JPH05204457A - ボリューム位置検出回路 - Google Patents

ボリューム位置検出回路

Info

Publication number
JPH05204457A
JPH05204457A JP1242792A JP1242792A JPH05204457A JP H05204457 A JPH05204457 A JP H05204457A JP 1242792 A JP1242792 A JP 1242792A JP 1242792 A JP1242792 A JP 1242792A JP H05204457 A JPH05204457 A JP H05204457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
detection
rotation angle
center
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1242792A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Noguchi
勝弘 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP1242792A priority Critical patent/JPH05204457A/ja
Publication of JPH05204457A publication Critical patent/JPH05204457A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 実用的に使用頻度の高いボリューム領域のボ
リューム位置を高精度に検出することができるボリュー
ム位置検出回路の提供。 【構成】 ボリューム位置をボリュームつまみ17の回
転角度と検出電圧との関係から検出するボリューム位置
検出回路において、高精度の検出を必要とするボリュー
ム領域における検出電圧幅が、他の領域における検出電
圧幅よりも広げられているボリューム位置検出回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主にオーディオ等で用い
られる例えば音量調整用用回転式ボリュームの位置検出
回路に関し、より詳細には、ボリュームの回転角度と検
出電圧との関係からボリューム位置を検出するボリュー
ム位置検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)に従来のボリューム位置検出
構造とその制御部を概略的に示す。図4において、47
はボリュームつまみを示しており、ボリュームつまみ4
7は連結軸48により可変抵抗器を構成する位置検出用
ボリューム40と連結されている。位置検出用ボリュー
ム40の電源端子40bは基準電圧V1 に接続され、接
地端子40dは接地されている。出力端子40cはA/
Dコンバータ41に接続され、A/Dコンバータ41は
マイクロコンピュータ42に接続されている。
【0003】上記の如く構成されたボリューム位置検出
構造において、ボリュームつまみ47を回転させると、
0ボルトからV1 ボルトの範囲で、ボリュームつまみ4
7の回転角度に応じたDC電圧(検出電圧)が出力端子
40cから出力される。出力端子40cから出力された
DC電圧(検出電圧)はA/Dコンバータ41でデジタ
ル化されマイクロコンピュータ42に入力される。そし
てマイクロコンピュータ42内のメモリに記憶され、各
回路の制御および表示等が行われる。
【0004】上記動作をより具体的に説明すれば次のよ
うになる。ボリュームつまみ47をA°回転させると出
力端子40cからVA なるDC電圧が出力され、VA
(0≦VA ≦V1 )はA/Dコンバータ41でデジタル
化されてVD となる。このVDがマイクロコンピュータ
42に入力され、メモリに記憶される。つまり、ボリュ
ームつまみ47の回転角度Aが前記電圧VD としてマイ
クロコンピュータ42に入力(記憶)され、各回路の制
御等が行われている。
【0005】上記において、回転角度AはVA に変換さ
れ、VA はVD に変換されている。したがって、ボリュ
ームつまみ47の回転角度(位置)を正確に検出するに
は、回転角度A←→VA 、VA ←→VD の変換、取り分
け回転角度A←→VA の変換を精度よく行なう必要があ
る。一般的には、ボリュームつまみ47全体に渡ってm
inからmaxまで同じ精度で回転位置を検出する目的
で、回転角度AとVAには図4(b)に示した直線的変
換関係が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】確かに、図4(b)に
示した直線的変換関係を用いればminからmaxまで
均一な精度でボリュームつまみ47の回転位置を検出す
ることができる。しかし、ボリュームつまみ47の使用
位置は通常ある範囲に収まっていることが多く、使用頻
度の少ない範囲にある回転位置と頻繁に使用される範囲
にある回転位置とを同じ精度で検出する必要はない。例
えば、音量用ボリュームでは、通常minからセンタま
でがよく使用され、センタからmaxの範囲が使用され
ることはあまりない。したがって音量用ボリューム等の
回転位置を検出する場合は、センタからmaxまでの範
囲に比べてminからセンタまでの範囲を高精度に検出
する方が望ましい。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、使用頻度の高い範囲にある回転位置を高精度に検出
することができるボリューム位置検出回路を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るボリューム位置検出回路は、ボリューム
位置をボリュームの回転角度と検出電圧との関係から検
出するボリューム位置検出回路において、高精度の検出
を必要とするボリューム領域における検出電圧幅が、他
の領域における検出電圧幅よりも広げられていることを
特徴としている。
【0009】
【作用】本発明に係るボリューム位置検出回路において
は、実用的に使用頻度の高いボリューム領域における検
出電圧幅が他の領域における検出電圧幅よりも広げられ
ているので、検出電圧幅が広げられたボリューム領域に
おけるボリューム位置が高精度に検出される。この原理
を図3を用いて具体的に説明する。
【0010】図3において、横軸はボリュームの回転角
度(位置)を示し、縦軸は検出電圧を示している。
(1)の直線は従来の回転角度と検出電圧との関係を示
し、(2)の折れ線は本発明に係るボリューム位置検出
回路におけるボリュームの回転角度と検出電圧との関係
を示す一例である。
【0011】(1)の直線において、検出電圧Va、V
bに対する回転角度をωa1、ωb1とする。(2)の
折れ線において、検出電圧Va、Vbに対する回転角度
をωa2、ωb2とする。図3から解るように、(2)
の折れ線のminからセンタまでの傾きは(1)の直線
の傾きよりも大きいので、 ωb1ーωa1>ωb2ーωa2‥‥‥‥ となる。つまり、検出電圧と回転角度との関係を(2)
の折れ線のようにすれば、一定の検出電圧間隔(検出電
圧をA/Dコンバータでデジタル化する場合のサンプリ
ング間隔)で検出されるボリューム領域(回転角度)が
(1)の直線的関係に比べて小さくなる(式)。一定
のサンプリング間隔で検出されるボリューム領域が小さ
くなるということは、前記ボリューム領域を検出する精
度が向上したことを意味する。
【0012】また図3において、検出電圧と回転角度と
の関係を(3)の折れ線とすれば、minからセンタま
での間は(1)の直線に比べて検出精度は劣るが、セン
タからmaxまでの間は上記(2)の折れ線の場合で示
したように(1)よりも検出精度は高くなる。以上のよ
うに本発明に係るボリュ−ム位置検出回路においては、
検出電圧と回転角度との関係を変化させることにより、
使用頻度の高い(高精度を必要とする)ボリューム領域
の高精度検出が達成される。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るボリューム位置検出回路
の実施例を図面に基づいて説明する。図1はモータ駆動
方式によりボリューム位置のプリセットメモリを実現す
る一例を概略的に示した図であり、実施例に係るボリュ
ーム位置検出回路とその制御部を含んでいる。図1にお
いて、19は連結軸を示しており、この連結軸19に前
側から順にボリュームつまみ17、L用ボリューム1
6、R用ボリューム15、位置検出用ボリューム10が
取り付けられている。またボリュームつまみ17とL用
ボリューム16との間における連結軸19にモータ18
が連結リンク18aを介して取り付けられている。
【0014】位置検出用ボリューム10において、接地
端子10dは接地され、電源端子10bは基準電圧V1
に接続されている。センタータップ10aと電源端子1
0bとの間には抵抗R2 が接続されており、出力端子1
0cはA/Dコンバータ11に接続されている。A/D
コンバータ11はマイクロコンピュータ12に接続され
ており、マイクロコンピュータ12はモータコントロー
ル回路13に接続されている。
【0015】図2(a)は実施例に係るボリューム位置
検出回路を概略的に示した構成図である。図2(a)に
おいて、R1 は位置検出用ボリュ−ムの全抵抗、R2
外付け抵抗を示し、R2 は(3/8)R1 の大きさを持
つ。その他の記号および接続関係は図1で説明した通り
である。図2(b)は出力端子10cから出力される電
圧、いわゆる検出電圧(縦軸)と回転角度(横軸)との
関係を示したグラフであり、(1)は外付け抵抗R2
ない場合、つまり従来の関係を示した直線であり、
(2)の折れ線は図2(a)で示した回路、つまり実施
例における関係を示したグラフである。
【0016】図1において、ボリューム位置のプリセッ
トは以下のように行なわれる。ボリュームつまみ17を
A°回転させると、0ボルトからV1 ボルトまでの範囲
で、ボリュームつまみ17の回転角度A°に応じたDC
電圧VA が出力端子10cからA/Dコンバータ11に
出力される。VA はA/Dコンバータ11でデジタル化
されVD となる。A/Dコンバータ11の出力電圧VD
はマイクロコンピュータ12に入力され、マイクロコン
ピュータ12のメモリに記憶(プリセット)される。
【0017】ボリュームつまみ17をプリセットされた
ボリューム位置に設定する場合は次のようになる。マイ
クロコンピュータ12は前記メモリにプリセットされた
情報に基づいてモータコントロール回路13を制御す
る。モータコントロール回路13は前記制御を受けてモ
ータ18を駆動し、ボリュームつまみ17の位置をプリ
セットされた回転角度A°位置に設定する。
【0018】上記ボリューム位置のプリセットおよびボ
リュームつまみ17をプリセットされた位置に設定する
過程で、ボリュームつまみ17の回転角度Aが位置検出
用ボリューム10の出力端子10cから出力されるDC
電圧VA に変換され、VA はA/Dコンバータ11でV
D に変換される。マイクロコンピュータ12はこのV D
に基づいてボリューム位置のプリセットメモリを実現さ
せている。したがって、ボリューム位置のプリセットメ
モリを精度よく実行させるには、回転角度A←→VA
A ←→VD の変換、取り分け回転角度A←→VA の変
換を精度よく行なわなければならない。
【0019】実施例における回転角度A←→VA の変換
関係を図2に基づいて説明する。(a)図において、ボ
リュームつまみ17がセンタ(回転角度A)に位置する
と、実施例では電源端子10bとセンタータップ10a
との間に外付け抵抗R2が接続されているので、出力端
子10cからA/Dコンバータ11に出力される検出電
圧VA は0.7V1 となる。(b)図において、実施例
の変換関係を示すグラフ(2)はセンタで折れ曲がり、
minからセンタまでの直線の傾きは従来の変換関係を
示す直線(1)の傾きよりも大きく、検出電圧幅で言え
ば0.5V1 から0.7V1 に広げられている。一方、
高精度の検出をあまり必要としないセンタからmaxま
での直線の傾きは従来の直線の傾きよりも小さくなって
おり、検出電圧幅も0.5V1 から0.3V1 へと狭く
なっている。
【0020】上記のように検出電圧幅が広げられると、
A/Dコンバータ11に入力される電圧が0.5V1
ら0.7V1 へと大きくなり、一定のサンプリング間隔
ΔVに対する回転角度がΔω1からΔω2へと小さくな
る。これにより、実施例のボリューム位置検出回路を用
いれば、minからセンタの間ではボリューム位置を従
来例と比べてより高精度に検出することができる。
【0021】以上説明したように実施例においては、
(3/8)R1 の大きさを持つ外付け抵抗R2 が位置検
出用ボリューム10の電源端子10bとセンタータップ
10aとの間に接続され、minからセンタまでのボリ
ューム領域の検出電圧幅が0.5V1 から0.7V1
広げられている。これによりボリューム位置の検出を従
来例と比べてより高精度に行なうことができる。なお、
実施例では抵抗R2 を外付けすることにより検出電圧幅
を拡げたが、本来的に図2(b)における(2)のよう
な特性を有する(いわゆるCカーブの)可変抵抗を位置
検出用ボリューム10として用いても良い。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るボリュ
ーム位置検出回路にあっては、高精度の検出を必要とす
るボリューム領域における検出電圧幅が他の領域におけ
る検出電圧幅よりも広げられているので、前記ボリュー
ム領域においては一定の検出電圧間隔に対するボリュー
ムの回転角度の間隔が小さくなり、その分ボリューム位
置の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ駆動方式によりボリューム
位置のプリセットメモリを実現する一例を示したもので
あり、ボリュームの構造を概略的に示した斜視図とプリ
セットメモリを司る制御部を概略的に示したブロック図
である。
【図2】(a)は実施例に係るボリューム位置検出回路
を概略的に示した回路構成図であり、(b)は実施例お
よび従来例における検出電圧とボリュームの回転角度と
の関係を示したグラフである。
【図3】検出電圧とボリュームの回転角度との関係を種
々の場合について概略的に示したグラフである。
【図4】(a)は従来のボリュームの構造を概略的に示
した斜視図とその制御部を概略的に示したブロック図で
あり、(b)はボリューム位置検出回路における検出電
圧とボリュームの回転角度との関係を概略的に示したグ
ラフである。
【符合の説明】
10 位置検出用ボリューム 10a センタータップ 10b 電源端子 10c 出力端子 10d 接地端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03G 3/10 D 7350−5J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボリューム位置をボリュームの回転角度
    と検出電圧との関係から検出するボリューム位置検出回
    路において、高精度の検出を必要とするボリューム領域
    における検出電圧幅が、他の領域における検出電圧幅よ
    りも広げられていることを特徴とするボリューム位置検
    出回路。
JP1242792A 1992-01-27 1992-01-27 ボリューム位置検出回路 Withdrawn JPH05204457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1242792A JPH05204457A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 ボリューム位置検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1242792A JPH05204457A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 ボリューム位置検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05204457A true JPH05204457A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11804988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1242792A Withdrawn JPH05204457A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 ボリューム位置検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05204457A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008312260A (ja) * 2008-09-16 2008-12-25 Panasonic Corp 音量調整装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008312260A (ja) * 2008-09-16 2008-12-25 Panasonic Corp 音量調整装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0580923B1 (en) Device comprising an error amplifier, a control portion and a circuit for detecting voltage variations in relation to a set value
US20030091441A1 (en) Fan control system using a microcontroller
US6281818B1 (en) Automatic auto-calibration system
US4301415A (en) Programmable multiple phase AC power supply
JPH05204457A (ja) ボリューム位置検出回路
GB2260785A (en) Apparatus for controlling the conditioned air output of an air conditioner
JPH0686540A (ja) マイコン制御型安定化電源回路
US6455952B1 (en) Adjustment circuit for voltage division
KR950004812B1 (ko) 인사이드 미러 수동 조정에 따른 아웃사이드 미러 자동조정장치
US6841959B2 (en) Motor rotation rate detecting circuit and motor driving device
JP2003005842A (ja) 負荷電圧制御方法。
KR100246053B1 (ko) 모니터의 원-스위치 온스크린디스플레이 조절장치
JPH0843512A (ja) ホール素子の特性補正回路
JPH05241060A (ja) レンズ駆動装置
JPS6229291Y2 (ja)
JPS60134218A (ja) 液晶表示装置
JPH07128085A (ja) 制御回路
JPH06168207A (ja) 液晶表示装置の表示駆動電圧発生回路
JP2926802B2 (ja) 映像信号処理装置
JPH03121487A (ja) 操作パネルのコントラスト調節回路
JP2605000Y2 (ja) 水平位置制御回路
JPH0265478A (ja) 電源供給システム
KR920007171B1 (ko) 키보드에 의한 액정판넬의 휘도 조절회로
JP2558264Y2 (ja) 内燃機関用制御装置
KR890004079Y1 (ko) 직류서어보 모터의 미세속도 제어회로

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408