段と、こ
の検知手段により、レベル設定手段4にて設定された出
力レベルが所定のレベル以下であると検知されたとき
に、レベル調整部3に入力されるオーディオ信号のミュ
ーティングを行うミューティング部6(第5図)とを備
えている。
〔作用〕
本考案のオーディオ回路においては、オーディオ増幅器
1の前部にレベル調整部3、例えば電子ボリュームを設
け、オーディオ信号のレベルと共に操作音のレベルも調
整可能にしている。さらに、レベル設定手段4により、
オーディオ信号のレベルの大小に連動して操作音のレベ
ルを自動的に設定することができる。
さらに、レベル設定手段4にて設定された出力レベルが
所定のレベル以下であると検知された場合に、オーディ
オ信号のミューティングを行うことによりオーディオ信
号の出力レベルが0になったときでも、レベル設定手段
4およびレベル調整部3により定められる一定レベル以
上の出力レベルを有する操作音を確保するようにしてい
る。
かくして、本考案では、夜間等に小さな音量で音楽等を
聴いているときは、その音量に応じて操作音も自動的に
小さくすることが可能なので、周囲への迷惑を防止する
ことができる。
さらに、本考案では、オーディオ信号の出力レベルが0
になったときでも、オーディオ装置のスイッチの操作音
が0にならないようにしているので、スイッチの操作が
円滑に行える。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示すブロック図である。こ
こでは、レベル設定手段4の出力側に検知手段5を設け
ている。この検知手段5では、電子ボリューム等のレベ
ル調整部3におけるボリューム位置データを検知し、こ
の位置データが予め定められた値以下のときは、検知信
号Sdをミューティング部6に入力している。すなわち、
レベル調整部3においてボリューム位置が最小の位置に
ならない場合でも、ミューティング部6により音楽等の
音声のミューティングを行っている。このようにすれ
ば、レベル調整部3により一定レベルの操作音を確保し
た状態で、音声を一時的に消すことができる。
したがって、本考案の一実施例は、音楽等の音量に連動
して操作音を小さくすると共にミューティング等の最中
でも耳障りにならない程度の操作音を発生する機能も有
している。
第3図は本考案の一実施例の具体例を示す回路図であ
る。ここでは、レベル調整部3として、複数の接点を有
するアナログスイッチ31と、これらの接点に対応する複
数個の抵抗とから構成される電子ボリューム30を設けて
いる。さらに、ミューティング部6のスイッチ素子26と
して、スイッチング用のトランジスタ36を設けている。
一方、第2図におけるレベル設定手段4および検知手段
5は、それぞれエンコーダおよびディジタルコンパレー
タにより実現できる。さらに、上記のレベル設定手段4
および検知手段5は、操作音発生部2が内蔵されたマイ
コン等のCPU7により実現するのが実用上好ましい。この
CPU7には、外部からの各種データを取り入れると共に上
記CPU7から制御信号を取り出すためのI/Oポート17が付
設されている。さらに、上記の各種データを一時的に記
憶するRAM27が付設されている。ここで、ユーザが、装
置前面部に配置された切替スイッチ8を操作すれば、CP
U7から、I/Oポート17を介して、レベル調整部3におけ
るボリューム位置データ、すなわち電子ボリューム30に
おけるアナログスイッチ31の各接点のオン、オフを設定
するためのレベル設定信号が送り出される。このレベル
設定信号に含まれるボリューム位置データL値をCPU7に
より検知し、このL値が所定レベル以下のときに、検知
信号Sdをトランジスタ36に入力している。なお、電子ボ
リューム30の各接点がすべてオンの状態、すなわちボリ
ューム位置が最小の位置になっても、最低レベルの操作
音が保証されるように、アナログスイッチ31と直列に付
加抵抗32を接続するのが好ましい。ついで、本考案の一
実施例の具体例におけるマイコン等のCPU7の動作を詳し
く述べる。
第4図は第3図の動作を説明するためのフローチャート
である。まず初めに、オーディオ信号のレベルを上げて
音楽等の音量を大きくしたいときは(ステップa)、ア
ップダウンスイッチ等の切替スイッチ8のアップ側を操
作して、ボリューム位置データL値を所望の値まで大き
くする。このL値は、最大値Lmaxに達するまで大きくす
ることができる(ステップb,ステップc)。また一方
で、音量を小さくしたいときは、(ステップd)、切替
スイッチ8のダウン側を操作して、ボリューム位置デー
タL値を所望の値まで小さくする。このL値は、第1最
小値Lmin1に達するまで小さくすることができる(ステ
ップe,ステップf)。次に、ボリューム位置データL値
が所望の値に到達した場合は、今までRAM27に記憶され
ていたボリューム位置データL値が電子ボリューム30に
出力される(ステップg)。このときに、音楽等の音量
が適当なレベルに設定されると共にこの音量レベルに連
動して操作音が設定される。さらに、CPU7において、ボ
リューム位置データL値と、ユーザにより予め定められ
た第2最小値Lmin2とを比較し、上記L値が第2最小値L
min2以下であれば(ステップh)、ミューティングの必
要があるとみなして“H"(High)の検知信号Sdをトラン
ジスタ36に入力してミューティングを実行する(ステッ
プi)。もし上記L値が第2最小値Lmin2より大きけれ
ば、ミューティングは行わない(ステップj)。この場
合、第2最小値Lmin2は、第1最小値Lmin1と同等かそれ
より大きい値に設定しているので、ミューティングを実
行しても、操作音が聴き取りにくくなることはない。
なお、これまでは、一定レベル以上の操作音を保証する
ために、付加抵抗32を新たに設けていたが、この付加抵
抗の代わりにアナログスイッチ31固有の内部抵抗を利用
することもできる。このようにすれば、第3図のオーデ
ィオ回路において、商品の節減が図れる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、夜間等に小さな音
量で音楽等を聴いているときは、その音量に応じて操作
音も小さくすることが可能なオーディオ回路が実現され
る。したがって、操作音により周囲に迷惑を及ぼすおそ
れはなくなる。
さらに、本考案によれば、オーディオ回路のミューティ
ング機能により、音楽等の音声のレベルが0になったと
きでも、一定レベル以上の出力レベルを有する操作音を
確保するようにしているので、スイッチの操作音が聞き
取れてスイッチ操作が円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理構成を示すブロック図、 第2図は本考案の一実施例を示すブロック図、 第3図は本考案の一実施例の具体例を示す回路図、 第4図は第3図の動作を説明するためのフローチャー
ト、 第5図は従来のオーディオ回路の一例を示す図である。 図において、 1…オーディオ増幅器、2…操作音発生部、 3…レベル調整部、4…レベル設定手段、 5…検知手段、7…CPU。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ装置におけるオーディオ増幅器
    (1)の入力側に設けられ、該オーディオ装置のスイッ
    チを操作したことを示す操作音を発生する操作音発生部
    (2)を有するオーディオ回路において、 前記オーディオ増幅器(1)へのオーディオ信号のレベ
    ルに連動し、かつ、前記スイッチの操作に応答して前記
    操作音の出力レベルを設定するレベル設定手段(4)
    と、 前記オーディオ信号、および、前記操作音に相当する操
    作音信号が入力され、該レベル設定手段(4)により設
    定された出力レベルに応じて、該オーディオ信号および
    操作音信号のレベルを共通に調整するレベル調整部
    (3)と、 前記レベル設定手段(4)により設定された出力レベル
    が所定のレベル以下であるか否かを検知する検知手段
    (5)と、 該検知手段(5)により、前記レベル設定手段(4)に
    て設定された出力レベルが所定のレベル以下であると検
    知されたときに、該レベル調整部(3)に入力されるオ
    ーディオ信号のミューティングを行うミューティング部
    (6)とを備え、 該ミューティングにより該オーディオ信号の出力レベル
    が0になった場合でも、前記レベル設定手段(4)およ
    び前記レベル調整部(3)により定められる出力レベル
    を有する操作音を確保することを特徴とするオーディオ
    回路。
JP1989049623U 1989-04-28 1989-04-28 オーディオ回路 Expired - Lifetime JPH0644174Y2 (ja)

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