JP6477633B2 - 音楽再生装置 - Google Patents
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Description
本発明は、音声信号を出力する音楽再生装置に関する。
ヘッドホンに音声信号を出力する音楽再生装置において、ヘッドホン出力には、アンバランス、バランスと呼ばれる方式がある(例えば、特許文献1参照。)。アンバランス方式には、直径3.5mmの3極端子が用いられており、「ホット」、「コールド」の2種類で音声信号を伝送する。一方、バランス方式には、直径2.5mmの4極端子が用いられており、「グラウンド」、「ホット」、「コールド」の3種類で信号を伝送する。「コールド」は、「ホット」の逆相である。外来ノイズが発生した場合、「ホット」、「コールド」双方に同じ位相のノイズが乗る。「コールド」の位相を反転し、「ホット」の信号とミックス(混合)することで、外来ノイズは打ち消しあい、音声信号の振幅は、倍になる。このため、バランス方式は、ノイズに強く、音質が良い。
図8は、バランス方式において音声信号を増幅する増幅器等を示す図である。一方の増幅器には、正相信号が入力される。一方の増幅器は、正相信号を増幅する。他方の増幅器には、逆相信号が入力される。他方の増幅器は、逆相信号を増幅する。増幅された正相信号、逆相信号がミックスされる。以下、バランス方式を、バランスモードという。
図9は、2つの増幅器を用いて音声信号を増幅する他の方式を示す図である。一方の増幅器には、音声信号が入力される。一方の増幅器は、音声信号を増幅する。他方の増幅器は、グラウンドに接続される。このため、他方の増幅器の出力は、0V(グラウンド)に維持される。この方式では、他方の増幅器により、グラウンドを安定させながら、増幅器に負担をかけずに、ノイズを低減することができる。以下、図9に示す他の方式を、アクティブコントロールグラウンド(以下、「ACG」という。)モードという。
音楽再生装置において、バランスモードとACGモードとを切り替え可能とすることで、ユーザーは、好みのいずれかのモードを選択することができる。しかしながら、バランスモードで出力される音声信号の振幅は、ACGモードで出力される音声信号の振幅の倍となる。このため、バランスモードで出力される音声信号のボリュームも、ACGモードで出力される音声信号のボリュームの倍となる。音質は、ボリュームに左右されるため、ボリュームが異なっていると、ユーザーは、音質の違いが判断しにくい。
そこで、出願人は、バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、ACGモードで出力される音声信号のボリュームよりも小さくする発明を特許出願している(特願2015−160829)。この発明により、ユーザーは、バランスモードで出力される音声信号の音質と、ACGモードで出力される音声信号の音質と、の違いを判断し易い。
特願2015−160829に係る発明においては、ボリュームステップに対する減衰量を示すボリュームカーブが線形であった。このため、バランスモードとACGモードとの切替時に、2倍、又は、半分の音量比に相当する音圧差6dBを一律で調整していた。例えば、ボリュームステップが2ステップで、ボリュームが1dB変化する場合、バランスモードからACGモードに切り替えると、ボリューム比が半分になるので、ボリュームステップを6dBに相当する12ステップ上げて、ボリュームを均一化させている。
しかしながら、ボリュームカーブが非線形である場合、特願2015−160829に係る発明のように、バランスモードとACGモードとの切替時に、音圧差を一律に調整することができないという問題がある。
本発明の目的は、バランスモードとアクティブコントロールグラウンドモードとを有する音楽再生装置において、ボリュームカーブが非線形であっても、ユーザーが、バランスモードで出力される音声信号の音質と、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号の音質と、の違いを判断し易くすることである。
第1の発明の音楽再生装置は、第1増幅器と、第2増幅器と、制御部と、を備え、前記第1増幅器により音声信号を増幅し、前記第2増幅器により音声信号の逆相信号を増幅し、増幅した音声信号と、増幅した逆相信号と、を混合して出力するバランスモードと、前記第1増幅器により音声信号を増幅し、前記第2増幅器によりグラウンドを維持するアクティブコントロールグラウンドモードと、を有し、前記制御部は、ボリュームステップに対する減衰量が非線形なボリュームカーブに基づいて、音声信号のボリュームを調整し、前記バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、前記アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも所定値小さくなるように、前記ボリュームステップを変更し、前記所定値小さくなるように、前記ボリュームステップを変更できない場合は、前記所定値の近似値小さくなるように、前記ボリュームステップを変更することを特徴とする。
本発明では、制御部は、バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも所定値小さくなるように、ボリュームステップを変更できない場合は、所定値の近似値小さくなるように、ボリュームステップを変更する。従って、バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも所定値小さくなるように、ボリュームステップを変更できない場合は、所定値の近似値小さくなるように、ボリュームステップが変更される。これにより、ユーザーは、所定値の近似値差に調整されたボリュームの音声信号を聴取することができる。このため、ボリュームカーブが非線形であっても、ユーザーは、バランスモードで出力される音声信号の音質と、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号の音質と、の違いを判断し易い。
第2の発明の音楽再生装置は、第1の発明の音楽再生装置において、前記制御部は、前記バランスモードから前記アクティブコントロールグラウンドモードへの切替時、及び、前記アクティブコントロールグラウンドモードから前記バランスモードへの切替時の前記ボリュームステップが記憶されているボリュームテーブルに基づいて、前記ボリュームステップを変更することを特徴とする。
本発明では、制御部は、バランスモードからアクティブコントロールグラウンドモードへの切替時、及び、アクティブコントロールグラウンドモードからバランスモードへの切替時のボリュームステップが記憶されているボリュームテーブルに基づいて、ボリュームステップを変更する。これにより、ボリュームステップの算出等を行うことなく、容易にボリュームステップを変更することができる。
第3の発明の音楽再生装置は、第1又は第2の発明の音楽再生装置において、前記所定値は、6dBであることを特徴とする。
2倍の音量比は、6dBの音圧差に相当する。このため、本発明では、制御部は、基本的に、バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームと比べて、6dB減少させる。従って、バランスモードで出力される音声信号のボリュームと、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームと、が均等となる。これにより、ユーザーは、バランスモードで出力される音声信号の音質と、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号の音質と、の違いを判断し易い。
第4の発明の音楽再生装置は、第1〜第3のいずれかの発明の音楽再生装置において、前記制御部は、前記バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、前記アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも小さくするオートボリュームを行うか否かの設定を受け付け、前記オートボリュームを行う設定を受け付けた場合、前記バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、前記アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも小さくし、前記オートボリュームを行わない設定を受け付けた場合、前記バランスモードと前記アクティブコントロールグラウンドモードとで出力される音声信号のボリュームを変更しないことを特徴とする。
本発明では、制御部は、バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも小さくするオートボリュームを行うか否かの設定を受け付ける。これにより、ユーザーは、オートボリュームを行うか否かの選択をすることができる。
本発明によれば、ボリュームカーブが非線形であっても、ユーザーは、バランスモードで出力される音声信号の音質と、アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号の音質と、の違いを判断し易い。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデジタルオーディオプレーヤー(以下、「DAP」という。)の構成を示すブロック図である。DAP1(音楽再生装置)は、ヘッドホン101にアナログオーディオデータを出力する。ヘッドホン101は、アナログオーディオデータに基づいて、音声を外部に出力する。図1に示すように、DAP1は、SoC(System on Chip)2、記憶部3、表示部4、操作部5、D/Aコンバーター(以下、「DAC」という。)6、7、増幅器8、9、無線モジュール10、USBインターフェース(以下、「USB I/F」という。)11を備える。
SoC2(制御部)は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、メモリ等を有し、DAP1を構成する各部を制御する。記憶部3は、OSプログラム、アプリケーションプログラム等のプログラム、デジタルオーディオデータ等の各種データを記憶するフラッシュメモリから構成されている。なお、記憶部3は、例示する構成に限られず、HDD(Hard Disk Drive)等であってもよい。
表示部4は、種々の画像(静止画像、動画像を含む)を表示するものであり、液晶パネルにより構成されている。操作部5は、各種設定を行うための操作キー、及び、表示部4と連動したタッチパネルを備えている。ユーザーは、操作部5を介して、各種の文字入力、設定などを行うことが可能である。
DAC6、7は、デジタルオーディオデータをアナログオーディオデータにD/A変換する。増幅器8には、DAC6からのアナログオーディオデータが入力される。増幅器9には、DAC7からのアナログオーディオデータが入力される。増幅器8、9は、DAC6、7がD/A変換したアナログオーディオデータを増幅し、ヘッドホン101に出力する。無線モジュール10は、Bluetooth(登録商標)規格、Wi−Fi規格に従った無線通信を行うためのものである。USB I/F11は、USB規格に従った通信を行うためのものである。
DAP1は、バランスモードと、アクティブコントロールグラウンド(以下、「ACG」という。)モードと、を有する。バランスモードの場合、増幅器8(第1増幅器)は、アナログオーディオデータを増幅する。また、増幅器9(第2増幅器)は、アナログオーディオデータが反転した逆相アナログオーディオデータ(逆相信号)を増幅する。増幅されたアナログオーディオデータと、増幅された逆相アナログオーディオデータとは、混合して出力される。ACGモードの場合、増幅器8は、アナログオーディオデータを増幅する。増幅器9は、グラウンドを維持する。ここで、ACGモードの場合、SoC2は、増幅器9にアナログオーディオデータを出力するDAC7をミュートする。従って、DAC7は、増幅器9にゼロデータを出力するため、増幅器9の出力は、グラウンド(=基準電位)となる。
図2は、DAP1におけるボリュームカーブを示す図である。図3、及び、図4は、ボリュームカーブのテーブルを示す図である。ボリュームカーブは、ボリュームステップに対する減衰量を示す。DAP1のボリュームステップは、0−60の61ステップである。図2おいて、横軸は、ステップ数を示す。縦軸は、ゲイン(dB)を示す。ステップ60では、0dBである。ステップ60−18において、1ステップ下がる毎の、ボリュームの減衰量は、1dBである(−1.0dB/ステップ)。ステップ18では、−42.0dBである。ステップ18−7において、1ステップ下がる毎の、ボリュームの減衰量は、2dBである(−2.0dB/ステップ)。ステップ7では、−64.0dBである。ステップ7−2において、1ステップ下がる毎の、ボリュームの減衰量は、3dBである(−3.0dB/ステップ)。ステップ2では、−79.0dBである。ステップ2−1において、1ステップ下がる毎の、ボリュームの減衰量は、4dBである(−4.0dB/ステップ)。ステップ1では、−83.0dBである。ステップ0では、−∞、すなわち、ミュート状態である。
図2に示すように、ボリュームカーブは、非線形である。SoC2は、非線形なボリュームカーブに基づいて、オーディオデータ(音声信号)のボリュームを調整する。
SoC2は、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも小さくするオートボリュームを行うか否かの設定を受け付ける。SoC2は、オートボリュームを行う設定を受け付けた場合、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも小さくする。具体的には、SoC2は、基本的に、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームと比べて、6dB(所定値)減少させる(−6dB)。
また、SoC2は、バランスモード、又は、ACGモードの選択を受け付ける。SoC2は、ACGモードからバランスモードへの切り替えを受け付けた場合、基本的に、ボリュームを6dB減少させる。SoC2は、バランスモードからACGモードへの切り替えを受け付けた場合、基本的に、ボリュームを6dB増加させる。
ここで、ボリュームカーブは、非線形である。このため、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも6dB小さくなるように、ボリュームステップを変更できない場合がある。例えば、バランスモードでボリュームステップがステップ6(−67dB)である場合、ACGモードに切り替えるときに、ボリュームを6dB増加させたい。しかしながら、ステップ7−2において、−3.0dB/ステップ、ステップ18−7において、−2.0dB/ステップであるため、6dB増加させることができない。このため、SoC2は、ボリュームが5dB増加するように、ボリュームステップをステップ6からステップ8(−62dB)に変更する。このように、SoC2は、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも6dB小さくなるように、ボリュームステップを変更できない場合、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも6dBの近似値(例えば、5dB)小さくなるように、ボリュームステップを変更する。
本実施形態では、SoC2は、バランスモードからACGモードへの切替時、及び、ACGモードからバランスモードへの切替時のボリュームステップが記憶されているボリュームテーブルに基づいて、ボリュームステップを変更する。図5、及び、図6は、ボリュームテーブルを示す図である。1列目に、ボリュームステップのステップ数が記憶されている。2列目に、バランスモードからACGモードに切り替える場合のステップ数が記憶されている。3列目に、ACGモードからバランスモードに切り替える場合のステップ数が記憶されている。
例えば、ボリュームステップがステップ12で、バランスモードからACGモードに切り替える場合、SoC2は、ボリュームステップを3ステップ増加させる(ステップ12(−54dB)−>ステップ15(−48dB))。ボリュームステップがステップ12で、ACGモードからバランスモードに切り替える場合、SoC2は、ボリュームステップを3ステップ減少させる(ステップ12(−54dB)−>ステップ9(−60dB))。
SoC2は、オートボリュームを行わない設定を受け付けた場合、バランスモードとACGモードとで出力されるオーディオデータのボリュームを変更しない。
以下、オートボリュームを行う場合のDAP1の処理動作を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。SoC2は、バランスモードからACGモードへの切り替え、又は、ACGモードからバランスモードへの切り替えを受け付けたか否かを判断する(S1)。SoC2は、モードの切り替えを受け付けていないと判断している間は(S1:No)、S1の処理を実行する。SoC2は、モードの切り替えを受け付けたと判断した場合(S1:Yes)、オートボリュームが有効であるか否かを判断する(S2)。SoC2は、オートボリュームが有効であると判断した場合(S2:Yes)、現在のステップ数に基づいて、ボリュームテーブルから、モード切替後のステップ数を取得する(S3)。次に、SoC2は、ボリュームステップを取得したステップ数に変更する(S4)。SoC2は、S4の処理の後、又は、オートボリュームが有効でないと判断した場合(S2:No)、DAC6、7のモードを切り替える(S5)。
以上説明したように、本実施形態では、SoC2は、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも6dB(所定値)小さくなるように、ボリュームステップを変更できない場合は、6dBの近似値(例えば、5dB)小さくなるように、ボリュームステップを変更する。従って、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも6dB小さくなるように、ボリュームステップを変更できない場合は、6dBの近似値小さくなるように、ボリュームステップが変更される。これにより、ユーザーは、6dBの近似値差に調整されたボリュームのオーディオデータを聴取することができる。このため、ボリュームカーブが非線形であっても、ユーザーは、バランスモードで出力されるオーディオデータの音質と、ACGモードで出力されるオーディオデータの音質と、の違いを判断しやすい。
また、本実施形態では、SoC2は、バランスモードからACGモードへの切替時、及び、ACGモードからバランスモードへの切替時のボリュームステップが記憶されているボリュームテーブルに基づいて、ボリュームステップを変更する。これにより、ボリュームステップの算出等を行うことなく、容易にボリュームステップを変更することができる。
2倍の音量比は、6dBの音圧差に相当する。このため、本実施形態では、SoC2は、基本的に、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームと比べて、6dB減少させる。従って、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームと、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームと、が均等となる。これにより、ユーザーは、バランスモードで出力されるオーディオデータの音質と、ACGモードで出力されるオーディオデータの音質と、の違いを判断し易い。
また、本実施形態では、SoC2は、バランスモードで出力されるオーディオデータのボリュームを、ACGモードで出力されるオーディオデータのボリュームよりも小さくするオートボリュームを行うか否かの設定を受け付ける。これにより、ユーザーは、オートボリュームを行うか否かの選択をすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の実施形態においては、音楽再生装置として、DAPを例示した。これに限らず、スマートフォン、タブレットPC、USB DAC等であってもよい。
本発明は、音声信号を出力する音楽再生装置に好適に採用され得る。
1 DAP(音楽再生装置)
2 SoC(制御部)
3 記憶部
4 表示部
5 操作部
6、7 DAC
8 増幅器(第1増幅器)
9 増幅器(第2増幅器)
101 ヘッドホン
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6、7 DAC
8 増幅器(第1増幅器)
9 増幅器(第2増幅器)
101 ヘッドホン
Claims (4)
- 第1増幅器と、第2増幅器と、制御部と、を備え、
前記第1増幅器により音声信号を増幅し、前記第2増幅器により音声信号の逆相信号を増幅し、増幅した音声信号と、増幅した逆相信号と、を混合して出力するバランスモードと、
前記第1増幅器により音声信号を増幅し、前記第2増幅器によりグラウンドを維持するアクティブコントロールグラウンドモードと、を有し、
前記制御部は、
ボリュームステップに対する減衰量が非線形なボリュームカーブに基づいて、音声信号のボリュームを調整し、
前記バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、前記アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも所定値小さくなるように、前記ボリュームステップを変更し、
前記所定値小さくなるように、前記ボリュームステップを変更できない場合は、前記所定値の近似値小さくなるように、前記ボリュームステップを変更することを特徴とする音楽再生装置。 - 前記制御部は、前記バランスモードから前記アクティブコントロールグラウンドモードへの切替時、及び、前記アクティブコントロールグラウンドモードから前記バランスモードへの切替時の前記ボリュームステップが記憶されているボリュームテーブルに基づいて、前記ボリュームステップを変更することを特徴とする請求項1に記載の音楽再生装置。
- 前記所定値は、6dBであることを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽再生装置。
- 前記制御部は、
前記バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、前記アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも小さくするオートボリュームを行うか否かの設定を受け付け、
前記オートボリュームを行う設定を受け付けた場合、前記バランスモードで出力される音声信号のボリュームを、前記アクティブコントロールグラウンドモードで出力される音声信号のボリュームよりも小さくし、
前記オートボリュームを行わない設定を受け付けた場合、前記バランスモードと前記アクティブコントロールグラウンドモードとで出力される音声信号のボリュームを変更しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の音楽再生装置。
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