JPH0712134B2 - スピ−カの増幅回路 - Google Patents

スピ−カの増幅回路

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JPH0712134B2
JPH0712134B2 JP27682184A JP27682184A JPH0712134B2 JP H0712134 B2 JPH0712134 B2 JP H0712134B2 JP 27682184 A JP27682184 A JP 27682184A JP 27682184 A JP27682184 A JP 27682184A JP H0712134 B2 JPH0712134 B2 JP H0712134B2
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JP
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resistor
amplifier
speaker
capacitor
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健作 阿部
基行 吉住
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばアンプ内蔵のスピーカシステムに適用
して好適なスピーカの増幅回路に関する。
〔従来の技術〕
人間の耳は音の大きさのレベルによつて各周波数に対す
る感度が異なり、音量が小さくなるほど低音と高音が聞
こえにくくなる。このことは、フレツチヤーマンソン曲
線(第7図参照)として知られている。そこで、従来の
アンプでは、特に小音量時の低音,高音の不足感を補う
ために、音量に合つた適当な量だけ低音と高音を補正す
ることが行なわれる。これがいわゆるラウドネスコント
ロールである。
しかし、従来のラウドネスコントロールは、アンプのボ
リウム位置により補正が決定されるものであり、例えば
入力に接続される機器で音量コントロールされる場合
は、スピーカの出力音量に関係がなく補正されることと
なり、目的とする補正効果が得られないばかりか、出力
音量が大きくても補正されることがあり、アンプの出力
飽和により歪が発生することもあった。
上述の如き問題点を解消するために増幅器出力レベルが
小さい時には中音域に対して低音域及び高音域の増幅度
を大きくし、増幅器出力が大きい時には中音域に対して
低音域、高音域の増幅度を小さくする様にラウドネス特
性を自動的に制御する様に成した回路が実開昭55−4636
7号公報に示されて公知である。
上述の公報に示されている構成は入力端子に供給される
音声等の入力信号は中域帯域通過フィルタを中心に通過
帯域周波数が順次ずらされた複数の低域用の帯域通過フ
ィルタ群と複数の高域用の帯域通過フィルタ群とに分割
し、これら低高域帯域通過フィルタの各出力に複数の電
圧制御型可変利得増幅器を設け、スピーカ前段の電力増
幅器の出力によって上記複数の電圧制御型可変利得増幅
器を制御する様にして、低音域及び高音域が夫々低音又
は高音になるほど増幅度を上げて全音量に対してラウド
ネス特性化する様に成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然し、上記した従来構成のラウドネス特性自動制御回路
によると、入力信号を中域の帯域通過フィルタ(BPF)
を中心とする基準周波数信号を基に低域側の通過帯域周
波数の順次ずらされた複数のBPF群並びに高域側の通過
帯域周波数の順次ずらされた複数のBPF群を必要とする
だけでなく、これら各BPF群の後段に複数の電圧制御型
可変利得増幅器を設けなければならず、構成が複雑で高
価と成る問題があった。
本発明は斯かる点に鑑み、極めて簡単なフィルタ回路で
直線性の良いスピーカの増幅回路を得る様に成したもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、第1図に示すように、入力端子(1)からの
音声信号SAがフィルタ回路(2)及びアンプ(3)の直
列回路を介してスピーカ(4)に供給されると共に、こ
のスピーカ(4)の入力信号がレベル検出回路(5)に
供給され、このレベル検出回路出力Sdにより、フィルタ
回路(2)が等ラウドネス特性化する様に成されたスピ
ーカ増幅回路において、フィルタ回路(2)は入力端子
(1)と増幅器(3)に接続された第1の抵抗R1と、こ
の第1の抵抗R1に並列接続された第2の抵抗R2と第1の
コンデンサC1の第1の直列回路と、第1の直列回路の直
列接続点と接地間に直線性改善用の抵抗R3を介して接続
された第1のトランジスタQ1とより成る高域ブースト回
路(2H)並びにこの高域ブースト回路(2H)後段に第3
の抵抗R4と第2のコンデンサC2の第2の直列回路を介し
て接地され、この第2の直列回路の接続点と接地との間
に直線性改善用の抵抗R5を介して接続された第2のトラ
ンジスタQ2より成る低域ブースト回路(2L)より構成さ
れ、レベル検出回路(5)の検出出力を該第1及び第2
のトランジスタQ1及びQ2のベースに供給して成ることを
特徴とするスピーカの増幅回路である。
〔作用〕
上述の本発明の構成によれば高域及び低域用のブースト
回路(2H)及び(2L)中の第1及び第2のトランジスタ
Q1及びQ2にレベル検出回路(5)からの検出信号を供給
するだけで音量に合った適当な量だけ低音及び高音が自
動的に補正可能でダイナミックなラウドネスコントロー
ルが簡単な回路構成が得られると共に歪の少ない補正信
号が得られる。
〔実施例〕
以下、第2図を参照しながら本発明の一実施例について
説明しよう。この第2図において第1図と対応する部分
には同一符号を付して示す。
同図において、(1)は入力端子であり、音声信号SA
供給される。この音声信号SAはフイルタ回路(2)を介
してアンプ(3)の入力側に供給される。即ち、端子
(1)は抵抗器R1を介してアンプ(3)の入力側に接続
される。また、抵抗器R1と並列にコンデンサC1及び抵抗
器R2の直列回路が接続される。これらコンデンサC1及び
抵抗器R2の接続点はnpn形トランジスタQ1のコレクタに
接続され、このトランジスタQ1のエミツタは抵抗器R3
介して接地される。ここで、抵抗器R1,R2,R3、コンデ
ンサC1、トランジスタQ1により高域ブースト回路(2H)
が構成される。尚、抵抗器R3は直線性改善のためのもの
である。
また、アンプ(3)の入力側は抵抗器R4及びコンデンサ
C2の直列回路を介して接地され、これら抵抗器R4及びコ
ンデンサC2の接続点はnpn形トランジスタQ2のコレクタ
に接続され、このトランジスタQ2のエミツタは抵抗器R5
を介して接地される。ここで、抵抗器R1,R4,R5、コン
デンサC2、トランジスタQ2により低域ブースト回路(2
L)が構成される。尚、抵抗器R5は直線性改善のための
ものである。
また、アンプ(3)の出力信号はコンデンサC5を介して
スピーカ(4)に供給される。
また、アンプ(3)の出力信号即ち、スピーカ(4)の
入力信号はレベル検出回路(5)に供給される。即ち、
アンプ(3)の出力側はコンデンサC4及びダイオードD2
の直列回路を介して接地され、これらコンデンサC4及び
ダイオードD2の接続点はダイオードD1及びコンデンサC3
の直列回路を介して接地される。この場合、コンデンサ
C3,C4、ダイオードD1,D2により、倍電圧整流回路構成
のレベル検出回路(5)が構成され、ダイオードD1及び
コンデンサC3の接続点にスピーカ(4)の入力信号レベ
ルに応じたレベルの検出出力Sdが得られる。
レベル検出回路(5)より得られる検出出力Sdは抵抗器
R7を介して高域ブースト回路(2H)を構成するトランジ
スタQ1のベースに供給される。また、この検出出力Sd
抵抗器R6を介して低域ブースト回路(2L)を構成するト
ランジスタQ2のベースに供給される。
本例は以上のように構成され、フイルタ回路(2)の高
域ブースト回路(2H)及び低域ブースト回路(2L)は、
第3図に示すような等価回路で示すことができる。この
場合、トランジスタQ1及びQ2のインピーダンスは検出出
力Sdが大なるほど小さくなり、このフイルタ回路(2)
の周波数特性は、第4図に示すように検出出力Sdに応じ
たものとなる。即ち、この検出出力Sdが大なるほど平坦
な特性となると共に、検出出力Sdが小なるほど低域,高
域が補正された特性となる。尚、第4図において、周波
は抵抗器R1及びコンデンサC2で決定され、周波数
は抵抗器R4及びコンデンサC2で決定され、周波数
は抵抗器R1及びコンデンサC1で決定され、周波数
は抵抗器R2及びコンデンサC1で決定される。フイルタ回
路(2)の各素子の値は、例えば図示のように選定され
る。
このように、本例によれば検出出力Sd、つまりスピーカ
(4)の入力信号レベルに応じて、フイルタ回路(2)
の周波数特性が第4図に示すように制御されるものであ
り、スピーカ(4)の出力音量が小音量時には、音量に
合つた適当な量だけ低音,高音が自動的に補正される。
即ち、ダイナミックなラウドネスコントロールがなされ
る。
第5図はスピーカ(4)の駆動電力(入力信号レベルに
対応)を2W,0.5W,125mW,30mW,7.5mWと変化させたときの
特性を求めたものである。この図から明らかなように、
本例によればスピーカ(4)の出力音量が小音量時に
は、音量に合つた適当な量だけ低音,高音が補正される
ことがわかる。また、第6図は、実際に入力端子(1)
に音声信号SAを供給したときの音圧の測定結果を示すも
のであるが、スピーカ(4)の出力音量が小さいほど、
低音,高音が強調されていることがわかる。
従つて、本例によれば、スピーカ(4)の入力信号レベ
ル、つまり出力音量に応じたダイナミックなラウドネス
コントロールがなされるので、出力音量の大小にかかわ
らず、自然な音場が得られる。しかも、本例によればス
ピーカ(4)の入力信号レベルに応じてフイルタ回路
(2)の制御がなされるものであり、例えば入力端子
(1)に供給される音声信号SAのレベルが変つても良好
な補正がなされる。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、スピーカの入力信号レベ
ル、つまり、出力音量に応じて自動的に制御され、ダイ
ナミックなラウドネスコントロールがなされるものであ
り、出力音量の大小にかかわらず、自然な音場が得られ
る。また、スピーカの入力信号レベルに応じて制御され
るものであるから、入力端子に供給される音声信号のレ
ベルが変つても、良好な補正がなされる。従つて、本発
明はアンプ内蔵のスピーカシステムに適用して好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示す構成図、第2図は本発明の一実施
例を示す構成図、第3図は第2図例のフイルタ回路の等
価回路図、第4図は第2図例のフイルタ回路の特性図、
第5図及び第6図は第2図例の説明のための図、第7図
はフレツチヤーマンソン曲線を示す図である。 (1)は入力端子、(2)はフイルタ回路、(3)はア
ンプ、(4)はスピーカ、(5)はレベル検出回路であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子からの音声信号がフィルタ回路及
    び増幅器の直列回路を介してスピーカに供給されると共
    に該スピーカの入力信号がレベル検出回路に供給され、
    該レベル検出回路出力によって該フィルタ回路を等ラウ
    ドネス特性化する様に成されたスピーカ増幅回路におい
    て、 上記フィルタ回路は上記入力端子と増幅器間に接続され
    た第1の抵抗器と、該第1の抵抗に並列接続された第2
    の抵抗と第1のコンデンサの第1の直列回路と、該第1
    の直列回路の直列接続点と接地間に直線性改善用の抵抗
    を介して接続された第1のトランジスタとより成る高域
    ブースト回路並びに該高域ブースト回路の後段に第3の
    抵抗と第2のコンデンサの第2の直列回路を介して接地
    され、該第2の直列回路の接続点と接地との間に直線性
    改善用の抵抗を介して接続された第2のトランジスタよ
    り成る低域ブースト回路とより構成され、上記レベル検
    出回路の検出出力を該第1及び第2のトランジスタのベ
    ースに供給して成ることを特徴とするスピーカの増幅回
    路。
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MY110853A (en) * 1993-04-23 1999-05-31 Koninklijke Philips Electronics Nv Audio amplifier arrangement having a volume dependent tone control
EP0621687B1 (en) * 1993-04-23 2000-04-05 Philips Electronics N.V. Audio amplifier arrangement

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