JP2008312260A - 音量調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基準レベルが異なる様々な音響信号が入力される場合であっても、微妙な音量調整をすることができる音量調整装置を提供すること。
【解決手段】入力された音響信号を増幅する増幅器110と、増幅器110における増幅の利得を調整する増幅利得調整器120と、増幅器110から出力された音響信号のレベルを調整する出力レベル調整器130とを備え、出力レベル調整器130は、出力レベル調整用の入力値の変動に対して出力レベル調整器130における出力レベル調整前後の音響信号のレベル比の変動が折線状又は波線状である特性を有するよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、音量を調整するための音量調整装置に関し、特に、基準レベルが異なる様々な音響信号が入力される環境であっても、微妙な音量調整をすることができる音量調整装置に関する。
従来の音量調整装置として、例えば特公平7−83225号公報に記載されたものが知られている。この従来の音量調整装置は、オーディオミキサに適用されており、入力された音響信号を増幅する初段増幅器と、この初段増幅器から出力された音響信号のレベルを調整する音量調整器とを備え、ひとつの操作子を操作することにより、初段増幅器における増幅の利得についての調整と初段増幅器から出力された音響信号のレベルについての調整とが、連動して行なわれるようになっていた。
しかしながら、このような従来の音量調整装置は、様々な音響機器から基準レベルが互いに異なる様々な音響信号が随時入力される環境においては、全体の音量調整範囲を広くする必要がある。例えば図12に示すように、業務用機器の音量調整範囲1201、民生機器の音量調整範囲1202及びマイクロホンの音量調整範囲1203に対して、操作子1210は、第1の操作範囲1211、第2の操作範囲1212及び第3の操作範囲1213がそれぞれ対応することになり、それぞれの音量調整範囲1201、1202、1203に対するそれぞれの操作範囲1211、1212、1213が狭くなってしまい、したがって、微妙な音量調整が困難になってしまうという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、基準レベルが異なる様々な音響信号が入力される環境であっても、微妙な音量調整をすることができる音量調整装置を提供するものである。
本発明の音量調整装置は、入力された音響信号を増幅する増幅器と、前記増幅器における増幅の利得を調整する増幅利得調整器と、前記増幅器から出力された音響信号のレベルを調整する出力レベル調整器とを備え、前記出力レベル調整器は、出力レベル調整用の入力値の変動に対して前記出力レベル調整器における出力レベル調整前後の音響信号のレベル比の変動が折線状又は波線状である特性を有した構成を有している。
この構成により、基準レベルが異なる様々な音響信号が入力される環境であっても、それぞれの音量調整範囲に対するそれぞれの操作範囲を音量調整操作に十分な範囲とすることができるので、微妙な音量調整をすることができる。
本発明の音量調整装置は、前記増幅利得調整器と前記出力レベル調整器とが連動し、前記増幅器における増幅の利得についての調整と前記増幅器から出力された音響信号のレベルについての調整とがひとつの操作で同時に行なわれるようにした構成を有している。
この構成により、基準レベルが異なる様々な音響信号が入力される環境であっても、ひとつの操作によって、微妙な音量調整をすることができる。
本発明の音量調整装置は、前記出力レベル調整器は、前記出力レベル調整用の入力値の変動に対して出力値の変動が折線状又は波線状である特性を有した折線回路と、前記出力レベル調整前後の音響信号のレベル比が前記折線回路の出力値で制御される利得可変増幅器とを有する構成を有している。
この構成により、折線特性を有した特殊な可変抵抗器を用いる必要がなくなるので、低コストで、微妙な音量調整を可能とすることができる。
本発明の音量調整装置は、前記出力レベル調整用の入力値と前記レベル比との対応関係を記憶した記憶部を備え、前記出力レベル調整器は、前記記憶部に記憶された前記対応関係に従って前記音響信号のレベルを調整するようにした構成を有している。
この構成により、折線特性を有した特殊な可変抵抗器を用いる必要がなく、また、出力レベル調整用の入力値とレベル比との対応関係を用途に応じて予め記憶させておくことにより、環境や用途に応じた微妙な音量調整を可能とすることができる。
本発明の音量調整装置は、前記出力レベル調整用の入力値に基づいて前記レベル比を算出する算出部を備え、前記出力レベル調整器は、前記算出部によって算出されたレベル比で前記音響信号のレベルを調整するようにした構成を有している。
この構成により、折線特性を有した特殊な可変抵抗器を用いる必要がなく、また、出力レベル調整用の入力値とレベル比との対応関係の算出式を用途に応じて変更することにより、環境や用途に応じた微妙な音量調整を可能とすることができる。
本発明の音量調整装置は、前記増幅利得調整器と前記出力レベル調整器とは、一軸二連の可変抵抗器によって構成されている。
この構成により、特定の可変抵抗器を用いることにより、微妙な音量調整を可能とすることができる。
本発明の音量調整装置は、操作が行われる操作子と、前記操作子に接続された緩衝増幅器とを備え、前記増幅利得調整器と前記出力レベル調整器とは、前記緩衝増幅器を介して、利得調整用の入力値及び出力レベル調整用の入力値がそれぞれ入力されるようにした構成を有している。
この構成により、操作子を隔離して配置することが可能となり、低コストで配置の制約を軽減することができる。
本発明の音量調整装置は、操作量を数値情報に変換する操作端末と、前記操作端末から前記数値情報を受信する受信器と、前記数値情報を復号化する復号器とを備え、前記増幅利得調整器と前記出力レベル調整器とは、前記復号器を介して、利得調整用の入力値及び出力レベル調整用の入力値がそれぞれ入力されるようにした構成を有している。
この構成により、音量調整の操作を遠隔の地点で行なうことができる。
本発明の音量調整装置は、前記操作端末が複数設けられ、前記複数の操作端末の何れかを選択する選択器を有し、前記出力レベル調整器は、選択された前記操作端末からの前記数値情報に基づいて出力レベル調整を行なうようにした構成を有している。
この構成により、複数の地点から音量調整をすることができる。
本発明の音量調整装置は、前記選択器は、前記数値情報を受信してから所定時間を経過するまでの間は他の前記操作端末から受信される数値情報を無視するようにした構成を有している。
この構成により、複数の地点における操作が競合したときであっても、一つの地点における一連の操作が終了するまで、他の地点における操作内容を排除することができる。
本発明の音量調整装置は、前記操作端末は、前記数値情報の送信先を選択するようにした構成を有している。
この構成により、複数の地点における音量調整をひとつの地点において操作することができる。
本発明の音量調整装置は、前記音響信号の出力レベル調整に関した出力レベル調整情報を前記操作端末に送信する送信器を備え、前記操作端末は、前記出力レベル情報を受信して表示するようにした構成を有している。
この構成により、遠隔の操作地点において、操作結果を確認することができる。
本発明によれば、基準レベルが異なる様々な音響信号が入力される場合であっても、微妙な音量調整をすることができるという優れた効果を有する音量調整装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の音量調整装置100を示すブロック図である。
図1において、増幅器110(プリアンプ)は、一対の入力端子101、102に入力された音響信号を増幅するものであり、一対のトランジスタ111、112からなる差動増幅器と、一つの演算増幅器113(オペアンプ)とを有する。各トランジスタ111、112のベースは各入力端子101、102にそれぞれ接続され、各トランジスタ111、112のコレクタは共に演算増幅器113に接続されている。
増幅利得調整器120は、増幅器110における増幅の利得を調整するものであり、具体的には、操作量に対応する利得調整用の入力値を電圧として生成する可変抵抗器121からなる。可変抵抗器121の両端は、増幅器110を構成する各トランジスタ111、112のエミッタにそれぞれ接続されおり、操作量に対応する電圧をトランジスタ111、112のエミッタ間に与える。
出力レベル調整器130は、増幅器110から出力された音響信号のレベルを調整するものであり、具体的には、操作量に対応する出力レベル調整用の入力値を電圧として生成する可変抵抗器131と、可変抵抗器131からの入力電圧の変動に対して自身の出力電圧が折線状に変動する特性を有した折線回路132と、出力レベル調整前後の音響信号のレベル比が折線回路132の出力電圧で制御される利得可変増幅器133とを有する。図9は、折線回路132の入力端子132aの電圧(入力電圧)と折線回路132の出力端子132bの電圧(出力電圧)との対応関係900(折線特性)を例示する。ここで、入力電圧は操作量に比例し、出力電圧は音響信号の出力レベル調整前後のレベル比に比例する。図9において、出力電圧における第1の出力電圧範囲901、第2の出力電圧範囲902及び第3の出力電圧範囲903に対して、入力電圧における第1の入力電圧範囲911、第2の入力電圧範囲912及び第3の入力電圧範囲913がそれぞれ対応する。例えば、第1の出力電圧範囲901が業務用機器の音量調整範囲、第2の出力電圧範囲902が民生機器の音量調整範囲、第3の出力電圧範囲903がマイクロホンの音量調整範囲にそれぞれ対応する。利得可変増幅器133は、電圧制御増幅器(VCA:Voltage Controlled Amplifier)からなり、利得可変増幅器133の入力端子133aに入力された増幅器110からの音響信号は、利得可変増幅器133の制御端子133cに与えられた折線回路132の出力電圧に基いて減衰され、利得可変増幅器133の出力端子133bから出力される。
緩衝増幅器140(バッファアンプ)は、出力端子103に接続されたミキシング回路等に、出力レベル調整器130から出力された音響信号を供給する。
なお、出力レベル調整器130の折線回路132としては、例えば、複数の演算増幅器を用いたものを用いる。また例えば、電圧をアナログからデジタルに変換するAD変換器と、入力電圧と出力電圧の対応関係を記憶するメモリと、このメモリの出力をデジタルからアナログに変換するDA変換器とによって構成したものを用いる。その他、所望の折線特性を有していればどのような折線回路を用いてもよい。また、折線回路132と利得可変増幅器133とを、FPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processor)等で構成するようにしてもよい。
また、増幅利得調整器120の可変抵抗器121と、出力レベル調整器130の可変抵抗器131とは、一軸二連の可変抵抗器160を構成し、連動するようになっている。したがって、増幅器110における増幅の利得の調整と、増幅器110から出力された音響信号についての出力レベル調整器130におけるレベル調整とが、ひとつの操作で、同時に行なわれる。例えば、増幅利得調整器120の可変抵抗器121は対数特性とし、出力レベル調整器130の可変抵抗器131は線形特性としたものを用いる。
次に、本実施の形態の音量調整装置100の動作について説明する。
入力端子101、102に入力された音響信号は、まず、増幅器110によって増幅され、次に、出力レベル調整器130によって適当なレベルに減衰された後、緩衝増幅器140を介して、出力端子103から出力される。
また、一軸二連の可変抵抗器160が操作されたとき、すなわち、増幅利得調整器120を構成する可変抵抗器121と出力レベル調整器130を構成する可変抵抗器131とが連動してそれぞれの抵抗値が変動したときには、増幅器110における増幅の利得が変動するとともに、出力レベル調整器130における出力レベル調整前後の音響信号のレベル比が変動する。具体的には、増幅利得調整器120を構成する可変抵抗器121の抵抗値が変動したとき、増幅器110を構成する一対のトランジスタ111、112のエミッタ間の電圧が変動することにより、増幅器110における増幅の利得が変動する。また、出力レベル調整器130を構成する可変抵抗器131の抵抗値が変動したとき、折線回路132の入力端子132aの電圧が変動し、折線回路132の出力端子132bの電圧が変動する。図9に示したように、折線回路132の出力端子132bの電圧(出力電圧)は、折線回路132の入力端子132aの電圧(入力電圧)の変動に対して折線状に変動する。折線回路132の出力端子132bは利得可変増幅器133の制御端子133cと接続されており、利得可変増幅器133の入力端子133aに入力された音響信号と利得可変増幅器133の出力端子133bから出力される音響信号のレベル比は、利得可変増幅器133の制御端子133cに与えられた電圧に応じて変動する。
図11は、操作量と音響信号のレベルの減衰量との関係の例を示す。図11において、一軸二連の可変抵抗器160を有した操作子1110の操作量と音響信号のレベルの減衰量との対応関係1100(折線特性)は、第1の音量調整範囲1101、第2の音量調整範囲1102及び第3の音量調整範囲1103に対して、第1の操作範囲1111、第2の操作範囲1112及び第3の操作範囲1113がそれぞれ対応する。従来の装置の操作量と音響信号のレベルの減衰量との対応関係1200(線形特性)における第1の操作範囲1211、第2の操作範囲1212及び第3の操作範囲1213と比較して、必要とされる音量調整範囲(1101、1102、1103)に対応する操作範囲(1111、1112、1113)が、広くなっている。
以上説明したように、本実施の形態の音量調整装置100は、操作量と音響信号のレベルの減衰量との対応関係が折線特性となるので、基準レベルが異なる様々な音響信号が入力される環境であっても、微妙な音量調整をすることができる。
また、本実施の形態の音量調整装置は、増幅器における増幅の利得についての調整と増幅器から出力された音響信号のレベルについての調整とがひとつの操作で同時に行なわれるので、ひとつの操作によって、微妙な音量調整をすることができる。
また、本実施の形態の音量調整装置100は、汎用の可変抵抗器121、131によって操作量を取得し、汎用の利得可変増幅器133によって減衰量を調整するようになっているので、低コストで、微妙な音量調整を可能とすることができる。
なお、折線特性は、図9及び図11に示した特性に限るものではなく、環境及び用途に応じて特性を変えてもよい。また、折線特性は、折線状でなく、波線状であってもよい。
また、増幅利得調整器120の可変抵抗器121は対数特性とし、出力レベル調整器130の可変抵抗器131は線形特性とした例について説明したが、増幅利得調整器120の可変抵抗器121と出力レベル調整器130の可変抵抗器131とは共に対数特性としてもよい。また、増幅利得調整器120の可変抵抗器121と出力レベル調整器130の可変抵抗器131とが一軸二連の可変抵抗器160によって構成された例について説明したが、それぞれ別の可変抵抗器によって構成してもよい。また、可変抵抗器によって操作量を取得する例について説明したが、その他のデバイスを用いて操作量を取得するように構成してもよい。
(第2の実施の形態)
図2は、第2の実施の形態の音量調整装置200を示すブロック図である。図2において、図1に示した第1の実施の形態の音量調整装置100の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号を付してあり、第1の実施の形態において説明したので説明を省略する。
図2において、操作子260は、可変抵抗器を有し、操作量に対応して抵抗値が変化し、操作量を電圧として出力する。ここで、操作子260の出力電圧(入力値)は、増幅器110において音響信号を増幅する際の利得調整用の入力値であるとともに、増幅器110から出力された音響信号を減衰する際の出力レベル調整用の入力値でもある。増幅利得調整器220は、可変抵抗器221からなり、操作子260の出力電圧の変動に従って抵抗値が変動し、増幅器110における利得を調整する。
記憶部234は、操作子260から出力された出力レベル調整用の入力値と出力レベル調整器230における出力レベル調整前後の音響信号のレベル比との対応関係(折線特性)を示すテーブル情報を記憶する。出力レベル調整器230は、記憶部234に記憶されたテーブル情報を参照して、音響信号のレベル比を出力する制御部232と、制御部232から出力されたレベル比に従って、増幅器110から出力された音響信号のレベルを調整するDSP(Digital Signal Processor)233とを有する。なお、制御部232からDSP233に出力されるレベル比は、レベル比そのものでなくても、レベル比に対応した制御値であってもよい。
次に、本実施の形態の音量調整装置200の動作について説明する。
入力端子101、102に入力された音響信号は、まず、増幅器110によって増幅され、次に、出力レベル調整器230によって適当なレベルに減衰された後、緩衝増幅器140を介して、出力端子103から出力される。
操作子260において操作がなされたときには、操作子260から、操作量に比例した電圧が利得調整用の入力値として増幅利得調整器220に出力されるとともに、操作量に比例した電圧が出力レベル調整用の入力値として出力レベル調整器230に出力される。
操作子260の出力電圧の変動に従って、増幅利得調整器220を構成する可変抵抗器221の抵抗値が変動し、増幅器110を構成する一対のトランジスタ111、112のエミッタ間の電圧が変動することにより、増幅器110における増幅の利得が変動する。
また、制御部232から、操作子260の出力電圧に対応したレベル比がDSP233に出力され、DSP233において、増幅器110から出力された音響信号のレベルが、制御部232から出力されたレベル比で減衰される。
図11は、操作量と音響信号のレベルの減衰量との関係の例を示す。図11に示す操作量と音響信号のレベルの減衰量との対応関係1100(折線特性)において、必要とされるそれぞれの音量調整範囲(1101、1102、1103)に対するそれぞれの操作範囲(1111、1112、1113)が、従来の装置における操作範囲(1211、1212、1213)と比較して、広くなっている。
本実施の形態の音量調整装置200は、操作量と音響信号のレベルの減衰量との対応関係が、環境や用途に応じて記憶部234に記憶されたテーブル情報によって決まることとなるので、環境や用途に応じた微妙な音量調整を可能とすることができる。
(第3の実施の形態)
図3は、第3の実施の形態の音量調整装置300を示すブロック図である。図3において、図1に示した第1の実施の形態の音量調整装置100の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号を付してあり、第1の実施の形態において説明したので説明を省略する。
図3において、操作子260は、可変抵抗器を有し、操作量に対応して抵抗値が変化し、操作量を電圧として出力する。ここで、操作子260の出力電圧(入力値)は、増幅器110において音響信号を増幅する際の利得調整用の入力値であるとともに、増幅器110から出力された音響信号を減衰する際の出力レベル調整用の入力値でもある。増幅利得調整器220は、可変抵抗器221からなり、操作子260の出力電圧の変動に従って抵抗値が変動し、増幅器110における利得を調整する。
出力レベル調整器330は、出力レベル調整用の入力値に基いて、出力レベル調整器330における音響信号のレベル比を予め設定された算出式に従って算出する制御部332(算出部)と、制御部332によって算出されたレベル比に従って、増幅器110から出力された音響信号のレベルを調整するDSP(Digital Signal Processor)333とを有する。
次に、本実施の形態の音量調整装置300の動作について説明する。
入力端子101、102に入力された音響信号は、まず、増幅器110によって増幅され、次に、出力レベル調整器330によって適当なレベルに調整された後、緩衝増幅器140を介して、出力端子103から出力される。
操作子260において操作がなされたときには、操作子260から、操作量に比例した電圧が利得調整用の入力値として増幅利得調整器220に出力されるとともに、操作量に比例した電圧が出力レベル調整用の入力値として出力レベル調整器330に出力される。
操作子260の出力電圧の変動に従って、増幅利得調整器220を構成する可変抵抗器221の抵抗値が変動し、増幅器110を構成する一対のトランジスタ111、112のエミッタ間の電圧が変動することにより、増幅器110における増幅の利得が変動する。
また、制御部332から、操作子260の出力電圧に対応したレベル比がDSP333に出力され、DSP333において、増幅器110から出力された音響信号のレベルが、制御部332から出力されたレベル比で減衰される。
図11は、操作量と音響信号のレベルの減衰量との関係の例を示す。図11に示す操作量と音響信号のレベルの減衰量との対応関係1100(折線特性)において、必要とされるそれぞれの音量調整範囲(1101、1102、1103)に対するそれぞれの操作範囲(1111、1112、1113)が、従来の装置における操作範囲(1211、1212、1213)と比較して、広くなっている。
本実施の形態の音量調整装置300は、出力レベル調整用の入力値とレベル比との対応関係の算出式を用途に応じて変更すれば、環境や用途に応じた微妙な音量調整を可能とすることができる。
(第4の実施の形態)
図4は、第4の実施の形態の音量調整装置400を示すブロック図である。図4において、図1に示した第1の実施の形態の音量調整装置100の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号を付してあり、第1の実施の形態において説明したので説明を省略する。
本実施の形態の音量調整装置400において、増幅利得調整器120と出力レベル調整器430とは、一軸二連の可変抵抗器460によって構成されている。図10は、増幅利得調整器120における操作量と抵抗変化率との関係1001、及び、出力レベル調整器430における操作量と抵抗変化率との関係1002の例を示す。図10において、増幅利得調整器120は、抵抗値が操作量に対して対数特性であり、出力レベル調整器430は、抵抗値が操作量に対して折線特性である。なお、一軸二連の可変抵抗器460は、例えば抵抗素材の密度分布を操作方向に対して偏在させて形成し、増幅利得調整器120を構成する可変抵抗器については対数特性となるように、出力レベル調整器430を構成する可変抵抗器については折線特性となるようにしたものを用いる。
次に、本実施の形態の音量調整装置400の動作について説明する。
入力端子101、102に入力された音響信号は、まず、増幅器110によって増幅され、次に、出力レベル調整器430によって適当なレベルに減衰された後、緩衝増幅器140を介して、出力端子103から出力される。
また、操作子によって操作がなされたとき、すなわち、増幅利得調整器120と出力レベル調整器430とが連動してそれぞれの抵抗値が変動したときには、増幅器110における増幅の利得が操作量に対して対数特性で変動するとともに、出力レベル調整器430における出力レベル調整前後の音響信号のレベル比が操作量に対して折線特性で変動する。
以上説明したように、本実施の形態の音量調整装置400は、折線特性を有した特定の可変抵抗器を用いることにより、微妙な音量調整をすることができる。
(第5の実施の形態)
図5は、第5の実施の形態の音量調整装置500を示すブロック図である。図5において、図1に示した第1の実施の形態の音量調整装置100の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号を付してあり、第1の実施の形態において説明したので説明を省略する。
本実施の形態の音量調整装置500において、操作が行われる操作部560は、増幅利得調整器220及び出力レベル調整器530等と離隔して配置されている。操作部560は、操作量に対応して抵抗値が変化して操作量に比例する電圧を出力する可変抵抗器561(操作子)と、可変抵抗器561に接続された緩衝増幅器562(バッファアンプ)とを有する。増幅利得調整器220は、緩衝増幅器562を介して入力された電圧に対応して抵抗値が変化する可変抵抗器221からなる。出力レベル調整器530は、折線回路132と利得可変増幅器133とを有し、緩衝増幅器562を介して入力された電圧に基づいて、増幅器110から出力された音響信号のレベルを調整する。
次に、本実施の形態の音量調整装置500の動作について説明する。
操作部560において操作がなされたとき、操作部560の可変抵抗器561から、操作部560の緩衝増幅器562を介して、操作量に比例する電圧が利得調整用の入力値として増幅利得調整器220に出力されるとともに、操作量に比例する電圧が出力レベル調整用の入力値として出力レベル調整器530に出力される。
操作部560の出力電圧の変動に従って、増幅利得調整器220を構成する可変抵抗器221の抵抗値が変動し、増幅器110を構成する一対のトランジスタ111、112のエミッタ間の電圧が変動することにより、増幅器110における増幅の利得が変動する。
また、操作部560の出力電圧の変動に従って、折線回路132の出力電圧が変動する。図9に例示するように、折線回路132の出力電圧は、折線回路132の入力電圧の変動に対して折線状に変動する。折線回路132の出力電圧は利得可変増幅器133に入力されるようになっており、利得可変増幅器133に入力された音響信号と利得可変増幅器133から出力される音響信号のレベルは、折線回路132の出力電圧に従う。
以上説明したように、本実施の形態の音量調整装置500は、増幅利得調整器220と出力レベル調整器530とが、緩衝増幅器562を介して、操作量を示す入力値を取得するようになっているので、操作部を装置本体から独立して配置することができ、低コストで配置の制約を軽減することができる。
なお、操作部560の可変抵抗器561は、線形特性に限らず、対数特性であってもよい。
(第6の実施の形態)
図6は、第6の実施の形態の音量調整装置600を示すブロック図である。図6において、図5に示した第5の実施の形態の音量調整装置500の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号を付してあり、第5の実施の形態及びその他の実施の形態において説明したので詳細な説明を省略する。
図6において、操作が行われる操作端末610は、ネットワークを介して、装置本体601と接続されている。操作端末610は、可変抵抗器等からなり操作量を電圧として出力する操作子611と、ADコンバータ等からなり操作子611の出力電圧(入力値)を数値情報に変換する符号器612と、符号器612から出力された数値情報を、ネットワークを介して、装置本体601に送信する送信器613とを有する。
装置本体601は、操作量に対応した数値情報を操作端末610から受信する受信器661と、受信器661から出力された数値情報を電圧に変換し、増幅利得調整器220と出力レベル調整器530とに出力する復号器662とを有する。
次に、本実施の形態の音量調整装置600の動作について説明する。
操作端末610において、操作がなされたとき、操作子611から、操作量に比例した電圧が符号器612に出力され、符号器612において操作子611の出力電圧が数値情報に変換された後、送信器613によって装置本体601に数値情報が送信される。
装置本体601において、受信器661が操作端末610から数値情報を受信し、復号器662によって数値情報が電圧に変換され、操作量に比例した電圧が利得調整用の入力値として増幅利得調整器220に出力されるとともに、操作量に比例した電圧が出力レベル調整用の入力値として出力レベル調整器530に出力される。
復号器662の出力電圧の変動に従って、増幅利得調整器220を構成する可変抵抗器221の抵抗値が変動し、増幅器110を構成する一対のトランジスタ111、112のエミッタ間の電圧が変動することにより、増幅器110における増幅の利得が変動する。また、折線回路132を介して、復号器662の出力電圧に対応したレベル比が利得可変増幅器133に出力され、利得可変増幅器133において、増幅器110から出力された音響信号のレベルが、折線回路132から出力されたレベル比で減衰される。
以上説明したように、本実施の形態の音量調整装置600は、操作端末610が操作量を示す数値情報を送信し、装置本体601が数値情報を受信し、受信した数値情報に従って増幅利得調整器220が音響信号を増幅するとともに出力レベル調整器530が出力レベルを調整するようになっているので、音量調整の操作を遠隔の地点で行なうことができることとなる。
(第7の実施の形態)
図7は、第7の実施の形態の音量調整装置700を示すブロック図である。図7において、図5に示した第5の実施の形態の音量調整装置500の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号を付してあり、第5の実施の形態及びその他の実施の形態において説明したので説明を省略する。
図7において、複数の操作端末711、712は、それぞれ、操作量を電圧として出力する操作子611と、操作子611の出力電圧(入力値)を数値情報に変換する符号器612と、符号器612から出力された数値情報を装置本体701に送信する送信器613と、音響信号の出力レベル調整に関した出力レベル調整情報を装置本体701から受信する受信器721と、受信器721によって受信された出力レベル調整情報を復号化する復号器722と、復号器722によって復号化された出力レベル調整情報を表示する表示器723とを有する。
装置本体701は、操作量に対応した数値情報を操作端末610から受信する複数の受信器661と、受信器661から出力された数値情報を電圧に変換し、増幅利得調整器220と出力レベル調整器530とに出力する復号器662と、復号器662に出力する数値情報を選択する選択器771と、音響信号の出力レベル調整に関した出力レベル調整情報を生成する符号器772と、出力レベル調整情報を操作端末711、712に送信する複数の送信器773とを有する。
装置本体701の選択器771は、例えば、時間の経過を計測するタイマを有し、選択した操作端末から最後の数値情報を受信してから一定時間が経過するまでの間は他の操作端末から受信される数値情報を無視するように構成する。また、例えば、操作によって操作端末を指定する指定部を接続した構成としてもよい。
なお、出力レベル調整情報は、装置本体701が操作端末711、712から受信した数値情報そのものであってもよく、また、折線回路132から利得可変増幅器133に出力されるレベル比を示す情報であってもよい。
次に、本実施の形態の音量調整装置700の動作について説明する。
複数の操作端末711、712において、それぞれ操作がなされた場合、操作量に比例した電圧がそれぞれの操作子611からそれぞれの符号器612に出力され、それぞれの符号器612において操作子611の出力電圧が数値情報に変換された後、それぞれの送信器613によって装置本体701に数値情報が送信される。
装置本体701において、複数の受信器661がそれぞれ操作端末711、712から数値情報を受信し、選択器771によって一の操作端末からの数値情報が選択され、復号器662によって数値情報が電圧に変換され、操作量に比例した電圧が利得調整用の入力値として増幅利得調整器220に出力されるとともに、操作量に比例した電圧が出力レベル調整用の入力値として出力レベル調整器530に出力される。
また、出力レベル調整器530から出力された電圧が、符号器772において数値情報に変換され、複数の送信器773によって複数の操作端末711、712に数値情報が送信される。また、それぞれの操作端末711、712において、それぞれの受信器721が数値情報を受信し、それぞれの復号器722が数値情報を電圧に変換し、表示器723によって表示が行われる。
例えば、一の操作端末が選択されている状態で、装置本体701が一の操作端末から受信した数値情報をそのまま全ての操作端末711、712に送信することにより、全ての操作端末において入力値が表示されることとなり、操作者は、操作結果を確認することができる。また、操作端末に送信される数値情報は、折線回路132から利得可変増幅器133に出力されるレベル比を示す電圧を符号化したものであってもよい。
以上説明したように本実施の形態の音量調整装置700は、遠隔の複数の地点において音量調整の操作をすることができる。また、本実施の形態の音量調整装置700は、遠隔の操作地点において、操作結果を確認することができる。
また、本実施の形態の音量調整装置700は、複数の地点における操作が競合したときであっても、一つの地点における一連の操作を優先し、他の地点における操作内容を抑制することができる。
(第8の実施の形態)
図8は、第8の実施の形態の音量調整装置800を示すブロック図である。図8において、図5に示した第5の実施の形態の音量調整装置500の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号としてあり、第5の実施の形態及びその他の実施の形態において説明したので説明を省略する。
図8において、操作端末810は、操作量を電圧として出力する操作子611と、操作子611の出力電圧(入力値)を数値情報に変換する符号器612と、符号器612から出力された数値情報を複数の装置本体801、802の何れかに送信する複数の送信器613と、音響信号の出力レベル調整に関した出力レベル調整情報を複数の装置本体801、802の何れかから受信する複数の受信器721と、受信器721によって受信された出力レベル調整情報を復号化する復号器722と、復号器722によって復号化された出力レベル調整情報を表示する表示器723と、複数の装置本体801、802の何れかを選択する選択器831とを有する。
複数の装置本体801、802は、それぞれ、操作量に対応した数値情報を操作端末810から受信する受信器661と、受信器661から出力された数値情報を電圧に変換し、増幅利得調整器220と出力レベル調整器530とに出力する復号器662と、音響信号の出力レベル調整に関した出力レベル調整情報を生成する符号器772と、出力レベル調整情報を操作端末810に送信する送信器773とを有する。
次に、本実施の形態の音量調整装置800の動作について説明する。
操作端末810において操作がなされたとき、操作量に比例した電圧が操作子611から符号器612に出力され、符号器612において操作子611の出力電圧が数値情報に変換された後、選択器831によって複数の装置本体801、802の何れかが選択され、複数の送信器613の何れかによって数値情報が装置本体801、802の何れかに送信される。
複数の装置本体801、802の何れかにおいて、受信器661が操作端末810から数値情報を受信し、復号器662によって数値情報が電圧に変換され、操作量に比例した電圧が利得調整用の入力値として増幅利得調整器220に出力されるとともに、操作量に比例した電圧が出力レベル調整用の入力値として出力レベル調整器530に出力される。
また、選択された装置本体の出力レベル調整器530から出力された電圧が、装置本体の符号器772において数値情報に変換され、装置本体の送信器773から操作端末810に送信される。また、操作端末810において、受信器721が数値情報を受信し、選択器831を介して、数値情報が復号器722に入力され、復号器722が数値情報を電圧に変換し、表示器723よって表示が行われる。
以上説明したように本実施の形態の音量調整装置800は、複数の地点における音量調整をひとつの地点において遠隔から操作することができる。
なお、第6から第8までの実施の形態において、操作端末と装置本体との間のネットワークは有線でも無線でもよい。
また、出力レベル調整器530の折線回路132及び利得可変増幅器133はFPGAやDSPによって構成してもよい。
また、操作子611は、ロータリボリュームやスライドボリュームに等の可変抵抗器に限らず、エンドレス回転式のロータリエンコーダや、音量アップ及び音量ダウンの2つのタクトスイッチ等、どのようなものであってもよい。
また、前述の「折線状」とは、本発明の趣旨を逸脱しない限り、用途に合わせてどのような折線状としてもよく、また、なめらかな操作感にする等の目的により、波線状としてもよい。
本発明の第1の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第3の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第4の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第5の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第6の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第7の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第8の実施の形態の音量調整装置を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態の音量調整装置における折線回路の例を説明するための説明図 本発明の第4の実施の形態の音量調整装置における一軸二連の可変抵抗器の例を説明するための説明図 本発明の第1乃至第8の実施の形態の音量調整装置における音量調整の例を説明するための説明図 従来の音量調整装置における音量調整の例を説明するための説明図
符号の説明
101、102 入力端子
103 出力端子
110 増幅器
120、220 増幅利得調整器
130、230、330、430、530 出力レベル調整器
140 緩衝増幅器
131 出力レベル調整器の可変抵抗器
132 出力レベル調整器の折線回路
133 出力レベル調整器の利得可変増幅器
232 出力レベル調整器の制御部
332 出力レベル調整器の制御部(算出部)
233、333 出力レベル調整器のDSP
234 記憶部
560 操作部
561 操作部の可変抵抗器
562 操作部の緩衝増幅器
661 装置本体の受信器
662 装置本体の復号器
771 装置本体の選択器
772 装置本体の符号器
773 装置本体の送信器
610、711、712、810 操作端末
611 操作端末の操作子
612 操作端末の符号器
613 操作端末の送信器
721 操作端末の受信器
722 操作端末の復号器
723 操作端末の表示器
831 操作端末の選択器

Claims (2)

  1. 基準レベルが異なる複数の音響信号が入力される音量調整装置であって、
    操作量を電圧として出力する操作子と、前記音響信号を増幅する増幅器と、前記増幅器における増幅の利得を調整する増幅利得調整器と、前記増幅器から出力される音響信号のレベルを調整する出力レベル調整器とを備え、
    前記増幅利得調整器が前記増幅器の利得を調整するための可変抵抗器を有し、
    前記出力レベル調整器は、入力電圧と出力電圧との比が単調増加の折線特性を有する折れ線回路および該折れ線回路から出力された出力電圧に従って、前記増幅器から出力された音響信号の利得を調整する利得可変型アンプを有し、
    前記操作子によって、前記増幅器および前記出力レベル調整器の利得が連動制御されることを特徴とする音量調整装置。
  2. 基準レベルが異なる複数の音響信号が入力される音量調整装置であって、
    操作量を電圧として出力する操作子と、前記音響信号を増幅する増幅器と、前記増幅器における増幅の利得を調整する増幅利得調整器と、前記増幅器から出力される音響信号のレベルを調整する出力レベル調整器とを備え、
    前記増幅利得調整器が前記増幅器の利得を調整するための可変抵抗器を有し、
    前記出力レベル調整器は、入力電圧と出力電圧との比が単調増加の折線特性を有するとともに所定の算出式にしたがって計算する制御部および該制御部から出力された出力電圧に従って、前記増幅器から出力された音響信号の利得を調整するDSPを有し、
    前記操作子によって、前記増幅器および前記出力レベル調整器の利得が連動制御されることを特徴とする音量調整装置。
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