JPH09312540A - ラウドネスボリュームコントロール装置 - Google Patents

ラウドネスボリュームコントロール装置

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Publication number
JPH09312540A
JPH09312540A JP15160996A JP15160996A JPH09312540A JP H09312540 A JPH09312540 A JP H09312540A JP 15160996 A JP15160996 A JP 15160996A JP 15160996 A JP15160996 A JP 15160996A JP H09312540 A JPH09312540 A JP H09312540A
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JP
Japan
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volume
control device
level
loudness
frequency range
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JP15160996A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sato
伸一 佐藤
Akira Shimizu
朗 清水
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPH09312540A publication Critical patent/JPH09312540A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/18Automatic control in untuned amplifiers
    • H03G5/22Automatic control in untuned amplifiers having semiconductor devices

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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成でボリューム位置が低い場合で
も、低音域や高音域の不足感がないラウドネスボリュー
ムコントロール装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 タップ付きボリュームコントロール装置
を用いたラウドネスボリュームコントロール装置であっ
て、タップ付きボリュームコントロール装置と直列に接
続された差分補償装置を有し、差分補償装置は、ボリュ
ームコントロール量に対応して、少なくとも低音域及び
中音域の帯域を個別に制御可能であることを特徴とす
る。また、タップ位置から第1のボリュームレベルまで
は低音域、前記第2のボリュームレベル以下は中音域の
レベルを減衰させるように動作させることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0001】
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラウドネスボリュ
ームコントロール装置に関する。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】ラウドネスボリュームコントロール装置
は、聴感上の特性から音量が小さい時に、低音域及び高
音域の不足を感じることから、ボリュームコントロール
装置にボリュームの位置によって周波数特性を変化させ
るような機能を持たせたボリュームコントロール装置で
ある。この聴感上の周波数特性を示した一例が図9に示
したロビンソン・ダットソンの特性図であり、一般に良
く知られている。図9は、聴感上同じ音量に聞こえる音
圧レベルを周波数に対して表したものである。
【0005】聴感特性としては他にもフレッチャーマン
ソン等の特性がある。
【0006】
【0003】従来、ラウドネスボリュームコントロール
装置としては、タップ付きボリュームコントロール装置
が一般的に使用されている。すなわち、図10に示すよ
うな回路で、ボリュームVRの中間タップbと一端の信
号入力端aとの間に高音域補償用コンデンサC1と抵抗
R1を接続し中間タップbとボリュームVRの他端cと
の間に低音域補償用コンデンサC2と抵抗R2を接続し
てなる。
【0007】この装置では、ボリュームVRの摺動子d
がb〜c間で摺動した場合、中音域に対し低高音域とも
一定量の出力レベルとなる周波数特性となり、a〜b間
で摺動された場合、b〜d間の抵抗値の増大に伴いa〜
d間の抵抗値が徐々に減少して、全体としてフラットな
周波数特性になるように動作する。
【0008】また、機械的タップ付きボリュームコント
ロール装置は、集積回路装置のICにより、電子的に同
様な特性を得ることができ、いわゆる電子ボリュームと
して実現できる。
【0009】
【0004】図8は、上記のラウドネスボリュームコン
トロール装置の特性を示す図であり、ボリューム位置を
パラメータとしたときの周波数特性を示す。図8からわ
かるように、ボリューム位置が低い(ボリュームの減衰
量が大きい)場合は、中音域に対して、低音域及び高音
域が上昇し、ボリューム位置が高い場合は、ほぼフラッ
トな特性となっている。
【0010】
【0005】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のラウドネスボリュームコントロール装置の特性
では、図9の聴感特性に対して低音量の場合の低音域及
び高音域のレベルが不足し、特にカーステレオ等の狭い
騒音空間では不足感が大きいという問題があった。さら
に、従来のラウドネスボリュームコントロール装置の特
性では、ボリュームの中間タップ位置からレベルを下げ
ていくと、周波数特性が徐々に変化せず、図8の場合ボ
リューム減衰量がそれぞれ−30dB,−35dB,−
40dBのカーブでは周波数特性が変化しないので低音
域、高音域ともに不足感を増す結果となっている。
【0012】
【0006】本発明は上記の欠点に鑑みなされたもので
あって、単純な構成でボリューム位置が低い場合でも、
低音域や高音域の不足感がないラウドネスボリュームコ
ントロール装置を提供することを目的とする。
【0013】
【0007】
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
ると、タップ付きボリュームコントロール装置を用いた
ラウドネスボリュームコントロール装置であって、タッ
プ付きボリュームコントロール装置と直列に接続された
差分補償装置を有し、差分補償装置は、タップ付きボリ
ュームコントロール装置のボリュームコントロール量に
対応して、少なくとも低音域及び中音域の帯域を個別に
制御可能であることを特徴とする。
【0015】
【0008】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載のラウドネスボリュームコントロール装置であって、
差分補償装置は、第1のボリュームレベルから第2のボ
リュームレベルまでは低音域、前記第2のボリュームレ
ベル以下は中音域のレベルを減衰させるように動作させ
ることを特徴とする。
【0016】
【0009】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載のラウドネスボリュームコントロール装置であって、
差分補償装置は、低音域のみ、又は同時に高音域のレベ
ルを減衰するか、あるいは中音域のレベルを増大させる
機能と、中音域を減衰させるか、あるいは低音域のみ、
又は同時に高音域を増大する機能を有することを特徴と
する。
【0017】
【0010】
【0018】
【作用】本発明は以上のように構成したので、従来のラ
ウドネスボリュームコントロール回路と直列に差分補償
装置を設けたため、従来よりも聴感特性にあったラウド
ネスボリュームコントロール装置とすることができる。
【0019】
【0011】
【0020】
【発明の実施の形態】図1に本発明の表示装置のブロッ
ク図を示す。同図において、オーディオ信号入力101
への信号は、タップ付き電子ボリューム110へ入力さ
れ、外部CRネットワーク111と共にラウドネスボリ
ュームコントロール回路を構成し、次の電圧制御アンプ
112及び外部CRネットワーク113で構成されるバ
ス(低音域)コントロール回路へ供給される。
【0021】
【0012】電圧制御アンプ112の出力は、外部CR
ネットワーク113を電圧制御アンプ112のフィード
バック回路として動作させると共に、次の電圧制御アン
プ114及び外部CRネットワーク115で構成される
ミッド(中音域)コントロール回路へ供給される。
【0022】
【0013】電圧制御アンプ114の出力は、外部CR
ネットワーク115を電圧制御アンプ114のフィード
バック回路として動作させると共に、次の電圧制御アン
プ116及び外部CRネットワーク117で構成される
トレブル(高音域)コントロール回路へ供給される。電
圧制御アンプ116の出力は、外部CRネットワーク1
17を電圧制御アンプ116のフィードバック回路とし
て動作させ、信号出力102へ出力される。
【0023】
【0014】タップ付き電子ボリューム110、電圧制
御アンプ112,114,116の各電圧制御端子10
3,104,105,106は、マイクロプロセッサユ
ニット120へ接続されており、さらにマイクロプロセ
ッサユニット120には外部ボリューム操作器121か
らのボリューム位置信号が入力されている。
【0024】
【0015】タップ付き電子ボリューム110と外部C
Rネットワーク111は、電圧制御端子103がタップ
位置に相当する電圧の時に、聴感特性カーブ又は目標と
する周波数特性よりも低音域及び高音域のレベルを上昇
させた特性になるように外部CRネットワークの特性を
設定しておく。
【0025】
【0016】電圧制御アンプ112,114,116と
外部CRネットワーク113,115,117で構成さ
れるバス、ミッド、トレブルの各コントロール回路は電
圧制御端子104,105,106の各々により、それ
ぞれの帯域のレベルを減衰又は増強できるような構成と
なっている。
【0026】
【0017】このような構成において、外部ボリューム
操作器121からのボリューム位置信号に対応して各電
圧制御端子への出力電圧を予め図7に例として示すよう
なルックアップテーブル等を用意しておき、テーブルに
したがって各電圧制御端子103,104,105,1
06の各々を制御することで所望のラウドネスボリュー
ムコントロール特性を得ることができる。テーブルを使
わなくても、ボリューム位置信号に対する各電圧制御端
子出力に対するマイクロプロセッサユニット120のソ
フトウエアである制御プログラムで行うこともできる。
【0027】
【0018】例えば、ボリューム位置信号の対応する減
衰量が無限大から50dBまではミッドを2dB減衰さ
せ、40dBから30dBまでは、バスを2dB減衰さ
せるのに相当する電圧を電圧制御端子105に出力する
等の制御を行う。
【0028】
【0019】また、ボリューム位置信号の対応する減衰
量が無限大から60dBまでは低音域増強のために電圧
制御端子104の電圧を、低音域が4dB増加するよう
に制御し、高音域は2dB増加するように電圧制御端子
106を制御する等の制御を行う。
【0029】
【0020】このようにして得られたラウドネスボリュ
ームコントロール特性の例を図2に示す。従来の図8の
特性と比較すると、低レベルでの周波数特性の変化が聴
感特性に近付いていることがわかる。
【0030】
【0021】バス、ミッド、トレブルの各コントロール
回路は、増強、減衰いずれでも必要な差分補償をカバー
できればよく、また、補償量によっては、バスのみある
いはバスとミッドでも良い。また、バス、ミッド、トレ
ブルの各コントロール回路は、別にそれぞれの電圧制御
端子をそれぞれの操作装置からの指令で制御できるよう
にして、本発明のラウドネスボリュームコントロールと
本来のトーンコントロールを兼ねるようにしても良い。
【0031】
【0022】図3〜図5にバス、ミッド、トレブルの各
コントロールの周波数特性の一例を示す。もちろんこれ
らの特性は一例であり、バス、ミッド、トレブルそれぞ
れ増強特性を示しているが、バス、ミッド、トレブルそ
れぞれの音域を減衰させる特性でも可能である。
【0032】
【0023】図6は、この場合の動作をフローチャート
とで表したものであり、図7は参照するテーブルの一例
である。図6において、ステップ1のスタートからステ
ップ2へ進むと、ボリューム位置信号VOLはボリュー
ム位置信号により電子ボリューム内で設定されるボリュ
ームの減衰量を表し例えば−∞、−60dB、−30d
B等と図7のATTの値を示す。
【0033】
【0024】ここでは、例としてボリューム位置信号V
OLが−60dBの場合を想定して説明する。このボリ
ューム位置信号VOLが、例えば−30dB等と予め設
定されたタップ位置を表すTよりも大であるかどうかを
調べ、大でない場合は、Nで示す次のステップ3へ進
む。大であればYで示すステップ8へ進む。ここでは−
60dB<−30dBであるから大でないことになり、
当然ステップ3へ進むことになる。外付け回路(図10
のR1,R2,C1,C2参照)設定によるタップ位置
での実際の減衰量Xを第1のボリュームレベルとし、こ
の時に実現する周波数特性を第1のボリューム位置X〜
第2のボリューム位置Zの間で使用する。
【0034】
【0025】ステップ3では、ボリューム位置信号VO
Lが第1のボリュームレベルX、例えば−40dB等に
対し大であるかどうかを調べ、大でなければステップ4
へ進み、大であれば、ステップ10へ進む。ここでは、
Nのステップ4へ進む。
【0035】
【0026】ステップ4では、ボリューム位置信号VO
Lが第1のボリュームレベルXに等しいかどうかを調
べ、等しければステップ7へ、等しくなければステップ
5へ進む。ここでは、等しくないのでステップ5へ進
む。
【0036】
【0027】ステップ5ではボリューム位置信号が第2
のボリュームレベルZ、例えば−5dB等に対し大であ
るかどうかを調べ、大でなければステップ6へ進む。大
であればステップ7へ進む。これは外付け回路設定によ
るタップ位置で実現した周波数特性を適用する範囲を設
定する。ここではNのステップ6へ進む。
【0037】
【0028】ステップ6では、ボリューム位置信号VO
Lの−60dB、すなわち図7のATTが−60dBを
参照してバスコントロールの4dB増加及びトレブルコ
ントロールの2dB増加のデータを取り込む。この場合
は音量が小さい場合に相当し低音域を最も増強する場合
となる。
【0038】
【0029】次にステップ7ではステップ6で取り込ん
だデータを電子ボリュームへ転送し、ステップ11のエ
ンドとなる。
【0039】
【0030】ステップ2でYの場合は、ステップ8にお
いてターゲットカーブと合っているかどうかを調べ、合
っていればデータを0としステップ7へ進む。合ってい
なければステップ9で図7を参照して対応するデータを
取り込みステップ8へ戻る。
【0040】
【0031】ステップ3でYの場合は、ステップ10に
おいて図7を参照し、対応するデータを取り込みステッ
プ7へ進む。この場合は、このままではラウドネス補償
が過補償となっている場合に相当し適切な補償量へと修
正を行う。
【0041】ステップ4でYの場合は、差分補償が必要
ない場合を示し、データを0としステップ6へ進む。こ
の場合は、外付け回路設定によるタップ位置で実現した
周波数特性を適用する場合に相当する。
【0042】
【0032】
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、タップ
付きボリュームコントロール装置と直列に接続された差
分補償装置を用いたので、従来のラウドネスボリューム
コントロール装置の本来必要とする聴感上の補償が容易
に可能であると共に、単純な構成で聴感上優れた音響特
性を実現できる。
【0044】特に、従来タップ位置よりもレベルが低い
ボリューム位置においても、低音域、高音域の不足感が
なく聴感的リニアリティが優れた特性が得られる。ま
た、従来のラウドネスボリュームコントロール装置をそ
のまま使用するので単純な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるラウドネスボリュームコントロ
ール装置のブロック図である。
【図2】本発明におけるラウドネスボリュームコントロ
ール装置の特性を示す図である。
【図3】本発明におけるバスコントロール回路の特性を
示す図である。
【図4】本発明におけるミッドコントロール回路の特性
を示す図である。
【図5】本発明におけるトレブルコントロール回路の特
性を示す図である。
【図6】本発明における動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6で用いられるテーブルの一例を示す図であ
る。
【図8】従来のラウドネスボリュームコントロール装置
の特性を示す図である。
【図9】ロビンソン・ダットソンのラウドネス曲線を示
す図である。
【図10】従来のラウドネスボリュームコントロール装
置の回路を示す図である。
【符号の説明】
101・・・・信号入力 102・・・・信号出力 103,104,105,106・・・・電圧制御端子 110・・・・タップ付き電子ボリューム 111,113,115,117・・・・外部CRネッ
トワーク 112,114,116・・・・電圧制御アンプ 120・・・・マイクロプロセッサユニット 121・・・・外部ボリューム操作器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラウドネスボリュ
ームコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラウドネスボリュームコントロール装置
は、聴感上の特性から音量が小さい時に、低音域及び高
音域の不足を感じることから、ボリュームコントロール
装置にボリュームの位置によって周波数特性を変化させ
るような機能を持たせたボリュームコントロール装置で
ある。この聴感上の周波数特性を示した一例が図9に示
したロビンソン・ダットソンの特性図であり、一般に良
く知られている。図9は、聴感上同じ音量に聞こえる音
圧レベルを周波数に対して表したものである。聴感特性
としては他にもフレッチャーマンソン等の特性がある。
【0003】従来、ラウドネスボリュームコントロール
装置としては、タップ付きボリュームコントロール装置
が一般的に使用されている。すなわち、図10に示すよ
うな回路で、ボリュームVRの中間タップbと一端の信
号入力端aとの間に高音域補償用コンデンサC1と抵抗
R1を接続し中間タップbとボリュームVRの他端cと
の間に低音域補償用コンデンサC2と抵抗R2を接続し
てなる。この装置では、ボリュームVRの摺動子dがb
〜c間で摺動した場合、中音域に対し低高音域とも一定
量の出力レベルとなる周波数特性となり、a〜b間で摺
動された場合、b〜d間の抵抗値の増大に伴いa〜d間
の抵抗値が徐々に減少して、全体としてフラットな周波
数特性になるように動作する。また、機械的タップ付き
ボリュームコントロール装置は、集積回路装置のICに
より、電子的に同様な特性を得ることができ、いわゆる
電子ボリュームとして実現できる。
【0004】図8は、上記のラウドネスボリュームコン
トロール装置の特性を示す図であり、ボリューム位置を
パラメータとしたときの周波数特性を示す。図8からわ
かるように、ボリューム位置が低い(ボリュームの減衰
量が大きい)場合は、中音域に対して、低音域及び高音
域が上昇し、ボリューム位置が高い場合は、ほぼフラッ
トな特性となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のラウドネスボリュームコントロール装置の特性
では、図9の聴感特性に対して低音量の場合の低音域及
び高音域のレベルが不足し、特にカーステレオ等の狭い
騒音空間では不足感が大きいという問題があった。さら
に、従来のラウドネスボリュームコントロール装置の特
性では、ボリュームの中間タップ位置からレベルを下げ
ていくと、周波数特性が徐々に変化せず、図8の場合ボ
リューム減衰量がそれぞれ−30dB,−35dB,−
40dBのカーブでは周波数特性が変化しないので低音
域、高音域ともに不足感を増す結果となっている。
【0006】本発明は上記の欠点に鑑みなされたもので
あって、単純な構成でボリューム位置が低い場合でも、
低音域や高音域の不足感がないラウドネスボリュームコ
ントロール装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
ると、タップ付きボリュームコントロール装置を用いた
ラウドネスボリュームコントロール装置であって、タッ
プ付きボリュームコントロール装置と直列に接続された
差分補償装置を有し、差分補償装置は、タップ付きボリ
ュームコントロール装置のボリュームコントロール量に
対応して、少なくとも低音域及び中音域の帯域を個別に
制御可能であることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載のラウドネスボリュームコントロール装置であって、
差分補償装置は、第1のボリュームレベルから第2のボ
リュームレベルまでは低音域、前記第2のボリュームレ
ベル以下は中音域のレベルを減衰させるように動作させ
ることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載のラウドネスボリュームコントロール装置であって、
差分補償装置は、低音域のみ、又は同時に高音域のレベ
ルを減衰するか、あるいは中音域のレベルを増大させる
機能と、中音域を減衰させるか、あるいは低音域のみ、
又は同時に高音域を増大する機能を有することを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明は以上のように構成したので、従来のラ
ウドネスボリュームコントロール回路と直列に差分補償
装置を設けたため、従来よりも聴感特性にあったラウド
ネスボリュームコントロール装置とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の表示装置のブロッ
ク図を示す。同図において、オーディオ信号入力101
への信号は、タップ付き電子ボリューム110へ入力さ
れ、外部CRネットワーク111と共にラウドネスボリ
ュームコントロール回路を構成し、次の電圧制御アンプ
112及び外部CRネットワーク113で構成されるバ
ス(低音域)コントロール回路へ供給される。
【0012】電圧制御アンプ112の出力は、外部CR
ネットワーク113を電圧制御アンプ112のフィード
バック回路として動作させると共に、次の電圧制御アン
プ114及び外部CRネットワーク115で構成される
ミッド(中音域)コントロール回路へ供給される。
【0013】電圧制御アンプ114の出力は、外部CR
ネットワーク115を電圧制御アンプ114のフィード
バック回路として動作させると共に、次の電圧制御アン
プ116及び外部CRネットワーク117で構成される
トレブル(高音域)コントロール回路へ供給される。電
圧制御アンプ116の出力は、外部CRネットワーク1
17を電圧制御アンプ116のフィードバック回路とし
て動作させ、信号出力102へ出力される。
【0014】タップ付き電子ボリューム110、電圧制
御アンプ112,114,116の各電圧制御端子10
3,104,105,106は、マイクロプロセッサユ
ニット120へ接続されており、さらにマイクロプロセ
ッサユニット120には外部ボリューム操作器121か
らのボリューム位置信号が入力されている。
【0015】タップ付き電子ボリューム110と外部C
Rネットワーク111は、電圧制御端子103がタップ
位置に相当する電圧の時に、聴感特性カーブ又は目標と
する周波数特性よりも低音域及び高音域のレベルを上昇
させた特性になるように外部CRネットワークの特性を
設定しておく。
【0016】電圧制御アンプ112,114,116と
外部CRネットワーク113,115,117で構成さ
れるバス、ミッド、トレブルの各コントロール回路は電
圧制御端子104,105,106の各々により、それ
ぞれの帯域のレベルを減衰又は増強できるような構成と
なっている。
【0017】このような構成において、外部ボリューム
操作器121からのボリューム位置信号に対応して各電
圧制御端子への出力電圧を予め図7に例として示すよう
なルックアップテーブル等を用意しておき、テーブルに
したがって各電圧制御端子103,104,105,1
06の各々を制御することで所望のラウドネスボリュー
ムコントロール特性を得ることができる。テーブルを使
わなくても、ボリューム位置信号に対する各電圧制御端
子出力に対するマイクロプロセッサユニット120のソ
フトウエアである制御プログラムで行うこともできる。
【0018】例えば、ボリューム位置信号の対応する減
衰量が無限大から50dBまではミッドを2dB減衰さ
せ、40dBから30dBまでは、バスを2dB減衰さ
せるのに相当する電圧を電圧制御端子105に出力する
等の制御を行う。
【0019】また、ボリューム位置信号の対応する減衰
量が無限大から60dBまでは低音域増強のために電圧
制御端子104の電圧を、低音域が4dB増加するよう
に制御し、高音域は2dB増加するように電圧制御端子
106を制御する等の制御を行う。
【0020】このようにして得られたラウドネスボリュ
ームコントロール特性の例を図2に示す。従来の図8の
特性と比較すると、低レベルでの周波数特性の変化が聴
感特性に近付いていることがわかる。
【0021】バス、ミッド、トレブルの各コントロール
回路は、増強、減衰いずれでも必要な差分補償をカバー
できればよく、また、補償量によっては、バスのみある
いはバスとミッドでも良い。また、バス、ミッド、トレ
ブルの各コントロール回路は、別にそれぞれの電圧制御
端子をそれぞれの操作装置からの指令で制御できるよう
にして、本発明のラウドネスボリュームコントロールと
本来のトーンコントロールを兼ねるようにしても良い。
【0022】図3〜図5にバス、ミッド、トレブルの各
コントロールの周波数特性の一例を示す。もちろんこれ
らの特性は一例であり、バス、ミッド、トレブルそれぞ
れ増強特性を示しているが、バス、ミッド、トレブルそ
れぞれの音域を減衰させる特性でも可能である。
【0023】図6は、この場合の動作をフローチャート
とで表したものであり、図7は参照するテーブルの一例
である。図6において、ステップ1のスタートからステ
ップ2へ進むと、ボリューム位置信号VOLはボリュー
ム位置信号により電子ボリューム内で設定されるボリュ
ームの減衰量を表し例えば−∞、−60dB、−30d
B等と図7のATTの値を示す。
【0024】ここでは、例としてボリューム位置信号V
OLが−60dBの場合を想定して説明する。このボリ
ューム位置信号VOLが、例えば−30dB等と予め設
定されたタップ位置を表すTよりも大であるかどうかを
調べ、大でない場合は、Nで示す次のステップ3へ進
む。大であればYで示すステップ8へ進む。ここでは−
60dB<−30dBであるから大でないことになり、
当然ステップ3へ進むことになる。外付け回路(図10
のR1,R2,C1,C2参照)設定によるタップ位置
での実際の減衰量Xを第1のボリュームレベルとし、こ
の時に実現する周波数特性を第1のボリューム位置X〜
第2のボリューム位置Zの間で使用する。
【0025】ステップ3では、ボリューム位置信号VO
Lが第1のボリュームレベルX、例えば−40dB等に
対し大であるかどうかを調べ、大でなければステップ4
へ進み、大であれば、ステップ10へ進む。ここでは、
Nのステップ4へ進む。
【0026】ステップ4では、ボリューム位置信号VO
Lが第1のボリュームレベルXに等しいかどうかを調
べ、等しければステップ7へ、等しくなければステップ
5へ進む。ここでは、等しくないのでステップ5へ進
む。
【0027】ステップ5ではボリューム位置信号が第2
のボリュームレベルZ、例えば−5dB等に対し大であ
るかどうかを調べ、大でなければステップ6へ進む。大
であればステップ7へ進む。これは外付け回路設定によ
るタップ位置で実現した周波数特性を適用する範囲を設
定する。ここではNのステップ6へ進む。
【0028】ステップ6では、ボリューム位置信号VO
Lの−60dB、すなわち図7のATTが−60dBを
参照してバスコントロールの4dB増加及びトレブルコ
ントロールの2dB増加のデータを取り込む。この場合
は音量が小さい場合に相当し低音域を最も増強する場合
となる。
【0029】次にステップ7ではステップ6で取り込ん
だデータを電子ボリュームへ転送し、ステップ11のエ
ンドとなる。
【0030】ステップ2でYの場合は、ステップ8にお
いてターゲットカーブと合っているかどうかを調べ、合
っていればデータを0としステップ7へ進む。合ってい
なければステップ9で図7を参照して対応するデータを
取り込みステップ8へ戻る。
【0031】ステップ3でYの場合は、ステップ10に
おいて図7を参照し、対応するデータを取り込みステッ
プ7へ進む。この場合は、このままではラウドネス補償
が過補償となっている場合に相当し適切な補償量へと修
正を行う。ステップ4でYの場合は、差分補償が必要な
い場合を示し、データを0としステップ6へ進む。この
場合は、外付け回路設定によるタップ位置で実現した周
波数特性を適用する場合に相当する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、タップ
付きボリュームコントロール装置と直列に接続された差
分補償装置を用いたので、従来のラウドネスボリューム
コントロール装置の本来必要とする聴感上の補償が容易
に可能であると共に、単純な構成で聴感上優れた音響特
性を実現できる。特に、従来タップ位置よりもレベルが
低いボリューム位置においても、低音域、高音域の不足
感がなく聴感的リニアリティが優れた特性が得られる。
また、従来のラウドネスボリュームコントロール装置を
そのまま使用するので単純な構成で実現できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タップ付きボリュームコントロール装置
    を用いたラウドネスボリュームコントロール装置であっ
    て、 前記タップ付きボリュームコントロール装置と直列に接
    続された差分補償装置を有し、 前記差分補償装置は、前記タップ付きボリュームコント
    ロール装置のボリュームコントロール量に対応して、少
    なくとも低音域及び中音域の帯域を個別に制御可能であ
    ることを特徴とするラウドネスボリュームコントロール
    装置。
  2. 【請求項2】 前記差分補償装置は、ボリュームコント
    ロール最大から第1のボリュームレベルまでは、低音域
    又は高音域のレベルを減衰するか、又は中音域のレベル
    を増大させることにより第1のボリュームレベルでの周
    波数特性に対し、より少ないレベル変化量を持つ周波数
    特性とし、第2のボリュームレベル以下では、中音域の
    レベルを減衰するか、又は低音域及び/又は高音域のレ
    ベルを増大させるように動作させることを特徴とする請
    求項1記載のラウドネスボリュームコントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記差分補償装置は、低音域のみ、又は
    同時に高音域のレベルを減衰するか、あるいは中音域の
    レベルを増大させる機能と、 中音域を減衰させるか、あるいは低音域のみ、又は同時
    に高音域を増大する機能を有することを特徴とする請求
    項1記載のラウドネスボリュームコントロール装置。
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