JPS6143304Y2 - - Google Patents

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JPS6143304Y2
JPS6143304Y2 JP14006179U JP14006179U JPS6143304Y2 JP S6143304 Y2 JPS6143304 Y2 JP S6143304Y2 JP 14006179 U JP14006179 U JP 14006179U JP 14006179 U JP14006179 U JP 14006179U JP S6143304 Y2 JPS6143304 Y2 JP S6143304Y2
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JP
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resistor
capacitor
amplifier
circuit
output
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JP14006179U
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JPS5657521U (ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は負帰還型トーンコントロール回路に
関するものである。
トーンコントロール回路にはCR型とNFB(負
帰還)型の2種類があるが、負帰還型はCR型と
異なりフラツト位置におけるロスが無く、かつ入
出力側に接続するもののインピーダンスに特別な
配慮を必要としなくて済むのでCR型より一般的
である。しかるに、従来の負帰還型トーンコント
ロール回路には問題があつた。すなわち従来の負
帰還型は第1図に示すように、増幅器1の帰還回
路にコンデンサC5,C6及びC7が接続してある構
成であるから、直流利得は第4図の特性曲線Aに
示すように1(=0dB)であり、使用オーデイオ
帯域である10Hz〜100KHzの中域と同じ利得を得
ることができず、また前記コンデンサC5,C6
よつて直流分がカツトされるためトーンコントロ
ール回路の他に直流帰還用抵抗R5が必要とな
る。一方、前記コンデンサC5,C6及びC7を削除
すると増幅器1のオフセツト電圧が変化した場
合、低音域調整用可変抵抗器VR1に電流が流れ該
可変抵抗器VR1が破壊される可能性があるという
欠点があつた。
この考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたも
のであり、負帰還型トーンコントロール回路にお
いて、トーンコントロール回路を帰還回路に含み
安いコストで直流増幅器を形成し、ローコスト製
品におけるメイントーン回路を直流化(DC化)
することが出来るトーンコントロール付直流増幅
器を提供することにある。
以下、この考案を第2図ないし第4図に基づい
て詳細に説明する。
第2図はこの考案の実施例を示し、図中符号1
は増幅器であり、その出力OUTと接地間には抵
抗R3,R4及びR7が直列に接続してあり、抵抗R4
とR7の接続点を前記増幅器1に負帰還してい
る。一方、抵抗R3とR4との接続点には可変抵抗
摺動子を介して従来と同一の低音域調整回路B′及
び高音域調整回路Tが接続してあり、前記低音域
調整回路Bは低音域調整用可変抵抗VR1及びこの
両端にそれぞれ接続された抵抗R1,R2及びコン
デンサC3,C4とから構成され、また高音域調整
回路Tは高音域調整用可変抵抗VR2及びこの両端
にそれぞれ接続されたコンデンサC5と抵抗R5
直列回路及びコンデンサC6と抵抗R6の直列回路
とから構成され、さらに前記低音域調整回路B′の
抵抗R1はコンデンサC1を介して増幅器1の出力
OUTに接続し、また抵抗R2は、コンデンサC2
介して接地し、このコンデンサC1及びC2を含め
た回路を新規に低音域調整回路Bとしている。ま
た、SWはデフイートスイツチである。
上記構成による作用を説明すると、前記コンデ
ンサC1,C2は、CR型トーンコントロール回路の
フラツト条件と同じ様に次式のように比を設定す
る。
n=r1/r2=r3/r4=R1/R2=R3/(R4+R7) =R5/R6=C2/C1=C4/C3=C6/C5 ……(1) こゝでr1,r2及びr3,r4はそれぞれ可変抵抗摺
動子がフラツト位置における低音域調整用可変抵
抗VR1及び高音域調整用可変抵抗VR2の分割抵抗
値である。
従つて、(1)式の条件によりフラツト時の帰還回
路の等価回路は第3図イの如く表わされる。図中
nZ1,Z1はそれぞれ可変抵抗摺動子により分割さ
れた低音域調整回路Bの上、下回路のインピーダ
ンス、またnZ2,Z2は同じく高音域調整回路Tの
上、下回路のインピーダンスであり、これらはブ
リツジを形成し平衡がとれている。
これより、フラツト時の利得A0は、 A0=e0/e1=(n+1)(R4+R7)/R7 ……(2) となる。但し、e1及びe0は増幅器1の入力IN及び
出力OUTの電圧を示している。
一方、DC利得はコンデンサC1〜C6のリアクタ
ンス分は無限大と仮定できるので、等価回路は第
3図ロに示す如く、抵抗分のみとなる。従つて、
DC時の利得A0′は、 A0′=(R3+R4+R7)/R4 ……(3) こゝで(1)式よりR3=n(R4+R7)に設定してい
るので、これを(3)式に代入すれば利得A0′は、 A0′={n(R4+R7)+R4+R7}/R7 =(n+1)(R4+R7)/R7 ……(4) となる。従つてフラツト時の利得を示す(1)式と、
DC時の利得を示す(4)式とは同じくなり、フラツ
ト時の中域利得とDC利得は一致する。
また、(2)式から明らかなように利得A0には時
定数を含むインピーダンス成分Zがないため、(1)
式の条件を満足していれば、フラツト位置におい
て周波数によつて生じる出力差、いわゆるうねり
は生じない。
以上述べたようにこの考案は、負帰還型トーン
コントロール回路において、この増幅器の出力と
接地間に第1の抵抗、第2の抵抗及び第3の抵抗
を直列接続すると共に、該第2の抵抗と第3の抵
抗との接続点を前記増幅器に負帰還し、低音域調
整用可変抵抗の一端に接続した第4の抵抗と前記
増幅器の出力との間に第1のコンデンサを接続す
ると共に、低音域調整用可変抵抗の他端に接続し
た第5の抵抗と接地間に第2のコンデンサを接続
し、第1の抵抗と第2の抵抗の接続点に低音域調
整用可変抵抗の摺動子を接続し、かつ第1の抵抗
と第2の抵抗の接続点と低音域調整用可変抵抗の
両端との間にそれぞれ第3のコンデンサ、第4の
コンデンサを接続して構成したことにより、トー
ンコントロール回路を帰還回路に含ませることが
でき、しかもこの帰還回路は直流結合となるの
で、第4図に示す如く、直流利得が低域、中域及
び高域の利得と同じになるようなトーンコントロ
ール特性を得ることができ、このDC化によつて
位相歪みがなくなり、高音質の音響機器を実現で
きる。
また、従来回路のコンデンサC5,C6及びC7
比較して、この考案に係るコンデンサC1及びC2
の容量は小さくて済むから、コストダウンが可能
となり、また構成が簡単となる。さらに、トーン
コントロール回路が直流帰還を可能としているか
ら、従来のような直流帰還用抵抗が不用となる等
の実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のNFB型トーンコントロール回
路図、第2図はこの考案の回路図、第3図は同上
帰還回路の等価回路図であつて、イはフラツト時
の等価回路図、ロは直流時の等価回路図、第4図
はこの考案によるトーンコントロール特性図であ
る。 1……増幅器、OUT……出力、R3……第1の
抵抗、R4……第2の抵抗、R7……第3の抵抗、
R1……低音調整用可変抵抗、R1……第4の抵
抗、C1……第1のコンデンサ、R2……第5の抵
抗、C2……第2のコンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負帰還型トーンコントロール回路において、こ
    の増幅器の出力と接地間に第1の抵抗、第2の抵
    抗、及び第3の抵抗を直列接続すると共に、該第
    2の抵抗と第3の抵抗との接続点を前記増幅器に
    負帰還し、低音域調整用可変抵抗の一端に接続し
    た第4の抵抗と前記増幅器の出力との間に第1の
    コンデンサを接続すると共に、前記低音域調整用
    可変抵抗の他端に接続した第5の抵抗と接地間に
    第2のコンデンサを接続し、前記第1の抵抗と前
    記第2の抵抗の接続点に前記低音域調整用可変抵
    抗の摺動子を接続し、かつ前記第1の抵抗と前記
    第2の抵抗の接続点と前記低音域調整用可変抵抗
    の両端との間にそれぞれ第3のコンデンサ、第4
    のコンデンサを接続して構成したことを特徴とす
    るトーンコントロール付直流増幅器。
JP14006179U 1979-10-09 1979-10-09 Expired JPS6143304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14006179U JPS6143304Y2 (ja) 1979-10-09 1979-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS5657521U JPS5657521U (ja) 1981-05-18
JPS6143304Y2 true JPS6143304Y2 (ja) 1986-12-08

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ID=29371407

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JPS5657521U (ja) 1981-05-18

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