JPH02500077A - 無線受信機用音声増幅器回路 - Google Patents

無線受信機用音声増幅器回路

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JPH02500077A
JPH02500077A JP88501068A JP50106888A JPH02500077A JP H02500077 A JPH02500077 A JP H02500077A JP 88501068 A JP88501068 A JP 88501068A JP 50106888 A JP50106888 A JP 50106888A JP H02500077 A JPH02500077 A JP H02500077A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 無線受信機用音声増幅器回路 允里皇宜且 本発明は、電池により付勢される無線受信機用音声増幅器回路の分野に関するも のであり、具体的には、音声ひずみを減少し、また、知覚前(perceive d Joudness)の大きさを増加する回路に関する。
音声送信を受信するための無線周波受信機の設計において、聴取者が要求するだ け多くのスピーカへひずみの無い電力武力を与えるように調整できる音声増幅器 を含むことが望まれる。
しかしながら、大部分の増幅器は、クリッピングの近くでより効率的に動作し、 所定の電力出力に対して、他の類似設計の増幅器より小型で最大電力出力能力を 有する増幅器は、典型的に少ない電力出力を必要とするであろう。したがって、 無線受信機が電池により付勢される時、電池の消耗を(drain)を減少し、 電池の充電または取換えの間の期間を延ばすため、最大増幅器電力能力を制限す るのが望ましくなる。これら2つの設計目標は明らかに衝突するものであり、無 線受信機が電池により付勢される時には音声増幅器にたいしては、妥協の最大電 力出力能力が選ばれるのが普通である。
第1図には、先行技術の無線受信機が図示される。この図を参照するに、受信機 の“前置”増幅、器の復調音声出力は、電位差計(ポテンショメータ)104を 介し音声増幅器106及びスピーカ108へ接続される。電位差計104は、ボ リューム(音量)制御(回転制御が想定される)として機能し、その回転のある 点で、音声増幅器106への入力信号は、増幅器をクリップさせるのに十分であ ろう。これは、第2A図、第2B図、第2C図に図式的に説明され、その細い線 及び太い線はそれぞれ、第1図の先行技術回路の応答(レスポンス)及び第4図 (以下に説明)の本発明の応答(レスポンス)、を表示する。第2A図、第2B 図、第2C図において、それぞれ、ボリューム(音量)制御104の、利得、聴 取者にたいする知覚音の大きさ、及び増幅器ひずみが、ボリューム制御の回路角 に対しプロットされている。
そのボリューム制御がその最小ボリューム位置(グラフの水平軸上の最も左)よ り進められれば、回転角202において増幅器106はクリップし始める。第2 A図は、そのボリューム制御が点202をこえ(グラフの水平軸上で右方に)回 転されるにつれ、増幅器入力信号は増加することを図示し、しかし、第2B図、 第2C図はそれぞれ、ボリューム制御が点202を超え回転されるにつれ、知覚 ボリュームには実質的な変化はな(、ひずみが急速に増加するのを図示している 。
増幅器のクリッピング(cfipptng)は、典型的な人間音声の周波数応答 プロットが図示される第3図を参照することにより最もよく理解される。典型的 な人間の音声は、略700Hz、1500Hz、及び2400Hzに中心をおく 、第1゜第2及び第3ピーク、または“フォルマント”を有する。第1フオルマ ントは第2フオルマントより15dBだけ強く、また、第27オルマントは第3 フオルマントより6dBだけ強(なる。
音声増幅器106クリツプし始める時に、第1フオルマント302の帯域幅内の 周波数は、第2フオルマント304及び第3フオルマント306の周波数の前方 でひずみ始める。第1フオルマントの第2及び第3ハーモニツク・プロダクト( harmonic product)が、第2及び第3フオルマントの帯域幅内 におちるから、あいにく追加ひずみが発生する。かくして、ひずみは急速に増加 し、ひとたびひずみが始まれば、スピーカにおける知覚音の大きさには著じるし い増加はない。
したがって、了解度を同時に維持しながら、このひずみを減少し知覚音の大きさ を増加するように音声信号が増幅するに調節出来るとしたら、それは望ましいこ とであろう。
しい の量゛ 第4図には、本発明の構成図が図示されている。この図を参照するに、アンテナ 402は既知の無線周波数受信機404の前置増幅器に接続される。無線前置増 幅器404は復調器を含み、その出力は、ステップ・アッテネータ(階段状減衰 器:5tep attenuator)406の入力に接続される。
ステップ・アッテネータ406はなるべくなら、各ステップが0.25dBであ る250のステップを持つのが好ましい。
ステップ・アッテネータ406は、250ステツプの減衰の1つを選択のために 制御入力を有する。ステップ・アッテネータ406の出力は、バイパス(高域通 過型)フィルタ4080入力に接続される。バイパス・フィルタ408は、“ア クティブ(active)”及び“バイパス(bypass)″モードを有し、 それは制御入力により選択される。アクティブ・モードにおいて、フィルタ40 8は、コーナ周波数1.1KHzを有する2極バイパス・フィルタとして機能す る。しかし、バイパス・モードにおいては、ろ波作用(fij!tering) は与えられず、入力は必然的に出力に接続される。フィルタ408の出力は音声 増幅器410の入力に接続され、また、音声増幅器の出力はスピーカ412に接 続される。
好ましい実施例では、4セクシヨンのバイカッド(bi−quad)スイッチド ・キャパシタ・フィルタが、アッテネータ406出力と音声増幅器410の入力 との間に接続される。そのスイッチド・キャパシタ・フィルタの1セクシヨンは 、バイパス・フィルタ408として機能し、他の3セクシヨンは、300Hzコ 一ナ周波数を有するバイパス・フィルタとして機能する。この特定の応用では、 “トーン・コード化スケルチ”信号として既知の制御信号は、DCと300Hz との間の周波数帯域で送信される。300Hzコ一ナ周波数を有する3個のセク ションは、これらの制御信号をろ波して取り除き、これらが音声増幅器410に 増幅されるのを防止する。好ましい実施例において、バイパス・モードに入るに は、バイパス・フィルタ40Bの周波数が、1.1KH2より300H2にたん に移行され、それにより、可聴下(subaudibl!e)制御信号に対しさ らに減衰を与える。バイパス・フィルタ408のコーナ周波数の1.1KHzよ り300Hzへの変化は、フィルタ408の制御入力におけるクロック周波数を 変化させることにより達成される。スイッチド・キャパシタ・フィルタは、その フィルタのモードを制御する便利な方法を提供するが、他の既知の型のフィルタ もまた利用できる。
線形回転型逓変分圧器(ji!1near taper rotary pot entiometer)414は、1つのエンド端子を接地に接続させ、他の端 子を正電圧源に接続させる。
前記逓変分圧器414のワイパ一端子は、アナログ・ディジタル・コンバータ4 16の入力に接続される。A/Dコンバータ416におけるビット数は、アッテ ネータ406において選択し得るステップ数を決定し、好ましい実施例において それは8ビツトを有する。A/Dコンバータ416出力は、マイクロコンピュー タ418の入力ボートに接続される。
マイクロコンピュータ418は、なるべくなら低電力CMO3の8ビツトコンピ ユータが好ましく、好ましい実施例ではMotorolaのMC1468HC1 1マイクロコンピユータが使用される。マイクロコンピュータ418の1出力ボ ートは、アッテネータ406の制御入力に接続され、他の出力はバイパス・フィ ルタ408の制御入力に接続される。マイクロコンピュータ418は既知の“検 索(j!ook up) ”テーブル・ソフトウェアを含み、これはボリューム 制御414の回転角度にもとづき、アッテネータ406に対し特定の減衰及びフ ィルタ408に対し特定のモードを選択する。具体的に云えば、そのマイクロコ ンピュータは、ボリューム制御の回転角度(実際には、その回転角度に直接に対 応するA/Dコンバータの2進出力)を読み出し、そのテーブルにおいて対応す るステップ・アッテネータ(階段状減衰器)の設定およびフィルタ・モードを検 索し、それに応じて適宜にアッテネータ及びフィルタを設定する。数学的にはア ッテネータ用検索テーブルは、第2A図の太い曲線を不連続的にエミュレートす る。フィルタに対しては、検索テーブルは、単に、回転角度202以上ではフィ ルタを活性化し、その角度以下では第2A図に図示の通りフィルタをバイパスす る。
動作においてステップ・アッテネータ406は、無線前置増幅器404の復調器 の出力に現われる電気音声信号の振幅を変化する可変利得手段°を与える。
マイクロコンピュータ418は、アッテネータ406の利得及びフィルタ408 のモードを制御する制御手段を提供する。
逓降分圧器414は、逓降分圧器の回転の関数としてスピーカより発せられる音 声ボリュームを選定するため、ボリュームの選択手段を提供する。
ボリューム制御(過変分圧器)414の適当な回転により、低ボリュームが選択 された時には、前記ボリュームM?11414のワイパーに現われるアナログ電 圧は、A/Dコンバーク416により8ビツト・ディジタル信号に変換され、次 にマイクロコンピュータ418へ接続される。マイクロコンピュータ418は、 適当な制御信号をステップ・アッテネータ(階段状減衰器)406に送り、そこ で利得は所定のレベルに設定されるであろう。低ボリュームに対して、マイクロ コンピュータ418は、フィルタ408をバイパス・モードに置き、そこで、ア ッテネータ406の出力は、本質的に音声増幅器4100入力へ直結される。
ボリューム制御(過変分圧器)414が僅かに進められる時に、A/Dコンバー タ416の出力は増分され、またマイクロコンピュータ418は、対応して新し い制御信号をステップ・アッテネータ406へ送り、約0.25dBだけその利 得を増大する。かくして、ボリューム制御(過変分圧器)414が進められるに つれ、マイクロコンピュータ418は、対応するステップ・アッテネータ406 の利得を増加する。結果的には、ステップ・アッテネータ406の利得は充分に 大きくなり、音声増幅器410が最小クリッピング・レベルになるようにする。
ボリューム制御(過変分圧器)414は、そのボリュームがこの最小クリッピン グ・レベル以上12dBとなるまで進んだ時に、マイクロコンピュータ418は フィルタ408をアクティブ・モードに切換え、フィルタは、1.1KHzのコ ーナ周波数を有する2極(形)応答(レスポンス)をとるものと考えられる。フ ィルタ408がアクティブ・モードに切換えられた時に、ステップ・アッテネー タ406が調整されない場合、スピーカ412より発せられるボリュームに著し い減少が聴取者に知覚できるであろう。したがって、フィルタ408がアクティ ブ・モードに切換えられる時には、マイクロコンピュータ418は、アッテネー タ406に利得を6dBのステップだけ増加するように命令する。(6dBの利 得の特定の増加は、反復的な聴取者テストにより実験的に決定された)。かくし て、フィルタ408をアクティブ・モードへ切換えることにより発生した。スピ ーカ412における知覚音の大きさの減少は、アッテネータ406の利得のステ ップ増加により補償される。したがって、スピーカ412における知覚音の大き さは、ボリューム制m (過変分圧器)414に進められるにつれ、滑らかに連 続的に増加するようにみえるであろう。
本発明の応答(レスポンス)特性は、第2A図、第2B図、第2C図のグラフに 太線で図示されている。第2図を参照するに、ボリューム制御が点202迄進め られるにつれて、ステップ・アッテネータの出力には、なめらかで連続的な増加 が存在するのが明らかになるであろう0点202において、音声増幅器410は 、最小クリッピングレベル以上約12dBになるが、バイパス・フィルタ408 は、アクティブ・モードに切換えられる。同時に、マイクロコンピュータ418 は、アッテネータ406に命令し、その出力電圧を6dBだけステップさせる。
ボリューム制御(過変分圧器)の414が点202を超えて進められると、ステ ップ・アッテネータ406の出力は、再びなめらかで連続的に増加する応答(レ スポンス)特性を示す。第2A図の細い線は、第1図の電位差計104の出力を 図示し、本発明のステップ・アッテネータ406出力に対する直接の比較を提供 する。
第2B図に参照するに、本発明及び先行技術回路の知覚音の大きさは、点202 まで実質的に同一である(明らかにするため図面では太線及び細線に分離して示 されているが、実際には点202より左側は、これら曲線は殆んど同一である) 0点202において、先行技術回路はクリッピングに入り、音声増幅器1060 入力における信号レベルを更に増加してスピーカ108における知覚音の大きさ を殆んど増加しない。しかし、好ましい実施例においてフィルタ408は、点2 02において切換えられ、スピーカ412の知覚音の大きさは、ボリューム制御 (過変分圧器)414が点202を超え進められるにつれ増加する。第2C図は 、同様に、ボリューム制御が点202を超え進められるにつれ、先行技術回路の ひずみが急速に増加するし、他方、本発明のひずみの増加は、より低い割合で増 加することを示している。
本発明の動作理論は、第3図を参照することにより最も良く理解される。第3図 において、典型的な人間の音声の周波数レスポンスが図示されている。既に説明 した通り、このレスポンスは、それぞれ第1.第2及び第3フオルマントと呼ば れる、ピーク302.304及び306を有している。第1フオルマント302 は主としてスピーカの認識に原因があり、他方、第2及び第3フオルマント30 4及び306は、ワード及びシラブル(syj!j!abffe)の認識に原因 がある。第1フオルマント302は略700Hzに中心をおき、第2フオルマン ト304は略1500Hzに中心を置(から、フィルタ408をアクティブ・モ ードへ切換えることは、第1フオルマント302を減衰するだけである。第2及 び第3フオルマント304及び306は、フィルタ408の活性化により減衰さ れないから、了解度は失なわれないが、しかし、スピーカの認識は、僅かに低下 するであろう。
したがって所定の音声増幅器に対し、第4図の発明は、スピ゛−カにおける知覚 音の大きさを増加することが可能であり・同時に、高ボリューム・レベルにおけ るひずみを減少することが可能になる。この回路は、音声増幅器の最大電力能力 が電池チャージを維持するように典型的に制限される電池電源により動作する無 線受信機において主として有用である。制限のない電力源が使用できる場合、知 覚者の大きさの増加は、単に音声増幅器の最大電力能力の増加のみにより達成で きることは自明である。
国際調査報告

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電気的音声信号の振幅を変化し、前記電気的音声信号の振幅を選択するため の制御入力を有する可変利得手段、前記可変利得手段に接続され、アクティプ・ モード及びバイパス・モードを有し、前記モードのうちの1つを選択する制御入 力を有するハイパス・フィルタ、前記フィルタに接続される音声増幅器、前記増 幅器に接続されるスピーカ、 前記スピーカより発せられる音声のボリユームを選択するボリユーム選択手段、 前記ボリユーム選択手段に接続され、前記可変利得手段及び前記フィルタを制御 する制御手段、 を組合せて構成され、それにより、 前記ボリユーム選択手段が所定レベルに進められる時に、前記フィルタの前記ア クティブ・モードが前記制御手段により選択され、同時に、前記可変利得手段が 、前記制御手段により前記電気的音声信号の振幅のステツプ増加を有するように 調整されることを特徴とする電池により付勢される無線受信機用音声増幅器回路 。
  2. 2.前記フィルタは、実質的に1.1KHzのコーナ周波数を有し、 前記電気的音声信号の振幅の前記ステツプ増加は、実質的に6dBであることを 特徴とする前記請求項1記載の音声増幅器回路。
JP88501068A 1987-01-07 1987-11-27 無線受信機用音声増幅器回路 Granted JPH02500077A (ja)

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