JP2003045166A - オーディオシステムおよび音響機器制御方法 - Google Patents

オーディオシステムおよび音響機器制御方法

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JP2003045166A
JP2003045166A JP2001230912A JP2001230912A JP2003045166A JP 2003045166 A JP2003045166 A JP 2003045166A JP 2001230912 A JP2001230912 A JP 2001230912A JP 2001230912 A JP2001230912 A JP 2001230912A JP 2003045166 A JP2003045166 A JP 2003045166A
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Japan
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speaker
signal
control signal
audio
audio device
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JP2001230912A
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Isao Nakamura
功 中村
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な配線構造により、配線作業の省力化等
を図ることのできるオーディオシステムを提供すること
である。 【解決手段】 メインルームに配置されたレシーバ1
は、リモコン5aからIR信号が送信されると、楽曲音
の出力先をスピーカ4L,4Rに切り替えて、CDプレ
ーヤ2等にて再生された楽曲音をメインルームにおいて
出力させる。また、サブルーム内に配置されたスピーカ
6は、IR受信器等を備えており、リモコン5bからI
R信号が送信されると、制御信号に変換し、そしてAM
変調した後に、スピーカケーブルC3を介して、レシー
バ1に伝送する。この制御信号を取得したレシーバ1
は、楽曲音の出力先をスピーカ6,7に切り替えて、楽
曲音をサブルームにおいて出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオシス
テムおよび音響機器制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD(コンパクトディスク)
やMD(ミニディスク)等に記録された楽曲データを再
生し、再生した楽曲音をスピーカから出力するオーディ
オシステムが広く普及している。このようなオーディオ
システムは、様々な利用者の用途や使用形態等に対応し
て種々の製品が生産され、利用者の好みや使い勝手に合
わせて使用されている。例えば、本体となる音響機器
(ステレオ機器)が配置された部屋以外でも、楽曲音を
聴くことができるように、他の部屋にもスピーカを配置
するオーディオシステムが知られている。
【0003】以下、他の部屋においても楽曲音を聴くこ
とができるオーディオシステムについて、図8を参照し
て説明する。図8は、従来のオーディオシステムの構成
の一例を示すブロック図である。図示するように、この
オーディオシステムは、IR(Infrared Rays)信号等
に従って、オーディオシステム全体を制御するレシーバ
101と、音楽CD等に記録された楽曲データを再生す
るCDプレーヤ102と、MDに楽曲データを記録し、
また、記録した楽曲データを再生するMDレコーダ10
3と、楽曲音を出力するスピーカ104L,104R,
106L,106Rと、IR信号を送信するリモコン1
05a,105bと、IR信号を受信するIR受信器1
07と、から構成される。なお、レシーバ101、CD
プレーヤ102、MDレコーダ103、スピーカ104
L,104R及び、リモコン105aは、メインルーム
(例えば、リビングルーム等)に配置され、また、スピ
ーカ106L,106R、IR受信器107、及び、リ
モコン105bは、サブルーム(例えば、ダイニングル
ーム等)に配置されている。つまり、レシーバ101
は、同じメインルームに配置されたスピーカ104L,
104Rと所定のスピーカケーブルを介して接続され、
また、サブルームに配置されたスピーカ106L,10
6Rとも別のスピーカケーブルを介して接続されてい
る。更に、レシーバ101は、サブルームに配置された
IR受信器107と所定の信号線を介して接続されてい
る。
【0004】そして、レシーバ101は、リモコン10
5aからIR信号が送信されると、楽曲音の出力先をス
ピーカ104L,104Rに切り替えて、CDプレーヤ
102等にて再生された音声信号(楽曲音)をメインル
ームのスピーカ104L,104Rから出力する。ま
た、リモコン105b(IR受信器107)からIR信
号が送信されると、楽曲音の出力先をスピーカ106
L,106Rに切り替えて、音声信号をサブルームのス
ピーカ106L,106Rから出力する。すなわち、利
用者は、レシーバ101等が配置されたメインルームだ
けでなく、サブルームにおいても、リモコン105bを
操作し、IR受信器107を介してレシーバ101に対
して再生動作等を指示することにより、楽曲音を聴くこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すような従来のオーディオシステムは、メインルーム
とサブルームとの間において、レシーバ101とスピー
カ106L,106Rとを接続するためのスピーカケー
ブルの他に、レシーバ101とIR受信器107とを接
続するための信号線を配線する必要があった。このた
め、配線作業に余分な手間がかかることになり、より簡
素な配線構造のオーディオシステムが求められていた。
【0006】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、簡素な配線構造により、配線作業の省力化等を図
ることのできるオーディオシステムおよび音響機器制御
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るオーディオシステムは、
音響機器にて再生した音声信号をケーブルを介してスピ
ーカに向けて出力するオーディオシステムであって、所
定のコントローラから送信された無線信号を前記スピー
カにて受信して、対応する制御信号に変換する受信手段
と、前記受信手段が受信して変換した制御信号を、前記
ケーブルを介して前記スピーカから前記音響機器に向け
て伝送する伝送手段と、前記伝送手段により前記ケーブ
ルを介して伝送された制御信号を前記音響機器にて取得
する取得手段と、前記取得手段により取得された制御信
号に従って、前記音響機器における所定動作を制御する
制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係るオーディオシステムは、音響機器とスピーカ
とがケーブルを介して接続され、該音響機器にて再生し
た音声信号を該スピーカに向けて出力するオーディオシ
ステムであって、前記スピーカは、所定のコントローラ
から送信された無線信号を受信して、対応する制御信号
に変換する受信手段と、前記受信手段が受信し変換した
制御信号を、接続された前記ケーブルを介して前記音響
機器に向けて伝送する伝送手段と、を備え、前記音響機
器は、接続された前記ケーブルを介して前記伝送手段か
ら伝送された制御信号を取得する取得手段と、前記取得
手段により取得された制御信号に従って、前記音響機器
における所定動作を制御する制御手段と、を備える、こ
とを特徴とするオーディオシステム。
【0009】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係るオーディオシステムは、音響機器と複数系統
のスピーカとがスピーカケーブルを介してそれぞれ接続
され、該音響機器にて再生した音声信号を該複数系統の
スピーカに向けて出力するオーディオシステムであっ
て、前記複数系統のスピーカにおける少なくとも1つの
スピーカは、所定のコントローラから送信されたIR
(Infrared Rays)信号を受信して、対応する制御信号
に変換する受信手段と、前記受信手段が受信し変換した
制御信号を所定方式にて変調する変調手段と、前記変調
手段により変調された制御信号を、接続された前記スピ
ーカケーブルを介して前記音響機器に向けて伝送する伝
送手段と、を備え、前記音響機器は、前記複数系統のス
ピーカへの電気的な接続を任意に切り替える切替手段
と、接続された前記スピーカケーブルを介して前記伝送
手段から伝送された制御信号を取得する取得手段と、前
記取得手段が取得した制御信号を復調する復調手段と、
前記復調手段により復調された制御信号に従って、前記
切替手段を制御し、少なくとも1系統のスピーカに向け
て音声信号を出力させる制御手段と、を備える、ことを
特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係るオーディオシステムは、音響機器と第1及び
第2のスピーカとが第1及び第2のケーブルを介してそ
れぞれ接続され、該音響機器にて再生した音声信号を該
第1及び第2のスピーカに向けて出力するオーディオシ
ステムであって、前記第1のスピーカは、所定のコント
ローラから送信されたIR信号を受信して、対応する制
御信号に変換する受信手段と、前記受信手段が受信し変
換した制御信号を、接続された前記第1のケーブルを介
して前記音響機器に向けて伝送する伝送手段と、を備
え、前記第2のスピーカは、接続された前記第2のケー
ブルを介して前記音響機器から送られた返信信号を取得
する返信信号取得手段と、前記返信信号取得手段が取得
した返信信号に対応するIR信号を所定のコントローラ
に向けて送信する送信手段と、を備え、前記音響機器
は、接続された前記第1のケーブルを介して前記伝送手
段から伝送された制御信号を取得する取得手段と、前記
取得手段により取得された制御信号に従って、前記音響
機器における所定動作を制御する制御手段と、前記第2
のスピーカに向けた所定の返信信号を生成する生成手段
と、接続された前記第2のケーブルを介して、前記生成
手段が生成した返信信号を前記第2のスピーカに伝送す
る返信信号伝送手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点に係る音響機器制御方法は、音響機器と複数系統の
スピーカとがスピーカケーブルを介してそれぞれ接続さ
れ、該スピーカを含む複数の受光箇所にて受信したIR
信号に従って、該音響機器にて再生した音声信号を該複
数系統のスピーカに向けて出力するオーディオシステム
であって、所定のコントローラから送信され、任意の受
光箇所にて受信したIR信号を、受光箇所を示す情報が
含まれる制御信号に変換する受信手段と、前記受信手段
が受信して変換した制御信号を、前記ケーブルを含む対
応する伝送路を介して前記音響機器に向けて伝送する伝
送手段と、前記伝送手段により伝送された制御信号を前
記音響機器にて取得する取得手段と、前記取得手段によ
り取得された制御信号に従って、受光箇所を特定すると
共に、少なくとも1系統のスピーカに向けて音声信号を
出力させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点に係る音響機器制御方法は、音響機器と第1及び第
2のスピーカとが第1及び第2のケーブルを介してそれ
ぞれ接続され、該音響機器にて再生した音声信号を該第
1及び第2のスピーカに向けて出力するオーディオシス
テムであって、前記第1のスピーカは、所定のコントロ
ーラから送信されたIR信号を受信して、第1のスピー
カを示す情報を含んだ制御信号に変換する第1の受信手
段と、前記第1の受信手段が受信し変換した制御信号
を、接続された前記第1のケーブルを介して前記音響機
器に向けて伝送する第1の伝送手段と、を備え、前記第
2のスピーカは、所定のコントローラから送信されたI
R信号を受信して、第2のスピーカを示す情報を含んだ
制御信号に変換する第2の受信手段と、前記受信手段が
受信し変換した制御信号を、接続された前記第2のケー
ブルを介して前記音響機器に向けて伝送する第2の伝送
手段と、を備え、前記音響機器は、接続された前記第1
及び第2のケーブルを介して前記第1及び第2の伝送手
段から伝送された制御信号を取得する取得手段と、前記
取得手段により取得された制御信号に従って、IR信号
を受信した第1及び第2のスピーカの何れかを特定する
と共に、前記音響機器における所定動作を制御する制御
手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第7の
観点に係る音響機器制御方法は、音響機器とスピーカと
がケーブルを介して接続されたオーディオシステムにお
ける音響機器制御方法であって、所定のコントローラか
ら送信されたIR信号をスピーカにて受信して、対応す
る制御信号に変換する受信ステップと、前記受信ステッ
プにて受信され変換された制御信号を、スピーカからケ
ーブルを介して音響機器に伝送する伝送ステップと、前
記伝送ステップにてケーブルを介して伝送された制御信
号を音響機器にて取得する取得ステップと、前記取得ス
テップにて取得された制御信号に従って、音響機器にお
ける所定動作を制御する制御ステップと、を備えること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるオー
ディオシステムについて、以下図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は、この発明の実施の形態に適用され
るオーディオシステムの構成の一例を示すブロック図で
ある。このオーディオシステムは、レシーバ1と、CD
プレーヤ2と、MDレコーダ3と、スピーカ4L,4
R,6,7と、リモコン5a,5bと、から構成され
る。なお、レシーバ1、CDプレーヤ2、MDレコーダ
3、スピーカ4L,4R、及び、リモコン5aは、メイ
ンルーム(例えば、リビングルーム等)に配置され、ま
た、スピーカ6,7、及び、リモコン5bは、サブルー
ム(例えば、ダイニングルーム等)に配置されている。
つまり、レシーバ1は、同じメインルームに配置された
スピーカ4L,4RとスピーカケーブルC1,C2を介
して接続され、また、サブルームに配置されたスピーカ
6,7とスピーカケーブルC3,C4を介して接続され
ている。
【0016】レシーバ1は、アンプ及びチューナ等が組
み合わされた音響機器であり、オーディオシステム全体
を制御する。具体的にレシーバ1は、図2に示すよう
に、メインアンプ11と、スピーカスイッチ12,13
と、分波器14と、検波器15と、波形成形器16と、
レシーバCPU17と、を含んで構成される。そして、
端子18につながるスピーカケーブルC1,C2を介し
てスピーカ4L,4Rと接続され、また、端子19につ
ながるスピーカケーブルC3,C4を介してスピーカ
6,7と接続されている。なお、レシーバ1は、図示せ
ぬIR信号受信部を備え、リモコン5aから送られるI
R信号を受信できるものとする。
【0017】メインアンプ11は、CDプレーヤ2やM
Dレコーダ3等により再生された音声信号(楽曲音)を
適宜増幅し、増幅した音声信号をスピーカスイッチ1
2,13等を介してそれぞれスピーカ4L,4Rと、ス
ピーカ6,7に向けて供給する。スピーカスイッチ1
2,13は、レシーバCPU17によりオン/オフ制御
される。なお、リモコン5a,5bには、スピーカスイ
ッチ12を制御するためのスイッチ「スピーカA」及
び、スピーカスイッチ13を制御するためのスイッチ
「スピーカB」がそれぞれ配置されている。そして、リ
モコン5a又は5bのスイッチ「スピーカA」が押下さ
れると、レシーバCPU17は、スピーカスイッチ12
をオン制御する。また、リモコン5a又は5bのスイッ
チ「スピーカB」が押下されると、レシーバCPU17
は、スピーカスイッチ13をオン制御する。
【0018】分波器14は、端子19につながるスピー
カケーブルC3を介してスピーカ6と接続され、スピー
カ6側から伝送された制御信号(後述するAM変調され
た制御信号)を抽出して検波器15に供給する。なお、
分波器14は、スピーカスイッチ13を介してメインア
ンプ11から供給された音声信号を、検波器15に送る
ことなく、スピーカケーブルC3を介してスピーカ6だ
けに供給できる。検波器15は、分波器14から供給さ
れた制御信号を、検波・復調することにより、信号成分
を取り除いた復調信号を生成する。そして、この復調信
号を波形成形器16に供給する。
【0019】波形成型器16は、検波器15から供給さ
れた復調信号に従って波形成形し、元の制御信号(後述
するIR受信器64にて生成された制御信号)を復元す
る。そして、復元した制御信号をレシーバCPU17に
供給する。レシーバCPU(Central Processing Uni
t)17は、図示せぬ不揮発性メモリ等に記憶されたプ
ログラムに従って、レシーバ1全体を制御する。具体的
にレシーバCPU17は、リモコン5aのスイッチ「ス
ピーカA」が押下され、リモコン5aから送られるIR
信号をレシーバ1内の図示せぬIR信号受信部を介して
受信すると、スピーカスイッチ12をオン制御して、楽
曲音の出力先をスピーカ4L,4Rに切り替える。そし
て、CDプレーヤ2等にて再生された音声信号(楽曲
音)をメインルームに配置されたスピーカ4L,4Rに
向けて出力する。また、リモコン5bのスイッチ「スピ
ーカB」が押下され、リモコン5bから送られるIR信
号(IR受信器64から送られる制御信号)を波形成形
器16等を介して受信すると、レシーバCPU17は、
スピーカスイッチ13をオン制御して、楽曲音の出力先
をスピーカ6,7に切り替える。そして、CDプレーヤ
2等にて再生された音声信号をサブルームに配置された
スピーカ6,7に向けて出力する。なお、レシーバCP
U17は、リモコン5aのスイッチ「スピーカB」が押
下された場合に、同様にスピーカスイッチ13をオン制
御し、また、リモコン5bのスイッチ「スピーカA」が
押下された場合に、同様にスピーカスイッチ12をオン
制御する。
【0020】図1に戻って、CDプレーヤ2は、レシー
バ1に制御され、音楽CD等に記録された楽曲データを
再生する。CDプレーヤ2は、再生により生成した音声
信号をレシーバ1に供給する。MDプレーヤ3は、レシ
ーバ1に制御され、MDに楽曲データを記録し、また、
記録した楽曲データを再生する。MDプレーヤ3は、再
生により生成した音声信号をレシーバ1に供給する。
【0021】スピーカ4L,4Rは、メインルーム内に
配置され、それぞれ図2に示すように、ネットワーク4
1と、高音用スピーカ42aと、低音用スピーカ42b
と、を備えて構成される。そして、端子43につながる
スピーカケーブルC1,C2を介してレシーバ1と接続
されている。ネットワーク(クロスオーバネットワー
ク)41は、レシーバ1から供給される音声信号を高音
用と低音用とに分け、高音用スピーカ42a及び低音用
スピーカ42bにそれぞれ供給する。高音用スピーカ4
2a及び、低音用スピーカ42bは、ネットワーク41
から供給される音声信号に従って、所定の振動板を振動
させて楽曲音を発する。
【0022】リモコン5a,5bは、複数のキーが配置
され、押下されるキーに応じて、所定コマンドを規定す
るIR信号を生成する。例えば、リモコン5a,5b
は、所定の再生キーが利用者により押下されると、再生
コマンドを規定するIR信号を生成する。なお、リモコ
ン5aは、生成したIR信号をメインルームのレシーバ
1等に向けて送信し、また、リモコン5bは、生成した
IR信号をサブルームのスピーカ6等に向けて送信す
る。
【0023】スピーカ6は、サブルーム内に配置され、
図2に示すように、混合器61と、ネットワーク62
と、高音用スピーカ63aと、低音用スピーカ63b
と、IR受信器64と、変調器65と、を備えて構成さ
れる。そして、端子66につながるスピーカケーブルC
3を介してレシーバ1と接続されている。混合器61
は、回路インピーダンスを調整すると共に、変調器65
から送られる制御信号をケーブルC3を介してレシーバ
1に向けて伝送する。なお、混合器61は、レシーバ1
から送られる音声信号を変調器65に供給することな
く、ネットワーク62にそのまま供給する。また、混合
器61は、変調器65から送られる制御信号をネットワ
ーク62には供給しない。
【0024】ネットワーク62は、レシーバ1から供給
される音声信号を高音用と低音用とに分け、高音用スピ
ーカ63a及び低音用スピーカ63bにそれぞれ供給す
る。高音用スピーカ63a及び、低音用スピーカ63b
は、ネットワーク62から供給される音声信号に従っ
て、所定の振動板を振動させて楽曲音を発する。IR受
信器64は、リモコン5bから送られるIR信号を受信
して、対応する制御信号(電気信号)に変換する。そし
て、この制御信号を変調器65に供給する。変調器65
は、IR受信器64から供給された制御信号にAM変調
を施し、AM変調した制御信号を混合器61に供給す
る。そして、混合器61は、この制御信号を、スピーカ
ケーブルC3を介してレシーバ1に伝送する。
【0025】すなわち、スピーカ6は、レシーバ1から
送られる音声信号がスピーカケーブルC3を介して供給
されると、この音声信号に従って楽曲音を出力する。ま
た、リモコン5bから送られるIR信号を受信すると、
制御信号に変換し、そしてAM変調した後に、同じスピ
ーカケーブルC3を介して、レシーバ1に伝送する。
【0026】スピーカ7は、サブルーム内に配置され、
図2に示すように、ネットワーク62と、高音用スピー
カ63aと、低音用スピーカ63bと、を備えて構成さ
れる。そして、端子71につながるスピーカケーブルC
4を介してレシーバ1と接続されている。
【0027】以下、この発明の実施の形態にかかるオー
ディオシステムの動作について、図3を参照して説明す
る。図3は、レシーバ1のレシーバCPU17が実行す
る楽曲再生処理を説明するためのフローチャートであ
る。なお、この楽曲再生処理は、例えば、レシーバ1の
電源が投入された後に開始される。
【0028】まず、レシーバCPU17は、IR信号を
受信したか否かを判別する(ステップS11)。つま
り、メインルームにおいてリモコン5a等から送られた
IR信号を受信したか否かを判別する。レシーバCPU
17は、IR信号を受信したと判別した場合、スピーカ
の管理に用いる情報となるスピーカ区分に「1」をセッ
トする(ステップS12)。つまり、所定のメモリ内に
確保した領域(スピーカ区分の格納領域)に、「1」を
セットする。なお、スピーカ区分が「1」となっている
と、制御対象のスピーカがメインルームに配置されたス
ピーカ4L,4Rであることを示す。
【0029】一方、IR信号を受信していないと判別し
た場合に、レシーバCPU17は、制御信号を受信した
か否かを判別する(ステップS13)。つまり、サブル
ームにおいてリモコン5b等からIR信号が送られるこ
とにより、スピーカケーブルC3を介して、スピーカ6
から制御信号が伝送されたか否かを判別する。レシーバ
CPU17は、制御信号を受信したと判別した場合、ス
ピーカ区分に「2」をセットする(ステップS14)。
なお、スピーカ区分が「2」となっていると、制御対象
のスピーカがサブルームに配置されたスピーカ6,7で
あることを示す。また、制御信号をも受信していないと
判別した場合に、レシーバCPU17は、ステップS1
1に処理を戻す。
【0030】そして、IR信号又は制御信号を受信した
レシーバCPU17は、受信したIR信号又は制御信号
が、再生を指示するコマンド(再生コマンド)であるか
否かを判別する(ステップS15)。つまり、利用者に
よって、リモコン5a又は、5bの再生キーが押下され
たか否かを判別する。
【0031】IR信号又は制御信号が再生コマンドであ
る場合に、レシーバCPU17は、メモリにセットされ
ているスピーカ区分が「1」であるか否かを判別する
(ステップS16)。そして、スピーカ区分が「1」で
ある場合に、レシーバCPU17は、スピーカスイッチ
12をオン制御し(ステップS17)、また、スピーカ
区分が「2」である場合に、スピーカスイッチ13をオ
ン制御する(ステップS18)。そして、レシーバCP
U17は、再生コマンドに従って、CDプレーヤ2等を
制御して、所定の楽曲データを再生させる(ステップS
19)。これにより、利用者によるリモコン5a又は、
5bの操作に従って、楽曲音がスピーカ4L,4R又
は、スピーカ6,7にて出力される。
【0032】また、ステップS15にて、再生コマンド
でないと判別した場合に、レシーバCPU17は、受信
したIR信号又は制御信号が、再生停止を指示するコマ
ンド(停止コマンド)であるか否かを判別する(ステッ
プS20)。IR信号又は制御信号が停止コマンドであ
る場合に、レシーバCPU17は、そのコマンドに従っ
て、CDプレーヤ2等を制御して、楽曲再生を停止させ
る(ステップS21)。そして、メモリにセットされて
いるスピーカ区分を判別し(ステップS22)、スピー
カ区分が「1」である場合に、スピーカスイッチ12を
オフ制御し(ステップS23)、また、スピーカ区分が
「2」である場合に、スピーカスイッチ13をオフ制御
する(ステップS24)。
【0033】また、ステップS20にて、停止コマンド
でないと判別した場合に、レシーバCPU17は、受信
したIR信号又は制御信号のコマンドにて指示された所
定動作を行う(ステップS25)。例えば、IR信号又
は制御信号がボリュームを増大させるコマンドである場
合に、レシーバCPU17は、メインアンプ11の増幅
率を適宜上昇させる。そして、レシーバCPU17は、
上記の何れかのコマンドに従った動作を行った後、ステ
ップS11に処理を戻し、上述のステップS11〜S2
5の処理を繰り返し実行する。
【0034】このように、楽曲再生処理により、リモコ
ン5a等からIR信号が送信されると、楽曲音の出力先
をスピーカ4L,4Rに切り替えて、CDプレーヤ2等
にて再生された音声信号をメインルームのスピーカ4
L,4Rから出力等する。また、リモコン5b等からI
R信号が送信され、対応する制御信号がスピーカケーブ
ルC3を介して、レシーバ1に供給されると、楽曲音の
出力先をスピーカ6,7に切り替えて、音声信号をサブ
ルームのスピーカ6,7から出力等する。すなわち、利
用者は、レシーバ1等が配置されたメインルームだけで
なく、サブルームにおいても、リモコン5b等を操作
し、スピーカケーブルC3を介して伝送される制御信号
により、レシーバ1に対して再生コマンド等が指示で
き、楽曲音を聴くことができる。
【0035】そして、このオーディオシステムは、簡素
な配線構造により、配線作業の省力化等を図ることがで
きる。
【0036】上記の実施の形態では、片方向通信のリモ
コン5bを用いた場合のオーディオシステムについて説
明したが、双方向通信のリモコンを用いた場合でも適宜
適用可能である。以下、双方向通信のリモコンを使用す
るオーディオシステムについて、図4等を参照して説明
する。
【0037】図4は、この発明の他の実施の形態に適用
されるオーディオシステムの一例を示すブロック図であ
る。このオーディオシステムは、レシーバ8と、CDプ
レーヤ2と、MDレコーダ3と、スピーカ4L,4R,
6,9と、リモコン5a,5cと、から構成される。な
お、メインルームに配置されるCDプレーヤ2、MDレ
コーダ3、スピーカ4L,4R、及び、リモコン5a
は、図1に示すオーディオシステムと同じ構成である。
また、サブルームに配置されるスピーカ6は、図1に示
すオーディオシステムと同じ構成である。
【0038】レシーバ8は、図5に示すように、メイン
アンプ11と、スピーカスイッチ12,13と、分波器
14と、検波器15と、波形成形器16と、レシーバC
PU81と、変調器82と、混合器83と、を含んで構
成される。なお、メインアンプ11〜波形成形器16
は、図2に示すレシーバ1と同じ構成である。
【0039】レシーバCPU81は、図2に示すレシー
バCPU17と同じ動作を行うと共に、サブルームのリ
モコン5cに向けた所定の返信信号を生成して、変調器
82に供給する。変調器82は、レシーバCPU81か
ら供給された返信信号にAM変調を施し、AM変調した
返信信号を混合器83に供給する。そして、混合器81
は、変調された返信信号を、スピーカケーブルC4を介
してスピーカ9に伝送する。
【0040】図4に戻って、リモコン5cは、サブルー
ム内に配置される双方向通信が可能なリモコンであり、
押下されるキーに応じたIR信号をスピーカ6に向けて
送信すると共に、スピーカ9から送られるIR信号を受
信する。
【0041】スピーカ9は、サブルーム内に配置され、
図5に示すように、ネットワーク62と、高音用スピー
カ63aと、低音用スピーカ63bと、分波器91と、
検波器92と、IR送信器93と、を備えて構成され
る。そして、端子94につながるスピーカケーブルC4
を介してレシーバ1と接続されている。
【0042】分波器91は、スピーカケーブルC4を介
して、レシーバ8側から伝送された返信信号(AM変調
された返信信号)を抽出して検波器92に供給する。な
お、分波器91は、同じスピーカケーブルC4を介して
レシーバ8側から供給された音声信号を、検波器92に
送ることなく、ネットワーク62だけに供給できる。検
波器92は、分波器91から供給された返信信号を、検
波・復調することにより、信号成分を取り除いた復調信
号を生成する。そして、この復調信号をIR送信器93
に供給する。そして、IR送信器93は、検波器92か
ら供給される復調信号に従って、対応するIR信号を生
成し、リモコン5cに向けて送信する。
【0043】上述した図4等に示すオーディオシステム
も、スピーカケーブルC3,C4を使用して、制御信号
や返信信号を伝送することができる。そして、このオー
ディオシステムは、簡素な配線構造により、配線作業の
省力化等を図ることができる。
【0044】上記の実施の形態では、レシーバ1、8が
1つのアンプ11を備えており、メインルーム(スピー
カ4L,4R)及び、サブルーム(スピーカ6,7等)
に向けて、音声信号を出力したが、レシーバに複数のア
ンプを設けて、メインルーム及びサブルームにそれぞれ
異なる音声信号を出力できるようにしてもよい。例え
ば、図6,7に示すように、レシーバ111,118に
2つのメインアンプ11a,11bを備えることによ
り、メインルーム及びサブルームの利用者が別々の楽曲
音を聴くことができる。
【0045】具体的に説明すると、図6に示すレシーバ
111は、メインアンプ11a,11bと、スピーカス
イッチ12,13と、分波器14と、検波器15と、波
形成形器16と、レシーバCPU17と、を含んで構成
される。また、図7に示すレシーバ118は、メインア
ンプ11a,11bと、スピーカスイッチ12,13
と、分波器14と、検波器15と、波形成形器16と、
レシーバCPU81と、変調器82と、混合器83と、
を含んで構成される。
【0046】そして、それぞれのアンプ11aは、CD
プレーヤ2やMDレコーダ3等により再生された音声信
号(楽曲音)を適宜増幅し、増幅した音声信号をスピー
カスイッチ12を介してスピーカ4L,4Rに向けて供
給する。また、それぞれのアンプ11bは、CDプレー
ヤ2やMDレコーダ3等により再生された音声信号(楽
曲音)を適宜増幅し、増幅した音声信号をスピーカスイ
ッチ13を介してスピーカ6,7に向けて供給する。な
お、その他の構成は、それぞれ、図2に示すレシーバ1
及び、図5に示すレシーバ8と同じ構成である。また、
スピーカ4L,4R及び、スピーカ6,7,9も、図2
及び図5と同じ構成である。
【0047】上記構成の図6及び図7に示すオーディオ
システムは、リモコン5a,5b(5c)から送られる
IR信号に従って、独立して音楽ソース(CDプレーヤ
2及びMDレコーダ3等)を選択できるため、メインル
ーム及びサブルームにて、異なる楽曲音を出力できる。
そして、図6及び図7に示すオーディオシステムは、簡
素な配線構造により、配線作業の省力化等を図ることが
できる。
【0048】上記の実施の形態では、IR信号を送信等
するリモコン5b,5cを使用した場合について説明し
たが、RF(Radio Frequency)信号を送信等するリモ
コンを使用する場合でも、適宜応用可能である。
【0049】また、上記の実施の形態では、サブルーム
にスピーカ6,7又は、スピーカ6,9からなる2つの
スピーカを配置する場合について説明したが、サブルー
ムに配置するスピーカの数は、任意であり、また、複数
のサブルームにスピーカ6,7,9等をそれぞれ配置し
てもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡素な配線構造により、配線作業の省力化等を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオーディオシステム
の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るレシーバ及び各スピ
ーカの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る楽曲再生処理を説明
するためのフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態に係るオーディオシス
テムの構成の一例を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るレシーバ及び各
スピーカの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るレシーバ等の変形例
を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係るレシーバ等の変
形例を説明するためのブロック図である。
【図8】従来のオーディオシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 1,8,111,118 レシーバ 2 CDプレーヤ 3 MDレコーダ 4L,4R,6,7,9 スピーカ 5a,5b、5c リモコン 11,11a,11b メインアンプ 12,13 スピーカスイッチ 14,91 分波器 15,92 検波器 16 波形成形器 17,81 レシーバCPU 41,62 ネットワーク 42a,63a 高音用スピーカ 42b,63b 低音用スピーカ 61,83 混合器 64 IR受信器 65,82 変調器 C1〜C4 スピーカケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/00 310 H04R 3/00 310 3/12 3/12 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響機器にて再生した音声信号をケーブル
    を介してスピーカに向けて出力するオーディオシステム
    であって、 所定のコントローラから送信された無線信号を前記スピ
    ーカにて受信して、対応する制御信号に変換する受信手
    段と、 前記受信手段が受信して変換した制御信号を、前記ケー
    ブルを介して前記スピーカから前記音響機器に向けて伝
    送する伝送手段と、 前記伝送手段により前記ケーブルを介して伝送された制
    御信号を前記音響機器にて取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された制御信号に従って、前記
    音響機器における所定動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするオーディオシステム。
  2. 【請求項2】音響機器とスピーカとがケーブルを介して
    接続され、該音響機器にて再生した音声信号を該スピー
    カに向けて出力するオーディオシステムであって、 前記スピーカは、 所定のコントローラから送信された無線信号を受信し
    て、対応する制御信号に変換する受信手段と、 前記受信手段が受信し変換した制御信号を、接続された
    前記ケーブルを介して前記音響機器に向けて伝送する伝
    送手段と、を備え、 前記音響機器は、 接続された前記ケーブルを介して前記伝送手段から伝送
    された制御信号を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された制御信号に従って、前記
    音響機器における所定動作を制御する制御手段と、を備
    える、 ことを特徴とするオーディオシステム。
  3. 【請求項3】音響機器と複数系統のスピーカとがスピー
    カケーブルを介してそれぞれ接続され、該音響機器にて
    再生した音声信号を該複数系統のスピーカに向けて出力
    するオーディオシステムであって、 前記複数系統のスピーカにおける少なくとも1つのスピ
    ーカは、 所定のコントローラから送信されたIR(Infrared Ray
    s)信号を受信して、対応する制御信号に変換する受信
    手段と、 前記受信手段が受信し変換した制御信号を所定方式にて
    変調する変調手段と、 前記変調手段により変調された制御信号を、接続された
    前記スピーカケーブルを介して前記音響機器に向けて伝
    送する伝送手段と、を備え、 前記音響機器は、 前記複数系統のスピーカへの電気的な接続を任意に切り
    替える切替手段と、 接続された前記スピーカケーブルを介して前記伝送手段
    から伝送された制御信号を取得する取得手段と、 前記取得手段が取得した制御信号を復調する復調手段
    と、 前記復調手段により復調された制御信号に従って、前記
    切替手段を制御し、少なくとも1系統のスピーカに向け
    て音声信号を出力させる制御手段と、を備える、 ことを特徴とするオーディオシステム。
  4. 【請求項4】音響機器と第1及び第2のスピーカとが第
    1及び第2のケーブルを介してそれぞれ接続され、該音
    響機器にて再生した音声信号を該第1及び第2のスピー
    カに向けて出力するオーディオシステムであって、 前記第1のスピーカは、 所定のコントローラから送信されたIR信号を受信し
    て、対応する制御信号に変換する受信手段と、 前記受信手段が受信し変換した制御信号を、接続された
    前記第1のケーブルを介して前記音響機器に向けて伝送
    する伝送手段と、を備え、 前記第2のスピーカは、 接続された前記第2のケーブルを介して前記音響機器か
    ら送られた返信信号を取得する返信信号取得手段と、 前記返信信号取得手段が取得した返信信号に対応するI
    R信号を所定のコントローラに向けて送信する送信手段
    と、を備え、 前記音響機器は、 接続された前記第1のケーブルを介して前記伝送手段か
    ら伝送された制御信号を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された制御信号に従って、前記
    音響機器における所定動作を制御する制御手段と、 前記第2のスピーカに向けた所定の返信信号を生成する
    生成手段と、 接続された前記第2のケーブルを介して、前記生成手段
    が生成した返信信号を前記第2のスピーカに伝送する返
    信信号伝送手段と、を備える、 ことを特徴とするオーディオシステム。
  5. 【請求項5】音響機器と複数系統のスピーカとがスピー
    カケーブルを介してそれぞれ接続され、該スピーカを含
    む複数の受光箇所にて受信したIR信号に従って、該音
    響機器にて再生した音声信号を該複数系統のスピーカに
    向けて出力するオーディオシステムであって、 所定のコントローラから送信され、任意の受光箇所にて
    受信したIR信号を、受光箇所を示す情報が含まれる制
    御信号に変換する受信手段と、 前記受信手段が受信して変換した制御信号を、前記ケー
    ブルを含む対応する伝送路を介して前記音響機器に向け
    て伝送する伝送手段と、 前記伝送手段により伝送された制御信号を前記音響機器
    にて取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された制御信号に従って、受光
    箇所を特定すると共に、少なくとも1系統のスピーカに
    向けて音声信号を出力させる制御手段と、 を備えることを特徴とするオーディオシステム。
  6. 【請求項6】音響機器と第1及び第2のスピーカとが第
    1及び第2のケーブルを介してそれぞれ接続され、該音
    響機器にて再生した音声信号を該第1及び第2のスピー
    カに向けて出力するオーディオシステムであって、 前記第1のスピーカは、 所定のコントローラから送信されたIR信号を受信し
    て、第1のスピーカを示す情報を含んだ制御信号に変換
    する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段が受信し変換した制御信号を、接続
    された前記第1のケーブルを介して前記音響機器に向け
    て伝送する第1の伝送手段と、を備え、 前記第2のスピーカは、 所定のコントローラから送信されたIR信号を受信し
    て、第2のスピーカを示す情報を含んだ制御信号に変換
    する第2の受信手段と、 前記受信手段が受信し変換した制御信号を、接続された
    前記第2のケーブルを介して前記音響機器に向けて伝送
    する第2の伝送手段と、を備え、 前記音響機器は、 接続された前記第1及び第2のケーブルを介して前記第
    1及び第2の伝送手段から伝送された制御信号を取得す
    る取得手段と、 前記取得手段により取得された制御信号に従って、IR
    信号を受信した第1及び第2のスピーカの何れかを特定
    すると共に、前記音響機器における所定動作を制御する
    制御手段と、 ことを特徴とするオーディオシステム。
  7. 【請求項7】音響機器とスピーカとがケーブルを介して
    接続されたオーディオシステムにおける音響機器制御方
    法であって、 所定のコントローラから送信されたIR信号をスピーカ
    にて受信して、対応する制御信号に変換する受信ステッ
    プと、 前記受信ステップにて受信され変換された制御信号を、
    スピーカからケーブルを介して音響機器に伝送する伝送
    ステップと、 前記伝送ステップにてケーブルを介して伝送された制御
    信号を音響機器にて取得する取得ステップと、 前記取得ステップにて取得された制御信号に従って、音
    響機器における所定動作を制御する制御ステップと、 を備えることを特徴とする音響機器制御方法。
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