JPH0427213Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427213Y2
JPH0427213Y2 JP7978886U JP7978886U JPH0427213Y2 JP H0427213 Y2 JPH0427213 Y2 JP H0427213Y2 JP 7978886 U JP7978886 U JP 7978886U JP 7978886 U JP7978886 U JP 7978886U JP H0427213 Y2 JPH0427213 Y2 JP H0427213Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable resistor
attenuation
bass
enhancement
movable contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7978886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62191217U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7978886U priority Critical patent/JPH0427213Y2/ja
Publication of JPS62191217U publication Critical patent/JPS62191217U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0427213Y2 publication Critical patent/JPH0427213Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はオーデイオアンプなどにおける音質調
整回路に関する。
[従来の技術] オーデイオアンプなどにおける音質調整回路と
して、実開昭55−121521号公報に記載のものがあ
る。
第2図において説明する。
1は入力端子、2は第1の抵抗、3は音量調整
用可変抵抗器で、その可動接点3aから出力が取
り出される。4は出力端子である。
上記音量調整用可変抵抗器3には中間端子5が
設けられ、この中間端子5を直列接続した第2の
抵抗6、低音増強用コンデンサ7を通して接地
し、この低音増強用コンデンサ7と並列に低音増
強量調整用可変抵抗器8を接続するとともに、こ
の低音増強量調整用可変抵抗器8の可動接点8a
を第2の抵抗6と低音増強用コンデンサ7の接続
点に接続して、低音域増強回路を構成する。
この低音増強量調整用可変抵抗器8は、可動接
点8aが機械的中点に位置するときに短絡状態に
あり、可動接点8aが機械的中点から時計方向
(図で右方向)へ移動するとその抵抗値が増大し、
可動接点8aが機械的中点から反時計方向(図で
左方向)へ移動すると短絡状態を保持し、その抵
抗値は零を保持する。
上記音量調整用可変抵抗器3と上記第1の抵抗
2との間に低音減衰用コンデンサ9を接続し、こ
の低音減衰用コンデンサ9と並列に低音減衰量調
整用可変抵抗器10を接続するとともに、この低
音減衰量調整用可変抵抗器10の可動接点10a
を第1の抵抗2と低音減衰用コンデンサ9の接続
点に接続して、低音域減衰回路を構成する。
この低音減衰量調整用可変抵抗器10は、上記
低音増強調整用可変抵抗器8と連動し、可動接点
10aが機械的中点に位置するときに短絡状態に
あり、可動接点10aが機械的中点から時計方向
(図で右方向)へ移動すると短絡状態を保持し、
その抵抗値は零を保持する。可動接点8aから機
械的中点から反時計方向(図で左方向)へ移動す
るとその抵抗値が増大する。
すなわち、上記低音増強量調整用可変抵抗器8
と低音減衰量調整用可変抵抗器10とは互いに連
動し、両可変抵抗器はその可動接点が機械的中点
にあるときともに短絡状態にあり、可動接点を時
計方向(図で右方向)または反時計方向(図で左
方向)へ移動させて、一方の可変抵抗器の抵抗値
が増大または減少しているときに、他方の可変抵
抗器は短絡状態を保持し、その抵抗値は零を保持
する。
11は、可動接点11aが機械的中点にあると
きに開放状態となり、可動接点11aを時計方向
(図で右方向)または反時計方向(図で左方向)
へ移動させたときに、可動接点11aと一方の固
定接点または他方の固定接点との間に所定の抵抗
値が得られる高音増強減衰量調整用可変抵抗器で
ある。
上記音量調整用可変抵抗器3の中間端子5を直
列接続した高音増強用コンデンサ12、高音増強
減衰量調整用可変抵抗器11および高音減衰用コ
ンデンサ13を介して接地するととともに、上記
高音増強減衰量調整用可変抵抗器11の可動接点
11aを上記第1の抵抗2と低音減衰用コンデン
サ9の接続点に接続して、高音域増強減衰回路を
構成する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の技術において、高音域増強減衰回路につ
いて考えてみると、低音増強量調整用可変抵抗器
8、低音減衰量調整用可変抵抗器10の可動接点
8a,10aがそれぞれ機械的中点にある場合、
両可変抵抗器8,10は短絡状態であつて、その
抵抗値は零であるから、高音域増強減衰回路は第
3図に示すようになる。
同図において、第1の抵抗2は、高音域減衰特
性を得るためにのみ必要であり、他の高音域増強
特性、低音域減衰特性、低音域増強特性には無関
係である。
そこで、高音域増強減衰回路が非動作状態、す
なわち、高音増強減衰量調整用可変抵抗器11の
可動接点11aが機械的中点であり、かつ、音量
調整用可変抵抗器3の可動接点3aが減衰量
「0」の位置であつて、入力端子1をシヨートと
したときの回路は第4図のようになる。
同図において、信号源インピーダンスZは、 Z=R1‖(R3+R4‖R2) ただし、 R1:第1の抵抗1の抵抗値 R2:第2の抵抗6の抵抗値 R3、R4:音量調整用可変抵抗器3の中間端子
5の両側の抵抗値 (R4‖R2はR4とR2の並列抵抗をあらわす) となる。
このように、従来の技術では、高音域増強減衰
回路、低音域減衰回路、低音域増強回路が非動作
状態で、かつ、音量調整用可変抵抗器3の可動接
点3aが減衰量「0」の位置であつて、入力端子
1をシヨートとしたときの信号源インピーダンス
Zは、 Z=R1‖(R3+R4‖R2) となり、比較的高インピーダンスとなるので、
S/N比が劣化し、また、他回路からの容量結合
によりS/N比の劣化、歪の増大があり、さら
に、ステレオ再生の場合にはクロストークの増大
がある。
[問題点を解決するための手段] 従来の音質調整回路において、 高音増強減衰量調整用可変抵抗器14として、 可動接点14aが機械的中点にあるときに開放
状態となり、可動接点14aを時計方向(図で右
方向)または反時計方向(図で左方向)へ移動さ
せたときに、可動接点14aと第1の固定接点1
4bまたは第2の固定接点14cとの間に所定の
抵抗値が得られる可変抵抗器があつて、 上記可動接点14aの機械的中点において、こ
の可動接点14aに接続される第3の固定接点1
5を設け、 上記高音増強減衰量調整用可変抵抗器14の第
3の固定接点15を入力端子1に接続して、 高音増強減衰量調整用可変抵抗器14の可動接
点14aが機械的中点にあるとき、第1の抵抗2
を上記可動接点14a、第3の固定接点15を介
して短絡するようにしたものである。
[作用] 高音域増強減衰回路が非動作状態のとき、すな
わち、高音増強減衰量調整用可変抵抗器14の可
動接点14aが機械的中点にあつて、開放状態に
あるとき、第1の抵抗2は上記可動接点14a、
第3の固定接点15を介して短絡される。
したがつて、この場合において、低音域減衰回
路、低音域増強回路が非動作状態で、かつ、音量
調整用可変抵抗器3の可動接点3aが減衰量
「0」の位置であつて、入力端子1をシヨートと
したときの信号源インピーダンスZは、 Z=R1‖(R3+R4‖R2) =0 となる。
[実施例] 第1図において説明する。図中、第2図以下の
従来例と同等部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。
14は、その可動接点14aが機械的中点にあ
るときに開放状態となり、可動接点14aを時計
方向(図で右方向)または反時計方向(図で左方
向)へ移動させたときに、可動接点14aと第1
の固定接点14bまたは第2の固定接点14cと
の間に所定の抵抗値が得られる高音増強減衰量調
整用可変抵抗器である。
上記可動接点14aの機械的中点にあつて、開
放状態にあるとき、この可動接点14aに接続さ
れる第3の固定接点15を設ける。
そして、この第3の固定接点15を入力端子1
に接続する。
[考案の効果] 高音域増強減衰回路が非動作状態のとき、第1
の抵抗2は上記高音増強減衰量調整用可変抵抗器
14の可動接点14a、第3の固定接点15を介
して短絡される。したがつて、この場合におい
て、低音域減衰回路、低音域増強回路が非動作状
態で、かつ、音量調整用可変抵抗器3の可動接点
3aが減衰量「0」の位置であつて、入力端子1
をシヨートとしたときの信号源インピーダンスZ
は零となるので、従来例(第1の抵抗有り)に比
べてS/N比が改善され、また、他回路からの容
量結合によりS/N比の劣化、歪の増大、さら
に、ステレオ再生の場合のクロストークの増大が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の音質調整回路の構成を示す
図、第2図は従来の音質調整回路の構成を示す
図、第3図は同、高音域増強減衰回路の構成を示
す図、第4図は同、入力端子をシヨートとしたと
きの回路の構成を示す図である。 1……入力端子、2……第1の抵抗、3……音
量調整用可変抵抗器、3a……同、可動接点、4
……出力端子、5……中間端子、6……第2の抵
抗、7……低音増強用コンデンサ、8……低音増
強量調整用可変抵抗器、8a……同,可動接点、
9……低音減衰用コンデンサ、10……低音減衰
量調整用可変抵抗器、10a……同、可動接点、
12……高音増強用コンデンサ、13……高音減
衰用コンデンサ、14……高音増強減衰量調整用
可変抵抗器、14a……同、可動接点、15……
第3の固定接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端子1から入力信号を入力し、当該入力信
    号を第1の抵抗2、音量調整用可変抵抗器3を介
    して接地し、当該音量調整用可変抵抗器3の可動
    接点3a、出力端子4を介して出力信号を取り出
    すようにした構成において、上記音量調整用可変
    抵抗器3の中間端子5を直列接続した第2の抵抗
    6、低音増強用コンデンサ7を介して接地し、当
    該低音増強用コンデンサ7と並列に低音増強量調
    整用可変抵抗器8を接続して低音域増強回路を構
    成し、上記音量調整用可変抵抗器3と上記第1の
    抵抗2との間に低音減衰用コンデンサ9を接続
    し、当該低音減衰用コンデンサ9と並列に低音減
    衰量調整用可変抵抗器10を接続して低音域減衰
    回路を構成し、上記音量調整用可変抵抗器3の中
    間端子5を直列接続した高音増強用コンデンサ1
    2、高音増強減衰量調整用可変抵抗器14および
    高音減衰用コンデンサ13を介して接地するとと
    もに、上記高音増強減衰量調整用可変抵抗器14
    の可動接点14aを上記第1の抵抗2と低音減衰
    用コンデンサ9の接続点に接続して高音域増強減
    衰回路を構成し、上記高音増強減衰量調整用可変
    抵抗器14は可動接点14aが機械的中点にある
    ときに開放状態となり、かつ、当該可動接点14
    aの機械的中点において、当該可動接点14aに
    接続される第3の固定接点15が設けられ、当該
    第3の固定接点15を上記入力端子1に接続し
    て、高音増強減衰量調整用可変抵抗器14の可動
    接点14aが機械的中点にあるとき、第1の抵抗
    2を上記可動接点14a、第3の固定接点15を
    介して短絡するようにしたことを特徴とする音質
    調整回路。
JP7978886U 1986-05-27 1986-05-27 Expired JPH0427213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7978886U JPH0427213Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7978886U JPH0427213Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191217U JPS62191217U (ja) 1987-12-05
JPH0427213Y2 true JPH0427213Y2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=30929982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7978886U Expired JPH0427213Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0427213Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62191217U (ja) 1987-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4394536A (en) Sound reproduction device
JPH04372299A (ja) 音響再生装置の低音域補正回路
JPS5926126B2 (ja) オンシツチヨウセイソウチ
KR100466475B1 (ko) 시프트회로를이용하여스테레오신호에서팬텀소스들을생성하기위한회로장치
JPH0427213Y2 (ja)
JP3198558B2 (ja) 音声強調回路
JPS6143303Y2 (ja)
JPS6127216Y2 (ja)
JPS6145637Y2 (ja)
JPH0212740Y2 (ja)
JPH0224261Y2 (ja)
JPS6143304Y2 (ja)
JPH0533064Y2 (ja)
JPH054336Y2 (ja)
JPH0326668Y2 (ja)
JP4691753B2 (ja) 音質調整回路
JP2000115880A (ja) 3dウーハ駆動回路
JPH04137903A (ja) 音声信号増幅回路
JPH0328632Y2 (ja)
JPH0221787Y2 (ja)
JPH0227618Y2 (ja)
JPS6324714Y2 (ja)
JPH0611632Y2 (ja) 自動ラウドネス制御回路
JPS5855760Y2 (ja) ステレオ信号再生装置
JPH0513056Y2 (ja)