JPS6016105Y2 - 可変利得制御回路 - Google Patents

可変利得制御回路

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JPS6016105Y2
JPS6016105Y2 JP14803181U JP14803181U JPS6016105Y2 JP S6016105 Y2 JPS6016105 Y2 JP S6016105Y2 JP 14803181 U JP14803181 U JP 14803181U JP 14803181 U JP14803181 U JP 14803181U JP S6016105 Y2 JPS6016105 Y2 JP S6016105Y2
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transistor
circuit
amplifier
capacitor
variable
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JP14803181U
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JPS5778118U (ja
Inventor
泰博 杉本
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株式会社東芝
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【考案の詳細な説明】 この考案は入力信号のレベルおよび周波数の値によって
出力信号の利得が可変でき、特にノイズリダクション装
置に適用される可変利得制御回路に関する。
第1図は従来、可変利得制御回路として用いられている
可変低域通過フィルタ回路を概略的に示す構成図である
1は入力信号源でこの入力信号源1から出力する入力信
号νIは、バイアス電圧源2で発生するバイアス電圧E
に重畳されて正相増幅器3に供給される。
この正相増幅器3は初段の入力npn)ランジスタ4等
から構成されている。
そしてこのnpnトランジスタ4のエミッタには可変抵
抗5が接続されていて、さらにこの可変抵抗5の他端と
接地電位間にはコンデンサ6が接続されている。
上記可変抵抗5は、例えば複数個のダイオードが直列接
続されているものである。
そしてこのダイオードに流れる電流を制御することによ
り、総合的なインピーダンスが変化することを利用した
ものである。
なお第1図中7は上記正相増幅器3の出力インピーダン
スを表わしている。
第2図は上記可変低域通過フィルタ回路を詳細に示す構
成図である。
10は上記第1図中のnpnトランジスタ4に対応する
トランジスタである。
このnpn)ランジスタ10のコレクタと電源Vccと
の間にはnpn )ランジスタ11が直列に接続される
このnpn トランジスタ11はベースとコレクタ間が
接続され、電流変換器として作用する。
さらに上記npn)ランジスタ10のエミッタには、ア
ノードがエミッタに対向するように(n −1)個のダ
イオード12□、12゜・・・12n−1が直列に接続
される。
この(n−1)個のダイオードの最先端のダイオード1
2n−□はnpn トランジスタ13のコレクタに接続
される。
さらにこのnpnトランジスタ13のエミッタと接地電
位との間には抵抗14が接続される。
一方電源Vccと上記npn トランジスタ13のコレ
クタとの間には、pnpトランジスタ15のエミッタ・
コレクタ間及びn個のダイオード16□〜16.が直列
に接続される。
この場合、ダイオード161〜16nはトランジスタ1
5の接続側が全てアノード側となるように設けられる。
さらに上記pnpトランジスタ15のベースは前記pn
p)ランジスタ11のベースに接続される。
すなわちこのpnpトランジスタ15と前記pnpトラ
ンジスタ11は1:1の電流変換器として作用し、さら
に前記npnトランジスタ10と共に入力信号力に対し
て正相の増幅器として作用する。
そして上記n個のダイオード16□〜16nおよび前記
(n−1)個のダイオード121〜12nと前記npn
トランジスタ10のベースエミッタ接合部は、前記第
1図に示す回路の可変抵抗5に対応しており、上記np
n)ランジスタ13のベースに供給する制御電圧Vcの
値によってその抵抗値が決定されるものである。
さらに上記pnp t’ランジスタ15のコレクタと接
地電位との間にはコンデンサ17が接続される。
このコンデンサ17は第1図に示す回路のコンデンサ6
に対応している。
そして上記pnpトランジスタ15のコレクタからは出
力信号ν。
が出力される。
上記のように接続された回路において、ダイオード群か
らなる可変抵抗の値をR1コンデンサ17の値をCとし
て、npnトランジスタ10のベースに入力信号ν1を
供給したときpnpトランジスタ15のコレクタから出
力される出力信号ν。
は次のような関係式で示される。
ν一−ヨーν、 (ro>R/Zc) °1+JωCR ただしω=2?rf、fは入力信号■1の周波数、ro
は正相増幅器の出力インピーダンス?、 Z。
はコンデンサ17のインピーダンスである。すなわち上
記関係式によれば、第1図あるいは第2図に示す回路は
負帰還がかけられた可変低域通過フィルタであることが
わかる。
ここで入力信号ν、を与えておいて、制御信号V。
の値を変化させる。
先ず、上記制御信号■。の値が比較的小さな場合、前記
npnトランジスタ10のペースエミッタ接合部、ダイ
オード121〜12n−1、ダイオード16.〜16n
に流れる電流も比較的に少ないので、前記関係式におけ
る抵抗値Rは大きなものとなる。
したがって前記関係式から、このときのカットオフ周波
数は低いものとなる。
第3図に示す波形aは上記した制御信号■。
の値が比較的小さいときの出力信号ν。
の周波数−出力信号レベル特性曲線である。
次に制御信号VCの値を徐々に太きして行くと上記抵抗
値Rは小さくなっていく。
この結果出力信号ν。の周波数−出力信号レベル特性曲
線は第3図の波形b〜波形eに示すようにカットオフ周
波数が高くなっていくように平行移動して行く。
ところで上記のような特性を有する可変低域通過フィル
タは、例えばテープレコーダ等に用いられる可変利得制
御特性を応用したノイズリダクション装置に利用するこ
とができる。
しかしこの可変低域通過フィルタでは入力信号νIの高
域側周波数のみをしゃ断するような利得特性しか有して
いない。
この考案は上記の事情を考慮してなされたもので、その
目的は制御信号のレベルを変えることによって種々の利
得特性を得ることができる可変利得制御回路を提供する
ことにある。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第4図はこの考案の可変利得制御回路の一実施例を概略
的に示す構成国である。
第4図に示す回路において前記第1図に示す回路と異な
る点は、正相増幅器3の出力端と、可変抵抗5とコンデ
ンサ6との接続点との間に帰還用の抵抗8が接続された
ことである。
またその詳細な構成は第5図に示すように、正相増幅器
3の出力端であるpnp トランジスタ15のコレクタ
と、ダイオード161とコンデンサ17との直列接続点
との間に上記抵抗8に相当する抵抗18が挿入されたも
のとなっている。
このような構成において、可変抵抗5の値をRコンデン
サ6の値をCとすれば入力信号ν1と出力信号ν。
′との間には次のような関係式が成立する。
1+jωCR νo’ 1+ J(E)CR” (rO>Rt +R/
Zc)ただしR□は上記帰還用の抵抗8(抵抗18)
の値である。
すなわち上記関係式によれば、第4図あるいは第5図に
示す回路は帯域通過型の伝達関数を有している。
そして上記の回路に入力信号ν1を印加した場合の周波
数−出力信号レベル特性は第6図に示すものとなる。
すなわち制御信号Vcのレベルが比較的小さなレベルで
可変抵抗5の抵抗値Rが大きい場合にはR1/R岬0と
なり、そのときの周波数−出力レベル特性は第6図の波
形a′に示すようなものとなる。
すなわち入力信号周波数の高い領域ではその出力信号レ
ベルがR1/Rでおさえられる以外は第3図の波形aと
ほとんどかわりはない。
すなわちこの場合は入力信号νfの高域側周波数がしゃ
断されるような低域通過型の利得特性が得られる。
次に制御信号Vcのレベルを徐々に大きくしていき、可
変抵抗5の抵抗値Rを抵抗8の抵抗値R1と等しくする
そのときの利得特性は第6図の波形C′のようにカット
オフ周波数1/RCの低域通過型とカットオフ周波数l
/RICの高域通過型とが同時に得られる帯域阻止型の
特性となる。
さらに制御信号Vcのレベルを太きしていきR<R、と
なると、第6図の波形d′あるいはe′に示すように出
力信号ν。
′の高域側周波数が持ち上げられたような高域通過型の
利得特性となる。
すなわちこの実施例回路において制御信号Vcのレベル
を変化させることによって、低域通過型、高域通過型お
よび帯域阻止型の各種利得特性を得ることができる。
第7図はこの考案の応用例を概略的に示す構成図である
第7図に示す回路は上記第4図に示す回路と前記第1図
に示す回路を複合化したものである。
また第8図は上記第7図に示す回路を詳細に示た構成図
で、この回路が前記第2図に示す従来の回路と異なると
ころは、電源Vccにエミッタが接続されるpnp ト
ランジスタ19、このpnp )’ランジスタ19のコ
レクタにコレクタが接続されるnpn トランジスタ2
0、このnpn)ランジスタ20のエミッタと接地電位
間に接続される抵抗21および上記pnpトランジスタ
19のコレクタと前記pnpトランジスタ15のコレク
タ間に接続される抵抗22が新たに設けられる点である
なお前記npn )ランジスタ10のベースと前記pn
pトランジスタ15のコレクタ間には利得抑制用のコン
デンサ23が設けられる。
さらにこのコンデンサ23と並列に抵抗24、上記抵抗
22と並列にコンデンサ25が設けられる。
この抵抗24およびコンデンサ25は共に発振防止用で
ある。
さらに上記pDp)ランジスタ19のベースは前記pn
pトランジスタ11のベースに接続される。
すなわち前記npnトランジスタ10、pnpトランジ
スタ11およびpnpt”ランジスタ15で第1図の増
幅器が構成され、npnトランジスタ10、pnpl’
ランジスタ11およびpnp I’ランジスタ19で第
2の増幅器が構成される。
さらに前記抵抗14の抵抗値と上記抵抗21の抵抗値は
1:2に設定される。
すなわちnpn )ランジスタ20にハnpnトランジ
スタ13の172の電流が流れるようになっているので
前記pnp t’ランジスタ15のエミッタすなわち第
1の増幅器の出力端と上v!pnp )ランジスタ19
のエミッタすなわち第2の増幅器の出力端の直流電位が
合わされている。
上記のように構成された回路において、制御信号■。
のレベルを入力信号νiのレベルと入力信号周波数の積
で得られる直流電圧に選ぶならば、第1の増幅器で得ら
れる利得特性は入力信号ν1のレベルが大きくなるのに
伴なって第9図aに示す波形A−Dのように低域通過型
、帯域阻止型等容々の異なった周波数操作を受けたもの
となる。
−力率2の増幅器で得られる利得特性は、第9図すに示
す波形E−Hのように低域通過型、帯域阻止型、高域通
過型等各々異なった周波数操作を受けたものとなる。
また上記各利得特性は制御信号■oのレベルを変化させ
ることによってさらに周波数操作が可能である。
第10図はこの考案のもう一つの応用例を示すブロック
図で、30は上記第8図に示す可変利得制御回路、また
40は一般の増幅器である。
第10図に示すように可変利得制御回路30を増幅器4
0の帰還回路に用いるようにすれば、第11図a、bに
示すように上記第9図a、bに示す各々の利得特性が出
力レベルに対して逆になった特性が得られる。
この考案は上記した実施例に限定されるものではなく、
例えば抵抗22およびコンデンサ17の値を種々の値に
選ぶことによりさらに異なった利得特性を得ることがで
きる。
以上説明したようにこの考案によれば制御信号のレベル
を変えることによって種々の利得特性を得ることができ
る可変利得制御回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可変利得制御回路を概略的に示す構成図
、第2図は上記従来の回路を詳細に示す構成図、第3図
は上記従来の回路動作を説明するための周波数−出力信
号レベル特性図、第4図はこの考案の一実施例を概略的
に示す構成図、第5図はその詳細図、第6図はこの実施
例回路の動作を説明するための周波数−出力信号レベル
特性図、第7図はこの考案の応用例を概略的に示す構成
因、第8図はこの回路を詳細に示す構成図、第9図a、
bはこの回路の動作を説明するための周波数−出力信号
レベル特性図、第10図はこの考案のもう一つの応用例
を示すブロック図、第11図a、 bはこの回路の動作
を説明するための周波数−出力信号レベル特性図である
。 1・・・・・・入力信号源、2・・・・・・バイアス電
圧源、3・・・・・・第1の増幅器、3′・・・・・・
第2の増幅器、4゜10.13.20・・・・・・np
nトランジスタ、5・・・・・・可変抵抗、6,17,
23,25・・・・・・コンデンサ、7,7′・・・・
・・出力インピーダンス、11,15.19・・・・・
・pnpトランジスタ、121〜12n、、16.〜1
6n・・・・・・ダイオード、8,14,21、22.
24・・・・・・抵抗、30・・曲可変利得制御回路、
40・・・・・・増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 増幅器と、この増幅器の初段の入力トランジスタのエミ
    ッタに一端が接続される可変抵抗手段と、この可変抵抗
    手段における抵抗値を制御する手段と、上記可変抵抗手
    段の他端と接地電位との間に挿入されるコンデンサと、
    上記可変抵抗手段とコンデンサとの直列接続点および上
    記増幅回路の出力端との間に挿入される帰還用の抵抗と
    を具備したことを特徴とする可変利得制御回路。
JP14803181U 1981-10-05 1981-10-05 可変利得制御回路 Expired JPS6016105Y2 (ja)

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JP14803181U JPS6016105Y2 (ja) 1981-10-05 1981-10-05 可変利得制御回路

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JP14803181U JPS6016105Y2 (ja) 1981-10-05 1981-10-05 可変利得制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS5778118U JPS5778118U (ja) 1982-05-14
JPS6016105Y2 true JPS6016105Y2 (ja) 1985-05-20

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