JP2831547B2 - 可変ラウドネス回路 - Google Patents

可変ラウドネス回路

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JP2831547B2 JP5283035A JP28303593A JP2831547B2 JP 2831547 B2 JP2831547 B2 JP 2831547B2 JP 5283035 A JP5283035 A JP 5283035A JP 28303593 A JP28303593 A JP 28303593A JP 2831547 B2 JP2831547 B2 JP 2831547B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変ラウドネス回路
に関し、特に高域信号の聴感補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、小音量時においては人間の聴
覚能力は中域信号よりも低域信号及び高域信号に対して
劣化する。これはフレッチャー・マンソン特性あるいは
チャーチ・キング特性としてよく知られている。
【0003】このため、オーディオ装置においては、図
6に示すように、中域信号に対し相対的に低域信号およ
び高域信号を上げて聴覚能力を補うように補正すること
(これをラウドネスと呼ぶ)が行なわれている。このた
めの可変型の補正回路を可変ラウドネス回路という。
【0004】なお、この可変ラウドネス回路は、小音量
時においてのみ必要とされるため、図8に示すように、
大音量時になるにしたがってラウドネスの調整量はだん
だん小さくなる。
【0005】図9,10に、従来の可変ラウドネス回路
の一例を示す。入力された信号はラウドネス操作用ボリ
ュームにより調整され、聴感補正した信号が出力され
る。従来は、このような可変ラウドネス回路を用いてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来回路においては、次のような問題点があった。
【0007】まず、音声調整用ボリュームVR22の摺動
接点は、計算の簡易化のため中点にあるものとする。抵
抗R23は、音声調整用ボリュームVR22の回転角と人間
の聴覚上の音量感とを合せるため、 R23=(1/10)・VR22 ・・・(1) としている。
【0008】また、入力電圧をvi,出力電圧をvoと
し、例えば抵抗R1と抵抗R2との並列抵抗値((R1
2)/(R1+R2))をR1‖R2で表わす。
【0009】さらに、コンデンサC22の容量をコンデン
サC21の容量より大きくして、コンデンサC22(C12
は中域以上の信号に対してインピーダンスが小さくな
り、コンデンサC21は高域信号に対してインピーダンス
が小さくなるものとする。
【0010】なお、ラウドネス操作用ボリュームVR21
(VR11)は、図11aの状態のときラウドネスの効果
が最小になり、図11bの状態のときに最大になる。以
下、低域,中域,高域信号と場合分けして問題点に言及
する。
【0011】1.図9の回路において 低域信号の場合 まず、図9の回路において、コンデンサC21,C22は低
域信号に対してインピーダンスが高いためこの枝路はオ
ープン状態となり、図12の回路と等価になる。
【0012】この場合の入出力特性は、 (vo/vi) Fig12 =A/(A+VR22/2) ・・・(2) ここで、RA=(R23+VR21)‖(VR22/2)であ
る。
【0013】ラウドネスが最小(min)のとき(図1
1a参照)、VR21=0であるので、(1),(2)式
により、RA=VR22/12になる。
【0014】この式を(2)に代入すると、 (vo/vi) Fig12min =1/7 ・・・(3) ラウドネスが最大(max)のとき(図11b参照)、
低域信号の最大ブースト量を8dB(約2.5倍)とす
ると、 (vo/vi) Fig12max =2.5・(vo/vi)Fig14min この式と(1),(2),(3)式により、 VR21=(21/40)・VR22 ≒(1/2)・VR22 ・・・(4) (1),(4)式により VR21=5・R23 ・・・(5) 従って、低域信号のブースト量を得るためにはVR21
23としなければならない。
【0015】中域信号の場合 次に、中域信号の聴感補正においては、C22は中域信号
に対してインピーダンスが小さくなるためR22がクロー
ズ状態になり図13の回路と等価になる。この場合の入
出力特性は、 (vo/vi)Fig13=B/(B+VR22/2) ・・・(6) ここで、RB=((VR21‖R22)+R23)‖(VR22
/2)である。
【0016】ラウドネスが最小(min)のとき、同様
に、 (vo/vi) Fig13min =1/7 ・・・(7) 中域信号を相対的に下げるために、ラウドネス最大のと
きの中域信号の最大ブースト量を1dB(約1.125
倍)とすると、 (vo/vi) Fig13max =1.125・(vo/vi)Fig15min この式と(6),(7)式により RB=(9/94)・VR22 この式と(1),(4)式により R22=(14/732)VR22 ≒(1/50)VR22 ・・・(8) (1),(8)式により R22≒(1/5)R23 従って、中域の最大ブースト量を1dBと少なくするた
めにはR23>R22としなければならない。
【0017】また、(5)式により R22≒(1/25)VR21 ・・・(9) これにより、低域信号のブースト量を増大し、中域信号
のブースト量を抑制するためには、VR21>>R22とな
る。
【0018】高域信号の場合 次に、高域信号の聴感補正において、C21,C22は高域
信号に対してインピーダンスが小さくなるため、R22と
ともにR21もクローズ状態になり図14の回路と等価に
なる。この場合の入出力特性は電気回路論に基づいて、 (vo/vi) Fig14 =(2C・R21+2C・R23+2R21・R23+C・R22) /(4C・R21+4C・R23+4R21・R23+C・R22 +R21・VR22) ・・・(10) ここで、RC=VR21‖R22である。
【0019】ラウドネスが最小(min)のとき、同様
に、 (vo/vi) Fig16min =1/7 ・・・(11) ラウドネス最大のときの高域信号の最大ブースト量を6
dB(約2倍)とすると、 (vo/vi) Fig16max =2・(vo/vi)Fig16min ・・・(12) (1),(4),(10)〜(12)式により これにより、各帯域について聴感補正がされて、図15
のような特性が得られる。
【0020】しかし、高域信号の聴感補正においては、
以下のような問題があった。
【0021】図14において、上述のようにVR21>>
22であって、RC=VR21‖R22であるため、VR21
をいくら大きくしようとも小さな抵抗R22の存在により
並列抵抗RCは大きくならない。例えば、VR21が25
KΩ、抵抗R22が2KΩとすると、この並列抵抗RC
1.85KΩとなり、VR21を50KΩにしても1.9
2KΩとなり余り変化しない。このため、VR21の変化
に対するブースト量は図16のような特性となる。すな
わち、高域信号の聴感補正においては、ボリューム調整
の勾配が急なため、VR21が小さな値で最大ブースト量
に達することとなり、スムーズな調整が困難で、不自然
な補正になるという問題があった。
【0022】2.図10の回路において 低域信号の場合、低域信号はコンデンサC12を通りにく
いためこの枝路はオープン状態となり、図17の回路と
等価になる。また、中高域信号においては、コンデンサ
12は通りやすくなってこの枝路で短絡された状態にな
るため、図18の回路の状態と等価となりボリュームV
11の調整がきかない。この状態を図19に示す。すな
わち、図10の回路も同様に高域信号の聴感補正が困難
という問題があった。
【0023】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、高域信号のスムーズな聴感補正が可能な可変ラウド
ネス回路を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の可変ラウドネ
ス回路は、第1の入力端、共通接続部に接続された第2
の入力端、一端が共通接続部に実質的に短絡されてお
り、聴感補正を行うためのラウドネス操作用ボリュー
ム、第1の入力端とラウドネス操作用ボリュームの他端
との間に設けられ、周波数によってインピーダンスを変
化して高域信号のみを通過させる第1の素子、ラウドネ
ス操作用ボリュームの摺動接点と共通接続部との間に設
けられ、周波数によってインピーダンスを変化して中域
以上の信号を通過させる第2の素子、第1の入力端と
通接続部との間に設けられ、音量を調節する音量調節用
ボリューム、ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と
音量調節用ボリュームのセンタータップとの間に設けら
れた第3の素子、音量調整用ボリュームの摺動接点に接
続された第1の出力端、共通接続部に接続された第2の
出力端、を備えたことを特徴としている。
【0025】請求項2の可変ラウドネス回路は、第1の
入力端、共通接続部に接続された第2の入力端、一端が
共通接続部に実質的に短絡されており、聴感補正を行う
ためのラウドネス操作用ボリューム、第1の入力端とラ
ウドネス操作用ボリュームの他端との間に設けられた第
1の抵抗および高域信号のみを通過させる第1のコンデ
ンサ、ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と共通接
続部との間に設けられた第2の抵抗および中域以上の信
号のみを通過させる第2のコンデンサ、第1の入力端と
共通接続部との間に設けられ、音量を調節する音量調節
用ボリューム、ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点
と音量調節用ボリュームのセンタータップとの間に設け
られた第3の抵抗、音量調整用ボリュームの摺動接点に
接続された第1の出力端、共通接続部に接続された第2
の出力端、を備えたことを特徴としている。
【0026】
【作用】請求項1の可変ラウドネス回路においては、高
域信号のときに第1の素子とラウドネス操作用ボリュー
ムとを接続し、ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点
と第2の素子とを接続するようにしている。従って、第
1の素子およびラウドネス操作用ボリュームの直列抵抗
と、第2の素子およびラウドネス操作用ボリュームの並
列抵抗とに分圧されるため、高域信号の聴感補正におい
て、ラウドネス操作用ボリュームの変化に対するブース
ト量の変化の傾斜勾配を緩やかにすることができる。
【0027】請求項2の可変ラウドネス回路において
は、高域信号のときに第1の抵抗とラウドネス操作用ボ
リュームとを接続し、ラウドネス操作用ボリュームの摺
動接点と第2の抵抗とを接続するようにしている。従っ
て、第1の抵抗およびラウドネス操作用ボリュームの直
列抵抗と、第2の抵抗およびラウドネス操作用ボリュー
ムの並列抵抗とに分圧されるため、高域信号の聴感補正
において、ラウドネス操作用ボリュームの変化に対する
ブースト量の変化の傾斜勾配を緩やかにすることができ
る。
【0028】
【実施例】図1に、この発明の一実施例による可変ラウ
ドネス回路3を示す。この回路3は、第1の入力端IN
1,第2の入力端IN2,ラウドネス操作用ボリュームV
R1,センタータップ付音量調整用ボリュームVR2,第
1のコンデンサC1および第1の抵抗R1,第2のコンデ
ンサC2および第2の抵抗R2,第3の抵抗R3,第1の
出力端OUT1,第2の出力端OUT2を備えている。
【0029】第1の入力端IN1,第2の入力端IN2
には第1のコンデンサC1および第1の抵抗R1、さらに
聴感補正を行なうラウドネス操作用ボリュームVR1
設けられている。
【0030】また、第1の入力端IN1,第2の入力端
IN2間には、音量を調節する音量調整用ボリュームV
2が設けられている。
【0031】ラウドネス操作用ボリュームVR1の摺動
接点と第2の入力端IN2との間には第2のコンデンサ
2および第2の抵抗R2が設けられている。また、ラウ
ドネス操作用ボリュームVR1の摺動接点と音量調整用
ボリュームVR2のセンタータップとの間には、第3の
抵抗R3が設けられている。
【0032】音量調整用ボリュームVR2の摺動接点に
は第1の出力端OUT1が接続されている。また、第2
の入力端IN2には第2の出力端OUT2が接続されてい
る。
【0033】以下、図2〜4に基づいて、この可変ラウ
ドネス回路3の動作について説明する。
【0034】まず、低域信号の聴感補正の場合、図1の
回路において、低域信号はコンデンサC1,C2を通りに
くいためこの枝路はオープン状態となり、図2の回路と
等価になる。この回路は、図12の回路と同じになるた
め、低域信号のゲインを8dB上げて従来と同様に聴感
補正が行なわれる。
【0035】次に、中域信号の聴感補正の場合、図1の
回路において、中域信号はコンデンサC2を通りやすく
なるため抵抗R2がクローズ状態になり、図3の回路と
等価になる。この回路は、図13の回路と同じになるた
め、中域信号のゲインを1dB以内に抑制することがで
きる。
【0036】高域信号の聴感補正においては、高域信号
はコンデンサC1,C2を通りやすくなるため抵抗R2
ともにR1もクローズ状態になり図4の回路と等価にな
る。ここで、ラウドネス操作用ボリュームVR1の上側
の抵抗値をRa、下側の抵抗値をRbとする。
【0037】この場合の入出力特性は、電気回路論に基
づいて、 (vo/vi)Fig4 =(2D・(R1+Ra)+2D・R3+2(R1+Ra)・R3+D・R2) /(4D・(R1+Ra)+4D・R3+4(R1+Ra)・R3+D・R2 +(R1+Ra)・VR2) ・・・(13) ここで、D=Rb‖R2ラウドネスが最小(min)の
とき(図5a参照)、Rb=0であるので、(1),
(13)式により、 (vo/vi)Fig4min=1/7 ・・・(14) ラウドネスが最大(max)のとき(図5b参照)、R
a=0であるので、(10),(13)式により、 (vo/vi)Fig4max=(vo/vi) Fig14max ・・・(1 5) 従って、この可変ラウドネス回路3は、図14の回路図
と同様な聴感補正を行なうことができる。
【0038】これにより、各帯域について聴感補正がさ
れて、図6に示すような聴感補正が行なわれる。
【0039】ただし、この可変ラウドネス回路3は従来
の回路と大きく異なる。
【0040】この可変ラウドネス回路3においては、高
域信号のとき、抵抗R1とラウドネス操作用ボリューム
VR1とを接続し、ラウドネス操作用ボリュームVR1
摺動接点と抵抗R2とを接続するようにしている。
【0041】従って、ラウドネス操作用ボリュームVR
1の摺動接点において、抵抗R1とラウドネス操作用ボリ
ュームVR1の上側の抵抗Raとの直列抵抗と、抵抗R2
とラウドネス操作用ボリュームVR1の下側の抵抗Rb
との並列抵抗とに分圧される。 すなわち、従来の(1
0)式における抵抗R21に対応する抵抗が、(13)式
においては(R1+Ra)になっている。このため、抵
抗RbとR2の並列抵抗値Dと(R1+Ra)との分圧比
は、ラウドネス操作用ボリュームVR1の変化に対して
スムーズに追従するのである。図7に、ラウドネス操作
用ボリュームの変化とブースト量の変化の関係を示す。
【0042】こうして、高域信号の聴感補正において、
ラウドネス操作用ボリュームVR1の変化に対するブー
スト量の変化の傾斜勾配を、従来の図16に比較して緩
やかにすることができる。この結果、低域信号だけでな
く高域信号についてもスムーズな聴感補正が可能とな
る。
【0043】なお、この実施例では、周波数によってイ
ンピーダンスを変化する素子としてコンデンサと抵抗を
用いているが、コイルと抵抗を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1の可変ラウドネス回路は、高域
信号のときに第1の素子とラウドネス操作用ボリューム
とを接続し、ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と
第2の素子とを接続するようにしている。従って、第1
の素子およびラウドネス操作用ボリュームの直列抵抗
と、第2の素子およびラウドネス操作用ボリュームの並
列抵抗とに分圧されるため、高域信号の聴感補正におい
て、ラウドネス操作用ボリュームの変化に対するブース
ト量の変化の傾斜勾配を緩やかにすることができる。
【0045】これにより、高域信号のスムーズな聴感補
正が可能な可変ラウドネス回路を提供することができ
る。
【0046】請求項2の可変ラウドネス回路は、高域信
号のときに第1の抵抗とラウドネス操作用ボリュームと
を接続し、ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と第
2の抵抗とを接続するようにしている。従って、第1の
抵抗およびラウドネス操作用ボリュームの直列抵抗と、
第2の抵抗およびラウドネス操作用ボリュームの並列抵
抗とに分圧されるため、高域信号の聴感補正において、
ラウドネス操作用ボリュームの変化に対するブースト量
の変化の傾斜勾配を緩やかにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による可変ラウドネス回路
を示す図である。
【図2】低域信号における可変ラウドネス回路を示す図
である。
【図3】中域信号における可変ラウドネス回路を示す図
である。
【図4】高域信号における可変ラウドネス回路を示す図
である。
【図5】ラウドネス操作用ボリュームの調整を示す図で
ある。
【図6】聴感補正の特性曲線を示す図である。
【図7】ラウドネス操作用ボリュームの変化とブースト
量の変化の関係を示す図である。
【図8】音量の変化に対するラウドネスの状態を示す図
である。
【図9】従来の可変ラウドネス回路を示す図である。
【図10】従来の可変ラウドネス回路を示す図である。
【図11】ラウドネス操作用ボリュームの調整を示す図
である。
【図12】従来の低域信号における可変ラウドネス回路
を示す図である。
【図13】従来の中域信号における可変ラウドネス回路
を示す図である。
【図14】従来の高域信号における可変ラウドネス回路
を示す図である。
【図15】従来の聴感補正の特性曲線を示す図である。
【図16】従来のラウドネス操作用ボリュームの変化と
ブースト量の変化の関係を示す図である。
【図17】従来の低域信号における可変ラウドネス回路
を示す図である。
【図18】従来の中高域信号における可変ラウドネス回
路を示す図である。
【図19】従来の聴感補正の特性曲線を示す図である。
【符号の説明】
IN1・・・第1の入力端 IN2・・・第2の入力端 VR1・・・ラウドネス操作用ボリューム(上側Ra,
下側Rb) VR2・・・音量調整用ボリューム C1・・・第1のコンデンサ R1・・・第1の抵抗 C2・・・第2のコンデンサ R2・・・第2の抵抗 R3・・・第3の抵抗 OUT1・・・第1の出力端 OUT2・・・第2の出力端

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力端、共通接続部に接続された 第2の入力端、一端が共通接続部に実質的に短絡されており、聴感補正
    を行うためのラウドネス操作用ボリューム、 第1の入力端とラウドネス操作用ボリュームの他端との
    間に設けられ、周波数によってインピーダンスを変化し
    て高域信号のみを通過させる第1の素子、 ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と共通接続部
    の間に設けられ、周波数によってインピーダンスを変化
    して中域以上の信号を通過させる第2の素子、 第1の入力端と共通接続部との間に設けられ、音量を調
    節する音量調節用ボリューム、 ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と音量調節用ボ
    リュームのセンタータップとの間に設けられた第3の素
    子、 音量調整用ボリュームの摺動接点に接続された第1の出
    力端、共通接続部 に接続された第2の出力端、 を備えたことを特徴とする可変ラウドネス回路。
  2. 【請求項2】第1の入力端、共通接続部に接続された 第2の入力端、一端が共通接続部に実質的に短絡されており、聴感補正
    を行うためのラウドネス操作用ボリューム、 第1の入力端とラウドネス操作用ボリュームの他端との
    間に設けられた第1の抵抗および高域信号のみを通過さ
    せる第1のコンデンサ、 ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と共通接続部
    の間に設けられた第2の抵抗および中域以上の信号のみ
    を通過させる第2のコンデンサ、 第1の入力端と共通接続部との間に設けられ、音量を調
    節する音量調節用ボリューム、 ラウドネス操作用ボリュームの摺動接点と音量調節用ボ
    リュームのセンタータップとの間に設けられた第3の抵
    抗、 音量調整用ボリュームの摺動接点に接続された第1の出
    力端、共通接続部 に接続された第2の出力端、 を備えたことを特徴とする可変ラウドネス回路。
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