JP3151376B2 - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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JP3151376B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/0422Frequency selective two-port networks using transconductance amplifiers, e.g. gmC filters

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばVTR(Video T
ape Recorder) における画質調整回路等に使用される、
フィルタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルタ回路について、VTRの
画質調整回路で使用するものを例に採って説明する。
【0003】図6は、かかるフィルタ回路の一構成例を
示す電気回路図である。
【0004】同図に示したように、このフィルタ回路
は、2個のgm アンプ(電圧を電流に変換するアンプ)
603,604と、2個の可変アンプ(ゲインを変化さ
せることができるアンプ)605,607とを備えてい
る。
【0005】gm アンプ603(相互コンダクタンスを
m1とする)は、+入力が信号入力端子601に接続さ
れ、且つ、−入力がgm アンプ604の出力に接続され
ている。また、このgm アンプ604(相互コンダクタ
ンスをgm2とする)は、+入力がgm アンプ603の出
力に接続され、−入力がgm アンプ604の出力に接続
され、且つ、出力が信号出力端子602に接続されてい
る。
【0006】可変アンプ605(ゲインをmとする)
は、入力が信号入力端子601に接続され、且つ、出力
がコンデンサ606(キャパシタンスをC2 とする)を
介して信号出力端子602に接続されている。
【0007】可変アンプ607(ゲインをnとする)
は、+入力がgm アンプ604の出力に接続され、且
つ、−入力が信号入力端子601に接続されている。ま
た、NOTゲート608の入力は、gm アンプ604の
出力に接続されている。そして、可変アンプ607の出
力とNOTゲート608の出力とは、加算器609に入
力される。この加算器609の出力は、コンデンサ61
0(キャパシタンスをC1とする)を介して、gm アン
プ604の+入力に接続されている。
【0008】図6に示したフィルタ回路において、入力
信号値をx、出力信号値をyとし、さらに、gm アンプ
604の+入力の電圧値をzとすると、次式(1)が成
り立つ。なお、s=jωである。
【0009】
【数1】 ここで、上式(1)を整理して伝達関数Hを求めると、
次式(2)を得ることができる。
【0010】
【数2】 さらに、上式(2)からフィルタ回路のゲイン特性およ
び群遅延特性を求めると、次式(3)、(4)を得るこ
とができる。
【0011】
【数3】 ここで、上式(4)から周波数が零ヘルツのときの群遅
延量τ(0) を求めると、次式(5)を得ることができ
る。
【0012】
【数4】 すなわち、周波数が零ヘルツのときの群遅延量τ(0)
は、可変アンプ605,607のゲインm,nによらず
に一定となる。このことは、画質調整のためにAPCO
NT(アパーチャコントロール)の調整をしても、信号
の遅延時間はほとんど変化しないことを意味している。
【0013】図7(a)、(b)は、上式(3)、
(4)で得られたゲイン特性および群遅延特性をそれぞ
れグラフ化したものである。
【0014】図6に示したフィルタ回路のゲイン特性
は、図7(a)からわかるように、m=1としてnを1
〜2の間で可変する場合には、所定周波数でピークを示
す。また、m=1,n=1のときは位相EQ特性を有
し、さらに、m≦1,n<1のときはボトムを有する波
形を示す。
【0015】一方、かかるフィルタ回路の群遅延特性
は、図7(b)からわかるように、低周波数領域では一
定となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のフィルタ回路には、以下のような欠点が
あった。
【0017】従来のフィルタ回路は、図6に示したよう
に、2個のgm アンプ603,604を必要としてい
る。
【0018】図8は、gm アンプの一構成例を示す電気
回路図である。同図に示したように、gm アンプでは、
6個のバイポーラトランジスタ801〜806と、2個
の抵抗素子807,808と、3個の定電流回路809
〜811を使用している。
【0019】図8に示したように、gm アンプは素子数
が多く、回路の占有面積が大きいという欠点がある。こ
のため、従来のフィルタ回路も、このようなgm アンプ
を2個使用していることにより、素子数が非常に多くな
り、回路面積が大きくなってしまう。
【0020】これに対して、コンデンサ606,610
のキャパシタンスを小さくして占有面積を減少させるこ
とにより、フィルタ回路の面積を小さくすることも可能
である。
【0021】ここで、上式(2)で示した伝搬関数よ
り、フィルタ回路の係数は、gm2/C2 および(gm1
m2)/(C1 ・C2 )で決定される。したがって、コ
ンデンサ606,610のキャパシタンスを小さくする
ためには、相互コンダクタンスgm1・gm2も小さくする
必要がある。このため、図8に示したgm アンプは、バ
イポーラトランジスタ801,802,805,806
と抵抗素子807,808とにより、入力信号をre
(R+2re )倍に圧縮するように構成されている。な
お、re はバイポーラトランジスタ801,802,8
05,806のエミッタ抵抗値であり、Rは抵抗素子8
07,808の抵抗値である。これにより、コンデンサ
606,610のキャパシタンスをre /(R+2
e )倍にすることができるので、これらのコンデンサ
606,610の占有面積を小さくすることができる。
【0022】しかしながら、図8に示したgm アンプで
は、バイポーラトランジスタ801,802およびバイ
ポーラトランジスタ805,806で圧縮された信号に
抵抗素子807,808による熱雑音等が加わるので、
信号の圧縮比が大きくなるほどS/N比も悪くなってし
まう。
【0023】すなわち、コンデンサ606,610の占
有面積を減少させることによってフィルタ回路の面積を
小さくしようとすると、このフィルタ回路のS/N比が
悪化するという新たな欠点が生じる。
【0024】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、従来のフィルタ回路と同等の
良好なゲイン特性や群遅延特性を有し、回路面積が小さ
く、且つ、優れたS/N比を有するフィルタ回路を提供
することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルタ回
路は、第1の抵抗および第1の容量の一端に入力端が接
続された第1のバッファと、この第1のバッファの出力
端に一端が接続された第2の容量と、信号入力端子に一
端が接続された第2の抵抗と、前記第2の抵抗の他端お
よび前記第2の容量の他端に入力端が接続され、且つ、
信号出力端子に出力端が接続された第2のバッファと、
前記第2のバッファの出力信号と前記信号入力端子から
入力された信号との差に比例する信号を、前記第1の抵
抗を介して前記第1のバッファの前記入力端に供給する
第1の信号供給手段と、前記信号入力端子から入力され
た信号に比例する信号を、前記第1の容量を介して前記
第1のバッファの前記入力端に供給する第2の信号供給
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明によれば、第1信号供給手段および第2
の信号供給手段により、第2のバッファの出力信号と信
号入力端子から入力された信号との差に比例する信号お
よび信号入力端子から入力された信号に比例する信号を
第1の抵抗および第1の容量を介して第1のバッファに
入力させることとし、さらに、この第1のバッファの出
力信号および信号入力端子からの入力信号を第2の容量
および第2の抵抗を介して第2のバッファに供給するこ
ととしたので、従来のフィルタ回路と同じ特性を有する
フィルタ回路を、少ない素子で構成することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明しつつ、本発明
について詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明に係るフィルタ回路(請求
項1に対応する)の概念を説明するための電気回路図で
ある。
【0029】同図に示したように、バッファ101(本
発明の「第1のバッファ」に相当する)の入力端は、抵
抗102(本発明の「第1の抵抗」に相当する)の一
端、および、コンデンサ103(本発明の「第1の容
量」に相当する)の一端に接続されている。
【0030】このバッファ101の出力端には、コンデ
ンサ104(本発明の「第2の容量」に相当する)の一
端が接続されている。
【0031】また、信号入力端子105の一端は抵抗1
06(本発明の「第2の抵抗」に相当する)に接続され
ている。
【0032】一方、バッファ107(本発明の「第2の
バッファ」に相当する)は、入力端がコンデンサ104
の他端および抵抗106の他端に接続されており、出力
端が、信号出力端子108に接続されている。
【0033】信号供給部109(本発明の「第1の信号
供給手段」に相当する)は、入力端子105からの入力
信号xとバッファ107の出力信号(すなわち信号出力
端子108からの出力信号y)との差をm1 倍に増幅し
た信号を、抵抗102を介して、バッファ101の入力
端に供給する。
【0034】また、信号供給部110(本発明の「第2
の信号供給手段」に相当する)は、入力端子105から
の入力信号xをm2 倍に増幅した信号を、コンデンサ1
03を介して、バッファ101の入力端に供給する。
【0035】このようなフィルタ回路において、バッフ
ァ101の入力信号をzとすると、入力信号x、出力信
号yおよび信号zの間には、以下のような関係式(6)
が成り立つ。なお、式(6)では、抵抗102,106
の抵抗値をそれぞれR1 ,R2 とし、コンデンサ10
3,104のキャパシタンスをそれぞれC1 ,C2 とし
ている。また、k1 =C1 ・R1 ,k2 =C2 ・R2
s=jωである。
【0036】
【数5】 ここで、上式(6)を整理して伝達関数Hを求めると、
次式(7)を得ることができる。
【0037】
【数6】 さらに、上式(7)からフィルタ回路のゲイン特性およ
び群遅延特性を求めると、次式(8)、(9)を得るこ
とができる。
【0038】
【数7】 ここで、上式(9)から周波数が零ヘルツのときの群遅
延量τ(0) を求めると、次式(10)を得ることができ
る。
【0039】
【数8】 すなわち、周波数が零ヘルツのときの群遅延量τ(0)
は、信号供給部109,110のゲインm1 ,m2 によ
らずに一定となる。
【0040】図2(a)、(b)は、上式(8)、
(9)で得られたゲイン特性および群遅延特性をそれぞ
れグラフ化したものである。
【0041】図2(a)に示したように、図1に示した
フィルタ回路のゲイン特性は、
【0042】
【数9】 の場合には、所定周波数でピークを示す。また、
【0043】
【数10】 の場合は位相EQ特性を有する。さらに、
【0044】
【数11】 の場合には、ボトムを有する波形を示す。
【0045】一方、かかるフィルタ回路の群遅延特性
は、図2(b)からわかるように、低周波数領域では一
定となる。
【0046】なお、ゲインm1 を変更することによって
ゲイン特性のピークおよびボトムを調整することがで
き、また、ゲインm2 を変更することによってゲイン特
性の高域減衰量を調整することができる。
【0047】ここで、図1に示したフィルタ回路の各特
性(図2参照)を、従来のフィルタ回路(図6参照)の
各特性(図7参照)と比較すると、両者はまったく同じ
特性を備えていることがわかる。すなわち、本発明によ
れば、従来のフィルタ回路を同じ特性のフィルタ回路を
得ることができる。
【0048】次に、実施例1として、本発明に係るフィ
ルタ回路の具体的な回路構成の一例(請求項2に相当す
る)について説明する。
【0049】図3は、本実施例に係るフィルタ回路の構
成を示す電気回路図である。同図において、図1と同じ
符号を付した構成部は、それぞれ図1の場合と同じもの
を示している。
【0050】図3において、NOTゲート301(請求
項2の「反転器」に相当する)は、信号入力端子105
からの信号xを入力する。また、加算器302は、この
NOTゲート301の出力信号とバッファ107の出力
信号yとを加算し、その結果すなわち(y−x)を出力
する。可変アンプ303(請求項2の「増幅器」に相当
する)は、加算器302の出力信号をm1 倍した信号
を、抵抗102を介して、バッファ101の入力端に供
給する。なお、これらの各構成部301,302,30
3により、図1の信号供給部109すなわち本発明の
「第1の信号供給手段」が構成されている。
【0051】また、可変アンプ304は、信号入力端子
105から入力した信号xをm2 倍に増幅し、コンデン
サ103を介してバッファ101の入力端に供給する。
なお、この可変アンプ304により、図1の信号供給部
110すなわち本発明の「第2の信号供給手段」が構成
されている。
【0052】このような回路構成によれば、上式
(8)、(9)および図2で示したような特性のフィル
タ回路、すなわち、従来のフィルタ回路(図6参照)と
同じ特性のフィルタ回路を得ることができる。
【0053】また、gm アンプを使用していないので、
従来のフィルタ回路(図6参照)と比較して、S/N比
を悪化させることなく素子数を減少させることができ、
したがって回路の占有面積を低減させることが可能であ
る。
【0054】次に、実施例2として、本発明に係るフィ
ルタ回路の具体的な回路構成の他の例(請求項3に相当
する)について説明する。
【0055】図4は、本実施例に係るフィルタ回路の構
成を示す電気回路図である。同図において、図1と同じ
符号を付した構成部は、それぞれ図1の場合と同じもの
を示している。
【0056】図4において、差動アンプ401の+入力
には、バッファ107の出力信号yが入力される。ま
た、差動アンプ401の−入力には、信号入力端子10
5からの信号xが入力される。これにより、この差動ア
ンプ401は、バッファ107の出力信号yと信号入力
端子105からの入力信号xと差をm1 倍した信号すな
わち(y−x)m1 を、抵抗102を介して、バッファ
101の入力端に供給する。なお、この差動アンプ40
1が、図1の信号供給部109すなわち本発明の「第1
の信号供給手段」を構成している。
【0057】また、可変アンプ402は、信号入力端子
105から入力した信号xをm2 倍に増幅し、コンデン
サ103を介してバッファ101の入力端に供給する。
なお、この可変アンプ402により、図1の信号供給部
110すなわち本発明の「第2の信号供給手段」が構成
されている。
【0058】このような回路構成によっても、上式
(8)、(9)および図2で示したような特性のフィル
タ回路、すなわち、従来のフィルタ回路(図6参照)と
同じ特性のフィルタ回路を得ることができる。
【0059】また、gm アンプを使用していないので、
従来のフィルタ回路(図6参照)と比較して、S/N比
を悪化させることなく素子数を減少させることができ、
したがって回路の占有面積を低減させることが可能であ
る。
【0060】次に、実施例3として、本発明に係るフィ
ルタ回路の具体的な回路構成の第3の例(請求項4に相
当する)について説明する。
【0061】図5は、本実施例に係るフィルタ回路の構
成を示す電気回路図である。同図において、図1と同じ
符号を付した構成部は、それぞれ図1の場合と同じもの
を示している。
【0062】図5において、可変アンプ501は、信号
入力端子105からの入力信号xをm3 倍に増幅した信
号を出力する。また、可変アンプ503は、信号入力端
子105からの入力信号xをm4 倍に増幅した信号を出
力する。なお、これらの可変アンプ501,503によ
って図1の信号供給部109すなわち本発明の「第1の
信号供給手段」が構成され、また、抵抗素子502,5
04によって図1の抵抗102すなわち本発明の「第1
の抵抗」が構成されている。
【0063】また、可変アンプ505は、信号入力端子
105から入力した信号xをm2 倍に増幅し、コンデン
サ103を介してバッファ101の入力端に供給する。
なお、この可変アンプ505により、図1の信号供給部
110すなわち本発明の「第2の信号供給手段」が構成
されている。
【0064】これにより、バッファ101の入力信号を
z′とし、抵抗素子502,504の抵抗値をそれぞれ
3 ,R4 とすると、次式(11)が成り立つ。
【0065】
【数12】 したがって、例えば、R3 =R4 =2R1 ,m3 =−2
1 ,m4 =2m1 とすると、次式(12)が成り立
つ。
【0066】
【数13】 この式(12)は、上式(6)と同じであるので、図5
に示したフィルタ回路は、図1の回路と等価である。
【0067】このように、本実施例の回路構成によって
も、上式(8)、(9)および図2で示したような特性
のフィルタ回路、すなわち、従来のフィルタ回路(図6
参照)と同じ特性のフィルタ回路を得ることができる。
【0068】また、gm アンプを使用していないので、
従来のフィルタ回路(図6参照)と比較して、S/N比
を悪化させることなく素子数を減少させることができ、
したがって回路の占有面積を低減させることが可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、良好なゲイン特性や群遅延特性を有し、回路面積
が小さく、且つ、優れたS/N比を有するフィルタ回路
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルタ回路の概念を説明するた
めの電気回路図である。
【図2】図1に示したフィルタ回路の特性を示すグラフ
であり、(a)はゲイン特性、(b)は群遅延特性を表
している。
【図3】実施例1に係るフィルタ回路の構成を示す電気
回路図である。
【図4】実施例2に係るフィルタ回路の構成を示す電気
回路図である。
【図5】実施例3に係るフィルタ回路の構成を示す電気
回路図である。
【図6】従来のフィルタ回路の一構成例を示す電気回路
図である。
【図7】図6に示したフィルタ回路の特性を示すグラフ
であり、(a)はゲイン特性、(b)は群遅延特性を表
している。
【図8】図6に示したgm アンプの一構成例を示す電気
回路図である。
【符号の説明】
101,107 バッファ 102,106 抵抗 103,104 コンデンサ 105 信号入力端子 108 信号出力端子 109,110 信号供給部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の抵抗および第1の容量の一端に入力
    端が接続された第1のバッファと、 この第1のバッファの出力端に一端が接続された第2の
    容量と、 信号入力端子に一端が接続された第2の抵抗と、 前記第2の抵抗の他端および前記第2の容量の他端に入
    力端が接続され、且つ、信号出力端子に出力端が接続さ
    れた第2のバッファと、 前記第2のバッファの出力信号と前記信号入力端子から
    入力された信号との差に比例する信号を、前記第1の抵
    抗を介して前記第1のバッファの前記入力端に供給する
    第1の信号供給手段と、 前記信号入力端子から入力された信号に比例する信号
    を、前記第1の容量を介して前記第1のバッファの前記
    入力端に供給する第2の信号供給手段と、 を備えたことを特徴とするフィルタ回路。
  2. 【請求項2】前記第1の信号供給手段が、 前記信号入力端子から入力された信号を反転して出力す
    る反転器と、 この反転器の出力信号と前記第2のバッファの出力信号
    とを加算して出力する加算器と、 この加算器の出力信号を所定倍した信号を出力する増幅
    器と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のフィルタ回
    路。
  3. 【請求項3】前記第1の信号供給手段が、前記第2のバ
    ッファの出力端が非反転入力端子に接続され、且つ、前
    記信号入力端子が反転入力端子に接続された差動増幅器
    であることを特徴とする請求項1記載のフィルタ回路。
  4. 【請求項4】前記第1の抵抗が、並列接続された第3の
    抵抗と第4の抵抗とを有し、且つ、前記第1の信号供給
    手段が、前記第2のバッファの出力信号を前記第3の抵
    抗に供給する第3の信号供給手段と、前記信号入力端子
    から入力された信号を前記第4の抵抗素子に供給する第
    4の信号供給手段とを有することを特徴とする請求項1
    記載のフィルタ回路。
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