JPH07245546A - アクティブローパスフィルタ - Google Patents
アクティブローパスフィルタInfo
- Publication number
- JPH07245546A JPH07245546A JP6033875A JP3387594A JPH07245546A JP H07245546 A JPH07245546 A JP H07245546A JP 6033875 A JP6033875 A JP 6033875A JP 3387594 A JP3387594 A JP 3387594A JP H07245546 A JPH07245546 A JP H07245546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- output
- amplifier
- voltage
- pass filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/02—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal
- H03D3/22—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal by means of active elements with more than two electrodes to which two signals are applied derived from the signal to be demodulated and having a phase difference related to the frequency deviation, e.g. phase detector
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/04—Frequency selective two-port networks
- H03H11/12—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
- H03H11/1217—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback using a plurality of operational amplifiers
- H03H11/1252—Two integrator-loop-filters
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/16—Networks for phase shifting
- H03H11/18—Two-port phase shifters providing a predetermined phase shift, e.g. "all-pass" filters
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D2200/00—Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
- H03D2200/0041—Functional aspects of demodulators
- H03D2200/0047—Offset of DC voltage or frequency
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D2200/00—Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
- H03D2200/0041—Functional aspects of demodulators
- H03D2200/0082—Quadrature arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/02—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 IC化しても外部部品をほとんど必要とせず
90゜移相回路として好適なアクティブローパスフィル
タを提供する。 【構成】 第1インピーダンス素子から出力された入力
信号による電流を第1電流アンプによって増幅し、その
出力電流を第1変換手段によって電圧に変換して第2イ
ンピーダンス素子を介して第2電流アンプに供給し、第
2電流アンプの出力電流を第2変換手段によって電圧に
変換してフィルタ出力として出力すると共に第2変換手
段の出力電圧に応じた電流を第1及び第2電流アンプの
入力に負帰還し、更に、少なくとも第1電流アンプの電
流増幅率を制御可能にしてカットオフ周波数を任意に変
化させ得るようにした。
90゜移相回路として好適なアクティブローパスフィル
タを提供する。 【構成】 第1インピーダンス素子から出力された入力
信号による電流を第1電流アンプによって増幅し、その
出力電流を第1変換手段によって電圧に変換して第2イ
ンピーダンス素子を介して第2電流アンプに供給し、第
2電流アンプの出力電流を第2変換手段によって電圧に
変換してフィルタ出力として出力すると共に第2変換手
段の出力電圧に応じた電流を第1及び第2電流アンプの
入力に負帰還し、更に、少なくとも第1電流アンプの電
流増幅率を制御可能にしてカットオフ周波数を任意に変
化させ得るようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、90゜移相回路として
好適なアクティブローパスフィルタに関する。
好適なアクティブローパスフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】90゜移相回路は例えば、クァドラチュ
ア型のFM復調回路で用いられ、入力される中間周波信
号とは90゜位相が異なる信号を生成する。このFM復
調回路の90゜移相回路は図1に示したようにLCR
(コイル、コンデンサ及び抵抗)を用いたBPF(バン
ドパスフィルタ)、或いは図2に示したようにオペアン
プを用いたバイクワッド型のLPF(ローパスフィル
タ)から形成されている。LCRを用いたBPFの場合
に位相差を90゜になるように中心周波数を変化させる
ためにはコイルを調整するか、バリキャップダイオード
を用いてその端子電圧に対応する容量値に変化させてい
る。また、バイクワッド型のLPFの場合にはオペアン
プに接続される外部素子の定数を変えることにより、位
相差が90゜となるカットオフ周波数やQ値が得られて
いる。
ア型のFM復調回路で用いられ、入力される中間周波信
号とは90゜位相が異なる信号を生成する。このFM復
調回路の90゜移相回路は図1に示したようにLCR
(コイル、コンデンサ及び抵抗)を用いたBPF(バン
ドパスフィルタ)、或いは図2に示したようにオペアン
プを用いたバイクワッド型のLPF(ローパスフィル
タ)から形成されている。LCRを用いたBPFの場合
に位相差を90゜になるように中心周波数を変化させる
ためにはコイルを調整するか、バリキャップダイオード
を用いてその端子電圧に対応する容量値に変化させてい
る。また、バイクワッド型のLPFの場合にはオペアン
プに接続される外部素子の定数を変えることにより、位
相差が90゜となるカットオフ周波数やQ値が得られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、90゜
移相回路として上記の如くBPF及びバイクワッド型の
LPFのいずれを用いても、IC(集積回路)として形
成する場合にはコイル、コンデンサ及び抵抗等の外部部
品が必要となり、小型化、軽量化及び無調整化を図るこ
とができないという問題点があった。
移相回路として上記の如くBPF及びバイクワッド型の
LPFのいずれを用いても、IC(集積回路)として形
成する場合にはコイル、コンデンサ及び抵抗等の外部部
品が必要となり、小型化、軽量化及び無調整化を図るこ
とができないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、IC化しても外
部部品をほとんど必要とせず90゜移相回路として好適
なアクティブローパスフィルタを提供することである。
部部品をほとんど必要とせず90゜移相回路として好適
なアクティブローパスフィルタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブロー
パスフィルタは、入力信号を受け入れる第1インピーダ
ンス素子と、第1インピーダンス素子から出力された電
流を増幅する第1電流アンプと、第1電流アンプの出力
電流を電圧に変換して第2インピーダンス素子を介して
出力する第1変換手段と、第1変換手段の出力電圧によ
って得られる電流を増幅する第2電流アンプと、第2電
流アンプの出力電流を電圧に変換してフィルタ出力とし
て出力する第2変換手段と、第2変換手段の出力電圧に
応じた電流を第1及び第2電流アンプの入力に負帰還す
る負帰還手段と、第1電流アンプの電流増幅率を変化さ
せる制御手段とを備えたことを特徴としている。
パスフィルタは、入力信号を受け入れる第1インピーダ
ンス素子と、第1インピーダンス素子から出力された電
流を増幅する第1電流アンプと、第1電流アンプの出力
電流を電圧に変換して第2インピーダンス素子を介して
出力する第1変換手段と、第1変換手段の出力電圧によ
って得られる電流を増幅する第2電流アンプと、第2電
流アンプの出力電流を電圧に変換してフィルタ出力とし
て出力する第2変換手段と、第2変換手段の出力電圧に
応じた電流を第1及び第2電流アンプの入力に負帰還す
る負帰還手段と、第1電流アンプの電流増幅率を変化さ
せる制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のアクティブローパスフィルタにおいて
は、少なくとも第1電流アンプの電流増幅率を変化させ
てカットオフ周波数を任意に変化させることが行なわれ
る。
は、少なくとも第1電流アンプの電流増幅率を変化させ
てカットオフ周波数を任意に変化させることが行なわれ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図3は本発明によるバイクワッド型のア
クティブローパスフィルタを示している。このアクティ
ブローパスフィルタにおいては、3つの電流アンプ1,
2,3が設けられている。これらの電流アンプ1,2,
3の各々は差動アンプからなる。電流アンプ1は第1イ
ンピーダンス素子に対応し、入力信号に対し一定した電
流増幅を行なって、その出力信号を電流アンプ2に供給
する。電流アンプ2には可変電流源を備えた増幅率制御
回路4が接続され、増幅率制御回路4の出力電流に応じ
て電流アンプ2の電流増幅率が変化するようになってい
る。電流アンプ2の差動出力にはコンデンサ5a,5
b、バッファ6a,6b及び抵抗7a,7bからなる電
圧変換回路8が接続されている。抵抗7a,7bが第2
インピーダンス素子に対応する。電圧変換回路8の出力
は電流アンプ3に接続されている。すなわち、コンデン
サ5a,5bに電流アンプ2から出力電流が流れ込むこ
とにより得られるコンデンサ5a,5bの電圧がバッフ
ァ6a,6b及び抵抗7a,7bを介して電流アンプ3
に供給される。電流アンプ3は電圧変換回路8の出力電
圧により流れ込む電流を一定した電流増幅率で増幅す
る。
細に説明する。図3は本発明によるバイクワッド型のア
クティブローパスフィルタを示している。このアクティ
ブローパスフィルタにおいては、3つの電流アンプ1,
2,3が設けられている。これらの電流アンプ1,2,
3の各々は差動アンプからなる。電流アンプ1は第1イ
ンピーダンス素子に対応し、入力信号に対し一定した電
流増幅を行なって、その出力信号を電流アンプ2に供給
する。電流アンプ2には可変電流源を備えた増幅率制御
回路4が接続され、増幅率制御回路4の出力電流に応じ
て電流アンプ2の電流増幅率が変化するようになってい
る。電流アンプ2の差動出力にはコンデンサ5a,5
b、バッファ6a,6b及び抵抗7a,7bからなる電
圧変換回路8が接続されている。抵抗7a,7bが第2
インピーダンス素子に対応する。電圧変換回路8の出力
は電流アンプ3に接続されている。すなわち、コンデン
サ5a,5bに電流アンプ2から出力電流が流れ込むこ
とにより得られるコンデンサ5a,5bの電圧がバッフ
ァ6a,6b及び抵抗7a,7bを介して電流アンプ3
に供給される。電流アンプ3は電圧変換回路8の出力電
圧により流れ込む電流を一定した電流増幅率で増幅す
る。
【0008】電流アンプ3の差動出力にはコンデンサ9
a,9b、バッファ10a,10bからなる電圧変換回
路11が接続されている。電圧変換回路11の出力信号
が出力端子に供給される。すなわち、コンデンサ9a,
9bに電流アンプ3から出力電流が流れ込むことにより
得られるコンデンサ9a,9bの電圧がバッファ10
a,10bを介して出力される。この電圧変換回路11
の出力を電流アンプ2,3の入力に負帰還するために抵
抗12a,12b,13a,13bが設けられている。
バッファ10bの出力電圧は抵抗12aを介して電流ア
ンプ2の一方の入力端子に供給され、また抵抗13aを
介して電流アンプ3の一方の入力端子に供給される。同
様に、バッファ10aの出力電圧は抵抗12bを介して
電流アンプ2の他方の入力端子に供給され、また抵抗1
3bを介して電流アンプ3の他方の入力端子に供給され
る。
a,9b、バッファ10a,10bからなる電圧変換回
路11が接続されている。電圧変換回路11の出力信号
が出力端子に供給される。すなわち、コンデンサ9a,
9bに電流アンプ3から出力電流が流れ込むことにより
得られるコンデンサ9a,9bの電圧がバッファ10
a,10bを介して出力される。この電圧変換回路11
の出力を電流アンプ2,3の入力に負帰還するために抵
抗12a,12b,13a,13bが設けられている。
バッファ10bの出力電圧は抵抗12aを介して電流ア
ンプ2の一方の入力端子に供給され、また抵抗13aを
介して電流アンプ3の一方の入力端子に供給される。同
様に、バッファ10aの出力電圧は抵抗12bを介して
電流アンプ2の他方の入力端子に供給され、また抵抗1
3bを介して電流アンプ3の他方の入力端子に供給され
る。
【0009】かかる構成においては、入力端子に供給さ
れる差動入力電圧に応じた電流が電流アンプ1によって
増幅され、増幅された電流が電流アンプ2に流れ込む。
また、電流アンプ2にはバッファ10a,10bの各出
力電圧に応じた電流が帰還抵抗12b,12aを介して
流れ込む。このように流れ込んだ電流を電流アンプ2は
増幅し、電流アンプ2の電流増幅率は上記のように増幅
率制御回路4から供給される電流に応じて変化する。電
流アンプ2の出力電流は電圧変換回路8によって電圧に
変換されて電流アンプ3に供給される。電流アンプ3に
は電圧変換回路8の出力電圧に応じた電流と共にバッフ
ァ10a,10bの各出力電圧に応じた電流が帰還抵抗
13b,13aを介して流れ込む。流れ込んだ電流を電
流アンプ3は増幅し、電流アンプ3の出力電流は電圧変
換回路11を介して電圧として出力される。
れる差動入力電圧に応じた電流が電流アンプ1によって
増幅され、増幅された電流が電流アンプ2に流れ込む。
また、電流アンプ2にはバッファ10a,10bの各出
力電圧に応じた電流が帰還抵抗12b,12aを介して
流れ込む。このように流れ込んだ電流を電流アンプ2は
増幅し、電流アンプ2の電流増幅率は上記のように増幅
率制御回路4から供給される電流に応じて変化する。電
流アンプ2の出力電流は電圧変換回路8によって電圧に
変換されて電流アンプ3に供給される。電流アンプ3に
は電圧変換回路8の出力電圧に応じた電流と共にバッフ
ァ10a,10bの各出力電圧に応じた電流が帰還抵抗
13b,13aを介して流れ込む。流れ込んだ電流を電
流アンプ3は増幅し、電流アンプ3の出力電流は電圧変
換回路11を介して電圧として出力される。
【0010】次に、かかるアクティブローパスフィルタ
がローパスフィルタとしての入出力特性を有することを
説明する。図4はその説明のために図3の構成を簡単に
示しており、この図4において符号R0〜R5は抵抗値を
示し、符号C1,C2はコンデンサの容量を示し、a,b
は電流アンプ2,3の電流増幅率を示している。また、
Vinはローパスフィルタの入力電圧、V1は電流アンプ
2の出力電圧、V3は電流アンプ3の出力電圧、VOはロ
ーパスフィルタの出力電圧である。更に、i1は電流ア
ンプ2の入力電流、i2は電流アンプ3の入力電流を示
している。R1は電流アンプ2の入力から電流アンプ1
側を見た抵抗値(インピーダンス)である。
がローパスフィルタとしての入出力特性を有することを
説明する。図4はその説明のために図3の構成を簡単に
示しており、この図4において符号R0〜R5は抵抗値を
示し、符号C1,C2はコンデンサの容量を示し、a,b
は電流アンプ2,3の電流増幅率を示している。また、
Vinはローパスフィルタの入力電圧、V1は電流アンプ
2の出力電圧、V3は電流アンプ3の出力電圧、VOはロ
ーパスフィルタの出力電圧である。更に、i1は電流ア
ンプ2の入力電流、i2は電流アンプ3の入力電流を示
している。R1は電流アンプ2の入力から電流アンプ1
側を見た抵抗値(インピーダンス)である。
【0011】先ず、電流アンプ2の出力電圧V1と出力
電圧VOは、複素変数をsとすると、
電圧VOは、複素変数をsとすると、
【0012】
【数1】
【0013】の如く示される。式(1)の電圧V1を式
(2)に代入することにより、次のようになる。
(2)に代入することにより、次のようになる。
【0014】
【数2】
【0015】よって、入出力電圧比VO/Vinは次のよ
うになる。ここで、P1=C1R4、P 2=C2R3、K3=
R3/R2、K4=R4/R1、M=R3/R5である。
うになる。ここで、P1=C1R4、P 2=C2R3、K3=
R3/R2、K4=R4/R1、M=R3/R5である。
【0016】
【数3】
【0017】この式(5)からローパスフィルタとして
の特性を有することが分かる。また、式(5)からカッ
トオフ周波数f0における角周波数ω0について次の式
(6)及び(7)のように関係がほぼ得られる。
の特性を有することが分かる。また、式(5)からカッ
トオフ周波数f0における角周波数ω0について次の式
(6)及び(7)のように関係がほぼ得られる。
【0018】
【数4】
【0019】ここで、C1=C2=C、R4=R、R2=R
3=nRと設定すると、K3=1、P 1=CR、P2=nC
Rとなるので、カットオフ周波数f0は式(8)のよう
に表わすことができる。なお、nは整数であり、例え
ば、a=5,b=1/5,n=4となる。
3=nRと設定すると、K3=1、P 1=CR、P2=nC
Rとなるので、カットオフ周波数f0は式(8)のよう
に表わすことができる。なお、nは整数であり、例え
ば、a=5,b=1/5,n=4となる。
【0020】
【数5】
【0021】よって、電流アンプ2の電流増幅率aを増
幅率制御回路4によって変化させることにより、カット
オフ周波数f0が変化する。角周波数ω0とQとの間には
式(5)から
幅率制御回路4によって変化させることにより、カット
オフ周波数f0が変化する。角周波数ω0とQとの間には
式(5)から
【0022】
【数6】
【0023】なる関係がほぼあるので、R5→∞,M→
0とすると、Qは、式(8)から
0とすると、Qは、式(8)から
【0024】
【数7】
【0025】の如く表され、電流増幅率a,bに応じて
変化することが分かる。図5は本発明の他の実施例を示
している。図5において、図3と同一部分は同一符号を
用いている。このアクティブローパスフィルタにおいて
は、増幅率制御回路4の電流に応じて電流アンプ2の電
流増幅率が変化するだけでなく電流アンプ3の電流増幅
率も変化するようになっている。
変化することが分かる。図5は本発明の他の実施例を示
している。図5において、図3と同一部分は同一符号を
用いている。このアクティブローパスフィルタにおいて
は、増幅率制御回路4の電流に応じて電流アンプ2の電
流増幅率が変化するだけでなく電流アンプ3の電流増幅
率も変化するようになっている。
【0026】図6は図5の主要部分の構成を具体的に示
している。電流アンプ2は差動接続されたトランジスタ
21a,21bを有し、トランジスタ21a,21bの
ベースが入力端子となっている。また、ベースには定電
流源22a,22b、23及びダイオード24a,24
bからなる電流供給回路が形成されている。定電流源2
2a,22bは電流I1を発生し、定電流源23は電流
2I1を発生する。定電流源22aとダイオード24a
のアノードとの接続点にトランジスタ22aのベースに
接続され、定電流源22bとダイオード24bのアノー
ドとの接続点にトランジスタ22bのベースに接続され
ている。ダイオード24a,24bを流れた電流が定電
流源23を流れる。電流アンプ2の出力端子となるトラ
ンジスタ21a,21bのコレクタには抵抗25a,2
5b及びトランジスタ26a,26bからなる電流源が
各々接続されている。この電流源は増幅率制御回路4の
カレントミラーの電流受取部として形成され、電流I2
を発生する。トランジスタ21a,21bのエミッタに
は電流2I2を発生する電流源27が共通接続されてい
る。
している。電流アンプ2は差動接続されたトランジスタ
21a,21bを有し、トランジスタ21a,21bの
ベースが入力端子となっている。また、ベースには定電
流源22a,22b、23及びダイオード24a,24
bからなる電流供給回路が形成されている。定電流源2
2a,22bは電流I1を発生し、定電流源23は電流
2I1を発生する。定電流源22aとダイオード24a
のアノードとの接続点にトランジスタ22aのベースに
接続され、定電流源22bとダイオード24bのアノー
ドとの接続点にトランジスタ22bのベースに接続され
ている。ダイオード24a,24bを流れた電流が定電
流源23を流れる。電流アンプ2の出力端子となるトラ
ンジスタ21a,21bのコレクタには抵抗25a,2
5b及びトランジスタ26a,26bからなる電流源が
各々接続されている。この電流源は増幅率制御回路4の
カレントミラーの電流受取部として形成され、電流I2
を発生する。トランジスタ21a,21bのエミッタに
は電流2I2を発生する電流源27が共通接続されてい
る。
【0027】電流アンプ3はトランジスタ31a,31
b,36a,36b、定電流源32a,32b,33,
37、ダイオード34a,34b及び抵抗35a,35
bからなり、電流アンプ2と同様に構成されている。定
電流源32a,32bは電流I3を生成し、定電流源3
3は2I3を生成する。また、定電流源37は2I4を生
成する。
b,36a,36b、定電流源32a,32b,33,
37、ダイオード34a,34b及び抵抗35a,35
bからなり、電流アンプ2と同様に構成されている。定
電流源32a,32bは電流I3を生成し、定電流源3
3は2I3を生成する。また、定電流源37は2I4を生
成する。
【0028】増幅率制御回路4は可変電流源41、トラ
ンジスタ42,43及び抵抗44,45からなり、トラ
ンジスタ42,43及び抵抗44,45は可変電流源4
1から出力された電流に応じた電流をトランジスタ26
a,26b,36a,36bに流すためにカレントミラ
ーの電流出力部を形成している。よって、可変電流源4
1の出力電流値に応じて電流I2,I4の値が定まり、電
流I2,I4に対する定電流I1,I3の比、すなわち電流
増幅率a,bは、
ンジスタ42,43及び抵抗44,45からなり、トラ
ンジスタ42,43及び抵抗44,45は可変電流源4
1から出力された電流に応じた電流をトランジスタ26
a,26b,36a,36bに流すためにカレントミラ
ーの電流出力部を形成している。よって、可変電流源4
1の出力電流値に応じて電流I2,I4の値が定まり、電
流I2,I4に対する定電流I1,I3の比、すなわち電流
増幅率a,bは、
【0029】
【数8】
【0030】であるので可変電流源41の出力電流値の
変化に応じて変化することになる。図5の実施例の場合
においても、カットオフ周波数f0は上記の式(8)に
よって表されるので、可変電流源41の出力電流Iが変
化すれば、電流増幅率a,b双方が変化してカットオフ
周波数f0が変化することになる。式(8)に式(1
1)を代入すると、
変化に応じて変化することになる。図5の実施例の場合
においても、カットオフ周波数f0は上記の式(8)に
よって表されるので、可変電流源41の出力電流Iが変
化すれば、電流増幅率a,b双方が変化してカットオフ
周波数f0が変化することになる。式(8)に式(1
1)を代入すると、
【0031】
【数9】
【0032】となる。ここで、I2=m1I,I4=m2I
(m1,m2は電流比)とすると、カットオフ周波数f0
は、
(m1,m2は電流比)とすると、カットオフ周波数f0
は、
【0033】
【数10】
【0034】の如く表わすことができる。よって、カッ
トオフ周波数f0は可変電流源41の出力電流Iに比例
する。また、式(13)を微分して得られるdf0/d
Iは、
トオフ周波数f0は可変電流源41の出力電流Iに比例
する。また、式(13)を微分して得られるdf0/d
Iは、
【0035】
【数11】
【0036】となる。よって、その傾きは一定となって
いるので、電流Iに対してカットオフ周波数f0はリニ
アに変化する。一方、Qは上記の式(10)によって表
されるが、ここで、カットオフ周波数f0が電流増幅率
a,b双方の変化によりf0’になったとすると、変化
した電流増幅率a’,b’はa’=ka,b’=kbと
なる。なお、k≠0である。このときのQ’は、
いるので、電流Iに対してカットオフ周波数f0はリニ
アに変化する。一方、Qは上記の式(10)によって表
されるが、ここで、カットオフ周波数f0が電流増幅率
a,b双方の変化によりf0’になったとすると、変化
した電流増幅率a’,b’はa’=ka,b’=kbと
なる。なお、k≠0である。このときのQ’は、
【0037】
【数12】
【0038】となるので、電流増幅率a,bが変化して
もQの値は変化しないことが分かる。次に、かかるロー
パスフィルタのカットオフ周波数f0及びQの温度依存
性について説明する。先ず、式(8)から温度Tの変化
に対する周波数f0の変化は、
もQの値は変化しないことが分かる。次に、かかるロー
パスフィルタのカットオフ周波数f0及びQの温度依存
性について説明する。先ず、式(8)から温度Tの変化
に対する周波数f0の変化は、
【0039】
【数13】
【0040】となり、よって、
【0041】
【数14】
【0042】となる。ここで、電流増幅率a,bの温度
係数が抵抗Rの温度係数に等しく、コンデンサCのばら
つきがなければ、
係数が抵抗Rの温度係数に等しく、コンデンサCのばら
つきがなければ、
【0043】
【数15】
【0044】であるので、よって、
【0045】
【数16】
【0046】となり、カットオフ周波数f0の温度依存
性は生じない。また、式(10)から温度Tの変化に対
するQの変化は、
性は生じない。また、式(10)から温度Tの変化に対
するQの変化は、
【0047】
【数17】
【0048】となり、よって、
【0049】
【数18】
【0050】となる。この式(22)において、電流増
幅率a,bの温度係数が等しければ、Q値の温度依存性
は生じない。図7及び図8は本発明によるローパスフィ
ルタを適用したFM復調回路を各々示している。図7の
FM復調回路においては、中間周波信号がIFリミッタ
アンプ51に増幅される。この中間周波信号はRF(高
周波)信号が図示しないミキサによって変換された後、
更に周波数帯域通過フィルタ(図示せず)を経たFM信
号である。IFリミッタアンプ51から出力される中間
周波信号は例えば、0.6Vppの出力であり、リミッタ
アンプ52を介して0゜の中間周波信号として位相差検
出器53に供給される。また、この中間周波信号はレジ
スタネットワーク(抵抗回路網)54によって減衰され
てから本発明によるローパスフィルタ55に供給され
る。ローパスフィルタ55は供給された中間周波信号を
中間周波数付近で90゜の位相差を有する信号として出
力する。この90゜の中間周波信号はリミッタアンプ5
6を介して位相差検出器53に供給され、0゜及び90
゜の各中間周波信号の位相差dFが検出される。位相差
検出器53は検出した位相差dFに応じた交流電圧dV
0をバッファ57を介して出力し、これが復調出力とな
る。更に、このバッファ57からの復調出力に応じてパ
ッシブ形のローパスフィルタ58によって平均電圧が得
られる。ここで、この位相差の検出から平均電圧が得ら
れるまでの変換係数をk1とする。なお、ローパスフィ
ルタ58のカットオフ周波数fcは2f0より十分に低
い。平均電圧と基準電圧(位相が90゜の時に出力され
る電圧)とをトランスコンダクタンスアンプを用いたエ
ラーアンプ59によって比較し、その差に対応した電流
が増幅されてローパスフィルタ55の周波数制御信号と
してフィードバックされる。ここで、平均電圧からフィ
ードバックされるまでの変換係数をk2とする。ローパ
スフィルタ55はその回路のQを変化させることなく位
相差が90゜となる周波数が中間周波数に等しくなるよ
うに変化させることができる。ローパスフィルタ55の
変換係数をk3とする。これら変換係数の間にk1>k
2・k3なる関係があるとき最終的に中間周波数で安定
したフィードバック動作状態となる。
幅率a,bの温度係数が等しければ、Q値の温度依存性
は生じない。図7及び図8は本発明によるローパスフィ
ルタを適用したFM復調回路を各々示している。図7の
FM復調回路においては、中間周波信号がIFリミッタ
アンプ51に増幅される。この中間周波信号はRF(高
周波)信号が図示しないミキサによって変換された後、
更に周波数帯域通過フィルタ(図示せず)を経たFM信
号である。IFリミッタアンプ51から出力される中間
周波信号は例えば、0.6Vppの出力であり、リミッタ
アンプ52を介して0゜の中間周波信号として位相差検
出器53に供給される。また、この中間周波信号はレジ
スタネットワーク(抵抗回路網)54によって減衰され
てから本発明によるローパスフィルタ55に供給され
る。ローパスフィルタ55は供給された中間周波信号を
中間周波数付近で90゜の位相差を有する信号として出
力する。この90゜の中間周波信号はリミッタアンプ5
6を介して位相差検出器53に供給され、0゜及び90
゜の各中間周波信号の位相差dFが検出される。位相差
検出器53は検出した位相差dFに応じた交流電圧dV
0をバッファ57を介して出力し、これが復調出力とな
る。更に、このバッファ57からの復調出力に応じてパ
ッシブ形のローパスフィルタ58によって平均電圧が得
られる。ここで、この位相差の検出から平均電圧が得ら
れるまでの変換係数をk1とする。なお、ローパスフィ
ルタ58のカットオフ周波数fcは2f0より十分に低
い。平均電圧と基準電圧(位相が90゜の時に出力され
る電圧)とをトランスコンダクタンスアンプを用いたエ
ラーアンプ59によって比較し、その差に対応した電流
が増幅されてローパスフィルタ55の周波数制御信号と
してフィードバックされる。ここで、平均電圧からフィ
ードバックされるまでの変換係数をk2とする。ローパ
スフィルタ55はその回路のQを変化させることなく位
相差が90゜となる周波数が中間周波数に等しくなるよ
うに変化させることができる。ローパスフィルタ55の
変換係数をk3とする。これら変換係数の間にk1>k
2・k3なる関係があるとき最終的に中間周波数で安定
したフィードバック動作状態となる。
【0051】図8のFM復調回路においては、入力段に
図7の回路中のIFリミッタアンプ51とは異なるIF
リミッタアンプ61が設けられ、そのIFリミッタアン
プ61は2つの異なるレベルの増幅出力を各々生成す
る。よって、図7の回路中のレジスタネットワーク54
及びリミッタアンプ52,56が設けられていない。I
Fリミッタアンプ61は例えば、0.24Vppの出力を
位相差検出器53に供給し、40mVppの出力をローパ
スフィルタ55に供給する。その他の構成及び動作につ
いては図7のFM復調回路と同様である。
図7の回路中のIFリミッタアンプ51とは異なるIF
リミッタアンプ61が設けられ、そのIFリミッタアン
プ61は2つの異なるレベルの増幅出力を各々生成す
る。よって、図7の回路中のレジスタネットワーク54
及びリミッタアンプ52,56が設けられていない。I
Fリミッタアンプ61は例えば、0.24Vppの出力を
位相差検出器53に供給し、40mVppの出力をローパ
スフィルタ55に供給する。その他の構成及び動作につ
いては図7のFM復調回路と同様である。
【0052】なお、上記した各実施例においては、差動
入力でかつ差動出力のアクティブローパスフィルタを示
したが、アースに対して単一入力で単一出力のアクティ
ブローパスフィルタでも本発明を適用できることは明白
である。
入力でかつ差動出力のアクティブローパスフィルタを示
したが、アースに対して単一入力で単一出力のアクティ
ブローパスフィルタでも本発明を適用できることは明白
である。
【0053】
【発明の効果】以上の如く、本発明のアクティブローパ
スフィルタにおいては、第1インピーダンス素子から出
力された入力信号による電流を第1電流アンプによって
増幅し、その出力電流を第1変換手段によって電圧に変
換して第2インピーダンス素子を介して第2電流アンプ
に供給し、第2電流アンプの出力電流を第2変換手段に
よって電圧に変換してフィルタ出力として出力すると共
に第2変換手段の出力電圧に応じた電流を第1及び第2
電流アンプの入力に負帰還することが行なわれ、更に、
少なくとも第1電流アンプの電流増幅率が制御可能にさ
れている。よって、第1電流アンプの電流増幅率を変化
させてカットオフ周波数を任意に変化させることができ
る。この結果、IC化しても外部部品を設けることなく
90゜移相回路として好適なアクティブローパスフィル
タを得ることができる。
スフィルタにおいては、第1インピーダンス素子から出
力された入力信号による電流を第1電流アンプによって
増幅し、その出力電流を第1変換手段によって電圧に変
換して第2インピーダンス素子を介して第2電流アンプ
に供給し、第2電流アンプの出力電流を第2変換手段に
よって電圧に変換してフィルタ出力として出力すると共
に第2変換手段の出力電圧に応じた電流を第1及び第2
電流アンプの入力に負帰還することが行なわれ、更に、
少なくとも第1電流アンプの電流増幅率が制御可能にさ
れている。よって、第1電流アンプの電流増幅率を変化
させてカットオフ周波数を任意に変化させることができ
る。この結果、IC化しても外部部品を設けることなく
90゜移相回路として好適なアクティブローパスフィル
タを得ることができる。
【図1】90゜移相回路として従来用いられたバンドパ
スフィルタを示す回路図である。
スフィルタを示す回路図である。
【図2】90゜移相回路として従来用いられたローパス
フィルタを示す回路図である。
フィルタを示す回路図である。
【図3】本発明の実施例を示す回路図である。
【図4】ローパスフィルタとしての入出力特性を有する
ことを説明するための回路図である。
ことを説明するための回路図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図6】図5のフィルタの主要部分の構成を具体的に示
す回路図である。
す回路図である。
【図7】本発明によるローパスフィルタを適用したFM
復調回路を示すブロック図である。
復調回路を示すブロック図である。
【図8】本発明によるローパスフィルタを適用した他の
FM復調回路を示すブロック図である。
FM復調回路を示すブロック図である。
1,2,3 電流アンプ 4 増幅率制御回路 8,11 電圧変換回路 41 可変電流源
Claims (4)
- 【請求項1】 入力信号を受け入れる第1インピーダン
ス素子と、 前記第1インピーダンス素子から出力された電流を増幅
する第1電流アンプと、 前記第1電流アンプの出力電流を電圧に変換して第2イ
ンピーダンス素子を介して出力する第1変換手段と、 前記第1変換手段の出力電圧によって得られる電流を増
幅する第2電流アンプと、 前記第2電流アンプの出力電流を電圧に変換してフィル
タ出力として出力する第2変換手段と、 前記第2変換手段の出力電圧に応じた電流を前記第1及
び第2電流アンプの入力に負帰還する負帰還手段と、 前記第1電流アンプの電流増幅率を変化させる制御手段
と、を備えたことを特徴とするアクティブローパスフィ
ルタ。 - 【請求項2】 前記制御手段は前記第1電流アンプの電
流増幅率と共に前記第2電流アンプの電流増幅率をも変
化させることを特徴とする請求項1記載のアクティブロ
ーパスフィルタ。 - 【請求項3】 前記制御手段は可変電流源を備え、前記
可変電流源の出力電流に応じて前記第1及び第2電流ア
ンプの各電流増幅率を変化させることを特徴とする請求
項2記載のアクティブローパスフィルタ。 - 【請求項4】 前記入力信号を差動入力で受けかつ前記
フィルタ出力を差動出力としたことを特徴とする請求項
1記載のアクティブローパスフィルタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6033875A JPH07245546A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | アクティブローパスフィルタ |
US08/395,136 US5489873A (en) | 1994-03-03 | 1995-02-27 | Active low-pass filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6033875A JPH07245546A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | アクティブローパスフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245546A true JPH07245546A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12398698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6033875A Pending JPH07245546A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | アクティブローパスフィルタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5489873A (ja) |
JP (1) | JPH07245546A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007006402A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Oht Inc | 帰還形信号処理回路 |
US7482871B2 (en) | 2006-01-09 | 2009-01-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | CMOS amplifier of filter for ultra wideband application and method of the same |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3151376B2 (ja) * | 1995-04-26 | 2001-04-03 | 株式会社東芝 | フィルタ回路 |
US5953379A (en) * | 1996-02-23 | 1999-09-14 | Harris Corporation | Current-controlled carrier tracking filter for improved spurious signal suppression |
US5942934A (en) * | 1997-07-09 | 1999-08-24 | Vtc Inc. | On-chip regulator providing good high frequency rejection and noise filtering from the supply |
GB2335810B (en) | 1998-03-24 | 2001-12-12 | Ericsson Telefon Ab L M | Demodulator circuits |
US6208205B1 (en) * | 1999-07-12 | 2001-03-27 | Motorola, Inc. | Amplifier circuit and method for reducing noise therein |
EP1091492A1 (en) * | 1999-10-08 | 2001-04-11 | STMicroelectronics S.r.l. | An output buffer for digital signals |
US7312739B1 (en) * | 2000-05-23 | 2007-12-25 | Marvell International Ltd. | Communication driver |
US7433665B1 (en) | 2000-07-31 | 2008-10-07 | Marvell International Ltd. | Apparatus and method for converting single-ended signals to a differential signal, and transceiver employing same |
US6775529B1 (en) | 2000-07-31 | 2004-08-10 | Marvell International Ltd. | Active resistive summer for a transformer hybrid |
US7194037B1 (en) | 2000-05-23 | 2007-03-20 | Marvell International Ltd. | Active replica transformer hybrid |
USRE41831E1 (en) | 2000-05-23 | 2010-10-19 | Marvell International Ltd. | Class B driver |
US7095348B1 (en) | 2000-05-23 | 2006-08-22 | Marvell International Ltd. | Communication driver |
US7113121B1 (en) | 2000-05-23 | 2006-09-26 | Marvell International Ltd. | Communication driver |
US6462688B1 (en) | 2000-12-18 | 2002-10-08 | Marvell International, Ltd. | Direct drive programmable high speed power digital-to-analog converter |
US7606547B1 (en) | 2000-07-31 | 2009-10-20 | Marvell International Ltd. | Active resistance summer for a transformer hybrid |
US6433608B1 (en) * | 2001-01-02 | 2002-08-13 | Realtek Semi-Conductor Co., Ltd. | Device and method for correcting the baseline wandering of transmitting signals |
TW541788B (en) * | 2002-06-19 | 2003-07-11 | Ind Tech Res Inst | The frequency-tuning loop used in the transconductor-capacitor filter |
US7298173B1 (en) | 2004-10-26 | 2007-11-20 | Marvell International Ltd. | Slew rate control circuit for small computer system interface (SCSI) differential driver |
US7312662B1 (en) | 2005-08-09 | 2007-12-25 | Marvell International Ltd. | Cascode gain boosting system and method for a transmitter |
US7504879B2 (en) * | 2006-08-24 | 2009-03-17 | Itt Manufacturing Enterprises, Inc. | Transconductor and filter circuit |
US8674753B2 (en) * | 2008-06-03 | 2014-03-18 | Texas Instruments Incorporated | Systems and methods for cancelling phase-locked loop supply noise |
KR101937677B1 (ko) * | 2013-03-20 | 2019-01-14 | 삼성전자주식회사 | 신호 증폭 장치 및 방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01316014A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-20 | Toshiba Corp | アクティブフィルター回路 |
JPH02254806A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路フイルタ |
JPH0253635B2 (ja) * | 1979-11-28 | 1990-11-19 | Braun Anton |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3792367A (en) * | 1972-05-01 | 1974-02-12 | Bell Telephone Labor Inc | Active controllable filter circuit using variable transconductance amplifier |
US4011466A (en) * | 1976-05-10 | 1977-03-08 | Arp Instruments, Inc. | Dynamic filter |
US4275453A (en) * | 1980-01-25 | 1981-06-23 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Smoothing filter for digital to analog conversion |
JP2671278B2 (ja) * | 1991-03-22 | 1997-10-29 | 東光株式会社 | 遅延等化された低域通過フィルタ |
JP2539301B2 (ja) * | 1991-03-29 | 1996-10-02 | 東光株式会社 | 有極型リ−プフロッグ・フィルタ |
JP2723417B2 (ja) * | 1992-03-24 | 1998-03-09 | 株式会社東芝 | アクティブフィルタ回路 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP6033875A patent/JPH07245546A/ja active Pending
-
1995
- 1995-02-27 US US08/395,136 patent/US5489873A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0253635B2 (ja) * | 1979-11-28 | 1990-11-19 | Braun Anton | |
JPH01316014A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-20 | Toshiba Corp | アクティブフィルター回路 |
JPH02254806A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路フイルタ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007006402A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Oht Inc | 帰還形信号処理回路 |
US7482871B2 (en) | 2006-01-09 | 2009-01-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | CMOS amplifier of filter for ultra wideband application and method of the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5489873A (en) | 1996-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07245546A (ja) | アクティブローパスフィルタ | |
JP3251939B2 (ja) | 対数増幅器 | |
US7415256B2 (en) | Received signal strength measurement circuit, received signal strength detection circuit and wireless receiver | |
JPH0834393B2 (ja) | トランスコンダクタンス増幅器 | |
US5736899A (en) | Fully differential voltage controlled operational transconductance amplifier | |
JP3316038B2 (ja) | 演算トランスコンダクタンス増幅器・キャパシタ対用の周波数同調システム | |
US7271647B2 (en) | Active polyphase filter | |
JPH03263906A (ja) | 利得可変増幅器 | |
US5192884A (en) | Active filter having reduced capacitor area but maintaining filter characteristics | |
US4937537A (en) | Circuit arrangement for compensating for the thermal drift of a phase detector | |
US4639679A (en) | Frequency-doubling circuit | |
US6963238B2 (en) | Level shift circuit | |
EP0409277B1 (en) | Frequency modulator | |
JPH07283652A (ja) | 電圧制御キャパシタ | |
GB2263207A (en) | Voltage controlled oscillator using negative - resistive feedback | |
EP1402642B1 (en) | Frequency locked loop, clock recovery circuit and receiver | |
US4675616A (en) | Second order all pass network | |
JPH04297110A (ja) | 可制御発振器回路 | |
EP0755115A1 (en) | Active low pass filter | |
JP3484845B2 (ja) | 高インピーダンス電位設定回路と電子回路 | |
US5136254A (en) | FM demodulator circuit whose demodulation output is decreased in distortion | |
JPS60261209A (ja) | Ic化安定抵抗回路 | |
JP2991727B2 (ja) | アクティブフィルタ回路 | |
JP2000022449A (ja) | イメージ抑圧ミキサ | |
JP4075127B2 (ja) | 位相シフト回路 |