JPH0724809Y2 - ト−ンコントロ−ル装置 - Google Patents

ト−ンコントロ−ル装置

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JPH0724809Y2
JPH0724809Y2 JP1987121557U JP12155787U JPH0724809Y2 JP H0724809 Y2 JPH0724809 Y2 JP H0724809Y2 JP 1987121557 U JP1987121557 U JP 1987121557U JP 12155787 U JP12155787 U JP 12155787U JP H0724809 Y2 JPH0724809 Y2 JP H0724809Y2
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JP
Japan
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control signal
bass
treble
adjusting means
signal
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JP1987121557U
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泰博 荒木
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Sharp Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オーディオ機器の音質調整装置等に用いられ
るトーンコントロール装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のトーンコントロール装置は、例えば第7図および
第8図に示すように、音声信号における低音成分の信号
レベル、および高音成分の信号レベルが、それぞれ0〜
VCC(V)の範囲の制御信号VL、VHに応じて調整されるよ
うになっている。そして、低音調整手段および高音調整
手段の制御特性は、それぞれ同一の制御信号に対しては
同程度に信号レベルの増減を行うように設定されてい
る。
また、音声信号における周波数ごとの信号レベルは、例
えば第9図に示すように、低音制御信号VLおよび高音制
御信号VHに応じて、それぞれ1kHzを境に独立して制御さ
れるようになっていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
トーンコントロール装置を用いる機器によっては、製造
コストの低減等を図るために低音、高音兼用の1つのト
ーンコントロールボリュームで音質を調節することがあ
る。このような場合には、低音信号レベルと高音信号レ
ベルのうち、何れか一方を増大させるときには、他方を
減少させる必要がある。
ところが、そのために、上記従来のトーンコントロール
装置では、一方の制御信号を増大させるときに、他方の
制御信号を減少させるようにしなければならない。
そこで、例えば第10図に示すように、固定端子3a・3bが
それぞれ抵抗1・2を介して電源に接続されるととも
に、可動端子3cが抵抗4を介して接地された可変抵抗3
の固定端子3a・3bをそれぞれ低音制御信号および高音制
御信号とする制御信号発生回路5が用いられている。
この制御信号発生回路5では、抵抗1・2・4の抵抗を
それぞれr1、r1、r4、可変抵抗3における固定端子3a・3b
間の抵抗をr3とすると、低音制御信号VLおよび高音制御
信号VHは、それぞれ0〜VCCよりも狭い範囲の から、 の範囲でしか変化しないことになる。
したがって、上記従来のトーンコントロール装置を使用
して、低音、高音兼用の1つのトーンコントロールボリ
ュームで音質を調整するときには、制御信号発生回路を
大幅に簡素化することができないうえ、音質調整可能な
範囲を十分に広げることができないという問題点を有し
ていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るトーンコントロール装置は、上記の問題点
を解決するために、低音制御信号に応じて、音声信号に
おける低音成分の信号レベルを調整する低音調整手段
と、高音制御信号に応じて、音声信号における高音成分
の信号レベルを調整する高音調整手段とを備えたトーン
コントロール装置において、上記の低音制御信号及び高
音制御信号として同一の制御信号を発生すべく、定電圧
源とこの定電圧源の出力を分圧する単一の可変抵抗とか
らなる制御信号発生手段が設けられると共に、上記低音
調整手段および高音調整手段が、上記制御信号発生手段
からの同一の制御信号に対して、一方の調整手段が信号
レベルを増大させるときには他方の調整手段は信号レベ
ルを減少させるように、互いに逆の制御特性に設定され
ていることを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成により、1つのトーンコントロールボリュー
ムを使用して音質を調整するときには、制御信号発生手
段にて発生した一の制御信号を低音調整手段、および高
音調整手段のそれぞれに入力することによって、低音調
整手段と高音調整手段とのうち、何れか一方の調整手段
が信号レベルを増大させるときには、他方の調整手段は
信号レベルを減少させるようにする。
すなわち、低音調整手段及び高音調整手段にて互いに逆
特性となるようにさせているので、低音調整手段及び高
音調整手段への制御信号の入力は同一でよく、このた
め、低音調整手段及び高音調整手段への制御信号のため
に制御信号発生手段に複雑な構造を必要としない。
したがって、制御信号を1つだけ発生すべく、制御信号
発生手段を定電圧源とこの定電圧源の出力を分圧する単
一の可変抵抗とから非常に簡単に構成することができ
る。しかも、可変抵抗には従来存在した固定抵抗を介在
させていないので、音質調整可能な範囲を充分に広げる
ことができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第7図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
トーンコントロール装置11には、第1図に示すように、
低音制御信号に応じて、音声信号における低音成分の信
号レベルを調整する低音調整手段12と、高音制御信号に
応じて、音声信号における高音成分の信号レベルを調整
する高音調整手段13とが設けられている。
上記低音調整手段12と、高音調整手段13とは、それぞれ
音声信号入力端子14および音声信号出力端子15に接続さ
れている。また、低音調整手段12は、低音制御信号入力
端子16に接続されるとともに、高音調整手段13は高音制
御信号入力端子17に接続されている。
低音調整手段12は、第2図に示すように、低音制御信号
入力端子16から入力された低音制御信号VLの増大に伴っ
て、音声信号入力端子14から入力された音声信号におけ
る低音成分の信号レベルを増大させ、音声信号出力端子
15から出力するように制御特性が設定されている。
一方、高音調整手段13は、第3図に示すように、低音調
整手段12とは逆に、高音制御信号入力端子17から入力さ
れた高音制御信号VHの増大に伴って、音声信号入力端子
14から入力された音声信号における高音成分の信号レベ
ルを減少させ、音声信号出力端子15から出力するように
制御特性が設定されている。
また、音声信号における周波数ごとの信号レベルは、第
4図に示すように、低音制御信号VLおよび高音制御信号
VHに応じてそれぞれ1kHzを境に独立して制御されるよう
になっている。
上記の構成において、低音、高音兼用の1つのトーンコ
ントロールボリュームで音質を調整する場合には、例え
ば第5図に示すように、可変抵抗21の固定端子21a・21b
をそれぞれ電圧VCC(V)の電源およびアースに接続
し、可動端子21cを制御信号出力とする制御信号発生手
段としての制御信号発生回路22を構成する。そして、上
記可動端子21cを低音制御信号入力端子16と、高音制御
信号入力端子17との両方に接続すればよい。
このとき、可変抵抗21を操作することにより、可動端子
21cには0〜VCC(V)の範囲の電圧が発生する。そこ
で、この可動端子21cを低音制御信号入力端子16および
高音制御信号入力端子17に入力することにより、例え
ば、VCC(V)の電圧を入力すれば、低音成分の信号レ
ベルは最も増大するとともに、高音成分の信号レベルは
最も減少する。逆に、0(V)の電圧を入力すれば、低
音成分の信号レベルは最も減少するとともに、高音成分
の信号レベルは最も増大する。
このように、本実施例のトーンコントロール装置11は、
低音調整手段12及び高音調整手段13にて互いに逆特性と
なるようにさせているので、低音調整手段12及び高音調
整手段13への制御信号の入力は同一でよく、このため、
低音調整手段12及び高音調整手段13への制御信号のため
に制御信号発生回路22に複雑な構造を必要としない。
したがって、制御信号を1つだけ発生すべく、制御信号
発生回路22を定電圧源VCCとこの定電圧源VCCの出力を分
圧する可変抵抗21とから非常に簡単に構成することがで
き、製造コストを一層低減することができる。
しかも、可変抵抗21には従来存在した固定抵抗を介在さ
せていないので、低音制御信号VLおよび高音制御信号VH
は、制御信号発生回路22によって、共に0〜VCC(V)
の範囲で変化させることができる。それゆえ、音声信号
における周波数ごとの信号レベルは、第6図に示すよう
に、調整範囲を充分に広くとることができる。
〔考案の効果〕
本考案に係るトーンコントロール装置は、以上のよう
に、低音制御信号に応じて、音声信号における低音成分
の信号レベルを調整する低音調整手段と、高音制御信号
に応じて、音声信号における高音成分の信号レベルを調
整する高音調整手段とを備えたトーンコントロール装置
において、上記の低音制御信号及び高音制御信号として
同一の制御信号を発生すべく、定電圧源とこの定電圧源
の出力を分圧する単一の可変抵抗とからなる制御信号発
生手段が設けられると共に、上記低音調整手段および高
音調整手段が、上記制御信号発生手段からの同一の制御
信号に対して、一方の調整手段が信号レベルを増大させ
るときには他方の調整手段は信号レベルを減少させるよ
うに、互いに逆の制御特性に設定されている構成であ
る。
これにより、1つのトーンコントロールボリュームを使
用して音質を調整するときには、制御信号発生手段にて
発生した一の制御信号を低音調整手段、および高音調整
手段のそれぞれに入力することによって、低音調整手段
と高音調整手段とのうち、何れか一方の調整手段が信号
レベルを増大させるときには、他方の調整手段は信号レ
ベルを減少させるようにする。
すなわち、低音調整手段及び高音調整手段にて互いに逆
特性となるようにさせているので、低音調整手段及び高
音調整手段への制御信号の入力は同一でよく、このた
め、低音調整手段及び高音調整手段への制御信号のため
に制御信号発生手段に複雑な構造を必要としない。
したがって、制御信号を1つだけ発生すべく、制御信号
発生手段を定電圧源とこの定電圧源の出力を分圧する単
一の可変抵抗とから非常に簡単に構成することができ
る。しかも、可変抵抗には従来存在した固定抵抗を介在
させていないので、音質調整可能な範囲を充分に広げる
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示すものであ
って、第1図はトーンコントロール装置の構成を示すブ
ロック図、第2図は低音制御信号と音声信号における低
音成分の信号レベルとの関係を示すグラフ、第3図は高
音制御信号と音声信号における高音成分の信号レベルと
の関係を示すグラフ、第4図は音声信号における周波数
ごとの信号レベルを示すグラフ、第5図は制御信号発生
回路の構成例を示す回路図、第6図は1つのトーンコン
トロールボリュームによって音質調整を行うときの音声
信号における周波数ごとの信号レベルを示すグラフであ
る。第7図ないし第10図は従来例を示し、第7図は低音
制御信号と音声信号における低音成分の信号レベルとの
関係を示すグラフ、第8図は高音制御信号と音声信号に
おける高音成分の信号レベルとの関係を示すグラフ、第
9図は音声信号における周波数ごとの信号レベルを示す
グラフ、第10図は制御信号発生回路の構成例を示す回路
図である。 11はトーンコントロール装置、12は低音調整手段、13は
高音調整手段、16は低音制御信号入力端子、17は高音制
御信号入力端子、22は制御信号発生回路(制御信号発生
手段)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低音制御信号に応じて、音声信号における
    低音成分の信号レベルを調整する低音調整手段と、高音
    制御信号に応じて、音声信号における高音成分の信号レ
    ベルを調整する高音調整手段とを備えたトーンコントロ
    ール装置において、 上記の低音制御信号及び高音制御信号として同一の制御
    信号を発生すべく、定電圧源とこの定電圧源の出力を分
    圧する単一の可変抵抗とからなる制御信号発生手段が設
    けられると共に、上記低音調整手段および高音調整手段
    が、上記制御信号発生手段からの同一の制御信号に対し
    て、一方の調整手段が信号レベルを増大させるときには
    他方の調整手段は信号レベルを減少させるように、互い
    に逆の制御特性に設定されていることを特徴とするトー
    ンコントロール装置。
JP1987121557U 1987-08-06 1987-08-06 ト−ンコントロ−ル装置 Expired - Lifetime JPH0724809Y2 (ja)

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JPS6425222U JPS6425222U (ja) 1989-02-13
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58121813A (ja) * 1982-01-13 1983-07-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音質コントロ−ル装置
JPS61181214A (ja) * 1985-02-06 1986-08-13 Hitachi Ltd 音質調整回路
JPS61166622U (ja) * 1985-04-05 1986-10-16

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