JP6241316B2 - 音声処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、音声信号に増幅等の音声処理を行う音声処理装置に関する。
音声処理装置として、例えば、音声信号に増幅等の処理を行ってスピーカーに出力するAVアンプが知られている。特許文献1に記載のAVアンプは、メインルーム(第1ルーム)に設置されるメインスピーカーに音声信号を出力するメインルームモード、Zone2ルーム(第2ルーム)に設置されるZone2スピーカーに音声信号を出力するZone2ルームモードを有している。AVアンプとメインスピーカーとは、メインルームに設置され、Zone2スピーカーは、メインルームとは別のZone2ルームに設置される。ユーザーは、AVアンプに設けられた操作ボタン、AVアンプとは別に設けられたリモートコントローラの操作により、Zone2ルームモードの機能をオン又はオフにすること等が可能である。
特開2013−046265号公報
上述のように、メインルームモード、Zone2ルームモードを有するAVアンプにおいて、AVアンプに設けられた操作ボタンと、AVアンプとは別に設けられたリモートコントローラと、により、Zone2ルームモードに関連する操作を行うことができる場合、AVアンプに設けられた操作ボタンにより、ユーザーが、Zone2ルームモードに関連する操作を行う可能性がある。そうすると、例えば、Zone2ルームに出力する音声を再生しているコンテンツ再生装置が変更される等してしまい、Zone2ルームで出力される音声に影響が出る。
本発明の目的は、音声処理装置に設けられた操作部の操作により、第1ルーム以外に設置される機器へ出力される音声への影響を抑制することである。
第1の発明の音声処理装置は、第1ルームに設置される機器に音声信号を出力する第1ルームモード、第2ルームに設置される機器に音声信号を出力する第2ルームモードを有する音声処理装置であって、自装置に設けられた第1操作部と、自装置とは別に設けられた遠隔の第2操作部と、前記第1操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付け、前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けない制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、制御部は、自装置とは別に設けられた遠隔の第2操作部による第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、その後の第2ルームモードに関連する、自装置に設けられた第1操作部の操作を受け付けない。これにより、音声処理装置に設けられた操作部の操作により、第1ルーム以外に設置される機器へ出力される音声への影響を抑制することができる。
第2の発明の音声処理装置は、第1の発明の音声処理装置において、前記制御部は、前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、所定時間、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けないことを特徴とする。
本発明では、制御部は、遠隔の第2操作部による第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、所定時間、その後の第2ルームモードに関連する第1操作部の操作を受け付けない。これにより、ユーザーは、所定時間後に、第1操作部により、第2ルームモードに関連する操作を行うことができる。
第3の発明の音声処理装置は、第1の発明の音声処理装置において、前記第2ルームに設置される機器に音声信号を出力するための音声出力端子をさらに備え、前記制御部は、前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、所定時間にわたって、前記音声出力端子に出力される音声信号が所定値未満であった場合に、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付け、少なくとも前記所定時間は、前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けないことを特徴とする。
所定時間にわたって、音声出力端子に出力される音声信号が所定値未満であった場合、第2ルームに音声が出力されていない可能性が高いため、音声処理装置が、第2ルームモードに関連する操作を受け付け、操作に基づいた処理を行っても、第2ルームに設置される機器へ出力される音声への影響が出ない。このため、本発明では、制御部は、所定時間にわたって、音声出力端子に出力される音声信号が所定値未満であった場合に、その後の第2ルームモードに関連する第1操作部の操作を受け付ける。
第4の発明の音声処理装置は、第1の発明の音声処理装置において、前記制御部は、前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、所定時間にわたって、前記第2ルームモードに関連する前記第2操作部の操作を受け付けなかった場合に、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付け、少なくとも前記所定時間は、前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けないことを特徴とする。
所定時間にわたって、第2ルームモードに関連する第2操作部の操作がない場合、第2ルームで音声が聴取されている可能性が低いため、音声処理装置が、第2ルームモードに関連する操作を受け付け、操作に基づいた処理を行っても、第2ルームに設置される機器へ出力される音声への影響が出ない。このため、本発明では、制御部は、所定時間にわたって、第2ルームモードに関連する第2操作部の操作を受け付けなかった場合に、その後の第2ルームモードに関連する第1操作部の操作を受け付ける。
本発明によれば、音声処理装置に設けられた操作部の操作により、第1ルーム以外に設置される機器へ出力される音声への影響を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るAVアンプの構成を示すブロック図である。 Zone2キーロックフラグを説明するための図である。 操作ボタンによるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があった場合のAVアンプの処理動作を示すフローチャートである。 リモートコントローラによるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があった場合のAVアンプの処理動作を示すフローチャートである。 Zone2ルームモードに関連する操作ボタンの操作があった場合のAVアンプの処理動作を示すフローチャートである。 AVアンプが定期的に行うZone2キーロックフラグ自動解除処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るAVアンプ1(音声処理装置)の構成を示すブロック図である。AVアンプ1は、例えば、コンテンツ再生装置であるDVDプレーヤー100a、CDプレーヤー100b、TV受信機100c、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)プレーヤー100dと接続されている。また、AVアンプ1は、メインスピーカー200、AVアンプ300と接続されている。AVアンプ1、DVDプレーヤー100a、CDプレーヤー100b、TV受信機100c、BDプレーヤー100d、メインスピーカー200は、メインルーム(第1ルーム)に設置されている。AVアンプ300は、メインルームとは別の部屋であるZone2ルーム(第2ルーム)に設置されている。AVアンプ1は、メインルームに設置されたDVDプレーヤー100a等から入力された音声信号に増幅等の音声処理を行って、メインスピーカー200に出力する機能を有する。また、AVアンプ1は、メインルームに設置されたDVDプレーヤー100a等から入力された音声信号を、Zone2ルームに設置されたAVアンプ300に出力する機能を有する。AVアンプ300は、AVアンプ1から入力された音声信号に増幅等の音声処理を行って、Zone2ルームに設置されているZone2スピーカー400に出力する。
以下、AVアンプ1について説明する。なお、AVアンプ1は、音声信号の他、入力された映像信号を図示しないディスプレイに出力することが可能であるが、説明の簡単のため、入力された音声信号をメインスピーカー200、AVアンプ300に出力する構成のみについて説明する。図1に示すように、AVアンプ1は、制御部2、記憶部3、表示部4、操作部5、アナログ音声入力端子6(6a〜6c)、デジタル音声入力端子7、DSP(Digital Signal Processor)8、D/Aコンバータ9、セレクタ10、ボリューム調整回路11、パワーアンプ回路12、スピーカー端子13、アナログ音声出力端子14等を備えている。
制御部2は、記憶部3に記憶された制御プログラムに従って、AVアンプ1を構成する各部を制御する。制御部2の機能については後述する。記憶部3は、制御部2の主メモリとして機能するRAM(Random Access Memory)、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)から構成されている。なお、記憶部3は、例示する構成に限られず、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を含んでいてもよい。
表示部4は、設定画面、音量レベルなどを表示するものであり、LCD(液晶ディスプレイ)や蛍光表示管等である。操作部5は、ユーザー操作を受け付けるためのものであり、AVアンプ1の筐体に設けられた操作ボタン51やリモートコントローラ52である。リモートコントローラ52は、AVアンプ1とは別に設けられた遠隔の操作部である。ユーザーは、操作部5を操作することにより、DVDプレーヤー100a、CDプレーヤー100b、テレビ受信機100c、BDプレーヤー100dから入力される音声信号を、メインスピーカー200、AVアンプ300のいずれに出力するかをAVアンプ1に指示することが可能である。なお、操作部5は、Zone2ルームに設置された赤外線受光部を有しており、ユーザーは、リモートコントローラ52により、Zone2ルームからAVアンプ1を操作することが可能である。
アナログ音声入力端子6a〜6cには、それぞれ、DVDプレーヤー100a、CDプレーヤー100b、TV受信機100cが接続されており、接続されているコンテンツ再生装置100が出力するアナログ音声信号が入力される。デジタル音声入力端子7には、BDプレーヤー100dが接続されており、BDプレーヤー100dが出力するデジタル音声信号が入力される。なお、AVアンプ1が備えるアナログ音声入力端子6、デジタル音声入力端子7の数は、本実施形態で例示する数に限られない。
DSP8は、デジタル音声入力端子7から入力されるデジタル音声信号に対して音場処理等を実行する。D/Aコンバータ9は、DSP8により音場処理等が実行されたデジタル音声信号をアナログ音声信号にD/A変換する。
セレクタ10は、制御部2からの指示に従って、アナログ音声入力端子6a〜6c(DVDプレーヤー100a、CDプレーヤー100b、TV受信機100c)、デジタル音声入力端子7(BDプレーヤー100d)と、スピーカー端子13(メインスピーカー200)、アナログ音声出力端子14(AVアンプ300)と、を接続する。ここで、コンテンツ再生装置100から入力される音声信号をスピーカー端子13(メインスピーカー200)に出力するモードが、メインルームモード(第1ルームモード)である。すなわち、メインルームモードは、メインルームに設置されるメインスピーカー200に音声信号を出力するモードである。また、コンテンツ再生装置100から入力される音声信号をアナログ音声出力端子14に出力するモードが、Zone2ルームモード(第2ルームモード)である。すなわち、Zone2ルームモードは、Zone2ルームに設置されるAVアンプ300に音声信号を出力するモードである。
ボリューム調整回路11は、セレクタ10によって選択された音声入力端子6、7(コンテンツ再生装置100)から入力されたアナログ音声信号のボリュームを調整し、パワーアンプ回路12に出力する。ボリューム調整回路11は、制御部2が決定したボリュームにアナログ音声信号を調整する。パワーアンプ回路12は、ボリューム調整回路11から出力されたアナログ音声信号を増幅し、スピーカー端子13に出力する。スピーカー端子13には、メインスピーカー200が接続されており、スピーカー端子13からメインスピーカー200にアナログ音声信号が出力される。メインスピーカー200は、AVアンプ1から入力されたアナログ音声信号に基づいて、音声を出力する。
アナログ音声出力端子14(音声出力端子)には、AVアンプ300が接続されている。セレクタ10によって選択された音声入力端子6、7(コンテンツ再生装置100)から入力されたアナログ音声信号は、アナログ音声出力端子14からAVアンプ300に出力される。
制御部2の機能について説明する。制御部2は、操作部5によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付ける。制御部2は、操作部5によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けると、Zone2ルームモードの機能をオンにする。具体的には、制御部2は、記憶部3にZone2ルームモードの機能をオンとする設定を記憶し、表示部4に「Zone2」等を表示する。また、制御部2は、操作部5によるZone2ルームモードの機能をオフにする操作を受け付ける。制御部2は、操作部5によるZone2ルームモードの機能をオフにする操作を受け付けると、Zone2ルームモードの機能をオフにする。具体的には、制御部2は、記憶部3にZone2ルームモードの機能をオフとする設定を記憶し、表示部4の「Zone2」の表示を消去する。
また、制御部2は、操作部5によるZone2ルームモードに関連する操作を受け付ける。Zone2ルームモードに関連する操作としては、セレクタ10に選択させる音声入力端子6、7(コンテンツ再生装置100)の指示等である。また、Zone2ルームモードに関連する操作には、Zone2ルームモードの機能をオフにする操作も含まれる。
ここで、操作部5の操作ボタン51、リモートコントローラ52の双方に、Zone2ルームモードの機能をオン又はオフにするためのボタン、Zone2ルームモードに関連する操作をするためのボタンが設けられている。本実施形態では、制御部2は、操作ボタン51によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合は、その後のZone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付ける。一方、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、その後のZone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。
具体的には、制御部2は、図2に示すように、記憶部3に「Zone2キーロックフラグ」を記憶しており、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、「Zone2キーロックフラグ」を「オン」にする。制御部2は、「Zone2キーロックフラグ」が「オン」である場合は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。また、制御部2は、操作ボタン51によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする。制御部2は、「Zone2キーロックフラグ」が「オフ」である場合は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付ける。
また、本実施形態では、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、所定時間、その後のZone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。具体的には、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、「Zone2キーロックフラグ」を「オン」にする。制御部2は、所定時間経過後、「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする。この後、制御部2は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作があれば、その操作を受け付ける。
以下、操作ボタン51によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があった場合のAVアンプ1の処理動作を、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。制御部2は、操作ボタン51によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があったか否かを判断する(S1)。制御部2は、操作ボタン51によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作がないと判断している間は(S1:No)、S1の処理を繰り返し実行する。制御部2は、操作ボタン51によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があったと判断した場合(S1:Yes)、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする(S2)。次に、制御部2は、Zone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付け、Zone2ルームモードの機能をオンにする(S3)。
次に、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があった場合のAVアンプ1の処理動作を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があったか否かを判断する(S11)。制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作がないと判断している間は(S11:No)、S11の処理を繰り返し実行する。制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作があったと判断した場合(S11:Yes)、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」を「オン」にする(S12)。次に、制御部2は、Zone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付け、Zone2ルームモードの機能をオンにする(S13)。次に、制御部2は、RAMのソフトウェアタイマーをスタートさせる(S14)。次に、制御部2は、ソフトウェアタイマーに基づいて、所定時間経過しているか否かを判断する(S15)。制御部2は、所定時間経過していないと判断している間は(S15:No)、S15の処理を繰り返し実行する。制御部2は、所定時間経過していると判断した場合(S15:Yes)、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする(S16)。
次に、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作があった場合のAVアンプ1の処理動作を、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。制御部2は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作があったか否かを判断する(S21)。制御部2は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作がないと判断している間は(S21:No)、S21の処理を繰り返し実行する。制御部2は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作があったと判断した場合(S21:Yes)、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」が「オン」であるか否かを判断する(S22)。制御部2は、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」が「オン」でない、すなわち、「オフ」であると判断した場合(S22:No)、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付け、操作に基づいた処理を実行する(S23)。一方、制御部2は、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」が「オン」であると判断した場合(S22:Yes)、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けず、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、制御部2は、AVアンプ1とは別に設けられたリモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、その後のZone2ルームモードに関連する、AVアンプ1に設けられた操作ボタン51の操作を受け付けない。これにより、AVアンプ1に設けられた操作ボタン51の操作により、メインルーム以外に設置されるAVアンプ300へ出力される音声への影響を抑制することができる。
また、本実施形態では、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、所定時間、その後のZone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。これにより、ユーザーは、所定時間後に、操作ボタン51により、Zone2ルームモードに関連する操作を行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、所定時間にわたって、アナログ音声出力端子14に出力されるアナログ音声信号がゼロである場合に、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン52の操作を受け付ける。また、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、少なくとも所定時間は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。
具体的には、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、「Zone2キーロックフラグ」を「オン」にする。このとき、制御部2は、RAMのソフトウェアタイマーをスタートさせる。ここで、制御部2のA/Dポートには、アナログ音声出力端子14に出力されるアナログ音声信号が供給されるようになっている(図1参照。)。制御部2は、A/Dポートに供給されるアナログ音声信号をA/D変換し、アナログ音声出力端子14に出力されるアナログ音声信号がゼロ、すなわち、アナログ音声出力端子14にアナログ音声信号が出力されているか否かを判断する。制御部2は、このような判断を定期的に行い、所定時間にわたって、アナログ音声出力端子14に出力されるアナログ音声信号がゼロである場合に、「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする(Zone2キーロック自動解除)。そして、制御部2は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作があれば、その操作を受け付ける。
上述のように、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、「Zone2キーロックフラグ」を「オン」にし、所定時間にわたって、アナログ音声出力端子14に出力されるアナログ音声信号がゼロである場合は、「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする。従って、少なくとも、所定時間は、「Zone2キーロックフラグ」は「オン」である。このため、制御部2は、少なくとも所定時間は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。
さらに、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、所定時間にわたって、Zone2ルームモードに関連するリモートコントローラ52の操作を受け付けなかった場合に、その後のZone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付ける。また、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、少なくとも所定時間は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。
具体的には、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、「Zone2キーロックフラグ」を「オン」にする。このとき、制御部2は、RAMのソフトウェアタイマーをスタートさせる。制御部2は、ソフトウェアタイマーに基づいて、所定時間にわたって、Zone2ルームモードに関連するリモートコントローラ52の操作を受け付けなかったと判断した場合に、「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする(Zone2キーロック自動解除)。そして、制御部2は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作があれば、その操作を受け付ける。
上述のように、制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、「Zone2キーロックフラグ」を「オン」にし、所定時間にわたって、Zone2ルームモードに関連するリモートコントローラ52の操作を受け付けなかった場合は、「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする。従って、少なくとも、所定時間は、「Zone2キーロックフラグ」は「オン」である。このため、制御部2は、少なくとも所定時間は、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けない。
以下、AVアンプ1が定期的に行うZone2キーロックフラグ自動解除処理を、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。制御部2は、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」が「オン」であるか否かを判断する(S31)。制御部2は、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」が「オン」であると判断した場合(S31:Yes)、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードに関連する操作があったか否かを判断する(S32)。制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードに関連する操作がないと判断した場合(S32:No)、アナログ音声出力端子14に出力されているアナログ音声信号がゼロであるか否かを判断する(S33)。
制御部2は、リモートコントローラ52によるZone2ルームモードに関連する操作があったと判断した場合(S32:Yes)、又は、アナログ音声出力端子14に出力されているアナログ音声信号がゼロでないと判断した場合(S33:No)、ソフトウェアタイマーをリセットする(S34)。従って、このときからソフトウェアタイマーが再スタートするため、少なくともこのときから所定時間内は、「Zone2キーロックフラグ」は、「オフ」とならない。すなわち、制御部2は、このときから少なくとも所定時間内は、操作ボタン51によるZone2ルームモードに関連する操作を受け付けない。
制御部2は、アナログ音声出力端子14に出力されているアナログ音声信号がゼロであると判断した場合(S33:Yes)、ソフトウェアタイマーの計測時間が、所定時間を経過しているか否かを判断する(S35)。制御部2は、ソフトウェアタイマーの計測時間が、所定時間を経過していると判断した場合(S35:Yes)、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」を「オフ」にする(S36)。この後は、制御部2は、操作ボタン51によるZone2ルームモードに関連する操作を受け付ける。
制御部2は、記憶部3の「Zone2キーロックフラグ」が「オン」でない、すなわち、「オフ」であると判断した場合(S31:No)、又は、ソフトウェアタイマーの計測時間が、所定時間を経過していないと判断した場合(S34:No)、処理を終了する。
ここで、所定時間にわたって、アナログ音声出力端子14に出力される音声信号がゼロであった場合、Zone2ルームに音声が出力されていない可能性が高いため、AVアンプ1が、Zone2ルームモードに関連する操作を受け付け、操作に基づいた処理を行っても、Zone2ルームに設置されるAVアンプ1へ出力される音声への影響が出ない。このため、本実施形態では、制御部2は、所定時間にわたって、アナログ音声出力端子14に出力される音声信号がゼロであった場合に、その後のZone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付ける。
また、所定時間にわたって、Zone2ルームモードに関連するリモートコントローラの操作がない場合、Zone2ルームで音声が聴取されている可能性が低いため、AVアンプ1が、Zone2ルームモードに関連する操作を受け付け、操作に基づいた処理を行っても、Zone2ルームに設置されるAVアンプ300へ出力される音声への影響が出ない。このため、本実施形態では、制御部2は、所定時間にわたって、Zone2ルームモードに関連するリモートコントローラ52の操作を受け付けなかった場合に、その後のZone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付ける。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の第2実施形態においては、制御部2は、所定時間にわたって、アナログ音声出力端子14に出力される音声信号がゼロであった場合に、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けるようになっている。これに限らず、制御部2は、所定時間にわたって、アナログ音声出力端子14に出力される音声信号が所定値未満であった場合に、Zone2ルームモードに関連する操作ボタン51の操作を受け付けるようになっていてもよい。
上述の実施形態においては、AVアンプ1は、メインルームモード、Zone2ルームモードを有している場合について説明した。これに限らず、AVアンプ1は、アナログ音声出力端子を2以上有しており、メインルーム以外の2以上のルームに設置されるAVアンプに音声信号を出力するモード(Zone3ルームモード)を有していてもよい。
上述の実施形態においては、AVアンプ1は、Zone2ルームモードにおいては、コンテンツ再生装置100から入力される音声信号を増幅等せずに、アナログ音声出力端子14に出力する。これに限らず、AVアンプは、アナログ音声出力端子14に替えて、スピーカー端子を有しており、スピーカー端子にスピーカーが接続されているような場合、音声信号を増幅等してスピーカーに出力するようになっていてもよい。
本発明は、音声信号に増幅等の音声処理を行う音声処理装置に好適に採用され得る。
1 AVアンプ(音声処理装置)
2 制御部
3 記憶部
5 操作部
51 操作ボタン(第1操作部)
52 リモートコントローラ(第2操作部)
14 アナログ音声出力端子(音声出力端子)
200 メインスピーカー(機器)
300 AVアンプ(機器)

Claims (3)

  1. 第1ルームに設置される機器に音声信号を出力する第1ルームモード、第2ルームに設置される機器に音声信号を出力する第2ルームモードを有する音声処理装置であって、
    自装置に設けられた第1操作部と、
    自装置とは別に設けられた遠隔の第2操作部と、
    前記第1操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付け、
    前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けない制御部と、
    前記第2ルームに設置される機器に音声信号を出力するための音声出力端子と、を備え、
    前記制御部は、前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、
    所定時間にわたって、前記音声出力端子に出力される音声信号が所定値未満であった場合に、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付け、
    少なくとも前記所定時間は、前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けないことを特徴とする音声処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた場合、所定時間、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けないことを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第2操作部による前記第2ルームモードの機能をオンにする操作を受け付けた後、
    所定時間にわたって、前記第2ルームモードに関連する前記第2操作部の操作を受け付けなかった場合に、その後の前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付け、
    少なくとも前記所定時間は、前記第2ルームモードに関連する前記第1操作部の操作を受け付けないことを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
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