JP2658102B2 - 周波数特性調整回路 - Google Patents

周波数特性調整回路

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    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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    • G11B5/035Equalising

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、VTR等のRF信号の再生系などにおける種々
の特性のヘッドに対し、設定や調整容易に所望の周波数
特性が得られる周波数特性調整回路に関するものであ
る。
[発明の概要] 本発明は、種々の特性のヘッドの再生信号を補正する
周波数特性調整回路において、 ヘッドより再生されるFM波等の再生信号の所定周波数
信号をバンドパスフィルタにて描出した後、利得制御し
て上記再生信号に加算し、このとき上記バンドパスフィ
ルタをアクティブフィルタで構成してそのカットオフ周
波数とQを電流源で調整することにより、 ヘッドによる再生信号に対し、記録/再生を通じたオ
ーバーオールでの所望する周波数特性を設定容易にかつ
調整容易に得られるようにしたものである。
[従来の技術] VTR等のRF信号の再生系では、広い帯域幅に亘りフラ
ットな周波数特性が要求され、この要求に対して従来は
第7図に示すコイルL,コンデンサC,抵抗RによるLCR並
列共振回路から成るミドルチューン回路100を差動増幅
器101に付加してヘッドA,Bの再生信号を処理し、テープ
への記録/再生を通じたオーバーオールでの周波数特性
をフラットにするイコライザが用いられていた。
なお関連する技術としては、本出願が先に出願した特
開昭61−170113号公報に示すビデオ信号等の位相補償を
行う2次アクティブ位相等価器の技術がある。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の技術におけるミドルチュー
ン回路によるイコライザでは、外付けされるコンデンサ
Cと抵抗Rとコイル(インダクタンス)Lとによって所
望の周波数特性を得るわけであるが、その値は計算等で
単純に設定することができず、また一旦ある値に設定す
ると調整することができず、簡単には所望する周波数特
性が得られなかった。特に近年、電子ボリウムを用いて
種々の設定や調整を行う要求があり、その要求に対して
も対応することができない。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたも
ので、種々の特性のヘッドによる再生信号に対し、所望
する周波数特性を設定容易にかつ調整容易に得られるよ
うにした周波数特性調整回路を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の周波数特性調整
回路の構成は、 ヘッドの再生信号から所定周波数信号を抽出するアク
ティブフィルタで構成したバンドパスフィルタと、 上記バンドスフィルタのカットオフ周波数とQを調整
する電流源と、 上記所定周波数信号を利得制御する手段と、 上記利得制御された所定周波数信号を上記再生信号に
加算する手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明は、アクティブフィルタで構成したバンドパス
フィタのカットオフ周波数とQが電流源の電流を変える
ことにより計算通りに容易に変えられることに着目し、
このバンドパスフィルタを用いて補正すべき所定周波数
信号を再生信号より描出した後、利得制御して元の再生
信号に加え、上記所定周波数領域でのゲインを補償する
などして、所望の周波数特性を得る。このとき、バンド
パスフィルタのカットオフ周波数やQが、電流源の電流
の設定で容易かつ自在に変えることができ、所望する周
波数特性の設定や調整を容易にする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
本実施例は、ヘッドで再生した信号を入力する入力端子
1と、この再生信号を入力し、所定周波数信号を抽出す
るバンドパスフィルタ(BPF)2と、このバンドパスフ
ィルタ2のカットオフ周波数およびQを設定するための
第1の電流源I1および第2の電流源I2と、上記抽出した
所定周波数信号に対し利得制御するボルテージ・コント
ロールド・アンプ(VCA)3と、VCA3の出力と入力端子
1の入力即ち再生信号を加算する加算部4と、この加算
出力の出力端子5とを備える。第2図は上記バンドパス
フィルタ2の回路構成例を示す図である。このバンドパ
スフィルタ2は、第1の電圧−電流変換アンプ(以下gm
アンプと記す)21と第2のgmアンプ22とゲインが1のバ
ッファアンプ23を基に構成されたアクティブフィルタで
ある。第2のgmアンプ22の正相の入力端子(+)は回路
のグランドに接続され、その出力は第1のgmアンプ21の
正相の入力端子(+)に入力される。第1のgmアンプ21
の出力はバッファアンプ23を介してバンドパスフィルタ
2の出力とされるとともに、コンデンサC1を介して回路
のグランドに接続される。バンドパスフィルタ2の出力
即ちバッファアンプ23の出力は、各gmアンプ21,22の逆
相の入力端子(−)に接続され、バンドパスフィルタ2
の入力は、第1のgmアンプ21の正相の入力端子(+)に
コンデンサC2を介して結合される。この第1のgmアンプ
21には第1の電流源I1が接続され、第2のgmアンプ22に
は第2の電流源I2が接続される。後記するように、第1
の電流源I1はその電流の値を変えることにより、第1の
gmアンプの相互コンダクタンスgm1=1/r1を変え、第2
の電流源I2は同様に第2のgmアンプの相互コンダクタン
スgm2=1/r2を変える。
第3図は第1図および第2図に示す実施例をより具体
的にした回路図である。これらはIC(集積回路)化さ
れ、そのICは外部接続端子として、ヘッドの再生信号V
INを入力する入力端子1と、出力端子5と、電流源I1
電流値を可変する制御端子6と、電流源I2の電流値を可
変する制御端子7と、電流源IVCAの電流を可変しVCA3の
利得制御を行う制御端子8を備える。図中の各回路およ
び素子には、第1図と第2図と同一符号を付してその対
応を示している。なお第2図におけるバッファアンプ23
は省略された形となっている。
以上のように構成した実施例の作用を述べる。
まず、バンドパスフィルタ(BPF)の作用を説明す
る。第4図はバンドパスフィルタを構成している。gm
ンプの動作説明用の回路図である。トランジスタQ1,2
およびダイオードQ3,4の等価抵抗(re)をrintとし、
トランジスタQ5,6のreをrextとする。また、Rは抵
抗、VGは定電圧源、VCCは回路電源、IINTはIC内部の抵
抗で決まる電流源、IEXTはIC外部の抵抗で可変に制御さ
れる電流源、IEXT/2は、電流源IEXTの1/2の電流源、VIN
は入力電圧、IOUTは出力電流である。
このgmアンプの相互コンダクタンスgmを求めると、 より、 となる。(1)式から明らかにようにIEXTを変えること
によりgmを可変できることがわかる。
第2図に示すバンドパスフィルタ2において、回路の
選択度をQとし、角周波数をωとし、カットオフ角周波
数をω(カットオフ周波数をf0としてω=2πf0
とする。また、各gmアンプ21,22の相互コンダクタンス
をgm1=1/r1,gm2=1/r2とし、入力をVIN′,出力をVOUT
とすると、このバンドパスフィルタ2の伝達関数G(j
ω)は、 で表わされる。(2)式から明らかなように第2図に示
す回路は、2次のバンドパスフィルタの特性を持つこと
がわかる。上記において、Q,ωは、 の関係があり、前述したように各gmアンプ21,22の電流
源I1,I2を変えるとgm1,gm2を変えることができ、即ちr1
=1/gm1,r2=1/gm2を変えることができるので、Qおよ
びωを外部から自在に可変することが可能になる。
次に、本実施例の作用を説明する。第5図(イ),
(ロ),(ハ)はそのための説明図である。fは周波
数、Gはゲインを示す。(イ)は加算部4のスルーの信
号に対する特性を示し、(ロ)はバンドパスフィルタ2
の周波数特性であり、(ハ)はそれらが加算部4でミッ
クスされて得られる本実施例の周波数特性である。
(ハ)において平坦部のゲインG1とピークゲインG2の差
△GはVCA3のゲインを変えることにより可変である。ま
た、(3)式からQは電流源I1,とI2の比を変えること
により可変であり、(4)式からカットオフ周波数fO
電流源のI1,I2の比は変えずに、それぞれの電流を増減
することにより可変である。この結果、極めて容易かつ
望みのままに周波数特性を設定し、調整することが可能
になる。
第6図は上記実施例をVTRの再生系に使用した例を示
す説明図である。9AはAチャンネルへッド、9BはBチャ
ンネルヘッドを示し、10A,10Bはそれぞれのチャンネル
用の第1図に示す周波数特性調整回路を表している。2
つの周波数特性回路は1つにIC化され、このICは各チャ
ンネル用に2つの入力端子1A,1Bと出力端子4A,4Bを有す
るとともに、各チャンネル共通のQとカットオフ周波数
fOの調整用の制御端子6,7と、個別の利得制御端子8A,8B
を備えている。各制御端子6,7,8A,8Bのそれぞれには、
電流源調整回路として可変の抵抗分圧回路6R,7R,8AR,8B
Rが接続される。これを第7図の従来例と比較して見る
と、ICの端子数は2ピン増えるものの、コンデンサはIC
内に内蔵することができ、インダクタンス(コイル)が
不要になる。この結果、IC化に好適なものとなり、コス
トダウンを図ることが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限られることなく、その
主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取り得
るものである。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明の周波数特性調
整回路によれば、以下のような効果を奏する。
(1)コイルやコンデンサの値を調整することなく、電
流の調整のみで、容易にヘッドの再生信号に対し所望の
周波数特性が得られる。
(2)IC化した際、外付けになるコイルやコンデンサが
なくなり、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
バンドパスフィルタの構成例を示す回路図、第3図は上
記実施例の具体的な回路図、第4図はgmアンプの動作説
明用の回路図、第5図(イ),(ロ),(ハ)は本実施
例の作用の説明図、第6図は本実施例の使用例を示す
図、第7図は従来技術を示す構成図である。 2……バンドパスフィルタ、3……VCA、4……加算
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドの再生信号から所定周波数信号を抽
    出するアクティブフィルタで構成したバンドパスフィル
    タと、 上記バンドパスフィルタのカットオフ周波数とQを調整
    する電流源と、 上記所定周波数信号を利得制御する手段と、 上記利得制御された所定周波数信号を上記再生信号に加
    算する手段とを備えたことを特徴とする周波数特性調整
    回路。
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