JP2809994B2 - 完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のバイポーラ接合形トランジスタバイクワッドフィルタ - Google Patents

完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のバイポーラ接合形トランジスタバイクワッドフィルタ

Info

Publication number
JP2809994B2
JP2809994B2 JP6234903A JP23490394A JP2809994B2 JP 2809994 B2 JP2809994 B2 JP 2809994B2 JP 6234903 A JP6234903 A JP 6234903A JP 23490394 A JP23490394 A JP 23490394A JP 2809994 B2 JP2809994 B2 JP 2809994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive
negative
stage
output
common
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6234903A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08116223A (ja
Inventor
ワン チョルン−クアン
フアン チェン−イ
フアン ポー−チウン
ディアーン ワン ユー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Industrial Technology Research Institute ITRI
Original Assignee
Industrial Technology Research Institute ITRI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Industrial Technology Research Institute ITRI filed Critical Industrial Technology Research Institute ITRI
Priority to JP6234903A priority Critical patent/JP2809994B2/ja
Publication of JPH08116223A publication Critical patent/JPH08116223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2809994B2 publication Critical patent/JP2809994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に完全に差動的
な非演算増幅器に基づく単位利得フィルタに関する。本
発明は、特に、カスコード形の広帯域単位利得バッファ
を使用する完全に差動的な正帰還形のバイポーラ接合形
トランジスタ(BJT)バイクワッドフィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の光集積回路(OICs)及び光通
信システムの発達のため、ファイバー分散データインタ
フェース(FDDI)及び同期式光ネットワーク(SO
NET)のような広帯域通信システムは、このシステム
に高帯域性を実現するためにフィルタ回路設計、特に、
フロントエンドのアナログ利用に使用されるフィルタに
多大な要求を課す。この種の通信システムのデータ転送
レートは、100メガビット/秒乃至200メガビット
/秒の範囲、或いは、それ以上に及ぶので、アナログ形
フロントエンドに使用されるフィルタも高速動作を実現
する必要がある。従って、かかるフィルタの設計仕様に
は、一般的に、高速、低電力消費、広いダイナミックレ
ンジ、高いノイズ抑制率のような性能の要求と、大規模
集積化及びパッケージングとが含まれる。
【0003】従来の形のフィルタの多くは、上記の要求
をもはや満足し得ない。従来技術に使用される一つの通
常のフィルタは、一般的に抵抗と、キャパシタと、イン
ダクタとからなる回路素子を含む受動フィルタ、即ち、
R−L−Cフィルタである。この形のフィルタは、回路
の実装空間が大きく、インダクタンス回路は大規模集積
化IC上に設計、製造するのに適していないという不利
益のために、現在の多くの電子応用にはもはや適合しな
い。
【0004】従来技術に通常使用される別の形のフィル
タは、演算増幅器に基づく能動フィルタである。この形
のフィルタは、負又は正帰還形、シングルエンド形又は
完全な差動形のような設計因子を実現するために多様な
形式に構成することが可能である。この形のフィルタの
構成は、ノイズ抑制率の増大、或いは、電力消費の低減
の要求に対し単位利得フォロワとしてフィルタを利用す
るような種々の設計の目的を達成するために変更され
る。しかし、この形のフィルタは演算増幅器に基づくフ
ィルタの動作速度の制限のため広帯域通信応用には適さ
ない。
【0005】従来技術の完全な差動演算増幅器に基づく
フィルタの一つの具体例は、2次のシングルエンド形演
算増幅器フィルタ、即ち、一般的にSallen-Keyフィルタ
として周知のフィルタであり、単位利得を実現するため
に使用される。しかし、この形のフィルタはノイズ抑制
性が不足し、ダイナミックレンジが狭いために実現され
ることはない。
【0006】ウォン他は、発明の名称が「演算増幅器を
利用する完全な差動フォロワ」である(1992年5月
26日に発行された)米国特許第5,117,199号
明細書に単位利得を有する完全な差動増幅器を開示す
る。この増幅器は2対の差動入力を有する差動入力段よ
りなる。一方の対は入力信号を受ける。他方の対は出力
段から差動帰還を受けるよう内部的に接続される。かか
る2対の差動入力は同相帰還信号と結合され、出力にカ
スコードされる。この増幅器はその差動帰還に起因して
自動内部ノイズ除去を実現する。この回路の構築法はC
MOS又はBiCMOS技術を使用し、10MHzまで
の高い動作周波数に適用しても良いことが開示されてい
る。演算増幅器に基づく単位利得フィルタの一般的な特
性に起因して、ウォン他により開示された方法は周波数
応答が遅い。従って、これにより実現し得る帯域幅は、
現在のデータ処理、伝送、及び通信応用に必要とされる
より高い周波数レンジで動作すべきフィルタに適用する
のに十分ではない。
【0007】非演算増幅器に基づく能動フィルタがチャ
ン・ユー ウー他により開示されている(「非演算増幅
器に基づく単位利得増幅器を使用する高周波数CMOS
スイッチキャパシタフィルタの設計方法」、IEEE固
体回路学会誌、第26巻、第10号、1991年10
月)。完全に差動的な非演算増幅器に基づく単位利得増
幅器が開示されている。開示されたフィルタは通常の単
位利得を有するが、帯域幅を拡大し、安定化挙動を改善
し、チップ面積を縮小し、トランジスタ数を削減するの
で、高利得の演算増幅器と単位利得帰還とを伴うスイッ
チキャパシタ(SC)フィルタに使用される増幅器であ
る単位利得バッファ(UCBs)の代わりに使用し得
る。さらに、非直線性寄生容量とプロセス変動とにより
生ずる誤差はフィルタの利得の調整により補償されるの
で、上記のフィルタは、小さな寄生誤差を伴うかなり高
い周波数レンジで動作されるスイッチキャパシタフィル
タ(SCFs)に使用することが可能である。
【0008】しかし、ウー他により開示された如く、こ
のフィルタの制限はフィルタの精度がCMOS装置間の
不整合により影響を受けることである。その上、CMO
S技術が適用される場合に、フィルタの動作速度は寄生
容量により依然制限される。CMOSトランジスタのソ
ース・ドレイン間に一般的に存在する寄生容量は、典型
的には数ピコファラッドのオーダである。この寄生容量
のために、上記のフィルタは100MHzを超えるレン
ジの周波数レベルを実現し得ない。
【0009】従来技術により提供される方法は、帯域幅
の制限及び装置の不整合を含む幾つかの大きな問題点に
よってさらに制限される。その上、より高い帯域幅の動
作を実現するために、外付けの装置が屡々利用され、こ
れにより、集積化できないという問題と、集積回路(I
C)の実装における寸法の制限とが生じる。かかる問題
点は、システムの性能、電力の制御、コスト及び信頼性
に悪影響を与える。
【0010】従って、非演算増幅器に基づくフィルタ
と、広帯域通信システム設計におけるその応用の技術に
おいて、高帯域幅の応用に適し、電源抑制率とダイナミ
ックレンジとが改善された完全に差動的なフィルタが依
然として必要とされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、従
来技術において直面する上記の問題点を解決するために
完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のBJT
バイクワッドフィルタの提供を目的とする。特に、本発
明は、周波数適用のための外付け部品を必要としない完
全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のBJTバ
イクワッドフィルタの提供を目的とする。
【0012】本発明の他の目的は、その利得の値が1に
非常に近くなるよう精度良く調整することが可能な負荷
と負帰還抵抗との比により発生される、完全に差動的な
非演算増幅器に基づく正帰還形のBJTバイクワッドフ
ィルタを提供することである。本発明の他の目的は、共
通エミッタ及び共通ベース段がミラー寄生容量を低減す
るために使用される、完全に差動的な非演算増幅器に基
づく正帰還形のBJTバイクワッドフィルタを提供する
ことである。
【0013】本発明の他の目的は、フィルタの動作速度
を制限する回路の極が高い帯域幅の通信ネットワークに
おける応用に適当な非常に高い周波数に設定される、完
全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のBJTバ
イクワッドフィルタを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】簡潔に述べると、本発明
はその望ましい一実施例において、完全に差動的な非演
算増幅器に基づくBJTバイクワッドフィルタよりな
る。バイクワッドフィルタは、正及び負の差動入力信号
を受け、正及び負の差動出力信号を発生する単位利得フ
ォロワよりなる。バイクワッドフィルタは正の出力信号
を正の入力信号に接続する第1の正帰還路と、負の出力
信号を負の入力信号に接続する第2の正帰還路をさらに
含む。第1の正帰還路はそこに直列に接続された第1の
キャパシタを含み、第2の正帰還路はそこに直列に接続
された第2のキャパシタを含み、ここで、第1及び第2
のキャパシタは実質的に同じ容量である。単位利得フォ
ロワは、一定の直流電流源Idcを介して高い方の共通直
流電圧と低い方の共通直流電圧の間に接続された複数の
バイポーラNPN形装置と抵抗とよりなる。単位利得フ
ォロワは、正及び負の入力信号の電圧レベルを受け、シ
フトする入力電圧シフト段よりさらになる完全に差動的
なフォロワである。単位利得フォロワは、入力電圧シフ
ト段からのシフトされた電圧を正及び負の電流出力に変
換する相互コンダクタンス段をさらに含む。単位利得フ
ォロワは、正及び負のカスコード化された電流出力を発
生するために電流出力の帯域幅に応じて上記の正及び負
の電流出力を受け処理するカスコード段をさらに含む。
単位利得フォロワは、正及び負の負荷電圧を発生するた
めにカスコード化された電流出力を受ける負荷段をさら
に有する。単位利得フォロワは、正及び負のシフトされ
た出力電圧を発生するために該負荷電圧を受けてシフト
する出力電圧シフト段をさらに含む。単位利得フォロワ
は、バイクワッドフィルタに低い出力インピーダンスを
与えるために出力電圧シフト段からシフトされた出力電
圧を受け、正及び負の出力電圧を発生する出力バッファ
段をさらに含む。
【0015】
【実施例】本発明の上記及び他の目的と利点は、種々の
図面に示した望ましい実施例についての以下の詳細な説
明により当業者にとって明らかになるであろう。図1
は、本発明の回路構成を表わす完全に差動的な非演算増
幅器に基づく正帰還形のBJTバイクワッドフィルタ1
0を示し、本明細書ではこれをバイクワッドフイルタ1
0とも呼ぶ。完全に差動的な正帰還形のバイクワッドフ
ィルタ10は、一般的に、差動入力対、即ち、Vin+
びVin- と、差動出力対、即ち、V out+及びVout-を伴
う単位利得フォロワ20よりなる。差動正帰還は、正帰
還路12及び14を介して、Vout+からVin+ と、V
out-からVin- とに夫々に設けられ、ここで、各々の帰
還路はそこに直列に接続され、実質的に同じ容量を有す
るキャパシタ16及び18を有する。入力路対の各々、
即ち、入力路22及び24は、抵抗対、即ち、帰還路1
2及び14と入力路22及び24との接続点の前にある
R1と、別の抵抗対、即ち、帰還路12及び14と入力
路22及び24との接続点の後にあるR2とをさらに有
する。入力路22と24の間のキャパシタC1/2 は単位
利得フォロワ20の入力端における寄生容量を表わす。
本発明により開示される如く、この完全に差動的な正帰
還バイクワッドフィルタ10の回路構成は、このバイク
ワッドフィルタに高い入力インピーダンスと低い出力イ
ンピーダンスを与える。この回路構成の利点は、この回
路構成が外付けの構成部品を必要としないので占有面積
の小さなフィルタで高い周波数の応用の実現が可能であ
り、かつ、単位利得フォロワ20の回路の極は非常に高
い周波数に設定されるので、このフィルタを広帯域通信
ネットワークに使用し得ることである。
【0016】本発明の比類のない特徴の一つは、バイク
ワッドフィルタ10として示す完全に差動的な非増幅器
に基づく構成をSallen-Key形のフィルタに実現すること
にある。Sallen-Key形フィルタの動作原理は、M.E.
バン バルケンバーグ著の「アナログフィルタ設計」の
第6章に開示されている。この章の内容をここに参考と
して引用する。完全に差動的な非増幅器に基づく構成を
利用することにより、従来のSallen-Key形フィルタの主
要な問題、即ち、ノイズ抑制レンジにおける低い性能に
起因するダイナミックレンジの狭さが解消される。
【0017】図2は完全に差動的な正帰還形のバイポー
ラ接合形トランジスタ(BJT)バイクワッドフィルタ
10の回路図を示し、ここで、その設計には高速動作を
実現するためにバイポーラ技術を利用する。全体の回路
はバイポーラNPN形装置を利用し、1つのチップ上に
集積化して製造、或いは、他のICの一部に含めて集積
化することが可能である。装置202は、VDDに接続さ
れたコレクタと、負の入力Vin- に接続されたベース
と、装置216のベースと電流源Idcを介してV SSとに
接続されたエミッタとを有する。装置204は、VDD
接続されたコレクタと、正の入力Vin+ に接続されたベ
ースと、装置210のベースと電流源Idcを介してVSS
とに接続されたエミッタとを有する。装置208は抵抗
206を介してVDDに接続されるコレクタを有する。装
置208は、装置214のベースに接続されたベース
と、装置210のコレクタに接続されたエミッタとを有
する。装置210は、上述の如く接続されたコレクタ及
びベースと、電流源Idcを介してVssに接続され、抵抗
218を介して装置216のエミッタに接続されるエミ
ッタとを有する。装置214は、抵抗212を介してV
DDに接続され、装置224のベースに接続されるコレク
タを有する。装置214は上述の如く接続されるベース
を有する。装置214は装置216のコレクタに接続さ
れるエミッタを有する。装置216は、上述の如く接続
されたコレクタ及びベースと、Vssと上述の如く抵抗2
18を介して装置210のエミッタに接続されたエミッ
タとを有する。
【0018】装置210及び216と、抵抗218との
接続は、装置210のエミッタが抵抗値RE を伴う抵抗
218−1(図示せず)に接続され、装置216のエミ
ッタが抵抗値RE を伴う抵抗218−2(図示せず)に
接続され、抵抗218−1と218−2が相互に接続さ
れて電流源Idcを介してVssに接続するような別の構成
でも良い。図2に示す第1の望ましい実施例を既に開示
しているため、この形の別構成は回路設計の当業者に理
解されるので、詳細な説明用の別の図面を用いたこの別
の接続例のさらに詳細な説明は行わない。
【0019】装置220は、VDDに接続されたコレクタ
と、上述の如く接続されたベースとを有する。装置22
0は、電流源Idcを介してVssと、装置222のベース
とに接続されたエミッタを有する。装置222は、VDD
に接続されたコレクタと、上述の如く接続されたベース
とを有する。装置222は、電流源Idcを介してV
ssと、負の出力路Vout-とに接続されたエミッタを有す
る。装置224は、VDDに接続されたコレクタと、上述
の如く接続されたベースとを有する。装置224は、装
置226のベースと、電流源Idcを介してVssとに接続
されたエミッタを有する。装置226は、VDDに接続さ
れたコレクタと、上述の如く接続されたベースとを有す
る。装置226は、電流源Idcを介してVssと、正の出
力路Vout+とに接続されたエミッタを有する。
【0020】動作中に、回路素子202乃至226は図
1に示す単位利得フォロワ20を形成する。これは、高
い入力インピーダンスと、低い出力インピーダンスとを
有する完全に差動的な単位利得フォロワである。装置2
04と、装置210と、抵抗218との組合せは、その
値がβ×β×RE である高い入力インピーダンスを発生
し、ここで、βは装置204及び210のインピーダン
スであり、2RE は抵抗218の抵抗値である。装置2
02及び216と、抵抗218は、装置204及び21
0と、抵抗218とにより形成される回路と共にして完
全に差動的な回路結合を形成する。一方、装置210及
び216は、装置208及び214に対しエミッタ接続
された対を形成し、ミラー寄生容量を除去する目的を実
現し、バイクワッドフィルタ10の実現可能な帯域幅を
増大するためにカスコード、又は、共通エミッタ及び共
通ベース段になるよう組み合わされる。単位利得フォロ
ワ回路内の装置206及び212の回路素子と、抵抗2
18との組合せにより発生される単位利得は、抵抗値の
値をRE =RL にすることにより得られる。装置220
及び222は、出力電圧を所望の値に調整するために使
用し得るエミッタフォロワであり、その値がRL /β2
である低出力インピーダンスを発生する。装置224及
び226は、装置220及び222に対し差動的な組合
せを形成し、単位利得フォロワを完全に差動的な単位利
得フォロワ200に形成する。
【0021】図3は完全に差動的な正帰還形単位利得フ
ォロワ20の内部構成のブロック図である。差動入力
対、即ち、Vin+ 及びVin- は、次の段の動作電圧に整
合するよう電圧レベルをシフトするための装置202及
び204よりなるレベルシフト回路30に最初に接続さ
れる。このレベルシフトは、装置202及び204のベ
ース・エミッタ間の電圧降下により実現される。シフト
された電圧、即ち、V1+及びV1-は、シフトされた電圧
1+及びV1-を2つの対応する出力電流、即ち、I1+
びI1-に夫々変換する装置210及び216よりなる相
互コンダクタンス段40により処理される。変換された
電流I1+及びI1-は、次いで、信号の帯域幅を増大させ
る装置208及び214よりなるカスコード段50によ
って受けられる。カスコード段50の出力電流I2+及び
2-は、2つの負荷電圧V2+及びV 2-を発生する1対の
負荷段、即ち、装置206及び212よりなる負荷段6
0に結合され、ここで、信号の利得は装置218の回路
特性により定まる。負荷電圧V2+及びV2-は、別のレベ
ルシフト段、即ち、次の段の回路(図示せず)に整合す
る電圧をさらに微妙に調整する装置220及び224よ
りなる出力シフト段70によってさらにシフトされる。
出力シフト段70からのシフトされた出力電圧V3+及び
3-は、出力レベルシフト段70と協働して出力電圧V
out+及びVout-を発生し、バイクワッドフィルタ10に
低い出力インピーダンスを与える装置222及び226
よりなる出力低インピーダンスバッファ80を介してさ
らに送出される。
【0022】図2及び3を参照するに、相互コンダクタ
ンス段40は、共通エミッタNPN形装置対210及び
216よりなり、装置対210及び216が共通ベース
NPN形装置対208及び214よりなるカスコード段
50をエミッタ結合対する。相互コンダクタンス段40
は、その抵抗値が2RE であり、共通エミッタNPN形
装置対210及び216の共通エミッタを接続するエミ
ッタ抵抗218よりなる。負荷段60は、その各々の抵
抗値はRL であり、各々が高い方の共通電圧と、カスコ
ード段50の共通ベースNPN形装置208及び214
のコレクタとの間に接続された抵抗対212及び206
よりなる。その抵抗値RE は抵抗値RLと実質的に同じ
値であり、これにより、単位利得フォロワの利得の値は
実質的に1である。入力電圧シフト段30は、共通コレ
クタ−共通エミッタNPN形装置対202及び204よ
りなり、ここで、共通コレクタは高い方の共通電圧に接
続され、共通エミッタは低い方の共通電圧に接続され
る。正及び負の差動入力信号は各々が共通コレクタ−共
通エミッタNPN形装置202及び204の一方により
受けられ、ここで、各々のシフトされた入力電圧は、相
互コンダクタンス段40のNPN形装置210及び21
6の各々のベースに入力する共通コレクタ共通エミッタ
NPN形装置202及び204の各々のエミッタから発
生される。出力バッファ段80は、共通エミッタが低い
方の直流電圧に接続された共通エミッタNPN形装置対
222及び226よりなる。出力電圧シフト段70は、
共通コレクタが高い方の直流電圧に接続された共通コレ
クタNPN形装置対220及び224よりなる。出力バ
ッファ段80の共通NPN形装置対222及び226の
各々は、出力電圧シフト段70の共通コレクタNPN形
装置対220及び224の一方のエミッタフォロワであ
る。負荷段60の抵抗対206及び212の各々は、高
い方の共通直流電圧と、出力電圧シフト段70の共通コ
レクタNPN形装置220及び224の各々のベースと
の間に並列に接続される。正及び負の差動出力信号の各
々は、出力バッファ段80の共通エミッタNPN形装置
対222及び226の各々のエミッタから発生される。
【0023】従って、上記の完全に差動的なフィルタ1
0内の単位利得フォロワ200を利用することにより、
広帯域かつ高周波数の応用に組み込み得る本発明による
装置を開示する。帯域幅の制限と、ノイズ抑制率の不足
と、入出力インピーダンスの不整合とを含む従来技術で
直面する問題点は、本発明により解決される。広帯域動
作レンジを得るための上記のカスコード単位利得フィル
タ10の回路技術には幾つかの利点がある。フィルタの
利得は、負荷抵抗と負帰還抵抗との比、即ち、R1 /R
e を使用することにより微妙に調整することが可能であ
る。R 1 とRe の抵抗値を調整することにより、単位値
1に非常に近い利得が得られる。ミラー効果により生ず
る寄生容量は、共通ベースを使用することにより除去さ
れる。フィルタの動作速度を制限する回路の極は、非常
に高い周波数に設定される。かかる極は、典型的なバイ
ポーラ接合形トランジスタ(BJT)に対しおよそ7G
Hzであるトランジスタの単位利得周波数、或いは、以
下の式、即ち、 Ft =1/(Rout out ) により負荷抵抗から発生させることが可能であり、ここ
で、Ft は負荷抵抗Rou t 及び出力キャパシタCout
ら発生される一つの極の周波数の値である。さらに、出
力抵抗とキャパシタを適切に選ぶことにより、非常に高
い周波数を極Ftの周波数として発生させ得る。かくし
て、回路設計者は、このフィルタが提供されるべき通信
又はディジタル信号処理システムに対し最適的に調整し
得る広帯域単位利得BJTバイクワッドフィルタの設計
に多大な柔軟性が得られる。
【0024】現在の望ましい実施例に関して本発明の説
明を行っているが、かかる実施例の説明は本発明を限定
するものではないことを理解する必要がある。上記の開
示に基づいて種々の代替と変形が当業者にとって疑いな
く明らかとなるであろう。従って、特許請求の範囲の記
載は本発明の真の精神と目的の範囲内において全ての代
替と変形を含むことが理解されるべきである。
【0025】
【発明の効果】本発明の完全に差動的な非演算増幅器に
基づく正帰還形のBJTバイクワッドフィルタによれ
ば、周波数適用のための外付け部品を必要とせず、精度
良く調整することが可能な負荷と負帰還抵抗との比によ
り1に非常に近い値の利得が発生され、共通エミッタ及
び共通ベース段がミラー寄生容量を低減し、フィルタの
動作速度を制限する回路の極が高帯域幅の通信ネットワ
ークにおける応用に適当な非常に高い周波数に設定され
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による完全に差動的な非演算増幅器に基
づく正帰還形のBJTバイクワッドフィルタの回路構成
の略構成図である。
【図2】本発明の望ましい一実施例による完全に差動的
な非演算増幅器に基づく正帰還形のBJTバイクワッド
フィルタの回路構成図である。
【図3】本発明による完全に差動的な非演算増幅器に基
づく正帰還形のBJTバイクワッドフィルタの機能的な
ブロック図である。
【符号の説明】
10 バイクワッドフイルタ 12,14 正帰還路 16,18 キャパシタ 20,200 単位利得フォロワ 22,24 入力路 30 レベルシフト回路 40 相互コンダクタンス段 50 カスコード段 60 負荷段 70 出力シフト段 80 出力低インピーダンスバッファ 202,204,208,210,214,216,2
20,222,224 ,226 装置 206,212,218 抵抗 R1,R2 抵抗対 C1/2 寄生容量
フロントページの続き (72)発明者 ユー ディアーン ワン 台湾 シンチュ クアン−フー・ロード セク1 レーン385 ナンバー14 1 エフ (56)参考文献 特開 昭63−136707(JP,A) 特開 平5−22077(JP,A) 特開 平5−335838(JP,A) 特開 平4−144307(JP,A) 米国特許4509019(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03H 11/04 - 11/14 H03H 3/45

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 完全に差動的な非演算増幅器に基づくバ
    イポーラ接合形トランジスタ(BJT)バイクワッドフ
    ィルタにおいて、 正及び負の差動入力信号を受け、正及び負の差動出力信
    号を発生する単位利得フォロワと、 該正の出力信号を帰還して該正の入力信号として供給
    る第1の正帰還路と、該負の出力信号を帰還して該負の
    入力信号として供給する第2の正帰還路とにより構成さ
    れ、 該第1の正帰還路はそこに直列に接続された第1のキャ
    パシタを含み、該第2の正帰還路はそこに直列に接続さ
    れた第2のキャパシタを含み、ここで、該第1及び該第
    2のキャパシタは実質的に同じ容量であり、 該単位利得フォロワは、 該正及び負の入力信号の電圧レベルを受け、シフトする
    入力電圧シフト段と、 該入力電圧シフト段からの該シフトされた電圧を正及び
    負の電流出力に変換する相互コンダクタンス段と、 正及び負のカスコード化された電流出力を発生させるた
    めに、該相互コンダクタンス段によって変換された該正
    及び負の電流出力を受け、該受けられた正及び負の電流
    出力を帯域幅に応じて処理するカスコード段と、正及び負の負荷電圧を発生するために該カスコード化さ
    れた電流出力を受ける負荷段と、 正及び負のシフトされた出力電圧を発生するために該負
    荷電圧を受けシフトする出力電圧シフト段と、 該バイクワッドフィルタに低い出力インピーダンスを与
    えるために該出力電圧シフト段から該シフトされた出力
    電圧を受け、正及び負の出力電圧を発生する出力バッフ
    ァ段とよりなる完全に差動的なフォロワである、BJT
    バイクワッドフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記相互コンダクタンス段は共通ベース
    NPN形装置対よりなる前記カスコード段をエミッタ結
    合対する共通エミッタNPN形装置対よりなる請求項1
    記載のBJTバイクワッドフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記相互コンダクタンス段は、2RE
    抵抗値を有し、前記共通エミッタNPN形装置の前記共
    通エミッタを接続するエミッタ抵抗よりなり、 前記負荷段は、その各々がRL の抵抗値を有し、各々が
    前記高い方の共通電圧と前記カスコード段の前記共通ベ
    ースNPN形装置のコレクタとの間に接続された抵抗対
    よりなり、 該抵抗値RE は実質的に該抵抗値RL と同じ値であり、
    それにより、前記単位利得フォロワの利得の値は実質的
    に1である、請求項2記載のBJTバイクワッドフィル
    タ。
  4. 【請求項4】 前記入力電圧シフト段は共通コレクタ−
    共通エミッタNPN形装置対よりなり、ここで、該共通
    コレクタは前記高い方の共通電圧に接続され、該共通エ
    ミッタは前記低い方の共通電圧に接続され、 前記正及び負の差動入力信号は各々該共通コレクタ−共
    通エミッタNPN形装置の一方のエミッタにより受けら
    れ、ここで、前記シフトされた入力電圧の各々は、前記
    相互コンダクタンス段のNPN形装置の各々のベースに
    入力する該共通コレクタ−共通エミッタNPN形装置の
    各々のエミッタから発生される、請求項3記載のBJT
    バイクワッドフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記出力バッファ段は前記低い方の直流
    電圧に接続された共通エミッタを有する共通エミッタN
    PN形装置対よりなり、 前記出力電圧シフト段は前記高い方の直流電圧に接続さ
    れた共通コレクタを有する共通コレクタNPN形装置対
    よりなり、 該出力バッファ段の該共通NPN形装置対の各々は、該
    出力電圧シフト段の該共通コレクタNPN形装置対の一
    方のエミッタフォロワである、請求項4記載のBJTバ
    イクワッドフィルタ。
  6. 【請求項6】 前記負荷段の前記抵抗対の各々は、前記
    高い方の共通直流電圧と前記出力電圧シフト段の前記共
    通コレクタNPN形装置の各々のベースの間に並列に接
    続されている請求項5記載のBJTバイクワッドフィル
    タ。
  7. 【請求項7】 前記正及び負の差動出力信号の各々は、
    前記出力バッファ段の前記共通エミッタNPN形装置対
    の各々のエミッタから発生される請求項6記載のBJT
    バイクワッドフィルタ。
  8. 【請求項8】 完全に差動的な非演算増幅器に基づくバ
    イポーラ接合形トランジスタ(BJT)バイクワッドフ
    ィルタにおいて、 正及び負の差動入力信号を受け、正及び負の差動出力信
    号を発生する単位利得フォロワと、 該正の出力信号を帰還して該正の入力信号として供給
    る第1の正帰還路及び該負の出力信号を帰還して該負の
    入力信号として供給する第2の正帰還路とにより構成さ
    れ、 該第1の正帰還路はそこに直列に接続された第1のキャ
    パシタを含み、該第2の正帰還路はそこに直列に接続さ
    れた第2のキャパシタを含み、ここで該第1及び該第2
    のキャパシタは実質的に同じ容量であり、 該単位利得フォロワは、一定の直流電流源を介して高い
    方の共通直流電圧と低い方の共通直流電圧の間に接続さ
    れた複数のバイポーラNPN形装置と抵抗を更に有し、 該単位利得フォロワは、 該正及び負の入力信号の電圧レベルを受けシフトする入
    力電圧シフト段と、 該入力電圧シフト段からの該シフトされた電圧を正及び
    負の電流出力に変換する相互コンダクタンス段と、 正及び負のカスコード化された電流出力を発生させるた
    めに、該相互コンダクタンス段によって変換された該正
    及び負の電流出力を受け、該受けられた正及び負の電流
    出力を帯域幅に応じて処理するカスコード段と、 正及び負の負荷電圧を発生するために該カスコード化さ
    れた電流出力を受ける負荷段と、 正及び負のシフトされた出力電圧を発生するために該負
    荷電圧を受けシフトする出力電圧シフト段と、 該バイクワッドフィルタに低い出力インピーダンスを与
    えるために該出力電圧シフト段から該シフトされた出力
    電圧を受け、正及び負の出力電圧を発生する出力バッフ
    ァ段とよりさらになる完全に差動的なフォロワである、
    BJTバイクワッドフィルタ。
JP6234903A 1994-09-29 1994-09-29 完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のバイポーラ接合形トランジスタバイクワッドフィルタ Expired - Fee Related JP2809994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234903A JP2809994B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のバイポーラ接合形トランジスタバイクワッドフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234903A JP2809994B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のバイポーラ接合形トランジスタバイクワッドフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08116223A JPH08116223A (ja) 1996-05-07
JP2809994B2 true JP2809994B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=16978112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6234903A Expired - Fee Related JP2809994B2 (ja) 1994-09-29 1994-09-29 完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のバイポーラ接合形トランジスタバイクワッドフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2809994B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3748263B2 (ja) 2003-06-25 2006-02-22 沖電気工業株式会社 広帯域増幅器
JP4917570B2 (ja) * 2008-05-29 2012-04-18 日本電信電話株式会社 差動増幅回路
WO2012032736A1 (ja) * 2010-09-10 2012-03-15 旭化成エレクトロニクス株式会社 増幅回路
JP7387855B1 (ja) * 2022-11-15 2023-11-28 株式会社フジクラ 電力増幅装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08116223A (ja) 1996-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5734294A (en) Large swing wide band high order programmable active filters
EP0234655B1 (en) Transconductance amplifier
GB2280999A (en) Transconductance amplifiers
CA2003401C (en) Amplifier circuit using feedback load
US5418492A (en) Fully differential non-op-amp-based positive feedback BJT biquad filter
EP0352790A2 (en) Integrator and active filter including integrator with simple phase compensation
US5708391A (en) High frequency differential filter with CMOS control
US5469092A (en) Electronic circuit including means for reflecting signal current and feed forward means for compensating operational speed thereof
JP3579286B2 (ja) アクティブフィルタ回路
EP0652635B1 (en) A differential gain stage for use in standard bipolar ECL processes
JP2809994B2 (ja) 完全に差動的な非演算増幅器に基づく正帰還形のバイポーラ接合形トランジスタバイクワッドフィルタ
EP1811662B1 (en) A lowpass biquad VGA filter
US6268769B1 (en) Operational amplifier
JPH02295209A (ja) Ftダブラ差動増幅器
US4853651A (en) Delay circuit with all-pass network
US4518878A (en) "All-pass" filter circuit including an integrable band-pass filter circuit
US5859566A (en) Electronic circuit comprising complementary transconductors for filters and oscillators
EP0696846B1 (en) High-pass filter structure with programmable zeros
KR19980079906A (ko) 네가티브 증폭기 회로
JP3874649B2 (ja) 平衡回路
GB2219162A (en) Differential amplifier with high output impedance stage
JP3410776B2 (ja) 直交信号発生回路
Carlosena et al. On the search for a" universal" active element
JPH04180405A (ja) フィルタ回路
JPH06152318A (ja) フィルタ回路

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100731

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110731

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees