JPH05344583A - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JPH05344583A
JPH05344583A JP14771892A JP14771892A JPH05344583A JP H05344583 A JPH05344583 A JP H05344583A JP 14771892 A JP14771892 A JP 14771892A JP 14771892 A JP14771892 A JP 14771892A JP H05344583 A JPH05344583 A JP H05344583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
speaker
external speaker
circuit
terminal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14771892A
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English (en)
Inventor
Osamu Mino
修 三野
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05344583A publication Critical patent/JPH05344583A/ja
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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部スピーカ出力端子20への信号は増幅器
11の周波数特性による信号を送り出し、内部スピーカ
10には高音領域がカットされて低音領域が拡大された
周波数特性を有する信号を送り出し、耳障りな高音域の
ノイズをカットし、豊かな低音域を再生することができ
る小型電子機器を提供すること。 【構成】 内部スピーカ10及び外部スピーカ出力端子
20を備えた小型電子機器において、内部スピーカ10
側から増幅器11へのフィードバック回路に周波数補正
回路30が介装されている小型電子機器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型電子機器、より詳細
には例えば小型携帯用無線器等の小型電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来から使用されている小型携帯
用無線器における増幅器からスピーカに至る信号処理回
路を概略的に示したブロック図であり、図中11は増幅
器を示している。増幅器11の出力側はコンデンサより
なるDCカット回路13を介してジャック17の端子1
5に電気的に接続され、増幅器11とDCカット回路1
3との間に抵抗器12a、コンデンサ12bよりなるア
ンプの発振止め回路12が電気的に接続されている。ま
たジャック17の端子16は直径略30〜40mm、厚さ
略4mm程度の小型内部スピーカ10に、また端子14は
小型電子機器外箱のアース19にそれぞれ電気的に接続
されている。そして増幅器11で増幅された信号は、イ
ヤホン等の外部スピーカ(図示せず)が外部スピーカ出
力端子20に接続されていないときは内部スピーカ10
のみから出力され、接続されているときは端子18はオ
フされて前記外部スピーカのみから出力されるように構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した小型電子機器
においては内部スピーカ10が小型・薄形であり、その
音質特性は高音域が強調され低音域が欠けたものにな
る。このため高音域のノイズが耳障りとなり、また音声
が歪むという課題があった。
【0004】また外部スピーカとしては、イヤホン以外
に大型のスピーカを接続する場合があり、外部スピーカ
出力端子20からは増幅器11で増幅後の信号周波数特
性そのままで信号を送り出すことが望ましい。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、小型・薄形の内部スピーカに対しては高音領
域がカットされ、あるいはさらに低音領域が拡大された
周波数特性の信号を送り出すとともに、外部スピーカに
対しては増幅器からの信号をそのまま送り出すことがで
き、内部スピーカ音が聴き易く、また外部スピーカの利
用範囲を狭めない小型電子機器を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る小型電子機器は、内部スピーカ及び外部
スピーカ出力端子を備えた小型電子機器において、前記
内部スピーカと増幅器との間に、あるいは前記内部スピ
ーカ側から前記増幅器へのフィードバック回路に周波数
補正回路が介装されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明に係る小型電子機器によれば、内部スピ
ーカ及び外部スピーカ出力端子を備え、前記内部スピー
カと増幅器との間に周波数補正回路が介装されているの
で、前記周波数補正回路中のコンデンサ、抵抗の定数を
選定し、ローパスフィルタ(以下、L.P.F と記す)の機
能を果たさせることにより、高音領域がカットされた周
波数特性を有する音声を前記内部スピーカのみから出力
させ得ることとなる。
【0008】また本発明に係る小型電子機器によれば、
内部スピーカ及び外部スピーカ出力端子を備え、前記内
部スピーカ側から増幅器へのフィードバック回路に周波
数補正回路が介装されているので、前記周波数補正回路
中のコンデンサ、抵抗の定数を選定し、前記増幅器にフ
ィードバックを掛けて前記増幅器のゲインを調節するこ
とにより、高音領域がカットされ低音領域が拡大された
周波数特性を有する音声を前記内部スピーカのみから出
力させ得ることとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る小型電子機器の実施例を
図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一機能を有
する構成部品には同一の符号を付し、詳細な説明は省略
することとする。
【0010】図1は本実施例に係る小型電子機器の信号
処理回路を概略的に示したブロック図であり、図中11
は増幅器を示している。増幅器11の出力側はコンデン
サよりなるDCカット回路13を介してジャック17の
端子15に電気的に接続され、増幅器11とDCカット
回路13との間に抵抗器12a、コンデンサ12bより
なるアンプの発振止め回路12が電気的に接続されてい
る。ジャック17の端子16は直径略30〜40mm、厚
さ略4mm程度の小型内部スピーカ10に電気的に接続さ
れており、また接続点33で分岐して小型内部スピーカ
10と増幅器11との間にはフィードバック回路31が
形成され、このフィードバック回路31にはコンデンサ
30a及び抵抗30bよりなる高音域をカットする周波
数補正回路30が介装されている。そして外部スピーカ
(図示せず)が外部スピーカ出力端子20に接続されて
いないときは端子18が接続されて増幅系のフィードバ
ック回路31が作動し、一方前記外部スピーカが接続さ
れると端子18はオフされてフィードバック回路31が
作動しないように構成されている。
【0011】このように構成された小型電子機器におけ
る信号処理は以下のように行われる。イヤホン等の外部
スピーカが接続されていないときは、端子18がオンさ
れて増幅器11を出た信号はDCカット回路13、端子
15、端子18及び端子16を介して小型内部スピーカ
10に入力されるとともに周波数補正回路30に入力さ
れる。増幅系のフィードバック回路31が作動すること
により増幅器11から出力される信号の周波数特性が調
整され、高音領域がカットされて低音領域が拡大された
音声が内部スピーカ10のみから出力される。一方、外
部スピーカが接続されると、端子18がオフされて増幅
系のフィードバック回路31が作動せず、増幅器11の
出力特性に基づいた音声信号が増幅器11、DCカット
回路13及び端子15を介して外部スピーカ出力端子2
0のみから出力される。
【0012】図2は実施例における信号の周波数特性を
模式的に示したグラフであり、実線は周波数補正回路3
0が作動していない場合、点線は周波数補正回路30が
作動している場合を示している。このように、上記外部
スピーカが接続されていないときは高音領域がカットさ
れ、低音領域が拡大された音声が内部スピーカ10から
出力されており、耳障りな高音域のノイズが抑制され、
かつ十分な低音域が得られる。一方、前記外部スピーカ
が接続されているときは周波数補正回路30が作動せ
ず、増幅器11の特性に基づいた信号がそのまま外部ス
ピーカ出力端子20から出力され、増幅器11の特性を
生かすことができる。なお周波数補正回路30中のコン
デンサ30a及び抵抗30bを種々組み合わせることに
より、望みの周波数特性を得ることができる。なお周波
数補正回路はコイル等を用いた共振回路でも実現でき
る。
【0013】図3は別の実施例に係る小型電子機器の信
号処理回路を概略的に示したブロック図であり、図中1
1は増幅器を示している。増幅器11の出力側はコンデ
ンサよりなるDCカット回路13を介してジャック17
の端子15に電気的に接続され、増幅器11とDCカッ
ト回路13との間に抵抗器12a、コンデンサ12bよ
りなるアンプの発振止め回路12が電気的に接続されて
いる。ジャック17のの端子16と直径略30〜40m
m、厚さ略4mm程度の小型内部スピーカ10との間には
コンデンサ32a及び抵抗32bよりなるL.P.F 32が
介装されている。そして外部スピーカ(図示せず)が外
部スピーカ出力端子20に接続されていないときは端子
18が接続されてL.P.F 32が作動し、一方前記外部ス
ピーカが接続されると端子18がオフされてL.P.F 32
が作動しないように構成されている。
【0014】このように構成された小型電子機器におけ
る信号処理は以下のように行われる。イヤホン等の外部
スピーカが接続されていないときは、増幅器11で増幅
された信号はDCカット回路13から端子15、端子1
8及び端子16を介してL.P.F 32に入力され、L.P.F
32が作動して高音領域がカットされた音声が内部スピ
ーカ10のみから出力される。一方、外部スピーカが接
続されているときは、増幅器11で増幅された信号はD
Cカット回路13、端子15及び外部スピーカ出力端子
20を介して出力され、L.P.F 32は作動せず、増幅器
11の特性に基づいた信号が前記外部スピーカのみから
出力される。
【0015】したがって、上記外部スピーカが接続され
ていないときは高音領域がカットされた信号が内部スピ
ーカ10から出力されており、耳障りな高音域のノイズ
が抑制される。一方、前記外部スピーカが接続されてい
るときは増幅器11の特性に基づいた信号がそのまま外
部スピーカ出力端子20から出力され、増幅器11の特
性を損なうことはない。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る小型電
子機器にあっては、内部スピーカと増幅器との間に、あ
るいは前記内部スピーカ側から前記増幅器へのフィード
バック回路に周波数補正回路が介装されており、ジャッ
クにより周波数補正回路の作動がオンオフされることに
より、外部スピーカが接続されていないときは高音領域
がカットされあるいはさらに低音領域が拡大された音声
が内部スピーカから出力される。したがって耳障りな高
音域のノイズが抑制され、あるいはさらに豊かな低音域
を再生することができる。一方、前記外部スピーカが接
続されているときは前記増幅器の特性に基づいた補正前
の信号がそのまま外部スピーカ出力端子から出力され、
前記増幅器の特性を損ねることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る小型電子機器の信号処理
回路を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施例における出力される信号の周波数特性を
模式的に示したグラフである。
【図3】別の実施例に係る小型電子機器の信号処理回路
を概略的に示したブロック図である。
【図4】従来から使用されている小型携帯用無線器の信
号処理回路を概略的に示したブロック図である。
【符号の説明】
10 小型内部スピーカ 11 増幅器 20 外部スピーカ出力端子 30 周波数補正回路 31 フィードバック回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部スピーカ及び外部スピーカ出力端子
    を備えた小型電子機器において、前記内部スピーカと増
    幅器との間に、あるいは前記内部スピーカ側から前記増
    幅器へのフィードバック回路に周波数補正回路が介装さ
    れていることを特徴とする小型電子機器。
JP14771892A 1992-06-08 1992-06-08 小型電子機器 Withdrawn JPH05344583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14771892A JPH05344583A (ja) 1992-06-08 1992-06-08 小型電子機器

Applications Claiming Priority (1)

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JP14771892A JPH05344583A (ja) 1992-06-08 1992-06-08 小型電子機器

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Publication Number Publication Date
JPH05344583A true JPH05344583A (ja) 1993-12-24

Family

ID=15436625

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14771892A Withdrawn JPH05344583A (ja) 1992-06-08 1992-06-08 小型電子機器

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JP (1) JPH05344583A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238442A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Pantech & Curitel Communications Inc 移動通信端末機のicチップ型聴取補助回路およびこれを内蔵した移動通信端末機
JP2008177867A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Okuda Denki Kogyo Kk 業務用無線の基地局非常電源装置
JP2013059254A (ja) * 2012-11-19 2013-03-28 Okuda Denki Kogyo Kk 業務用無線の基地局非常電源装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831