JPS6153810A - オ−デイオ増幅器の音質調整装置 - Google Patents
オ−デイオ増幅器の音質調整装置Info
- Publication number
- JPS6153810A JPS6153810A JP59174012A JP17401284A JPS6153810A JP S6153810 A JPS6153810 A JP S6153810A JP 59174012 A JP59174012 A JP 59174012A JP 17401284 A JP17401284 A JP 17401284A JP S6153810 A JPS6153810 A JP S6153810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- emphasis
- sound
- amplifier
- gain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G9/00—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
- H03G9/02—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G5/00—Tone control or bandwidth control in amplifiers
- H03G5/02—Manually-operated control
- H03G5/025—Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はオーディオ増幅器の音質調整装置に関する。本
発明の音質調整装置は、例えばカーステレオ等のような
増幅器のダイナミックレンジを高くとれないオーディオ
装置に用いるに適している。
発明の音質調整装置は、例えばカーステレオ等のような
増幅器のダイナミックレンジを高くとれないオーディオ
装置に用いるに適している。
オーディオ用の増幅器は、一般にBASS (低音)お
よびTREBLE (高音)調整用ツマミ、あるいはグ
ラフインクイコライザ等を備えており、それらを操作す
ることによって自分の好みや音楽ソースに応じて演奏音
の低音域特性あるいは高音域特性等を強調して音質を調
整できるようになっている。
よびTREBLE (高音)調整用ツマミ、あるいはグ
ラフインクイコライザ等を備えており、それらを操作す
ることによって自分の好みや音楽ソースに応じて演奏音
の低音域特性あるいは高音域特性等を強調して音質を調
整できるようになっている。
例えばカーステレオ等のオーディオ増幅器は、電源とし
て自動車に搭載されたバッテリを用いるので、電源電圧
が13V程度に限られる。このため、パワーアンプの最
大出力電圧は低く制限されてしまい、ダイナミックレン
ジを高くとることができない。
て自動車に搭載されたバッテリを用いるので、電源電圧
が13V程度に限られる。このため、パワーアンプの最
大出力電圧は低く制限されてしまい、ダイナミックレン
ジを高くとることができない。
このようなダイナミックレンジの低い増幅器を用いて低
音域(あるいは高音域等)強調をした場合のレスポンス
特性が第2図に示される。第2図において、横軸は周波
数〔I(Z〕、縦軸はレスポンス(dB )をあられす
。回申に破線aで示したものは増幅器のダイナミックレ
ンジであり、実線b1で示したものは小音量時のレスポ
ンス特性、実′ab2で示したものは大音量時のレスポ
ンス特性である。
音域(あるいは高音域等)強調をした場合のレスポンス
特性が第2図に示される。第2図において、横軸は周波
数〔I(Z〕、縦軸はレスポンス(dB )をあられす
。回申に破線aで示したものは増幅器のダイナミックレ
ンジであり、実線b1で示したものは小音量時のレスポ
ンス特性、実′ab2で示したものは大音量時のレスポ
ンス特性である。
第2図からも明らかなように、小音量時の場合には低音
域を強調してもレスポンス特性b1はグイナミソクレン
ジaを超えないので、歪は生じない。一方、十分な音量
があるときには、レスポンス特性b2中の強調周波数帯
域部分がグイナミソクレンジaを超えてしまうので、そ
の超過部分(第2図中の斜線部分)が実際にはクリ・ノ
ブされ、そのため再生音が歪んでしまうという問題点が
ある。
域を強調してもレスポンス特性b1はグイナミソクレン
ジaを超えないので、歪は生じない。一方、十分な音量
があるときには、レスポンス特性b2中の強調周波数帯
域部分がグイナミソクレンジaを超えてしまうので、そ
の超過部分(第2図中の斜線部分)が実際にはクリ・ノ
ブされ、そのため再生音が歪んでしまうという問題点が
ある。
この時の音は非常に聞きづらいものであるので、操作者
は全体の音量を下げるか、あるいは強調特性の再調整を
行うかして歪を低減させることになるが、この操作は手
間がかかり煩わしいものである。特に自動車に搭載され
るカーステレオなどの場合にはこの操作は運転者が行う
ことになるが、運転中にこのような操作を行うことは交
通安全上の観点からも好ましくない。
は全体の音量を下げるか、あるいは強調特性の再調整を
行うかして歪を低減させることになるが、この操作は手
間がかかり煩わしいものである。特に自動車に搭載され
るカーステレオなどの場合にはこの操作は運転者が行う
ことになるが、運転中にこのような操作を行うことは交
通安全上の観点からも好ましくない。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するために、本発明においては、オ
ーディオ信号を増幅する増幅手段、該増幅手段の出力音
量を調整する音量調整手段、該増幅手段出力の所定周波
数帯域を強調する強調手段、および、該音量調整手段に
連動されて音量の増大に従って該強調手段の強調度合を
減小させる強調調整手段を具備するオーディオ増幅器の
音質調整装置が提供される。
ーディオ信号を増幅する増幅手段、該増幅手段の出力音
量を調整する音量調整手段、該増幅手段出力の所定周波
数帯域を強調する強調手段、および、該音量調整手段に
連動されて音量の増大に従って該強調手段の強調度合を
減小させる強調調整手段を具備するオーディオ増幅器の
音質調整装置が提供される。
音量調整手段に強調調整手段を連動させるように構成し
、音量調整手段で出力音量を増大させるに従い強調調整
手段で所定周波数帯域の強調度合を減小させる。これに
より出力音量が大きくなった場合にも強調部分のレスポ
ンス特性はグイナミソクレンジを超えることがなくなり
、音が歪むことを防止できる。
、音量調整手段で出力音量を増大させるに従い強調調整
手段で所定周波数帯域の強調度合を減小させる。これに
より出力音量が大きくなった場合にも強調部分のレスポ
ンス特性はグイナミソクレンジを超えることがなくなり
、音が歪むことを防止できる。
本発明の一実施例としてのオーディオ増幅器の音質調整
装置の基本的な回路構成が第1図に示される。第1図に
おいて、増幅器1は入力端子2に入力されるオーディオ
信号を増幅するためのものである。演算増幅器1の非反
転入力端子側には該増幅器1の出力音量を調整するため
の音量調整ボリューム3が接続される。
装置の基本的な回路構成が第1図に示される。第1図に
おいて、増幅器1は入力端子2に入力されるオーディオ
信号を増幅するためのものである。演算増幅器1の非反
転入力端子側には該増幅器1の出力音量を調整するため
の音量調整ボリューム3が接続される。
増幅器1の反転入力端子側はゲイン調整ボリューム4、
スイッチ5、共振回路による帯域通過フィルタ6を介し
て接地される。帯域通過フィルタ6は共振周波数が16
0 Hz前後に設定されており、増幅器1出力の低音域
特性を強調する作用を有する。ゲイン調整ボリューム4
は帯域通過フィルタ6の共振周波数付近でのゲインを調
整するものであって、音量調整ボリューム3に連動され
ており、音量調整ボリューム3を上げるとゲイン調整ボ
リューム4の抵抗値が大きくなって共振周波数付近での
ゲインが下がるようになっている。なお、抵抗器7は帰
還抵抗である。
スイッチ5、共振回路による帯域通過フィルタ6を介し
て接地される。帯域通過フィルタ6は共振周波数が16
0 Hz前後に設定されており、増幅器1出力の低音域
特性を強調する作用を有する。ゲイン調整ボリューム4
は帯域通過フィルタ6の共振周波数付近でのゲインを調
整するものであって、音量調整ボリューム3に連動され
ており、音量調整ボリューム3を上げるとゲイン調整ボ
リューム4の抵抗値が大きくなって共振周波数付近での
ゲインが下がるようになっている。なお、抵抗器7は帰
還抵抗である。
第1図装置の動作が第3図を参照しつつ以下に説明され
る。第3図には第1図装置のレスポンス特性が示される
。第3図において、横軸は周波数CH2) 、N軸はレ
スポンス・レベル(dB )をあられす。図中の破線a
は増幅器のグイナミソクレンジ、各実線C1〜C4はレ
スポンス特性であり、音量が大きくなるに従ってレスポ
ンス特性はC1から04へ変化する。
る。第3図には第1図装置のレスポンス特性が示される
。第3図において、横軸は周波数CH2) 、N軸はレ
スポンス・レベル(dB )をあられす。図中の破線a
は増幅器のグイナミソクレンジ、各実線C1〜C4はレ
スポンス特性であり、音量が大きくなるに従ってレスポ
ンス特性はC1から04へ変化する。
音量調整ボリューム3を下げて音量を小さくした場合に
は、ゲイン調整ボリューム4の抵抗値が小さくなり、帯
域通過フィルタ6による低音域強調作用が大きくなるの
で、低音域が強調されたレスポンス特性CIが得られる
。音量調整ボリューム3を上げるに従ってゲイン調整ボ
リューム4の抵抗値が大きくなり、低音域強調は次第に
抑制されていく。したがって、レスポンス特性C4から
も明らかなように、音量が十分に大きくなった場合にも
低音域部分の特性がグイナミソクレンジaを超えること
がなくなり、再生音が歪むことを防止できる。
は、ゲイン調整ボリューム4の抵抗値が小さくなり、帯
域通過フィルタ6による低音域強調作用が大きくなるの
で、低音域が強調されたレスポンス特性CIが得られる
。音量調整ボリューム3を上げるに従ってゲイン調整ボ
リューム4の抵抗値が大きくなり、低音域強調は次第に
抑制されていく。したがって、レスポンス特性C4から
も明らかなように、音量が十分に大きくなった場合にも
低音域部分の特性がグイナミソクレンジaを超えること
がなくなり、再生音が歪むことを防止できる。
第4図には本発明の他の実施例が示される。この実施例
は低音域強調の他に高音域強調および自動強調もできる
ように構成したものである。
は低音域強調の他に高音域強調および自動強調もできる
ように構成したものである。
′ 第4図において、入力端子41に入力されたオーデ
ィオ信号は音量調整器VRIを介して増幅器42の非反
転入力端子に導かれる。増幅器42の反転入力端子は音
量調整器VRIに連動されるゲイン調整器VR2に接続
されており、ゲイン調整器VR2はアナログスイッチ4
4に接続される。
ィオ信号は音量調整器VRIを介して増幅器42の非反
転入力端子に導かれる。増幅器42の反転入力端子は音
量調整器VRIに連動されるゲイン調整器VR2に接続
されており、ゲイン調整器VR2はアナログスイッチ4
4に接続される。
アナログスイッチ44は接点A、B、Cを備えており、
各接点A、B、Cはそれぞれ制御入力端子TA、TB
、TCに入力される制御信号S (A) 。
各接点A、B、Cはそれぞれ制御入力端子TA、TB
、TCに入力される制御信号S (A) 。
s (B) 、 s (c)によって開閉制御される
。ゲイン調整器VR2はこのアナログスイッチの接点A
、Bをそれぞれ介して聴感補正用共振回路45、低音域
共振回路46にそれぞれ接続される。また増幅器42の
反転入力端子は接点Cを介して高音域共振回路47に接
続される。
。ゲイン調整器VR2はこのアナログスイッチの接点A
、Bをそれぞれ介して聴感補正用共振回路45、低音域
共振回路46にそれぞれ接続される。また増幅器42の
反転入力端子は接点Cを介して高音域共振回路47に接
続される。
低音域共振回路46はレスポンス特性の低音域部分を強
調するための回路であって、共振周波数は160Hz付
近に設定される。同じ(高音域共振回路47は高音域部
分を強調するための回路であって、共振周波数は5.5
kHz付近に設定される。
調するための回路であって、共振周波数は160Hz付
近に設定される。同じ(高音域共振回路47は高音域部
分を強調するための回路であって、共振周波数は5.5
kHz付近に設定される。
聴感補正用共振回路45は聴感補正を自動調整するため
の回路であって共振周波数は67Hz付近である。
の回路であって共振周波数は67Hz付近である。
第4図装置の動作が以下に説明される。
アナログスイッチ44に入力される制御信号S (A)
、 S (B) 、S (C)の電位レベルを下
記の第1表のように選択して接点A、B、Cを開閉する
ことにより、それぞれ低音域強調モード、高音域強調モ
ード、低高音域強調モード、聴感補正用モードを選択す
ることができる。なお、第1表中、Hは電源電位レベル
、Lは接地電位レベルをあられしている。
、 S (B) 、S (C)の電位レベルを下
記の第1表のように選択して接点A、B、Cを開閉する
ことにより、それぞれ低音域強調モード、高音域強調モ
ード、低高音域強調モード、聴感補正用モードを選択す
ることができる。なお、第1表中、Hは電源電位レベル
、Lは接地電位レベルをあられしている。
上記各モードにおけるレスポンス特性が第5図〜第8図
に示される。第5図は低音域強調モード、第6図は高音
域強調モード、第7図は低高音域強調モード、第8図は
聴感補正用モードである。第5図〜第8図において、横
軸は周波数(Hz )、縦軸はレスポンス・レベル(d
B )をあられし、各特性は図中を上にいくほど音量が
大きいときの特性となる。
に示される。第5図は低音域強調モード、第6図は高音
域強調モード、第7図は低高音域強調モード、第8図は
聴感補正用モードである。第5図〜第8図において、横
軸は周波数(Hz )、縦軸はレスポンス・レベル(d
B )をあられし、各特性は図中を上にいくほど音量が
大きいときの特性となる。
低音域強調モードでは接点Bのみが閉じられて低音域共
振回路46がゲイン調整器VR2を介して増幅器42の
入力側に接続される。これにより音量小のときには第5
図に特性d1で示すように低音域が強調される。音量調
整器VRIを上げて大音量にすると、それに従いゲイン
調整器VR2の抵抗値が大きくなって強調効果が抑制さ
れ、最終的には特性d5のようになって歪の発生を抑制
できる。
振回路46がゲイン調整器VR2を介して増幅器42の
入力側に接続される。これにより音量小のときには第5
図に特性d1で示すように低音域が強調される。音量調
整器VRIを上げて大音量にすると、それに従いゲイン
調整器VR2の抵抗値が大きくなって強調効果が抑制さ
れ、最終的には特性d5のようになって歪の発生を抑制
できる。
第6図の高音域強調モードでは接点Cのみが閉じられて
高音域共振回路47がゲイン調整器VR2を経ずに増幅
器42に接続される。これにより高音域部分が強調され
るが、回路はゲイン調整器VR2を介していないので、
音量調整器VRIによる音量の変化にかかわらず、特性
e1〜e5はほぼ同一のパターンとなる。
高音域共振回路47がゲイン調整器VR2を経ずに増幅
器42に接続される。これにより高音域部分が強調され
るが、回路はゲイン調整器VR2を介していないので、
音量調整器VRIによる音量の変化にかかわらず、特性
e1〜e5はほぼ同一のパターンとなる。
第7図の低高音域強調モードは低音域強調モードおよび
高音域強調モードを組み合わせたものである。また第8
図の聴感補正用モードは接点Aを閉してゲイン調整器V
R2を介してオート共振回路45を増幅器42に接続し
たものであって、この場合にも音量の増大に従って強調
効果が抑制され、特性g1〜g5のようになる。
高音域強調モードを組み合わせたものである。また第8
図の聴感補正用モードは接点Aを閉してゲイン調整器V
R2を介してオート共振回路45を増幅器42に接続し
たものであって、この場合にも音量の増大に従って強調
効果が抑制され、特性g1〜g5のようになる。
上述の実施例では低音域側の強調度合のみを音量の変化
に応じて変化させるようにし、一方、高音域側の強調度
合は不変としているが、これは下記の理由による。
に応じて変化させるようにし、一方、高音域側の強調度
合は不変としているが、これは下記の理由による。
すなわち、第9図には同一聴感曲線の周波数特性が示さ
れる。第9図において横軸は周波数[KHz]、(I軸
は音圧レベル(dR)である。第9図からも明らかなよ
うに、一般に人間の聴感は音圧レベルが低いときには中
音に比べて低音が特に聴こえにくい。このため、再生音
量が低いとき(すなわち音圧レベルが低いとき)には低
音域を十分に強調しないと聴感で強調されたことがわが
らないが、再生音量が高いときにはあまり強調を行わな
くとも音質が変化したことが十分にわかる。
れる。第9図において横軸は周波数[KHz]、(I軸
は音圧レベル(dR)である。第9図からも明らかなよ
うに、一般に人間の聴感は音圧レベルが低いときには中
音に比べて低音が特に聴こえにくい。このため、再生音
量が低いとき(すなわち音圧レベルが低いとき)には低
音域を十分に強調しないと聴感で強調されたことがわが
らないが、再生音量が高いときにはあまり強調を行わな
くとも音質が変化したことが十分にわかる。
したがって、低音域では小音量時に十分な強調を行い、
大音量となるに従い強調効果を減小させても聴感上の違
和感はなく、しかも歪の発生を防止できる。
大音量となるに従い強調効果を減小させても聴感上の違
和感はなく、しかも歪の発生を防止できる。
一方、第10図には一般的なオーディオ信号のスペクト
ル特性が示される。第10図において横軸は周波数〔H
2〕、縦軸は長時間平均実効音圧レベル(ciB)をあ
られす。第10図からも明らかなように、一般の音楽成
分は中音域(500〜3000Hz)に比べて高音域の
成分が約10dBも低い分布をしているので、音量が十
分に大きいときでも高音域のレベルはかなり低いことと
なり、高音域強調度合を再生音量の増大に応じて減小さ
せなくとも音は歪まないといえる。したがって、高音域
では音量変化に応じてその強調度合を変化さく11) せる必要は必ずしもなく、本実施例のように不変として
もよい。勿論、低音域と同様に変化させることも可能で
ある。
ル特性が示される。第10図において横軸は周波数〔H
2〕、縦軸は長時間平均実効音圧レベル(ciB)をあ
られす。第10図からも明らかなように、一般の音楽成
分は中音域(500〜3000Hz)に比べて高音域の
成分が約10dBも低い分布をしているので、音量が十
分に大きいときでも高音域のレベルはかなり低いことと
なり、高音域強調度合を再生音量の増大に応じて減小さ
せなくとも音は歪まないといえる。したがって、高音域
では音量変化に応じてその強調度合を変化さく11) せる必要は必ずしもなく、本実施例のように不変として
もよい。勿論、低音域と同様に変化させることも可能で
ある。
上記の第4図装置によれば、アナログスイッチの切替え
によって、所定の周波数特性パターンを音楽ソースや好
みに応じてワンタッチで選択設定できるので、音楽ソー
スを変えたときに低音および高音調整ツマミ等で再び手
間のかかる調整をする煩わしさがなくなる。そして、音
量を変化させた場合にはその音量に応じた適切な周波数
特性パターンに自動的に調整されるので、大音量時に強
調に起因して音が歪むことを防止できる。これらの利点
は運転者自身が調整操作をするカーステレオ等に第4図
装置を用いた場合、交通安全上の観点からも特に望まし
い。
によって、所定の周波数特性パターンを音楽ソースや好
みに応じてワンタッチで選択設定できるので、音楽ソー
スを変えたときに低音および高音調整ツマミ等で再び手
間のかかる調整をする煩わしさがなくなる。そして、音
量を変化させた場合にはその音量に応じた適切な周波数
特性パターンに自動的に調整されるので、大音量時に強
調に起因して音が歪むことを防止できる。これらの利点
は運転者自身が調整操作をするカーステレオ等に第4図
装置を用いた場合、交通安全上の観点からも特に望まし
い。
本発明によれば、所定周波数帯域の強調を行っている状
態で音量を十分に大きくしても、その音量変化に応じて
強調度合が自動的に調整されるので、強調を行っている
ことに起因して音が歪むことを防止できる。したがって
、音量を変える毎に音質調整ツマミを再調整する煩わし
さがなくなる。
態で音量を十分に大きくしても、その音量変化に応じて
強調度合が自動的に調整されるので、強調を行っている
ことに起因して音が歪むことを防止できる。したがって
、音量を変える毎に音質調整ツマミを再調整する煩わし
さがなくなる。
このことは、本発明装置を自動車搭載のカーステレオ等
に用いられた場合に交通安全上の観点からも特に有益で
ある。
に用いられた場合に交通安全上の観点からも特に有益で
ある。
第1図は本発明の一実施例としてのオーディオ増幅器の
音質調整装置の回路図、第2図は従来形のレスポンス特
性図、第3図は第1図装置によるレスポンス特性図、第
4図は本発明の他の実施例としてのオーディオ増幅器の
音質調整装置の回路図、第5.第6.第7および第8回
は第4図装置によるそれぞれ低音域強調モード、高音域
強調モード、低高音域強調モード、聴感補正用モードの
レスポンス特性図、第9図は同一聴感曲線の周波数特性
図、第10図は一般的なオーディオ信号のスペクトル特
性図である。 1.42・・・増幅器、 3・・・音M調整ボリューム
、4・・・ゲイン調整ボリューム、 6・・・帯域1111過フイルタ、 VRI・・・音量調整器、VR2・・・ゲイン調整器、
44・・・アナログスイッチ、 45・・・聴感補正用共振回路、 46・・・低域共振回路、 47・・・高域共振回路。
音質調整装置の回路図、第2図は従来形のレスポンス特
性図、第3図は第1図装置によるレスポンス特性図、第
4図は本発明の他の実施例としてのオーディオ増幅器の
音質調整装置の回路図、第5.第6.第7および第8回
は第4図装置によるそれぞれ低音域強調モード、高音域
強調モード、低高音域強調モード、聴感補正用モードの
レスポンス特性図、第9図は同一聴感曲線の周波数特性
図、第10図は一般的なオーディオ信号のスペクトル特
性図である。 1.42・・・増幅器、 3・・・音M調整ボリューム
、4・・・ゲイン調整ボリューム、 6・・・帯域1111過フイルタ、 VRI・・・音量調整器、VR2・・・ゲイン調整器、
44・・・アナログスイッチ、 45・・・聴感補正用共振回路、 46・・・低域共振回路、 47・・・高域共振回路。
Claims (1)
- オーディオ信号を増幅する増幅手段、該増幅手段の出力
音量を調整する音量調整手段、該増幅手段出力の所定周
波数帯域を強調する強調手段、および、該音量調整手段
に連動されて音量の増大に従って該強調手段の強調度合
を減小させる強調調整手段を具備するオーディオ増幅器
の音質調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59174012A JPS6153810A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | オ−デイオ増幅器の音質調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59174012A JPS6153810A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | オ−デイオ増幅器の音質調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6153810A true JPS6153810A (ja) | 1986-03-17 |
Family
ID=15971095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59174012A Pending JPS6153810A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | オ−デイオ増幅器の音質調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6153810A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03188707A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-16 | Pioneer Electron Corp | 音響再生装置 |
JPH03107818U (ja) * | 1990-02-19 | 1991-11-06 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575412A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Controller for tone quality |
JPS5942596A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器 |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP59174012A patent/JPS6153810A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575412A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Controller for tone quality |
JPS5942596A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03188707A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-16 | Pioneer Electron Corp | 音響再生装置 |
JPH03107818U (ja) * | 1990-02-19 | 1991-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5130665A (en) | Audio volume level control | |
US4118604A (en) | Loudness contour compensated hearing aid having ganged volume, bandpass filter, and compressor control | |
DK145250B (da) | Hoereapparat | |
JPH02500077A (ja) | 無線受信機用音声増幅器回路 | |
US4606071A (en) | Loudspeaker system utilizing an equalizer circuit | |
JPH04372299A (ja) | 音響再生装置の低音域補正回路 | |
JPS6153810A (ja) | オ−デイオ増幅器の音質調整装置 | |
US4538298A (en) | Fixed bandpass tone controlling | |
JP2946884B2 (ja) | 低音域特性補正回路 | |
JPH1169496A (ja) | 音声処理装置 | |
JPS62284508A (ja) | 電子ボリウム用オ−トラウドネス回路 | |
EP0554962A1 (en) | Tone control circuitry having a frequency characteristic dependent on the input signal level | |
JPS6137038Y2 (ja) | ||
JPH0713299Y2 (ja) | オーディオ回路 | |
JPH08186891A (ja) | スピ−カユニットの駆動方法 | |
JPS6133320B2 (ja) | ||
JPH0766681A (ja) | 可聴周波フィルタ | |
JPH0724876Y2 (ja) | 音響機器 | |
JPS6324714Y2 (ja) | ||
JPH05344583A (ja) | 小型電子機器 | |
JP2592645Y2 (ja) | 聴感補正回路 | |
JP2875409B2 (ja) | 音声信号再生装置 | |
JPH08298699A (ja) | 特性調整機能付補聴器 | |
JPS6026322B2 (ja) | 音質調整回路 | |
JPS6119296A (ja) | スピ−カ装置 |