JP2545361Y2 - カセットデッキ - Google Patents

カセットデッキ

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JP2545361Y2
JP2545361Y2 JP1988121180U JP12118088U JP2545361Y2 JP 2545361 Y2 JP2545361 Y2 JP 2545361Y2 JP 1988121180 U JP1988121180 U JP 1988121180U JP 12118088 U JP12118088 U JP 12118088U JP 2545361 Y2 JP2545361 Y2 JP 2545361Y2
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JP
Japan
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recording
noise reduction
reduction circuit
key
microcomputer
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JP1988121180U
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JPH0242258U (ja
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康彦 高橋
俊明 松沢
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は自動録音レベル調整機能を有するカセット
デッキに係り、特に、ノイズリダクション回路を用いて
録音する場合において、よりダイナミックレンジの広い
録音を可能にしたカセットデッキに関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来のカセットデッキの自動録音レベル調整機能で
は、ノイズリダクション回路を用いた場合の録音レベル
とノイズリダクション回路を用いない場合の録音レベル
とは同一に設定されていた。
このため、ノイズリダクション回路で得られるダイナ
ミクレンジの拡大効果が有効に活用されず、したがっ
て、ノイズリダクション回路を用いてよりダイナミック
レンジの大きい録音が出来ないという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、従来の欠点を解消したカセッ
トデッキを提供することにある。
(ハ)問題を解決するための手段 第1図はこの考案の構成を示す機能ブロック図であ
る。
この考案のカセットデッキは、マイクロコンピュータ
と該マイクロコンピュータで制御される録音ボリウムと
からなる自動録音レベル調整手段と、前記録音ボリウム
の出力を入力するノイズリダクション回路とからなるカ
セットデッキにおいて、前記自動録音レベル調整手段を
動作状態にするためのキーと、該キーが押されたか否か
を検出する第1の検出手段と、前記ノイズリダクション
回路が動作しているか否かを検出する第2の検出手段と
を備え、前記第1の検出手段が前記キーの押されたこと
を検出したとき、前記第2の検出手段の検出結果に基づ
き前記ノイズリダクション回路が動作状態にあるときに
は、不動作状態の時よりも最適録音レベルを大になるよ
うに前記録音ボリウムを制御するように構成したもので
ある。
(ニ)作用 この考案によれば、ノイズリダクション回路を用いて
録音すると、ノイズリダクション回路を用いずに録音す
る場合よりもよりダイナミックレンジの大きい録音が行
える。
(ホ)実施例 この考案に係るカセットデッキの実施例を第1図乃至
第3図に基づき説明する。
第1図は機能ブロック図、第2図はハードウェアのブ
ロック図、第3図はフローチャートである。
図中、1は録音信号(以下、信号という)を入力する
ための入力端子、2はマイクロコンピュータで制御され
て入力端子1の入力レベルを所定の最適録音レベルに調
整する録音ボリウム、3は入力端子1の信号を録音ボリ
ウム2に導くための抵抗器、4は録音ボリウム2で調整
された信号を増幅するための増幅器、5はノイズリダク
ション回路、6は増幅器4の出力をノイズリダクション
回路5または出力端子7に導くためのスイッチ、7はこ
の回路の出力端子、7aは出力端子7に導かれる出力信
号、8は自動録音レベル調整手段を動作状態にするため
のキー、9はこの回路を制御するマイクロコンピュータ
であって、マイクロコンピュータ9はA/Dコンバータと
プログラムを格納するROMと演算結果を格納するRAMと入
出力ポートとで構成されている。
次に、第2図について詳細に説明する。
入力端子1の一方の端子は抵抗器3を介して録音ボリ
ウム2に接続している。録音ボリウム2の摺動端子2aは
増幅器4に接続していて、増幅器4の出力はスイッチ6
のコモン端子6aに結線されている。スイッチ6の端子6b
は出力端子7に、スイッチ6の端子6cはノイズリダクシ
ョン回路5の入力に、また、ノイズリダクション回路5
の出力は出力端子7に接続している。そして、出力端子
7がマイクロコンピュータ9のA/Dコンバータに、スイ
ッチ6とキー8のデータはマイクロコンピュータ9の入
力ポートに入力されるようになっていて、録音ボリウム
2はマイクロコンピュータ9の出力ポートを介して制御
されるように構成されている。
このように構成されたカセットデッキにおいて、入力
端子1に加えられた信号は録音ボリウム2で所定のレベ
ルに調整された後、増幅器4で増幅され、スイッチ6を
介して後段の録音回路(図示していない)に導かれる。
また、マイクロコンピュータ9はスイッチ6のデータ
とキー8のデータとA/Dコンバータを介してマイクロコ
ンピュータに入力される出力信号7aとに基づき録音ボリ
ウム2を制御して録音レベルを最適録音レベルに調整し
ている。
次に、上記したカセットデッキの動作を第3図に示す
フローチャートに基づいて説明する。
キー入力がない場合にはこのカセットデッキの所定の
制御が行われているが(ステップS1,S2)、キーが押さ
れると(ステップS1)、このキーが自動録音レベル調整
手段を動作させるためのキー8であるか否かを調べる
(ステップS3)。キー8以外のキー(図示していない)
であれば、再び、ステップS1からの実行を繰り返すが、
今、キー8が押されたとすると、ノイズリダクション回
路5が動作しているか否かをスイッチ6のデータにより
検出する(ステップS4)。
ここで、ノイズリダクション回路5が動作していなけ
れば、最適録音レベルを第1の録音レベルである+4dB
に設定し(ステップS5)、また、ノイズリダクション回
路5が動作中であれば、最適録音レベルをステップS5の
+4dBより大である第2の録音レベル、即ち、+6dBに設
定して(ステップS6)、ステップS7乃至ステップS10に
基づいて最適録音レベルになるように録音ボリウム2を
制御する。
今、録音ボリウム2がかなり絞られた状態にあるとす
れば、信号の入力レベルを最適録音レベルになるまで上
げる(ステップS7,S8,S9)。また、録音ボリウム2がか
なり高い状態にあるときには信号の入力レベルを最適録
音レベルになるまで絞る(ステップS7,S8,S10)。
そして、信号の入力レベルが最適録音レベルに等しく
なると(ステップS7)、自動録音レベル設定モードを解
除する(ステップS11)。
このように、この考案によれば、ノイズリダクション
回路を用いて録音する場合の最適録音レベルを、ノイズ
リダクション回路を用いずに録音する場合の最適録音レ
ベルに比較して大に設定するように構成したものであ
る。
この考案ではノイズリダクション回路を用いて録音す
る場合の最適録音レベルは+6dBとし、ノイズリダクシ
ョン回路を用いないで録音する場合の最適録音レベルは
+4dBとしたが、ノイズリダクション回路の回路構成や
テープの種類に応じて他の値に設定してもよい。
(ヘ)考案の効果 この考案のカセットデッキによれば、上述のように構
成したので、ノイズリダクション回路を用いて録音する
と、よりダイナミックレンジの大きい録音が行える。
しかも、構造が簡単であって、また安価に構成するこ
とができるため実施も容易である等の優れた特長を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図はこの考案のカセットデッキの実施例
を示し、第1図は機能ブロック図、第2図はハードウェ
アのブロック図、第3図はフローチャートである。 主な符号の説明 1:入力端子、2:録音ボリウム 4:増幅器、5:ノイズリダクション回路 6:スイッチ、7:出力端子 8:キー、9:マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータと該マイクロコンピ
    ュータで制御される録音ボリウムとからなる自動録音レ
    ベル調整手段と、前記録音ボリウムの出力を入力するノ
    イズリダクション回路とからなるカセットデッキにおい
    て、 前記自動録音レベル調整手段を動作状態にするためのキ
    ーと、該キーが押されたか否かを検出する第1の検出手
    段と、前記ノイズリダクション回路が動作しているか否
    かを検出する第2の検出手段とを備え、前記第1の検出
    手段が前記キーの押されたことを検出したとき、前記第
    2の検出手段の検出結果に基づき前記ノイズリダクショ
    ン回路が動作状態にあるときには、不動作状態の時より
    も最適録音レベルを大になるように前記録音ボリウムを
    制御するように構成したことを特徴とするカセットデッ
    キ。
JP1988121180U 1988-09-17 1988-09-17 カセットデッキ Expired - Lifetime JP2545361Y2 (ja)

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JPH0242258U JPH0242258U (ja) 1990-03-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59121719U (ja) * 1983-02-02 1984-08-16 松下電器産業株式会社 テ−プレコ−ダ−

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