JPH04180405A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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JPH04180405A
JPH04180405A JP30730390A JP30730390A JPH04180405A JP H04180405 A JPH04180405 A JP H04180405A JP 30730390 A JP30730390 A JP 30730390A JP 30730390 A JP30730390 A JP 30730390A JP H04180405 A JPH04180405 A JP H04180405A
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JP
Japan
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circuit
transistor
output
transconductance
inverting
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JP30730390A
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Toshikazu Fujii
藤井 俊和
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、周波数特性に優れ、IC化に適し、全域通
過性能をもつアクティブフィルタ装置に関する。
(従来の技術) 従来、第6図乃至′1s9図に示すようなアクティブフ
ィルりがある。このフィルりは、パイ力・ンド回路ある
いは状!B変変数四回路も呼ばれる。この形式のフィル
タは次のような特徴をもつためにIC化フィルタでは好
んで使用される。
(1)素子感度が小さい。
(2)調整が容品。
(3)2次毎にブロック化して高次のフィルタを構成で
きる。
(4)比較的容易に全域通過フィルタ(移相回路)が実
現できる。
第6図には、演算増幅器A1〜A4を用いたパイカッド
形式の2次全域通過フィルタを示してる。
R1〜RIOはそれぞれ抵抗の符号とともにその値も示
すものとする。また01〜C2もそれぞれコンデンサの
符号とともにその値も示している。
入力v1とv2の関係は、伝達関数の式で示している。
この回路によると、伝達関数で表されるように、抵抗と
コンデンサの値を適切に選択すると、全域通過フィルタ
(移相回路)として機能する。
しかしながら、IC化するには、この回路は非常に素子
数か多くなる。素子数を低減するために、演算増幅器の
代わりにトランスコンダクタンス増幅器を使用したパイ
カッドフィルタが利用される。
第7図はトランスコンダクタンス増幅器GmlとGm2
を用いたアクティブフィルタである。またトランスコン
ダクタンスGm2の出力は、バッファ増幅器Aを介して
出力端子に導出される。
このアクティブフィルタは、第6図の回路に比べると回
路構成か大幅に簡素化されている。
この回路の伝達関数を導出してみる。
トランスコンダクタンス増幅器Gmlの非反転出力端子
とGm2の非反転入力端子が共通接続された点(ここの
電圧をVaとする)と、トランスコンダクタンス増幅器
Gm2の出力端子(ここの電圧は出力電圧v outに
等しい)の2点について接点方程式をつくる。まずトラ
ンスコンダクタンス増幅iji G m 1の非反転出
力端子では、(VLn−Vout ・G11=s−C2
Va  =ila)という方程式が成り立つ。次にGm
lの反転出力端子では、 (Va−Vout) ・Gg+2− (LIn−vou
t)Gml+(Vout−Vln) ・s −cl−(
lb)が成り立つ。
但し、s−j ・2x−fである(j−j−1)。
上記の2つの式からVaを消去すると、入力Vinと出
力VOυ1の関係は次のようになっていることがわかる
この式からさらにG m 1− G m 2 / 2 
= G mと置き換えると、 となり、2次全域通過特性を示す回路であることがわか
る。
第8図は、第7図の回路を具体的に素子のレベルで示し
ている。第7図の回路ブロックに対応する部分には、第
7図と同一符号を付している。
入力端子からの入力電圧Vinは、トランジスタQ1の
ベースに供給されると共にコンデンサCIを介してトラ
ンジスタQ6のベースに入力される。
トランジスタQ1と02とは差動増幅器を構成し、互い
のエミッタ間には抵抗R1か接続され、各トランジスタ
Q1、Q2のエミッタはトランジスタQ9、QIOのコ
レクタに接続されている。トランジスタQ9.QIOは
定電流源を構成するもので各々のエミッタは抵抗R5、
R6をそれぞれ介して接地ラインGNDに接続されてい
る。トランジスタQ2のコレクタは、非反転出力端子を
なし、トランジスタQ7のコレクタに接続されるととも
にトランジスタQ3のベースに接続されている。
またコンデンサC2を介して接地ラインGNDに接続さ
れている。トランジスタQ7のエミッタは抵抗R3を介
して電源ラインVCCに接続され、ベースはバイアス電
源VBIに接続されている。トランジスタQ1のコレク
タは、反転出力端子であり、トランジスタQ6のベース
に接続されている。
トランジスタQ3のコレクタは電源ラインvccに接続
され、エミッタはトランジスタQ4のベースに接続され
るとともに定電流源を構成するトランジスタQllのコ
レクタに接続される。トランジスタQllのエミッタは
抵抗R7を介して接地ラインGNDに接続されている。
トランジスタQ4とQ5とは差動増幅器を構成し、互い
のエミッタは抵抗Rを介して接続され、また各エミッタ
はトランジスタQ12、Q13のコレクタに接続されて
いる。トランジスタQ12.013は定電流源を構成し
、各々のエミッタは抵抗R8、R9を介して接地ライン
GNDに接続されている。トランジスタQ4のコレクタ
は電源ラインVceに接続され、トランジスタQ5のコ
レクタは、トランジスタQ8のコレクタに接続されてい
る。トランジスタQ8のエミッタは抵抗R4を介して電
源ラインvCCに接続されている。トランジスタQ5の
ベースは、反転入力端子であり、トランジスタQ2のベ
ースに接続されるとともにトランジスタQ6のエミッタ
(出力端子)に接続されている。
トランジスタQ5のコレクタは、トランジスタQ6のベ
ースに接続される。トランジスタQ6のコレクタは、電
源ラインVCCに接続され、エミッタは出力端子として
導出されるとともに、トランジスタQ14のコレクタに
接続されている。トランジスタQ14のエミッタは抵抗
RIOを介して接地ラインGNDに接続されている。バ
イアス電源Vb2は、トランジスタQ9〜Q14のベー
スに共通に接続されている。またバイアス電源VBIは
トランジスタQ7.Q8のベースに共通に接続されてい
る。
上記の回路において、各トランジスタに流れる電流があ
る程度以上であれば、トランジスタの小信号エミッタ抵
抗は無視することができ、R1−1/ G m    
      −(4)R2−1/ (2・Gm)   
   =151とすることにより という2次全域通過特性を持たせることができる。
(発明が解決しようとする課1i) 上記の回路は、第6図のシステムをそのまま素子レベル
で構成するのに比べてかなり簡素化されているものの、
まだまだ素子数が多い。この回路で高次のフィルタをI
Cに内蔵しようとすると、ICチップサイズをフィルタ
が支配することになる。これはフィルタがコストをも支
配することと等価である。
またこの他に次のような問題もある。ICとして集積化
できるPNPトランジスタはNPN トランジスタに比
べ特性的に大きく劣ることは周知のことである。第8図
の回路では、トランジスタQ6のベースに多くのPNP
 )ランジスタが接続される構成である(第8図では記
号として1つのQ8を示しているが実際には6個分のト
ランジスタである)。PNPトランジスタは、ベースコ
レクタ間容量が大きく、この回路の特性はこの寄生容量
できまる。PNP !−ランジスタは電流駆動能力がな
いうえ、トランジスタQ8はトランジスタQ1とQ5の
コレクタ電流の両方を流さなければならない。この結果
トランジスタQ8のサイズは大きなものとなる。仮に、
PNPトランジスタの寄生容量を0.1pFとすると、
この回路例ではトランジスタQ8は6個の並列接続され
たPNPトランジスタであるので、0.6pFの寄生容
量を持つことになる。
具体的にビデオ帯域の全通過フィルタを考えてみる。
フィルタの極周波数を、例えば5 MHzということに
し、抵抗をIOKΩにするとコンデンサの値は約3pF
である。この3pFの値に対して、上記した0、6pF
という値は、無視てきる値ではない。
このことを考えると、ビデオ信号を通過させるような広
帯域のフィルタは、良い特性では実現できないというこ
とになる。
第9図にはモデル化した回路を示している。第8図にお
いて問題となった寄生容量をコンデンサcpとして示し
、他の部分は第7図と同し符号で示している。この回路
の伝達関数を求めるととなり、高い周波数で利得がCI
/(C]+Cp)となってしまう。当然、極と零点の位
置がずれるために完全な全域通過フィルタとはならない
そこでこの発明の目的は、IC化に適し構成素子数が少
ないフィルタ回路を提供することにある。
さらにまたこの発明の目的は、高い周波数においても良
好な特性を示すフィルタ回路を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、反転入力・非反転入力、反転出力・非反転
出力部を有したトランスコンダクタンス回路と、 前記トランスコンダクタンス回路の前記非反転入力部と
反転出力部との間に接続された第1のコンデンサと、 前記トランスコンダクタンス回路の非反転出力部に接続
された第2のコンデンサと、 前記トランスコンダクタンス回路の非反転出力部に接続
されたバッファ回路と、 前記バッファ回路の出力と前記トランスコンダクタンス
回路の反転出力部との間に接続された抵抗と、 前記トランスコンダクタンス回路の反転出力をフィルタ
出力として導出する手段と、 前記フィルタの出力を前記トランスコンダクタンス回路
の反転入力部に帰還する手段とを備えるものである。
(作 用) 上記の手段により、周波数特性を支配する重要なノード
に生しる寄生容量か小さく、大幅に周波数特性が改善さ
れる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。入力ノード101
には入力信号が導入され、トランスコンダクタンス回路
Gmlの非反転入力端子(子)に供給される。このトラ
ンスコンダクタンス回路Gmlは、反転入力端子(=)
を有し、ここには出力ノード102の信号が帰還されて
いる。またトランスコンダクタンス回路Gmlは、反転
出力端子(−)と非反転出力端子(+)を有する。
非反転出力端子(+)は、コンデンサC2を介して接地
されるとともに第1のバッファ回路111に接続される
。この第1のバッファ回路111の出力端子は、抵抗R
を介して第2のバッファ回路112に接続される。また
この第2のバッファ回路112の入力端子は、先のトラ
ンスコンダクタンス回路Gmlの反転出力端子(=)に
接続されるとともに、コンデンサC1を介してトランス
コンダクタンス回路Gmlの非反転入力端子(+)に接
続されている。
この発明の一実施例は上記の如く構成され、伝達特性を
求めると以下のようになる。
まず、トランスコンダクタンス回路Gmlの非反転出力
端子では (Vin−Vout)  ・ Gm1−s   −C2
・ va         −(Ba)という方程式が
成り立つ。次にトランスコンダクタンス回路Gmlの反
転出力端子では、(Va−Vout )/R =(Vin−Vout ) Gil+(Vout −V
jn) s C1・・・(8b) という方程式か成り立つ。但し、s−j ・2z−rで
ある(コ・j−1)。
上記の2つの式からVaを消去すると、VinとV o
utの関係を求めることができる。先に示した式(1a
)と、式(8a)とは全く同じであり、式(1b)と式
(8b)とはGm2が1/Hに置換されたことを除いて
は同じである。
従って、整理するまでもなくこの回路には全域通過特性
をもたせることが可能であることがわかる。
式(8a)と(8b)とから伝達特性を求めてみると、 となり、2次全域通過特性を持たせることができること
がわかる。この得られた式は、先の式(2)と同じ形を
している。但し、回路構成の点では第7図のトランスコ
ンダクタンス回路Gm2がバッファ回路111と抵抗R
に置換されている。
第7図の回路とこの実施例の回路とを見比べると、−見
大差ないように見えるが、実際には大きく異なる。
第1の点は、第7図の回路で存在したトランスコンダク
タンス回路Gm2 (通常は差動増幅器を基本に構成さ
れる)が、この発明ではバッファ回路111(エミッタ
フォロア回路で構成可能)と抵抗R1m!!換されてい
る為に、トランジスタ回路にした場合素子数が大幅に減
少していることである。第2の点は、トランスコンダク
タンス回路Gmlの非反転出力端子に接続されていたG
m2がなくなり、抵抗Rに置き換えられた為に、Gm2
の出力に存在していた寄生容量がこの発明回路では除去
されていることである。
このように、第1図の回路は、第7図の回路に比べて回
路規模、特性の両面で大きく優れている。
第2図は、131図の回路を具体的に素子レベルで示し
ている。
入力ノード101は、トランジスタQ21のベースに接
続されるとともに、コンデンサC1を介してトランジス
タQ21のコレクタに接続されている。トランジスタQ
21と022とは差動増幅器を構成しており、エミッタ
間には抵抗R21が接続され、またそれぞれのエミッタ
はトランジスタQ29のコレクタ、トランジスタQ30
のコレクタに接続されている。トランジスタQ29、Q
30は定電流源を構成し、それぞれのエミッタは抵抗R
25とR26を介して接地ラインGNDに接続されてい
る。トランジスタQ21とQ22のコレクタは、トラン
ジスタQ28とQ27のコレクタに接続されている。こ
のトランジスタQ28とQ27のエミッタはそれぞれ抵
抗R24と、R23を介して電源ラインvccに接続さ
れている。
トランジスタQ22のコレクタは、コンデンサC2を介
して電源ラインveeに接続されるとともに、トランジ
スタ023のベースに接続される。
トランジスタ023のコレクタは、電源ラインvceに
接続され、エミッタは定電流源を構成するトランジスタ
Q31のコレクタに接続される。トランジスタQ31の
エミッタは抵抗R27を介して接地ラインGNDに接続
されている。
トランジスタ023のエミッタは、抵抗RXを介してト
ランジスタQ26のベースとトランジスタQ21のコレ
クタに接続されている。トランジスタQ26のコレクタ
は電源ラインvecに接続され、エミッタは、トランジ
スタQ22のベースに接続されるとともに、トランジス
タQ34のコレクタに接続される。このトランジスタQ
34のエミッタは抵抗R30を介して接地ラインGND
に接続される。
バイアス電源VBIは、トランジスタQ27.02gの
ベースに接続され、バイアス電源VB2は、トランジス
タQ29、Q30、Q31、Q34のベースに接続され
る。
上記の回路において第1図の回路ブロックに対応する部
分には第1図と同一符号を付している。
トランジスタQ21.Q22で構成される差動増幅器の
トランスコンダクタンスは、1/R21で表される。よ
って式(9)において R21−1/Gml        ・=(10)RX
−R・・・(11) とすることにより、式(9)は と置き換えることができる。この式(12)は、従来の
回路の式(6)と全く同じ式となっている。
第2図の回路と第8図の回路を比較すると、回路の素子
数が大幅に低減されていることが理解できる。また、従
来の回路においてトランジスタQ8のサイズはコレクタ
電流を流すのにPNPトランジスタ6個分のサイズを要
したが、この実施例では、トランジスタ028のサイズ
は小さくすることができ、それだけ寄生容量も減少する
。これにより回路の特性も向上する。特に、式(2)よ
りわかるが、従来の回路であるとトランスコンダクタン
ス回路Gm2は、G m 1の2倍のトランスコンダク
タンスを有するので、Gm2の電流としてはGmlの電
流の2倍となっている。従って、同一条件で考えるなら
ば、第8図のトランジスタQ8の電流に対して第1図の
トランジスタQ28の電流は1/3になる。すなわち寄
生容量も1/3にできることを意味する。
さらにこの発明の構成にすると、巧く構成すればブロッ
ク上では表せないほどの大きな違いか生じる。
第3図はその実施例をさらに示している。この実施例で
は、トランスコンダクタンス回路Gmlの出力電流を、
トランジスタ023(第1のバ・ソファ回路111)の
バイアス電流として利用している。
入力ノード101は、トランジスタQ21のベースに接
続されるとともにコンデンサC1を介してトランジスタ
Q21のコレクタに接続される。
トランジスタQ21、Q22のエミッタ側は、先の実施
例と同じ構成である。トランジスタQ22のコレクタは
、トランジスタQ27のコレクタに接続され、またコン
デンサC2を介して電源ラインVccに接続されるとと
もに、トランジスタ02Bのベースに接続されている。
そしてトランジスタQ23のコレクタは電源ラインVC
Cに接続されエミッタは抵抗RXを介してトランジスタ
Q21のコレクタに接続されている。トランジスタQ2
7のエミッタは抵抗R23を介して電源ラインvCCに
接続されている。
トランジスタQ21のコレクタは、さらにトランジスタ
Q26のベースに接続される。トランジスタQ26のコ
レクタは電源ラインvCCに接続され、エミッタはトラ
ンジスタQ34のコレクタに接続されている。トランジ
スタQ34のエミッタは抵抗R30を介して接地ライン
GNDに接続されている。トランジスタQ27のベース
には、バイアス電源VBIが接続され、トランジスタQ
29、Q30、Q34のベースにはバイアス電源VB2
か接続されている。
上記の実施例によると、第1図の回路よりも素子数がさ
らに低減されている。しかもトランジスタQ26のベー
スにはPNP トランジスタが接続されていないため、
このベース点の寄生容量は最小になっている。従って、
この実施例では周波数特性はさらに優れたものとなる。
このように、この実施例では、バッファ回路111を構
成するトランジスタ023のバイアス電流をトランスコ
ンダクタンス回路Gm1の出力電流で供給する工夫をす
ることにより、素子をさらに減らすことができるととも
に、トランスコンダクタンス回路Gmlに必要とされた
PNP トランジスタを削除することができ、簡略化と
同時に特性改善を行うことができる。この回路の伝達特
性は、第2図の回路の場合と同様に となる。
第4図はこの発明のさらに他の実施例である。
この実施例は、第3図の回路とほぼ同じであるが、各ト
ランジスタ素子部の構成が異なり、トランスコンダクタ
ンスを一層安定化させる構成となっている。第3図に対
応する部分には同一符号を付している。この実施例は、
トランジスタQ21゜Q22.Q23.Q26の各素子
が、ダーリントン接続のトランジスタ構成となり、トラ
ンジスタQ27がカスコード接続のトランジスタ構成と
なっている。
フィルタ回路では、トランスコンダクタンスの変化はフ
ィルタ特性の変動に影響するので、トランスコンダクタ
ンスは正確でなければならい。従来の回路においても同
様であるが、差動増幅器を用いたトランスコンダクタン
ス回路は差動トランジスタのβ(電流増幅率)が低下す
ると誤差を招く。この実施例ではトランジスタのβの劣
化の影響が小さくなるように各NPN トランジスタを
ダーリントンで構成した例である。またPNPトランジ
スタはカスコード接続されているのは、PNP )ラン
ジスタのアーリー電圧の低下により周波数利得が減少す
るのを防ぐためである。このようにすると素子特性の変
動があってもフィルタ特性は変動しにくくなる。
第5図は、第3図の実施例の回路をさらにシンプルに示
したものである。従って、第3図の回路に対応する部分
は同一符号を付している。第5図では、バッファ回路等
を削除して示している。出力インピーダンスが高いので
次段の回路の入力インピーダンスが低い場合は、出力側
にバッファ回路を必要とするが、次段の回路の入力イン
ピーダンスが高い場合は、この実施例に示す回路のまま
で使用できる。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明のフィルタ回路にれば、I
C化に適し構成素子数が少なく、高い周波数においても
良好な特性を示すことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図の回路の具体的素子構成を示す回路図、第3図はこ
の発明の他の実施例を示す回路図、第4図はさらにこの
発明の他の実施例を示す回路図、第5図はさらにまたこ
の発明の他の実施例を示す回路図、第6図は従来のフィ
ルタ回路の例を示す図、第7図も従来のフィルタ回路の
例を示す図、第8図は第7図の回路の具体的素子構成を
示す図、第9図は従来の回路の問題点を説明するために
示した回路図である。 Gml・・・トランスコンダクタンス回路、111.1
12・・・バッファ回路、C1、C2・・・コンデンサ
、R・・・抵抗、Q21〜Q23、Q26〜Q31、Q
34・・トランジスタ、R21、R23〜R27、R3
0、RX・・・抵抗。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反転入力・非反転入力、反転出力・非反転出力部
    を有したトランスコンダクタンス回路と、前記トランス
    コンダクタンス回路の前記非反転入力部と反転出力部と
    の間に接続された第1のコンデンサと、 前記トランスコンダクタンス回路の非反転出力部に接続
    された第2のコンデンサと、 前記トランスコンダクタンス回路の非反転出力部に接続
    されたバッファ回路と、 前記バッファ回路の出力と前記トランスコンダクタンス
    回路の反転出力部との間に接続された抵抗と、 前記トランスコンダクタンス回路の反転出力をフィルタ
    出力として導出する手段と、 前記フィルタの出力を前記トランスコンダクタンス回路
    の反転入力部に帰還する手段と を具備したことを特徴とするフィルタ装置。
  2. (2)前記トランスコンダクタンス回路は、差動増幅回
    路であり、前記バッファ回路はエミッタフォロア回路で
    あることを特徴とする請求項第1項記載のフィルタ装置
  3. (3)差動回路を構成する第1、第2のトランジスタと
    、 前記第1のトランジスタのコレクタ・ベース間に接続さ
    れた第1のコンデンサと、 第2のトランジスタのコレクタに接続された第2のコン
    デンサと、 前記第2のトランジスタのコレクタにベースが接続され
    た第3のトランジスタと、 前記第3のトランジスタのエミッタと前記第1のトラン
    ジスタのコレクタ間に接続された抵抗とを有し、前記第
    1のトランジスタのベースを入力部、前記第2のトラン
    ジスタのベースを出力部とすることを特徴としたフィル
    タ回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0740412A2 (en) * 1995-04-26 1996-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Filter circuit
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