JPH0635541Y2 - ガイドトーン出力回路 - Google Patents

ガイドトーン出力回路

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JPH0635541Y2
JPH0635541Y2 JP6796388U JP6796388U JPH0635541Y2 JP H0635541 Y2 JPH0635541 Y2 JP H0635541Y2 JP 6796388 U JP6796388 U JP 6796388U JP 6796388 U JP6796388 U JP 6796388U JP H0635541 Y2 JPH0635541 Y2 JP H0635541Y2
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JP
Japan
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input terminal
guide tone
circuit
power amplifier
guide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6796388U
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English (en)
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JPH01172724U (ja
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静雄 栗山
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の概要] ガイドトーンをスピーカから発音するガイドトーン出力
回路であって、本来の音声信号入力端子以外の、NF端子
等、代理の入力端子から信号を加えることによってこの
信号と音声信号が混合され、また、これによりその信号
が本来の音声信号のための音量調節などの影響を受けな
いガイドトーン出力回路。
[従来の技術] ガイドトーンとは、操作ボタンなどを操作した時にそれ
を聴感的に表示する機能であり、センサトーン、タッチ
トーンとも言われている。ガイドトーンをスピーカから
発音させようとする場合、マイクロコンピュータまたは
発信回路により作られたガイドトーン信号(3k〜4kHz,6
0〜100ms程度)を電力増幅器の入力端子から通常の音声
信号(オーディオ信号)と混合して加えることになる。
しかし、ガイドトーンという性質上、音量調節器などの
位置に関係なく、常に一定の適当な音量であることが望
まれる。このような目的のためには、従来、第3図
(a)または(b)のような方法が考えられている。図
中、1は前置増幅器等からのオーディオ信号入力端子、
2はマイクロコンピュータのガイドトーン出力または発
信回路からのガイドトーン信号入力端子、3は音量調節
器、4は電力増幅器、4aは電力増幅器入力端子、4bはNF
(負帰還)端子、4cは電力増幅器出力端子、5はスピー
カを表わす。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、第3図(a)に示す回路では、音量調節
器とアース間に挿入された抵抗Rのため、調節器を絞り
切っても音量が0にならないという欠点がある。この欠
点を避けるために、例えば抵抗Rに並列にトランジスタ
スイッチを接続し、ガイドトーン発音時以外常にオンに
しておく等の方法も考えられるが、回路が複雑となり、
コスト高となる。また、第3図(b)に示す回路では、
音量調節器の摺動接点と電力増幅器入力端子間に挿入さ
れている抵抗Rのため、ミニアムノイズ(音量調節器を
絞り切った時の、電力増幅器自身が発生している雑音)
がある程度以下にならないという欠点がある。また、
(a)および(b)のいずれの方式でも、音量調節器の
位置によってガイドトーンの音量が若干なりとも影響を
受けてしまうことは避けられない。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記の欠点を解消し、かつ単純な構成
のガイドトーン出力回路を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案によるガイドトーン
出力回路は、音声信号が音量調整器を介して一方の入力
端子に供給されると共に負帰還ラインが他方の入力端子
に接続された電力増幅回路と、操作部の操作を検出して
発音信号を発生する手段と、上記発音信号を、上記電力
増幅回路の他方の入力端子に印加する手段と、を含むこ
とを要旨とする。
[作用] 本来の音声信号入力端子と上記発音信号の入力端子が電
力増幅器に対して別々であるから、それぞれの信号に対
する利得設定が容易に行える。
[実施例] 以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて本考案を
一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本考案
の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得
ることは勿論である。
第1図は本考案によるガイドトーン出力回路の回路図
で、図中、第3図と共通する引用番号は第3図における
ものと同じか、またはそれに対応する部分を表わす。
第2図は音響機器全体の構成を示すブロック図で、図
中、6は信号源からの信号入力端子、7は前置増幅器、
8はトーンコントロール、9はバランスコントロール、
10はマイクロコンピュータ、11は発振器、12は押しボタ
ン群を表わす。
前置増幅器7等からのオーディオ信号は、トーンコント
ロール8、バランスコントロール9等を経て、オーディ
オ信号入力端子1に加えられる。音量調節器3により音
量調節を行い、電力増幅器4により電力増幅され、スピ
ーカ5を駆動する。なお、電力増幅器4には通常、RNF
およびRSからなるNFB(負帰還)が付加され、これらの
比により電力増幅器4の閉ループ利得が決定される。
以下上記実施例の動作を説明する。
マイクロコンピュータ10のガイドトーン出力、または発
信回路11からのガイドトーン信号は、ガイドトーン信号
入力端子2に入力され、RIN,RSにより分割され、電力増
幅器4のNF端子4bに加えられ、こちらも、電力増幅器4
により電力増幅され、スピーカ5により発音される。
NF端子は通常、入力レベルの違いなどがある場合もある
ものの、入力端子4aに対し、180°位相が異なる入力端
子とも見ることができ、さらにこれに加えた信号に対
し、下記の特徴を持っている。
(1)音量調節器3の摺動接点の位置の影響を全く受け
ない。
(2)RSは通常、他の定数に比し低い値(数十〜数百
Ω)であり、また、RNFに対し、RS《RNFであるから、前
述の閉ループ利得が決定していれば、RINとRSの分割比
によってのみ比較的容易にガイドトーン信号入力に対す
る利得を決定することができる。
(3)さらに、ガイドトーンという性質上、さほどの大
音量は必要なく、RINの値は逆に大きく(数十kΩ)設
定でき、よってRINとガイドトーン出力または発信回路
出力インピーダンスとの直列回路がRSに並列に接続され
ても、前述の閉ループ利得に与える影響は極めて少な
い。
以上によって、前に述べた欠点を解消し、かつ比較的単
純な回路により、ガイドトーン出力回路を構成すること
ができる。
本考案は、ガイドトーンに限らず、交通情報(VF等)、
緊急放送などの機能付受信機、またはアラーム機能(ス
ピーカ駆動)付受信機等に広く応用できる。さらに、大
抵の音声電力増幅用ICのNF端子は外部に出ているから音
声電力増幅用IC使用のものでも本考案はそのまま応用で
きる。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案によれば、圧電ブザー等、本
来のスピーカ以外の発音素子およびそのための駆動回路
を省略することができるという利点が得られる。さら
に、音量調節器等の影響を受けないため、ガイドトーン
の音量を自由に選べ、特別な混合回路などを必要とせ
ず、音声出力回路を持ったものであれば何にでも応用で
きるという利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるガイドトーン出力回路の回路図、
第2図は音響機器全体の構成を示すブロック図、第3図
は従来のガイドトーン出力回路の回路図である。 1……前置増幅器等からのオーディオ信号入力端子、2
……マイクロコンピュータのガイドトーン出力または発
信回路のガイドトーン信号入力端子、3……音量調節
器、4……電力増幅器、4a……電力増幅器入力端子、4b
……NF(負帰還)端子、4c……電力増幅器出力端子、5
……スピーカ、6……信号源からの信号入力端子、7…
…前置増幅器、8……トーンコントロール、9……バラ
ンスコントロール、10……マイクロコンピュータ、11…
…発振器、12……押しボタン群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号が音量調整器を介して一方の入力
    端子に供給されると共に負帰還ラインが他方の入力端子
    に接続された電力増幅回路と、 操作部の操作を検出して発音信号を発生する手段と、 上記発音信号を、上記電力増幅回路の他方の入力端子に
    印加する手段と、 を含むことを特徴とするガイドトーン出力回路。
JP6796388U 1988-05-25 1988-05-25 ガイドトーン出力回路 Expired - Lifetime JPH0635541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6796388U JPH0635541Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 ガイドトーン出力回路

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JP6796388U JPH0635541Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 ガイドトーン出力回路

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Publication Number Publication Date
JPH01172724U JPH01172724U (ja) 1989-12-07
JPH0635541Y2 true JPH0635541Y2 (ja) 1994-09-14

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ID=31293297

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