JPH0510406Y2 - - Google Patents

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JPH0510406Y2
JPH0510406Y2 JP2697187U JP2697187U JPH0510406Y2 JP H0510406 Y2 JPH0510406 Y2 JP H0510406Y2 JP 2697187 U JP2697187 U JP 2697187U JP 2697187 U JP2697187 U JP 2697187U JP H0510406 Y2 JPH0510406 Y2 JP H0510406Y2
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circuit
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switch
adjustment circuit
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は音声信号の周波数特性を所望周波数特
性に設定するための音質調整回路を備えた音響装
置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、音声信号の周波数特性を所望周波数特に
設定するための音質調整回路としては、例えば実
開昭56−90014号公報(H03G 5/02)に開示さ
れたようなグラフイツクイコライザが知られてい
る。
此種音質調整回路は、一般に増幅器と、この増
幅器の反転入力端子と非反転入力端子間に中点が
接地された複数の可変抵抗器と、各可変抵抗器の
摺動子に接続され且つ異なる共振周波数を有する
複数の共振回路とより構成されおり、可変抵抗器
の摺動子を操作することにより所望周波数の信号
レベルを増強若しくは減衰させ、以つて音声信号
を所望周波数特性に設定するようになされてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記音質調整回路に依れば、所望の周波数特性
に設定することが出来るが、該音質調整回路に加
えて第2の音質調整回路(例えば、音量レベルに
応じて音声信号を人間の聴感特性に即するよう調
整するラウドネス回路等)が備えられている場
合、両方の音質調整回路が動作せしめられると、
音声信号が過度に増強され、ハウリングを生じる
惧れがある。
そこで、本考案は異なる二種類の音質調整回路
を備え、然も該音質調整回路が同時に動作せしめ
られた場合にも、音声信号が過度に増強されるの
を防止せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記の問題点に鑑み、本考案は音声信号の周波
数特性を所望周波数特性に設定するための第1の
音質調整回路を備えた音響装置であつて、該音質
調整回路を構成する可変抵抗器と並列に固定抵抗
及びスイツチ回路よりなる直列回路を設け、該直
列回路のスイツチ回路を出力音声レベル若しくは
第2の音質調整回路の操作に応じて制御せしめる
ようにした音響装置を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作用 上記の構成において、出力音声レベルが大とな
るか若しくは第2の音質調整回路、例えばラウド
ネス回路のオン操作に応答して、スイツチ回路が
オンとなり、固定抵抗が音質調整回路の可変抵抗
器と並列に接続される。従つて、音質調整回路に
よる信号増強度が抑制される。
(ヘ) 実施例 図は本考案の一実施例を示すものであり、1は
信号入力端子、2は入力抵抗、3は信号入力端子
1からの入力信号が非反転入力端子に印加される
増幅器、4−1,4−2…4−nは増幅器3の反
転入力端子と出力端子間に配設された可変抵抗
器、5−1,5−2…5−nは可変抵抗器4−
1,4−2…4−nと並列に接続された直列回路
で、各々固定抵抗6−1,6−2…6−n及びス
イツチ回路7−1,7−2…7−nより構成され
ている。8−1,8−2…8−nは可変抵抗器4
−1,4−2…4−nの摺動子に各々接続された
共振回路で、夫々異なる共振周波数を有してい
る。9は増幅器3の反転入力端子と出力端子間に
接続された抵抗で、可変抵抗器が最小抵抗位置に
設定されたとき、即ち最大増幅状態に設定された
ときの信号増幅度を設定するためのものである。
10は増幅器3の出力端子と信号出力端子11間
に配設された抵抗で、可変抵抗器が最大抵抗位置
に設定されたとき、即ち最小増幅状態に設定され
たときの信号増幅度を設定するためのものであ
る。12はラウドネススイツチである。
次に、動作について説明する。
ラウドネススイツチ12がOFF側に設定され
ている場合には、スイツチ回路7−1,7−2…
7−nの制御電圧はアース電位(Lレベル)とな
るため、各スイツチ回路7−1,7−2…7−n
はオフとなり、図示の回路は通常のグラフイツク
イコライザとして作用する。
従つて、可変抵抗器4−1の摺動子をa側へ摺
動させ、最大増幅状態に設定した場合には、増幅
器3の増幅度Gは、抵抗9の抵抗値をR1、共振
回路8−1のインピーダンスをZLCとすると、 G=ZLC+R1/ZLC=1+R1/ZLC ……(1) となり、信号入力端子1より印加された信号の
内、共振回路8−1の共振周波数と同じ周波数成
分がR1/ZLCだけ増幅される。
また、可変抵抗器4−1の摺動子が中間位置に
ある場合には、増幅器3の増幅度Gは、抵抗10
の抵抗値をR2、可変抵抗器4−1の抵抗値をRVR
とすると、 G=ZLC+RVR/2+R1/ZLC+RVR/2・ZLC+RVR/2
/ZLC+RVR/2+R2……(2) となり、R1=R2とすれば増幅度Gは1となる。
即ち、信号入力端子1より入力された信号は増幅
及び減衰されない。
更に、可変抵抗器4−1の摺動子をb側へ摺動
させ、最小増幅状態(最大減衰状態)に設定した
場合には、増幅器3の出力信号はR2/(ZLC
R2)倍される。即ち、信号入力端子1より印加
された信号の内、共振回路8−1の共振周波数と
同じ周波数成分が減衰される。
一方、ラウドネススイツチ12がON側に設定
されている場合には、スイツチ回路7−1,7−
2…7−nの制御電圧は電源電圧(+B)(Hレ
ベル)となるため、各スイツチ回路7−1,7−
2…7−nはオンとなり、抵抗6−1,6−2…
6−nが可変抵抗器4−1,4−2…4−nと並
列に接続される。従つて、可変抵抗器4−1の摺
動子が中間位置にある場合、増幅器3の増幅度G
は、抵抗6−1の抵抗値R3とすると、 G=R2/ZLC+RP・ZLC+RVR/2/ZLC+RVR/2+R2 となる。但し、RP=1/(2/RVR+1/R3)である。
即ち、信号入力端子1より印加された信号は、
前述した場合よりも若干増幅される。
従つて、抵抗6−1,6−2…6−nの抵抗値
を適宜選択すれば、ラウドネス効果を得ることが
出来る。
一方、可変抵抗器4−1の摺動子がa側に設定
された最大増幅状態では、抵抗6−1は短絡され
るため、増幅器3の増幅度Gは、ラウドネススイ
ツチ12オフの場合と同様に上記(1)式となる。
尚、実施例ではラウドネススイツチ12のオ
ン・オフによりスイツチ回路への制御電圧を切換
える場合について説明したが、スピーカへ供給さ
れる音声信号レベルを検出し、該レベルが所定値
を越えたとき、スイツ回路をオンせしめるように
しても良い。また、スイツチ回路としてはラウド
ネススイツチに連動する機械式スイツチでも良
い。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、音声信号の周波数特性を所望
周波数特性に設定するための第1の音質調整回路
を備えた音響装置であつて、該音質調整回路を構
成する可変抵抗器と並列に固定抵抗及びスイツチ
回路よりなる直列回路を設け、該直列回路のスイ
ツチ回路を出力音声レベル若しくは第2の音質調
整回路の操作に応じて制御せしめるようにしたも
ので、両音質調整回路が共に動作されたとして
も、音声信号が過度に増強されることがない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものである。 3……増幅器、4−1,4−2…4−n……可
変抵抗器、6−1,6−2…6−n……抵抗、7
−1,7−2…7−n……スイツチ回路、8−
1,8−2…8−n……共振回路、12……ラウ
ドネススイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 音声信号の周波数特性を所望周波数特性に設
    定するための第1の音質調整回路を備えた音響
    装置であつて、該音質調整回路を構成する可変
    抵抗器と並列に固定抵抗及びスイツチ回路より
    なる直列回路を設け、該直列回路のスイツチ回
    路を出力音声レベル若しくは第2の音質調整回
    路の操作に応じて制御せしめるようにしたこと
    を特徴とする音響装置。 (2) 第1の音質調整回路がグラフイツクイコライ
    ザ若しくはトーンコントロール回路であり、第
    2の音質調整回路がラウドネス回路であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の音響装置。
JP2697187U 1987-02-25 1987-02-25 Expired - Lifetime JPH0510406Y2 (ja)

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JPS63136417U JPS63136417U (ja) 1988-09-07
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