JPH0834393B2 - トランスコンダクタンス増幅器 - Google Patents

トランスコンダクタンス増幅器

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JPH0834393B2
JPH0834393B2 JP62035994A JP3599487A JPH0834393B2 JP H0834393 B2 JPH0834393 B2 JP H0834393B2 JP 62035994 A JP62035994 A JP 62035994A JP 3599487 A JP3599487 A JP 3599487A JP H0834393 B2 JPH0834393 B2 JP H0834393B2
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transistors
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transistor
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ヨハネス・オット・フォルマン
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フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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    • H03F1/56Modifications of input or output impedances, not otherwise provided for
    • HELECTRICITY
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    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エミッタ領域e0をそれぞれ有する2個のト
ランジスタT0を具え、そのベースが入力電圧を供給され
る入力端子を構成し、かつそのエミッタを電流源に接続
し、更に、出力電流のための少なくとも第1出力端子を
具えるトランスコンダクタンス増幅器に関する。
かかるトランスコンダクタンス増幅器は略してトラン
スコンダクタと呼ばれ、汎用の用途に好適であり、特に
フィルタ回路、乗算器及び発振器において使用するのに
好適である。
トランスコンダクタンス増幅器は、出力電流及び入力
電流間の比例係数がトランスコンダクタンスによって与
えられる電圧制御電流源である。最も簡単なトランスコ
ンダクタンス増幅器は差動増幅器であり、これにおいて
はベース間に供給された電圧が位相反対の2つのコレク
タ信号電流に変換される。差動増幅器においてはこれら
信号電流は小さい範囲においてしか入力電圧の線形関数
として増大しないので、トランスコンダクタンスは入力
電圧の極めて小さい範囲にわたってのみ一定となるに過
ぎない。プロシーディングス・イー・シー・シー・ティ
ー・ディ(Proceedings ECCTD)'83,September 1983,第
107〜110頁における論文“バイポーラー・インテグレー
ション・オブ・アナログ・ジャイレータ・アンド・ラゲ
ール・タイプ・フィルターズ(トランスコンダクタンス
ーキャパシタ・フィルターズ)(Bipolar Integration
of analog gyrator and laguerre type filters(trans
conductor-capacitor filters)”には2つの並列接続
差動増幅器を具え、各増幅器のトランジスタが異なるエ
ミッタ領域を有し、異なるエミッタ領域を有する2つの
トランジスタのベース及びコレクタを互いに接続するよ
うにした線形化トランスコンダクタンス増幅器が記載さ
れている。トランジスタのエミッタ領域間の比を適当に
選定した場合には、このトランスコンダクタンス増幅器
の線形性の範囲は単一の差動増幅器の線形範囲の約5倍
になる。更に、この既知のトランスコンダクタンス増幅
器は、出力電圧が特定の範囲にわたり入力電圧の二乗法
則関数として増大する二乗法則トランスコンダクタンス
増幅器を構成するよう接続配置することができる。この
場合ベースを互いに接続れさたトランジスタのコレクタ
は互いに結合せず、他方の差動増幅器の対応トランジス
タのコレクタに交さ結合する。
本発明の目的は有用な出力電圧範囲を遥かに大きくし
た線形及び二乗法則トランスコンダクタンス増幅器の双
方を実現可能ならしめるトランスコンダクタンス増幅器
を提供するにある。かかる目的を達成するため本発明の
トランスコンダクタンス増幅器は、抵抗値Wk(但しk=
0,---,N)を有する2N+1のインピーダンスR0,---,
RN-1,RN,RN-1,----,R0の直列回路を前記2個のトラン
ジスタのベース間に配設し、これら2N+1の抵抗間の2N
の共通接続点a1,---,aN,aN,---,a1をエミッタ領域e
k(但しk=1,---,N)を有する2NのトランジスタT1,--
-,TN,TN,----,T1のベースに接続するよう構成したこと
を特徴とする。本発明のトランスコンダクタンス増幅器
では、トランジスタのエミッタ領域間の比及び抵抗値間
の比を適切に選定することにより、Nの任意の値に対し
既知のトランスコンダクタンス増幅器の出力電圧範囲の
少なくとも2倍の出力電圧範囲を得ることができる。
トランジスタT0及びT1,---,TN,TN,----,T1のコレク
タが接続される態様は、当該回路を、出力電流が入力電
圧の線形関数として増大する線形トランスコンダクタン
ス増幅器として使用する必要があるか、又は出力電流が
入力電圧の二乗法則関数として増大する二乗法則トラン
スコンダクタンス増幅器として使用する必要があるかど
うかに依存する。線形トランスコンダクタンス増幅器の
場合には、トランスコンダクタンス増幅器のAB級及びA
級動作を区別する必要がある。ここでAB級トランスコン
ダクタンス増幅器とはそのバイアス電流が、入力電圧Vi
が増大するに従って増大するトランスコンダクタンス増
幅器を意味し、A級トランスコンダクタンス増幅器とは
そのバイアス電流が入力電圧Viには左右されないトラン
スコンダクタンス増幅器を意味する。
本発明によるAB級線形トランスコンダクタンス増幅器
は、トランジスタT1,---,TN,TN,----,T1のコレクタを
電源端子に接続し、かつトランジスタT0のコレクタがト
ランスコンダクタンス増幅器の出力端子を構成すること
を特徴とする。その場合トランジスタT0のコレクタ電流
間の差は、特定範囲にわたり入力電圧の線形関数として
増大する。トランスコンダクタンス増幅器のAB級動作の
結果バイアス電流は低い入力電圧に対して比較的小さく
なる。その結果、低い入力電圧における雑音成分及び直
流オフセットが小さくなる。
なおN=1及び抵抗値W1=0に対するかかるAB級トラ
ンスコンダクタンス増幅器の構成はヨーロッパ特許出願
第0157447号の第1図に記載された差動増幅器に若干類
似したものとなる。この差動増幅器においては入力電圧
が増大するとバイアス電流も増大するが、これは線形範
囲の増大を目的としたものではなく、スルーレート即ち
容量性負荷の場合においてこの差動増幅器の出力信号が
変化できる最大速度の増大を目的としたものである。更
に、この差動増幅器は、本発明のトランスコンダクタン
ス増幅器とは異なり、エミッタをバイアス電流源に直接
接続せず抵抗を介して接続する負帰還差動増幅器であ
る。本発明のトランスコンダクタンス増幅器はバイアス
電流の広い範囲にわたり線形性を維持し、一方、スルー
レートを増大するための回路はこの回路の設計値の周り
の小さい電流範囲において作動するに過ぎない。
本発明によるA級線形トランスコンダクタンス増幅器
は、トランジスタT1,---,TN,TN,----,T1が2個の並列
接続トランジスタを具え、一方の並列接続トランジスタ
のコレクタを一方のトランジスタT0に接続し、かつ他方
の並列接続トランジスタのコレクタを他方トランジスタ
T0に接続し、一方のトランジスタT0のコレクタがトラン
スコンダクタンス増幅器の第1出力端子を構成すること
を特徴とする。その場合トランジスタT0の各コレクタに
おける出力電流は特定範囲にわたり入力電圧の線形関数
として変化するので、これら各コレクタはトランスコン
ダクタンス増幅器の出力端を構成することができる。
本発明による二乗法則トランスコンダクタンス増幅器
は、トランジスタT1,---,TN,TN,----,T1のコレクタを
トランスコンダクタンス増幅器の第1出力端子に接続す
ることを特徴とする。その場合第1出力端子における出
力電流は特定範囲にわたり入力電圧の二乗法則関数とし
て減少する。本発明の他の実施例においては、トランジ
スタT0のコレクタを互いに接続した場合、これらコレク
タによりトランスコンダクタンス増幅器の第2出力端子
を構成することができ、その理由はこの場合この第2出
力端子における電流が入力電圧の二乗法則関数として増
大するからである。
次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明のAB級線形トランスコンダクタンス増
幅器の回路図を示す。本例のトランスコンダクタンス増
幅器は第1電源端子1及び第2電源端子2の間に2個の
トランジスタT01及びT02を具え、そのベース3及び4は
入力電圧Viを印加するための入力端子を構成し、かつそ
のエミッタは電流Iを供給できる電流源6の出力端子5
に接続する。ベース3及び4の間に抵抗値Wk(但しk=
0,1,---N)を有する2N+1個の抵抗R0,R1,---,RN-1,R
N,RN-1,---,R1,R0を具える分圧器を配設する。2N個の
共通接続点a1,---,aN,aN,---,a1をエミッタ領域ek(但
しk=1,---,N)を有するトランジスタT1,---,TN,TN,-
--T1のベースに接続する。これら2N個のトランジスタの
エミッタは電流源6の出力端子5に接続する。トランジ
スタT01及びT02のコレクタはトランスコンダクタンス増
幅器の出力端子7及び8を構成し、一方、トランジスタ
T1,---,TN,TN,---T1のコレクタは正電源端子1に接続
する。零入力状態ではトランジスタT1,---,TN,TN,---T
1に電流源6からの電流Iの一部が流れるので、トラン
ジスタT01及びT02を流れるバイアス電流は電流Iの僅か
な部分に過ぎない。入力電圧Viが増大するとトランジス
タT1,---,TN,TN,---T1を流れる電流Iの部分が増大す
るのでトランジスタT01及びT02の一方を流れるバイアス
電流が増大する。入力電圧と共に増大するかかるバイア
ス電流の利点は、小さい入力電圧Viに対して一定バイア
ス電流の場合におけるより雑音が小さくかつオフセット
が小さいことである。各値Nに対しトランジスタT01,T
1,---,TN,TN,---,T1,T02のエミッタ領域ek(但しk=
0,---,N)の間の比、及び抵抗R0,---,RN-1,,RN,RN-1,-
--,R0の抵抗値Wk(k=0,---,N)の間の比を適切に選定
して、トランジスタT01及びT02のコレクタ電流の間の差
が極めて広い範囲にわたり入力電圧に対し線形関係を有
するようにすることができる。これはAB級線形トランス
コンダクタンス増幅器の数例につき後で説明する。トラ
ンジスタT01及びT02のコレクタ電流間の差は任意の構成
のディファレンシャル‐ツー‐シングル‐エンデッド・
コンバータ9によって得ることができる。このコンバー
タ9は、例えば、電流ミラーを具えることができ、その
最も簡単なものを図面に示してあり、これはダイオード
接続PNPトランジスタTQ1と、これに並列接続したPNPト
ランジスタTQ2とを具えている。従ってトランジスタT01
及びT02のコレクタ電流の差電流を出力端子8から導出
することができる。
第2図は本発明のA級線形トランスコンダクタンス増
幅器の回路図を示す。第1図におけると同一要素は同一
記号で示す。本例では第1図における各トランジスタ
T1,---,TN,TN,---,T1を2個の並列接続した同一トラン
ジスタTKA及びTKB(但しk=1,---,N)として構成し、
すべてのトランジスタTKAのコレクタをトランジスタT01
のコレクタに接続し、かかるすべてのトランジスタTKB
のコレクタをトランジスタT02のコレクタに接続する。
かかるコレクタ接続の結果、出力端子7及び8における
電流の直流分が入力電圧Viに左右されなくなり、これは
回路がA級で作動することを意味する。トランジスタ
T0,T1,---,TN,TN,---,T1,T0のエミッタ領域ek(但し
k=0,---,N)間の比、及び抵抗R0,---,RNの抵抗値W
k(但しk=0,---,N)間の比は第1図の回路におけると
同一態様において選定することができる。その場合出力
端子7における電流は入力電圧Viの線形関数として増大
し、かつ出力端子8における電流は入力電圧Viの線形関
数として減少する。これを好適例につき詳細に説明す
る。出力端子7及び8の双方を回路の出力端子として直
接使用できるという利点を有する。これにより本例回路
は高周波での作動に好適となり、その理由は一般に高周
波特性の十分でないPNPトランジスタを具えるディファ
レンシャル‐ツー‐シングル‐エンデッド・コンバータ
を使用する必要がないからである。図面において出力電
流は出力端子7に生ずる。出力端子8は第1電源端子1
に接続する。しかし代案として、出力端子7及び8にお
ける電流間の差を回路の出力電流として使用することも
でき、この電流差は同じくディファレンシャル‐ツー‐
シングル‐エンデッド・コンバータによって得ることが
できる。
第3図は本発明の二乗法則トランスコンダクタンス増
幅器の回路図を示す。第1図におけると同一要素は同一
記号で示す。本例ではトランジスタT01及びT02のコレク
タを出力端子7に接続し、かつトランジスタT1,---,
TN,TN,---,T1のコレクタを出力端子8に接続する。N
の任意の値に対しトランジスタT01、T1,---,TN,TN,--
-,T1,T02のエミッタ領域ek(但しk=0,---,N)間の
比、及び抵抗R0,---,RN-1,RN,RN-1,---,R0の抵抗値Wk
(k=0,---,N)間の比を適切に選定して、各出力端子
7及び8における電流が極めて広い範囲にわたり入力電
圧Viに対して二乗法則関係を有するようにすることがで
きる。出力端子7及び出力端子8は双方共、回路の出力
端子として使用することができ、回路の出力端子として
使用されない方の出力端子は、例えば、電源正端子1に
接続する。しかし代案として出力端子7及び8における
電流間の差を回路の出力電流として使用することもで
き、この電流差は同じくディファレンシャル‐ツー‐シ
ングル‐エンデッド・コンバータによって得ることがで
きる。
第4a図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタン
ス増幅器の最も簡単な実施例を第1実施例として示す。
本例は、第1図において、N=1とし、抵抗R1が抵抗値
W1=0を有し、かつ2個の共通接続点a1を共通にして1
個の共通接続点を形成した回路に対応する。トランジス
タT01及びT02のベース3及び4間に、2個の抵抗R0を具
える分圧器を配設し、これら抵抗の共通接続点を、それ
ぞれエミッタ領域e1を有する2個のトランジスタT1に接
続する。本例においてはこれらトランジスタを適切に共
通構成として、第4b図に示す如く、エミッタ領域2e1
有する単一トランジスタを形成するようにする。トラン
ジスタT01,T1及びT02のコレクタ電流がI1,I2及びI3
ある場合、第4b図に示した回路に対し次の関係式 I1+I2+I3=I(1) が成立つ。入力電圧がViである場合、抵抗R0による分圧
の結果、トランジスタT01及びT1のベース間並びにトラ
ンジスタT1及びT02のベース間に電圧Vi/2が生ずる。ト
ランジスタT1とT01又はT02とのエミッタ領域の比が2
e1:e0=n:1である場合、トランジスタのコレクタ電流
及びベース・エミッタ電圧間の周知の指数関数関係から となる。
とすれば式(1)及び(2)から 及び となり、式(3)及び(4)からトランジスタT01及びT
02のコレクタ電流間の差は となる。指数関数を級数展開すると となり、これは、 に変形することができる。
即ちn=4に対してこの式は最大直線性を呈する。従っ
て、トランジスタT01及びT02のエミッタ領域の大きさの
4倍であるトランジスタT1のエミッタ領域に対しては、
トランジスタT01及びT02のコレクタ電流間の差は極めて
広い範囲にわたり入力電圧Viの線形関数として変化す
る。線形の範囲においては次の近似式 が成立ち、これからトランスコンダクタンスG=(I1-I
3)/Viは電流源6からの電流Iに正比例するので、ト
ランスコンダクタンスは電流Iを変えることにより変化
させることができる。これにより当該回路はフィルタ装
置において可変抵抗(R=1/G)として使用するのに特
に好適となり、これを用いてRC時定数の大きさを変える
ことができる。
エミッタ領域間の比2e1:e0=4:1に対してはトランジ
スタT1には小さい入力電圧Viにつき電流源6からの電流
Iの2/3が流れるので、有効バイアス電流はI/3に等しく
なる。入力電圧が増大するとこのバアイス電流が増大
し、これは、低い入力電圧に対しては本例が既知のトラ
ンスコンダクタンス増幅器に比べ雑音レベルが低くなり
かつ直流オフセットが小さくなるという利点を有する。
第5図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタン
ス増幅器の第2実施例を示し、第4a図におけると同一要
素は同一記号を示す。本例は第1図の回路において、N
=1としかつ抵抗R1が抵抗値W1≠0を有する場合に対応
する。第4a図に示した回路に比べ抵抗R1をトランジスタ
T1のベース間に配設する。第4図の回路におけると同様
の態様において第5図に示した回路については、トラン
ジスタT1及びT0のエミッタ領域間の比がe1:e0=5:1に
ほぼ等しく、かつ抵抗R1及びR0の抵抗値間の比がW1:W0
=8:5にほぼ等しい場合、トランジスタT01及びT02のコ
レクタ電流間の差と、入力電圧Viとが極めて広い範囲に
わたり線形関係となることを確かめることができる。な
お整数のみ含む比を得るためには抵抗比をW1:W0=2:1
に選定することができるが、このようにすると過度の補
正(オーバーコンペンセーション)が起こる。
第6図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタン
ス増幅器の第3実施例を示す。本例は、第1図の回路に
おいてN=2とし、抵抗R2が抵抗値W2=0を有し、かつ
2個の共通接続点a2を共通にして単一共通接続点を形成
した場合の回路に対応する。この回路についてはe2
e1:e0=32:49:9にほぼ等しいトランジスタT2,T1及びT
0のエミッタ領域間の比とW1:W0=1.9:1にほぼ等しい抵
抗R1及びR0の抵抗値間の比とに対して、出力電流I1‐I3
及び入力電圧Vi間に最適の線形関係が得られることを立
証することができる。本例では、実現の容易な比を得る
ためにはエミッタ領域比をe2:e1:e0=1:6:4に選定し
かつ抵抗比をW1:W0=2:1に選定することができる。本
例ではトランジスタT2を合体して、2e2に等しいエミッ
タ領域を有する単一トランジスタを形成するようにする
ことができる。
第7図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタン
ス増幅器の第4実施例を示し、本例は第1図の回路にお
いて、N=2としかつ抵抗R2がゼロに等しくない抵抗値
W2を有する場合の回路に対応する。出力電流I1‐I3が入
力電圧Viの線形関数として増大する、極めて広い範囲を
得るためには、トランジスタT2,T1及びT0のエミッタ領
域はその比がe2:e1:e0=25:17:3となるよう構成配置
し、かつ抵抗R2,R1及びR0の抵抗値はその比がW2:W1
W0=2.4:2:1にほぼ等しくなるようにする必要がある。
第8図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタン
ス増幅器の第5実施例を示し、本例は第1図の回路にい
てN=3としかつ抵抗R3の抵抗値W3=0の場合の回路に
対応する。本例では、トランジスタT3,T2,T1及びT0
エミッタ領域間の比をe3:e2:e1:e0=5:9:6:1にほぼ
等しくし、かつ抵抗R2,R1及びR0の抵抗値間の比をW2
W1:W0=47:36:17にほぼ等しくした場合に線形の範囲が
最も大きくなる。本例でもトランジスタT3を合体して単
一トランジスタを形成すると好適である。
第4〜8図に示したAB級線形トランスコンダクタンス
の実施例の特性を下記の表に示す。この表には従来の普
通の差動増幅器と、プロシーディングス・イー・シー・
シー・ティー・ディー(Proceedings ECCTD)'83の前記
論文におけるトランスコンダクタンス増幅器の特性も示
してある。
上記表には各トランスコンダクタンス増幅器につき、線
形特性からのずれを1%に増大せしめる電圧(Δ)と、
線形特性からのずれが1%になったとき電流Iの信号電
流に等しい部分を示す電流能率(C.E.)と、低い入力電
圧に対する実効又は有効バイアス電流(S)とを示す。
上記表から明らかなように、本発明によるAB級線形ト
ランスコンダクタンス増幅器の最も簡単な実施例(第4
図)は既に、既知のトランスコンダクタンス増幅器の2
倍の線形電圧範囲を有し、かつ従来の差動増幅器の10倍
の線形電圧範囲を有する。この線形電圧範囲は第4図以
降の実施例において順次に著しく大きくなる。その場合
実効又は有効バイアス電流は減少し、これは雑音レベル
及び直流オフセットも減少することを意味する。
第9図は本発明によるA級線形トランスコンダクタン
ス増幅器の第1実施例を示し、第2図におけると同一要
素は同一記号で示す。本例の回路は第2図の回路におい
てN=1とし、抵抗R1が抵抗値W1=0を有し、かつ共通
接続点a1を共通として単一共通接続点を形成した場合に
対応する。従って、一方のトランジスタT1によりトラン
ジスタT1Aを構成してそのコレクタをトランジスタT01
コレクタに接続し、かつ他方トランジスタT1によりトラ
ンジスタT1Bを構成してそのコレクタをトランジスタT02
のコレクタに接続する。その場合トランジスタT1A及びT
01のエミッタ領域並びにトランジスタT1B及びT02のエミ
ッタ領域間の比はe1:e0=2:1に等しくし、従って第4
図において使用する比に等しくする。この場合、出力端
子7及び8における各電流が入力電圧の線形関数として
増大することを次のように立証することができる。出力
電流間の差が線形性となる理由は第4a図に示した回路と
比較するに、電流I1及びI3には同様な電流が加えられる
からである。更に、出力端子7及び8における出力電流
の和は電流源6からの電流Iに等しく、これは各出力電
流も入力電圧の線形関数として増大することを意味して
いる。その結果、出力端子7における電流及び出力端子
8における電流の双方を直接トランスコンダクタンス増
幅器の出力電流として使用できる。出力端子の一方を使
用した場合、他方出力端子は、例えば、第1電源端子に
接続できる。しかし代案として、両出力端子における電
流の差をトランスコンダクタンス増幅器の出力電流とし
て使用することもできる。本例の回路の線形範囲は第4
図の回路におけると同じである。各出力電流における直
流分は一定でI/2である。従って小さい入力電圧に対し
ては雑音及びd.c.オフセットは第4図に示したAB級線形
トランスコンダクタンス増幅器におけるより大きくな
る。
第10図は本発明によるA級線形トランスコンダクタン
ス増幅器の第2実施例の回路を示す。この回路は第2図
に示した回路においてN=1としかつ抵抗R1がゼロとは
異なる抵抗値W1を有する場合に対応する。この場合各ト
ランジスタT1A及びT1Bは第5図に示した回路において使
用されるトランジスタT1のエミッタ領域の半分のエミッ
タ領域を有する。
AB級トランスコンダクタンス増幅器におけると同一態
様で第2図に示した回路を高次のA級トランスコンダク
タンス増幅器として構成できる。その場合線形の範囲は
AB級トランスコンダクタンス増幅器につき前記表に示し
たと同一態様で増大する。
第11図は本発明による二乗法則トランスコンダクタン
ス増幅器の第1実施例の回路を示し、第3図におけると
同一要素は同一記号で示す。本例では第3図の回路にお
いてN=1としかつ抵抗R1が抵抗値W1=0を有する場合
に対応する。トランジスタT1は合体してエミッタ領域2e
1を有する単一トランジスタを構成するのが好適であ
る。トランジスタT01,T1及びT02のコレクタ電流がI1
I2及びI3であればこの回路において、 I1+I2+I3=I(9) が成立する。入力電圧Viに対しては抵抗R0による分圧の
結果トランジスタT01及びT1のベース間並びにトランジ
スタT1及びT02のベース間に電圧Vi/2が生ずる。トラン
ジスタT1のエミッタ領域と、トランジスタT01及びT02
エミッタ領域との間の比が2e1:e0=n:1である場合、次
の関係が成立つ。
に対し式(9)及び(10)から となる。指数関数の級数展開によれば、エミッタ領域比
を2e1:e0=10:1にほぼ等しくすると、出力端子8にお
ける出力電流I2が極めて広い範囲にわたり入力電圧の二
乗法則関数として減少することを、第4b図に示した回路
に対すると同様の態様において立証することができる。
従って出力端子7における電流だけでなく、出力端子8
における電流も回路の出力電流として使用できる。しか
し代案として、これら電流の差を出力電流として使用す
ることもできる。本例トランスコンダクタンス増幅器の
純粋に二乗法則の成立つ範囲は既知のトランスコンダク
タンス増幅器のほぼ2倍である。
N>1の値を有する二乗法則トランスコンダクタンス
増幅器の実施例については、第11図に示した回路に対す
ると同一態様において、二乗法則の成立つ範囲が極めて
大きくなるトランジスタのエミッタ領域間の比及び抵抗
比を求めることができる。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、
本発明の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上
記実施例における分圧器のインピーダンスは純抵抗に限
定されない。抵抗と並列に、例えばコンデンサを配設し
て回路の高周波動作を改善できる。更に、上記実施例に
示したトランジスタは、バッファトランジスタによって
駆動できる。これらトランジスタを適切な態様で使用し
て、回路の動作に対するトランジスタのベース電流の影
響従って分圧抵抗の端子間の電圧降下の影響を低減でき
る。次にこの影響を低減する他の方法を第12図につき説
明することとし、第12図はこの方法を第4b図の実施例に
適用したものを示し、第4b図におけると同一要素は同一
記号で示す。トランジスタT01,T1及びT02に対するベー
ス電流は電流I/β(但しβはトランジスタT01,T1及びT
02の電流利得係数)を供給できる電流源15によって供給
する。電流I/βはトランジスタT01,T1及びT02と同じエ
ミッタ領域比を有する3個のPNPトランジスタT20,T21
及びT22を具えた分割回路に供給される。その結果トラ
ンジスタT20,T21及びT22のコレクタ電流はトランジス
タT01,T1及びT02のベース電流に等しくなる。更に、ト
ランスコンダクタンス増幅器の入力端子に全入力電圧を
供給せずに、分圧器を介し全入力電圧の一部を供給する
ことによりトランスコンダクタンス増幅器の入力電圧範
囲を拡張できる。これにより実効トランスコンダクタン
スが低減される。実効トランスコンダクタンスは、分流
器を介し出力電流の一部のみ使用することによっても低
減できる。入力電圧範囲を増大するため2個以上のトラ
ンスコンダクタンス増幅器を直列に配設することができ
る。第13図はこれを第9図のトランスコンダクタンス増
幅器に適用した例を示す。第2のトランスコンダクタン
ス増幅器において第1のトランスコンダクタンス増幅器
におけると対応する部分を、同じ記号にダッシュを付し
て示す。抵抗R0による分圧の結果2分の1の入力電圧が
トランジスタT01及びT02のベース間並びにトランジスタ
T01′及びT02′のベース間に現われ、これら電圧は各ト
ランスコンダクタンス増幅器により位相反対の出力電流
に交換される。2個のトランスコンダクタンス増幅器の
対応出力端子を互いに接続するので、対応する出力電流
が互いに加算される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタンス
増幅器の回路図、 第2図は本発明によるA級線形トランスコンダクタンス
増幅器の回路図、 第3図は本発明による二乗法則トランスコンダクタンス
増幅器の回路図、 第4図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタンス
増幅器の第1実施例を示す図、 第5図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタンス
増幅器の第2実施例を示す図、 第6図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタンス
増幅器の第3実施例を示す図、 第7図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタンス
増幅器の第4実施例を示す図、 第8図は本発明によるAB級線形トランスコンダクタンス
増幅器の第5実施例を示す図、 第9図は本発明によるA級線形トランスコンダクタンス
増幅器の第1実施例を示す図、 第10図は本発明によるA級線形トランスコンダクタンス
増幅器の第2実施例を示す図、 第11図は本発明による二乗法則トランスコンダクタンス
増幅器の実施例を示す図、 第12図は本発明によるトランスコンダクタンス増幅器に
対するベース電流補正回路を示す図、 第13図は本発明によるトランスコンダクタンス増幅器を
2個直列に接続した例を示す図である。 1,2……電源端子、3,4……ベース 5……電流源6の出力端子 6……電流源、7,8……出力端子 9……コンバータ、15……電流源

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ領域e0をそれぞれ有する2個のト
    ランジスタT0を具え、そのベースが入力電圧を供給され
    る入力端子を構成し、かつそのエミッタを電流源に接続
    し、更に、出力電流のための少なくとも第1出力端子を
    具えるトランスコンダクタンス増幅器において、 抵抗値Wk(但しk=0,---,N)を有する2N+1のインピ
    ーダンスR0,---,RN-1,RN,RN-1,----,R0の直列回路を
    前記2個のトランジスタのベース間に配設し、 これら2N+1の抵抗間の2Nの共通接続点a1,---,aN,aN,
    ---,a1をエミッタ領域ek(但しk=1,---,N)を有する2
    NのトランジスタT1,---,TN,TN,----,T1のベースに接続
    するよう構成したことを特徴とするトランスコンダクタ
    ンス増幅器。
  2. 【請求項2】トランジスタT1,---,TN,TN,----,T1のコ
    レクタを電源端子に接続し、かつトランジスタT0のコレ
    クタがトランスコンダクタンス増幅器の出力端子を構成
    する特許請求の範囲第1項記載のトランスコンダクタン
    ス増幅器。
  3. 【請求項3】ゼロに等しい抵抗RNの抵抗値WNに対して2
    つの共通接続点aNを共通にして単一共通接続点aNを形成
    する特許請求の範囲第2項記載のトランスコンダクタン
    ス増幅器。
  4. 【請求項4】トランジスタT1,---,TN,TN,----,T1が2
    個の並列接続トランジスタを具え、一方の並列接続トラ
    ンジスタのコレクタを一方のトランジスタT0に接続し、
    かつ他方の並列接続トランジスタのコレクタを他方トラ
    ンジスタT0に接続し、一方のトランジスタT0のコレクタ
    がトランスコンダクタンス増幅器の第1出力端子を構成
    する特許請求の範囲第1項記載のトランスコンダクタン
    ス増幅器。
  5. 【請求項5】他方のトランジスタT0のコレクタがトラン
    スコンダクタンス増幅器の第2出力端子を構成する特許
    請求の範囲第4項記載のトランスコンダクタンス増幅
    器。
  6. 【請求項6】ゼロに等しい抵抗RNの抵抗値WNに対し2つ
    の共通接続点aNを共通にして単一共通接続点を形成し、
    2つのトランジスタTNを並列接続して1つの複合トラン
    ジスタを形成する特許請求の範囲第4又は5項のいずれ
    か一項に記載のトランスコンダクタンス増幅器。
  7. 【請求項7】トランジスタT1,---,TN,TN,----,T1のコ
    レクタをトランスコンダクタンス増幅器の第1出力端子
    に接続する特許請求の範囲第1項記載のトランスコンダ
    クタンス増幅器。
  8. 【請求項8】トランジスタT0のコレクタをトランスコン
    ダクタンス増幅器の第2出力端子に接続する特許請求の
    範囲第7項記載のトランスコンダクタンス増幅器。
  9. 【請求項9】ゼロに等しい抵抗RNの抵抗値WNに対し2つ
    の共通接続点aNを共通にして単一共通接続点aNを形成す
    る特許請求の範囲第7又は8項のいずれか一項に記載の
    トランスコンダクタンス増幅器。
  10. 【請求項10】N=1に対しトランジスタT1及びT0のエ
    ミッタ領域間の比がe1:e0=2:1にほぼ等しい特許請求
    の範囲第3又は6項のいずれか一項に記載のトランスコ
    ンダクタンス増幅器。
  11. 【請求項11】N=2に対しトランジスタT2,T1及びT0
    のエミッタ領域間の比がe2:e1:e0=32:49:9にほぼ等
    しく、かつ抵抗R1及びR0の抵抗値間の比がW1:W0=1.9:
    1にほぼ等しい特許請求の範囲第3項に記載のトランス
    コンダクタンス増幅器。
  12. 【請求項12】N=3に対しトランジスタT3,T2,T1
    びT0のエミッタ領域間の比がe3:e2:e1:e0=5:9:6:1
    にほぼ等しく、かつ抵抗R2,R1及びR0の抵抗値間の比が
    W2:W1:W0=47:36:17にほぼ等しい特許請求の範囲第3
    項に記載のトランスコンダクタンス増幅器。
  13. 【請求項13】N=1に対しトランジスタT1及びT0のエ
    ミッタ領域間の比がe1:e0=5:1にほぼ等しく、かつ抵
    抗R1及びR0の抵抗値間の比がW1:W0=8:5にほぼ等しい
    特許請求の範囲第2項記載のトランスコンダクタンス増
    幅器。
  14. 【請求項14】N=2に対しトランジスタT2,T1及びT0
    のエミッタ領域間の比がe2:e1:e0=25:17:3にほぼ等
    しく、かつ抵抗R2,R1及びR0の抵抗値間の比がW2:W1
    W0=2.4:2:1にほぼ等しい特許請求の範囲第2項記載の
    トランスコンダクタンス増幅器。
  15. 【請求項15】N=1に対しトランジスタT1及びT0のエ
    ミッタ領域間の比がe1:e0=5:1にほぼ等しい特許請求
    の範囲第9項記載のトランスコンダクタンス増幅器。
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